JP2007110244A - デジタルラジオ放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルラジオ放送を受信する受信機において、ヒット曲のみを記憶装置に自動記憶する。
【解決手段】デジタルラジオ受信機1はデジタルラジオ放送のサブチャネルに含まれれる楽曲情報をデコードし、楽曲名とアーティスト名を含むオンエア回数リスト16cを作成する。ある楽曲がオンエアされる毎にオンエア回数リスト16cのオンエア回数16c2を更新する。オンエア回数リスト16cの上位数曲にフラグ16c3を設定し、受信した楽曲データがフラグの設定された楽曲に相当する場合に、その楽曲データをHDD(ハードディスクドライブ)22に記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明はデジタルラジオ放送受信装置に関し、特に楽曲データの自動録音に関する。
従来のAM/FMラジオの録音(エアチェック)において、一部のFM放送局はRDS機能(ラジオデータシステム:音声信号にデータ信号を重畳して放送)や文字放送機能により曲名やアーティスト名などの楽曲情報を楽曲とほぼ同時に流しているため受信機の表示部にこれらの情報を表示することが可能となっているが、基本的には放送内容を1曲毎に自動的に区切って録音することは不可能であり、また楽曲情報を録音ファイル名として用いることができず楽曲情報で曲を管理することもできない。
一方、このようなアナログラジオ放送に比べ、デジタルラジオ放送では楽曲情報が楽曲の開始と同時に放送局から送信されてくるので、そのデータ放送の切り替わりのタイミングを楽曲の切り替わりと判断して自動的に楽曲単位で区切ることができ、さらに録音された個々の楽曲ファイルに楽曲名及びアーティスト名を付することができるので、録音済み楽曲ファイルの管理を容易に行うことができる。
このようにデジタルラジオ放送を受信する受信機では、放送される楽曲をそれぞれ1曲毎のファイルとして録音することが可能であるから、例えば1時間番組であれば15曲(1曲当たり4分の場合)、1日であれば360曲の楽曲を個別のファイルとして録音することができ、これらのファイルの全てに楽曲名とアーティスト名を付けて管理し、録音後のファイルの分類や検索を実行できる。
特開2004−288330号公報
しかしながら、大量の録音が自動で行えるからといって、1日24時間、任意の放送局を録音し続けても毎日膨大な数の録音ファイルが作成されるだけであって、これだけではユーザにとり利便性の高い機能とは言い得ず、ある程度録音対象を絞って録音する方が望ましい。特に、多くのユーザにとっては、現在ヒットしている楽曲を優先的に録音したいとの希望があり、ヒットしている楽曲のみを自動的に録音する機能があればユーザにとり真に使い易い受信機となる。
本発明の目的は、デジタルラジオ放送を受信する受信機において、現在ヒットしていると思われる楽曲のみを自動録音できる機能を実現することにある。
本発明は、デジタルラジオ放送を受信するデジタルラジオ放送受信装置であって、特定の放送局あるいは任意の複数放送局のデジタルラジオ放送を受信し、受信信号に含まれる楽曲データを検出する楽曲データ検出手段と、検出した楽曲データの設定期間内の受信回数を計測する計測手段と、所定期間内の受信回数が相対的に多い楽曲データを抽出する抽出手段と、抽出した楽曲データを記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、デジタルラジオ放送受信装置であって、デジタルラジオ放送に含まれるメインチャネル信号とサブチャネル信号をそれぞれ復調するデコーダと、前記メインチャネル信号に含まれる楽曲の音声データを検出する音声データ検出手段と、前記サブチャネル信号に含まれる前記楽曲の楽曲名及びアーティスト名を含む楽曲情報を検出する楽曲情報検出手段と、前記楽曲毎のオンエア回数を記憶するオンエア回数記憶手段と、前記楽曲情報を検出する毎に前記オンエア回数を更新するとともに、前記オンエア回数が相対的に多い楽曲に識別情報を設定する手段と、前記音声データ検出手段で検出された楽曲データが前記識別情報の付された楽曲に相当するか否かを判定し、相当する場合に前記楽曲データを不揮発性記憶手段に格納する手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、オンエア回数の多い楽曲をヒット曲とみなして記憶手段(不揮発性記憶手段)に自動的に記憶していくので、ユーザの利便性が向上する。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態におけるデジタルラジオ受信機1の概念構成を示す。デジタルラジオ受信機1は、動作モードとして3つのモードを有する。第1のモードは電源OFFモードであり、第2のモードは電源ONモードで通常の動作モードである。第3のモードはスタンバイモードであり、放送局からのデジタルラジオ放送をモニタし、放送に含まれる楽曲を抽出し、放送の回数(オンエア回数)を計測しているモードである。第2のモードである通常動作モードでは、デジタルラジオ受信機1の各部に電力が供給されるが、第2のスタンバイモードでは楽曲データのモニタリングに必要な部位のみに電力が供給されて省電力化が図られる。スタンバイモードにおいて電力が供給され動作状態にあるのは、チューナ、計測を実行するCPU、及び楽曲データを記憶するハードディスクドライブHDD22等の記憶部である。楽曲データを記憶する記憶部に要求される条件は比較的大容量でかつ不揮発性である。この条件を満足するのであれば、HDDの他にフラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。
デジタルラジオ受信機1がスタンバイモードに設定されると、デジタルラジオ受信機1のコントローラ16は、特定の放送局あるいは任意の放送局にチューナを同調させてデジタルラジオ放送を受信する。そして、デジタルラジオ放送に含まれる楽曲情報を復調し、楽曲が放送されていることを認識するとともに、放送されている楽曲名とアーティスト名を取得する。楽曲情報を取得すると、コントローラ16は楽曲のオンエア回数を記録するオンエア回数リスト16cの内容を更新する。オンエア回数リスト16cの各レコードは、ナンバ(#)16c1、楽曲名(Song Title)、アーティスト名(Artist)及びオンエア回数(Played)16c2から構成される。新たに楽曲情報を取得すると、オンエア回数リスト16cにその楽曲名と同一の楽曲名(あるいは楽曲名とアーティスト名の両方)が存在するか否かを判定し、既に存在する場合にはオンエア回数を1だけインクリメントし、存在しなければ新たにオンエア回数リスト16cに追加する。このような、楽曲情報の抽出、オンエア回数リストの検索、オンエア回数リストの更新という一連の処理をスタンバイ状態において継続して数日間実行する。放送される楽曲をモニタリングする期間はユーザが任意に設定でき、デジタルラジオ受信機1がシステムデフォルトとして予め記憶していてもよい。
数日後、オンエア回数リスト16cには、数日間におけるオンエア回数が記録されているから、コントローラ16はオンエア回数リスト16cからオンエア回数が設定回数以上となる楽曲データ、あるいはオンエア回数の上位数曲にフラグ16c3を設定し、これらの楽曲のみをHDD22等の大容量記憶部に記憶する。HDD22への記憶のタイミングとしては、数日後におけるオンエア回数リスト16cにおいてフラグ16c3が設定されている楽曲を次に受信したタイミングで記憶する他、楽曲は全て一時的にバッファメモリに記憶しておき、フラグが設定されている場合にバッファメモリからHDD22に転送して記憶する、あるいはスタンバイモードに移行した直後から数日間のあいだに順次オンエア回数リスト16cの上位数曲をHDD22に記憶していくことが可能である。いずれの場合でも、HDD22にはオンエア回数が多い数曲のみが記憶されることとなり、ユーザは単にデジタルラジオ受信機1をスタンバイモードに設定するだけでオンエア回数の多い楽曲、つまり、最近ヒットしていると考えられる楽曲のみをHDD22に記憶することができる。HDD22に記憶された楽曲データはデジタルラジオ受信機1で再生することもでき、あるいは携帯音楽再生プレーヤに転送して携帯音楽再生プレーヤで再生することもできる。
スタンバイ状態においてデジタルラジオ受信機1が特定の放送局のみを受信する場合、オンエア回数リスト16cは当該特定の放送局で放送されたヒットチャートを表す。一方、任意の複数放送局を受信する場合、任意の複数放送局で放送されたヒットチャートを表すことになり、ヒットチャートとしての精度が高まる。任意の複数放送局を受信する場合、所定時間間隔で次々と異なる放送局に切り替わるようにチューナを制御することもできる(ザッピング)。
以下、本実施形態のデジタルラジオ受信機1をより詳細に説明する。
図2に、デジタルラジオ受信機1の構成ブロック図を示す。アンテナ10はデジタルラジオ放送局からのデジタルラジオ放送を受信する。
チューナ12は、受信しようとするデジタルラジオ放送局の放送周波数信号を検波してデコーダ14に出力する。
デコーダ14は、検波信号を復調するとともに検波信号に含まれるメインチャネル信号とサブチャネル信号を分離し、サブチャネル信号に含まれるインフォメーションデータを抽出する。メインチャネル信号には音声データが含まれ、サブチャネル信号のインフォメーションデータには現在放送してるデジタルデータの属性が含まれており、楽曲を放送している場合には楽曲名データ及びアーティスト名データが含まれる。音声データ及び楽曲名データ並びにアーティストデータはコントローラ16に供給される。また、動作モードが通常動作モード(電源ON状態)に設定されている場合、音声データはスピーカ24に供給されて音声出力される。また、楽曲名データやアーティスト名データはコントローラ16から表示部20に供給され、スピーカ24から流れている楽曲の楽曲名及びアーティスト名として表示部20に表示される。一方、スタンバイモードにおいてはスピーカ24には電力が供給されず非動作状態となるため音声出力はなされない。スタンバイモードにおいて、デコーダ14はコントローラ16からの指令により音声データをスピーカ24に供給しないように構成してもよい。
操作部18はユーザ操作可能なレバーやボタン、スイッチであり、以下の条件を設定する。操作部18は、これらの条件に応じた操作信号(大別するとモード信号と設定信号)をコントローラ16に供給する。
(1)動作モード
(2)モニタリング期間
(3)モニタリング放送局
(4)記憶すべき楽曲数
(1)の動作モードには、「電源OFF」モード、「スタンバイ」モード、「電源ON」モードの3つのモードがある。「電源OFF」モードでは各部の動作が停止している。「電源ON」モードでは各部が動作している通常動作状態にある。このモードに設定することでユーザはスピーカ24から出力される音声データを聞くことができ、表示部20に表示される各種データを視認することができる。「スタンバイ」モードではチューナ12、デコーダ14、コントローラ16が動作状態にあり、オンエアされている楽曲をモニタリングする。アンプや表示部20は非動作状態にある。モニタリングとは、オンエアされている楽曲の回数を計測することを意味する。
(2)のモニタリング期間は、スタンバイ状態においてモニタリングすべき通算期間である。モニタリング期間は時間単位、週単位、あるいは月日単位で設定される。例えば、ユーザがモニタリング期間を1週間に設定すると、デジタルスタンバイ状態に移行してから1週間の間、オンエアされた楽曲のオンエア回数を計測してオンエア回数リスト16cを更新していく。モニタリング期間が経過すると、オンエア回数の計測を中止し、オンエア回数リスト16cの更新も中止する。
(3)のモニタリング放送局は、モニタリングすべき放送局であり、特定の放送局を設定する他、任意の複数の放送局を設定する。任意の複数の放送局として、「ザッピング」を設定することもできる。ザッピングを設定した場合、チューナ12は所定時間間隔で次々に受信する周波数を遷移させていく。ザッピング時の時間間隔、すなわちある放送局を受信している時間を上記の条件の一つとして含めてもよい。ザッピング時のモニタリングでは全ての放送局のオンエア回数の合計が得られるが、各放送局毎にオンエア回数を計測してもよく、いずれとするかをユーザが選択可能としてもよい。
(4)記憶すべき楽曲数は、ユーザがHDD22等の記憶部に記憶することを望むヒットチャートの上位曲数である。例えば5曲等と設定する。
コントローラ16はCPU及びワーキングメモリを含んで構成され、各部の動作を設定されたモードに応じて制御する。また、スタンバイモードに設定された場合、上記の(2)〜(4)の各設定条件に従ってモニタリングを実行する。そして、オンエア回数の多い上位曲をヒットチャートとしてHDD22に記憶する。HDD22に記憶されたヒットチャートは、適宜、操作部18からの操作信号に応じ、コントローラ16がHDD22から読み出してスピーカ24から出力する。ユーザは、設定したモニタリング期間におけるヒットチャートを容易に視聴することができる。
USBコネクタ26は、携帯音楽再生プレーヤなどが接続されるコネクタであり、コントローラ16はHDD22に記憶されたヒットチャートをUSBコネクタ26を介して携帯音楽再生プレーヤに転送する。
図3に、図2におけるコントローラ16の機能ブロック図を示す。バッファメモリ16aは、デコーダ14からの音声データを一時的に記憶する。なお、デコーダ14からの楽曲名データ及びアーティスト名データは計数部16bに供給される。
計数部16bは、オンエアされバッファメモリ16aに一時的に記憶されている楽曲の楽曲名データ及びアーティスト名データをキーとしてワーキングメモリに格納されているオンエア回数リスト16cの各レコードを検索する。オンエア回数リスト16cの各レコードは、ナンバ(#)フィールド、楽曲名フィールド、アーティスト名フィールド及びオンエア回数フィールドの各フィールドを有する。同一楽曲名及び同一アーティスト名が既にリストに存在する場合にはそのレコードのオンエア回数フィールドの数値を1だけインクリメントする。同一楽曲名及び同一アーティスト名がリストに存在しない場合、新たにレコードを作成し、その新規作成レコードのオンエア回数フィールドの数値を1に設定する。スタンバイ状態ではワーキングメモリには電力が供給され、オンエア回数リストは保持される。ワーキングメモリとしてEEPROM等の不揮発性メモリを用いてもよい。この場合、電源OFFにしてもオンエア回数リストはそのまま保持され、次回のスタンバイ状態でのモニタリングにそのまま引き継がれる。計数部16bは、操作部18から入力したモード信号((1)の動作モードに応じた信号)及び設定信号((2)〜(4)の設定に応じた信号)に応じて計測処理及び記憶処理を実行する。例えば、モニタリング期間が7日間、モニタリング放送局がA放送局、記憶すべき楽曲数が5曲と設定されたとする。計数部16bは、タイマ16dでカウントされる7日間まで、順次楽曲のオンエア回数を計測してオンエア回数リスト16cを更新していく。そして、オンエア回数リスト16cにおいて毎日上位5曲にフラグを設定していき、バッファメモリ16aに一時的に記憶されている楽曲がフラグの設定されている楽曲か否かを判定し、フラグの設定されている楽曲であればHDD22に転送して記憶する。以上のようにして毎日、上位5曲がHDD22に記憶されていく。既にHDD22に記憶されている楽曲は重複して記憶する必要がないためフラグを無効とする。また、HDD22への記憶は、1日の間の所定のタイミングでまとめて行ってもよい。すなわち、フラグの設定された楽曲の音声データをバッファメモリからRAMに転送し、RAMからHDD22にまとめて転送して記憶してもよい。以上の処理を7日間継続して実行して終了する。すなわち、スタンバイ状態であっても計測処理及び記憶処理は行わない。
図4に、7日間のモニタリングの一例を示す。楽曲A〜楽曲Mの1日毎のオンエア回数である。各日において、左欄は当日のオンエア回数を表し、右欄は累計を表す。例えば、楽曲Aに着目すると、1日目(Day1)は12回オンエアされ、2日目(Day2)は5回オンエアされて累計では17回、3日目(Day3)は6回オンエアされて累計では23回等である。また丸印は各日において累計オンエア回数が多い上位5曲を表し、ハッチングはHDD22に記憶された楽曲を表す。「結果」はHDD22に格納された場合に「取得」としている。
1日目(Day1)では、オンエア回数の多い上位5曲は楽曲A,B,C,D,Eであり、これらの音声データがHDD22に記憶される。すなわち、オンエア回数リスト16cの楽曲A〜Eのレコードにはフラグが設定され、コントローラ16はバッファメモリ16aに記憶した楽曲がフラグの設定された楽曲か否かをオンエア回数リスト16cにアクセスすることで判定し、フラグの設定された楽曲である場合にHDD22に記憶する。
2日目(Day2)では、オンエア回数の多い上位5曲は楽曲A〜D及び楽曲Iであり、楽曲A〜Dは既に前日にHDD22に記憶されているためこれらのフラグは無効とされ、楽曲Iの音声データがHDD22に記憶される。
3日目(Day3)では、オンエア回数の多い上位5曲は楽曲A〜C,F,Iであり、楽曲A〜C及び楽曲Iは既にHDD22に記憶されているためこれらのフラグは無効とされ、楽曲Fの音声データがHDD22に記憶される。4日目〜6日目も同様である。
7日目(Day7)では、オンエア回数の多い上位5曲は楽曲B,C,F,I,Kであり、楽曲B,C,F,Iは既にHDD22に記憶されているためこれらのフラグは無効とされ、楽曲Kの音声データがHDD22に記憶される。以上のようにして、7日間で楽曲A〜F、I、Kの合計8曲がHDD22に自動的に記憶される。
図5に、1日目(Day1)のモニタリングでのオンエア回数の時間変化を示す。図では楽曲A〜Fのみを示す。ユーザがスタンバイ状態にモード設定した時刻を10:00とする。まず楽曲Aがオンエアされたため計数部16bはオンエア回数リスト16cに楽曲Aのレコードを新規に追加し、そのレコードのオンエア回数フィールドに「1」を書き込む。次に、楽曲Bがオンエアされたため計数部16bはオンエア回数リスト16cに楽曲Bのレコードを新規に追加し、そのレコードのオンエア回数フィールドに「1」を書き込む。開始から所定時間経過後、具体的には開始から24時間経過後に、計数部16bはオンエア回数リスト16cにおいてオンエア回数が多い上位5曲を抽出する。抽出した5曲にはHDD22に格納することを示すフラグを設定する。フラグは各レコードのフラグ専用フィールドに設定する。楽曲A,B,Cにフラグが設定され、楽曲Fにはフラグは設定されない。フラグ設定後、楽曲Bがオンエアされると、計数部16bはオンエア回数リスト16cにアクセスし、楽曲Bのレコードを検索してそのオンエア回数を1だけインクリメントするとともに(図では「11」にインクリメントされたことを示す)、フラグが設定されているか否かを判定し、フラグが設定されているので楽曲BのデータをHDD22に格納する。次に、楽曲Fがオンエアされると、計数部16bはオンエア回数リスト16cにアクセスし、楽曲Fのレコードを検索してそのオンエア回数を1だけインクリメントするとともに(図では「6」)にインクリメントされたことを示す)、フラグが設定されているか否かを判定し、フラグが設定されてないので楽曲Fのデータはこの時点ではHDD22に格納されない。次に、楽曲Aがオンエアされると、計数部16bは楽曲Bと同様にフラグが設定されているためHDD22に格納する。
このように、本実施形態では、ユーザは単にデジタルラジオ受信機1のモードをスタンバイモードに設定することで、頻繁にオンエアされるヒット曲のみをHDD22に自動的に録音することが可能である。
なお、本実施形態ではスタンバイモードにおいて楽曲をモニタリングしているが、ユーザがスタンバイモードから通常動作モードに設定を切り替えた場合でも、モニタリング期間が経過していなければ通常動作モードにおいて引き続きモニタリングを実行してもよい。この場合、スピーカ24から楽曲が流れると共にヒット曲がHDD22に自動録音されることになる。
また、コントローラ16はチューナ12を制御して受信放送局を順次切り替えて(ザッピング)モニタリングする場合、通常は15秒間隔で放送局を切り替えるが、フラグの設定された楽曲がオンエアされていることを検出すると、ザッピングを一次中断してその楽曲データを全てバッファメモリ16aに記憶し、その後に他の放送局に切り替えればよい。あるいは、サブチャネルに含まれる楽曲情報データを検出し、オンエア回数リスト16cを更新するだけに必要な時間をザッピングの基準切替時間とし、フラグの設定された楽曲の楽曲情報データを検出した場合に一時的に基準切替時間を当該楽曲のオンエア終了時点まで延期すればよい。
本実施形態では、オンエア回数の上位5曲にフラグを設定しているが、フラグに限らず他の楽曲と区別し得る任意の識別情報を用いることが可能である。
また、上位5曲(あるいは上位数曲)ではなく、オンエア回数が所定回数(例えば10回)以上の楽曲にフラグその他の識別情報を設定してもよい。この場合、ユーザが設定すべき条件は記憶すべき楽曲数ではなく、記憶すべき楽曲のオンエア回数しきい値となる。
実施形態の受信機の概念構成図である。 実施形態の受信機の構成ブロック図である。 図2におけるコントローラの機能ブロック図である。 複数の楽曲のオンエア状況説明図である。 本実施形態の処理を時系列で示した説明図である。
符号の説明
1 デジタルラジオ受信機、10 アンテナ、12 チューナ、14 デコーダ、16 コントローラ、18 操作部、20 表示部、22 HDD(ハードディスクドライブ)、24 スピーカ、26 USBコネクタ。

Claims (5)

  1. デジタルラジオ放送を受信するデジタルラジオ放送受信装置であって、
    特定の放送局あるいは任意の複数放送局のデジタルラジオ放送を受信し、受信信号に含まれる楽曲データを検出する楽曲データ検出手段と、
    検出した楽曲データの設定期間内の受信回数を計測する計測手段と、
    所定期間内の受信回数が相対的に多い楽曲データを抽出する抽出手段と、
    抽出した楽曲データを記憶する記憶手段と、
    を有することを特徴とするデジタルラジオ放送受信装置。
  2. 請求項1記載の装置において、さらに、
    電源OFFの動作停止モード、電源ONの通常動作モード、前記楽曲データ検出手段と前記計測手段と前記抽出手段と前記記憶手段に電力が供給されるスタンバイモードのいずれかのモードに設定するモード設定手段を有し、
    前記スタンバイモードにおいて前記抽出した楽曲データを前記記憶手段に記憶することを特徴とするデジタルラジオ放送受信装置。
  3. 請求項1記載の装置において、さらに、
    前記楽曲データに付随する、前記楽曲データの楽曲名及びアーティスト名を含む楽曲情報を検出する楽曲情報検出手段を有し、
    前記計測手段は、前記楽曲名及び前記アーティスト名で特定される楽曲毎のオンエア回数を記録するオンエア回数リストを作成し、前記楽曲データを受信する毎に前記オンエア回数リストを更新することで前記受信回数を計測することを特徴とするデジタルラジオ放送受信装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記計測手段は、前記オンエア回数リストに記録されたオンエア回数が相対的に上位の楽曲にフラグを設定し、
    前記楽曲データ検出手段は、検出した楽曲データをバッファメモリに記憶し、
    前記抽出手段は、前記バッファメモリに記憶された楽曲データに対応する、前記オンエア回数リストにおける楽曲に前記フラグが設定されている場合に前記バッファメモリに記憶された前記楽曲データを前記記憶手段に転送することを特徴とするデジタルラジオ放送受信装置。
  5. デジタルラジオ放送受信装置であって、
    デジタルラジオ放送に含まれるメインチャネル信号とサブチャネル信号をそれぞれ復調するデコーダと、
    前記メインチャネル信号に含まれる楽曲の音声データを検出する音声データ検出手段と、
    前記サブチャネル信号に含まれる前記楽曲の楽曲名及びアーティスト名を含む楽曲情報を検出する楽曲情報検出手段と、
    前記楽曲毎のオンエア回数を記憶するオンエア回数記憶手段と、
    前記楽曲情報を検出する毎に前記オンエア回数を更新するとともに、前記オンエア回数が相対的に多い楽曲に識別情報を設定する手段と、
    前記音声データ検出手段で検出された楽曲データが前記識別情報の付された楽曲に相当するか否かを判定し、相当する場合に前記楽曲データを不揮発性記憶手段に格納する手段と、
    を有することを特徴とするデジタルラジオ放送受信装置。
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