JP2007122290A - 検索装置及び検索方法 - Google Patents

Abstract

【課題】ユーザの属性を考慮した検索結果を提示することができる、検索サービス装置を提供する。
【解決手段】検索語を受信した検索装置２０は、受信した検索語について、ページデータ検索部２１０が検索語のカテゴリを判別し、使用するページデータＤＢ２３０を決定する。そして優先度判定部２１２が検索語の属性と属性による検索結果の優先度を判定し、検索結果作成部２１４が優先度に応じてページデータＤＢ２３０からページデータを読み出して検索結果ページデータを作成し、クライアント装置１０に送信する。
【選択図】図１

Description

この発明は、通信回線ネットワークを通じた検索サービスに係る検索装置及び検索方法に関する。

従来の検索サービス装置では、検索語を受け付けて、これに関連するページを検索し、検索結果を表示する際に、様々な検索方法で検索結果を提供する。例えば、ＷＷＷ（ワールドワイドウェブ）などで公開されている情報の全文を貯えておき、キーワードによって検索する全文検索型と、カテゴリ別に分類されているディレクトリ型の２種類に大別できる方法がある。いずれの検索方法においても、ユーザが目的とする検索結果を提供するために様々な工夫がなされている（例えば、特許文献１、特許文献２）。
特開２００２−１３２８０８ 特開２００５−１７４０９４

しかしながら、実際には、同じカテゴリの情報を検索するといっても、ユーザの属性は考慮されない場合が多く、各ユーザに最適な検索結果を必ずしも提供できていない場合がある。例えば、初心者レベルのユーザと専門家レベルのユーザとでは、同じカテゴリ内であっても求める情報は異なることが多い。そして従来の検索サービスでは様々なレベルの情報が混在するので、各ユーザにとっては、検索結果の中からさらに目的の情報を探さなければならない状態が多くなる傾向であった。

また、ディレクトリ型の検索サービス装置では、階層的なツリー構造をユーザが辿ることにより、目的のページを探していくことが可能であるが、その際に提示されるページは、「インターネット」や「ビジネス」というようにある程度のカテゴリに分けられているとはいっても、ユーザの属性を考慮した提示はなされていない。
さらに、アクセス数やユーザ数によるランキングや、ユーザの利用履歴を利用した検索結果の提供では、ユーザの好みは反映されるが、必ずしもユーザの属性に適した検索結果が提供されるとは限らない。

本発明の目的は、ユーザの属性を考慮した検索結果を提示することができる、検索サービス装置を提供することである。

（１）ネットワークを介してアクセスするユーザ端末から送信された検索語を受け付けて、検索結果を前記ユーザ端末に送信する検索装置であって、前記検索語に対応した属性（例えば、後述の地域別、一般・子供別、専門家・初心者別など）を記憶する識別辞書記憶手段（例えば、後述の識別辞書データベース２２０など）と、前記属性毎に類別したページデータを記憶するページデータ記憶手段（例えば、後述のページデータデータベース２３０など）と、前記ユーザ端末から、前記検索語を受け付ける検索語受付手段（例えば、後述の通信部２０２など）と、前記識別辞書記憶手段に記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記検索語の前記属性を判別する属性判別手段（例えば、後述の優先度判定部２１２など）と、前記検索語に基づいて、前記ページデータ記憶手段のうち検索する対象となる２以上のページデータ記憶手段を決定する決定手段（例えば、後述のページデータ検索部２１０など）と、前記検索語の前記属性に応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の優先度を判定する優先度判定手段（例えば、後述の優先度判定部２１２など）と、前記検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成する検索処理手段（例えば、後述の検索結果作成部２１４など）と、を備え、前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、検索装置。

（１）の発明によれば、検索語に対応した属性を識別辞書記憶手段に予め記憶し、属性毎に類別したページデータをページデータ記憶手段に予め記憶しておく。そして、ユーザ端末から、検索語を受け付けて、識別辞書記憶手段に記憶した属性に基づいて、受け付けた検索語の属性を判別する。次に、検索語に基づいて、検索語を検索する対象となる２以上のページデータ記憶手段を決定して、検索語の属性に応じて、決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の優先度を判定する。さらに、検索語に対して、決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の各々に対してページデータの検索を実行して、ページデータの検索結果を構成する。そして、検索処理手段は、優先度判定手段が判定した優先度に基づいてページデータの検索結果を並べた検索結果ページをユーザ端末に送信する。
よって、ユーザ端末に送信される検索結果ページは、属性により優先度の順番が判定されるページデータ記憶手段の優先度の順番で、検索結果の順番が構成されるため、ユーザ端末を使用するユーザが求める情報について、ユーザが求めると想定される順番で、いわばユーザを誘導して検索結果を提供することが可能である。結果として、従来よりもユーザに適した検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

（２）前記ユーザ端末を使用するユーザに関する情報であるユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段（例えば、後述のユーザ情報ＤＢ２２５など）を備え、前記優先度判定手段が、前記属性に加えて、前記ユーザ情報に基づいて、前記決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定する、（１）に記載の検索装置。

（２）に記載の構成によれば、検索を行っているユーザのユーザ情報に基づいて、ページデータ記憶手段の優先度を判定するため、（１）の効果に加えて、さらに、ユーザに適した検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

（３）前記ページデータ記憶手段（例えば、後述のページデータＤＢ２３１）は、前記属性として、所定の地域毎に類別されたページデータを記憶し、前記検索語受付手段は、前記ユーザ端末から、前記地域に関連した検索語を受け付け、前記優先度判定手段は、前記地域に関連した検索語の属性に応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定し、前記検索処理手段は、前記地域に関連した検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成し、前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、（１）又は（２）に記載の検索装置。

（３）に記載の構成によれば、属性として、所定の地域毎に類別されたページデータを記憶し、地域に関連した検索語の属性に応じて優先度を判定し、検索結果ページを作成するので、（１）の効果に加えて、さらに、検索語に関する地域について、ユーザに適した検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

（４）前記ページデータ記憶手段は、前記属性として、所定の分野における専門レベル毎に類別されたページデータを記憶し、前記識別辞書記憶手段に記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記分野に関連した検索語の前記属性を判別する属性判別手段と、前記検索語及び、前記属性判別手段が判別した前記属性に基づいて、前記分野に関連した検索語を検索する対象となる前記２以上のページデータ記憶手段を決定する決定手段と、前記優先度判定手段は、前記所定の分野に関連した検索語の専門レベルに応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定し、前記検索処理手段は、前記所定の分野に関連した検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成し、前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、（１）に記載の検索装置。

（４）に記載の構成によれば、属性として、所定の分野における専門レベルに類別されたページデータを記憶し、検索語の専門レベルに応じて検索結果の優先度を判定し、検索結果ページを作成するので、（１）の効果に加えて、さらに、検索語に関する専門レベルによって、ユーザのレベルに応じた検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

（５）前記ページデータ記憶手段が、所定の分野において、年代毎に類別されたページデータを記憶し、前記優先度判定手段は、前記所定の分野に関連した検索語の選択レベルに応じて、前記決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の優先度を判定する（１）に記載の検索装置。

（５）に記載の構成によれば、属性として、年代毎に類別されたページデータを記憶し、検索語の年代に応じて検索結果の優先度を判定し、検索結果ページを作成するので、（１）の効果に加えて、さらに、検索語に関する年代によって、ユーザの年代に応じた検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

（６）ネットワークを介してアクセスするユーザ端末から送信された検索語を受け付けて、前記検索語を検索し、検索結果ページを作成して、前記ユーザ端末に送信する検索方法であって、前記検索語に対応した属性を記憶するステップと、前記属性毎に類別したページデータをページデータ記憶部に記憶するステップと、前記ユーザ端末から、検索語を受け付ける検索語受付ステップと、前記識別辞書記憶ステップで記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記検索語の前記属性を判別するステップと、前記検索語に基づいて、検索する対象となる２以上のページデータ記憶部を決定するステップと、前記検索語の属性に応じて、決定された２以上のページデータ記憶部の優先度を判定するステップと、前記検索語に対して、前記２以上のページデータ記憶部の各々に対してページデータの検索を実行して、ページデータの検索結果を構成するステップと、判定された優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた検索結果ページを前記ユーザ端末に送信するステップと、を備えた検索方法。

（６）の発明によれば、検索語に対応した属性を記憶し、属性毎に類別したページデータをページデータ記憶部に記憶しておく。そして、ユーザ端末から検索語を受け付け、受け付けた検索語の属性を判別する。次に、検索語に基づいて、検索語を検索する対象となる２以上のページデータ記憶部を決定し、検索語の属性に応じて、２以上のページデータ記憶部の優先度を判定する。さらに、検索語に対して、決定手段が決定した２以上のページデータ記憶部の各々に対してページデータの検索を実行して、ページデータの検索結果を構成する。そして、優先度に基づいてページデータの検索結果を並べた検索結果ページをユーザ端末に送信する。
よって、ユーザ端末に送信される検索結果ページは、属性により優先度の順番が判定されるページデータ記憶手段の優先度の順番で、検索結果の順番が構成されるため、ユーザ端末を使用するユーザが求める情報について、ユーザが求めると想定される順番で、いわばユーザを誘導して検索結果を提供することが可能である。結果として、従来よりもユーザに適した検索結果をユーザ端末に提供することが可能である。

本発明によれば、ユーザの属性を判断し、属性に適した検索結果のページデータを優先的に提供することのできる検索装置を提供することができる。

図１は、本発明の実施形態に係る検索装置２０及びクライアント装置１０のブロック図である。検索装置２０とクライアント装置１０は、通信回線ネットワーク４０により、通信可能に接続されている。通信回線ネットワーク４０は、インターネットであってよいし、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ）、専用回線もしくはこれらの組み合わせにより構成されるネットワークであってよい。

クライアント装置１０は、ユーザに入力された検索語を検索装置２０に送信し、検索装置２０により送信された検索結果を受信して表示する情報処理装置である。クライアント装置１０は、ユーザからの入力を受け付ける入力部１０２と、クライアント装置１０が処理する検索語を制御する制御部１０４と、通信回線ネットワーク４０と接続されて通信を実現する通信部１０６とで構成される。尚、クライアント装置１０は、通常のコンピュータであってよいし、携帯電話等の携帯情報端末であってもよい。

制御部１０４は、クライアント装置１０を制御する中央演算装置である、ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）であってよい。

検索装置２０は、クライアント装置１０から検索語を受信し、検索語に関連するホームページのページデータを検索し、検索結果をクライアント装置１０に送信する情報処理装置である。尚、検索装置２０は、制御部２００と、通信部２０２と、識別辞書データベース（以下、識別辞書ＤＢと表記する。）２２０と、ページデータデータベース（以下ページデータＤＢと表記する。）２３０とで構成される。

通信部２０２は、通信回線ネットワークに通信可能に接続し、クライアント装置１０から受信した検索語の受付や、検索結果ページをクライアント装置１０に送信するインターフェースである。

制御部２００は、検索装置２０を制御する中央演算処理装置であり、メモリ及びＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）を備えたコンピュータシステムであってよい。また、下記の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよいし、また、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよい。制御部２００は、ページデータ検索部２１０、優先度判定部２１２、検索結果作成部２１４により少なくとも構成される。

ページデータ検索部２１０は、クライアント装置１０から受信した検索語について、検索語が属するカテゴリを検索し、カテゴリに含まれるページデータを記憶している２以上のページデータＤＢ２３０を決定する。尚、ページデータＤＢ２３０の数は、本実施例で記載した数に限られず、図１０で記載したように複数であってよい。

ここでカテゴリとは、同じ分野の情報を集めたまとまりのことをいう。検索語等を例えば分野毎に分類しておき、カテゴリを階層構造にすることで目的のページに到達するよう誘導する。例えば、「コンピュータとインターネット」−「ハードウェア」−「サーバ」等のように分類される。

優先度判定部２１２は、クライアント装置１０から受信した検索語について、その検索語が含まれる属性を判断する。すなわち、ページデータ検索部２１０が検索したカテゴリにおいて、検索語がどのような属性であるかを識別辞書ＤＢ２２０に記憶されている属性判断テーブル（後述の図２）、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（後述の図３）、および優先ページデータＤＢ判別テーブル（後述の図４）により、判定する。そして、当該検索語の属性に基づく検索結果のランク付けを行う。

ここで属性とは、共通して備わっているとされる性質や特徴に関する情報である。そして、属性は、検索装置２０の管理者等が、検索語に対応づけて識別辞書ＤＢに記憶させる。例えば、属性は、地域や大人、子供、専門家、初心者といった、性質や特徴によって分けられる情報であり、本実施例では、検索語の選択によって判断される。例えば、「怪獣」という検索語の場合、「怪獣」や「恐竜」と漢字で表記された場合は、属性は「大人」や「小学校高学年以上」等となり、「かいじゅう」と平仮名等で表記された場合は「子供」や「小学校低学年以下」等というような属性を持つと判断される。ただし、属性の種類等については本実施例に限られず、地域、年代、習熟度等に任意に設定可能であってよい。また、本実施例では、検索語の選択によって属性を判断するとしたが、後述の図１４にあるように、予め登録されたユーザ情報（年齢、性別等）により、又は検索語の選択とユーザ情報の双方を利用して属性を判断してもよい。

ページデータ検索部２１０と優先度判定部２１２との関係を説明する。
まず、クライアント装置１０から受信した検索語について、ページデータ検索部２１０は、検索語が属するカテゴリを判断し、参照するページデータＤＢ２３０ａ、２３０ｂを決定する。次に優先度判定部２１２は、判断されたカテゴリに応じた識別辞書を選択する。そして選択した識別辞書から、検索語が有する属性に対応したページデータＤＢ２３０ａ、２３０ｂに含まれるページデータを検索結果の上位にランク付けする。

検索結果作成部２１４は、優先度判定部２１２の判定に基づいて、ページデータの検索結果を構成する。すなわち、ページデータ検索部２１０が決定した２以上のページデータＤＢ２３０について、優先度判定部２１２の判定に基づき、ランクの高い属性のページデータＤＢ２３０のページデータを優先して検索結果ページを構成する。

識別辞書ＤＢ２２０は、優先度判定部が検索語に対応するページデータＤＢ及び属性の優先度を判定するために参照する、識別辞書を記憶するデータベースである。そして、識別辞書データベースは、属性判断テーブル（図２）、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（図３）、及び優先ページデータＤＢ判別テーブル（図４）を記憶する。そして、これら３つのテーブルにより識別辞書が構成される。また、カテゴリの情報も記憶するが、別のデータベースに記憶してもよい。
識別辞書ＤＢ２２０は、ハードディスク、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であってよく、単一のハードウェアで構成されている必要は無く、個別の記録部や、専用装置であってよく、データを管理する管理システムを含んでもよい。

ページデータＤＢ２３０は、カテゴリ毎及び属性毎にまとめられたページデータを記憶するデータベースである。ページデータＤＢ２３０は、検索装置２０の管理者等により作成される。また、インターネット内を自動的に調べる、ロボットやクローラ等のソフトウェアにより作成されてもよい。具体的には、例えば、あるカテゴリにおいて、専門家レベルや初心者レベル、地域、年代等の属性毎にページデータＤＢ２３０が存在する。また、特に属性が無い場合には、ページデータはカテゴリ毎にページデータＤＢ２３０が作成されてもよい。
ページデータＤＢ２３０は、ハードディスク、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であってよく、単一のハードウェアで構成されている必要は無く、個別の記録部や、専用装置であってよく、データを管理する管理システムを含んでもよい。また、ページデータＤＢ２３０はカテゴリ毎に存在するが、それぞれのページデータＤＢ２３０は、検索装置２０とは別体であってもよく、一のハードディスクに複数のページデータＤＢがあってもよい。

図２は属性判断テーブルを示す図である。
属性判断テーブルは、あるカテゴリにおける、検索語と属性の関係を示している。ある検索語が有する属性及びカテゴリは、一つとは限らず、複数の属性やカテゴリを有する場合もある。例えば、検索語がＡである場合、検索語Ａが含まれるカテゴリはαとβである。そして、その各カテゴリにおける属性が関連付けられる。カテゴリαの場合は、属性ａとなり、カテゴリβの場合は、属性ｂとなる。これにより、制御部２００は、あるカテゴリにおける検索語の属性を判断する。

図３は、属性・ページデータＤＢ対照テーブルを示した図である。
属性・ページデータＤＢ対照テーブルは、優先するページデータＤＢと属性とを関連付けたテーブルである。これにより、優先度判定部２１２は、検索結果ページデータを検索結果作成部２１４が作成する際に、ある属性の場合にどのページデータＤＢ２３０を優先させるかを判別する。例えば、属性ａである場合に、検索結果において優先させるページデータＤＢ２３０は、１番のページデータＤＢ２０３ａとなる。

図４は、優先ページデータＤＢ判別テーブルを示した図である。
優先ページデータＤＢ判別テーブルは、ある検索語の場合に、検索結果ページデータを作成する際に優先させるページデータＤＢ２３０を判別するテーブルである。例えば、検索語Ａの場合、１番のページデータＤＢ２３０ａを優先する。

図５は、クライアント装置１０と検索装置２０とが、検索の処理を行うフローチャートである。

まず、クライアント装置１０は、検索語の入力を受け付ける。制御部１０４は、入力部１０２を介して、ユーザからの検索語の入力を受け付ける（ステップＳ１０）。そして、制御部１０４は、通信部１０６を介して通信回線ネットワーク４０に接続し、入力部が受け付けた検索語を検索装置２０に送信する（ステップＳ１２）。

検索装置２０の通信部２０２は、クライアント装置から送信された検索語を受信し、検索語を受け付ける（ステップＳ１４）。そして、ページデータ検索部２１０は、検索語のカテゴリを判定し、当該カテゴリのページデータＤＢを決定する（ステップＳ１６）。尚、決定されるページデータＤＢは２以上とは限らず、それ以上でもよく、１つであってもよい。

次に優先度判定部２１２は、ページデータ検索部２１０が判定したカテゴリにおいて、検索語の属性に応じたページデータＤＢ２３０を関連付けるための識別辞書を特定（ステップＳ１８）し、読み出す。そして、優先度判定部２１２は、読み出した識別辞書の属性判断テーブル（図２）を使用して、検索語の属性を判別する（ステップＳ２０）。そして、優先度判定部２１２は、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（図３）から、ステップＳ２０で判別した属性の場合に、検索結果において優先させるページデータＤＢ２３０を判別する。そして、優先ページデータＤＢ判別テーブル（図４）を使用して、ある検索語の場合に優先させるページデータＤＢ２３０を判別する（ステップＳ２２）。

次に検索結果作成部２１４は、ステップＳ１６で決定したページデータＤＢ２３０から、検索語に関するページデータを取得（ステップＳ２４）し、検索結果のページデータを作成する（ステップＳ２６）。具体的には、例えば、優先度判定部２１２が優先ページデータＤＢ判別テーブル（図４）で、優先するページデータＤＢ２３０を判定したのに応じて、検索結果作成部２１４は、ページデータ検索部２１０が決定したページデータＤＢからページデータを取得し、優先するページデータＤＢ２３０を検索結果の上位にして検索結果ページデータを作成する（後述の図６）。

作成した検索結果ページデータは、制御部２００が通信部２０２を介して、検索語の送信元であるクライアント装置１０に送信（ステップＳ２８）する。クライアント装置１０は、検索結果ページデータを受信（ステップＳ３０）し、表示する。

図６は、検索結果ページデータの例を示す。
検索装置２０の通信部２０２は、検索語Ｃをクライアント装置１０から受信し、受け付ける。そして、ページデータ検索部２１０は、検索に使用するページデータＤＢ２３０をページデータＤＢ２３０ａ及びページデータＤＢ２３０ｂと判別する。さらに優先度判定部２１２が、検索語Ｃの属性を判断し、検索語Ｃについては、２番のページデータＤＢ２３０ｂを優先すると判定する。このため、検索結果では、２番のページデータＤＢ２３０ｂのページデータを検索順位の上位に据え、次に１番のページデータＤＢ２３０ａのページデータを並べている。

図７から図１０は、属性を地域とした場合の実施例である。
例えば、検索語を「漬物」とした場合、地域によって方言等により、表現が異なる。例としては、秋田では「がっこ」となり、宮城では「おごご」となる等である。そこで、ある検索語について、方言と方言に関する地域とを関連付ける地域判定データベース２２１及び、地域によってページデータを類別したページデータＤＢ２３１（後述の図１０）を用意しておくことにより、方言により、その地域に関する検索が可能となる。

図７は、地域属性判断テーブルを示した図である。地域属性判断テーブルは、地域判定データベース２２１に記憶され、後述する図８の属性・ページデータＤＢ対照テーブル（地域）及び後述する図９の優先ページデータＤＢ判別テーブル（地域）と共に、識別辞書を構成する。
地域属性判断テーブルは、ある検索語とカテゴリ及び属性の関係を示している。ある検索語が有する属性及びカテゴリは、一つとは限らず、複数の属性やカテゴリを有する場合もある。例えば、検索語が「がっこ」である場合、検索語「がっこ」が含まれるカテゴリは「地域」と「学校」となる。そして、その各カテゴリにおける属性が関連付けられる。検索語が「がっこ」の場合は、カテゴリ「地域」の場合は、属性「秋田」となり、カテゴリ「学校」の場合は、属性は「学生」となる。また、検索語が「おごご」の場合は、カテゴリは「地域」のみで属性が「宮城」、「岩手」、「東北」となる。また、検索語が「漬物」の場合は、カテゴリが「地域」と「食べ物」となり、属性がそれぞれ「全国」、「日本」となる。このように、優先度判定部２１２は、あるカテゴリにおける検索語の属性を判断する。以下は、検索語が「おごご」であるとして、実施例を説明する。

図８は、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（地域）を示した図である。
この属性・ページデータＤＢ対照テーブル（地域）は、カテゴリが地域である場合における、優先するページデータＤＢ２３１と属性とを関連付けている。これにより、検索結果作成部２１４が検索結果ページデータ２４１（後述の図１０）を作成する際に、どのページデータＤＢ２３１を優先させるかを判別する。例えば、検索語が「おごご」である場合、地域属性判断テーブル（図７）で、カテゴリが地域であり、属性が「宮城」、「岩手」及び「東北」である。そして、これらの属性に対応するページデータＤＢ２３１は、宮城ＤＢ、岩手ＤＢ及び東北ＤＢとなる。

図９は、優先ページデータＤＢ判別テーブル（地域）を示した図である。
優先ページデータＤＢ判別テーブル（地域）は、検索語と優先するページデータＤＢ２３１とを関連付けている。例えば、図９では、検索語が「がっこ」の場合は秋田ＤＢを優先し、検索語が「おごご」の場合は宮城ＤＢを優先し、検索語が「漬物」の場合は、「全国ＤＢ」を優先するとしている。尚、優先するデータベースは複数でもよく、ランク付けされていてもよい。例えば検索語が「おごご」の場合は、属性が複数にまたがり（図７）、対応するページデータＤＢ２３１も複数存在する（図８）。この場合には、同カテゴリ内における属性についてランク付けされていてもよい。図９では、検索語「おごご」について、宮城ＤＢを１位とし、以下東北ＤＢを２位、岩手ＤＢを３位としている。

図１０は、本実施例の場合の検索装置２１の構成例である。
制御部２００には、識別辞書として、地域判定データベース２２１が接続されている。この地域判定データベース２２１は、例えば、図７から図９のような各テーブルを記憶している。そして、優先度判定部２１２が判定したランク付けに従って、検索結果作成部２１４は、検索結果ページデータ２４１を作成する。

例えば、クライアント装置１０から受信した検索語が「おごご」であったとする。
まず、通信部２０２が検索語「おごご」を受信し受け付ける（ステップＳ１４）。次にページデータ検索部２１０は、検索結果ページデータ２４１を構成するページデータＤＢ２３１を決定する（ステップＳ１６）。この場合には、地域毎のページデータＤＢ２３１を決定する。そして、優先度判定部２１２は、地域判定データベース２２１により、「おごご」という検索語について、カテゴリと属性を判断する（ステップＳ１８、Ｓ２０、図７）。また、属性に対応するページデータＤＢ２３１を判断し（図８）、検索語に対応するページデータＤＢ２３１をランク付けする（ステップＳ２２、図９）。そして、検索結果作成部２１４は、優先度判定部２１２が行ったランク付けにしたがって、ページデータＤＢ２３１からページデータを取得し（ステップＳ２４）、検索結果ページデータ２４１を作成する（ステップＳ２６）。検索語が「おごご」の場合、宮城ＤＢを１位とし、以下東北ＤＢを２位、岩手ＤＢを３位としている（図９）ので、検索結果を構成するページデータの１位に宮城ＤＢ２３１ｃ、２位に東北ＤＢ２３１ｂ、３位に岩手ＤＢ２３１ａ、４位に全国ＤＢ２３１ｘとしている。

図１１から図１４は、属性を年代とした場合の実施例である。
例えば、検索語を「かいじゅう」とした場合、年代によって、入力される検索語は異なる。例としては、大人の年代であれば、「怪獣」や「恐竜」といった表現となり、子供の年代であれば、平仮名で表現される可能性が高い。そこで、ある検索語について、年代による言葉の表現と年代とを関連付ける年代判定データベース２２２及び、年代によってページデータを類別したページデータＤＢ２３２（後述の図１４）を用意しておくことにより、言葉の表現により、その年代に適した検索が可能となる。

図１１は、年代属性判断テーブルを示した図である。年代属性判断テーブルは、年代判定データベース２２２に記憶され、後述する図１２の属性・ページデータＤＢ対照テーブル（年代）及び後述する図１３の優先ページデータＤＢ判別テーブル（年代）と共に、識別辞書を構成する。
年代属性判断テーブルは、ある検索語とカテゴリ及び属性の関係を示している。ある検索語が有する属性及びカテゴリは、一つとは限らず、複数の属性やカテゴリを有する場合もある。例えば、検索語が「かいじゅう」である場合、検索語「かいじゅう」が含まれるカテゴリは「ＳＦ」、「アニメ」及び「特撮」となる。そして、その各カテゴリにおける属性「子供」が関連付けられる。検索語が「きょうりゅう」の場合は、カテゴリは「ＳＦ」、「生物」及び「古代」となり、属性は全て「子供」となる。また、検索語が「怪獣」の場合は、カテゴリは「ＳＦ」、「アニメ」及び「特撮」となり、属性は全て「大人」である。また、検索語が「恐竜」の場合は、カテゴリは「ＳＦ」、「生物」及び「古代」となり、属性は全て「大人」である。このように、優先度判定部２１２は、あるカテゴリにおける検索語の属性を判断する。以下は、検索語が「かいじゅう」であるとして、実施例を説明する。

図１２は、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（年代）を示した図である。
この属性・ページデータＤＢ対照テーブル（年代）は、カテゴリが地域である場合における、優先するページデータＤＢ２３１と属性とを関連付けている。これにより、検索結果作成部２１４が検索結果ページデータ２４２（後述の図１４）を作成する際に、どのページデータＤＢ２３２を優先させるかを判別する。例えば、検索語が「かいじゅう」である場合、年代属性判断テーブル（図１１）では、各カテゴリにおいて、属性が「子供」である。そして、この属性に対応するページデータＤＢ２３２は、子供用ＤＢとなる。

図１３は、優先ページデータＤＢ判別テーブル（年代）を示した図である。
優先ページデータＤＢ判別テーブル（年代）は、検索語と優先するページデータＤＢ２３２とを関連付けている。例えば、図１３では、検索語が「かいじゅう」及び「きょうりゅう」の場合は子供用ＤＢ２３２ａを優先し、検索語が「怪獣」及び「恐竜」の場合は大人用ＤＢ２３２ｂを優先するとしている。この実施例では、異なるカテゴリにおける同一の属性については、同一のページデータＤＢ２３２を使用しているが、カテゴリ毎に用意されていてもよい。

図１４は、本実施例の場合の検索装置２２の構成例である。
制御部２００には、識別辞書として、年代判定データベース２２２、ユーザ情報ＤＢ２２５が接続されている。この年代判定データベース２２２は、例えば、図１１から図１３のような各テーブルを記憶している。そして、優先度判定部２１２が判定したランク付けに従って、検索結果作成部２１４は、検索結果ページデータ２４２を作成する。また、ユーザ情報ＤＢ２２５は、ユーザの情報を記憶するデータベースである。例えば、ユーザの年齢等の個人情報等である。そして、制御部２００が属性を判断する際に参照するが、検索語のみで属性を判断してもよい。

例えば、クライアント装置１０から受信した検索語が「かいじゅう」であったとする。
まず、通信部２０２が検索語「かいじゅう」を受信し受け付ける（ステップＳ１４）。次にページデータ検索部２１０は、検索結果ページデータ２４２を構成するページデータＤＢ２３２を決定する（ステップＳ１６）。この場合には、年代別のページデータＤＢ２３２を決定する。そして、優先度判定部２１２は、年代判定データベース２２２により、「かいじゅう」という検索語について、カテゴリと属性を判断（ステップＳ１８、Ｓ２０、図１１）する。この際、ユーザ情報ＤＢ２２５に記憶する情報を使用して当該ユーザの属性を判断してもよい。また、属性に対応するページデータＤＢ２３２を判断し（図１２）、検索語に対応するページデータＤＢ２３２をランク付けする（ステップＳ２２、図１３）。そして、検索結果作成部２１４は、ページデータＤＢ２３２からページデータを取得し（ステップＳ２４）、優先度判定部２１２が行ったランク付けにしたがって、検索結果ページデータ２４２を作成する（ステップＳ２６）。検索語が「かいじゅう」の場合、子供用ＤＢが対応するので（図１３）、検索結果を構成するページデータの１位に子供用ＤＢ２３２a、２位に大人用ＤＢ２３２ｂとしている。尚、ページデータ検索部２１０が選択したページデータＤＢ２３２を全て検索結果ページデータ２４２に含ませる必要は無く、優先ページデータＤＢ判別テーブル（年代）（図１３）において対応するページデータＤＢ２３２のみで検索結果ページデータ２４２を作成してもよい。例えば、検索語が「かいじゅう」の場合は、子供用ＤＢ２３２ａのみで検索結果ページデータ２４２を作成してもよい。

図１５から図１８を用いて属性を習熟度レベルとした場合の実施例を説明する。
図１５から図１６は、実施例の変形例として属性を習熟度レベルとした場合の識別辞書の例である。
例えば、検索語を「青い画面」とした場合、コンピュータに関する習熟度レベルによって、入力される検索語は異なる場合がある。例としては、上級者レベルであれば、「ブルースクリーン」や「ブルースクリーンオブデッド」といった表現となる傾向がある。また、初心者レベルであれば、「青い画面」や「青画面に白文字」等の具体的な現象で表現される傾向がある。そこで、習熟度レベルに応じたページデータＤＢ２３３を用意しておくことにより、検索語によって例えば、上級者向け、初級者向けといった検索結果の提供が可能となる。

図１５は、レベル属性判断テーブルを示した図である。レベル属性判断テーブルは、レベル判定辞書データベース２２３に記憶され、後述する図１６の属性・ページデータＤＢ対照テーブル（コンピュータ）及び後述する図１７の優先ページデータＤＢ判別テーブル（レベル）と共に、識別辞書を構成する。
レベル属性判断テーブルは、ある検索語とカテゴリ及び属性の関係を示している。ある検索語が有する属性及びカテゴリは、一つとは限らず、複数の属性やカテゴリを有する場合もある。例えば、検索語が「フリーズ」である場合、検索語「フリーズ」が含まれるカテゴリは「コンピュータ」、及び「食品」となる。そして、その各カテゴリにおける属性は、「上級」、「一般」がそれぞれ関連付けられる。検索語が「コールド」の場合は、カテゴリは「コンピュータ」及び「ドリンク」となり、属性はそれぞれ「上級」、「夏」となる。また、検索語が「固まる」の場合は、カテゴリは「コンピュータ」、及び「言語」となり、属性はそれぞれ「初級」、「日本」である。また、検索語が「青い画面」の場合は、カテゴリは「コンピュータ」となり、属性は「初級」であり、検索語が「ブルースクリーン」の場合は、属性は「中級」である。このように、優先度判定部２１２は、あるカテゴリにおける検索語の属性を判断する。以下は、検索語が「青い画面」、カテゴリが「コンピュータ」であるとして、実施例を説明する。

図１６は、属性・ページデータＤＢ対照テーブル（コンピュータ）を示した図である。
この属性・ページデータＤＢ対照テーブル（コンピュータ）は、カテゴリがコンピュータである場合における、優先するページデータＤＢ２３３と属性とを関連付けている。これにより、検索結果作成部２１４が検索結果ページデータ２４３（後述の図１８）を作成する際に、どのページデータＤＢ２３３を優先させるかを判別する。例えば、検索語が「青い画面」である場合、レベル属性判断テーブル（図１５）では、カテゴリ「コンピュータ」において、属性が「初級」である。そして、この属性に対応するページデータＤＢ２３２は、初級者用ＤＢとなる。また、属性が「中級」である場合は、中級者用ＤＢが対応し、属性が「上級」である場合は、上級者用ＤＢが関連付けられている。

図１７は、優先ページデータＤＢ判別テーブル（レベル）を示した図である。
優先ページデータＤＢ判別テーブル（レベル）は、検索語と優先するページデータＤＢ２３３とを関連付けている。例えば、図１７では、検索語が「画面が固まる」及び「青い画面」の場合は初級者用ＤＢを優先し、検索語が「フリーズ」の場合は、中級者用ＤＢ、また、「コールド」の場合は上級者用ＤＢを優先するとしている。また、検索語が「画面が固まる」及び「青画面」では、初級者用ＤＢを優先するとしている。この実施例では、属性と対応するページデータＤＢ２３３との対応は、一対一対応となっているが、複数の属性と対応付けられていてもよい。例えば、属性が「中級」である場合には、中級以下の属性のページデータＤＢ２３３と対応づけてもよい。この場合は、属性が「中級」の場合は、初級者用ＤＢ２３３ｃ及び中級者用ＤＢ２３３ｂが対応付けられることになる。

図１８は、本実施例の場合の検索装置２３の構成例である。
制御部２００には、識別辞書として、レベル判定辞書データベース２２３が接続されている。このレベル判定辞書データベース２２３は、例えば、図１５から図１７のような各テーブルを記憶している。そして、優先度判定部２１２が判定したランク付けに従って、検索結果作成部２１４は、検索結果ページデータ２４３を作成する。

例えば、クライアント装置１０から受信した検索語が「青い画面」であったとする。
まず、通信部２０２が検索語「青い画面」を受信し受け付ける（ステップＳ１４）。次にページデータ検索部２１０は、検索結果ページデータ２４３を構成するページデータＤＢ２３３を決定する（ステップＳ１６）。この場合には、レベル別のページデータＤＢ２３３を決定する。そして、優先度判定部２１２は、レベル判定辞書データベース２２３により、「青い画面」という検索語について、カテゴリと属性を判断（ステップＳ１８、Ｓ２０、図１１）する。また、属性に対応するページデータＤＢ２３２を判断し（ステップＳ２２、図１２）、検索語に対応するページデータＤＢ２３２をランク付けする（図１３）、そして、検索結果作成部２１４は、優先度判定部２１２が行ったランク付けにしたがって、ページデータＤＢ２３３からページデータを取得し（ステップＳ２４）、検索結果ページデータ２４２を作成する（ステップＳ２６）。検索語が「青い画面」の場合、初級者用ＤＢ２３３ｃが対応するので（図１７）、検索結果を構成するページデータの１位に初級者用ＤＢ、２位に中級者用ＤＢ２３３ｂ、３位に上級者用ＤＢ２３３ａとしている。尚、ページデータ検索部２１０が選択したページデータＤＢ２３３を全て検索結果ページデータ２４３に含ませる必要は無く、優先ページデータＤＢ判別テーブル（レベル）（図１７）において対応するページデータＤＢ２３３のみで検索結果ページデータ２４３を作成してもよい。例えば、検索語が「青い画面」の場合は、初級者用ＤＢ２３３ａのみで検索結果ページデータ２４３を作成してもよい。

本発明の実施形態である検索装置２０（図１参照）、またはこの装置の制御で用いられる方法は、コンピュータ上のプログラムによっても実現可能である。上記プログラムを格納する記憶媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線または半導体システム（または、装置または機器）あるいは伝搬媒体であることができる。この記憶媒体の例には、半導体またはソリッド・ステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータ可読の媒体の例には、半導体またはソリッド・ステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータ・ディスケット、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ）、リードオンリー・メモリ（ＲＯＭ）、リジッド磁気ディスクおよび光ディスクが含まれる。現時点における光ディスクの例には、コンパクト・ディスク−リードオンリー・メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、コンパクト・ディスク−リード／ライト（ＣＤ−Ｒ／Ｗ）およびＤＶＤが含まれる。

以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定しない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載された効果に限定されない。

クライアント装置１０と検索装置２０の概略構成を示すブロック図である。 属性判断テーブルを示す図である。 属性・ページデータＤＢ対照テーブルを示す図である。 優先ページデータＤＢ判別テーブルを示す図である。 クライアント装置１０と検索装置２０の処理の流れを示すフローチャートである。 検索結果ページデータの例を示す図である。 地域属性判断テーブルを示す図である。 属性・ページデータＤＢ対照テーブル（地域）を示す図である。 優先ページデータＤＢ判別テーブル（地域）を示す図である。 検索装置２１の概略構成を示す図である。 年代属性判断テーブルを示す図である。 属性・ページデータＤＢ対照テーブル（年代）を示す図である。 優先ページデータＤＢ判別テーブル（年代）を示す図である。 検索装置２２の概略構成を示す図である。 レベル属性判断テーブルを示す図である。 属性・ページデータＤＢ対照テーブル（コンピュータ）を示す図である。 優先ページデータＤＢ判別テーブル（レベル）を示す図である。 検索装置２３の概略構成を示す図である。

符号の説明

１０ クライアント装置
２０ 検索装置
２１ 検索装置
２２ 検索装置
２３ 検索装置
４０ 通信回線ネットワーク
１０２ 入力部
１０４ 制御部
１０６ 通信部
２００ 制御部
２０２ 通信部
２１０ ページデータ検索部
２１２ 優先度判定部
２１４ 検索結果作成部
２２０ 識別辞書データベース
２３０ ページデータデータベース

Claims (6)

1. ネットワークを介してアクセスするユーザ端末から送信された検索語を受け付けて、検索結果を前記ユーザ端末に送信する検索装置であって、
   前記検索語に対応した属性を記憶する識別辞書記憶手段と、
   前記属性毎に類別したページデータを記憶するページデータ記憶手段と、
   前記ユーザ端末から、前記検索語を受け付ける検索語受付手段と、
   前記識別辞書記憶手段に記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記検索語の前記属性を判別する属性判別手段と、
   前記検索語に基づいて、前記ページデータ記憶手段のうち検索する対象となる２以上のページデータ記憶手段を決定する決定手段と、
   前記検索語の前記属性に応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の優先度を判定する優先度判定手段と、
   前記検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成する検索処理手段と、
   を備え、
   前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、検索装置。
2. 前記ユーザ端末を使用するユーザに関する情報であるユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段を備え、
   前記優先度判定手段が、前記属性に加えて、前記ユーザ情報に基づいて、前記決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定する、請求項１に記載の検索装置。
3. 前記ページデータ記憶手段は、前記属性として、所定の地域毎に類別されたページデータを記憶し、
   前記検索語受付手段は、前記ユーザ端末から、前記地域に関連した検索語を受け付け、
   前記優先度判定手段は、前記地域に関連した検索語の属性に応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定し、
   前記検索処理手段は、前記地域に関連した検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成し、
   前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、請求項１又は２に記載の検索装置。
4. 前記ページデータ記憶手段は、前記属性として、所定の分野における専門レベル毎に類別されたページデータを記憶し、
   前記識別辞書記憶手段に記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記分野に関連した検索語の前記属性を判別する属性判別手段と、
   前記検索語及び、前記属性判別手段が判別した前記属性に基づいて、前記分野に関連した検索語を検索する対象となる前記２以上のページデータ記憶手段を決定する決定手段と、
   前記優先度判定手段は、前記所定の分野に関連した検索語の専門レベルに応じて、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の前記優先度を判定し、
   前記検索処理手段は、前記所定の分野に関連した検索語に対して、前記決定手段が決定した前記２以上のページデータ記憶手段の各々に対して前記ページデータの検索を実行して、前記ページデータの検索結果を構成し、
   前記検索処理手段は、前記優先度判定手段が判定した前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた前記検索結果ページを前記ユーザ端末に送信する、請求項１に記載の検索装置。
5. 前記ページデータ記憶手段は、所定の分野において、年代毎に類別されたページデータを記憶し、
   前記優先度判定手段は、前記所定の分野に関連した検索語の選択レベルに応じて、前記決定手段が決定した２以上のページデータ記憶手段の優先度を判定する請求項１に記載の検索装置。
6. ネットワークを介してアクセスするユーザ端末から送信された検索語を受け付けて、前記検索語を検索し、検索結果ページを作成して、前記ユーザ端末に送信する検索方法であって、
   前記検索語に対応した属性を記憶するステップと、
   前記属性毎に類別したページデータをページデータ記憶部に記憶するステップと、
   前記ユーザ端末から、前記検索語を受け付ける検索語受付ステップと、
   記憶した前記属性に基づいて、受け付けた前記検索語の前記属性を判別するステップと、
   前記検索語に基づいて、検索する対象となる２以上のページデータ記憶部を決定するステップと、
   前記検索語の前記属性に応じて、決定された２以上のページデータ記憶部の優先度を判定するステップと、
   前記検索語に対して、前記２以上のページデータ記憶部の各々に対してページデータの検索を実行して、ページデータの検索結果を構成するステップと、
   判定された前記優先度に基づいて前記ページデータの検索結果を並べた検索結果ページを前記ユーザ端末に送信するステップと、を備えた検索方法。
   

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