JP2007122329A - ラック利用状態管理装置、ラック図生成装置、ラック利用状態管理方法及びプログラム - Google Patents

ラック利用状態管理装置、ラック図生成装置、ラック利用状態管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ラックの利用状況を常に正確に把握することが容易にできるようにする。
【解決手段】外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置であって、コンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサと、予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶手段と、前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御手段と、を有することを特徴とするラック利用状態管理装置。
【選択図】なし

Description

本発明は、ラックの利用状況を管理する技術に関する。
近年、ネットワークを用いたシステムの運用が一般化し、システム運用に不可欠なサーバやネットワーク機器などのコンピュータ機器(以後単に機器と云う)の台数も増加傾向にある。その為、効率よい機器の設置を行なう為にラックが利用されているが、従来、その利用状況を管理する場合は、管理者が都度その利用状況に関する情報を調べ何らかの形で記録している。
一般的に、ラックの利用状況が変化すると、管理者は、その利用状況に関する情報の記録を更新するが、管理者が検知できない利用が行われる場合や、更新作業が適切に行われない場合、或は、誤った情報が記録される場合も発生し、管理負担が大きく整合性が取れない場合も多々発生している。また、後からの調査が不可能となることも起こっていた。
それ故、計画通りの機器設置が行なえないこと、ラックの仕様を越えた利用が原因で障害が発生することがある。
尚、先行技術として、書籍類及びCD等の商品に非接触型ICタグを貼り付け、システムラック上にこれらの商品を載置し、システムラックからの取り出し、またはシステムラックへの返却等を、非接触ICタグ用リーダ・ライタを使用して、リアルタイムで認識、管理、データ処理まで行う構造を有することを特徴とする非接触ICタグ方式による管理システム装置がある(例えば特許文献1〜2参照)。
特開平11−130213号公報 特開平11−283123号公報
本発明は斯かる背景技術に鑑みてなされたもので、ラックの利用状況を常に正確に把握することが容易にできるようにすることを課題とする。
本発明において上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置であって、
コンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、
当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサと、
予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶手段と、
前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御手段と、
を有することを特徴とするラック利用状態管理装置としたものである。
また請求項2の発明では、請求項1に記載のラック利用状態装置によって管理されているラック負荷限界データ、及び前記コンピュータ機器の負荷データに基づいてラック図を生成するラック図生成手段を有することを特徴とするラック図生成装置としたものである。
また請求項3の発明では、外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサとを有し、前記コンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置が実行する方法であって、
予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶工程と、
前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御工程と、
を含むことを特徴とするラック利用状態管理方法としたものである。
また請求項4の発明では、
外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサとを有し、前記コンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置に、
予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶工程と、
前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御工程と、
を実行させることを特徴とするラック利用状態管理プログラムとしたものである。
本発明は、ラックの利用状況を常に正確に把握すること、さらには、ラックを安全に利用することが容易にできるという効果がある。
特に、請求項2の発明では、ラックの利用状況を常に正確に把握すること、さらには、ラックを安全に利用することが容易にできるラック図を生成可能であるという効果がある。
以下に、本発明の最良の一実施形態を説明する。
1.構成
本実施形態に係るシステムは、図1に示すように、データベースと、データ管理サーバと、ラック機器設置状態センサと、ラック環境状態センサと、ユーザPC端末と、データ表示サーバとを備え、データ管理サーバと、ラック機器設置状態センサと、ラック環境状態センサと、ユーザPC端末と、データ表示サーバとがネットワークに接続されているものである。このシステムは、ラックと一緒になって、請求項1に記載のラック利用状態管理装置と、請求項2に記載のラック図作成装置とを提供する。
データベースは、データを保存する装置である。データベースに保存されるデータには、例えば、ラック状態データ、ラック仕様データ、ラック固有データ、機器仕様データ、機器固有データなどがある。このデータベースは、請求項1に記載の記憶手段を提供する。
ラック状態データは、各ラックの状態を表すデータであって、ラック環境状態データと、ラック機器設置状態データとを含む。
ラック環境状態データは、各ラックの環境の状態を表すデータであって、例えば、各ラック内の温度や湿度、或は、各ラックの電源利用容量を表すデータを含む。
ラック機器設置状態データは、各ラックのどの位置にどの機器が設置されているかという、各ラックの機器設置状態を表すデータである。
ラック仕様データは、各ラックの仕様を表すデータであって、例えば、メーカー、型番、サイズ、ユニット数、耐荷重、受電容量などを表すデータを含む。ここで、メーカーは、ラックを製造した業者の名称である。また、型番は、ラックのタイプを唯一に識別するために、ラックのメーカーが付けた符号である。また、サイズは、高さ、幅、奥行きの寸法で表したラックの大きさである。ユニット数は、ラックに機器を設置可能なユニットの数である。ラックに設置された機器は、一つ又は複数のユニットを占有する。また、耐荷重は、ラックに設置された各機器から加わる重量に対して、負荷可能な総重量の限界値を示すものである。また、受電容量は、ラックに設置された各機器に対して、供給可能な総電力の限界値を示すものである。このように、この耐荷重と受電容量は、ラックに設置された各機器から負荷を掛けられるものの量に対して、ラックに負荷可能な総量の限界値の例となっている。尚、本願では、この限界値を表すデータを、ラック負荷限界データとも云う。
ラック固有データは、個々のラックに固有な情報を表すデータであって、例えば、識別子、設置場所などを表すデータを含む。ここで、識別子は、個々のラックを唯一に識別する符号である。また、設置場所は、ラックが設置されている場所である。
機器仕様データは、各機器の仕様を表すデータであって、例えば、メーカー、型番、機器名、機器イメージ、サイズ、消費電力、重量などを表すデータを含む。ここで、メーカーは、機器を製造した業者の名称である。また、型番は、ラックのタイプを唯一に識別するために、機器のメーカーが付けた符号である。機器名は、機器の名称である。機器イメージは、機器の前面の画像である。また、サイズは、機器の大きさであって、高さ、幅、奥行きの寸法や、ラックに設置されたときに占めるユニットの数で表したものである。また、消費電力は、機器が消費する電力であって、機器がラックに設置されたとき、このラックから供給を受ける電力である。また、重量は、機器の重さであって、機器がラックに設置されたとき、このラックに加わる重さである。このように、この消費電力と重量は、機器をラックに設置したとき、このラックに負荷を掛けるものの量の例となっている。尚、この負荷を掛けるものの量を表すデータを、本願では、負荷データとも云う。
機器固有データは、個々の機器に固有な情報を表すデータであって、例えば、シリアル番号、IPアドレス、OS、ホスト名などを表すデータを含む。ここで、シリアル番号は、個々の機器を唯一に識別するために、メーカーが付けた符号である。また、IPアドレスは、機器が接続しているネットワークにおける機器のIPアドレスである。また、OSは、機器で使用しているOS(Operating System)である。また、ホスト名は、機器が接続しているネットワークにおける機器のホスト名である。
データ管理サーバは、データベースに保存するデータを管理するコンピュータシステムである。データ管理サーバは、データ表示サーバと連携し、セキュリティポリシーに従って、データベースへのアクセスを制御する。このデータ管理サーバは、請求項1に記載の制御手段を提供する。
ラック機器設置状態センサは、ラックの機器設置状態を検知して、この状態を表すデータを取得するためのものである。このデータは、ネットワークを経由して、データ管理サーバに送られて、データベースに保存されているラック機器設置状態データを、最新のものに更新するのに利用される。ラック機器設置状態センサの例を、図2に示す。図2に例示するラック機器設置状態センサは、ラック扉の内側の各ユニットに対応する位置に取り付けられた各リーダからなる。図2に例示するラック機器設置状態センサを用いる場合、機器の前面にはICタグが取り付けられていることを前提としている。このICタグには、少なくとも、この機器の型番やシリアル番号など、この機器を識別する情報を表すデータが記録されている。ラック扉が閉まっているとき、機器が設置されているユニットに対応するリーダが、この機器のICタグから、この機器を識別する情報を表すデータを読み取ることにより、図2に例示するラック機器設置状態センサは、ラックの機器設置状態を検知する。
ラック環境状態センサは、ラックの環境状態を検知し、この環境を表すデータを取得するためのものである。このデータは、ネットワークを経由して、SNMP(Simple
Network Management Protocol)で、データ管理サーバに送られて、データベースに保存されているラック環境状態データを、最新のものに更新するのに利用される。
ユーザPC端末は、データ表示サーバにアクセスして、ラックの利用状況に関する情報を閲覧するための端末としてユーザが利用するパソコンである。ユーザが管理者の場合、ラック仕様データ、ラック固有データ、機器仕様データ、機器固有データなどのデータを、データベースに、登録、更新、或は、削除するのにもユーザPC端末を用いる。
データ表示サーバは、データ管理サーバと連携して、データベースに保存されているデータに基づいて、ラックの利用状況に関する情報を、ユーザPC端末にてユーザが閲覧可能にするコンピュータシステムである。
2.処理
ここで、本実施形態に係るシステムで実行される様々な処理の流れの例を、順に、説明する。
まず、以下に、ラックの機器設置状態を検知したときに実行される処理の流れの例を、図3のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
ラック機器設置状態センサは、ラックの機器設置状態の検知を試み、
この状態を検知できた場合、STEP2に進み、
この状態を検知できなかった場合、STEP1に戻る。
S(STEP)2;
ラック機器設置状態センサは、ラックの機器設置状態を表すデータを取得して、データ管理サーバに送信する。
S(STEP)3;
データ管理サーバは、ラック機器設置状態センサが送信したデータを受信し、このデータの送信元であるラック機器設置状態センサに、データベースに保存されているラック機器設置状態データの更新権限があるか否かを、セキュリティポリシーに基づいて判断し、
変更権限がある場合、STEP4に進み、
変更権限がない場合、STEP1に戻る。
S(STEP)4;
データ管理サーバは、受信したデータを用いて、データベースに保存されているラック機器設置状態データを更新する。
次に、以下に、データベースに保存されているラック機器設置状態データが更新されたときに実行される処理の例を、図4のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
データ管理サーバは、データベースに保存されているラック機器設置状態データの更新を常に監視し、
この更新を検知した場合、STEP2に進み、
この更新を検知しなかった場合、STEP1に戻る。
S(STEP)2;
データ管理サーバは、ラックに設置されている各機器について、重量、消費電力など、ラックに負荷を掛けるものの量を表すデータ(負荷データ)を、データベースから取得する。
S(STEP)3;
データ管理サーバは、ラックに設置されている全ての機器について、重量、消費電力など、ラックに負荷を掛けるものの量を、それぞれの量ごとに、累計する。
S(STEP)4;
データ管理サーバは、耐荷重、受電容量など、ラックに設置された各機器から負荷を掛けられるものの量に対して、ラックに負荷可能な総量の限界値を表すデータ(負荷限界データ)を、データベースから取得する。
S(STEP)5;
データ管理サーバは、重量、消費電力など、ラックに負荷を掛けるものの量の累計値と、耐荷重、受電容量など、ラックに負荷可能な総量とを、それぞれの量ごとに比較して、ラックに負荷を掛けるものの量の累計値が、ラックに負荷可能な総量の限界値を越えている量があるか否かを判断し、
越えている量がある場合、STEP6に進み、
越えている量がない場合、ENDに進む。
S(STEP)6;
データ管理サーバは、ラックに負荷を掛けるものの量の累計値が、ラックに負荷可能な総量の限界値を越えている量について、警告を管理者に通知する。データ管理サーバは、この警告を、例えば、電子メールで管理者に通知しても良い。また例えば、データ表示サーバと連携して、この警告を、管理者が利用しているユーザPC端末に表示することで、管理者に通知しても良い。
次に、以下に、ラックの利用状況に関する情報を閲覧するために実行される処理の流れ
の例を、図5のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
ユーザが、ユーザPC端末にて、データ表示サーバにアクセスすると、データ表示サーバは、メニューを、ユーザPC端末に表示する。このメニューは、ラックの利用状況に関する情報の一覧を示し、この一覧の中から閲覧を希望する情報をユーザが選択可能なものである。このメニューで選択可能な情報には、例えば、機器の情報、ラックの情報、ラック図がある。尚、ラック図については、後述する。
S(STEP)2;
データ表示サーバは、ユーザがメニューで選択した情報を確認し、
ユーザがラック図を選択した場合、STEP3に進み、
ユーザがラック図以外の情報を選択した場合、STEP4に進む。
S(STEP)3;
データ表示サーバは、データ管理サーバと連携して、データベースに保存されているデータに基づいて、ラック図を表すデータ(以後、ラック図データとも云う)を作成する。尚、ラック図データを作成するために実行される処理の流れについては、後述する。
S(STEP)4;
データ表示サーバは、データ管理サーバと連携して、データベースに保存されているデータに基づいて、ユーザが選択したラック図以外の情報を表すデータを作成する。
S(STEP)5;
データ表示サーバは、作成したデータに基づいて、ユーザが選択した情報を、ユーザPC端末に出力する。
ここで、ラック図について説明する。ラック図は、ラックに設置されている機器のレイアウトをビジュアルに表す図である。図6にラック図の例を示す。
図6のラック図では、ラックに設置されている機器の情報を、項目毎に、この機器が占めるユニット(U)に対応する場所に配置する表で、ラックに設置されている機器のレイアウトを表示している。
図6のラック図で、設置機器という項目は、ラックに設置されている機器の前面の画像を表している。
図6のラック図で、電源(A)という項目は、ラックに設置されている機器の消費電力を、定格電圧が100Vであるとして、アンペア(A)で表している。そして、ラックに設置されている機器の消費電力の合計を、ラックの受電容量以内であれば黒色で、ラックの受電容量より大きければ赤色で、電源(A)という項目の下の方に表示している。このため、ラックに設置されている機器の消費電力の合計が、ラックの受電容量以内であるか、或は、ラックの受電容量よりも大きいかが一目瞭然となる。
図6のラック図で、重量(Kg)という項目は、ラックに設置されている機器の重量を表している。そして、ラックに設置されている機器の重量の合計を、ラックの耐荷重以内であれば黒色で、ラックの耐荷重よりも大きいならば赤色で、重量(Kg)という項目の下の方に表示している。このため、ラックに設置されている機器の重量の合計が、ラックの耐荷重以内であるか、或は、ラックの耐荷重よりも大きいかが一目瞭然となる。
図6のラック図では、図の上の方に、ラック識別子、ラック設置場所、ラックサイズといった、ラックそのものの情報も表示している。
次に、以下に、ラック図データを作成するために実行される処理の流れの例を、図7のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
データ表示サーバは、データ管理サーバと連携して、ラック機器設置状態データ、ラック仕様データ、ラック固有データを、データベースから取得する。
S(STEP)2;
データ表示サーバは、変数Nを1にする。
S(STEP)3;
データ表示サーバは、データベースから取得したラック機器設置状態データを参照して、ラックのN番目のユニット(U)に、機器が設置されているか否かを確認し、
設置されている場合、STEP4に進み、
設置されてない場合、STEP8に進む。
S(STEP)4;
データ表示サーバは、データ管理サーバと連携して、N番目のユニットに設置されている機器について、機器仕様データと機器固有データとを、データベースから取得する。
S(STEP)5;
データ表示サーバは、データベースから取得した機器仕様データと機器固有データとから、N番目のユニットに設置されている機器について、この機器の前面の画像、消費電力、重量などラック図に表示する情報を表すデータと、この機器が占めるユニット数を表すデータとを読み出し、これらデータに基づいて、ラック図に表示する情報を、ラック図のラックにおいて、N番目から、この機器の占めるユニット数にNを足して1を引いた数番目までのユニットに対応する位置に表示することを表すデータを作成する。
S(STEP)6;
データ表示サーバは、消費電力、重量など、ラックに負荷を掛ける量を、それぞれの量ごとに累計する。
S(STEP)7;
データ表示サーバは、N番目のユニットに設置されている機器が占めるユニット数を、変数Nに加えたものを、新たに変数Nとする。その後、STEP9に進む。
S(STEP)8;
データ表示サーバは、変数Nに、1を加えたものを、新たに変数Nとする。
S(STEP)9;
データ表示サーバは、データベースから取得したラック仕様データから、ラックに機器を設置可能なユニットの数を表すデータを読み出し、変数Nが、このユニットの数よりも大きいか否かを確認し、
大きい場合、STEP10に進み、
大きくない場合、STEP3に戻る。
S(STEP)10;
データ表示サーバは、データベースから取得したラック仕様データとラック固有データとから、ラック図に表示するラックそのものの情報を表すデータを読み出し、このデータに基づいて、この情報をラック図に表示することを表すデータを作成する。
S(STEP)11;
データ表示サーバは、データベースから取得したラック仕様データから、受電容量、耐荷重など、ラックに負荷可能な総量の限界値を表すデータ(負荷限界データ)を読み出し、この限界値と、消費電力、重量など、ラックに負荷を掛けるものの量の累計値とを、それぞれの量ごとに比較して、ラックに負荷を掛けるものの量の累計値が、ラックに負荷可能な総量の限界値を越えているか否かを判断し、
越えている場合、STEP12に進み、
越えていない場合、STEP13に進む。
S(STEP)12;
データ表示サーバは、累計値を赤色でラック図に表示することを表すデータを作成する。そして、これまでに作成したデータから構成されるデータを、ラック図データとし、その後、ENDに進む。
S(STEP)13;
データ表示サーバは、累計値を黒色でラック図に表示することを表すデータを作成する。そして、これまでに作成したデータから構成されるデータを、ラック図データとする。
次に、以下に、ラック仕様データとラック固有データを登録するときに実行される処理の流れの例を、図8のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにアクセスする。
S(STEP)2;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにラック仕様データが登録済であるか否かを確認し、
登録済である場合、STEP4に進み、
登録済でない場合、STEP3に進む。
S(STEP)3;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにラック仕様データを登録する。
S(STEP)4;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにラック固有データが登録済であるか否かを確認し、
登録済である場合、ENDに進み、
登録済でない場合、STEP5に進む。
S(STEP)5;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにラック固有データを登録する。
次に、以下に、機器仕様データと機器固有データを登録するときに実行される処理の流れの例を、図9のフローチャートに従って説明する。
S(STEP)1;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースにアクセスする。
S(STEP)2;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースに機器仕様データが登録済であるか否かを確認し、
登録済である場合、STEP4に進み、
登録済でない場合、STEP3に進む。
S(STEP)3;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースに機器仕様データを登録する。
S(STEP)4;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースに機器固有データが登録済であるか否かを確認し、
登録済である場合、ENDに進み、
登録済でない場合、STEP5に進む。
S(STEP)5;
管理者は、ユーザPC端末にて、データベースに機器固有データを登録する。
本実施形態に係るシステムの構成例を示す図。 ラック機器設置状態センサの具体例を説明するためのラックの断面図。 ラックの機器設置状態を検知したときに実行される処理の流れの例を示すフローチャート。 データベースに保存されているラック機器設置状態データが更新されたときに実行される処理の例を示すフローチャート。 ラックの利用状況に関する情報を閲覧するために実行される処理の流れの例を示すフローチャート。 ラック図の例を示す図。 ラック図データを作成するために実行される処理の流れの例を示すフローチャート。 ラック仕様データとラック固有データを登録するときに実行される処理の流れの例を示すフローチャート。 機器仕様データと機器固有データを登録するときに実行される処理の流れの例を示すフローチャート。

Claims (4)

  1. 外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置であって、
    コンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、
    当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサと、
    予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶手段と、
    前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御手段と、
    を有することを特徴とするラック利用状態管理装置。
  2. 請求項1に記載のラック利用状態装置によって管理されているラック負荷限界データ、及び前記コンピュータ機器の負荷データに基づいてラック図を生成するラック図生成手段を有することを特徴とするラック図生成装置。
  3. 外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサとを有し、前記コンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置が実行する方法であって、
    予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶工程と、
    前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御工程と、
    を含むことを特徴とするラック利用状態管理方法。
  4. 外部から検知可能な負荷データを有するコンピュータ機器を複数以上設置可能なラックと、当該ラックに設置されたコンピュータ機器の設置状態及び負荷データを検出するセンサとを有し、前記コンピュータ機器を設置するラックの利用状況を管理するラック利用状態管理装置に、
    予め設定されているラック負荷限界データと、前記センサにより検知されたコンピュータ機器の負荷データとを記憶する記憶工程と、
    前記センサにより前記ラックにコンピュータ機器の設置が検出されると、前記記憶手段の前記ラックに設置済みのコンピュータ機器の負荷データを読み出し、検出されたコンピュータ機器の負荷データを積算した値と前記ラック負荷限界データとを比較し、前記ラック負荷限界データを越える場合は警告を発してなる制御工程と、
    を実行させることを特徴とするラック利用状態管理プログラム。
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