JP2007116794A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】発生トルクの減少やトルクリップル及び固定子径方向への力の発生をもたらす、磁束の減少及び磁束のアンバランスを生じさせずに、外形形状の変更調整ができる回転電機を提供する。
【解決手段】固定子コアの複数の固定子ティース部のそれぞれに巻線を巻回して形成した固定子巻線を有する固定子と、回転軸を中心に回転自在に保持された回転子とを有する回転電機において、各固定子巻線23は、巻線23aの巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものを含む。各固定子巻線23は、各固定子ティース部22での巻線23aの巻回方法が同じでないものを含む。
【選択図】図1
【解決手段】固定子コアの複数の固定子ティース部のそれぞれに巻線を巻回して形成した固定子巻線を有する固定子と、回転軸を中心に回転自在に保持された回転子とを有する回転電機において、各固定子巻線23は、巻線23aの巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものを含む。各固定子巻線23は、各固定子ティース部22での巻線23aの巻回方法が同じでないものを含む。
【選択図】図1
Description
この発明は、回転電機に関し、特に、車輪のホイール内部に格納するインホイールモータとして用いられる回転電機に関する。
従来、電気自動車の駆動源としてのインホイールモータが知られている。インホイールモータは、各車輪のホイール内部に格納されてホイールを回転させることから、ブラケット等のモータ固定用部材の配置場所や回転するホイールの可動範囲等を考慮する必要がある。このため、ホイール内部のモータ配置可能範囲は、外形形状が凹凸部を有して必ずしも円形状にならない場合が多い。
ところで、通常、モータの内部は、中心軸に対し回転対称形状を有するように構成されているため、モータの外形は略円筒体状、即ち、端面が円形状となる。
ところで、通常、モータの内部は、中心軸に対し回転対称形状を有するように構成されているため、モータの外形は略円筒体状、即ち、端面が円形状となる。
従って、ホイール内部へのモータの格納に際し、何らかの対応策を講じる必要があり、例えば、モータ形状に関する対応例として、「電動機」(特許文献1参照)や「面対向型ブラシレスモータ」(特許文献2参照)等が知られている。「電動機」は、固定子巻線の巻数を固定子円周方向で異ならせることにより、電動機の外形端面形状を略円形ではなく略三角形としており、「面対向型ブラシレスモータ」は、固定子歯部の一部を削除し、そこにセンサやその他の部品等を設けることにより、ユニットとして最小となる構造を有している。
特開2001−45683号公報
特開平11−18348号公報
しかしながら、従来の「電動機」(特許文献1参照)や「面対向型ブラシレスモータ」(特許文献2参照)においては、モータの外形端面形状を略円形状ではなくするために行った巻線の巻数削減や歯部の一部削除により、磁束の減少及び磁束のアンバランスが生じてしまうことになる。この結果、発生トルクの減少、トルクリップルの発生、固定子径方向の力の発生が避けられなかった。
この発明の目的は、発生トルクの減少やトルクリップル及び固定子径方向への力の発生をもたらす、磁束の減少及び磁束のアンバランスを生じさせずに、外形形状の変更調整ができる回転電機を提供することである。
この発明の目的は、発生トルクの減少やトルクリップル及び固定子径方向への力の発生をもたらす、磁束の減少及び磁束のアンバランスを生じさせずに、外形形状の変更調整ができる回転電機を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る回転電機は、固定子コアの複数の固定子ティース部のそれぞれに巻線を巻回して形成した固定子巻線を有する固定子と、回転軸を中心に回転自在に保持された回転子とを有する回転電機において、前記各固定子ティース部に巻回する巻線は、巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものを含むことを特徴としている。
この発明によれば、固定子コアの複数の固定子ティース部のそれぞれに巻線を巻回して形成した固定子巻線を有する固定子と、回転軸を中心に回転自在に保持された回転子とを有する回転電機は、各固定子ティース部に巻回する巻線に、巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものが含まれている。これにより、発生トルクの減少やトルクリップル及び固定子径方向への力の発生をもたらす、磁束の減少及び磁束のアンバランスを生じさせずに、外形形状の変更調整ができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、この発明の第1実施の形態に係るインホイールモータが装着される車輪の概略構造を示し、(a)は正面説明図、(b)は車体前方側から見た側面説明図である。図1に示すように、インホイールモータ(回転電機)10は、ホイール11の内側空間に格納状態に組み込まれており((a),(b)参照)、ホイール11とホイール11の外周に装着されたタイヤ12により構成する車輪13を、自転駆動する。
(第1実施の形態)
図1は、この発明の第1実施の形態に係るインホイールモータが装着される車輪の概略構造を示し、(a)は正面説明図、(b)は車体前方側から見た側面説明図である。図1に示すように、インホイールモータ(回転電機)10は、ホイール11の内側空間に格納状態に組み込まれており((a),(b)参照)、ホイール11とホイール11の外周に装着されたタイヤ12により構成する車輪13を、自転駆動する。
インホイールモータ10が組み込まれたホイール11には、更に、減速機(図示しない)、ブレーキ(図示しない)、サスペンションアーム14、ショックアブソーバ15、スプリング(図示しない)等の各種部材が装着されている。車輪13の懸架装置を構成するサスペンションアーム14は、車体外形ラインL((b)参照)の下端面下方の取付部位pに、衝撃吸収装置を構成するショックアブソーバ15は、車体外形ラインLの車輪側面下方延長上の取付部位qに、それぞれ取り付けられる((a),(b)参照)。
各種部材の内、インホイールモータ10、減速機及びブレーキを含めた全体の外形形状は略円形状を成すが、これらをホイール11に取り付ける取り付けブラケット(図示しない)の寸法やサスペンションアーム14の可動範囲等を考慮すると、インホイールモータ10の外形形状を、例えば、下方を凹ませた変形円形状((a)参照)に変更調整する必要がある。
図2は、図1のインホイールモータの内部構造を概略的に示し、(a)は回転軸と直交する方向に沿う断面図、(b)は回転軸方向に沿う断面図である。図2に示すように、インホイールモータ10は、回転子16、固定子17、及びケース(外形線のみにより略して表示)18により概略構成されている。回転子16は、固定子17の内側に、固定子17との間に隙間(エアギャップa)を有して配置されており、回転子16と固定子17が互いに接触することはない。固定子17は、ケース18の内面に固定保持されている。
回転子16は、盤面中心を回転軸19が貫通する円盤状の回転子コア(鉄心)20と、回転子コア20に装着された複数の永久磁石21を有しており、永久磁石21は、隣接する磁石の磁極が互いに異なるように配置されている。回転軸19は、ケース18に、ベアリング(図示しない)を介して、回転自在に保持されており、この回転軸19を中心に、固定子17から与えられる回転磁束に対し永久磁石21が発生させる反力によって、回転子16が回転する。
固定子17は、例えば、圧粉磁性体からなる円環状の固定子コア22と、固定子コア22に装着された複数の固定子巻線(コイル)23を有している。固定子コア22は、外周側のバックコア部(バックヨーク部)24と、バックコア部24に、回転子16側に向けて突設されると共に周方向に沿い略等間隔を開けて並置された、複数の固定子ティース(歯)部25により形成されている。各固定子ティース部25に、絶縁体26を介して巻線23aを巻き付けることにより、固定子巻線23が形成される。
この固定子コア22の平面形状は、下端部、即ち、サスペンションアーム14が位置する車体下端側の径方向長さが、上端部より短い、下端部が凹んだ変形円形状を有している。従って、固定子コア22の径方向長さが短い部分に位置するバックコア部24及び固定子ティース部25は、上端側に比べて径方向長さが短くなっており、更に、固定子ティース部25については、周方向長さも短く(幅が狭く)なっている。
そして、径方向長さが短い部分に位置する固定子ティース部25は、巻線23aの段数を、径方向長さが短くない部分の固定子ティース部25の巻線23aの段数より多くしている。つまり、巻線23aの巻数は、径方向長さが短い部分もそれ以外の部分も同一とし、巻線23aの段数を変更することで、固定子ティース部25における固定子巻線23の径方向長さ及びエンドコイル部の長さを、必要に応じて異ならせている。これにより、固定子17の外形形状、即ち、インホイールモータ10の外形形状を変更調整している。
図3は、巻線の巻回方法の一例を示す説明図である。図3に示すように、固定子ティース部25(図2参照)の巻線23aは、固定子ティース部25の径方向長さに応じて巻き方を異ならせている。なお、図3は、巻線23aを20巻した場合の1段から5段の巻き方の一例を示している。
図4は、巻線の巻回方法の他の例を示す説明図である。図4に示すように、巻線27は、例えば、断面が長方形になるように厚みを薄くしており、これによって、積層方向の高さを低くすることができる。その他の構成及び作用は、巻線23aと同様である。
図4は、巻線の巻回方法の他の例を示す説明図である。図4に示すように、巻線27は、例えば、断面が長方形になるように厚みを薄くしており、これによって、積層方向の高さを低くすることができる。その他の構成及び作用は、巻線23aと同様である。
このように、インホイールモータ10は、各固定子ティース部25の巻回数に応じ、巻線27の断面形状を任意に変更することで、より容易に、固定子17の外形形状、即ち、インホイールモータ10の外形形状を変形調整することが可能になる。その結果、ホイール11内のインホイールモータ10の下方に形成されるスペースに、インホイールモータ10、減速機及びブレーキを含めたユニットをホイール11に取り付ける取り付けブラケットを配置することができるので、ホイール11内のスペースをより有効に使用することができる。
その上、固定子ティース部25の径方向長さ及び巻線23aのエンドコイル部の長さが、全て同一ではなく異なっていたとしても、各固定子ティース部25の巻線23aの巻数が変わらない。このため、磁束の減少及び磁束のアンバランスが生じることはないので、トルクが減少することはなく、また、トルクリップルが生じることもない。
図5は、図1のインホイールモータが装着されるホイールを示し、(a)は冷却通路を配置した説明図、(b)は熱交換機を配置した説明図である。図5に示すように、インホイールモータ10が装着されたホイール11には、インホイールモータ10の下方、即ち、固定子コア22の径方向長さが短い部分の下方に、スペースSが形成されるので、このスペースSに冷却通路28((a)参照)或いは熱交換器29((b)参照)を配置する。ホイール11内に冷却通路28或いは熱交換器29を配置することにより、インホイールモータ10、減速機及びブレーキを含めたユニットとして略円形を保ちつつ、ユニットの冷却を行うことができる。
(第2実施の形態)
図6は、この発明の第2実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図6に示すように、インホイールモータ30は、外周側のバックコア部(バックヨーク部)31の形状が、上部は、薄肉部と厚肉部の2段形状からなり、下部は、薄肉部と厚肉部の略中間の厚みの一段形状からなる、固定子コア周方向全域において同一でない固定子コア32を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
図6は、この発明の第2実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図6に示すように、インホイールモータ30は、外周側のバックコア部(バックヨーク部)31の形状が、上部は、薄肉部と厚肉部の2段形状からなり、下部は、薄肉部と厚肉部の略中間の厚みの一段形状からなる、固定子コア周方向全域において同一でない固定子コア32を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
つまり、固定子コア32のバックコア部31は、断面積が同一であれば良いので、インホイールモータ30の外形形状を調整するために、インホイールモータ30の外径を凹ませる必要がある箇所では、バックコア部31を薄く長くし、インホイールモータ30の外径を凹ませる必要が無い箇所では、バックコア部31を厚く短くする。この結果、より容易に、インホイールモータ30の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。
(第3実施の形態)
図7は、この発明の第3実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図7に示すように、インホイールモータ35は、回転軸方向の長さが、上部は、回転子16の回転軸方向長さより短く、下部は、回転子16の回転軸方向長さより長く形成された、固定子コア周方向全域において同一ではない固定子コア36を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ35の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア36は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
図7は、この発明の第3実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図7に示すように、インホイールモータ35は、回転軸方向の長さが、上部は、回転子16の回転軸方向長さより短く、下部は、回転子16の回転軸方向長さより長く形成された、固定子コア周方向全域において同一ではない固定子コア36を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ35の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア36は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
(第4実施の形態)
図8は、この発明の第4実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図8に示すように、インホイールモータ40は、外周側のバックコア部(バックヨーク部)41の形状が、上部は、回転軸方向長さ全体が傾斜し、下部は、回転子16の回転軸方向長さの一部が傾斜する、固定子コア周方向全域において同一ではない傾斜面からなる固定子コア42を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ40の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア41は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
図8は、この発明の第4実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図8に示すように、インホイールモータ40は、外周側のバックコア部(バックヨーク部)41の形状が、上部は、回転軸方向長さ全体が傾斜し、下部は、回転子16の回転軸方向長さの一部が傾斜する、固定子コア周方向全域において同一ではない傾斜面からなる固定子コア42を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ40の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア41は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
(第5実施の形態)
図9は、この発明の第5実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図9に示すように、インホイールモータ45は、回転軸方向両側の端面46a,46bが、何れも回転軸方向に対し傾斜角度を有し、固定子コア周方向全域において同一ではない傾斜面からなる固定子コア47を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ45の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア47は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
図9は、この発明の第5実施の形態に係るインホイールモータの内部構造を概略的に示す回転軸方向に沿う断面図である。図9に示すように、インホイールモータ45は、回転軸方向両側の端面46a,46bが、何れも回転軸方向に対し傾斜角度を有し、固定子コア周方向全域において同一ではない傾斜面からなる固定子コア47を有している。その他の構成及び作用は、固定子コア22と同様である。
この結果、より容易に、インホイールモータ45の外形形状を変更調整することが可能となり、スペースをより有効に使用することができる。なお、この場合、固定子コア47は、電磁鋼板よりも圧粉磁性体を用いて形成する方が望ましい。
このように、この発明によれば、固定子コア22の径方向に突出させた複数の固定子ティース部25のそれぞれに巻線23aを巻回して形成した固定子巻線23を有する、円環状の固定子17と、固定子17の内側にエアギャップaを有して配置され、回転軸19を中心に回転自在に保持された、円盤状の回転子16とを有する回転電機において、各固定子巻線23は、巻線23aの巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものを含んでいる。
これにより、発生トルクの減少やトルクリップル及び固定子径方向への力の発生をもたらす、磁束の減少及び磁束のアンバランスを生じさせずに、外形形状の変更調整ができる。外形形状の変更調整ができることから、回転電機をホイール11内に格納するインホイールモータ10として使用する場合、インホイールモータ10の下方に形成されるスペースに、インホイールモータ10、減速機及びブレーキを含めたユニットをホイール11に取り付ける取り付けブラケットを配置することができるので、ホイール11内のスペースをより有効に使用することができる。
また、各固定子巻線23は、各固定子ティース部25での巻線23aの巻回方法が同じでないものを含んでいる。これにより、回転電機の外形を容易に調整することが可能になる。
また、各固定子ティース部25に巻回される巻線23aは、それぞれ同一の断面形状を有している。これにより、コストが増加することなく回転電機を構成することが可能になる。また、各固定子ティース部25に巻回される巻線23aは、異なる断面形状を有するものを含んでいる。これにより、より積極的に回転電機の外形を調整することが可能になる。
また、各固定子ティース部25に巻回される巻線23aは、それぞれ同一の断面形状を有している。これにより、コストが増加することなく回転電機を構成することが可能になる。また、各固定子ティース部25に巻回される巻線23aは、異なる断面形状を有するものを含んでいる。これにより、より積極的に回転電機の外形を調整することが可能になる。
また、固定子17或いは固定子コア22或いは固定子のバックコア部24の固定子径方向長さが、固定子周方向全域で同一ではないように形成されている。これにより、固定子17の径方向長さが周方向全域で同一ではないので、径方向だけではなく、回転軸方向の外形の調整も可能になり、固定子コア22の径方向長さが周方向全域で同一ではないので、より積極的に、径方向だけではなく、回転軸方向の外形の調整も可能になり、固定子のバックコア部24の径方向長さが周方向全域で同一ではないので、より積極的に、径方向だけではなく、回転軸方向の外形の調整も可能である。
また、固定子17或いは固定子コア22或いは固定子のバックコア部24は、外周面が回転軸方向に沿って傾斜する傾斜面により形成されたものを含み、また、固定子17或いは固定子コア22或いは固定子のバックコア部2の固定子径方向長さが、回転軸方向で同一ではない。これにより、より積極的に、径方向だけではなく回転軸方向の外形の調整も可能になる。
また、固定子の固定子径方向長さが短い部位のケース外側の、固定子径方向長さが短い部位以外の部位との間に形成される空間(スペースS)に、取り付けブラケットや各種部材を含む回転電機固定用部材、或いは冷却通路28、或いは熱交換器29を、単独で或いは複数組み合わせて配置している。これにより、回転電機固定用部材を配置することができるので、回転電機のユニットとして略円形状の端面形状を保ちつつ、ユニット取り付け部位を確保することが可能になり、また、冷却通路28或いは熱交換器29を配置することができるので、回転電機のユニットとして略円形の端面形状を保ちつつ、冷却を行うことが可能になる。
また、固定子コア22を、圧粉磁性体により形成すれば、より積極的に外形の変更調整が可能になる。
なお、上記実施の形態においては、インホイールモータについて説明しているが、モータ(電動機)に限るものではなく、発電機を含む回転電機に適用することができる。また、極数が8極のものについて説明しているが、8極に限るものではなく、他の極数にも適用することができる。また、ラジアルギャップ構造について説明しているが、アキシャルギャップ構造にも適用することができる。
なお、上記実施の形態においては、インホイールモータについて説明しているが、モータ(電動機)に限るものではなく、発電機を含む回転電機に適用することができる。また、極数が8極のものについて説明しているが、8極に限るものではなく、他の極数にも適用することができる。また、ラジアルギャップ構造について説明しているが、アキシャルギャップ構造にも適用することができる。
10,30,35,40,45 インホイールモータ
11 ホイール
12 タイヤ
13 車輪
14 サスペンションアーム
15 ショックアブソーバ
16 回転子
17 固定子
18 ケース
19 回転軸
20,36 回転子コア
21 永久磁石
22,32,42,47 固定子コア
23 固定子巻線
23a,27 巻線
24,31,41 バックコア部
25 固定子ティース部
26 絶縁体
28 冷却通路
29 熱交換器
46a,46b 端面
L 車体外形ライン
S スペース
a エアギャップ
p,q 取付部位
11 ホイール
12 タイヤ
13 車輪
14 サスペンションアーム
15 ショックアブソーバ
16 回転子
17 固定子
18 ケース
19 回転軸
20,36 回転子コア
21 永久磁石
22,32,42,47 固定子コア
23 固定子巻線
23a,27 巻線
24,31,41 バックコア部
25 固定子ティース部
26 絶縁体
28 冷却通路
29 熱交換器
46a,46b 端面
L 車体外形ライン
S スペース
a エアギャップ
p,q 取付部位
Claims (11)
- 固定子コアの複数の固定子ティース部のそれぞれに巻線を巻回して形成した固定子巻線を有する固定子と、回転軸を中心に回転自在に保持された回転子とを有する回転電機において、
前記各固定子巻線は、前記巻線の巻数が同一であって、固定子径方向長さが異なっているものを含むことを特徴とする回転電機。 - 前記各固定子巻線は、前記各固定子ティース部での前記巻線の巻回方法が同じでないものを含むことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記各固定子ティース部に巻回される巻線は、それぞれ同一の断面形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
- 前記各固定子ティース部に巻回される巻線は、異なる断面形状を有するものを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機。
- 前記固定子或いは前記固定子コア或いは前記固定子のバックコア部の固定子径方向長さが、固定子周方向全域で同一ではないことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の回転電機。
- 前記固定子或いは前記固定子コア或いは前記固定子のバックコア部の固定子径方向長さが、前記回転軸方向で同一ではないことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電機。
- 前記固定子或いは前記固定子コア或いは前記固定子のバックコア部は、外周面が回転軸方向に沿って傾斜する傾斜面により形成されたものを含むことを特徴とする請求項6に記載の回転電機。
- 前記固定子の回転軸方向両側の端面は、固定子径方向に沿って傾斜する傾斜面により形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の回転電機。
- 前記固定子の固定子径方向長さが短い部位のケース外側の、固定子径方向長さが短い部位以外の部位との間に形成される空間に、回転電機固定用部材或いは冷却通路或いは熱交換器を単独で或いは複数組み合わせて配置することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の回転電機。
- 前記固定子コアを、圧粉磁性体により形成したことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の回転電機。
- 前記固定子は、前記各固定子ティース部を前記固定子コアの径方向に突出させて円環状に形成され、前記回転子は、円盤状に形成され、前記固定子の内側にエアギャップを有して配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の回転電機。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105324579A (zh) * | 2013-07-05 | 2016-02-10 | 三菱电机株式会社 | 电动鼓风机和电吸尘器 |
-
2005
- 2005-10-19 JP JP2005304029A patent/JP2007116794A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105324579A (zh) * | 2013-07-05 | 2016-02-10 | 三菱电机株式会社 | 电动鼓风机和电吸尘器 |
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Legal Events
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