JP2007120351A - クランキング回転数検出装置およびバッテリ状態検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる場合でも、その落ち込んだクランキング回転数が適切に検出できるクランキング回転数検出装置を提供する。
【解決手段】このクランキング回転数検出装置は、バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、クランキング毎に、前記電圧センサにより検出される前記バッテリの出力電圧の波形に基づき、その所定区間での平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaを求めて、それら平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaの対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線Lを算出する相関直線算出手段と、前記相関直線算出手段により算出された相関直線Lを用いて、前記電圧センサにより検出された前記バッテリの出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するクランキング回転数算出手段とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】このクランキング回転数検出装置は、バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、クランキング毎に、前記電圧センサにより検出される前記バッテリの出力電圧の波形に基づき、その所定区間での平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaを求めて、それら平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaの対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線Lを算出する相関直線算出手段と、前記相関直線算出手段により算出された相関直線Lを用いて、前記電圧センサにより検出された前記バッテリの出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するクランキング回転数算出手段とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンのクランキング回転数を検出するクランキング回転数検出装置および自動車のバッテリの状態を検知するバッテリ状態検知装置に関する。
提案例に係るバッテリ状態検知装置では、電圧センサによりバッテリの出力電圧の波形を検出し、その振幅周期に基づきエンジン着火時のクランキング回転数を求め、そのクランキング回転数が所定の着火可能回転数以上であるか否かを判定し、その判定結果に基づきバッテリが正常か否かを判定していた。
上記の様にバッテリの出力電圧の振幅周期に基づき求めたクランキング回転数は、その振幅周期に亘る平均のクランキング回転数となっているので、実際のクランキング回転数がエンジン着火時で瞬間的に落ち込んでいる場合には、その落ち込んだクランキング回転数を正確に検出できないという欠点があった。
そこで、この発明の課題は、第1に、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる場合でも、その落ち込んだクランキング回転数が適切に検出できるクランキング回転数検出装置を提供すること、第2に、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる場合でも、その落ち込んだクランキング回転数を適切に検出して、その検出結果に基づきバッテリの状態を適切に検知できるバッテリ状態検知装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、バッテリの出力電圧に基づきエンジンのクランキング回転数を検出するクランキング回転数検出装置であって、前記バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、クランキング毎に、前記電圧センサにより検出される前記バッテリの出力電圧の波形に基づき、その所定区間での平均クランキング回転数および平均電圧値を求めて、それら平均クランキング回転数および平均電圧値の対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線を算出する相関直線算出手段と、前記相関直線算出手段により算出された前記相関直線を用いて、前記電圧センサにより検出された前記バッテリの出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するクランキング回転数算出手段と、を備えるものである。
請求項2に記載の発明は、前記相関直線算出手段は、前記所定区間内の極大電圧値および極小電圧値の平均値を前記平均電圧値とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記相関直線算出手段は、クランキングが行われる毎に、新たな前記座標点を求めて前記分布に追加して、その追加された分布に基づき前記相関直線を算出し直して前記相関直線を更新するものである。
請求項4に記載の発明は、前記相関直線算出手段は、前記分布に含まれる前記座標点の数が所定数以上になると、前記分布に含まれる前記座標点のうちの時間的に古い方の一部の座標点を前記分布から除去して、その除去された分布に基づき前記相関直線を算出し直して前記相関直線を更新するものである。
請求項5に記載の発明は、自動車に搭載されたバッテリの状態を検知するバッテリ状態検知装置であって、請求項1〜請求項4の何れかに記載のクランキング回転数検出装置と、前記クランキング回転数検出装置により検出されたエンジン着火時電圧の際のクランキング回転数が予め設定された所定の着火可能回転数以上であるか否かを判定し、その判定結果に基づき前記バッテリの状態が正常であるか否かを判定する処理手段と、を備えるものである。
請求項6に記載の発明は、自動車に搭載されたバッテリの状態を検知するバッテリ状態検知装置であって、前記バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、エンジンのクランキング回転数を検出するクランク角センサと、前記クランク角センサにより検出されたエンジン着火時のクランキング回転数が予め設定された所定の着火可能回転数以上であるか否かを判定し、その判定結果に基づき前記バッテリの状態が正常であるか否かを判定する処理手段と、を備えるものである。
請求項1に記載の発明によれば、クランキング毎に電圧センサにより検出されるバッテリの出力電圧の波形に基づき、その所定区間での平均クランキング回転数および平均電圧値を求めて、それら平均クランキング回転数および平均電圧値の対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線を算出し、その相関直線を用いて、電圧センサにより検出されたバッテリの出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するので、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる際でも、その際のバッテリの出力電圧からその落ち込んだクランキング回転数を適切に検出できる。
請求項2に記載の発明によれば、当該所定区間内の極大電圧値および極小電圧値の平均値を平均電圧値とするので、簡単に当該所定区間の平均電圧値を検出できる。
請求項3に記載の発明によれば、クランキングが行われる毎に、新たな座標点を求めて分布に追加して、その追加された分布に基づき相関直線を算出し直して相関直線を更新するので、クランキング回転数と電圧値との最新の相関関係を相関直線に反映でき、クランキング回転数を正確に検出できる。
請求項4に記載の発明によれば、分布に含まれる座標点の数が所定数以上になると、分布に含まれる座標点のうちの時間的に古い方の一部の座標点を分布から除去して、その除去された分布に基づき相関直線を算出し直して相関直線を更新するので、クランキング回転数と電圧値との最新の相関関係を相関直線に強く反映でき、クランキング回転数を正確に検出できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜請求項4の何れかに記載のクランキング回転数検出装置を用いてエンジン着火時電圧の際のクランキング回転数を検出し、その検出されたクランキング回転数に基づきバッテリの状態が正常であるか否かを判定するので、クランキング回転数に基づきバッテリの状態を適切に検出できる。
請求項6に記載の発明によれば、クランク角センサを用いてエンジン着火時のクランキング回転数を直接検出し、そのクランキング回転数に基づきバッテリの状態が正常であるか否かを判定するので、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる際でも、その落ち込んだクランキング回転数を適切に検出でき、そのクランキング回転数に基づきバッテリの状態を適切に検出できる。
この実施の形態に係るバッテリ状態検知装置は、図1の様に、自動車等の車両のバッテリ1の出力電流を検出する電流センサ21と、バッテリ1の出力電圧を検出する電圧センサ23と、電流センサ21および電圧センサ23の検出結果に基づきバッテリ1の状態が正常であるか否かを判定する処理部(処理手段)25と、処理部25の判定結果を出力する出力部29と、処理部25によるバッテリ1の状態判定に必要なデータ等を記憶する記憶部27とを備える。
バッテリ1は、その負極が接地され、その正極がイグニションスイッチ6を介してスタータST、燃料噴射・点火系7および燃料噴射・点火系ECU8に接続されている。これにより、イグニションスイッチ6がオンにされると、イグニションスイッチ6を介してバッテリ1からの給電がスタータST、燃料噴射・点火系7および燃料噴射・点火系ECU8に供給される。尚、燃料噴射・点火系7とは、エンジンへの燃料噴射を行うインジェクタおよびエンジン点火を行う点火プラグであり、燃料噴射・点火系ECU8とは、燃料噴射・点火系7を制御するECUのことである。
処理部25は、(1)電圧センサ23の検出結果に基づきクランキング回転数を検出し、(2)その検出結果および所定の条件(後述の第1〜第3の条件)に基づきバッテリ1の状態がエンジン始動性の観点から正常であるか否かを判定し、(3)その判定の結果、バッテリ1は正常でないと判定した場合には、電流センサ21の検出結果に基づきバッテリ1の残容量判定および劣化判定を行い、それらの判定結果を考慮して最終的にバッテリ1の状態が正常であるか否かを判定する。
より詳細には、上記(1)の処理では、処理部(相関直線算出手段)25は、エンジンがクランキングされる毎(ここではエンジンが着火される毎)に、電圧センサ23により検出されるバッテリ1の出力電圧の波形(図2参照)に基づき、その所定区間(クランキングが行われた区間)Tkでの平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaを求めて、それら平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaの対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布(図3参照)に対する相関直線(回帰直線)Lを演算式(図3ではNa=23.723Va−0.5994)として算出する。そして、処理部(クランキング回転数算出手段)25は、その算出された相関直線Lを用いて、電圧センサ23により検出されたバッテリ1の出力電圧(例えばエンジン着火時t4での電圧(着火時電圧)Vt4)からその出力電圧Vt4の際のクランキング回転数Nt4を算出する(即ち、演算式のVaにVt4を代入してNt4(即ち着火時t4でのクランキング回転数N)を算出する)。
尚、上記の平均クランキング回転数Naの検出方法としては、例えば下記の第1〜第3の検出方法の何れかが用いられる。
第1の検出方法では、図4を参照して、バッテリ1の出力電圧13の波形の極大時および極小時に着目して平均クランキング回転数Naを検出する。具体的には、まずバッテリ1の出力電圧13に対してローパスフィルタにより高周波数帯域のカットオフを行ってノイズ除去を行い、図4(A)に示した出力電圧13の波形を得る。そして、出力電圧13のサンプリング(量子化)を行い、その結果データVn+1をひとつ前の結果データVnと大小比較し、例えば図4(B)のように、増大している場合に論理値「1」を、減少している場合に論理値「0」となるような2値化を行う。そうすると、出力電圧13に現れる各振動の極大時に対しては、図4(B)において2値データの立ち下がり(ローエッジ)が現れ、各振動の極小時に対しては、図4(B)において2値データの立ち上がり(ハイエッジ)が現れる。そして、その2値データの例えば立ち下がり(ローエッジ)を基準とするなどして出力電圧13の振幅周期Tを検出し、その振幅周期(即ちクランキング周期)Tに基づいて平均クランキング回転数Naを演算する。
他方、第2の検出方法では、図5を参照して、バッテリ1の出力電圧13の山/谷に着目して平均クランキング回転数Naを検出する。具体的には、まずバッテリ1の出力電圧13に対してローパスフィルタにより高周波数帯域のカットオフを行ってノイズ除去を行い、図5(A)に示した出力電圧13の波形を得る。そして、バッテリ1の出力電圧13に対して、指数平滑を含むIIR(Infinite Impulse Response)フィルタ(非巡回型フィルタ)を用いたり、あるいは移動平均を含むFIR(Infinite Impulse Response)フィルタ(巡回型フィルタ)を用いるなどして、バッテリ1の出力電圧13の平均的なトレンド線(趨勢変化)L05を推定する。そして、出力電圧13とトレンド線L05とを大小比較し、例えば図5(B)のように、出力電圧13がトレンド線L05より大きい場合に「1」、小さい場合に「0」となるような2値化を行う。そして、その2値データの例えば立ち上がり(ハイエッジ)を基準とするなどして出力電圧13の振幅周期Tを検出し、その振幅周期(即ちクランキング周期)Tに基づいて平均クランキング回転数Naを演算する。
他方、第3の検出方法では、図6を参照して、バッテリ1の出力電圧13について離散的フーリエ変換(Discrete Fourier Transform:DFT)または高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を行って平均クランキング回転数Naを検出する。具体的には、まずバッテリ1の出力電圧13に対してローパスフィルタにより高周波数帯域のカットオフを行ってノイズ除去を行い、図6(A)に示した出力電圧13の波形を得る。そして、その出力電圧13に対してサンプリング間隔Δtでサンプリング(量子化)を行ってデジタルデータVi(ただしiは0〜N)を得る。しかる後、例えば図6(B)に示した数式を用いるなどして、図6(C)に示したような周波数分布を得る。そして、図6(C)の縦軸方向に現れた振幅が所定の基準値以上で振幅最大の周波数を平均クランキング回転数Naとする。
また、上記の平均電圧値Vaとしては、例えば、図2を参照して、所定区間Tk内の極大電圧値(例えば極大値Q1,Q2,Q3での電圧値VQ1,VQ2,VQ3)および極小電圧値(例えば極小値P1,P2,P3での電圧値VP1,VP2,VP3)の平均値(例えば(VQ1+VQ2+VQ3+VP1+VP2+VP3)÷6)が用いられる。
また、上記(2)の処理では、処理部25は、図2を参照して、第1の条件として、バッテリ放電開始直後の下限電圧VLが燃料噴射・点火系ECU8に対する所定の動作可能電圧値Vc以上であるか否かの判定を行い、第2の条件として、燃料噴射時t2のバッテリ1の出力電圧(以後、燃料噴射時電圧と呼ぶ)Vt2およびエンジン着火時t4のバッテリ1の出力電圧(以後、着火時電圧と呼ぶ)Vt4のうちの低い方が燃料噴射・点火系7に対する所定の動作可能電圧値Vt以上であるか否かの判定を行い、第3の条件として、上記(1)の処理で検出されたエンジン着火時t4のクランキング回転数Nt4が所定の着火可能回転数n01以上であるか否かの判定を行い、これらの判定結果に基づき総合的にバッテリ1の状態がエンジン始動性の観点から正常であるか否かを判定する。
尚、上記の所定の動作可能電圧値Vcとは、燃料噴射・点火系ECU8の動作を確保する電圧値であり、燃料噴射・点火系ECU8の動作に必要な最低電圧値(例えば4V)と同じ値またはその値よりも高い値である。即ち、所定の動作可能電圧値Vcをより高く設定するほど、エンジン始動の際の燃料噴射・点火系ECU8の動作電圧をより十分に確保できる一方、バッテリ1が正常と判定され難くなる。
また、上記の所定の動作可能電圧値Vtとは、燃料噴射・点火系7の動作を確保する電圧値であり、燃料噴射・点火系7の動作に必要な最低電圧(例えば5V)と同じ値またはその値よりも高い値である。即ち、所定の動作可能電圧値Vtをより高く設定するほど、エンジン始動の際の燃料噴射・点火系7の動作電圧をより十分に確保できる一方、バッテリ1が正常と判定され難くなる。
また、上記の着火時電圧Vt4の検出方法としては、例えば図2を参照して、時々検出されるバッテリ1の出力電圧の波形について、その出力電圧の波形におけるその直近極小値(直近下ピーク)P4からの立ち上がり幅ΔV1が、その直近極小値P4での電圧値とエンジン始動時放電前のバッテリ開放電圧値V0との電圧差ΔV2の所定割合(例えば50%)以上に達した場合に、その直近極小値P4での電圧値を着火時電圧Vt4とする。
尚、上記の燃料噴射時電圧Vt2の検出方法としては、例えば図2を参照して、バッテリ1の出力電圧の波形の各極小値P1〜P4のうち、着火時電圧Vt4に対応する極小値(以後、着火時極小値と呼ぶ)P4よりエンジン気筒数に応じた所定数だけ時系列的に前にある極小値(例えば、4気筒の場合は着火時極小値の2つ前の極小値P2)での電圧値を燃料噴射時電圧Vt2とする。
出力部29は、例えば、液晶表示パネル等の表示装置や音声出力装置等として構成される。尚、バッテリ1の状態に応じて自動車に搭載されている各種の負荷(例えばオーディオ機器等)の遮断制御等を行う場合は、出力部29は、負荷電源制御ユニット等としても構成される。
尚、この実施の形態では、処理部(相関直線算出手段、クランキング回転数算出手段)25と電圧センサ23とによりクランキング回転数検出装置が構成されている。
次に、図7および図8に基づきこのバッテリ状態検知装置の動作を説明する。この実施の形態では、ステップS1〜S13で、エンジンの始動性の観点からバッテリ1が正常であるか否かを判定し、その判定の結果、バッテリ1が正常と判定されない場合には、ステップS14〜S16でバッテリ1の残容量を判定し、且つステップS17〜S21でバッテリ1の劣化状態を判定し、それらの判定結果(残容量および劣化状態)を考慮して最終的にバッテリ1が正常であるか否かを判定している。
ステップS1で、イグニションスイッチ6がオンにされると、イグニションスイッチ6を介してバッテリ1からの給電がスタータST、燃料噴射・点火系7およびECU8に供給されると共に、その給電中のバッテリ1の出力電圧および出力電流が電圧センサ23および電流センサ21により検出される。そして、その電圧センサ23の検出結果に基づき、処理部25により、エンジンが着火したか否かの判定が行われる。より詳細には、図2を参照して、電圧センサ23により検出されたバッテリ1の出力電圧の波形のその直近極小値P4からの立ち上がり幅ΔV1が、その直近極小値P4での電圧値とエンジン始動時放電前のバッテリ開放電圧値V0との電圧差ΔV2の所定割合(例えば50%)以上に達した場合に、エンジンが着火したと判定される。そしてステップS1で、エンジンが着火したと判定された場合は、ステップS2に進む。
ステッップS2では、図8の様に、処理部25により、エンジンが着火した場合の当該バッテリ出力電圧波形に基づき、後述のステップS6でのクランク回転数の検出の際に使用する、平均クランキング回転数Naと平均電圧値Vaとに対する相関直線Lが求められる。より詳細には、ステップS2−1で、当該バッテリ出力電圧波形に基づき、既述の第1から第3の検出方法のうちの何れかの検出方法を用いてクランキング期間Tkでの平均クランキング回転数Naが求められる。
そしてステップS2−2で、処理部25により、同じ当該バッテリ出力電圧波形に基づき、クランキング区間Tkの平均電圧値Vaが、クランキング区間Tk内の極大電圧値(例えばVQ1,VQ2,VQ3)および極小電圧値(例えばVP1,VP2,VP3)の平均値(例えば(VQ1+VQ2+VQ3+VP1+VP2+VP3)÷6)として求められる。
そしてステップS2−3で、処理部25により、それら平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaがそれらを対とする座標点として記憶部27に蓄積される。即ち、ステップS1でエンジンが着火される毎に、ステップS2−1〜S2−3の処理が行われて、記憶部27にそのエンジン着火の際のバッテリ出力電圧波形に基づいて求められた平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaが座標点として蓄積されて行く。
そしてステップS2−4で、その様に蓄積された座標点が2つ以上記憶部27に蓄積されている場合(即ち、エンジンの着火が2回目以降の場合)は、ステップS2−5に進み、処理部25により、図2の様に、それら座標点の分布から平均クランキング回転数Naと平均電圧値Vaとに対する相関直線(回帰直線)Lが求められ、他方、座標点が2つ以上記憶部27に蓄積されていない場合(即ち、エンジンの着火が1回目の場合)は、ステップS3に進む。ステップS3以降では、このステップS1で得られたエンジン着火時のバッテリ出力電圧波形に基づき、第1から第3の条件が満たされているか否かの判定が行われる。
ステップS3では、処理部25により、エンジンが着火した場合の当該バッテリ出力電圧波形に基づき、エンジン着火時t4のバッテリ1の出力電圧(着火時電圧)Vt4が検出される。より詳細には例えば、ステップS1のエンジン着火の判定の際に着目した直近極小値P4での電圧値が当該着火時電圧Vt4として用いられる。
次にステップS4で、処理部25により、エンジンが着火した場合の当該バッテリ出力電圧波形に基づき、燃料噴射時t2のバッテリ1の出力電圧(燃料噴射時電圧)Vt2が検出される。より詳細には、例えば図2を参照して、当該バッテリ出力電圧波形の各極小値P1,P2,P3,…のうち、着火時電圧Vt4に対応する極小値(着火時極小値)P4より時系列的にエンジン気筒数に応じた所定数だけ前にある極小値(例えば、4気筒の場合は着火時極小値P4の2つ前の極小値P2、6気筒の場合は着火時極小値P4の3つ前の極小値P1、8気筒の場合は着火時極小値P4の4つ前の極小値(図示省略))での電圧値が当該燃料噴射時電圧Vt2として用いられる。
そしてステップS5で、処理部25により、それら着火時電圧Vt4および燃料噴射時電圧Vt2のうちの低い方が予め設定されている燃料噴射・点火系7に対する所定の動作可能電圧値Vt以上であるか否か(即ち第2の条件が満たされているか否か)の判定が行われる。そして、その判定の結果、所定の動作可能電圧値Vt以上であると判定された場合は、ステップS6に進み、他方、所定の動作可能電圧値Vt未満であると判定された場合は、ステップS13に進む。
ステップS6に進んだ場合は、処理部25により、エンジン着火時t4でのクランキング回転数が検出される。より詳細には、ステップS2で相関直線Lが求められた場合(即ち、エンジンの着火が通算して2回目以上の場合)は、その相関直線L(図3の場合ではNa=23.723Va−0.5994)を用いて、ステップS3で検出された着火時電圧Vt4から、その電圧Vt4を相関直線LのVaに代入することにより、その出力電圧Vt4の際のクランキング回転数(即ち、エンジン着火時t4のクランキング回転数Nt4)が算出される。他方、ステップS2で相関直線Lが求められなかった場合(即ち、エンジンの着火が通算して1回目の場合)は、エンジン着火時t4付近のバッテリ電圧波形に対して既述の第1〜第3の検出方法の何れかを適用して求めたクランキング回転数をエンジン着火時t4でのクランキング回転数Nt4として用いる。
次のステップS7では、ステップS6での検出の結果、エンジン着火時t4のクランキング回転数が検出できた場合は、ステップS8に進み、他方、エンジン着火時t4のクランキング回転数が検出できなかった場合は、ステップS9に進む。
そしてステップS8に進んだ場合は、処理部25により、ステップS7で検出されたクランキング回転数が予め設定されている所定の着火可能回転数n01以上であるか否か(即ち第3の条件が満たされているか否か)の判定が行われる。そして、その判定の結果、所定の着火可能回転数n01以上である場合は、ステップS9に進み、他方、所定の着火可能回転数n01未満である場合は、ステップS13に進む。
ステップS9に進んだ場合は、処理部25により、当該バッテリ出力電圧波形に基づき、バッテリ1の放電開始直後の下限電圧値VLが予め設定されているECU8に対する所定の動作可能電圧値Vc以上であるか否か(即ち第1の条件が満たされているか否か)の判定が行われる。そして、その判定の結果、所定の動作可能電圧値Vc以上であると判定された場合は、ステップS10に進み、他方、所定の動作可能電圧値Vc未満であると判定された場合は、ステップS13に進む。
ステップS10では、処理部25によりバッテリ1の状態は(エンジンの始動性に関して)正常であると判定され、その判定結果が出力部29に出力される。次いでステップS11で、処理部25により、電流センサ21により検出されるバッテリ1の充電量の収支が積算され、ステップS12で、制御部25により満充電判定等の所定の処理が行われる。そして、その処理の結果、処理部25により満充電であると判定された場合は、制御部25により、バッテリ1に対する回生が停止されるなどして過充電を防止する制御が行われる。
他方、ステップS5,S8またはS9からステップS13に進んだ場合は、処理部25によりバッテリ1に注意が必要と判定され、その旨の情報が出力部29により出力される。また、出力部29により、バッテリ1に注意が必要である旨の注意表示や注意を促す音声出力等が行われる。また、出力部29として負荷電源制御ユニットを含む場合等は、この負荷電源制御ユニットによりバッテリ1の状態に応じて自動車に搭載されている各種の負荷(例えばオーディオ機器等)の遮断制御等が行われる。そしてステップS14に進む。
ステップS14では、電流センサ21によって検出されたバッテリ1の充電量の収支を処理部25で積算し、ステップS15に進む。ステップS15では、バッテリ1の充電収支が、自動車の所定の放置日数(例えば1週間)分の暗電流等を考慮した所定の値Pcを超えているか否かを判断し、超えていれば、所定の放置日数分の暗電流を考慮してもバッテリ1に対して充電が充分に行われていると判断し、ステップS16に進む。ステップS16では、処理部25を通じて、バッテリ1が正常状態である旨の情報を出力部29に出力する。しかる後、ステップS14以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS15で、バッテリ1の充電収支が上記の所定の値Pc以下であると判断した場合は、ステップS17に進み、まずはステップS18で満充電状態か否かを判断する。
ステップS18で、満充電でないと判断した場合は、ステップS14に戻って、それ以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS18で、満充電であると判断した場合は、ステップS19に進み、再度、バッテリ1の充電収支が上記の所定の値Pcを超えているか否かを判断する。そして、バッテリ1の充電収支が上記の所定の値Pcを超えていると判断した場合は、所定の放置日数分の暗電流を考慮してもバッテリ1に対して充電が充分に行われていると判断し、ステップS20に進む。ステップS20では、処理部25を通じて、バッテリ1が正常状態である旨の情報を出力部29に出力する。しかる後、ステップS14以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS19において、バッテリ1の充電収支が上記の所定の値Pc以下であると判断した場合は、バッテリ1の満充電までの充電量が少ないと判断して、このバッテリ1が寿命であると判断し、ステップS21において、その旨の情報を出力部29に出力する。この場合、バッテリ1の寿命がつきている旨の警告表示や警告に係る音声出力等を行う。また、出力部29として負荷電源制御ユニットを含む場合等においては、この負荷電源制御ユニットによって、バッテリ1の状態に応じて自動車に搭載されている各種の負荷(例えばオーディオ機器等)の遮断制御等を行う。
以上の動作では、ステップS1でエンジンが着火される毎に、ステップS2−1〜S2−3でそのエンジン着火の際のバッテリ出力電圧波形に基づいて求められた平均クランキング回転数Naおよび平均電圧Vaの対からなる座標点が、記憶部27に記憶されて行き(即ち座標点分布に追加されて行き)、ステップS2−5でその追加された分布に対して相関直線Lが新たに算出されるので、ステップS6では、相関直線Lを用いてクランキング回転数が検出される場合は、常にクランキング回転数と電圧値との最新の相関関係が反映された最新の相関直線Lが用いられて、エンジン着火時t4でのクランキング回転数が検出される。
以上の様に構成されたバッテリ状態検知装置によれば、クランキング毎(ここではエンジンの着火毎)に電圧センサ23により検出されるバッテリ1の出力電圧の波形に基づき、その所定区間Tkでの平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaを求めて、それら平均クランキング回転数Naおよび平均電圧値Vaの対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線Lを算出し、その相関直線Lを用いて、電圧センサ23により検出されたバッテリ1の出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するので、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる際でも、その際のバッテリ1の出力電圧からその落ち込んだクランキング回転数を適切に検出できる。
また、当該所定区間Tk内の極大電圧値(例えばVQ1,VQ2,VQ3)および極小電圧値(例えばVP1,VP2,VP3)の平均値(例えば(VQ1+VQ2+VQ3+VP1,VP2+VP3)÷6)を平均電圧値Vaとするので、簡単に当該所定区間Tkの平均電圧値Vaを検出できる。
また、クランキング(ここではエンジン着火)が行われる毎に、平均クランキング回転数Naと平均電圧値Vaとの対からなる新たな座標点を求めて座標点分布に追加して、その追加された分布に基づき最新の相関直線Lを算出し直して相関直線Lを更新するので、クランキング回転数と電圧値との最新の相関関係を相関直線Lに反映でき、クランキング回転数を正確に検出できる。
また、相関直線Lを用いてエンジン着火時電圧Vt4の際のクランキング回転数を検出し、その検出されたクランキング回転数に基づきバッテリ1の状態が正常であるか否かを判定するので、クランキング回転数に基づきバッテリ1の状態を適切に検出できる。
尚、この実施の形態において更に、座標点分布に含まれる座標点の数(即ち記憶部27に記憶されている座標点)が所定数以上になると、その分布に含まれる座標点のうちの時間的に古い方の一部の座標点を分布から除去して(即ち記憶部27から消去して)、その除去された分布に基づき最新の相関直線Lを算出し直して相関直線を更新する様にしてもよい。その様にすれば、更にクランキング回転数と電圧値との最新の相関関係を相関直線に強く反映でき、クランキング回転数をより正確に検出できる。
尚、この実施の形態では、ステップS2で相関直線Lを求め、ステップS6でその相関直線Lを用いてエンジン着火時t4のクランク回転数を検出する場合で説明したが、そうする代わりに、ステップS2で相関直線Lを求めずに(即ちステップS2を省略して)、ステップS6で自動車に搭載されているクランク角センサから得られるセンサ信号から直接にエンジン着火時t4のクランキング回転数を検出してもよい。より詳細には、例えば、バッテリ1の出力電圧の波形とクランク角センサから検出されるクランキング回転数の波形を時系列的に対応させて記憶しておき、その対応に基づき、着火時電圧Vt4に対応するクランキング回転数を着火時t4でのクランキング回転数とすればよい。
この様にすれば、クランク角センサを用いてエンジン着火時t4のクランキング回転数を直接検出するので、相関直線Lを用いた場合と同様に、実際のクランキング回転数が瞬間的に落ち込んでいる際でも、その落ち込んだクランキング回転数を適切に検出でき、そのクランキング回転数に基づきバッテリ1の状態を適切に検出できる。
1 バッテリ
21 電圧センサ
25 処理部
Na 平均クランキング回転数
Va 平均電圧値
L 相関直線
21 電圧センサ
25 処理部
Na 平均クランキング回転数
Va 平均電圧値
L 相関直線
Claims (6)
- バッテリの出力電圧に基づきエンジンのクランキング回転数を検出するクランキング回転数検出装置であって、
前記バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、
クランキング毎に、前記電圧センサにより検出される前記バッテリの出力電圧の波形に基づき、その所定区間での平均クランキング回転数および平均電圧値を求めて、それら平均クランキング回転数および平均電圧値の対で座標点を定義し、それらクランキング毎に求めた座標点の分布に対する相関直線を算出する相関直線算出手段と、
前記相関直線算出手段により算出された前記相関直線を用いて、前記電圧センサにより検出された前記バッテリの出力電圧からその出力電圧の際のクランキング回転数を算出するクランキング回転数算出手段と、
を備えることを特徴とするクランキング回転数検出装置。 - 前記相関直線算出手段は、前記所定区間内の極大電圧値および極小電圧値の平均値を前記平均電圧値とすることを特徴とする請求項1に記載のクランキング回転数検出装置。
- 前記相関直線算出手段は、クランキングが行われる毎に、新たな前記座標点を求めて前記分布に追加して、その追加された分布に基づき前記相関直線を算出し直して前記相関直線を更新することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランキング回転数検出装置。
- 前記相関直線算出手段は、前記分布に含まれる前記座標点の数が所定数以上になると、前記分布に含まれる前記座標点のうちの時間的に古い方の一部の座標点を前記分布から除去して、その除去された分布に基づき前記相関直線を算出し直して前記相関直線を更新することを特徴とする請求項3に記載のクランキング回転数検出装置。
- 自動車に搭載されたバッテリの状態を検知するバッテリ状態検知装置であって、
請求項1〜請求項4の何れかに記載のクランキング回転数検出装置と、
前記クランキング回転数検出装置により検出されたエンジン着火時電圧の際のクランキング回転数が予め設定された所定の着火可能回転数以上であるか否かを判定し、その判定結果に基づき前記バッテリの状態が正常であるか否かを判定する処理手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ状態検知装置。 - 自動車に搭載されたバッテリの状態を検知するバッテリ状態検知装置であって、
前記バッテリの出力電圧を検出する電圧センサと、
エンジンのクランキング回転数を検出するクランク角センサと、
前記クランク角センサにより検出されたエンジン着火時のクランキング回転数が予め設定された所定の着火可能回転数以上であるか否かを判定し、その判定結果に基づき前記バッテリの状態が正常であるか否かを判定する処理手段と、
を備えることを特徴とするバッテリ状態検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005311235A JP2007120351A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | クランキング回転数検出装置およびバッテリ状態検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005311235A JP2007120351A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | クランキング回転数検出装置およびバッテリ状態検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007120351A true JP2007120351A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38144456
Family Applications (1)
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JP2005311235A Pending JP2007120351A (ja) | 2005-10-26 | 2005-10-26 | クランキング回転数検出装置およびバッテリ状態検知装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007120351A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009167996A (ja) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Denso Corp | 内燃機関の回転速度算出装置、内燃機関の始動状態予測装置、内燃機関のフリクション定量化装置、及び内燃機関の自動停止制御装置 |
JP2013024127A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 放電能力推定装置、それを備える乗物の制御システム及び放電能力推定方法 |
CN102953890A (zh) * | 2011-08-15 | 2013-03-06 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用以评估内燃发动机的起动系统的方法和设备 |
-
2005
- 2005-10-26 JP JP2005311235A patent/JP2007120351A/ja active Pending
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