JP2007117693A - 携帯電話ホルダー - Google Patents

Abstract

【課題】 ベルト等に取り付け、収納、取り出しを円滑に行う機能を持たせた携帯電話ホルダーを提供する。
【解決手段】滑り止め樹脂を一部塗着させた本体（１）とバンド部（２）間において素材の弾性による圧力と滑り止め樹脂の摩擦により挟み込んだ携帯電話機を保持することを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

この発明は、ベルト等に取り付け、収納、取り出しを円滑に行う機能を持たせた携帯電話ホルダーに関するものである。

技術背景

従来の携帯電話ホルダーは、携帯電話機を包み込む構造であり、保持と落下防止のために蓋、またはベルトで固定する方式をとっている。

そのために、次のような欠点があった。
（イ）近年、携帯電話機の機能の充実により容積、重量が増大したことによりホルダー自体のサイズも大きくなり、見た目も悪く嵩張るため装着しづらいものであった。
（ロ）構造的に収納、取り出しに時間がかかり、頻繁に出し入れを行う使用者には使用し難い物であった。
（ハ）蓋、またはベルトの止め具を施錠し忘れた場合に簡単に落下する恐れがあった。
本発明は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

弾性を有する係止舌部（４）とフック（３）からなる本体（１）に輪状のバンド（２）を組み合わせ、さらに係止舌部（４）の表面とバンド（２）の内側の一部に滑り止め用の樹脂を塗着させる。
本発明は、以上の構成からなる携帯電話ホルダーである。

携帯電話ホルダーをフックによりベルト等に引っ掛けて装着するため携帯電話ホルダー本体の脱着が容易になる。また携帯電話機を素材の弾性による圧力と、滑り止め樹脂との摩擦によって保持する構造としたことにより、保持のための蓋、ベルトが不要となり収納、取り出しが飛躍的に容易となる。なおかつ構造が簡素化されることによりホルダー自体のサイズを小さくすることが可能となる。そしてベルトを輪状にする事で携帯電話機の様々な形状に対応でき、許容外のサイズについてもベルトのサイズを大きなものと差替えることにより対応ができる。総じて携帯電話ホルダーの容易な装脱着、携帯電話ホルダーのコンパクト化による携帯性の向上、携帯電話機の保持と容易な出し入れを実現することにより、携帯電話機の利便性を向上させることができる。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）本体（１）は反発する素材からなる板を適当な箇所より折曲させ、装着用のフック（３）、落下を防ぐツメ部（５）を有する係止舌部（４）を設ける。
（ロ）本体（１）の係止舌部（４）の表面の一部に滑り止め樹脂の塗着箇所を設ける。
（ハ）本体（１）のバンド受け部と本体の間に輪状のバンド（２）を挟みこむ。
（ニ）バンド部（２）の内側の一部に滑り止め樹脂塗着箇所を設ける。

本発明は以上のような構成でこれを使用するときは、本体（１）の装着用フック部（３）をベルト等に引っ掛け装着し、携帯電話機をバンド部（２）の上部から通過させ、本体（１）の係止舌部（４）に押し当てながら挿入すると弾性のある本体（１）の係止舌部（４）とバンド部（２）の間の圧力と、係止舌部（４）の表面とバンド部（２）の内側に塗着されている滑り止め樹脂の摩擦によって携帯電話機は保持される。
そして取り出す際には携帯電話機を本体（１）の係止舌部（４）に押し付けながら上方向に引き出す。

携帯電話ホルダーを示した斜視図である。 携帯電話ホルダーを示した側面図である。

Claims (2)

1. 弾性を有する係止舌部（４）とフック（３）からなる本体（１）に輪状のバンド（２）を組み合わせ、携帯電話機を挟み込み保持させる携帯電話ホルダー。
2. 本体（１）と輪状のバンド（２）の一部に滑り止めのために樹脂を塗着させた請求項１の携帯電話ホルダー

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