JP2007115156A - 携帯端末および検針・集金システム - Google Patents

携帯端末および検針・集金システム Download PDF

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Abstract

【課題】 検針データや集金データあるいは緊急事態をリアルタイムに会社や警察などに知らせる。
【解決手段】 検針データを入力する入力部21と、この入力部21によって入力されたデータを記憶するメモリ25とを備えた検針端末器2に、メモリ25に記憶されたデータを電力会社3のホストサーバ31に随時送信可能なデータ送信手段と、緊急事態を電力会社3や警察署4に通報可能な緊急通報手段と(送受信部26)を設ける。検針の都度、検針情報Dが電力会社3のホストサーバ31に送信され、検針員Kに不測の事態が発生した場合には、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31や警察署4のサーバに送信される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力メータの検針データや電力料金の集金データなどを入出力するための携帯端末に関し、特に、検針データや集金データあるいは緊急事態を会社や警察などに知らせることができる携帯端末および検針・集金システムに関する。
例えば、電力メータの検針は、検針員が検針端末器(携帯端末)を持って各需要家宅を訪問し、電力メータの指示数を読み取って検針端末器に入力していく。そして、検針員が会社に帰った後に、検針端末器からホストコンピュータ(ホストサーバ)に検針データをアップロード(出力)することで、ホストコンピュータに検針データが収集、記憶される。また、例えば、電力料金が支払われていない需要家に対しては、集金員が集金端末器(携帯端末)を持ってその需要家宅を訪問し、電力料金を受け取って支払い金額などを集金端末器に入力していく。そして、集金員が会社に帰った後に、集金端末器からホストコンピュータに支払い金額などのデータをアップロードすることで、ホストコンピュータにデータが収集、記憶される。
一方、各需要家(顧客)に特化した広告や情報をリアルタイムに検針票に印刷することができる検針票広告システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この検針票広告システムは、地域の需要家または需要家毎に特化した広告情報やサービス情報を、サーバから検針端末器に送り、検針端末器によってその情報を検針票に印刷する、というものである。
特開2002−63481号公報
ところで、上記のような検針や集金の方法、あるいは特許文献1に記載されているような検針票広告システムでは、検針員や集金員が会社に帰らなければ、会社は検針データや検針の進捗状況などを知ることができない。すなわち、会社は検針中や集金中における進捗状況などを管理したり、検針業務などの実体を把握して業務の効率化などを図ることができない。さらには、検針員などに不測の事態が発生した場合に、それを察知し、迅速かつ適切に対処することができない。例えば、集金の際に、集金員が需要家から暴力や監禁などの不法行為を受けるおそれがあるが、そのような場合に、会社などが速やかに不法行為を察知してこれに対処し、集金員への災害を防止する、ということが困難である。
そこで本発明は、検針データや集金データあるいは緊急事態をリアルタイムに会社や警察などに知らせることができる携帯端末および検針・集金システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリとを備えた携帯端末において、メモリに記憶されたデータを予め登録された管理センタに随時送信可能なデータ送信手段を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリとを備えた携帯端末において、緊急事態を予め登録された管理センタに通報可能な緊急通報手段を設けたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯端末において、緊急通報手段は、入力手段によって起動されることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の携帯端末において、緊急通報手段は、予め登録された設定時間以上入力手段からデータ入力がされない場合に起動されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、このメモリに記憶されたデータを随時送信可能なデータ送信手段とを有する携帯端末と、この携帯端末からデータを受信可能な管理センタとを備え、この管理センタに、携帯端末から受信したデータに基づいて携帯端末に指令を送信する指令送信手段を設けたことを特徴とする検針・集金システムである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の検針・集金システムにおいて、指令送信手段は、携帯端末から受信したデータの整合性を判断し、そのデータが整合性を有していない場合に、携帯端末にデータの再入力を求める再入力指令を送信することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、緊急事態を通報可能な緊急通報手段とを有する携帯端末と、この携帯端末から緊急事態を受信可能な管理センタと、この管理センタが携帯端末の所在位置を確認できる位置確認手段とを備えたことを特徴とする検針・集金システムである。
請求項8に記載の発明は、検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、緊急事態を通報可能な緊急通報手段と、マイクとを有する携帯端末と、この携帯端末から緊急事態を受信可能な管理センタとを備え、携帯端末が緊急事態を通報するとマイクをオンし、音声を管理センタに送信することを特徴とする検針・集金システムである。
請求項1に記載の発明によれば、携帯端末のメモリに記憶されたデータを、データ送信手段によって予め登録された管理センタに随時送信することができる。すなわち、管理センタとしての会社のサーバなどに、検針データや集金データをリアルタイムに送信することができる。これにより、会社などは、リアルタイムに検針データや検針の進捗状況などを把握し、検針・集金業務を管理することなどが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、検針員などに不測の事態が発生した場合、携帯端末の緊急通報手段によって緊急事態を予め登録された管理センタ、例えば会社のサーバなどに通報することができる。これにより、通報を受けた会社などが速やかに対処し、検針員などへの災害を防止することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、緊急通報手段が、検針データなどを入力する入力手段によって起動されるため、通常のデータ入力操作(検針作業)を行っているかのようにして緊急事態を管理センタに通報することができる。このため、例えば不法行為者に知られずに、緊急事態を通報することができる。
請求項4に記載の発明によれば、設定時間以上データが入力されない場合に緊急通報手段が起動される。すなわち、設定時間以上データが入力されない場合には、緊急事態が発生したおそれがあるとして緊急通報手段が起動される。このため、検針員などが通報操作を行えない場合であっても、緊急事態を管理センタに通報することができる。しかも、不法行為者などに知られずに、緊急事態を通報することができる。
請求項5に記載の発明によれば、管理センタの指令送信手段によって、携帯端末にデータに基づいた指令を送信することができるため、検針・集金業務をリアルタイムに管理することなどが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、携帯端末からのデータが整合性を有していない場合に、指令送信手段によって管理センタから携帯端末に再入力指令が送信されるため、検針員などにリアルタイムにデータの再入力をさせることができる。
請求項7に記載の発明によれば、携帯端末から管理センタに緊急事態が通報された場合に、位置確認手段によって管理センタが携帯端末の所在位置を確認できるため、管理センタの担当員などが携帯端末すなわち検針員などの所在場所にすぐに駆けつけ、速やかに対処することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、携帯端末から管理センタに緊急事態が通報された場合に、携帯端末のマイクがオンされ、音声が管理センタに送信されるため、管理センタではその音声によって状況を把握し、不法行為などに対して適切かつ迅速に対処することが可能となる。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる検針・集金システム1の概略構成図である。この検針・集金システム1は主として、検針員Kが所持する検針端末器2(携帯端末)と、管理センタとしての電力会社3および警察署4とから構成されている。
検針端末器2は、需要家宅Hに設置された電力メータH1の検針データ(指示数)を入力する携帯端末であり、図2に示すように、主として入力部21(入力手段)、表示部22、マイク23、GPS(Global Positioning System)受信部24、メモリ25、送受信部26(データ送信手段、緊急通報手段)および、これらを制御する制御部27から構成されている。入力部21は、検針データなどを入力するキーパットから構成され、キーパットは図3に示すようなキーを備えている。表示部22は、LCDから構成され、メモリ25に記憶されたデータ(情報)や入力部21から入力された検針データなどを表示するものである。GPS受信部24は、GPSにおいて衛星から時刻信号電波を受信して現在地の経緯と緯度とを演算するものであり、メモリ25は、入力部21から入力された検針データや後述する検針ルートなどを記憶するものである。送受信部26は、無線モデムから構成され、後述する検針情報Dや緊急事態情報Eを通信網Nを介して、後述する電力会社3のホストサーバ31などに送信、通報し、あるいはホストサーバ31などから指令を受信するための通信手段である。ここで、検針情報Dの送信先として予め電力会社3のホストサーバ31が記憶され、緊急事態情報Eの通報先として予め電力会社3のホストサーバ31および警察署4のサーバ(図示せず)が記憶されている。
このような構成の検針端末器2を所持して検針を行う場合、まず、その日に検針を行う需要家宅Hのデータを検針順(訪問順)に記憶した検針ルートを、後述する電力会社3のホストサーバ31からダウンロード(受信)する。この検針ルートはメモリ25に記憶され、検針ルートに従って需要家宅Hのデータ(後述する料金データベース311に基づく情報)が順次表示部22に表示される。そして、検針員Kは需要家宅Hの電力メータH1を検針して、入力部21から検針データ(指示数)を入力し「登録キー」を押すと、検針データがメモリ25に記憶されるとともに、検針データを含む検針情報Dが電力会社3のホストサーバ31にアップロード(送信)される。すなわち、検針毎に検針データがホストサーバ31に送信される。ここで、検針情報Dは、図4(a)に示すように、端末番号D1と、契約番号D2と、メータ番号D3と、指示数D4とから構成されている。そして、端末番号D1には、予め記憶された検針端末器2の識別番号が入力され、契約番号D2には、検針ルートに記憶された需要家の契約番号が入力され、メータ番号D3には、検針ルートに記憶された電力メータH1のメータ番号が入力され、指示数D4には、入力部21から入力された指示数が入力される。
また、例えば、「シフト」キーを押しながら「110」とキー操作することで、緊急事態を示す緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31および警察署4のサーバに送信(通報)され、例えば、「シフト」キーを押しながら「111」とキー操作することで、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31に送信されるようになっている。すなわち、緊急事態の程度に応じて、電力会社3と警察署4とに通報し、あるいは電力会社3のみに通報できるようになっている。さらに、検針端末器2は、「登録キー」が押されてから次の「登録キー」が押されるまでの時間をカウントするタイマーを備え、次の「登録キー」が押されるまでの時間が、予め登録された設定時間以上経過(タイムオーバー)した場合に、緊急事態が発生したおそれがあるとして、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31に送信されるようになっている。なお、昼休みなどの休憩時間帯などにはタイマーが起動せず、設定時間以上経過しても緊急事態情報Eが送信されないようになっている。
この緊急事態情報Eは、図4(b)に示すように、端末番号E1と、緊急事態の程度E2と、位置情報E3とから構成されている。そして、端末番号E1には、予め記憶された検針端末器2の識別番号が入力され、緊急事態の程度E2には、緊急事態の緊急性の強弱が入力される。例えば、上記のように「110」キー操作の場合には「緊急度大」が入力され、「111」キー操作の場合には「緊急度中」が入力され、タイムオーバーの場合には緊急度小」が入力される。また、位置情報E3には、GPS受信部24による現在地の経緯と緯度とが入力される。さらに、緊急事態情報Eが送信された場合、マイク23がオンし、音声が送受信部26から電力会社3のホストサーバ31や警察署4のサーバに送信されるようになっている。
電力会社3は、各需要家の電力使用量や電力料金などを管理するとともに、検針ルートの策定などを行う料金サーバとしてのホストサーバ31を備えている。このホストサーバ31は、通信網Nを介して検針端末器2および警察署4のサーバと通信可能で、料金データベース311と指令送信プログラム312(指令送信手段)とを備えている。
料金データベース311には、図5に示すように、契約番号311a毎に、需要家名311b、需要家連絡先311c、所在地311d、契約種別311e、メータ番号311f、前回メータ指示数311g、今回メータ指示数311hおよび、その他311jが記憶されている。そして、需要家名311bには需要家の氏名が記憶され、需要家連絡先311cには需要家の連絡先電話番号などが記憶されている。所在地311dには需要家宅Hの所在地住所が記憶され、契約種別311eには従量電灯Aなどの契約された電力供給の種別が記憶されている。メータ番号311fには需要家宅Hの電力メータH1の識別番号が記憶され、前回メータ指示数311gには前回検針時の電力メータH1の指示数が記憶されている。また、今回メータ指示数311hには今回検針時の指示数(指示数D4)が記憶されるようになっている。
指令送信プログラム312は、検針端末器2から受信した検針情報Dに基づいて検針端末器2に指令を送信するプログラムであり、図6に示すフローチャートに基づいている。まず、検針情報Dをデータ通信用のメモリから取得し(ステップS1)、検針情報Dの契約番号D2と同じ契約番号311aの需要家情報を料金データベース311から検索、取得する(ステップS2)。次に、端末番号D1に対して策定された検針ルート順に検針情報Dが送信されているか、すなわち、検針ルート順に検針が行われているか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、先に送信された検針情報Dと今回送信された検針情報Dとに基づいて、検針ルート順に検針情報Dが送信されているか(飛ばした需要家宅Hがないか)を判断する。そして、検針ルート順に検針が行われていない場合には、検針ルート(訪問順序)を確認すべき旨の指令を検針端末器2に送信する(ステップS4)。一方、検針ルート順に検針が行われている場合には、指示数D4が整合性を有しているか否かを判断する(ステップS5)。この判断は、指示数D4が前回メータ指示数311gよりも小さい値である場合や、指示数D4が前回メータ指示数311gよりも極端に大きく通常の電力使用ではあり得ない値であるなどの場合には、不整合な値として判断される。そして、不整合な値として判断された場合には、指示数を再度入力すべき旨の指令(再入力指令)を検針端末器2に送信する(ステップS6)。一方、指示数D4が整合性を有している場合には、検針作業の時間が規定時間に比べて長いか否かが判断される(ステップS7)。この判断は、その日の当該検針情報Dの送信までに要した時間(送信時刻)と、当該検針情報Dの契約番号D2までの検針に要するとして標準化された規定時間(標準時効)とを比べて、送信時刻が大きく(例えば、1時間以上)遅れ得ている場合には、規定時間に比べて長いと判断される。そして、規定時間に比べて長いと判断された場合には、検針作業を迅速に行うべき旨の指令を検針端末器2に送信する(ステップS8)。最後に、指示数D4を料金データベース311の今回メータ指示数311hに記憶する(ステップS9)ものである。なお、本実施形態では、上記のような指令を送信しているが、検針業務の実態や管理項目などに応じて、検針情報Dに基づいてその他の指令を送信するようにしてもよい。
また、検針端末器2から緊急事態情報Eを受信した場合、電力会社3内の通報表示パネル(図示せず)に緊急事態情報Eが表示され、かつ、スピーカ(図示せず)がオンされ、緊急事態の発生が周知されるようになっている。具体的には、端末番号E1から割り出された検針員Kの氏名と、緊急事態の程度E2による緊急性の強弱と、位置情報E3から割り出された住所または需要家宅Hとが、通報表示パネルに表示される。なお、本実施形態では、検針端末器2のGPS受信部24と緊急事態情報Eの送受信とによって、電力会社3が検針端末器2の所在位置を確認できる位置確認手段が構成されている。また、警察署4に緊急事態情報Eが送信された場合も、同様に通報表示パネルに緊急事態情報Eが表示され、スピーカがオンされる。
次に、このような構成の検針・集金システム1の処理動作を、図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、検針員Kが、検針ルートを電力会社3のホストサーバ31から検針端末器2にダウンロードする(ステップS11)と、検針ルートが検針端末器2のメモリ25に記憶される(ステップS12)。次に、表示部22に表示された検針ルートに従って検針員Kが需要家宅Hを訪問し、検針データ(指示数)を入力して「登録キー」を押す(ステップS13)と、検針情報Dがホストサーバ31に送信される(ステップS14)。そして、ホストサーバ31では指令送信プログラム312が起動され(ステップS15)、検針端末器2に指令を送信する必要がある場合(ステップS16で「Y」の場合)には、検針端末器2に指令が送信される。例えば、上記の再入力指令が送信された(ステップS17)とすると、その指令が検針端末器2の表示部22に表示され、検針員Kによって再び検針データが入力される(ステップS13)。
一方、検針員Kに不測の事態が発生し、例えば、「シフト」キーを押しながら「110」とキー操作された(ステップS18)場合、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31および警察署4のサーバに送信(通報)される(ステップS19)。これにより、上記のように、電力会社3および警察署4内の通報表示パネルに緊急事態情報Eが表示され、かつ、スピーカがオンされる。また、検針端末器2のマイク23がオンされ(ステップS20)、マイク23からの音声が電力会社3のホストサーバ31や警察署4のサーバに送信される(ステップS21)ものである。
以上のように、本検針・集金システム1によれば、検針の都度、検針情報Dが電力会社3のホストサーバ31にリアルタイムに送信されるため、電力会社3は、リアルタイムに検針データや検針の進捗状況などを把握し、検針業務を管理することなどが可能となる。しかも、指令送信プログラム312によって、検針情報Dに基づいた指令を検針端末器2に送信することができるため、検針業務をリアルタイムに、かつ標準的に管理することなどが可能となる。例えば、上記のように、検針端末器2からの指示数D4が整合性を有していない場合には、ホストサーバ31から検針端末器2に再入力指令が送信されるため、検針員Kにリアルタイムに(その場で)データの再入力をさせ、業務の効率化を図ることができる。
また、検針員Kに不測の事態が発生した場合、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31や警察署4のサーバに送信されるため、緊急事態情報Eを受信した電力会社3などが、現地に担当員を向かわせるなど速やかに対処し、検針員Kへの災害を防止することが可能となる。しかも、上記のように、入力部21のキー操作によって緊急事態情報Eを送信できるため、通常のデータ入力操作(検針作業)を行っているかのようにして緊急事態を電力会社3などに通報することができる。このため、例えば不法行為者に知られずに、緊急事態を通報することができる。さらに、上記のように、予め登録された設定時間以上データが入力されない(タイムオーバーした)場合に、緊急事態が発生したおそれがあるとして、緊急事態情報Eが電力会社3のホストサーバ31に送信されるため、検針員Kが通報操作(キー操作)を行えない状況であっても、緊急事態を電力会社3に通報することができる。しかも、不法行為者などに知られずに、緊急事態を通報することができる。また、電力会社3や警察署4は、上記のようにして検針端末器2の所在位置を確認できるため、電力会社3の担当員などが検針端末器2すなわち検針員Kの所在場所にすぐに駆けつけ、速やかに対処することが可能となる。さらには、検針端末器2のマイク23がオンされ、音声が電力会社3や警察署4に送信されるため、電力会社3などではその音声によって状況を把握し、不法行為などに対して適切かつ迅速に対処することが可能となる。
以上、この発明の実施形態について説明したが、具体的な構成は、本実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、本実施形態では、GPS受信部24と緊急事態情報Eの送受信とによって位置確認手段を構成しているが、緊急事態情報Eが送信される前の検針情報Dに基づいて検針端末器2の所在位置を割り出す(確認できる)ようにしてもよい。すなわち、緊急事態情報Eを受信した場合に、端末番号E1からその検針端末器2(検針員K)の検針ルートを割り出し、緊急事態情報Eが送信される直前の検針情報D(需要家宅H)を検索して、その次の契約番号の需要家宅Hが検針端末器2の所在位置である、とするようにしてもよい。
また、本実施形態では、電力メータH1の検針について説明しているが、電力料金の集金についても同様である。すなわち、検針端末器2が集金端末器で、検針員Kが集金員である場合も同様に、リアルタイムな業務管理や緊急事態対応を行うことができる。さらに、電力に限らず、ガス、水道、新聞などの検針や集金にも適用できることは勿論である。
本発明の実施形態に係わる検針・集金システムの概略構成図。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムにおける検針端末器の構成ブロック図。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムにおける検針端末器の正面図。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムにおける検針情報(a)と緊急事態情報(b)の情報フォーマットを示す図。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムにおける料金データベースのデータ構成図。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムにおける指令送信プログラムのフローチャート。 本発明の実施形態に係わる検針・集金システムの処理動作フローを示すフローチャート。
符号の説明
1 検針・集金システム
2 検針端末器(携帯端末)
21 入力部(入力手段)
22 表示部
23 マイク
24 GPS受信部(位置確認手段)
25 メモリ
26 送受信部(データ送信手段、緊急通報手段)
27 制御部
3 電力会社(管理センタ)
31 ホストサーバ
311 料金データベース
312 指令送信プログラム(指令送信手段)
4 警察署(管理センタ)
D 検針情報
E 緊急事態情報
N 通信網
H 需要家宅
H1 電力メータ
K 検針員

Claims (8)

  1. 検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリとを備えた携帯端末において、
    前記メモリに記憶されたデータを予め登録された管理センタに随時送信可能なデータ送信手段を設けた、
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリとを備えた携帯端末において、
    緊急事態を予め登録された管理センタに通報可能な緊急通報手段を設けた、
    ことを特徴とする携帯端末。
  3. 前記緊急通報手段は、前記入力手段によって起動される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記緊急通報手段は、予め登録された設定時間以上前記入力手段からデータ入力がされない場合に起動される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  5. 検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、このメモリに記憶されたデータを随時送信可能なデータ送信手段とを有する携帯端末と、
    この携帯端末から前記データを受信可能な管理センタとを備え、
    この管理センタに、前記携帯端末から受信したデータに基づいて前記携帯端末に指令を送信する指令送信手段を設けた、
    ことを特徴とする検針・集金システム。
  6. 前記指令送信手段は、前記携帯端末から受信したデータの整合性を判断し、そのデータが整合性を有していない場合に、前記携帯端末にデータの再入力を求める再入力指令を送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の検針・集金システム。
  7. 検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、緊急事態を通報可能な緊急通報手段とを有する携帯端末と、
    この携帯端末から前記緊急事態を受信可能な管理センタと、
    この管理センタが前記携帯端末の所在位置を確認できる位置確認手段とを備えた、
    ことを特徴とする検針・集金システム。
  8. 検針データや集金データなどのデータを入力する入力手段と、この入力手段によって入力されたデータを記憶するメモリと、緊急事態を通報可能な緊急通報手段と、マイクとを有する携帯端末と、
    この携帯端末から前記緊急事態を受信可能な管理センタとを備え、
    前記携帯端末が前記緊急事態を通報すると前記マイクをオンし、音声を前記管理センタに送信する、
    ことを特徴とする検針・集金システム。
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