JP2007110799A - 配線敷設装置 - Google Patents

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邦彦 西部
Shoichi Hosoo
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Abstract

【課題】配線ラックの所望の位置に配線を自動的に敷設することができ、人力の大幅な低減を図ることができる配線敷設装置を提供すること。
【解決手段】両側にレール3、4を有する配線ラック1と、該レール3、4間に架設されレール上を走行するアーム25と、一方のレール3の側面を挟むようにアーム25に配設された1対のローラ15、18と、片方のローラ15を駆動するモータ10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、配線敷設装置に関し、特に、天井裏や人が入れない狭い部分などにおいて配線を敷設するのに適した配線敷設装置に関するものである。
従来、配線敷設に際しては、天井裏などに取り付けた配線ラック上に直接人手により配線を敷設していた。
また、人の入れない狭い部分においては、配線を引くためのメッセンジャーワイヤを、細長い竿などを利用して配線ラック上に通し、配線をメッセンジャーワイヤに固定して、メッセンジャーワイヤを人手で引くことにより配線敷設していた。
したがって、長距離の配線を敷設する場合には、多くの人力を要するという問題があった。
本発明は、上記従来の配線敷設工事が有する問題点に鑑み、配線ラックの所望の位置に配線を自動的に敷設することができ、人力の大幅な低減を図ることができる配線敷設装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の配線敷設装置は、両側にレールを有する配線ラックと、該レール間に架設されレール上を走行するアームと、一方のレールの側面を挟むようにアームに配設された1対のローラと、ローラを駆動するモータとを備えたことを特徴とする。
この場合において、ローラを挟み方向に付勢することができる。
また、モータの駆動制御を無線で行うようにすることができる。
本発明の配線敷設装置によれば、両側にレールを有する配線ラックと、該レール間に架設されレール上を走行するアームと、一方のレールの側面を挟むようにアームに配設された1対のローラと、ローラを駆動するモータとを備えることから、アームに配線固定して走行させることにより、配線ラックの所望の位置に配線を自動的に敷設することができ、人力の大幅な低減を図ることができる。
また、狭い場所などで配線の自動敷設が困難な場合には、配線の代りにメッセンジャーケーブルを自動的に敷設し、このメッセンジャーケーブルを用いて配線敷設を行うこともできる。
この場合、ローラを挟み方向に付勢することにより、レールに屈曲や多少の凹凸があっても、スリップすることなくスムーズに配線敷設装置を走行させることができる。
また、モータの駆動制御を無線で行うようにすることにより、地上から非接触で配線敷設装置の走行制御をすることができる。
以下、本発明の配線敷設装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の配線敷設装置の一実施例を示す。
この配線敷設装置は、両側にレール3、4を有する配線ラック1と、該レール3、4間に架設されレール上を走行するアーム25と、一方のレール3の側面を挟むようにアーム25に配設された1対のローラ15、18と、片方のローラ15を駆動するモータ10とを備えている。
配線ラック1は、架台2と、架台2の上に設けたレール3、4は、本実施例においては、メインレール3及びサイドレール4とからなり、これらメインレール3及びサイドレール4を一定の間隔に固定する桁5と、メインレール3及びサイドレール4を延長固定するレール固定板6とにより構成されている。
駆動ユニット8は、モータ10に直結した歯車11、歯車11に直結した駆動軸12、駆動軸12を支える軸受13及び軸受14、駆動軸12に直結したローラ15、従動軸17を支える軸受16、及び従動軸17に直結したローラ18を備えている。
従動軸17の基部には圧縮ばね19が配設されており、該圧縮ばね19は、従動軸17を押圧することにより、軸受16を支点として従動側のローラ18を挟み方向に付勢している。これにより、駆動側ローラ15と従動側ローラ18は、メインレール3の側面に密着することができる。
また、駆動ユニット8は、その自重をメインレールの上面において回転支持するローラ20、モータ10を駆動制御する信号を地上から送信するためのアンテナ21等を備えている。
この駆動ユニット8にはアーム25を設け、アーム25にはローラ26を装着したガイド27を設ける。ガイド27はボルト28によりアーム25上の適正な位置に固定することができる。ガイド27のアーム25を含む自重は、サイドレール4の上面においてローラ26により回転支持することができる。
アーム25には、敷設する配線30をロープ31等により固定する。なお、符号32は敷設済みの配線である。
次に、本実施例の配線敷設装置の動作を説明する。
図示しない操作盤等により無線指示でモータ10に駆動指示を与えると、駆動ユニット8内に設けた図示しないバッテリー等の電力を得て、モータ10が回転駆動する。
モータ10に直結した歯車11を介して軸受13、14に回転支持された駆動軸12が回転し、駆動軸12に直結しているローラ15が回転する。
このとき、軸受16により回転支持された従動軸17は、圧縮ばね19により挟み方向の力を受け、従動ローラ18がメインレール3の側面50に押付けられる。これにより、駆動側ローラ15もメインレール3の側面51に押付けられる。すなわち、駆動側ローラ15と従動側ローラ18によりメインレール3の側面50、51を挟み込む力と、駆動側ローラ15の回転力により、駆動ユニット8がメインレール3に沿って走行する。
なお、従動軸17を固定軸とし、圧縮ばね19により、従動ローラ18をメインレール3の側面50に押し付ける構造にしても、同じ機能を有することはいうまでもない。
このとき、駆動ユニット8全体の自重はローラ20によりメインレール3の上面52で支持されているので、駆動ユニット8は、メインレール3に沿ってスムーズに移動することが可能となる。
また、アーム25の他端は、ガイド27に装着されたローラ26によりサイドレール4の上面53で支持されているので、駆動ユニット8のメインレール3に沿った走行により、アーム25にロープ31等で固定された配線30の先端を引くことができ、架台2上の桁5の上に配線30を自動的に敷設することができる。
図2〜図3に、配線ラック1を直線部分60に配置した場合の実施例を示し、また、図4に、配線ラックを90度の屈曲部分61に適用した場合の実施例を示す。
配線の敷設方向が矢印40に示すように左曲線の場合、図4に示すように、内側のメインレール41と外側のサイドレール42の間隔が位置により相違する場合は、サブレール43を設けることにより、メインレール41との間隔が一定になるようにする。
なお、屈曲方向が左右逆、すなわち配線の敷設方向が左右逆で右屈曲の場合で、かつ、サブレール43が必要な場合は、駆動ユニット8を左右逆方向に設置する。すなわち、屈曲の内回り側に駆動ユニット8を設置して駆動させれば何ら問題はない。
図5に、配線ラックをT字形の三叉路62に配置した場合の実施例を示す。
手前から左方向矢印40に沿って配線敷設する場合は、メインレール41を左側に取り、サイドレール44とサイドレール45の間に、サブレール46を設ける。
図6は、これらのラックを組み合わせて配置した実施例であり、直線部分60、三叉路62、曲線部分63を組み合わせている。
ここで、曲線部分63のように配線の敷設方向が曲線の場合でも、メインレールとサイドレール間の距離を等しく設置すれば、特にサブレールは必要としない。
この場合、三叉路62、曲線部分63において、配線をスムーズに敷設するために、複数個の駆動ユニット8A、8B、8Cを設け、それぞれを一定速度になるように制御運転することができる。このことにより、配線をスムーズに敷設することが可能となる。
図7は、屈曲部において、配線をスムーズに敷設する別の実施例を示しており、ガイドローラ70の軸71を配線ラックの軸受(図示省略)により支持する。
このガイドローラ70を駆動ユニット8が曲線部分を通過した時点で、この曲線部分に固定するようにすれば、敷設する配線がガイドローラ70に沿って自由に移動できるため、駆動ユニット8の数を低減することができる効果がある。
以上、本発明の配線敷設装置に関し、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
木発明の配線敷設は、高所や天井裏等人力による配線の敷設が困難な場所において、駆動ユニットを無線で走行制御させることにより、配線をスムーズに、かつ余り人力をかけないで敷設することができるので、例えば、工事現場等の配線の敷設作業現場において好適に利用することが可能である。
本発明の配線敷設装置の一実施例を示す要部の断面図である。 配線ラックの直線部分を示す斜視図である。 同平面図である。 配線ラックの屈曲部分を示す平面図である。 配線ラックの三叉路を示す平面図である。 配線ラックの組み合わせを示す平面図である。 屈曲部分における配線敷設用のガイドローラを示す正面図である。
符号の説明
1 配線ラック
2 架台
3 メインレール
4 サイドレール
5 桁
6 固定板
8 駆動ユニット
10 モータ
11 歯車
12 駆動軸
13 軸受
14 軸受
15 ローラ
16 軸受
17 従動軸
18 ローラ
19 圧縮ばね
20 ローラ
21 アンテナ
25 アーム
26 ローラ
27 ガイド
28 ボルト
30 配線
31 ロープ
32 敷設済みの配線
41 メインレール
42 サイドレール
43 サブレール
44 サイドレール
45 サイドレール
46 サブレール
50 側面
51 側面
52 上面
53 上面
60 直線部分
61 屈曲部分
62 三叉路
70 ガイドローラ
71 軸

Claims (3)

  1. 両側にレールを有する配線ラックと、該レール間に架設されレール上を走行するアームと、一方のレールの側面を挟むようにアームに配設された1対のローラと、ローラを駆動するモータとを備えたことを特徴とする配線敷設装置。
  2. ローラを挟み方向に付勢したことを特徴とする請求項1記載の配線敷設装置。
  3. モータの駆動制御を無線で行うようにしたことを特徴とする請求請1又は2記載の配線敷設装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013516373A (ja) * 2010-01-11 2013-05-13 デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 搬送装置
WO2017141377A1 (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 富士機械製造株式会社 作業装置および生産ライン

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