JP2007122059A - 回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおける印加電圧調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回折型光変調器に印加される電圧を、回折型光変調器が出射する回折光の強度を測定して調整することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおける印加電圧調整装置を提供する。
【解決手段】光源系、照明光学部、回折型光変調器、投映及びスキャニング光学部、及びスクリーンを含むディスプレイシステムであって、回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合、回折型光変調器から出射する回折光の強度を測定して出力する光強度測定部と、回折型光変調器の圧電体に印加電圧を印加し、それによる回折型光変調器から出力される回折光の強度を光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、回折型光変調器で所定の光強度を得るために印加されなければならない印加電圧を調整する印加電圧調整部とを備える。
【選択図】図11
【解決手段】光源系、照明光学部、回折型光変調器、投映及びスキャニング光学部、及びスクリーンを含むディスプレイシステムであって、回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合、回折型光変調器から出射する回折光の強度を測定して出力する光強度測定部と、回折型光変調器の圧電体に印加電圧を印加し、それによる回折型光変調器から出力される回折光の強度を光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、回折型光変調器で所定の光強度を得るために印加されなければならない印加電圧を調整する印加電圧調整部とを備える。
【選択図】図11
Description
本発明は回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、回折型光変調器に印加される電圧を、回折型光変調器が出射する回折光の強度を測定して調整する印加電圧調整装置に関するものである。
次世代ディスプレイ装置として、各種平板ディスプレイ装置(FPD:Flat Panel Display)に対する研究が活発に進んでおり、そのうち、一般化したディスプレイ装置には、液晶の電気光学的特性を用いる液晶ディスプレイ装置(LCD:Liquid Crystal Display)と、ガス放電を用いるプラズマディスプレイパネル(PDP:Plasma Display Panel)などがある。
そのうち、液晶ディスプレイ装置(以下、“LCD”という)は視野角が狭くて応答速度が遅いだけでなく、半導体製造工程を利用して薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)及び電極などを形成しなければならないので、工程が複雑であるという欠点がある。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、製造工程が単純であるので、大面積化に有利であるという利点はあるが、電力消費が大きいのみならず、放電及び発光効率が低くて高価であるという欠点がある。
このような平板ディスプレイ装置の問題を解決することができる新しいディスプレイ装置の開発が進んでいるが、最近では極超微細加工技術である微小電気機械システム(Micro Electromechanical System:以下、“MEMS”という)を利用して、ピクセル(Pixel)ごとに微細な空間光変調器(Spatial Light Modulator;SLM)を形成することによって、画像をディスプレイすることができるディスプレイ装置が提案されたことがある。
ここで、空間光変調器(SLM)とは、電気的または光学的な入力に対応する空間パターンに入射光線を変造させる変換器である。入射光線は、これの位相、強度、偏光または方向に変調でき、光変造は、いろいろの電気光学または磁気光学効果のあるさまざまな物質、及び表面変形によって光線を変造させる物質によって達成することができる。
図1は従来技術によるオープンホール基盤の回折光変調器の斜視図である。
同図を参照すれば、従来技術によるオープンホール基盤の回折光変調器は基板101を含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折光変調器は、基板101の上部に形成された絶縁層102を含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折型光変調器は、絶縁層102の一部分に形成され、上側反射部(第1反射部)106a〜106nのホール106aa〜106nbと上側反射部106a〜106n間の空間とを通過して入射する光を反射する下部反射部(第2反射部)103を含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折型光変調器は、両者間に下部反射部103が位置するように、基板101の表面に互いに離隔した位置に形成されている一対の側面支持部材104、104’を含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折型光変調器は、一対の側面支持部材104、104’によって両側部がそれぞれ支持され、基板101から離隔しており、中央部位が上下移動可能であり、中央部位には、上側反射部106a〜106nに形成されたホール106aa〜106nbに対応するホール(図示せず)が形成されており、アレイを形成する複数の積層体支持板105a〜105nを含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折型光変調器は、積層体支持板105a〜105nの中央部位に形成され、中央にホール106aa〜106nbを持っていることにより、入射する光を一部は反射し、一部はホール106aa〜106nbを通じて通過させ、アレイを形成する上側反射部106a〜106nを含んでいる。
また、オープンホール基盤の回折型光変調器は、積層体支持板106a〜106nにそれぞれ互いに離隔して形成されており、側面支持部材104、104’の上部に位置し、積層体支持板106a〜106nを上下に移動させるための複数対の圧電体110a〜110n、110a’〜110n’を備えている。
ここで、一対の圧電体110a〜110n、110a’〜110n’は、下部電極層110aa〜110na、110aa’〜110na’、圧電材料層110ab〜110nb、110ab〜110nb’、及び上部電極層110ac〜110nc、110ac’〜110ncに電圧が印加される場合、圧電材料層110ab〜110nb、110ab’〜110nb’の収縮と膨脹によって積層体支持板105a〜105nの中央部位が上下に動くことになり、これにより上側反射部106a〜106nも上下に動くことになる。便宜上、積層体支持板106a〜106n、上側反射部106a〜106n、及び一対の圧電体110a〜110n、110a’〜110n’のそれぞれを含むユニットをエレメントという。
一方、光がオープンホール回折型光変調器の上側反射部106a〜106nに入射する場合、上側反射部106a〜106nは、一部の光は反射し、一部の光はホール106aa〜106nbを通じて通過させる。下部反射部103は、上側反射部106a〜106nのホール106aa〜106nbを通じて通過してきた光を反射させることになる。
その結果、上側反射部106a〜106nで反射する反射光と下部反射部103で反射した反射光は多くの回折係数を有する回折光を形成することになる。入射光の波長がλとすれば、その回折光の強度は、上側反射部106a〜106nと下部反射部103間の段差(間隔)が、λ/4の奇数倍になる時に最大になり、偶数倍になる時に最小になる。
図2は図1のA−A’線についての部分切断面を示す図で、第1上側反射部106aと第2上側反射部106bの断面を示している。
図2において、上側反射部106a、106bと絶縁層上に形成された下部反射部103との間隔が第1間隔(nλ/2、ここで、λは入射光の波長、nは整数)になれば、最小の光強度となる。そして、上側反射部106a、106bと絶縁層上に形成された下部反射部103との間隔が第2間隔(λ/4+nλ/2、ここで、λは入射光の波長、nは整数)であれば、最大の光強度となる。一方、最大の光強度を表示するために、実線で表示された第1上側反射部106aはl1またはL1だけの変位がなければならなく、第2上側反射部106bはl2またはL2だけの変位がなければならない。
しかし、上側反射部106a、106bは、時間が経つにしたがい、ひんぱんな上下運動によって圧電体110a、110a’、110b、110b’に電圧が印加されない場合にも、実線で表示された初期位置でない点線で表示された位置にある場合が発生する。この場合には、最小光強度または最大光強度を得るために、第1上側反射部106a、106bはl1’またはL1’の変位がなければならなく、第2上側反射部106b、106b’はl2’またはL2’の変位がなければならない。
結論として、上側反射部106a〜106n毎に、最小光強度または最大光強度を表示するための変位量に差がある。このような変位量を考慮しないで電圧を印加すれば、印加された電圧によって得られるものと予想される回折光の強度を得ることができなくなり、その結果、画質特性が劣化する。
したがって、前述した回折型光変調器のいろいろの応用で考慮しなければならないことは、回折型光変調器が、材料的/機械的変形が駆動中に発生する場合、初期に設定された印加電圧の基準と光強度の関係式が成立されない可能性が発生し、以後、このような変位量を考慮して電圧を印加しなければならないことである。
本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおいて、回折型光変調器に印加される電圧を、回折型光変調器が出射する回折光の強度を測定して調整することができる印加電圧調整装置を提供することをその目的とする。
このような目的を達成するための本発明の特徴は、光源系、照明光学部、回折型光変調器、投映及びスキャニング光学部、及びスクリーンを含み、回折型光変調器が第1反射部及び第1反射部と一定の間隔で配置された第2反射部を有し、第1反射部及び第2反射部で反射した反射光を用いて回折光を生成し、圧電材料からなる圧電体を利用して第1反射部と第2反射部間の間隔を可変させるディスプレイシステムにおいて、(イ)回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合、回折光の強度を測定し、測定された強度を出力する光強度測定部と、(ロ)回折型光変調器の圧電体に印加電圧を印加し、印加電圧の印加によって回折型光変調器から出力される回折光の強度を光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と回折型光変調器の圧電体に印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、回折型光変調器から特定の光強度を得るために必要な印加電圧を調整する印加電圧調整部とを備える印加電圧調整装置であることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、回折型光変調器のエレメントの材料的/機械的変形及びその他の要因によって歪曲される光強度を補正することで、長期間のディスプレイ時に画質維持が可能になる効果がある。
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図3は本発明の実施の形態に係る印加電圧調整装置が備えられた携帯用端末機に応用される回折型光変調器を利用するディスプレイシステムのブロック構成図である。
図3に示すように、本発明の実施の形態に係る印加電圧調整装置が備えられた携帯用端末機に応用される回折型光変調器を利用するディスプレイシステムは、無線通信を行う無線通信部310、情報を入力するキー入力部312、映像データなどを記憶するメモリ314、映像イメージがディスプレイ部320に表示されるようにするか、あるいは1パネル方式の回折型光変調器を利用するディスプレイシステムである光変調器プロジェクター330のプロジェクション制御部340などを制御して、映像イメージがスクリーン360に投射されるようにするベースバンドプロセッサ316、具備したカメラなどから入力された映像を処理し、処理された映像イメージデータをベースバンドプロセッサ316に伝送するイメージセンサーモジュールプロセッサ318、ベースバンドプロセッサ316から映像イメージデータを入力され、入力された映像イメージを画面上に表示するディスプレイ部320、及びベースバンドプロセッサ316の制御によって、ベースバンドプロセッサ316から入力された映像イメージデータに基づき映像イメージを生成した後、生成された映像イメージを拡大してスクリーン360に投射する1パネル方式の光変調器プロジェクター330を含む。ここで、ベースバンドプロセッサ316を端末制御系と呼ぶことができる。
ここで、光変調器プロジェクター330は、ベースバンドプロセッサ316から入力された制御信号によって、ベースバンドプロセッサ316から入力された映像イメージデータによる映像を光変調光学系350が生成するように光変調光学系350を制御するプロジェクション制御部340と、プロジェクション制御部340から入力される制御信号によって、映像イメージを生成し、生成された映像イメージを拡大してスクリーン360に投射する光変調光学系350とを含む。ここで、プロジェクション制御部340は、回折型光変調器353の圧電体に所定の印加電圧を印加して、印加電圧の印加によって回折型光変調器353から出力される回折光の強度を光強度測定部357から受信し、受信した測定光強度と回折型光変調器353の圧電体に所定の印加電圧が印加される場合に測定されると予測される予想光強度とを比較して、回折型光変調器353から所望の光強度を得るために必要な印加電圧を調整する印加電圧調整部として機能する。光強度測定部357は、回折型光変調器353の圧電体に印加電圧が印加される場合に、回折型光変調器353から出力される回折光の強度を測定し、測定された強度を印加電圧調整部であるプロジェクション制御部340に出力する
プロジェクション制御部340は、一例として図4Aに示すように、映像入力部400、映像ピボット部402、映像データ保存部403、ガンマ基準電圧保存部404、映像補正及び制御部406、エレメント別補正データ保存部408、映像データ出力部410、映像同期信号出力部412、印加電圧出力部430、光源制御部416、スキャニング制御部418、基準電圧再設定装置420、光変調器駆動回路422、光源駆動回路424、及びスキャナ駆動回路426を備えている。印加電圧出力部430は、上側電極基準電圧補正部414及び下側電極基準電圧出力部415を備える。
プロジェクション制御部340は、一例として図4Aに示すように、映像入力部400、映像ピボット部402、映像データ保存部403、ガンマ基準電圧保存部404、映像補正及び制御部406、エレメント別補正データ保存部408、映像データ出力部410、映像同期信号出力部412、印加電圧出力部430、光源制御部416、スキャニング制御部418、基準電圧再設定装置420、光変調器駆動回路422、光源駆動回路424、及びスキャナ駆動回路426を備えている。印加電圧出力部430は、上側電極基準電圧補正部414及び下側電極基準電圧出力部415を備える。
前記プロジェクション制御部340の他の例としては、図4Bに示すように、映像入力部400、映像ピボット部402、映像データ保存部403、ガンマ基準電圧保存部404、映像補正及び制御部406、エレメント別補正データ保存部408、映像データ出力部410、映像同期信号出力部412、印加電圧出力部430’、光源制御部416、スキャニング制御部418、基準電圧再設定装置420’、光変調器駆動回路422、光源駆動回路424、及びスキャナ駆動回路426を備えている。印加電圧出力部430’は、上側電極基準電圧出力部414’、下側電極基準電圧補正部415’を備える。
映像入力部400と映像ピボット部402は、光変調光学系350と端末制御系とのインターフェース機能をする。
そして、光変調光学系350は、RGB光源を生成して出射する光源系351、光源系351から出射した光を回折型光変調器353に入射させる照明光学部352、照明光学部352に入射した光を回折させて映像イメージを生成する回折型光変調器353、回折型光変調器353で生成された複数次数の回折光のうち、所望次数の回折光を通過させるシュリーレン光学部354、シュリーレン光学部354を通過した回折光からなる映像イメージをスクリーン360に投射する投映及びスキャニング光学部355、シュリーレン光学部354の後に位置し、シュリーレン光学部354を通過した回折光の大部分を投映及びスキャニング光学部355に通過させ、一部は光強度測定部357に向かうようにする半透過性反射部356、及び半透過性反射部356で反射して入射する回折光の強度を測定して出力する光強度測定部357を含む。すなわち、照明光学部352が入射した光を回折させて、複数の回折次数を有する回折光を形成することになる。この際、複数回折次数の回折光のいずれか一次数または複数次数の回折光が所望の映像イメージを生成することになる。尚、回折型光変調器353としては、例えば図1に示した回折型光変調器353を採用可能であり、回折型光変調器353の有する圧電体は、下部電極層と、下部電極層上に配置された圧電材料層と、圧電材料層上に配置された上部電極層とを含む。
以下、図3、図4A及び図4Bを参照して、光変調プロジェクターを利用する携帯用端末機のプロジェクション動作について簡略に説明する。
まず、使用者がキー入力部312を使って映像イメージを拡大してスクリーンに投射するプロジェクションモードを選択し(このようなプロジェクションモードはメニューを通じて使用者に提供される)、スクリーン360に投射したい映像イメージを使用者が選択すれば、ベースバンドプロセッサ316は、使用者が選択した映像の映像イメージデータをプロジェクション制御部340に伝送する。
そして、ベースバンドプロセッサ316は、プロジェクション制御部340にプロジェクションモード制御信号を伝送し、プロジェクション制御部340に入力された映像イメージデータによる駆動信号を光源系351と回折型光変調器353に伝送するようにする。
すなわち、プロジェクション制御部340の映像入力部400は、ベースバンドプロセッサ316から映像イメージデータを入力されると同時に垂直同期信号(Vsync)と水平同期信号(Hsync)を受信する。
そして、プロジェクション制御部340の映像ピボット部402は、横方向に整列されている映像イメージデータを縦方向に変換するデータトランスポーズを行うことで、横方向に入力された映像イメージデータを縦方向の映像イメージデータに変換して出力する。このように映像ピボット部302でデータトランスポーズが必要な理由は、回折型光変調器353から出射する走査線は複数のピクセル(一例として、入力される映像データが480×640である場合、480個のピクセル)に対応するスキャニング回折点光が縦に配列されているので、横方向にスキャンして表示するようになっているからである。
すなわち、図5Aのように、標準映像データは横方向に整列されている。しかし、回折型光変調器353は、例えば図1に示すように、複数の上側反射部が縦方向に配列されているため、複数映像データを横方向にスキャニングしながら表示するようになっている。
したがって、回折型光変調器353を利用して480×640個のピクセルからなる1フレームの映像を走査線でスキャニングして形成するためには、480個の縦方向に配列されたデータを必要とする。
言い換えれば、図5Aは480×640ピクセルで構成される1フレームの映像データの構造を示す。図5Aに示す映像データは、外部から横方向に、(0,0)、(0,1)、(0,2)、(0,3)、・・・の順に入力される。
しかし、回折型光変調器353を利用してスキャニングするためには、480個の縦方向に配列されたデータが要求されるので、図5Bに示すように、入力される映像データは横方向配列から縦方向配列にトランスポーズされなければならない。
そして、映像補正及び制御部406は、スキャニング時間の間には、映像ピボット部402によってデータトランスポーズされて映像データ保存部403に保存された映像データを第1列から最後列まで順次読み取って出力する。
また、映像補正及び制御部406は、映像ピボット部402から映像イメージデータが入力されれば、エレメント別補正データ保存部408に保存されたエレメント別補正データテーブルによる補正を行い、補正された映像イメージデータを映像データ出力部410に出力する。
ガンマ基準電圧保存部404には、上部電極(ガンマ)基準電圧と下部電極(ガンマ)基準電圧が保存されている。
ここで、ガンマ基準電圧保存部404に保存された上部電極基準電圧とは、回折型光変調器353の光変調器駆動回路422がエレメント別に映像データの階調度による印加電圧を出力する時に参照する上部電極基準電圧を意味する。
そして、ガンマ基準電圧保存部404に保存された下部電極基準電圧とは、回折型光変調器353の下部電極層に印加される下部電極基準電圧を意味する。
このようなガンマ基準電圧保存部404に上部電極基準電圧を保存し、回折型光変調器353の光変調器駆動回路422が階調度による印加電圧を出力する時に参照するようにする必要がある理由は、回折型光変調器353から出射する回折光の強度が、印加される電圧の電圧レベルによって線形的に変化しなく非線形的に変化する図6に示すガンマ特性を有するからである。すなわち、図6の光強度履歴曲線を参照すれば、得ようとする光強度が線形的に変化するのに対し、光強度P1、P2、・・・、Pnの間隔が一定である場合、印加すべき電圧R1、R2、・・・、Rnは一定間隔を有さず、非線形性を示す。そのため、ガンマ基準電圧保存部404に上部電極基準電圧を保存して、回折型光変調器353の光変調器駆動回路422が階調度による印加電圧を出力する時に参照するようにする必要がある。
そして、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧はそれぞれの光源に対して決まっている。一例として、R光源に対してR1〜RnのR上部電極基準電圧が、G光源に対してG1〜GnのG上部電極基準電圧が、そしてB光源に対してB1〜BnのB上部電極基準電圧が決まっている。
そして、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている下部電極基準電圧はそれぞれの光源に対して決まっている。一例として、R光源に対してRLのR下部電極基準電圧が、G光源に対してGLのG下部電極基準電圧が、B光源に対してBLのB下部電極基準電圧が決まっている。
光変調器駆動回路422は、図4Aを参照すれば、映像データ出力部410から映像イメージデータとして階調度が入力されれば、これに対応する上部電極電圧を得るために、上側電極基準電圧補正部414から出力される上部電極基準電圧を参照する。この際、上側電極基準電圧補正部414は、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧を読み取り、この読み取られた上部電極基準電圧を補正した後、補正された上部電極基準電圧を光変調器駆動回路422に出力する。ここで、上側電極基準電圧補正部414で上部電極基準電圧を補正する理由については以後に詳細に説明する。そして、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている下部電極基準電圧は回折型光変調器353の下部電極層に印加される。この際、下側電極基準電圧出力部415は、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている下部電極基準電圧を読み取って回折型光変調器353の下部電極層に出力する。このようになれば、回折型光変調器353のそれぞれのエレメントの駆動電圧は、光変調器駆動回路422から出力する上部電極電圧と下側電極基準電圧出力部415から下部電極層に印加される下部電極電圧との差が駆動電圧(印加電圧)になるものである。
一方、図4Bを参照すれば、光変調器駆動回路422は、映像データ出力部410から映像イメージデータとして階調度が入力されれば、これに対応する上部電極基準電圧を得るために、上側電極基準電圧出力部414’から出力する上部電極基準電圧を参照する。この際、上側電極基準電圧出力部414’は、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧を読み取り、この読み取られた上部電極基準電圧を光変調器駆動回路422に出力する。そして、下側電極基準電圧補正部415’は、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている下部電極基準電圧を読み取り、読み取られた下部電極基準電圧を補正値によって補正した後、補正された下部電極基準電圧を回折型光変調器353の下部電極層に出力する。ここで、下側電極基準電圧補正部415’で下部電極基準電圧を補正する理由については以後に詳細に説明する。このようにすれば、回折型光変調器353のそれぞれのエレメントの駆動電圧は、光変調器駆動回路422から出力する上部電極電圧と下側電極基準電圧補正部415’から下部電極層に印加される下部電極電圧との電圧差になる。
一方、上部電極基準電圧と下部電極基準電圧は、回折型光変調器353が製造される時に、回折型光変調器353を一定電圧範囲で繰り返し駆動した後、光強度検出器(たとえば、フォトセンターなど)を利用してエレメント別光強度を得、図6に示すように、これによってエレメント別光強度履歴曲線を構成することにより得られる。この時に得られた相異なる三つのエレメントに対する光強度履歴曲線の一例を図7に示す。ここで、エレメント1の場合、光強度が最小の電圧はVP1minで、光強度が最大の電圧はVP1maxであり、エレメント2の場合、光強度が最小の電圧はVP2minで、光強度が最大の電圧はVP2maxであり、エレメント3の場合、光強度が最小の電圧はVP3minで、光強度が最大の電圧はVP3maxである。
このように、試験者が選択した上部電極基準電圧をガンマ基準電圧保存部404に入力すれば、入力された上部電極基準電圧がガンマ基準電圧保存部404に保存される。また、試験者は、このような上部電極基準電圧範囲の基準になる下部電極基準電圧を決めてガンマ基準電圧保存部404に保存する。この際、試験者は基準電圧再設定装置420または420’が基準電圧を再設定するのに利用できるように、すべての上側反射部に対する光強度(曲線)を平均した平均光強度(曲線、図8に示す)を基準電圧再設定装置420または420’に提供する。
一方、エレメント別補正データ保存部408に保存されたエレメント別補正データは、映像補正及び制御部406が映像ピボット部402から入力される映像イメージデータを補正し、補正された出力映像イメージデータを生成するために参照するもので、図9に示すようにテーブルに作成することができる。
図9の補正データテーブルを見れば、外部入力映像階調度(入力映像イメージデータ)があり、そのそれぞれに対して補正された映像階調度(補正された出力映像イメージデータ)がエレメント別に決まっていることが分かる。
一例として、エレメント1の場合、入力映像階調度が0であれば、補正された映像階調度として5が出力され、1であれば6、254であれば249、255であれば250が出力されるようになっている。このようなエレメント別補正データが必要な理由を知るために算出過程を理解する必要があるが、その算出過程を理解するためには、回折型光変調器353のディスプレイ応用において光変調器駆動回路422の動作を理解する必要がある。
光変調器駆動回路422は、階調度が入力されれば、上側電極基準電圧補正部414(または上側電極基準電圧出力部414’)から出力される上部電極基準電圧を参照して上部電極電圧を決める。この際、一例として、R光源に対して上部電極基準電圧をR1〜Rnとすれば、光変調器駆動回路422は、階調0が入力されれば電圧R1を出力し、階調255が入力されれば電圧Rnを出力し、0と255間の値が入力されれば、前もって決まった駆動電圧を出力する。ところで、図7から分かるように、上部電極基準電圧をエレメント別に最小電圧と最大電圧に設定しないで最小電圧と最大電圧を共に含むように設定したから、逆にエレメント別補正データを算出しなければならない。これをエレメント1についてだけ光強度履歴曲線を示す図10を参照して説明すれば、外部から入力される階調度が例えば0である場合、0を補正しないで光変調器駆動回路422に印加すれば、出力電圧はR1になり、この際、実際のエレメント1が出力する光強度は15になる。したがって、このような不一致を解決するために、実際エレメント1が0の光強度を出射するVP1minに対応する対応階調度10を光変調器駆動回路422に出力すれば良い。
結論として、エレメント別補正データ保存部408は、前述した方式によって、外部から入力される入力映像階調度を補正することができる補正映像階調度を図9に示すようなテーブルに作成して保存している。
一方、映像補正及び制御部406は、映像ピボット部402から入力された垂直同期信号と水平同期信号を映像同期信号出力部425に出力する。
また、映像補正及び制御部406は、光源制御部416に光源スイッチング制御信号を出力し、光源制御部416が光源駆動回路424を制御して光源をスイッチングするようにし、スキャニング制御部418にスキャニング制御信号を出力し、スキャニング制御部418がスキャナ駆動回路426を駆動するようにする。
すると、光変調器駆動回路422は、映像データ出力部410から映像イメージデータ階調度を受信し、上側電極基準電圧補正部414(または上側電極基準電圧出力部414’)から出力される上部電極基準電圧を参照して駆動電圧を決定し、決定された駆動電圧を回折型光変調器353に出力する。
一方、本発明の実施の形態に係る基準電圧再設定装置420は、図4Aの上側電極基準電圧補正部414に保存されている上部電極基準電圧補正値を再設定する。
ここで、まず上部電極基準電圧の補正値の再設定が必要な理由は、時間が経つにしたがって回折型光変調器353のエレメントの動特性が変化するからである。よって、基準電圧再設定装置420は、回折型光変調器353のすべてのエレメントに一定の階調度を供給した後、例えば0または255を供給した後、それによる光強度を測定して光強度曲線の変異程度を検出した後、光強度曲線の変異による上部電極基準電圧を補正することができるように、補正値を再設定する。ここでは、基準電圧再設定装置420が上側電極基準電圧補正部414に保存されている補正値を再設定するように具現したが、これとは異なり、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧を再設定することもできる。
一方、基準電圧再設定装置420’は、図4Bの下側電極基準電圧補正部415’に保存されている下部電極基準電圧補正値を再設定する。
ここで、下部電極基準電圧の補正値の再設定が必要な理由は、時間が経つにしたがって回折型光変調器353のエレメントの動特性が変化するからである。よって、基準電圧再設定装置420’は、回折型光変調器353のすべてのエレメントに一定の階調度を供給した後、例えば0または255を供給した後、それによる光強度を測定して光強度曲線の変異程度を検出した後、光強度曲線の変異による下部電極基準電圧を補正することができるように補正値を再設定する。ここでは、基準電圧再設定装置420’が下側電極基準電圧補正部415’に保存されている補正値を再設定するように具現したが、これとは異なり、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている下部電極基準電圧を再設定することもできる。
図11は本発明の実施の形態に係る印加電圧調整装置の内部ブロック図、図12は本発明の実施の形態に係る印加電圧調整方法のフローチャートである。
図11に示した印加電圧調整装置は、光強度測定部357と基準電圧再設定装置420とから構成され、基準電圧再設定装置420は、光強度保存部431、光強度変異検出部432、及び再設定部433を備えている。
光強度保存部431は、回折型光変調器353の圧電体に所定の印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度を保存する。光強度変異検出部432は、回折型光変調器353の圧電体に所定の印加電圧が印加される場合に回折型光変調器353から出力される回折光の強度を光強度測定部357から受信し、受信した測定光強度と光強度保存部431に保存された予想光強度とを比較して、ガンマ基準電圧保存部404に保存された回折型光変調器353に印加されなければならない上部電極基準電圧を調整するための補正値を出力する。再設定部433は、光強度変異検出部432から出力される補正値を用いて、回折型光変調器353に印加される上部電極基準電圧に加わる補正値を調整する。
ここで、光強度測定部357はフォトセンサなどが使用可能であり、回折型光変調器のすべてのエレメントに同一階調度の駆動電圧が印加される場合(図12のフローチャートのステップS110)、回折型光変調器のすべてのエレメントから出射する回折光の平均光強度を検出して出力する(ステップS112)。
すると、光強度変異検出部432は、光強度保存部431を参照して光強度変異量を検出する(ステップS114)。図13に示すように、すべてのエレメントに0の階調度が入力された時、光強度P1が出力されなければならないがP2が出力されたら、所望の光強度の出力を得るためには、さらに低い電圧を加えなければならないことが分かり、それによって電圧変異量ΔV1を出力し、これにより、再設定部433は、上部電極基準電圧をRF1〜RFnに再設定するように、上側電極基準電圧補正部414にある補正値を−ΔV1に再設定する(ステップS116)。すると、上側電極基準電圧補正部414は、上部電極基準電圧を出力する時、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧に補正値ΔV1を引き算して出力し、補正された上部電極基準電圧値を出力する。このようにすれば、所望の回折光の強度を得ることができる。
また、光強度変異検出部432は、すべてのエレメントに0の階調度が入力された時、光強度P1が出力されなければならないが、P3が出力されたら、所望の光強度の出力を得るためには、さらに高い電圧を印加しなければならないことが分かり、それによって電圧変異量ΔV2を出力し、これにより、再設定部433は、基準電圧をRS1〜RSnで出力することができるように、上側電極基準電圧補正部414にある補正値をΔV2に設定する(ステップS116)。すると、上側電極基準電圧補正部414は、上部電極基準電圧を出力する時、ガンマ基準電圧保存部404に保存されている上部電極基準電圧に補正値ΔV2を加算して出力し、補正された上部電極基準電圧値を出力する。このようにすれば、所望の回折光の強度を得ることができる。
図14は本発明の実施の形態に係る印加電圧調整装置の内部ブロック図の他の例、図15は本発明の実施の形態に係る印加電圧調整方法のフローチャートの他の例である。
図14に示した印加電圧調整装置は、光強度測定部357と基準電圧再設定装置420’とから構成され、基準電圧再設定装置420’は、光強度保存部431’、光強度変異検出部432’、及び再設定部433’を備えている。
ここで、光強度測定部357はフォトセンサなどが使用可能であり、回折型光変調器のすべてのエレメントに同一階調度の駆動電圧が印加される場合(図15のフローチャートのステップS210)、回折型光変調器のすべてのエレメントから出射する回折光の平均光強度を検出して出力する(ステップS212)。
すると、光強度変異検出部432’は、光強度保存部431’を参照して光強度変異量を検出する(ステップS214)。図16Aに示すように、すべてのエレメントに0の階調度が入力された時、光強度P1が出力されなければならないが、P2が出力されたら、所望の光強度の出力を得るためには、さらに低い電圧を印加しなければならないことが分かり、それによって電圧変異量ΔV1を出力する。これにより、再設定部433’は、下側電極基準電圧補正部415’に保存されている補正値をΔV1に再設定し(ステップS216)、図16Bに示すように、下部電極基準電圧がΔV1になるようにする。このようにすれば、下側電極基準電圧補正部415’から出力される下部電極基準電圧がΔV1だけ移動し、図16Bに示すように、上部電極基準電圧をVtmin〜Vtmaxに調整しなくても、エレメントの上部電極層に印加される上部電極電圧がRF1〜RFnに再設定されることにより、回折型光変調器の動特性の変化に対応することができるので、所望の回折光の強度を得るために印加されなければならない印加電圧を正確に得ることができる。
また、光強度変異検出部432’は、すべてのエレメントに0の階調度が入力された時、光強度P1が出力されなければならないが、P3が出力されたら、所望の光強度の出力を得るためには、さらに高い電圧を印加しなければならないことが分かり、それによって電圧変異量ΔV2を出力する。
これにより、再設定部433’は、下側電極基準電圧補正部415’に保存されている補正値を−ΔV2に再設定して(ステップS216)、図16Bに示すように、下部電極基準電圧が−ΔV2になるようにする。このようにすれば、下側電極基準電圧補正部415’から出力される下部電極基準電圧が−ΔV2だけ移動することになることにより、図16Bに示すように、上部電極基準電圧をVtmin〜Vtmaxに調整しなくても、エレメントの上部電極層に印加される上部電極電圧がRS1〜RSnに再設定され、回折型光変調器の動特性の変化に対応することができるので、所望の回折光の強度を得るために印加されなければならない印加電圧を正確に得ることができる。
上記では、すべての上側反射部の階調度が0である場合について説明したが、0だけでなく、255及びその他のどんな一定の階調度も使用することができることは勿論である。
一方、光強度を検出するために、光強度測定部357はフォトセンサが使用可能であり、図3に示すように、シュリーレン光学部354の後端に半透過性反射部356を備えて、一部の反射光を受けて光強度を検出することができる。
また、光強度を検出するための光強度測定部357は、図17に示すように、スクリーン1400の前端にフォトセンサ1401を設置することで、回折型光変調器が出射する回折光の強度を測定することができる。ここで、フォトセンサ1401の前端には集光レンズ1403が位置することにより、すべてのエレメントに対応する回折光が集光されて、全体回折光に対する光強度を得ることができるようにしている。
この際、光学系の投映及びスキャニング光学部がポリゴンミラー1402を使用する場合、図18に示すように、ポリゴンミラー1402の反射面を光強度測定面と映像有効面に分け、回折光が光強度測定面に入射する場合、回折型光変調器のエレメント別階調を0に統一し、フォトセンサ1401を、光強度測定面で反射する回折光を測定することができる位置に位置させることで、光強度を測定する。ここでは、投映及びスキャニング光学部の一例としてポリゴンミラー1402について説明したが、その他にもガルバノメーターミラーとMEMSスキャナなども使用可能であることは勿論である。前述したように、光強度を測定するために、映像補正及び制御部406が上部電極基準電圧を調整するための光強度を測定するために必要な時間の間に提供される階調度とその以後に提供される階調度のデータタイミング図を図19に示す。図19に示すように、光強度測定面に回折光が入射する時間の間には、R光源0階調データ、またはG光源0階調データ、またはB光源0階調データが提供され、映像有効面に回折光が入射する時間の間には、R映像データ、またはG映像データ、またはB映像データが提供される。
本発明は、回折型光変調器に印加される電圧を、回折型光変調器が出射する回折光の強度を測定して調整することができる回折型光変調器を利用するディスプレイシステムにおける印加電圧調整装置に適用可能である。
310 無線通信部
312 キー入力部
314 メモリ
316 ベースバンドプロセッサ
318 イメージセンサーモジュールプロセッサ
320 ディスプレイ部
322 マルチメディアプロセッサ
340 プロジェクション制御部
350 光変調光学系
351 光源系
352 照明光学部
353 回折型光変調器
354 シュリーレン光学部
355 投映及びスキャニング光学部
356 半透過性反射部
357 光強度測定部
400 映像入力部
402 映像ピボット部
403 映像データ保存部
404 ガンマ基準電圧保存部
406 映像補正及び制御部
408 エレメント別補正データ保存部
410 映像データ出力部
412 映像同期信号出力部
414 上側電極基準電圧補正部
414’ 上側電極基準電圧出力部
415 下側電極基準電圧出力部
415’ 下側電極基準電圧補正部
416 光源制御部
418 スキャニング制御部
422 光変調器駆動回路
424 光源駆動回路
426 スキャナ駆動回路
431、431’ 光強度保存部
432、432’ 光強度変異検出部
433、433’ 再設定部
312 キー入力部
314 メモリ
316 ベースバンドプロセッサ
318 イメージセンサーモジュールプロセッサ
320 ディスプレイ部
322 マルチメディアプロセッサ
340 プロジェクション制御部
350 光変調光学系
351 光源系
352 照明光学部
353 回折型光変調器
354 シュリーレン光学部
355 投映及びスキャニング光学部
356 半透過性反射部
357 光強度測定部
400 映像入力部
402 映像ピボット部
403 映像データ保存部
404 ガンマ基準電圧保存部
406 映像補正及び制御部
408 エレメント別補正データ保存部
410 映像データ出力部
412 映像同期信号出力部
414 上側電極基準電圧補正部
414’ 上側電極基準電圧出力部
415 下側電極基準電圧出力部
415’ 下側電極基準電圧補正部
416 光源制御部
418 スキャニング制御部
422 光変調器駆動回路
424 光源駆動回路
426 スキャナ駆動回路
431、431’ 光強度保存部
432、432’ 光強度変異検出部
433、433’ 再設定部
Claims (19)
- 光源系、照明光学部、回折型光変調器、投映及びスキャニング光学部、及びスクリーンを含み、前記回折型光変調器が第1反射部及び前記第1反射部と一定の間隔で配置された第2反射部を有し、前記第1反射部及び前記第2反射部で反射した反射光を用いて回折光を生成し、圧電材料からなる圧電体を利用して前記第1反射部と前記第2反射部間の間隔を可変させるディスプレイシステムにおいて、
前記回折型光変調器の前記圧電体に印加電圧が印加される場合、前記回折光の強度を測定し、測定された前記強度を出力する光強度測定部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧を印加し、前記印加電圧の印加によって前記回折型光変調器から出力される前記回折光の前記強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、前記回折型光変調器から特定の光強度を得るために必要な印加電圧を調整する印加電圧調整部
とを備えることを特徴とする印加電圧調整装置。 - 前記光強度測定部は、フォトセンサを含むことを特徴とする請求項1に記載の印加電圧調整装置。
- 前記回折型光変調器の後端に位置し、前記回折光の大部分を前記投映及びスキャニング光学部に通過させ、前記回折光の残りの部分を前記光強度測定部に入射させる半透過性反射部を更に含み、
前記光強度測定部は、前記半透過性反射部から入射する回折光の強度を測定することを特徴とする請求項1に記載の印加電圧調整装置。 - 前記光強度測定部は、フォトセンサであることを特徴とする請求項3に記載の印加電圧調整装置。
- 前記光強度測定部は、前記スクリーンの一方の端に配置されることを特徴とする請求項1に記載の印加電圧調整装置。
- 前記回折型光変調器の前記圧電体は、下部電極層と、前記下部電極層上に配置された圧電材料層と、前記圧電材料層上に配置された上部電極層とを含み、
前記印加電圧調整部は、前記上部電極層に印加される電圧値を調整することを特徴とする、請求項1に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧調整部は、
前記回折型光変調器の前記圧電体の前記上部電極層に印加される上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加される下部電極基準電圧とを保存する基準電圧保存部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧に補正値を加え、補正された上部電極基準電圧を出力し、前記下部電極基準電圧を出力する印加電圧出力部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧を印加する映像制御部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の前記強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、前記基準電圧保存部に保存された前記回折型光変調器に印加される上部電極基準電圧を調整するために使用される前記印加電圧出力部の補正値を調整する基準電圧再設定装置
とを備えることを特徴とする請求項6に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧出力部は、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧に前記補正値を加えて出力する上側電極基準電圧補正部と、
前記基準電圧保存部に保存されている下部電極基準電圧を出力する下側電極基準電圧出力部
とを備えることを特徴とする請求項7に記載の印加電圧調整装置。 - 前記基準電圧再設定装置は、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度を保存する光強度保存部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信された測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される前記光強度保存部の前記予想光強度とを比較して、前記基準電圧保存部に保存された前記回折型光変調器に印加されなければならない上部電極基準電圧を調整するための補正値を出力する光強度変異検出部と、
前記光強度変異検出部が出力する前記補正値を用いて、前記回折型光変調器に印加される前記印加電圧出力部に保存された上部電極基準電圧に加える補正値を調整する再設定部
とを備えること特徴とする請求項7に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧調整部は、
前記回折型光変調器の前記圧電体の前記電極層に印加される上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加される下部電極基準電圧とを保存する基準電圧保存部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記電極基準電圧と前記電極基準電圧とを出力する印加電圧出力部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧を印加する映像制御部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、前記基準電圧保存部に保存された前記回折型光変調器で所定の光強度を得るために印加されなければならない上部電極基準電圧を調整する基準電圧再設定装置
とを備えることを特徴とする請求項6に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧出力部は、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧を出力する上側電極基準電圧補正部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記下部電極基準電圧を出力する下側電極基準電圧出力部
とを備えることを特徴とする請求項10に記載の印加電圧調整装置。 - 前記基準電圧再設定装置は、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度を保存する光強度保存部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される前記光強度保存部の前記予想光強度とを比較して、前記回折型光変調器から所定の光強度を得るために印加されなければならない前記基準電圧保存部に保存された前記上部電極電圧を調整するための補正値を出力する光強度変異検出部と、
前記光強度変異検出部が出力する補正値を用いて、前記基準電圧保存部に保存された前記回折型光変調器に印加される上部電極基準電圧を調整する再設定部
とを備えることを特徴とする請求項10に記載の印加電圧調整装置。 - 前記回折型光変調器の前記圧電体は、下部電極層と、前記下部電極層上に配置された圧電材料層と、前記圧電材料層上に配置されている上部電極層とを含み、
前記印加電圧調整部は、前記下部電極層に印加される電圧値を調整することを特徴とする請求項1に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧調整部は、
前記回折型光変調器の前記上部電極層に印加される上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加される下部電極基準電圧とを保存する基準電圧保存部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧を出力し、前記下部電極基準電圧に補正値を加え、補正された下部電極基準電圧を出力する印加電圧出力部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧を印加する映像制御部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、前記回折型光変調器から所定の光強度を得るために印加されなければならない下部電極基準電圧を得るために前記印加電圧出力部の補正値を調整する基準電圧再設定装置
とを備えることを特徴とする請求項13に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧出力部は、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧を出力する上側電極基準電圧出力部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記下部電極基準電圧に前記補正値を加えて出力する下側電極基準電圧補正部
とを備えることを特徴とする請求項14に記載の印加電圧調整装置。 - 前記基準電圧再設定装置は、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度を保存する光強度保存部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される前記光強度保存部の予想光強度とを比較して、前記回折型光変調器から所定の光強度を得るために印加されなければならない前記基準電圧保存部に保存された下部電極基準電圧を調整するための補正値を出力する光強度変異検出部と、
前記光強度変異検出部から出力される補正値を用いて、前記回折型光変調器で所定の光強度を得るために前記印加電圧出力部に保存された下部電極基準電圧に加える補正値を調整する再設定部
とを備えることを特徴とする請求項14に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧調整部は、
前記回折型光変調器の前記上部電極層に印加される上部電極基準電圧と前記下部電極層に印加される下部電極基準電圧とを保存する基準電圧保存部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧と前記下部電極基準電圧を出力する印加電圧出力部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧を印加する映像制御部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度とを比較して、前記基準電圧保存部に保存された前記回折型光変調器から所定の光強度を得るために印加されなければならない下部電極基準電圧を調整する基準電圧再設定装置
とを備えることを特徴とする請求項13に記載の印加電圧調整装置。 - 前記印加電圧出力部は、
前記基準電圧保存部に保存されている前記上部電極基準電圧を出力する上側電極基準電圧出力部と、
前記基準電圧保存部に保存されている前記下部電極基準電圧を出力する下側電極基準電圧補正部
とを備えることを特徴とする請求項17に記載の印加電圧調整装置。 - 前記基準電圧再設定装置は、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される予想光強度を保存する光強度保存部と、
前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に前記回折型光変調器から出力される回折光の強度を前記光強度測定部から受信し、受信した測定光強度と前記回折型光変調器の前記圧電体に前記印加電圧が印加される場合に測定されると予想される前記光強度保存部の予想光強度とを比較して、前記回折型光変調器で所定の光強度を得るために印加されなければならない前記基準電圧保存部に保存された下部電極基準電圧を調整するための補正値を出力する光強度変異検出部と、
前記光強度変異検出部が出力する補正値を用いて、前記回折型光変調器で所定の光強度を得るために印加されなければならない前記基準電圧保存部に保存された下部電極基準電圧を調整する再設定部
とを備えることを特徴とする請求項17に記載の印加電圧調整装置。
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