JP2007109134A - ビデオレターシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】依頼者の希望を入れた編集画像を短時間で簡単に作成可能なビデオレターシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】依頼者から受け取った動画データを編集する画像編集装置12と、インターネット網INT上に設けられ、画像編集装置12が編集した編集画像をアドレス8を付して記憶するサーバ6と、を有するビデオレターシステム1であって、画像編集装置12は、動画データを複数に分割した分割画像を作成し、分割画像をサーバ6に記憶させる分割画像作成手段66を有し、サーバ6は、分割画像を要求に応じて提供する分割画像提供手段77と、分割画像の編集を指示する画像編集指示を受け付けて記憶する画像編集指示受付手段78とを有しており、画像編集装置12が、サーバ6から画像編集指示を取得し、画像編集指示に基づいて分割画像を編集して作成した編集画像をアドレス8を付してサーバ6に記憶させるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を編集するビデオレターシステムに関する。
従来より、例えば、年賀状で結婚報告などがされている。例えば、特許文献1に記載するシステムでは、依頼者が年賀状に印刷する画像と、結婚式で撮った画像をサービス会社に持ち込むと、サービス会社は、持ち込まれた画像データを読み取って画像形成装置の記憶領域に記憶し、年賀状を印刷する際に、印刷を指定された画像とともに、所定の記憶領域にかかるネットワーク上のアドレスに関するバーコードを印刷する。依頼者は、印刷した年賀状をサービス会社から返却されると、その年賀状を所望の相手に郵送する。年賀状を受け取った相手方が年賀状に印刷されたバーコードを画像読取装置で読み取ると、画像読取装置が所定のURLに自動的にアクセスして画像形成装置から記憶領域に記憶された画像をダウンロードし、画面表示する。そのため、相手方は、年賀状だけでは見られない画像を、ネットワークを介して画像読取装置で見ることができる。
特開2002−55900号公報(段落0026〜0034、図5参照)
しかしながら、特許文献1に記載するシステムは、サービス会社が編集した編集画像を依頼者に見せて確認する方法について何ら言及していない。依頼者が持ち込んだ画像は、通常、サービス会社の作業者により確認されて編集される。完成した編集画像は、サービス会社が依頼者に年賀状を引き渡すとき等に依頼者により確認されるが、依頼者の希望に添わない場合には、サービス会社は依頼者の希望を聞いて編集画像を編集し直さなければならない。年賀状の場合、年末の短期間に受注を受けて元旦に間に合うように編集画像を見れる状態にしなければならないため、依頼者の間で何回もやりとりして依頼者の希望を入れた編集画像を作成しようとすると、1つの編集作業に時間がかかり、他の編集作業を遅延させる恐れがある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、依頼者の希望を入れた編集画像を短時間で簡単に作成可能なビデオレターシステムを提供することを目的とする。
本発明のビデオレターシステムは、上記目的を達成するために以下の構成を有する。
(1)依頼者から受け取った動画データを編集する画像編集装置と、インターネット網上に設けられ、画像編集装置が編集した編集画像をアドレスを付して記憶するサーバと、を有するビデオレターシステムであって、画像編集装置は、動画データを複数に分割した分割画像を作成し、分割画像をサーバに記憶させる分割画像作成手段を有し、サーバは、分割画像を要求に応じて提供する分割画像提供手段と、分割画像の編集を指示する画像編集指示を受け付けて記憶する画像編集指示受付手段とを有しており、画像編集装置は、サーバから画像編集指示を取得し、画像編集指示に基づいて分割画像を編集して作成した編集画像をアドレスを付してサーバに記憶させることを特徴とする。
(2)(1)に記載するビデオレターシステムにおいて、サーバにインターネット網を介して接続可能に設けられ、画像編集指示を入力する入力装置を有することを特徴とする。
(3)(1)又は(2)に記載するビデオレターシステムにおいて、サーバにインターネット網に接続可能に設けられ、アドレスを入力して編集画像をサーバから取得する画像取得装置を有することを特徴とする。
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載するビデオレターシステムにおいて、アドレスが年賀状に記載され、年賀状に記載されたアドレスにアクセスすることにより、編集画像を取得可能であることを特徴とする。
上記構成を有する本発明のビデオレターシステムの作用効果について説明する。ここでは、年賀状にアドレスを付して、第三者が編集画像を取得可能にする場合を例に挙げて説明する。
画像編集装置は、ビデオ年賀の作成を依頼する依頼者から受け取った動画データを複数に分割して分割画像を作成し、その分割画像をサーバに記憶させる。分割画像を記憶するサーバは、例えば、依頼者の要求に応じて分割画像を提供し、分割画像の編集を指示する画像編集指示を依頼者から受け付けて記憶する。画像編集装置は、画像編集指示を記憶するサーバから依頼者の画像編集指示を取得し、依頼者の画像編集指示に基づいて分割画像を編集して編集画像を作成し、アドレスを付してサーバに記憶する。
このように、本発明のビデオレターシステムでは、依頼者の動画データを分割して分割画像を作成し、その分割画像を依頼者の画像編集指示に従って編集して編集画像を作成し、サーバにアドレスを付して記憶させるので、編集作業員が数十分から数時間に渡るような動画データの全てに目を通して使用部分を選び、使用部分を繋いで編集画像を作成する必要がなく、1つの編集画像を作成する手間や時間を短縮できる。また、編集作業員が編集した編集画像に依頼者が納得せず、大幅修正を要求するという不具合が生じにくく、編集画像の手直しに手間や時間がかからない。よって、本発明のビデオレターシステムによれば、依頼者の希望を入れた編集画像を短時間で簡単に作成することができる。
また、本発明のビデオレターシステムによれば、依頼者が入力装置をインターネット網を介してサーバに接続させ、入力装置から分割画像の編集を指示する画像編集指示を入力し、サーバに記憶させるので、編集作業員が時間や場所などの制約を受けることなく、依頼者の編集画像に対する希望を知ることができ、編集作業の効率を上げることができる。
また、本発明のビデオレターシステムによれば、編集画像を見るためのアドレスは、年賀状に記載され、年賀状を受け取った第三者は、年賀状に記載されたアドレスを画像取得装置に入力することにより画像取得装置をインターネット網を介してサーバに接続させ、サーバから編集画像を取得できるので、年賀状に印刷された写真や文面だけでは表現できない依頼者の近況等を動画や音声等を交えて第三者に身近に伝えることができる。
次に、本発明を具体化した実施形態について説明する。図1は、ビデオレターシステム1の概略構成図である。
ビデオレターシステム1は、例えば年賀状7に用いられる。ビデオレターシステム1は、依頼者層2、仲介層3、画像編集層4、画像取得層5、サーバ6などの複数の階層からなり、各階層が相互に連携して、依頼者の希望を入れた編集画像を年賀状の受取人に配信するよう構成されている。
依頼者層2は、年賀状7の印刷を依頼する者を含む層であり、インターネット網INTにアクセス可能な入力装置11が設けられる。入力装置11は、依頼者が使用可能であればよく、一般家庭で使用されるパソコンでも、判子会社やコンビニや印刷会社等に設置されるコンピュータ機能を備える公の装置であってもよい。本実施形態では、依頼者の家に設置されるパソコンを画像取得装置として使用する。
仲介層3は、年賀状の印刷を受け付ける判子会社やコンビニ等を含む層である。
画像編集層4は、年賀状7の印刷及び動画データの編集を行う印刷会社を含む層である。例えば、印刷会社には、複数の画像編集装置12,12…をLAN15に接続したネットワークが構築され、ルータ13とモデム14を介してLAN15をインターネット網INTに接続し、信号を送受信できるようになっている。
画像取得層5は、年賀状7の受取人を含む層であり、インターネット網INTにアクセス可能な画像取得装置16を備える。画像取得装置16は、受取人が使用するパソコンであってもよいし、コンビニや写真屋などの店舗に設置されるコンピュータ機能を備える公の装置であってもよい。本実施形態では、ビデオ年賀受取人の家に設置されるパソコンを画像取得装置16として使用する。
サーバ6は、インターネット網INT上に設けられ、クライアントコンピュータにデータやプログラムなどを提供する。本実施形態では、入力装置11、画像編集装置12、画像取得装置16がクライアントコンピュータとして取り扱われる。
図2は、画像編集装置12のブロック図である。
画像編集装置12は、周知のコンピュータであり、本体51、ディスプレイ52、キーボード53、マウス54、動画データ読取装置55を備える。本体51は、中央処理装置(以下「CPU」という。)61に、LAN15に接続してデータを入出力する入出力インターフェース62と、データやプログラム等を記憶する不揮発性のROM63と、データやプログラム等を記憶する揮発性のRAM64と、データやプログラムを読み書き可能な不揮発性のメモリ65とが接続している。メモリ65には、分割画像作成プログラム66と動画データ記憶メモリ66と分割画像記憶メモリ68と顧客データ記憶メモリ69が設けられている。
分割画像作成プログラム66は、依頼者が持ち込んだ動画データを一定時間に区切って複数に分割した分割画像を作成し、分割画像をサーバ6に記憶させるものである。
また、動画データ記憶メモリ67は、動画データ読取装置55が読み取った動画データを、顧客を識別する顧客番号を付して記憶するものである。
また、分割画像記憶メモリ68は、分割画像作成プログラム66を実行して作成された分割画像を、顧客番号を付して記憶するものである。
また、顧客データ記憶メモリは、顧客データをデータベースとして記憶するものである。顧客データとは、ビデオ年賀の作成を依頼した依頼者に関する情報であり、例えば、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、顧客番号などを含む。
図3は、サーバ6のブロック図である。
サーバ6は、周知のコンピュータであり、CPU71に、インターネット網INTに接続してデータの入出力を行うインターネット網インターフェース72と、ROM73と、RAM74と、メモリ75が接続している。サーバ6は、特定のアドレスを持ち、入力装置11、画像編集装置12、画像取得装置16がインターネット網INTを介してアクセスできるようにされており、特定のアドレスに顧客番号を付加したアドレス8により、顧客別に分割画像、編集画像、画像編集指示を取得できるようになっている。サーバ6のメモリ75には、分割画像記憶メモリ76と、分割画像提供プログラム77と、画像編集指示記憶メモリ78と、編集画像記憶メモリ79が設けられている。
分割画像記憶メモリ76は、画像編集装置12が作成した分割画像を、顧客別のアドレス8を付して記憶するものである。
分割画像提供プログラム77は、分割画像記憶メモリ76に記憶されている分割画像を要求に応じて提供するものである。
画像編集指示記憶メモリ78は、分割画像の編集を指示する画像編集指示を、顧客別のアドレス8を付して記憶するものである。
編集画像記憶メモリ79は、画像編集装置12が編集した編集画像を、顧客別のアドレス8を付して記憶するものである。
図4は、入力装置11のブロック図である。
入力装置11は、周知のコンピュータであり、本体81とディスプレイ82とキーボード83とマウス84とモデム85を備える。モデム85には、インターネット網INTが接続し、インターネット網INTと本体81との間でデータを入出力できるようになっている。本体81は、CPU91に、入出力インターフェース92とROM93とRAM94とメモリ95が接続している。メモリ95には、画像編集指示入力プログラム96が格納されている。画像編集指示入力プログラム96は、サーバ6から取得した分割画像を含む動画編集ページ9を表示し、画像編集指示を入力できるようにするためのプログラムである。
次に、ビデオレターシステム1の機能について図1を参照して説明する。
本実施形態では、ある核家族Aが、遠く離れて住む祖父母に孫の成長や家族Aの様子を年賀状7の写真を通じて知らせる他、ビデオ年賀としても知らせる場合を例に挙げて説明する。
依頼者である家族Aは、例えば、家族旅行に行ったときに、夫婦やその子供を動画カメラで撮影したビデオテープやDVD等の記憶媒体を、年賀状7に載せる写真とともに、仲介層3の判子会社に持ち込む。判子会社は、家族Aから預かった写真と記憶媒体を画像編集層4の印刷会社へ郵送する。印刷会社は、顧客を識別するための顧客番号を家族Aに付与する。本実施形態では、家族Aは顧客番号「0546021」が付与されるものとする。そして、印刷会社は、動画データを複数に分割した分割画像を顧客番号を付してサーバ6に記憶させるとともに、画像編集指示をサーバ6に入力することを要請するメールデータや手紙を家族Aに送る。
ここで、サーバ6は、家族Aの分割画像を画像編集装置12から受信したとき、或いは、画像編集装置12が顧客番号を付して家族Aを登録したときに、自身に付与された特定のアドレス(図1では、http://v−nenga.com)に家族Aの顧客番号「0546021」を付加したアドレス8(http://v−nenga.com/05446021)を家族Aのデータを取り扱う際の通し番号として付与する。家族Aのデータ(分割画像、画像編集指示、編集画像)を、他の顧客のデータ(分割画像、画像編集指示、編集画像)と混同することを防止するためである。サーバ6は、画像編集装置12から分割画像を受信すると、アドレス8を付して分割画像を記憶する。
家族Aが、入力装置11にアドレス8を入力して分割画像の取得を要求すると、サーバ6から入力装置11に分割画像がダウンロードされる。入力装置11には、分割画像を含む動画編集ページ9が表示され、家族Aは、動画編集ページ9に必要事項を入力して画像編集指示を作成し、インターネット網INTを介してサーバ6へ送信して記憶させる。画像編集装置12は、画像編集装置12にアドレス8を入力して画像編集指示の取得を要求し、サーバ6から家族Aの画像編集指示を取得する。そして、画像編集装置12は、家族Aの画像編集指示に従って分割画像を編集し、アドレス8を付してサーバ6に記憶させる。
印刷会社は、家族Aが年賀状7に載せることを指示した写真とあいさつ文を年賀状7に印刷するとともに、サーバ6が家族Aの編集画像に付したアドレス8を年賀状7に印刷する。印刷を完了した年賀状7は、写真及び記憶媒体とともに判子会社を介して家族Aに返却される。家族Aは、年賀状7を故郷の祖父母宛に送る。祖父母は、年賀状7に記載されたアドレス8を画像取得装置16に入力することによりインターネット網INTを介してサーバ6にアクセスし、サーバ6の編集画像記憶メモリ79に記憶されている家族Aの編集画像を画像取得装置16にダウンロードする。祖父母は、ダウンロードした編集画像を画像取得装置16で再生し、孫の成長や家族Aの様子を動きや音声を交えて見ることができる。
次に、動画データの編集について、より詳しく説明する。図5は、動画データの編集処理を示すフロー図である。
動画データの編集処理では、画像編集装置12が動画データを複数に分割して分割画像を作成し、その分割画像を入力装置11側に取得して画像編集指示をサーバ6に記憶させた後、画像編集指示に従って分割画像を編集することにより編集画像を作成し、サーバ6に記憶させる。
すなわち、図5のS1において、印刷会社の編集作業員は、画像編集装置12を立ち上げて、分割画像作成プログラム66を起動し、家族Aから預かった記憶媒体を動画データ読取装置55で読み取り、動画データを動画データ記憶メモリ67に記憶する。
そして、S2において、編集作業員が画像編集装置12に家族Aの顧客番号と動画データを分割する分割命令とを入力すると、画像編集装置12は、動画データ記憶メモリ67から家族Aの動画データを読み出し、例えば、子供の学芸会の劇を連続して撮った画像のように、動画データに区切りがない場合には、動画データを一定時間(例えば3分)に区切って複数に分割し、また、例えば、旅行先で訪れた場所毎に断続的に撮った画像のように、動画データに区切りがある場合には、場面毎に動画データを区切り、分割画像を作成する。
それから、S3において、画像編集装置12は、インターネット網INTを介してサーバ6に接続し、家族Aの分割画像をサーバ6に送信し、家族Aの分割画像をサーバ6の分割画像記憶メモリ76に家族Aの顧客番号とともに記憶させる。このとき、サーバ6は、自身のアドレスに家族Aの顧客番号を付加したアドレス8(http://v−nenga.com/05446021)を家族Aのデータを取り扱う際の通し番号として設定し、家族Aの分割画像にアドレス8を付して、分割画像記憶メモリ76に記憶する。
そして、S4において、画像編集装置12は、家族A宛に通知メールを送信する。通知メールには、例えば、アドレス「http://v−nenga.com/05446021」にアクセスして、家族Aがビデオ年賀状の作成を依頼している動画データの分割画像をダウンロードし、分割画像の画像編集指示を入力して返信することを家族Aに要請する内容が記載される。
その後、S5において、通知メールを受信した家族Aが、通知メールに記載されたアドレス8に入力装置11からインターネット網INTを介してアクセスし、分割画像のダウンロードを要求すると、サーバ6は、家族Aの分割画像を分割画像記憶メモリ76から読み出し、入力装置11へ送信する。これにより、分割画像が、サーバ6から入力装置11に提供される。
それから、S6において、入力装置11が、分割画像のダウンロードをトリガとして、画像編集指示入力プログラム96を起動させ、分割画像を含む動画編集ページ9をディスプレイ82に表示して、画像編集指示の入力を促す。
ここで、動画編集ページ9の内容について、図6を例に挙げて説明する。図6は、動画編集ページ9の一例を示す図である。
図6に示すように、動画編集ページ9の右上には、顧客番号と氏名を記載する氏名欄21が設けられ、動画編集ページ9の左上半分には、分割画像33A〜33Iの最初の画像をそれぞれ表示する分割画像表示欄が設けられており、ダウンロードした分割画像が依頼者のものであるか否かを確認できるようになっている。
また、動画編集ページ9の氏名欄21の下には、画像編集指示を入力する入力方法を記載する説明欄22が設けられ、依頼者が同一画面上に表示される説明欄を見ながら、画像編集指示を入力できるようになっている。
動画編集ページ9の右下には、画像を表示する表示欄23、画像の再生を指示する再生ボタン24、画像の再生を一時停止する一時停止ボタン25、分割画像33A〜33Iの選択を前にスキップさせる第1スキップボタン26、分割画像33A〜33Iの選択を後にスキップさせる第2スキップボタン27、再生画像の時間を表示する時間表示ボタン28、編集画像全体の再生を指示する編集画像再生ボタン29、音量を調整する音量調整ボタン30、再生状態を表示する再生状態表示欄32、使用位置決定ボタン31が設けられている。
また、動画編集ページ9の分割画像表示欄の下側には、画像編集指示を入力するための一覧表34が表示される。一覧表34は、分割画像33A〜33Iを区別するクリップNo.毎に、チェック欄35と、開始秒数表示欄36と、終了秒数表示欄37と、使用秒数表示欄38と、トータル秒数表示欄39と、特記事項記載欄40、順序設定欄43とが設けられている。
チェック欄35は、編集画像に入れたい分割画像にチェックを入れるものである。チェック欄35のチェックは、マウス84やキーボード83を用いて任意に入れたり消したりできるようになっている。
開始秒数表示欄36は、分割画像の中で編集画像に使用したい部分の開始秒数を設定するものである。開始秒数は、キーボード83を用いて入力することもできるし、表示欄23に表示される動画を見ながら使用位置決定ボタン31をマウス84でクリックして入力することもできる。
終了秒数表示欄37は、分割画像の中で編集画像に使用したい部分の終了秒数を設定するものである。終了秒数は、キーボード83を用いて入力することもできるし、表示欄23に表示される動画を見ながら使用位置決定ボタン31をマウス84でクリックして入力することもできる。
使用秒数表示欄38は、分割画像の中で編集画像に使用する部分の使用秒数を表示するものである。使用秒数は、開始秒数表示欄36に入力された開始秒数から終了秒数表示欄37に表示された終了秒数までの秒数を自動計算して表示される。
トータル秒数表示欄39は、使用秒数表示欄38に表示される使用秒数を累計したトータル秒数を表示するものである。トータル秒数は、自動計算により表示される。
特記事項記載欄40は、分割画像を編集する際に注意してもらいたい事項を記載するものである。特記事項は、キーボード3を用いて入力される。
順序設定欄43は、選択された画像を繋ぐ順序を設定するものである。順序設定欄43は、依頼者がチェック欄35にチェックして選択した画像の組み合わせ順序を自動的に並び替えて作成した一覧を表示し、依頼者が表示された順序中から好みの順序をマウスでクリックして選択するだけで、簡単に画像を並べる順序を設定できるようにしている。
また、動画編集ページ9の下側には、一覧表34に入力した画像編集指示の内容を画像編集装置12へ送信する送信ボタン41と、一覧表34に入力した画像編集指示の内容をリセットするリセットボタン42が設けられている。
家族Aは、以下のようにして、動画編集ページ9を用いて画像編集指示を入力する。
先ず、例えば、家族Aは、分割画像33Aをマウス84でクリックして選択し、再生ボタン24をクリックすることにより、分割画像33Aを表示欄23に再生表示させ、内容を確認する。家族Aは、他の分割画像33B〜33Iについても同様に内容を確認し、編集画像に使用したい分割画像を選定する。そして、例えば、家族Aが分割画像33A,33D,33Iを編集画像に使用したい場合には、一覧表34のクリップNo.1,4,9のチェック欄35にマウス34でチェックを入れる。
それから、トータル秒数が指定時間(ここでは、説明欄22に示すように「3分」とする。)に収まるように、選択した分割画像33A,33D,33Iの使用部分を設定する。具体的には、例えば、クリップNo.1の開始秒数表示欄36を選択してから、分割画像33Aを表示欄23に表示させ、編集画像に使用したい部分の最初の部分が表示欄23に表示されたときに、使用位置決定ボタン31をクリックする。すると、開始位置に対応する秒数(図6では「00:12」)が開始秒数表示欄36に自動表示される。同様にして、終了秒数表示欄37にも、終了秒数(図6では「01:20」)を入力する。開始秒数と終了秒数を入力すると、使用秒数表示欄38に分割画像33Aを使用する秒数が自動計算されて表示される(図6では「01:08」)。
分割画像33Aと同様にして、分割画像33D,33Iについても使用部分を設定する。分割画像33D,33Iの使用部分を設定すると、クリップNo.4,9の使用秒数表示欄38に使用秒数(図6では「00:58」、「00:53」)が表示され、さらに、分割画像33A,33D,33Iの使用秒数を自動的に累積計算して、トータル秒数表示欄39にトータル秒数(図6では「02:59」)が表示される。これにより、家族Aは、トータル秒数を見て、編集画像が指定時間に収まるように画像編集指示を作成することができる。
さらに、家族Aは、順序設定欄43をクリックして、画像の組み合わせ順序の一覧を表示させ、その中から適切と思う順序をマウスでクリックして選択する。例えば、家族Aが、選択した分割画像33A,33D,33Iを、クリップ1(分割画像33A)→クリップ9(分割画像33I)→クリップ4(分割画像33D)とすること。)の順で繋ぎたければ、順序設定欄43の一覧の中から「1→9→4」を選択して設定する。
上記のようにして画像編集指示の入力を完了したら、編集画像再生ボタン29をクリックして、画像編集指示に従った編集画像を表示欄23に表示させる。家族Aは、編集画像の内容が気に入らなければ、一覧表34の入力事項を変更することにより、何度でも画像編集指示を入力し直すことができる。一方、家族Aは、画像編集指示の内容に納得すれば、送信ボタン41をクリックして、画像編集指示をサーバ6に送信する。
図5に戻り、S7において、サーバ6は、入力装置11から画像編集指示を受信すると、画像編集指示をアドレス8を付して画像編集指示記憶メモリ78に記憶し、画像編集指示を受け付ける。
S8において、画像編集装置12は、インターネット網INTを介してアドレス8にアクセスして、家族Aが入力した画像編集指示のダウンロードをサーバ6に要求し、サーバ6から家族Aの画像編集指示を取得する。そして、画像編集装置12は、家族Aの顧客番号に基づいて分割画像記憶メモリ68から家族Aの分割画像を読み出し、サーバ6から取得した画像編集指示に従って分割画像を編集して編集画像を作成する。すなわち、例えば、分割画像33A〜33Iのうち分割画像33A,33D,33Iを選択し、家族Aが使用を希望する分割画像33A,33D,33Iの一部分を取り出して、分割画像33A→33I→33Dの順序で繋げて編集画像を作成する。
そして、S9において、画像編集装置12は、サーバ6にアクセスし、家族Aの顧客番号を付して編集画像をサーバ6に送信する。サーバ6は、編集画像を受信し、受信した編集画像をアドレス8を付して編集画像記憶メモリ79に記憶する。
従って、本実施形態のビデオレターシステム1では、家族Aの動画データを時間により簡単に分割して分割画像を作成し、その分割画像を家族Aの画像編集指示に従って編集して編集画像を作成し、サーバ6にアドレス8を付して記憶させるので、編集作業員が数十分から数時間に渡るような動画データの全てに目を通して使用部分を選び、使用部分を繋いで編集画像を作成する必要がなく、1つの編集画像を作成する手間や時間を短縮できる。また、編集作業員が編集した編集画像に依頼者である家族Aが納得せず、大幅修正を要求するという不具合が生じにくく、編集画像の手直しに手間や時間がかからない。よって、本実施形態のビデオレターシステム1によれば、依頼者である家族Aの希望を入れた編集画像を短時間で簡単に作成することができる。特に、年賀状7の印刷は、短期間に集中して行われ、編集作業員が編集画像を修正する手間や時間を省くことにより、他の編集画像を作成する作業を効率よく行うことができる。
また、本実施形態のビデオレターシステム1によれば、家族Aが入力装置11をインターネット網INTを介してサーバ6に接続させ、入力装置11から分割画像の編集を指示する画像編集指示を入力し、サーバ6に記憶させるので、編集作業員が時間や場所などの制約を受けることなく、家族Aの編集画像に対する希望を知ることができ、編集作業の効率を上げることができる。
また、本実施形態のビデオレターシステム1によれば、編集画像を見るためのアドレス8は、年賀状7に記載され、年賀状7を受け取った祖父母は、年賀状7に記載されたアドレス8を画像取得装置16に入力することにより画像取得装置16をインターネット網INTを介してサーバ6に接続させ、サーバ6から編集画像を取得できるので、年賀状7に印刷された写真や文面だけでは表現できない家族Aの近況等を動画や音声等を交えて祖父母に身近に伝えることができる。
<変形例>
なお、本発明の画像形成装置及び記憶媒体梱包材は、上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。
上記実施形態では、ビデオレターシステム1を年賀状7に使用したが、これに限定されるものではなく、例えば、結婚報告葉書に使用して、披露宴や結婚式の様子を編集して葉書の受取人が見ることができるようにしてもよいし、製品カタログに載せたアドレス8にアクセスすると、製品の動作状態を第三者が見れるようにしてもよい。
上記実施形態では、依頼者が持ち込んだ動画データを記憶する記憶媒体を仲介層3から画像編集層4へ郵送したが、依頼者層2から画像編集層4へ直接データ送信或いは記憶媒体の郵送を行ってもよいし、仲介層3から画像編集層4へ動画データをデータ送信するようにしてもよい。
上記実施形態では、依頼者の家族Aが画像編集指示を作成する際に、画像編集指示に従って編集画像を動画編集ページ9で確認するようにしたが、この確認を省略してもよい。
上記実施形態では、印刷会社の編集者が動画編集指示に従って動画データを編集したが、画像形成装置が画像編集指示を入力して自動編集するようにしてもよい。
本発明のビデオレターシステムの概略構成図である。 画像編集装置のブロック図である。 サーバのブロック図である。 入力装置のブロック図である。 動画データの編集処理を示すフロー図である。 動画編集ページの一例を示す図である。
符号の説明
1 ビデオレターシステム
6 サーバ
7 年賀状
8 アドレス
11 入力装置
12 画像編集装置
16 画像取得装置
INT インターネット網

Claims (4)

  1. 依頼者から受け取った動画データを編集する画像編集装置と、インターネット網上に設けられ、前記画像編集装置が編集した編集画像をアドレスを付して記憶するサーバと、を有するビデオレターシステムであって、
    前記画像編集装置は、
    前記動画データを複数に分割した分割画像を作成し、前記分割画像を前記サーバに記憶させる分割画像作成手段を有し、
    前記サーバは、
    前記分割画像を要求に応じて提供する分割画像提供手段と、
    前記分割画像の編集を指示する画像編集指示を受け付けて記憶する画像編集指示受付手段とを有しており、
    前記画像編集装置は、前記サーバから前記画像編集指示を取得し、前記画像編集指示に基づいて前記分割画像を編集して作成した編集画像を前記アドレスを付して前記サーバに記憶させることを特徴とするビデオレターシステム。
  2. 請求項1に記載するビデオレターシステムにおいて、
    前記サーバに前記インターネット網を介して接続可能に設けられ、前記画像編集指示を入力する入力装置を有することを特徴とするビデオレターシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するビデオレターシステムにおいて、
    前記サーバに前記インターネット網に接続可能に設けられ、前記アドレスを入力して前記編集画像を前記サーバから取得する画像取得装置を有することを特徴とするビデオレターシステム。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載するビデオレターシステムにおいて、
    前記アドレスが年賀状に記載され、前記年賀状に記載されたアドレスにアクセスすることにより、前記編集画像を取得可能であることを特徴とするビデオレターシステム。
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