JP2007116558A - 動画像符号化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に色歪の問題を回避することができる動画像符号化装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る動画像符号化装置100は、動画像を符号化する動画像符号化装置であって、前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出部102と、前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出部103と、前記輝度成分の特徴量と前記色差成分の特徴量とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を制御する制御部104と、前記量子化幅を用いて前記動画像を符号化する符号化部101とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画像を符号化する動画像符号化装置に関し、特に、フレーム間符号化技術を用いた動画像符号化装置に関する。
近年、AV情報のデジタル化が進み、動画像信号をデジタル化して取り扱うことのできる機器が広く普及しつつある。動画像信号は膨大な情報量を有するので、記録容量や伝送効率を考慮して情報量を削減しつつ符号化するのが一般的である。動画像信号の符号化技術としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)という作業部会により策定された国際規格が広く利用されている。
MPEGにおいては、動画像の輝度についての動きベクトルと色差についての動きベクトルとは共通に取り扱われるのが一般的である。すなわち、人間の視覚特性で重要である輝度についての動きベクトルのみ検出し、その輝度についての動きベクトルを色差についての動きベクトルとしてそのまま適用する構成になっている。
このようにすれば、色差についての動きベクトルを検出するための回路を備える必要がないため、回路規模を削減することができる。しかしながら、輝度が平坦で色差に変化があるフレームが連続する場合があり、このような場合は、動画像の色合いが歪む現象(以下「色歪」という)が発生するという問題があった。
図9は、輝度が平坦で色差に変化があるフレーム800の例を示す図である。このフレーム800は、全体に一様な輝度成分801と、文字「A」に相当する部分の色合いが背景の色合いと異なる色差成分802とからなる。このようなフレーム800の輝度についての動きベクトルはゼロとなるので、その動きベクトルを色差についての動きベクトルとしてそのまま適用すると、色差についての動き予測が全く当たらないマクロブロックが発生する。
図10は、色差についての動き予測が全く当たらない様子を示す図である。ここでは、Iフレーム900を参照フレームとしてPフレーム903を符号化し、Pフレーム903を参照フレームとしてPフレーム906を符号化するものとする。また、色差で描かれた文字「A」は、時間の経過とともに左から右へと移動するものとする。
Iフレーム900及びPフレーム903内の輝度が平坦であるとすると、Pフレーム903のマクロブロック904内の輝度と、マクロブロック904についての参照マクロブロックであるIフレーム900のマクロブロック901内の輝度も平坦である。そのため、マクロブロック904についての動きベクトルはゼロになるので、マクロブロック901がマクロブロック904についての参照マクロブロックとなる。そして、輝度と色差の動きベクトルは共通であるため、色差の符号化マクロブロック905についての参照マクロブロックは、輝度と同じ位置のマクロブロック902となる。しかしながら、符号化マクロブロック905と参照マクロブロック902とを比較すると、相関が弱く動き予測が外れてしまっている。同様に、Pフレーム906の輝度の符号化マクロブロック907についての参照マクロブロックがマクロブロック904となり、色差の符号化マクロブロック908についての参照マクロブロックがマクロブロック905になるとすると、Pフレーム903の符号化と同じように色差の動き予測が外れてしまう。このように色差についての動き予測が外れると、色差についての残差成分が大きくなる。色差についての残差成分が大きくなると、色差についての量子化誤差が大きくなり、この量子化誤差は色歪の原因となる。
そこで、色歪が発生しそうな場合は、フレーム内符号化を選択する技術がある(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、動きベクトルを検出しないことになるので、色差についての動き予測が外れるということもなく、色歪の問題を回避することができる。
また、輝度についての動きベクトルだけでなく、色差についての動きベクトルも検出する技術がある(例えば、特許文献2参照)。この技術によれば、輝度についての動きベクトルだけでなく、色差についての動きベクトルも検出されるので、色差についての動き予測が外れるということもなく、色歪の問題を回避することができる。
特開2003―037844号公報 (段落「0017」、図16参照) 特表2001―517879号公報
しかしながら、特許文献1に開示される技術によると、色歪が発生しそうな場合はフレーム内符号化を選択することになるので、符号化効率が低下するという問題がある。すなわち、色歪が発生しそうな場合は輝度が平坦であるため、輝度については動き予測によって殆ど残差成分無しで符号化することができる。それにもかかわらず、フレーム内符号化を選択することになるので、符号化効率は低下する。
また、特許文献2に開示される技術によると、動き検出に必要な画素値が輝度成分だけではなく色差成分まで必要となるため、画素値データの転送量が増大するとともに、動き検出のための回路規模が増大する。特に、画素値データの転送量の増大はメモリバンド幅を圧迫し、結果として処理クロックを増加せざるを得ず、消費電力が増大する原因となる。また、色差成分は、入力動画像に雑音や折り返し歪が多いため、動き検出が失敗する場合が多い。この問題を解決するにはフィルタ処理を施せばよいが、その場合は更に回路規模が増大する。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、簡便に色歪の問題を回避することができる動画像符号化装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係る動画像符号化装置は、動画像を符号化する動画像符号化装置であって、前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出手段と、前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出手段と、抽出された前記輝度成分の特徴量と第1の基準値とを比較する第1の比較手段と、抽出された前記色差成分の特徴量と第2の基準値とを比較する第2の比較手段と、前記第1の比較手段によって比較された結果と前記第2の比較手段によって比較された結果とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を変更する変更手段と、変更された前記量子化幅を用いて前記動画像に関する情報を量子化する量子化手段とを備える。これによって、色歪が発生する場合は色差成分についての量子化幅が小さくなるとすると、量子化誤差も小さくなるので、色歪の問題を回避することができる。
例えば、前記変更手段は、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする。前記輝度成分の特徴量は、前記動画像を構成する画素における輝度の分散、又は前記動画像を構成する画素における輝度の平均からのずれ量の絶対値和である。前記色差成分の特徴量は、前記動画像を構成する画素における色差の分散、又は前記動画像を構成する画素における色差の平均からのずれ量の絶対値和である。前記第1の基準値は、前記動画像の輝度が平坦であることを示す値であり、前記第2の基準値は、前記動画像の色差に変化があることを示す値である。前記所定の量子化幅は、H.264規格に定められている量子化幅のデフォルト値である。これによって、輝度の分散等に基づいて輝度が平坦であることが検出され、かつ色差の分散等に基づいて色差に変化があることが検出された場合は、色差成分についての量子化幅がデフォルト値より小さくなる。その結果、量子化誤差も小さくなるので、色歪の問題を回避することができる。
ここで、前記変更手段は、連続する複数のピクチャについて、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくしてもよい。これによって、連続する複数のピクチャごとに量子化幅が制御されるので、量子化幅が変更される頻度を低減することができる。
また、前記変更手段は、前記動画像がIピクチャ又はPピクチャである場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくしてもよい。Bピクチャについては、直前のIピクチャ又はPピクチャについての量子化幅を用いることができる。
また、前記第1の抽出手段は、前記動画像を構成する小領域ごとに輝度成分の特徴量を抽出し、前記第2の抽出手段は、前記動画像を構成する小領域ごとに色差成分の特徴量を抽出し、前記変更手段は、前記小領域ごとに量子化幅を変更してもよい。これによって、マクロブロックやスライスごとに量子化幅を変更することが可能となる。
なお、本発明は、このような動画像符号化装置として実現することができるだけでなく、このような動画像符号化装置が備える特徴的な手段をステップとする動画像符号化方法として実現したり、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体やインターネット等の伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
また、ブロック図(図1〜図3)の各機能ブロックは典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本発明に係る動画像符号化装置によれば、簡便に色歪の問題を回避することができる。
例えば、輝度の分散や色差の分散を演算する簡単な回路を追加するだけで、色歪が発生する場合を検出することができる。これによって、従来のように動き検出に必要な複雑な回路を追加する必要がなくなり、メモリバンド幅を圧迫する問題や消費電力が増大する問題も解決される。
また、本発明に係る動画像符号化装置では、色差成分についての量子化幅を変更する(例えば小さくする)ことによって、色歪の問題を回避している。これによって、従来のようにフレーム内符号化を用いる必要がなくなるので、符号化効率が低下するという問題も発生しない。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1における動画像符号化装置100の構成図である。この動画像符号化装置100は、動画像を符号化する装置であって、機能的には、符号化部101と、第1の抽出部102と、第2の抽出部103と、制御部104とを備えている。符号化部101は、入力動画像を圧縮符号化して符号化データを出力する回路等である。符号化方式としては、MPEG2、MPEG4、H.264などの方式を採用することができる。第1の抽出部102は、入力動画像から輝度成分を抽出し、輝度成分の特徴量を演算して出力する回路等である。第2の抽出部103は、入力動画像から色差成分を抽出し、色差成分の特徴量を演算して出力する回路等である。色差成分には、青の色差成分Cbと赤の色差成分Crの2種類があるので、第2の抽出部103は、この2種類の特徴量を出力する。制御部104は、符号化部101のパラメータを制御する回路等である。
図2は、符号化部101の構成図である。この図に示されるように、符号化部101は、直交変換部141、量子化部142、エントロピー符号化部143、逆量子化部144、逆直交変換部145、フレームメモリ148、動き予測部149などを備えている。直交変換部141は、動画像を直交変換する回路等である。量子化部142は、直交変換された値(動画像に関する情報)を量子化する回路等である。エントロピー符号化部143は、量子化された値をエントロピー符号化する回路等である。逆量子化部144は、量子化された値を逆量子化する回路等である。逆直交変換部145は、逆量子化された値を逆直交変換する回路等である。フレームメモリ148は、逆直交変換された値を記録する。動き予測部149は、フレームメモリ148に記録されている値を用いて、輝度についての動きベクトルを検出し、動き予測を実施する回路等である。本実施の形態1における動画像符号化装置100でも、一般的な動画像符号化装置と同様、輝度についての動きベクトルと色差についての動きベクトルとを共通に取り扱う構成を採用している。
図3は、制御部104の構成図である。この図に示されるように、制御部104は、第1の比較部201と、第2の比較部204と、第1の基準値202と、第2の基準値203と、変更部205とを備えている。第1の比較部201は、第1の抽出部102によって抽出された輝度成分の特徴量と、第1の基準値202とを比較する。第1の基準値202は、輝度が平坦であることを示す値である。第2の比較部204は、第2の抽出部103によって抽出された色差成分の特徴量と、第2の基準値203とを比較する。第2の基準値203は、色差に変化があることを示す値である。変更部205は、第1の比較部201によって比較された結果と第2の比較部204によって比較された結果とに基づいて、色差成分についての量子化幅を変更する。
図4は、特徴量の説明図である。ここでは、図4(A)に示されるように、8画素×8画素のブロックについて特徴量を求める場合を例示する。特徴量とは、輝度成分や色差成分の特徴を示すデータであって、色歪が発生する場合を検出するためのデータである。色歪が発生する場合とは、輝度成分が平坦であり、かつ色差成分に変化がある場合をいう。輝度成分が平坦である場合は、動画像を構成する画素における輝度の分散(以下「輝度分散」という)が第1の基準値202より小さくなる。また、色差成分に変化がある場合は、動画像を構成する画素における色差の分散(以下「色差分散」という)が第2の基準値203より大きくなる。8画素×8画素のブロックについての分散を求めるには、図4(B)に示されるように、XY座標上の画素値P(x,y)を一般的な分散の式に代入すればよい。
図5は、本実施の形態1における動画像符号化装置100の動作を示すフローチャートである。ここでは、最も特徴的な制御部104の動作を中心に説明する。また、第1の抽出部102は、入力動画像を16画素×16画素のマクロブロック等の小領域に分割し、分割した小領域ごとに輝度分散を演算して出力するものとする。同様に、第2の抽出部103は、入力動画像を8画素×8画素のマクロブロック等の小領域に分割し、分割した小領域ごとに色差分散を演算して出力するものとする。
まず、制御部104は、変数c_Cxを0にリセットする(S1)。この変数c_Cx中の「x」は、青の色差成分Cb中の「b」、又は赤の色差成分Cr中の「r」を表す識別子である。すなわち、本フローチャートに示される処理を青の色差成分Cbと赤の色差成分Crのそれぞれに適用することを意味している。
次に、制御部104は、変数nを0にリセットする(S2)。
次に、制御部104は、以下の処理を各マクロブロックについて繰り返す。
すなわち、第1の抽出部102によって演算されたマクロブロック内の輝度分散Y_varと、第1の基準値Y_var,thとを比較する。また、第2の抽出部103によって演算されたマクロブロック内の色差分散Cx_varと、第2の基準値Cx_var,thとを比較する。そして、輝度分散Y_varが第1の基準値Y_var,th以下であり、かつ色差分散Cx_varが第2の基準値Cx_var,th以上である場合は(S3でYES)、変数c_Cxを1だけインクリメントした後(S4)、変数nを1だけインクリメントする(S5)。他方、ステップS3の条件を満たさない場合は(S3でNO)、変数c_Cxをインクリメントすることなく、変数nを1だけインクリメントする(S5)。
次に、制御部104は、ピクチャ内のマクロブロックすべてについて前記の処理が完了すると、変数c_Cx が(n×r_th1)/10000より大きい場合は変数flag_Cxに1をセットする(S6でYES→S7)。他方、変数c_Cx が (n×r_th1)/10000未満である場合は変数flag_Cxに0をセットする(S6でNO→S8)。この時点における変数c_Cxは、1ピクチャ内においてステップS3の条件を満たすマクロブロックの数を意味している。
次に、制御部104は、変数flag_Cxの値に基づいて、色差成分についての量子化幅を制御する。すなわち、青の色差成分Cbについての変数flag_Cxが1である場合は、青の色差成分Cbについての量子化幅が所定の量子化幅より小さくなるように制御する。他方、赤の色差成分Crについての変数flag_Cxが1である場合は、赤の色差成分Crについての量子化幅が所定の量子化幅より小さくなるように制御する。
所定の量子化幅とは、H.264規格に定められている量子化幅のデフォルト値である。H.264規格では、オフセット値chroma_qp_index_offsetとして負の値を設定することによって、青の色差成分Cbについての量子化幅を小さくすることができ、また、オフセット値second_chroma_qp_index_offset として負の値を設定することによって、赤の色差成分Crについての量子化幅を小さくすることが可能となった。すなわち、メインプロファイルでは、青の色差成分Cbについての量子化幅と赤の色差成分Crとを一括して制御することしかできなかったが、ハイプロファイルが追加されたことによって、両者を個別に制御することが可能となった。
オフセット値chroma_qp_index_offset、second_chroma_qp_index_offsetとしては、例えば−6を設定するのが好ましい。このようにすれば、量子化幅をデフォルト値のおよそ半分にすることができる。オフセット値として設定する値は、−6等の固定値に限定されるものではない。例えば、輝度分散と色差分散とに基づいて色差成分の量子化幅の増減量を返す関数を定義してもよい。この関数は折れ線近似式にしてもよいし、テーブル参照にしてもよい。
量子化部142は、色差成分についての量子化幅を決定する際のテーブル参照を行うとき、オフセット値chroma_qp_index_offset、second_chroma_qp_index_offsetを用いて、当該ピクチャの色差成分について量子化処理を行う。例えば、オフセット値chroma_qp_index_offsetとして−6が設定された場合は、デフォルト値のおよそ半分の量子化幅で青の色差成分Cbについて量子化処理を行う。また、オフセット値second_chroma_qp_index_offsetとして−6が設定された場合は、デフォルト値のおよそ半分の量子化幅で赤の色差成分Crについて量子化処理を行う。
図6は、2種類の色差成分についての量子化幅が個別に制御される様子を示す図である。○印は量子化幅が制御される場合を意味し、×印は量子化幅が制御されない場合を意味している。この図に示されるように、青の色差成分Cbについての量子化幅と赤の色差成分Crについての量子化幅とは個別に制御される。これによって、一方の色差成分についての量子化幅が不要に小さくなるという不具合を回避することができる。
図7は、本発明の実施の形態1による効果を示す図である。具体的には、図7(A)は、一般的な量子化の入出力特性を示し、図7(B)は、本発明の実施の形態1における量子化の入出力特性を示している。長さd1及びd2は量子化幅に相当し、ハッチング部分は量子化誤差に相当する。既に説明した通り、この量子化誤差が色歪の原因となる。本発明の実施の形態1によれば、量子化幅がデフォルト値のおよそ半分まで小さくなり、その分だけ量子化誤差も小さくなるので、色歪の問題を回避することが可能となる。
以上のように、本発明の実施の形態1における動画像符号化装置100よれば、簡便に色歪の問題を回避することができる。すなわち、輝度分散や色差分散を演算する簡単な回路を追加するだけで、色歪が発生する場合を検出することができる。これによって、従来のように動き検出に必要な複雑な回路を追加する必要がなくなり、メモリバンド幅を圧迫する問題や消費電力が増大する問題も解決される。
また、動画像符号化装置100では、色差成分についての量子化幅を小さくすることによって色歪の問題を回避している。これによって、従来のようにフレーム内符号化を用いる必要がなくなるので、符号化効率が低下するという問題も発生しない。
しかも、動画像符号化装置100によれば、青の色差成分Cbについての量子化幅と赤の色差成分Crについての量子化幅とが個別に制御されるので、一方の色差成分についての量子化幅が不要に小さくなるという不具合を回避することができる。
(実施の形態2)
前記実施の形態1では、1ピクチャごとに量子化幅を制御することとしているが、色歪は複数のピクチャにわたって発生するのが通常である。そこで、本実施の形態2では、連続する複数のピクチャごとに量子化幅を制御する構成を採用している。以下、本実施の形態2における動画像符号化装置100の構成を前記実施の形態1と異なる点のみ説明する。
図8は、本実施の形態2における動画像符号化装置100の動作を示すフローチャートである。ここでも、最も特徴的な制御部104の動作を中心に説明する。
まず、制御部104は、変数s_Cx を0にリセットする(S11)。この変数s_Cx中の「x」は、青の色差成分Cb中の「b」、又は赤の色差成分Cr中の「r」を表す識別子である。すなわち、本フローチャートに示される処理を青の色差成分Cbと赤の色差成分Crのそれぞれに適用することを意味している。
次に、制御部104は、処理対象のピクチャがIピクチャ又はPピクチャである場合は(S12でNO)、変数flag_Cx が3ピクチャ連続で1であるときのみ(S13でYES)、色差成分についての量子化幅を制御する(S14)。既に説明した通り、オフセット値offset_Cxとして設定する値は、−6等の固定値でもよいし、輝度分散と色差分散とに応じた可変値ΔQPcでもよい。制御部104は、このように設定したオフセット値を保持しておく。そして、Bピクチャについては(S12でYES)、直前のIピクチャまたはPピクチャについてのオフセット値を設定する。
なお、制御部104は、符号化部101によって本ピクチャが符号化されている間に、前記実施の形態1において説明した手法によって変数flag_Cxの値を算出する(S16)。そして、以降のピクチャについての処理に備えて、変数flag_Cxの値が1である場合は変数s_Cx を1だけインクリメントし(S17でYES→S18)、変数flag_Cxの値が0である場合は変数s_Cxを0にリセットする(S17でNO→S19)。
以上のように、本実施の形態2によれば、連続する複数のピクチャごとに量子化幅が制御されるので、前記実施の形態1に比べて量子化幅が変更される頻度を低減することができる。前記した通り、色歪は複数のピクチャにわたって発生するのが通常であるため、量子化幅が変更される頻度を低減しても、色歪の問題を回避するという点では前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。ここでは3ピクチャごとに量子化幅を制御することとしているが、このピクチャ数は実施態様に応じて適宜変更することができる。
なお、前記の説明では、2種類の色差成分CbとCrについてそれぞれ特徴量を抽出することとしているが、2種類の色差成分CbとCrに基づいて1種類の特徴量を抽出するようにしてもよい。すなわち、輝度成分が平坦であり、かつ色差成分に変化がある場合を検出することができるデータが抽出できればよく、特徴量の数や内容は限定されるものではない。
また、第1の抽出部102及び第2の抽出部103は入力動画像を複数のマクロブロック等の小領域に分割することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、入力動画像を複数のスライスに分割することとしてもよいし、入力動画像を複数の小領域に分割することなく前記と同様の処理を実行するようにしてもよい。もちろん、入力動画像を複数の小領域に分割する手段を第1の抽出部102及び第2の抽出部103と別個に備え、この分割手段が第1の抽出部102及び第2の抽出部103に小領域を入力するようにしても、前記と同様の効果を得ることができる。
また、図3では、第1の基準値202が第1の比較部201とは別体の記憶手段に記憶されている様子を示しているが、第1の比較部201が第1の基準値202を設定値として保持していても、前記と同様の効果を得ることができる。第2の基準値203についても同じことがいえる。
また、H.264やMPEG2によれば、量子化マトリクスを制御する方法を用いることができる。制御部104は、量子化マトリクスを制御する方法を用いて前記と同様の処理を実行してもよい。
また、輝度成分の特徴量として輝度分散を採用し、色差成分の特徴量として色差分散を採用することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、輝度分散に代えて、動画像を構成する画素における輝度の平均からのずれ量の絶対値和を採用してもよい。同様に、色差分散に代えて、動画像を構成する画素における色差の平均からのずれ量の絶対値和を採用してもよい。
本発明に係る動画像符号化装置は、簡便に色歪の問題を回避することが必要なDVDレコーダ等の用途にも適用することができる。
本発明の実施の形態1における動画像符号化装置のブロック図 本発明の実施の形態1における動画像符号化装置の一部のブロック図 本発明の実施の形態1における動画像符号化装置の一部のブロック図 特徴量の説明図 本発明の実施の形態1におけるフローチャート 2種類の色差成分についての量子化幅が個別に制御される様子を示す図 本発明の実施の形態1による効果を示す図 本発明の実施の形態2におけるフローチャート 輝度が平坦で色差に変化があるフレームの例を示す図 色差についての動き予測が全く当たらない様子を示す図
符号の説明
100 動画像符号化装置
101 符号化部
102 第1の抽出部
103 第2の抽出部
104 制御部
201 第1の比較部
202 第1の基準値
203 第2の基準値
204 第2の比較部
205 変更部

Claims (15)

  1. 動画像を符号化する動画像符号化装置であって、
    前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出手段と、
    前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出手段と、
    抽出された前記輝度成分の特徴量と第1の基準値とを比較する第1の比較手段と、
    抽出された前記色差成分の特徴量と第2の基準値とを比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段によって比較された結果と前記第2の比較手段によって比較された結果とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を変更する変更手段と、
    変更された前記量子化幅を用いて前記動画像に関する情報を量子化する量子化手段と
    を備えることを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 前記変更手段は、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  3. 前記所定の量子化幅は、H.264規格に定められている量子化幅のデフォルト値である
    ことを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。
  4. 前記変更手段は、連続する複数のピクチャについて、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  5. 前記変更手段は、前記動画像がIピクチャ又はPピクチャである場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  6. 前記第1の抽出手段は、前記動画像を構成する小領域ごとに輝度成分の特徴量を抽出し、
    前記第2の抽出手段は、前記動画像を構成する小領域ごとに色差成分の特徴量を抽出し、
    前記変更手段は、前記小領域ごとに量子化幅を変更する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  7. 前記輝度成分の特徴量は、前記動画像を構成する画素における輝度の分散、又は前記動画像を構成する画素における輝度の平均からのずれ量の絶対値和である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  8. 前記色差成分の特徴量は、前記動画像を構成する画素における色差の分散、又は前記動画像を構成する画素における色差の平均からのずれ量の絶対値和である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  9. 前記第1の基準値は、前記動画像の輝度が平坦であることを示す値であり、
    前記第2の基準値は、前記動画像の色差に変化があることを示す値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
  10. 動画像を符号化する動画像符号化方法であって、
    前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出ステップと、
    前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出ステップと、
    抽出された前記輝度成分の特徴量と第1の基準値とを比較する第1の比較ステップと、
    抽出された前記色差成分の特徴量と第2の基準値とを比較する第2の比較ステップと、
    前記第1の比較ステップにおいて比較された結果と前記第2の比較ステップにおいて比較された結果とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を変更する変更ステップと、
    変更された前記量子化幅を用いて前記動画像に関する情報を量子化する量子化ステップと
    を含むことを特徴とする動画像符号化方法。
  11. 前記変更ステップにおいて、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項10に記載の動画像符号化方法。
  12. 動画像を符号化するためのプログラムであって、
    前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出ステップと、
    前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出ステップと、
    抽出された前記輝度成分の特徴量と第1の基準値とを比較する第1の比較ステップと、
    抽出された前記色差成分の特徴量と第2の基準値とを比較する第2の比較ステップと、
    前記第1の比較ステップにおいて比較された結果と前記第2の比較ステップにおいて比較された結果とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を変更する変更ステップと、
    変更された前記量子化幅を用いて前記動画像に関する情報を量子化する量子化ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 前記変更ステップにおいて、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 動画像を符号化する集積回路であって、
    前記動画像の輝度成分の特徴量を抽出する第1の抽出手段と、
    前記動画像の色差成分の特徴量を抽出する第2の抽出手段と、
    抽出された前記輝度成分の特徴量と第1の基準値とを比較する第1の比較手段と、
    抽出された前記色差成分の特徴量と第2の基準値とを比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段によって比較された結果と前記第2の比較手段によって比較された結果とに基づいて、前記色差成分についての量子化幅を変更する変更手段と、
    変更された前記量子化幅を用いて前記動画像に関する情報を量子化する量子化手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
  15. 前記変更手段は、前記輝度成分の特徴量が前記第1の基準値より小さく、かつ前記色差成分の特徴量が前記第2の基準値より大きい場合、前記色差成分についての量子化幅を所定の量子化幅より小さくする
    ことを特徴とする請求項14に記載の集積回路。
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