JP2007118858A - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単で小型かつ低コストな3相下流シャント方式による電流検出を行うと共に、スイッチングノイズの影響による相電流実値と電流検出値との乖離をなくすようにした操舵性の良い電動パワーステアリング装置の制御装置を提供する。
【解決手段】PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子で成る3相インバータに前記PWM制御部からデューティ信号を与えて3相モータをPWM駆動してアシストすると共に、前記3相モータの相電流を前記3相インバータに接続された2相又は3相下流シャント方式の電流検出手段で検出して制御部にフィードバックするようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記相電流の検出値をサンプルホールドするサンプルホールド部と、前記デューティ信号のうちの最小値のものを選択して前記サンプルホールド部のサンプルホールド信号とするサンプルホールド信号発生部とを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子(FET等)で成る3相インバータに、PWM制御部からのPWMデューティ値を与えて3相モータをPWM駆動するモータ駆動制御装置に関し、特に自動車や車両の操舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリングに最適な電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢(アシスト)する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を、減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助力)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図5に示して説明すると、操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4A及び4B、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30には、バッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニションキー信号が入力され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルク値Tと車速センサ12で検出された車速Vとに基づいて、アシストマップ等を用いてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基づいてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット30は主としてCPU(又はMPUやMCU)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと、図6のようになっている。
図6を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出されて入力される操舵トルクTは、操舵系の安定性を高めるために位相補償部31で位相補償され、位相補償された操舵トルクTAが操舵補助指令値演算部32に入力される。又、車速センサ12で検出された車速Vも操舵補助指令値演算部32に入力される。操舵補助指令値演算部32は、入力された操舵トルクTA及び車速Vに基づいてアシストマップ(ルックアップテーブル)33を参照して、モータ20に供給する電流の制御目標値である操舵補助指令値Irefを決定する。
操舵補助指令値Irefは減算部30Aに入力されると共に、応答速度を高めるためのフィードフォワード系の微分補償部34に入力され、減算部30Aで求められる偏差(Iref−i)は比例演算部35に入力されると共に、フィードバック系の特性を改善するための積分演算部36に入力される。比例演算部35の出力及び積分演算部36の出力はそれぞれ加算部30Bに入力され、微分補償部34の出力も加算部30Bに加算入力され、加算部30Bでの加算結果である電流指令値Eが、モータ駆動信号としてモータ駆動回路37に入力される。モータ20のモータ電流値iはモータ電流検出回路38で検出され、モータ電流検出値iは減算部30Aに入力されてフィードバックされる。
モータ20が3相ブラシレスモータの場合、モータ駆動回路37の詳細は例えば図7に示すような構成となっており、PWM制御部37Aとインバータ37Bとで構成されている。PWM制御部37Aは、電流指令値Eを所定式に従って3相分のPWMデューティ値D1〜D6を演算するデューティ演算部371と、PWMデューティ値D1〜D6で駆動素子としてのFETのゲートを駆動すると共に、デッドタイムの補償をしてON/OFFするゲート駆動部372とで構成されており、インバータ37Bは駆動素子としてのFETの3相ブリッジで構成されており、PWMデューティ値D1〜D6でON/OFFされることによってモータ20を駆動する。
上述のようなモータ駆動制御装置において、多相のブラシレスモータをインバータにより駆動するに当たってはロータの位置、つまりモータ位相を把握した上、モータ位相に応じて各相への通電状態を順次切替えていく必要がある。そこで、従来はホール素子をブラシレスモータに内蔵してロータ位置を検出していた。そして、検出されたロータ位置に応じてインバータのスイッチングを行うモータ駆動装置が実用されている。即ち、モータの各コイル相に流れる電流値とモータ位相との関係式は知られており、各コイル相の電流値を計測し、その電流値からモータ位相を検出するモータ駆動制御装置が提案されている。
ここにおいて、モータ電流を安価な構成で検出する手段として3相インバータの下段FETとGND間に直列に接続された3相(又は2相)のシャント抵抗によって電流を検出する下流シャント方式が知られており、計測された素子電流値を基にして各コイル相のコイル相電流値を算出し、コイル相電流値に基づいて算出されるモータ位相に基づいてブラシレスモータを制御している。例えば3相下流シャント方式は図8に示すように、下流側FET4〜FET6に直列にシャント抵抗RS1〜RS3を接続し、シャント抵抗RS1〜RS3による電圧降下とそれら抵抗値(既知)から3相(A相,B相,C相)の電流Ia,Ib,Icを計測する方式である。
かかる3相下流シャント方式による電流検出装置として、特許第3245727号公報(特許文献1)に示されるものがある。特許文献1に示される電流検出装置は、3相インバータにおいて下側FET各相のソース−グランド(接地)間にシャント抵抗を接続し、各相下側FETのON時間と同期したサンプルホールド信号をそれぞれの相で用いて、シャント抵抗に発生する電位差をサンプルホールドする構成となっている。
特許第3245727号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電流検出装置では、3相のサンプルホールド信号がそれぞれ独立であるため、図9に示すようにサンプルホールド信号(例えば図9(G))のスイッチングタイミングと、他相FETのスイッチングタイミング(例えば図9(A),(B),(E),(F))が重なった場合、サンプルホールド回路のスイッチングノイズとなって影響してしまう。図9(H)はB相のシャント電位を示しており、他相のスイッチングが“SN”で示すスイッチングノイズとして現われる。特に電流が大きく、回転速度が低い低速高負荷のような状態(例えばラックエンド付近の切り増し等(Uターン待ち等))では、電流が大きいためにスイッチングノイズが大きく発生し、この影響によって相電流の実値と電流検出値とに乖離が生じ、その結果トルクリップルとして運転者の操舵感に現われてしまう問題がある。
本発明は上述のような事情からなされたものであり、本発明の目的は、簡単で小型かつ低コストな3相下流シャント方式による電流検出を行うと共に、スイッチングノイズの影響による相電流実値と電流検出値との乖離をなくすようにした操舵性の良い電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子で成る3相インバータに前記PWM制御部からデューティ信号を与えて3相モータをPWM駆動してアシストすると共に、前記3相モータの相電流を前記3相インバータに接続された2相又は3相下流シャント方式の電流検出手段で検出して制御部にフィードバックするようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記相電流の検出値をサンプルホールドするサンプルホールド部と、前記デューティ信号のうちの最小値のものを選択して前記サンプルホールド部のサンプルホールド信号とするサンプルホールド信号発生部とを設けることにより達成され、前記サンプルホールド信号発生部をAND回路で構成することにより、より効果的に達成される。
また、本発明は、PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子で成る3相インバータに前記PWM制御部からデューティ信号を与えて3相モータをPWM駆動してアシストすると共に、前記3相モータの相電流を前記3相インバータに接続された2相又は3相下流シャント方式の電流検出手段で検出して制御部にフィードバックするようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、前記相電流の検出値をサンプルホールドするサンプルホールド部と、予め設定された固定デューティ値を格納した固定デューティ部と、前記固定デューティ値及び前記3相インバータの下側デューティ信号を入力し、前記サンプルホールド部に対するサンプルホールド信号を出力するサンプルホールド信号発生部と、前記サンプルホールド信号発生部の接点入力を切替える選択スイッチとを設けることにより達成され、前記選択スイッチは、モータ回転速度の第1所定値に対する大小で前記接点入力を切替えることにより、或いは前記選択スイッチは、前記下側デューティ信号の第2所定値に対する大小で前記接点入力を切替えることにより、より効果的に達成される。
本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、簡単で小型かつ低コストな3相下流シャント方式による電流検出を行いながら、サンプルホールド信号のON/OFFタイミングと、他相FETのスイッチングタイミングが少なくとも低速操舵時においては干渉することがないので、低速高負荷時の電流検出の誤差を小さくすることができる。3相ブリッジの下側FETを駆動するための下側デューティ信号のうち、最も低いデューティ値を持つ相のデューティ信号は、他相のスイッチングタイミングとは干渉しないためである。
この結果、シャント電位差(降下電圧)にも他相のスイッチングノイズが現われることもなく、モータ相電流の実値と電流検出値とに乖離もないので、常に快適な操舵フィーリングを運転者に与えることができる。
本発明は、複数の駆動素子(FET)を備えたブリッジ接続のインバータでモータを駆動して操舵のアシストを行う電動パワーステアリング装置の制御装置であり、3相インバータのON/OFFスイッチングにより複数のコイル相(3相)を有するブラシレスモータを駆動する。そして、モータ各コイル相を駆動する駆動素子には、各駆動素子を流れる電流値を計測するための3相下流シャント方式による電流検出手段が接続されており、電流検出手段で検出された各相電流値を基にし、各コイル相を流れる相電流指令値を算出してブラシレスモータをPWM制御するようになっている。
本発明では、3相インバータで駆動するデューティ信号に対して、ブリッジ下側FETを駆動する下側デューティ信号の中で最小のものを選択し、それをサンプルホールド信号としているので他相FETのスイッチングタイミングと重なることはなく、ノイズの影響も生じない。また、本発明の別の実施形態では、モータ回転速度や下側デューティ信号によってサンプルホールドのための入力信号を切替えることにより、低速操舵時は他相のスイッチングノイズの影響を避ける効果が期待でき、高速操舵時(固定デューティ値>下側デューティ信号)のような状態では、サンプルホールド信号を3相下側FETに連動させることで従来通り高デューティ時の動作も可能となっている。
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示しており、3相モータ100は、コントロールユニット110によりゲート駆動部101及び3相ブリッジ構成のインバータ120を介してPWM駆動され、モータ相電流(Ia,Ib,Ic)は、インバータ120の下側FET4〜FET6に接続されたシャント抵抗RS1〜RS3により検出されたシャント電位差(降下電圧)を、サンプルホールド部130を経てコントロールユニット110に入力することにより検出される。コントロールユニット110は、CPU等で成る全体を制御する制御部111と、デューティ演算されたPWMのデューティ信号D1〜D6を出力するPWM発生部112と、デューティ信号D1〜D6のうちの下側FET4〜FET6に対応するデューティ信号D4〜D6に基づいてサンプルホールド信号SHSを発生して出力するサンプルホールド信号発生部113とを具備している。
また、インバータ120は、3相のA〜C相にブリッジ接続された駆動素子としてのFET1〜FET6と、3相下流FET4〜FET6に接続されたシャント抵抗RS1〜RS3とで構成されている。シャント抵抗RS1〜RS3で検出された降下電圧はサンプルホールド部130のサンプルホールド回路131〜133でそれぞれサンプルホールドされ、サンプリングされたデータがそれぞれ増幅器を経てコントロールユニット110内の制御部111に入力され、A/D変換等処理されてモータ相電流Ia,Ib,Icが検出される。
このような構成において、その動作を図2のタイムチャートを参照して説明する。
図2(A)はA相上側FET、即ちFET1の駆動波形を示し、図2(B)はA相下側FET、即ちFET4の駆動波形を示し、図2(C)はB相上側FET、即ちFET2の駆動波形を示し、図2(D)はB相下側FET、即ちFET5の駆動波形を示し、図2(E)はC相上側FET、即ちFET3の駆動波形を示し、図2(F)はC相下側FET、即ちFET6の駆動波形を示している。
サンプルホールド信号発生部113はPWM発生部112からの下側3相分のデューティ信号D4〜D6を入力し、デューティ信号D4〜D6の中で最もデューティ値の小さいデューティ信号を選択し、それをサンプルホールド信号SHSとしてサンプルホールド部130内のサンプルホールド回路131〜133に入力する。サンプルホールド回路131〜133は入力されたサンプルホールド信号SHSの期間だけシャント抵抗RS1〜RS3の電圧をホールドしてサンプリングし、そのホールド値を増幅器を経て制御部111に送る。従って、3相下側のFET4〜FET6の中で最も小さいデューティ値の範囲で電圧が検出されるので、サンプルホールド信号SHSによるサンプリングの間に他相のスイッチングが行われることはない。図2の例では、時点t1においてはFET4〜FET6の中で最も小さいデューティ値はFET4に対するデューティ信号であり、その結果サンプルホールド信号は図2(G)に示すようにFET4に対応したものとなる。
このように本発明では下側デューティ信号D4〜D6の中で最小のものを選択し、それをサンプルホールド信号SHSとしているので、他相FETのスイッチングタイミングと重なることはなく、スイッチングによるノイズの影響も発生しない。
図3は他の実施形態を部分的に示しており、PWM発生部112から出力されるデューティ信号D1〜D6の中の下側FET4〜FET6に対応するデューティ信号D4〜D6をAND回路114に入力し、AND回路114で論理「AND」されたAND信号、つまりデューティ信号D4〜D6が全て一致する範囲の信号をサンプルホールド信号SHSとして出力し、サンプルホールド部130に入力する。この場合も、デューティ信号D4〜D6についてAND条件をとるので、サンプルホールド信号SHSはデューティの最も小さいものとなる。
次に、本発明の更に他の実施形態を、図1に対応させて図4に示して説明する。
この実施形態では、サンプルホールド信号発生部113aは入力信号選択のための各3点ずつの接点a1〜a3及びb1〜b3を有しており、接点a1〜a3及びb1〜b3は選択スイッチ114からの選択信号SWで切替えられる。そして、サンプルホールド信号発生部113aの接点a1〜a3にはPWM発生部112からの下側デューティ信号D4〜D6が入力され、接点b1〜b3には固定デューティ部115に格納されている固定デューティ値FDが入力され、選択スイッチ114が切替信号SWにより接点a1〜a3及びb1〜b3を連動式に切替えることにより、サンプルホールド信号発生部113aからは下側デューティ信号D4〜D6又は固定デューティ値FDがそれぞれサンプルホールド信号SHS1〜SHS3として出力されるようになっている。サンプルホールド信号SHS1〜SHS3は、それぞれサンプルホールド回路131〜133に入力される。
このような構成において、選択スイッチ114は例えばモータ回転速度を検出しており、モータ回転速度が所定値を超えたときに接点を“b1〜b3”から“a1〜a3”にそれぞれ切替えるようになっている。低速回転信号の低速操舵時には、図9で示すような他相のスイッチングにおけるスイッチングノイズの発生を避けるため、図4に示すように接点b1〜b3に接続されており、固定デューティ部115からの固定デューティ値FDを選択してサンプルホールド信号SHS1〜SHS3とする。そして、選択スイッチ114が、モータ回転速度が所定値を超えたことを検出したとき、つまり高速操舵時に接点を“b1〜b3”から“a1〜a3”にそれぞれ切替え、高デューティに対応するため、サンプルホールド信号SHS1〜SHS3を下側デューティ信号D4〜D6に連動させる。
このようにモータ回転速度によってサンプルホールド信号SHS1〜SHS3を切替えることにより、低速操舵時は他相のスイッチングノイズの影響を避ける効果が期待でき、高速操舵時(固定デューティ値>下側FETに対応する下側デューティ信号)のような状態では、サンプルホールド信号SHS1〜SHS3を下側FET4〜FET6の下側デューティ信号D4〜D6に連動させることで、従来通り高デューティ時の動作も可能となる。
上記ではモータ回転速度によって切替を行うようにしているが、デューティ指令値の大きさによって行うことも可能である。
また、サンプルホールド回路の構成も種々存在し、図1及び図4に示すものに限定されるものではない。さらに、電流検出手段については3相下流シャント方式を例に挙げて説明したが、シャント抵抗が2個の下流FETに接続された形式の2相下流シャント方式であっても良い。
本発明の一実施形態の構成例を示す結線図である。 本発明の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施形態例の一部を示すブロック図である。 本発明の更に他の実施形態の構成例を示す結線図である。 電動パワーステアリング装置の一般的な構成例を示す図である。 コントロールユニットの構成例を示すブロック図である。 PWM制御によるモータ駆動回路の一例を示す結線図である。 3相下流シャント方式による電流検出手段の一例を示す結線図である。 従来装置の動作例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 操行ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
10 トルクセンサ
12 車速センサ
14 バッテリ
20、100 モータ
30、110 コントロールユニット
101 ゲート駆動部
111 制御部
112 PWM発生部
113、113a サンプルホールド信号発生部
114 選択スイッチ
115 固定デューティ部
120 インバータ
130 サンプルホールド部
131〜133 サンプルホールド回路

Claims (5)

  1. PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子で成る3相インバータに前記PWM制御部からデューティ信号を与えて3相モータをPWM駆動してアシストすると共に、前記3相モータの相電流を前記3相インバータに接続された2相又は3相下流シャント方式の電流検出手段で検出して制御部にフィードバックするようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記相電流の検出値をサンプルホールドするサンプルホールド部と、前記デューティ信号のうちの最小値のものを選択して前記サンプルホールド部のサンプルホールド信号とするサンプルホールド信号発生部とを具備したことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 前記サンプルホールド信号発生部がAND回路で構成されている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. PWM制御部に3相電流指令値を入力し、複数の駆動素子で成る3相インバータに前記PWM制御部からデューティ信号を与えて3相モータをPWM駆動してアシストすると共に、前記3相モータの相電流を前記3相インバータに接続された2相又は3相下流シャント方式の電流検出手段で検出して制御部にフィードバックするようになっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、前記相電流の検出値をサンプルホールドするサンプルホールド部と、予め設定された固定デューティ値を格納した固定デューティ部と、前記固定デューティ値及び前記3相インバータの下側デューティ信号を入力し、前記サンプルホールド部に対するサンプルホールド信号を出力するサンプルホールド信号発生部と、前記サンプルホールド信号発生部の接点入力を切替える選択スイッチとを具備したことを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記選択スイッチは、モータ回転速度の第1所定値に対する大小で前記接点入力を切替えるようになっている請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記選択スイッチは、前記下側デューティ信号の第2所定値に対する大小で前記接点入力を切替えるようになっている請求項3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
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