JP2007109007A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使用する可能性のある拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムのみを常駐化させることにより、処理速度の向上と、メモリ容量の有効活用を図ることのできる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の携帯端末装置100は、アプリ常駐切替手段101が、アプリ管理テーブル107に記憶した、各種拡張デバイスの種別と、アプリケーションプログラムの種別と、の対応関係を参照して、デバイス検知手段104によりその種別を検知した、携帯端末装置100に接続された拡張デバイス200に対応するアプリケーションプログラムを常駐化し、アプリ実行管理手段108が、アプリ常駐切替手段101により常駐化したアプリケーションプログラムを実行して、拡張デバイス200に処理を行わせる、ものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の携帯端末装置100は、アプリ常駐切替手段101が、アプリ管理テーブル107に記憶した、各種拡張デバイスの種別と、アプリケーションプログラムの種別と、の対応関係を参照して、デバイス検知手段104によりその種別を検知した、携帯端末装置100に接続された拡張デバイス200に対応するアプリケーションプログラムを常駐化し、アプリ実行管理手段108が、アプリ常駐切替手段101により常駐化したアプリケーションプログラムを実行して、拡張デバイス200に処理を行わせる、ものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、外部デバイスを接続して機能を拡張することのできる携帯端末装置に関する。
近年の携帯電話等の携帯端末装置には、カメラやストレージ、LANユニット、BT(Bluetooth)ユニット等の拡張デバイスを接続するための外部インタフェースを設けることにより、上記の拡張デバイスを選択的に接続することができ、これによって携帯通信端末の機能を適宜拡張することができるものがある。
このような携帯端末装置では、接続する拡張デバイスの起動を素速く行うために、各拡張デバイスの処理を制御するアプリケーションプログラムを携帯端末装置に常駐化(アプリケーションプログラムを起動してメモリ上に展開させた処理要求待ち状態にし、この後、このアプリケーションプログラムに対して何らかの処理要求があると、その要求に応じた処理の実行を開始する)させることが望ましい。しかし、一般的に、携帯端末装置はメモリ容量がPCと比べて少なく、また、拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムよりも常駐化させておくことが好ましいアプリケーションプログラムが他にあるため、接続するであろう拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムをすべて常駐化させることは困難である。
常駐化させるアプリケーションプログラムの数を制限する技術としては、各アプリケーションプログラム毎に優先順位を設定しておき、その優先順位に基づいて常駐化させるアプリケーションプログラムを決定するプログラム動作制御システムが提案されている(特許文献1)。
拡張デバイスの利用状況としては、携帯端末装置に拡張デバイスを接続した後、直ちにその拡張デバイスを利用する場合が多いと考えられる。このような利用状況を特許文献1の技術により実現するためには、拡張デバイスの処理を制御するアプリケーションプログラムの優先順位を高くしておく必要がある。しかしながら、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が多くなると、全ての拡張デバイスの優先順位を高く設定することは困難であり、拡張デバイスの中には常駐化できないものも出てしまう可能性がある。このため、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が増えつつある状況では、上記の技術によりその拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを常駐化することは困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が増えても、使用する可能性のある拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムのみを常駐化させることにより、処理速度の向上と、メモリ容量の有効活用を図ることのできる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、各種拡張デバイスを接続可能な携帯端末装置であって、当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスの種別を検知するデバイス検知手段と、前記各種拡張デバイスの種別と、当該拡張デバイスに処理を行わせるためのアプリケーションプログラムの種別と、の対応関係を記憶したアプリ管理テーブルと、前記アプリケーションプログラムを実行して、当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスに処理を行わせるアプリ実行管理手段と、前記アプリケーションプログラムの常駐又は非常駐を切り替えるアプリ常駐切替手段と、を備え、前記アプリ常駐切替手段が、前記アプリ管理テーブルに記憶した前記対応関係を参照して、前記デバイス検知手段により種別を検知した拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを常駐化し、前記アプリ実行管理手段が、前記アプリ常駐切替手段により常駐化したアプリケーションプログラムを実行して、前記拡張デバイスに処理を行わせる、ものである。
この構成により、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が増えても、携帯端末装置に接続した直後の、使用する可能性の高い拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムのみを常駐化させることにより、処理速度の向上と、メモリ容量の有効活用を図ることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段を備え、前記管理テーブル設定手段が、前記アプリ実行管理手段により実行したアプリケーションプログラムと、当該アプリケーションプログラムを実行して処理を行わせた拡張デバイスと、の各々の種別を対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、ものを含む。
この構成により、携帯端末装置にアプリケーションプログラムを追加する場合に、上述の対応関係を表すデータまでも別途追加する必要がないため、従来通りにアプリケーションプログラムのみを追加してもこの対応関係を登録することができ、その結果、構成の追加を最小限に抑えることができる。
また、本発明の携帯端末装置は、前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段と、アプリケーションプログラムを記憶する外部記憶装置から、前記アプリケーションプログラムと、当該アプリケーションプログラムを実行して処理を行わせることができる拡張デバイスの種別と、を取得するアプリ取得手段と、を備え、前記管理テーブル設定手段が、前記アプリ取得手段により取得した、前記アプリケーションプログラムの種別と前記拡張デバイスの種別とを、対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、ものを含む。
この構成により、拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを取得する度に、その拡張デバイスとそのアプリケーションプログラムの対応関係を登録するため、簡便にその対応関係を登録することができる。また、拡張デバイスが処理を行なうために必要なアプリケーションプログラムを、インターネット等の外部ネットワークに接続されたサーバ装置や携帯端末に接続可能な外部メモリなどから取得することができ、その結果、当該拡張デバイスに、アプリケーションプログラムを記憶しておく必要がない。
また、本発明の携帯端末装置は、前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段と、当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスから、当該拡張デバイスに処理を行わせることができるアプリケーションプログラムを取得するアプリ取得手段と、を備え、前記管理テーブル設定手段が、前記アプリ取得手段により取得したアプリケーションプログラムの種別と、前記デバイス検知手段により検知した拡張デバイスの種別と、を対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、ものを含む。
この構成により、拡張デバイスが処理を行なうために必要なアプリケーションプログラムを確実に携帯端末装置に取り込むことができ、その結果、アプリケーションプログラムを取り込んでいないことによって拡張デバイスの処理を実行することができないという事態が発生しない。
本発明の携帯端末装置によれば、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が増えても、使用する可能性のある拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムのみを常駐化させることにより、処理速度の向上と、メモリ容量の有効活用を図ることができる。
以下、本発明の携帯端末装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、携帯端末装置100は、アプリ常駐切替手段101と、アプリ起動手段102と、アプリケーションプログラム103と、デバイス検知手段104と、デバイス管理手段105と、管理テーブル設定手段106と、アプリ管理テーブル107と、アプリ実行管理手段108と、を有する構成である。また、カメラやストレージ、LANユニット、ブルートゥースユニット等の拡張デバイス200は、携帯端末装置100が備える外部インタフェースに接続され、携帯端末装置100からの制御信号を基に各拡張デバイスの処理が制御される。
図1は、本発明の第1の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。図1において、携帯端末装置100は、アプリ常駐切替手段101と、アプリ起動手段102と、アプリケーションプログラム103と、デバイス検知手段104と、デバイス管理手段105と、管理テーブル設定手段106と、アプリ管理テーブル107と、アプリ実行管理手段108と、を有する構成である。また、カメラやストレージ、LANユニット、ブルートゥースユニット等の拡張デバイス200は、携帯端末装置100が備える外部インタフェースに接続され、携帯端末装置100からの制御信号を基に各拡張デバイスの処理が制御される。
アプリ常駐切替手段101は、アプリケーションプログラムの常駐/非常駐を切り替える。すなわち、アプリ常駐切替手段101は、あるアプリケーションプログラムを常駐に切り替える場合は、そのアプリケーションプログラムを起動してメモリ上に展開させた処理要求待ち状態にし、一方、非常駐に切り替える場合は、既に常駐状態にあるアプリケーションプログラムをメモリから削除したり、あるいはあるアプリケーションプログラムの非常駐状態を継続する。
アプリ起動手段102は、携帯端末装置100に備わる操作キー(図示せず)により拡張デバイス100に処理を行なわせるための操作をユーザから受け付けたり、あるいは携帯端末装置100に備わる各種機能を制御する制御部(図示せず)から拡張デバイス100に処理を行なわせるための制御信号を受信すると、該当アプリケーション103を起動する。
アプリ実行管理手段108は、アプリ起動手段102により起動したアプリケーション103を実行し、拡張デバイス200に処理を行なわせる。
デバイス検知手段104は、外部インタフェースに拡張デバイス200が接続されたことを検知する。デバイス検知手段104による検知方法としては、拡張デバイス200を外部インタフェースの挿入口に挿入することにより携帯端末装置100と接続する場合には、拡張デバイス200を挿入時に押下されるスイッチをその挿入口に設けることにより、拡張デバイス200の接続の有無を検知したり、外部インタフェースにおける拡張デバイス200との通信用の接触部が導通しているか否かを検知することにより、拡張デバイス200の接続の有無を検知したり、することが挙げられる。なお、この検知方法に限定されるものではなく、外部インタフェースにデバイスが接続されたことを検出する従来の機能、機構がデバイス検知手段104の機能、機構の適用範囲に含まれる。
デバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する。拡張デバイス200の種別の特定方法としては、携帯端末装置100が外部インタフェースを介して拡張デバイス200との間で制御信号を送受信することにより、外部インタフェースに接続されている拡張デバイス200の種別を特定したり、あるいは、ある特定の拡張デバイスしか外部インタフェースに接続不可能な場合には、その外部インタフェースが導通しているか否かにより、外部インタフェースに接続されている当該特定の拡張デバイス200の種別を特定したり、すること等が挙げられる。デバイス管理手段105は、特定した拡張デバイス200の種別を管理テーブル設定手段106に通知するが、このとき拡張デバイス200毎に予め設定された識別情報であるデバイスIDにより、拡張デバイス200の種別を通知する。
管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知されると、予め携帯端末装置100のメモリ(図示せず)に格納されている、少なくとも、デバイスIDと、拡張デバイスに処理を行なわせるアプリケーションプログラムの識別情報であるアプリIDと、アプリケーションプログラムをいつの時点で常駐するかを決定する起動条件と、を1組にして構成されるメタ情報(例えば、UNIXのlddコマンドやobjdumpコマンドなどをアプリIDに適用することで得られるライブラリ名やシンボル名から、デバイスIDを推測するようにしてもよい。)から、デバイス管理手段105により通知されたデバイスIDに対応するアプリIDと起動条件とを検索する。管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105により通知されたデバイスIDに対応するアプリIDと起動条件とがメタ情報にあれば、そのアプリIDと起動条件とを抽出し、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録する。なお、携帯端末装置100は、このメタ情報を、携帯端末装置100が備える無線通信機能を利用したアプリケーションプログラムのダウンロード時に、このアプリケーションプログラム添付のメタ情報として取得するようにしてもよい。なお、アプリ管理テーブル107に登録する際、起動条件として、半固定的な値を登録するようにしてもよい。たとえば、管理テーブル設定手段106が、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を通知された場合は、起動条件として、常に「デバイス挿入時のみ常駐」を登録するようにしてもよい。その場合、前述のメタ情報には、必ずしも起動条件を記載しておく必要はない。
アプリ管理テーブル107は、データの読み出しを高速に行なうことができるRAMやROMなどの記憶装置によって構成され、図2のアプリ管理テーブル例に示すように、少なくとも、アプリID、デバイスID、および起動条件からなる複数組の対応関係を記憶している。メタ情報から抽出したデバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録しておく理由は、携帯端末装置100から拡張デバイス200を取り外し後再度挿入したときに、メタ情報から1組の対応関係を再度抽出する時間よりも、RAMやROMなどの記憶装置から上述の対応表のうちの1組を読み出すためにかかる時間のほうが、短くて済むためである。
また、管理テーブル設定手段106は、アプリ管理テーブル107に登録後、アプリ管理テーブル107の対応表を参照して、各アプリIDによって識別されるアプリケーションプログラムを、そのアプリIDに対応する起動条件に応じて、常駐に変更するようアプリ常駐切替手段101に指示する。図2のテーブル例に沿って管理テーブル設定手段106の処理を説明すると、アプリID「カメラアプリ」により識別されるカメラ機能を実行するアプリケーションプログラムの場合、このアプリIDに対応するデバイスIDが「カメラ」であり、このアプリIDに対応する起動条件が「デバイス挿入時のみ常駐」であるため、拡張デバイス200であるカメラデバイスが外部インタフェースに接続されているときに、カメラ機能を実行するアプリケーションプログラムを常駐状態にし、拡張デバイス200であるカメラデバイスが外部インタフェースに接続されていないときに、カメラ機能を実行するアプリケーションプログラムを非常駐状態にするようアプリ常駐切替手段101に指示する。図2のアプリID「バーコードリーダー」、「IPフォン」についても、アプリID「カメラアプリ」と同様である。なお、アプリID「電話アプリ」により識別される電話機能を実行するアプリケーションプログラムの場合、このアプリIDに対応するデバイスIDが無く、このアプリIDに対応する起動条件が「常時常駐」であるため、外部インタフェースへの拡張デバイス200の接続の有無とは無関係に、電話機能を実行するアプリケーションプログラムを常に常駐状態にするようアプリ常駐切替手段101に指示することになる。利用頻度の極めて高いアプリケーションに対応する起動条件は、これまでの技術と同様、常に常駐状態にしておくことが好ましい。なお、1つのアプリIDに対して複数のデバイスIDが対応するようにしても良いし、また、「IPフォン」などの通信機能を利用するアプリケーションプログラムの場合には、詳細条件として通信を確立する接続先(アクセスポイントSSID:abcdef)を条件として追加することにより、デバイスID「無線LAN」で識別されるデバイスが携帯端末装置100挿入時にそのデバイスによりSSID:abcdefに接続するという複合条件でアプリケーションプログラムを常駐化することも可能である。
管理テーブル設定手段106が、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知される度に、アプリ常駐切替手段101に上述のように指示する構成とすることにより、使用される可能性の高い拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを当該拡張デバイスが使用される可能性の高い期間のみ常駐化させることができるため、当該アプリケーションプログラムの起動速度の向上及び携帯端末装置のメモリ容量の有効活用を図ることができる。
次に、以上のように構成された本実施形態の携帯端末装置の動作について、フローチャートを用いて説明する。図3(a)は、本発明の第1の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を説明するためのフローチャートである。
デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続されたことを検知すると、拡張デバイス200が接続されたことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する(ステップS101)。
管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知されると、予め携帯端末装置100のメモリに格納されているメタ情報から、デバイス管理手段105により通知されたデバイスIDに対応するアプリIDと起動条件とを検索する(ステップS102)。このとき、管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105により通知されたデバイスIDに対応するアプリIDがメタ情報にあれば(ステップS103、YES)、そのアプリIDと起動条件とを抽出し、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録する(ステップS104)。逆に、管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105により通知されたデバイスIDに対応するアプリIDがメタ情報になければ(ステップS103、NO)、処理を終了する。
次に、図3(b)に示す、本発明の第1の実施形態の携帯端末装置による常駐/非常駐の切替手順を説明するためのフローチャートを参照して、常駐/非常駐の切替手順について説明する。
デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続されたことを検知すると、拡張デバイス200が接続されたことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する(ステップS101)。
管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知されると、アプリ管理テーブル107の対応関係の中の当該デバイスIDの有無を検索し(ステップS105)、当該デバイスIDが上記対応関係中にあり(ステップS106、YES)、かつそのデバイスIDに対応する起動条件が「デバイス挿入時のみ常駐」であれば(ステップS107、YES)、そのデバイスIDに対応するアプリIDによって識別されるアプリケーションプログラムを常駐に変更するようアプリ常駐切替手段101に指示する。管理テーブル設定手段106から指示を受けたアプリ常駐切替手段101は、そのアプリIDによって識別されるアプリケーションプログラムを常駐状態に切り替える(ステップS108)。ステップS108の後、アプリ起動手段102は、携帯端末装置100に備わる操作キーにより拡張デバイス100に処理を行なわせるための操作をユーザから受け付けたり、あるいは携帯端末装置100に備わる各種機能を制御する制御部から拡張デバイス100に処理を行なわせるための制御信号を受信すると、常駐状態にあるアプリケーション103を起動させ、アプリ実行管理手段108は、アプリ起動手段102により起動したアプリケーション103を実行し、拡張デバイス200に処理を行なわせる。
ステップS108の処理の後、デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースと接続していない状態になったことを検知すると(ステップS109、YES)、拡張デバイス200が非接続になったことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、ステップS101の処理で種別を特定した拡張デバイス200が非接続になったことを管理テーブル設定手段106に通知する。
管理テーブル設定手段106は、デバイス管理手段105から、非接続状態になった拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知されると、そのデバイスIDに対応する起動条件が拡張デバイス200が接続されている時にのみ常駐アプリケーションプログラムに設定されているか否かを判定し(ステップS110)、設定されている場合は(ステップS110、YES)、そのデバイスIDに対応するアプリIDによって識別されるアプリケーションプログラムの実行を停止するとともに、そのアプリケーションプログラムを非常駐に変更するようアプリ常駐切替手段101に指示する。管理テーブル設定手段106から指示を受けたアプリ常駐切替手段101は、そのアプリIDによって識別されるアプリケーションプログラムを非常駐状態に切り替える(ステップS111)。
なお、図3(b)に示す常駐/非常駐の切替手順を説明する際に、携帯端末装置100が拡張デバイス200を接続したことを検知する処理(ステップS101)からこの切替手順が開始されるように記載したが、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後(ステップS104)、拡張デバイス200を外部インタフェースに接続した状態のままで、アプリ管理テーブル107の対応関係の中の当該デバイスIDの有無を検索する処理(ステップS105)に移行するようにしても良い。この場合、ステップS101の処理が重複することが無くなる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態の携帯端末装置によれば、拡張デバイスが当該携帯端末装置の外部インタフェースに接続される度に、その拡張デバイスの処理を実行するためのアプリケーションプログラムを常駐状態にし、また、その拡張デバイスが当該携帯端末装置から取り外されるとそのアプリケーションを非常駐状態にすることによって、使用される可能性の高い拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを当該拡張デバイスが使用される可能性の高い期間のみ常駐化させることができるため、当該アプリケーションプログラムの起動速度の向上及び携帯端末装置のメモリ容量の有効活用を図ることができる。
(第2の実施形態)
図4に、本発明の第2の実施形態の携帯端末装置の構成を示す。処理内容が追加された管理テーブル設定手段106およびアプリ実行管理手段108について詳細に説明する。その他の構成は、第1の実施形態で説明した通りであるため、説明を省略する。
図4に、本発明の第2の実施形態の携帯端末装置の構成を示す。処理内容が追加された管理テーブル設定手段106およびアプリ実行管理手段108について詳細に説明する。その他の構成は、第1の実施形態で説明した通りであるため、説明を省略する。
本発明の第1の実施形態の携帯端末装置は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを基に、予め携帯端末装置100のメモリに格納されているメタ情報から、そのデバイスIDに対応するそのアプリIDと起動条件とを抽出することにより、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録するものであった。本発明の第2の実施形態の携帯端末装置は、非常駐状態にある当該アプリケーションプログラム103を起動、実行してその拡張デバイス200に処理を行なわせたときに(補足すると、そのアプリケーションプログラム103を識別するアプリIDと、そのアプリIDに対応するデバイスIDと起動条件とがまだアプリ管理テーブル107に登録されていないときに拡張デバイス200に処理を行なわせたときに)、そのアプリIDとそのデバイスIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録するものである。以下、本発明の第2の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を、図5に示す、本発明の第2の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を説明するためのフローチャートを参照して説明する。
デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続されたことを検知すると、拡張デバイス200が接続されたことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する(S101)。
一方、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続された後、アプリ起動手段102は、あるアプリケーションプログラム103を起動する(S201)。アプリ実行管理手段108は、アプリケーションプログラム103を起動したアプリ起動手段102から拡張デバイス200にアクセスする指示を受け付けると、そのアプリケーションプログラム103を実行して、拡張デバイス200に処理を行なわせる。アプリ実行管理手段108は、実行中のアプリケーションプログラム103のアプリIDと処理を行なわせている拡張デバイスのデバイスIDとを管理テーブル設定手段106に通知する。
管理テーブル設定手段106は、実行中のアプリケーションプログラム103が非常駐状態にあったと判別すると(S202、YES)、管理テーブル設定手段106から通知されたデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録する(S203)。ここで、実行中のアプリケーションプログラム103が非常駐状態になかった場合にデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録しないのは、ステップS201の時点で常駐状態にあるアプリケーションプログラム103は、既にデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」がアプリ管理テーブル107に登録されているものであったり、起動条件が「常時常駐」としてアプリ管理テーブル107に登録されているものであるため、登録する必要がないためである。なお、これらのデバイスIDとアプリIDと起動条件を再度登録(上書き保存)しても良い。
デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後の、拡張デバイス200の接続、取り外しに応じた常駐/非常駐の切替手順は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後(ステップS203)、拡張デバイス200を外部インタフェースに接続した状態のままで、アプリ管理テーブル107の対応関係の中の当該デバイスIDの有無を検索する処理(ステップS105)に移行するようにしても良い。この場合、ステップS101の処理が重複することが無くなる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態の携帯端末装置によれば、実行中のアプリケーションプログラム103のアプリIDと、そのアプリケーションプログラムにより処理を行なわせている拡張デバイスのデバイスIDと、をアプリ管理テーブル107に登録するため、第1の実施形態のように別のデータ(メタ情報)を必要とすることが無く、本発明の携帯端末装置による処理を実施するために必要なデータ量を最低限に抑えることができる。この結果、携帯端末装置にアプリケーションプログラムを追加する場合には、デバイスIDとアプリIDとの関係を情報として有するデータを別途追加する必要がないため、アプリケーションプログラムをインターネット経由でダウンロードし易くなった近年の携帯端末装置において、アプリケーションプログラム以外の情報(例えば、第1の実施形態のメタ情報)までもダウンロードする必要がなくなり、また、従来通りにアプリケーションプログラムのみを追加してもこの対応関係を登録することができるため、本発明の構成の追加を最小限に抑えることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態の携帯端末装置の構成は、第2の実施形態で説明した通りであるため、説明を省略する。
本発明の第3の実施形態の携帯端末装置の構成は、第2の実施形態で説明した通りであるため、説明を省略する。
本発明の第3の実施形態の携帯端末装置は、アプリケーションプログラム103が当該アプリケーションプログラム103を実行することにより処理を行なわせることが可能な拡張デバイスについての情報(デバイスID)を有しており、非常駐状態にある当該アプリケーションプログラム103を起動、実行してその拡張デバイス200に処理を行なわせたときに(補足すると、そのアプリケーションプログラム103を識別するアプリIDと、そのアプリIDに対応するデバイスIDと起動条件とがまだアプリ管理テーブル107に登録されていないときに拡張デバイス200に処理を行なわせたときに)、そのアプリIDとそのデバイスIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録するものである。以下、本発明の第3の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を、図6に示す、本発明の第3の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を説明するためのフローチャートを参照して説明する。
デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続されたことを検知すると、拡張デバイス200が接続されたことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する(S101)。
一方、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続された後、アプリ起動手段102は、あるアプリケーションプログラム103を起動する(S201)。アプリ実行管理手段108は、アプリケーションプログラム103を起動したアプリ起動手段102から拡張デバイス200にアクセスする指示を受け付けると、そのアプリケーションプログラム103を実行して、拡張デバイス200に処理を行なわせる。このとき、アプリケーションプログラム103は当該アプリケーションプログラム103を実行することにより処理を行なわせることが可能な拡張デバイスのデバイスIDをデータとして有しており、アプリ実行管理手段108は、外部インタフェースに接続中の拡張デバイス200のデバイスIDが、アプリケーションプログラム103が有するデバイスIDと同一か否かを判定する(S301)。アプリ実行管理手段108は、ステップS202の処理で同一と判定すると(S301、YES)、実行中のアプリケーションプログラム103のアプリIDと外部インタフェースに接続中の拡張デバイスのデバイスIDとを管理テーブル設定手段106に通知する。
管理テーブル設定手段106は、実行中のアプリケーションプログラム103が非常駐状態にあったと判別すると(S202、YES)、管理テーブル設定手段106から通知されたデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録する(S203)。ここで、実行中のアプリケーションプログラム103が非常駐状態になかった場合にデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」をアプリ管理テーブル107に登録しないのは、ステップS201の時点で常駐状態にあるアプリケーションプログラム103は、既にデバイスIDとアプリIDと起動条件「デバイス挿入時のみ常駐」がアプリ管理テーブル107に登録されているものであったり、起動条件が「常時常駐」としてアプリ管理テーブル107に登録されているものであるため、登録する必要がないためである。なお、これらのデバイスIDとアプリIDと起動条件を再度登録(上書き保存)しても良い。
デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後の、拡張デバイス200の接続、取り外しに応じた常駐/非常駐の切替手順は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後(ステップS203)、拡張デバイス200を外部インタフェースに接続した状態のままで、アプリ管理テーブル107の対応関係の中の当該デバイスIDの有無を検索する処理(ステップS105)に移行するようにしても良い。この場合、ステップS101の処理が重複することが無くなる。
以上説明したように、本発明の第3の実施形態の携帯端末装置によれば、アプリケーションプログラムに当該アプリケーションプログラムにより処理を行なわせることが可能な拡張デバイスについての情報を有しているため、その情報に基づいてデバイスIDとアプリIDとの対応関係を正確に登録することができる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の第4の実施形態の携帯端末装置は、第1〜第3の実施形態の携帯端末装置の構成に加え、外部に設けられたサーバ装置300から当該携帯端末装置により実行可能なアプリケーションプログラムをネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段109をさらに備える。
図7は、本発明の第4の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の第4の実施形態の携帯端末装置は、第1〜第3の実施形態の携帯端末装置の構成に加え、外部に設けられたサーバ装置300から当該携帯端末装置により実行可能なアプリケーションプログラムをネットワークを介してダウンロードするダウンロード手段109をさらに備える。
次に、以上のように構成された本実施形態の携帯端末装置の動作について、フローチャートを用いて説明する。図8は、本発明の第4の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を説明するためのフローチャートである。
まず、ダウンロード手段109は、サーバ装置300からアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストールするとともに、アプリケーションプログラムに添付されたメタ情報から、当該アプリケーションプログラムのアプリID、当該アプリケーションプログラムが処理を行なわせる対象となる拡張デバイスのデバイスID、および当該アプリケーションプログラムをいつの時点で常駐するかを決定する起動条件、を取得する(ステップS401)。管理テーブル設定手段106は、ダウンロード手段109が取得したアプリID、デバイスIDおよび起動条件をダウンロード手段109から通知されると、その通知されたアプリID、デバイスIDおよび起動条件を1組の対応関係としてアプリ管理テーブル107に登録する(ステップS402)。
デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後の、拡張デバイス200の接続、取り外しに応じた常駐/非常駐の切替手順は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、このような本発明の第4の実施形態によれば、携帯端末装置が拡張デバイス200に対応するアプリケーションプログラムをサーバ装置300からダウンロードする度に、アプリID、デバイスIDおよび起動条件を取得し、その対応関係を登録するため、第1〜第3の実施形態のように一度拡張デバイスを接続することなしに、その対応関係を登録することができるため、ユーザに手間をかけさせることなく簡便にその対応関係を登録することができる。
なお、本発明の第4の実施形態の携帯端末装置では、外部に設けられたサーバ装置から当該携帯端末装置により実行可能なアプリケーションプログラムをネットワークを介してダウンロードする構成について説明したが、サーバ装置からのダウンロードに限るものではなく、当該携帯端末装置に接続可能なメモリカードなどの外部記憶装置から当該アプリケーションプログラムを取得する構成としても良い。この構成により、必要とするアプリケーションプログラムを記憶した外部記憶装置からいつでも手軽に取得することができ、また利用しなくなったアプリケーションプログラムを外部記憶装置に格納することにより、携帯端末装置が不要なアプリケーションプログラムを記憶しておく必要がなくなる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の第5の実施形態の携帯端末装置は、第1〜第3の実施形態の携帯端末装置の構成に加え、拡張デバイス200から当該携帯端末装置により実行可能なアプリケーションプログラムをダウンロードするダウンロード手段110をさらに備える。また、拡張デバイス200は、当該拡張デバイス200に処理を行なわせるためのアプリケーションプログラムを記憶するデバイス情報管理手段を備える。
図9は、本発明の第5の実施形態の携帯端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の第5の実施形態の携帯端末装置は、第1〜第3の実施形態の携帯端末装置の構成に加え、拡張デバイス200から当該携帯端末装置により実行可能なアプリケーションプログラムをダウンロードするダウンロード手段110をさらに備える。また、拡張デバイス200は、当該拡張デバイス200に処理を行なわせるためのアプリケーションプログラムを記憶するデバイス情報管理手段を備える。
次に、以上のように構成された本実施形態の携帯端末装置の動作について、フローチャートを用いて説明する。図10は、本発明の第5の実施形態の携帯端末装置によるアプリ管理テーブル登録時の動作手順を説明するためのフローチャートである。
デバイス検知手段104は、拡張デバイス200が外部インタフェースに接続されたことを検知すると、拡張デバイス200が接続されたことをデバイス管理手段105に通知し、この通知を受け付けたデバイス管理手段105は、当該携帯端末装置100の外部インタフェースに接続された拡張デバイス200の種別を特定する(ステップS101)。
ダウンロード手段110は、デバイス管理手段105から拡張デバイス200の種別を表すデバイスIDを通知されると、そのデバイスIDに対応するアプリケーションプログラムを拡張デバイス200のデバイス情報管理手段201からダウンロードしてインストールするとともに(ステップS501)、アプリケーションプログラムに添付されたメタ情報から、当該アプリケーションプログラムのアプリID、および当該アプリケーションプログラムをいつの時点で常駐するかを決定する起動条件、を取得する(ステップS502)。
管理テーブル設定手段106は、ダウンロード手段110が取得したアプリID、デバイスIDおよび起動条件をダウンロード手段110から通知されると、その通知されたアプリID、デバイスIDおよび起動条件を1組の対応関係としてアプリ管理テーブル107に登録する(ステップS503)。
デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後の、拡張デバイス200の接続、取り外しに応じた常駐/非常駐の切替手順は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。なお、デバイスIDとアプリIDと起動条件をアプリ管理テーブル107に登録後(ステップS503)、拡張デバイス200を外部インタフェースに接続した状態のままで、アプリ管理テーブル107の対応関係の中の当該デバイスIDの有無を検索する処理(ステップS105)に移行するようにしても良い。この場合、ステップS101の処理が重複することが無くなる。
以上説明したように、このような本発明の第5の実施形態によれば、携帯端末装置が拡張デバイス200に対応するアプリケーションプログラムを拡張デバイス200自身からダウンロードし、アプリID、デバイスIDおよび起動条件を取得し、その対応関係を登録するため、拡張デバイス200が処理を行なうために必要なアプリケーションプログラムを確実に携帯端末装置に取り込むことができ、その結果、アプリケーションプログラムを取り込んでいないことによって拡張デバイスの処理を実行することができないという事態が発生しない。
本発明の携帯端末装置によれば、携帯端末装置に接続可能な拡張デバイスの種別が増えても、使用する可能性のある拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムのみを常駐化させることにより、処理速度の向上と、メモリ容量の有効活用を図ることができるという効果を奏し、各種外部デバイスを接続して機能を拡張することのできる携帯端末装置の分野において有用である。
100 携帯端末装置
101 アプリ常駐切替手段
102 アプリ起動手段
103 アプリケーションプログラム
104 デバイス検知手段
105 デバイス管理手段
106 管理テーブル設定手段
107 アプリ管理テーブル
108 アプリ実行管理手段
109、110 ダウンロード手段
200 拡張デバイス
201 デバイス情報管理手段
300 サーバ装置
101 アプリ常駐切替手段
102 アプリ起動手段
103 アプリケーションプログラム
104 デバイス検知手段
105 デバイス管理手段
106 管理テーブル設定手段
107 アプリ管理テーブル
108 アプリ実行管理手段
109、110 ダウンロード手段
200 拡張デバイス
201 デバイス情報管理手段
300 サーバ装置
Claims (4)
- 各種拡張デバイスを接続可能な携帯端末装置であって、
当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスの種別を検知するデバイス検知手段と、
前記各種拡張デバイスの種別と、当該拡張デバイスに処理を行わせるためのアプリケーションプログラムの種別と、の対応関係を記憶したアプリ管理テーブルと、
前記アプリケーションプログラムを実行して、当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスに処理を行わせるアプリ実行管理手段と、
前記アプリケーションプログラムの常駐又は非常駐を切り替えるアプリ常駐切替手段と、を備え、
前記アプリ常駐切替手段は、前記アプリ管理テーブルに記憶した前記対応関係を参照して、前記デバイス検知手段により種別を検知した拡張デバイスに対応するアプリケーションプログラムを常駐化し、
前記アプリ実行管理手段は、前記アプリ常駐切替手段により常駐化したアプリケーションプログラムを実行して、前記拡張デバイスに処理を行わせる、
携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置であって、
前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段を備え、
前記管理テーブル設定手段は、前記アプリ実行管理手段により実行したアプリケーションプログラムと、当該アプリケーションプログラムを実行して処理を行わせた拡張デバイスと、の各々の種別を対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、
携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置であって、
前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段と、
アプリケーションプログラムを記憶する外部記憶装置から、前記アプリケーションプログラムと、当該アプリケーションプログラムを実行して処理を行わせることができる拡張デバイスの種別と、を取得するアプリ取得手段と、を備え、
前記管理テーブル設定手段は、前記アプリ取得手段により取得した、前記アプリケーションプログラムの種別と前記拡張デバイスの種別とを、対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、
携帯端末装置。 - 請求項1記載の携帯端末装置であって、
前記アプリ管理テーブルに前記対応関係を記憶させる管理テーブル設定手段と、
当該携帯端末装置に接続された拡張デバイスから、当該拡張デバイスに処理を行わせることができるアプリケーションプログラムを取得するアプリ取得手段と、を備え、
前記管理テーブル設定手段は、前記アプリ取得手段により取得したアプリケーションプログラムの種別と、前記デバイス検知手段により検知した拡張デバイスの種別と、を対応付けて前記アプリ管理テーブルに記憶させる、
携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299162A JP2007109007A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005299162A JP2007109007A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 携帯端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007109007A true JP2007109007A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38034831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005299162A Withdrawn JP2007109007A (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
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- 2005-10-13 JP JP2005299162A patent/JP2007109007A/ja not_active Withdrawn
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