JP2007111168A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】速く簡単に製造可能であり、重心が極めて低く、振動吸収性に優れたゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッドは振動吸収ユニット20と重り用ユニットと弾性ユニット40とを備える。振動吸収ユニット20は比重が2以下の軽量の振動吸収材料から構成され、ややクラブヘッドのメインボディーに対応する形を呈し、クラブヘッドの打球面及び底面に対し開口状を呈し、クラブヘッドの頂部、トー部、ヒール部及びネック部を形成する。重り用ユニットは比重が6以上の耐磨耗材料から構成され、前記振動吸収ユニット20の底面の開口端部に固定されることでクラブヘッドの底部を形成する。弾性ユニット40は前記振動吸収ユニット20及び重り用ユニットよりも弾性に優れた材料から構成され、前記振動吸収ユニット20及び重り用ユニットから構成されるクラブヘッドの開口端部に固定されることでクラブヘッドの打球面部を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関し、特に重心が極めて低く、振動吸収性が比較的良好なゴルフクラブヘッドに関するものである。
特許文献1に開示されるマグネシウム合金から製造されるゴルフクラのヘッド殻体は、打球面板がチタン合金またはアルミ合金またはセラミックス材料などから製造される。そのうちマグネシウム合金の殻体は軽量で、振動吸収性を有し、かつ軽量のチタン合金と比べて単価が安く、またダイカスト(die casting)法により速く、大量に製造することが可能である。しかし、ダイカスト法を採用して製造する場合、図4と図5に示すように、離型が原因で殻体90の頂部91、トー部92、底部93、ヒール部94に肉厚な区域が形成されるため、体積が大きくなり、重量が重くなることがその欠点となる。したがって、このような構造は超大型クラブヘッドの設計においては不利である。
また、中華民国特許公告第590028号により掲示されるのは、中空のクラブヘッドを前側殻体と後側殻体に分割可能な構造であり、そのうち後側殻体はステンレス鋼、アルミニウムまたはマグネシウムまたはその合金などから製造することが可能である。しかし、前記公告案では、クラブヘッドを分割する方法は掲示されていない。つまり上述の問題を解決する方法はまだ得られていない。したがって、本発明者は研究開発の結果解決可能な方法を提出すると同時に、中華民国出願番号第94128835号で特許出願を請求した。
また前記の各特許案は、クラブヘッドの振動吸収材料としてマグネシウム合金を採用するものであるが、クラブヘッドの底部への重量配分と耐磨耗性に対する要求などの面は考慮されなかった。これに対し、クラブヘッドの底面に重り用の金属片を配置することで解決を求めることが可能であるが、それでもマグネシウム合金を底面に露出させてしまうという問題があるため、全体の構造と製造工程は望ましいものではない。
米国特許第5,494,281号明細書 台湾特許出願公告第590028号明細書
本発明の主な目的は、速く、簡単に製造可能であり、重心が極めて低く、振動吸収性が比較的良好なゴルフクラブヘッドを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明によるゴルフクラブヘッドは振動吸収ユニットと重り用ユニットと弾性ユニットとを備える。そのうち振動吸収ユニットは比重が2以下である軽量の振動吸収材料から構成され、ややクラブヘッドのメインボディーに対応する形を呈し、かつクラブヘッドの打球面及び底面に対し開口状を呈し、クラブヘッドの頂部、トー部、ヒール部及びネック部を形成する。重り用ユニットは比重が6以上である耐磨耗材料から構成され、前記振動吸収ユニットの底面の開口端部に固定されることでクラブヘッドの底部を形成する。弾性ユニットは前記振動吸収ユニット及び重り用ユニットよりも弾性に優れた材料から構成され、前記振動吸収ユニット及び重り用ユニットから構成されるクラブヘッドの開口端部に固定されることでクラブヘッドの打球面部を形成する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1と図2に示すように、本発明の第一実施例によるウッドクラブヘッド10は下記のものを備える。
振動吸収ユニット20は、比重が2以下である軽量の振動吸収材料から構成され、ややクラブヘッドのメインボディーに対応する形を呈し、かつクラブヘッドの打球面と底面に対し開口状を呈し、クラブヘッドの頂部21、トー部22、ヒール部23及びネック部24を形成する。振動吸収ユニット20はマグネシウム合金ダイカストにより一体成形される。ネック部24は一体成形するか、或いは管部(図示なし)と振動吸収ユニット20との結合により成形することが可能である。管部はマグネシウム合金またはチタン合金にすることが可能である。
重り用ユニット30は、比重が6以上である耐磨耗材料から構成され、前記振動吸収ユニット20の底面の開口端部に固定されることでクラブヘッドの底部を形成する。重り用ユニット30はステンレス鋼、軟鉄またはマルエージング鋼などの金属材料から構成され、かつ鋳造、鍛造またはスタンピングなどの方法により成形することが可能である。また重り用ユニット30は接着剤またはねじ31などの固定ユニットを別々に使用するか、或いはこれらを同時に使用することで振動吸収ユニット20の底面に固定することが可能である。
弾性ユニット40は、前記振動吸収ユニット20と重り用ユニット30よりも弾性が良好な材料から構成され、前記振動吸収ユニット20と重り用ユニット30から構成されるクラブヘッドの開口端部に固定されることでクラブヘッドの打球面部を形成する。弾性ユニット40はチタン合金から構成され、打球面41と打球面から後へ延伸する垣部42を有し、垣部42は端縁部に突出する嵌合部43を一回り有し、振動吸収ユニット20と重り用ユニット30は別々に嵌合部43と嵌合し接着剤により接着する嵌合槽25、32を有する。
また振動吸収ユニット20と重り用ユニット30の接合端部に嵌合部33と嵌合槽26を設けることも可能である。
本実施例の長所は次の通りである。
1.重心が極めて低いクラブヘッドを製造可能である。メインボディーは比重の小さいマグネシウム合金から構成され、底部は比重の大きいステンレス鋼から構成され、打球面は比重が両者の比重の間にあるチタン合金から構成されるため、重心が極めて低いクラブヘッドを容易に製造することができる。
2.クラブヘッドの振動吸収性が良好である。メインボディーはマグネシウム合金の振動吸収材料から構成されるため、ボールを打撃した時の振動波は打球面を介してメインボディーに伝導し、その後ネック部を介してシャフトに伝導した後、使用者の腕に達する。したがって、振動波は容易に振動吸収ユニットに吸収される。
3.打球面はチタン合金から成形されるため、弾性が極めて良好であり、また軽量の金属から構成される振動吸収メインボディーと金属の重りから構成される底部とを組み合わせることで全体的な性能と打ち心地が極めて良好になる。
4.マグネシウム合金ダイカストにより一体成形される振動吸収ユニットを速く、大量に生産することが可能であり、肉厚な区域が余計に形成されて体積が大きくなり、重量が重くなるという問題が発生しない。重り用ユニットの底板は別に製造されるため、生産された形式や商標が異なる底板と、同一の立体振動吸収ニットとを組み合わせることで生産を容易かつ迅速にすることが可能である。
また図3に示すように、本発明の第二実施例による鉄クラブヘッド50はネック部と一体となりマグネシウム合金から成形されるメインボディーの振動吸収ユニット60と、ステンレス鋼から成形される底部の重り用ユニット70と、チタン合金から成形される打球面の弾性ユニット80とを備える。
本発明の第一実施例によるゴルフクラブヘッドの構造を示す模式図である。 図1の2−2線に沿う断面図である。 本発明の第二実施例によるゴルフクラブヘッドの構造を示す模式図である。 周知のダイカスト方法によるクラブヘッドを示す断面図である。 周知のダイカスト方法によるクラブヘッドを示す断面図である。
符号の説明
10 ウッドクラブヘッド、20 振動吸収ユニット、21 頂部、22 トー部、23 ヒール部、24 ネック部、25、32 嵌合槽、26 嵌合槽、30 重り用ユニット、31 ねじ、33 嵌合部、40 弾性ユニット、41 打球面、42 垣部、43 嵌合部、50 鉄クラブヘッド、60 振動吸収ユニット、70 重り用ユニット、80 弾性ユニット

Claims (7)

  1. 比重が2以下である軽量の振動吸収材料から構成され、クラブヘッドのメインボディーに対応する形を呈し、かつクラブヘッドの打球面及び底面に対し開口状を呈し、クラブヘッドの頂部、トー部、ヒール部及びネック部を形成する振動吸収ユニットと、
    比重が6以上である耐磨耗材料から構成され、前記振動吸収ユニットの底面の開口端部に固定されることでクラブヘッドの底部を形成する重り用ユニットと、
    前記振動吸収ユニット及び重り用ユニットよりも弾性に優れた材料から構成され、前記振動吸収ユニット及び重り用ユニットから構成されるクラブヘッドの開口端部に固定されることでクラブヘッドの打球面部を形成する弾性ユニットと、
    を備えることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 振動吸収ユニットはマグネシウム合金ダイカストにより一体成形されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 振動吸収ユニットのネック部は管部を有することを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 重り用ユニットは、ステンレス鋼または軟鉄から構成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 弾性ユニットはチタン合金から構成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 重り用ユニットと振動吸収ユニットとの間に嵌合構造を備えることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 弾性ユニットは振動吸収ユニット及び重り用ユニットから構成されるクラブヘッドの開口端部に嵌合接着方法で固定されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。





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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8231481B2 (en) * 2008-10-07 2012-07-31 Bridgestone Sports Co., Ltd. Golf club head
JP2016086905A (ja) * 2014-10-30 2016-05-23 グローブライド株式会社 ゴルフクラブヘッド

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