JP2007117865A - 混合装置 - Google Patents

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誉 松田
Toyotaro Yasuda
豊太郎 安田
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Abstract

【課題】土質改良機等に設けられる混合装置において、該混合装置のケーシングが摩耗したり損傷したような場合に、該ケーシングの補修や交換を容易に行えるようにする。
【解決手段】混合装置のケーシング12を、外側ケーシング19と内側ケーシング20とからなる二重構造のものにすると共に、外側ケーシング19は、開閉自在な二つの分割ケース19A、19Bから構成する一方、内側ケーシング20は、周回り方向に分割された複数のモジュール20aから構成し、さらにこれらモジュール20aを、外側ケーシング19にボルト26−ナット26aを介して着脱自在に止着せしめた。
【選択図】図3

Description

本発明は、土質改良機等に設けられる混合装置の技術分野に属するものである。
近年、資源再利用促進の背景の下、軟弱な土壌等の原料土に固化材等の土質改良材を混合して土質改良し、このものを改良土として再利用する土質改良機のニーズが広がっている。
前記土質改良機は、原料土と土質改良材とを混合撹拌する混合装置を備えるが、該混合装置は、一般に、ケーシング内に、原料土と土質改良材とを撹拌するための回転子(回転翼、パドル、ハンマ等)を備えて構成される。
ところで、前記混合装置のケーシングは、回転子で撹拌された土砂や該土砂内に混入する小石等が衝突するため、摩耗したり損傷したりすることは避けられず、稼動状況に応じて補修や新品との交換が必要となるが、該ケーシングは大型であって、補修や交換は大掛かりな作業になるばかりか、コストも高くつくという問題がある。また、土砂や小石等がケーシング内面に衝突する際に大きな騒音が発生するという問題もある。
そこで、従来、混合装置のケーシングの内面に、ゴムや樹脂等の弾性材からなる緩衝兼付着防止用カバーを取付けた技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−172717号公報
しかるに、前記特許文献1のものは、緩衝兼付着防止用カバーによってケーシングの摩耗や騒音を低減することはできるものの、該緩衝兼付着防止用カバーにケーシング内の土砂や小石等が直接衝突することになるから、該カバーの摩耗、損傷は激しく、短期間でカバーを交換しなければならないことになる。しかも、ケーシングの奥方のカバーの交換は困難であり、而して、面倒且つ煩雑なカバーの交換を頻繁に行わなければならないという問題があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、混合装置の外殻を形成するケーシングを、外側ケーシングと該外側ケーシングの内側に配される内側ケーシングとの二重構造にしたことを特徴とする混合装置である。
そして、この様にすることにより、混合物との衝突によりケーシングが摩耗、損傷したような場合には、内側ケーシングのみを補修したり交換したりすれば良いことになって、ケーシング全体を補修したり交換したりする場合と比べて、容易であると共にコストダウンに寄与できる。
請求項2の発明は、外側ケーシングを開閉自在に構成すると共に、該外側ケーシングを開けた状態で内側ケーシングを外側ケーシングに着脱自在に組付けできることを特徴とする請求項1に記載の混合装置である。
そして、この様にすることにより、内側ケーシングの補修、交換を容易に行うことができる。
請求項3の発明は、内側ケーシングは、複数のモジュールから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の混合装置である。
そして、この様にすることにより、内側ケーシングの補修や交換を行う場合に、取外し、取付けが容易であると共に、摩耗や損傷を点検しながら該当するモジュールのみを交換すれば良いことになって、内側ケーシングの一部が損傷しても全体を取り替えなければならないような無駄を無くすことができる。
請求項4の発明は、外側ケーシングと内側ケーシングとのあいだに、緩衝材を介装したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の混合装置である。
そして、この様にすることにより、土砂等が内側ケーシングに衝突したときに発生する騒音が外部に漏れてしまうことを、効果的に低減することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は自走式土質改良機であって、該自走式土質改良機1は、クローラ式の下部走行体2、図示しないエンジンや油圧ポンプ等が収納される動力室3、改良するべき原料土が投入される原料土ホッパ4、該原料土ホッパ4に投入された原料土を搬送する原料土フィーダ5、石灰系固化材やセメント系固化材等の土質改良材が投入、貯溜される改良材ホッパ6、該改良材ホッパ6に投入された土質改良材を搬送するスクリューフィーダ7、原料土フィーダ5により供給される原料土とスクリューフィーダ7により供給される土質改良材とを混合撹拌して改良土にする混合装置8、該混合装置8から排出される改良土を搬出する搬出コンベア9等を備えて構成されている。
前記混合装置8は、図2、図3に示すように、機体フレーム10に取付支持される二本の上下方向を向く支柱11A、11B、後述するケーシング12、支柱11A、11Aの上端部に支持される状態でケーシング12の上方を覆蓋するアッパーカバー13、軸芯が上下方向を向き、且つ上下端部がアッパーカバー13および両支柱11A、11Bの下端部間に支架される支持フレーム14に軸回り方向回転自在に支持される回転軸15、該回転軸15を回転せしめるべく駆動する油圧モータ16、回転軸15と油圧モータ16とを連結するカップリング17、上下方向及び周回り方向に所定間隔を存する状態で回転軸15に一体固定される複数の回転翼18等から構成されている。そして、前記原料土フィーダ5から供給される原料土とスクリューフィーダ7から供給される土質改良材とは、ケーシング12の上部に開設された供給口12aからケーシング12内に投入され、落下しながら回転翼18により解砕混合撹拌されることで改良土となって、ケーシング12の下方開口12bから搬出コンベア9上に落下するように構成されている。
前記ケーシング12は、混合装置8の外殻を形成するものであるが、このものは、外側ケーシング19と、該外側ケーシング19の内周側に組付けられる内側ケーシング20とにより二重に形成されている。
つまり、外側ケーシング19は、全体として上下が開口した縦置き円筒形状をしており、該外側ケーシング19の直径方向両端部に前記二本の支柱11A、11Bが立設されているが、この外側ケーシング19は、支柱11A、11Bを境として周回り方向に二分割された二つの分割ケース19A、19Bから構成されている。そして、一方の分割ケース19Aの一端側は、一方の支柱11Aに、支柱側ブラケット21およびケース側ブラケット22を介してピン軸23により水平方向揺動自在に軸支される(本実施の形態では上下方向三箇所でピン軸支23されているが、これに限定されない)と共に、分割ケース19Aの他端側には他方の支柱11Bに当接するフランジ部19Aaが形成されており、該フランジ部19Aaが他方の支柱11Bにボルト24を介して着脱自在に止着されている(本実施の形態では上下方向四箇所でボルト24止めされるようになっているが、これに限定されない)。また他方の分割ケース19Bは、同様にして一端側が他方の支柱11Bにピン軸23を介して水平方向揺動自在に軸支されると共に、他端側に形成されたフランジ部19Baが一方の支柱11Aにボルト24を介して着脱自在に止着されるようになっている。そして、これら分割ケース19A、19Bは、他端側のフランジ部19Aa、19Baを支柱11B、11Aに当接せしめた状態では、円筒形状の外側ケーシング19を形成して混合装置8の外周側を覆蓋する閉鎖姿勢となるが、ボルト24を取外した状態で一端側のピン軸23を支点として他端側が支柱11B、11Aから離間するよう水平方向に揺動せしめることにより、混合装置8の外周側を開放する開放姿勢に変姿するようになっている。尚、前記分割ケース19A、19Bの開閉揺動は、図示しない油圧シリンダ等のアクチュエータを用いて行うように構成することもできる。
一方、内側ケーシング20は、全体としては外側ケーシング19よりも若干小径ではあるが外側ケーシング19と同様に上下が開口した縦置き円筒形状をしているが、該内側ケーシング20は、周回り方向に分割された複数のモジュール20aから構成されていると共に、各モジュール20aは、前記分割ケース19A、19Bおよび支柱11A、11Bの内周面部に、該内周面部とのあいだにゴムや樹脂等からなる緩衝材25を介装する状態で、ボルト26−ナット26aにより着脱自在に止着されている。尚、内側ケーシング20は、外側ケーシング19と同様に鋼板を用いて形成されている。また、本実施の形態では、各分割ケース19A、19Bにそれぞれ三つのモジュール20aが止着され、また各支柱11A、11Bにそれぞれ一つのモジュール20aが止着されているが、これに限定されるものではない。
前記緩衝材25は、前述したように、外側ケーシング19と内側ケーシング20とのあいだに介装されていて、各モジュール20aを止着するためのボルト26が挿通されることになるが、該緩衝材25のボルト挿通部には円筒状のスペーサ27が装着されていて、ボルト26を挿通しやすいように配慮されている。また、分割ケース19A、19B、支柱11A、11Bの内周面部および各モジュール20aの外周面部には、スペース27の両端側が係合する係合部27aが凹設されている。尚、本実施の形態において、緩衝材25は、ボルト26の数と同数だけ設けられていると共に、周回り方向に隣接する緩衝材25同士のあいだに間隙を存しているが、これに限定されるものではない。
叙述の如く構成された本形態において、原料土と土質改良材とを混合撹拌する混合装置8のケーシング12は、外側ケーシング19と内側ケーシング20とからなる二重構造のものであると共に、外側ケーシング19は、周回り方向に二分割された開閉自在な二つの分割ケース19A、19Bから構成される一方、内側ケーシング20は、周回り方向に分割された複数のモジュール20aから構成されており、さらに各モジュール20aは、緩衝材25を介して外側ケーシング19の内周面部にボルト26−ナット26aにより着脱自在に止着されている。
而して、内側ケーシング20には、原料土と土質改良材との混合撹拌に伴い飛散する土砂や小石等が衝突することになるが、該内側ケーシング20が土砂や小石等が衝突することで摩耗したり損傷したような場合には、外側ケーシング19を構成する分割ケース19A、19Bを開くと、該分割ケース19A、19Bの内周面部に止着された内側ケーシング20が露出し、この状態で、内側ケーシング20のモジュール20aを取外して、補修したり新品と交換したりすれば良いことになる。
この結果、土砂等の衝突によりケーシング12が摩耗、損傷したような場合には、内側ケーシング20のみを補修したり交換したりすれば良いことになって、ケーシング12全体を補修したり交換したりする場合と比べて、容易であると共にコストダウンに寄与できる。しかも、内側ケーシング20は複数のモジュール20aに分割されているから、取外し、取付けが容易であると共に、摩耗や損傷を点検しながら該当するモジュール20aのみを交換すれば良いことになって、内側ケーシング20の一部が損傷しても全体を取り替えなければならないような無駄を無くすことができる。尚、内側ケーシング20は外側ケーシング19と同様に鋼板で形成されているから、土砂や小石等が緩衝材に直接衝突した場合の緩衝材と比べると、内側ケーシング20は摩耗、損傷しづらく、頻繁にモジュール20aを交換しなければならないような惧れはない。
しかもこのものにおいて、外側ケーシング19と内側ケーシング20とのあいだには緩衝材25が介装されているから、土砂等が内側ケーシング20に衝突したときに発生する騒音が外部に漏れてしまうことを効果的に低減できることになって、周囲環境に配慮した自走式土質改良機1とすることができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されないことは勿論であって、上記実施の形態では、外側ケーシングを周回り方向に二分割して開閉自在としているが、三つ以上に分割しても良い。また、外側ケーシングおよび内側ケーシングを、周回り方向以外の方向に分割することもできる。
自走式土質改良機の構造を示す図である。 混合装置の正面図である。 (A)は図2のX−X断面図、(B)は(A)の一部拡大図である。
符号の説明
8 混合装置
12 ケーシング
19 外側ケーシング
20 内側ケーシング
20a モジュール
25 緩衝材

Claims (4)

  1. 混合装置の外殻を形成するケーシングを、外側ケーシングと該外側ケーシングの内側に配される内側ケーシングとの二重構造にしたことを特徴とする混合装置。
  2. 外側ケーシングを開閉自在に構成すると共に、該外側ケーシングを開けた状態で内側ケーシングを外側ケーシングに着脱自在に組付けできることを特徴とする請求項1に記載の混合装置。
  3. 内側ケーシングは、複数のモジュールから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の混合装置。
  4. 外側ケーシングと内側ケーシングとのあいだに、緩衝材を介装したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の混合装置。
JP2005312414A 2005-10-27 2005-10-27 混合装置 Withdrawn JP2007117865A (ja)

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