JP2007107427A - スピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車 - Google Patents

スピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車 Download PDF

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Abstract

【課題】ベルマウスタイプのスピードリングで運転を行う場合、ステーベーン内の動力水の剥離を抑制し、高効率にして安定運転が可能なスピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車を提供する。
【解決手段】主板13a,13bで支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えた水力機械のスピードリングにおいて、ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、ステーベーンの枚数をZsとし、ステーベーンのキャンバーラインCL長さをLとするとき、ステーベーンは、内径側の直径D、翼高さB、外径側の直径D、翼高さB、キャンバーラインCL長さLのそれぞれを、ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427

の範囲内で設定した。
【選択図】なし

Description

本発明は、スピードリングに係り、特にスピードリングの構成要素の一つであるステーベーンの翼形状に改良を加えたスピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車に関する。
例えば、遠心型ポンプ、フランシス型の水車またはポンプ水車等の水力機械は、図11に示すように、渦巻状のケーシング1の内径側(渦巻状の巻き終り側)とガイドベーン2との間に介装されたスピードリング(ステーリング)3を備えている。
このスピードリング3は、ケーシング1の出口側に接続され、曲線状に成形加工された環状の主板(胴板)4a,4bと、これら主板4a,4bで支持されたステーベーン5とを組み合せた構成になっている。
また、ステーベーン5は、ケーシング1からガイドベーン2に動力水を供給する水車運転時、あるいはガイドベーン2からケーシング1に動力水を供給するポンプ運転時、動力水を整流させるとともに、ケーシング1や上カバー6等に加わる水圧荷重を分担して受け持つ役目を持っている。
このような機能を備えるステーベーン5は、ある程度以上の翼断面の厚み、大きさの確保が必要とされているが、その際、翼設計にあたり、翼効率の向上が重要な課題になっている。
従来、ステーベーン5は、水車運転時、ケーシング1から供給される動力水が一様流に流れるように、外径側から内径側に向って漸次絞り加工を加えた主板4a,4bに沿って設置された、いわゆるベルマウスタイプのものが多く適用されている。
しかし、このベルマウスタイプのステーベーン5は、ポンプ運転時、ガイドベーン2(内径側)からケーシング1(外径側)に動力水を供給する際、流路の拡開角を考慮して設計していないと、渦を伴った逆流が発生する等、不安定な流れが発生することがあった。
ポンプ運転時、ステーベーン5のように、減速を伴う拡開流れを実現する流路は、ディフューザと称し、ターボ機械における重要な構成要素の一つになっている。このディフューザ効率は、入口と出口間の減速比、つまり流路面積の拡大率に依存し、損失が少なく有効に圧力回復を実現できる流路面積拡大率を求めておく必要がある。
図13は、非特許文献1から引用したもので、円錐ディフューザにおける拡開角(拡大角)2θと損失係数ξとの関係を示す実験結果である。
損失係数ξは、ディフューザ入口での流速をV、出口での流速をVとすると、損失ヘッドh=ξ×[(V−V/2g]の式に用いられる。
図13から、拡開角が約10°のとき、損失係数ξは最小になり、ここから角度の増加に伴って増加し、壁面の動力水の剥離が誘起する。
拡開角が20°以上になると、動力水の大きな剥離になり、損失係数ξも0.4以上になると同時に、入口、出口間の流路面積拡大率など流路形状の違いによる差が生じ、拡開角のみに着目した取扱いができなくなる。逆に言えば、拡開角20°以下に抑えておくと、流路形状の違いに依存せず、動力水の剥離の少ない低損失のベルマウスタイプの拡開の流路が実現できる。
上述のように、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するベルマウスタイプの流路に設置したステーベーン5では、ポンプ運転時、動力水の過度な不安定流になり易く、動力水の流れに乱れが発生することがあった。このため、例えば、最近のポンプ水車等では、図12に示すように、ガイドベーン2とケーシング1との間に介装されたスピードリング3は、環状の2枚の主板4a,4bを平行に配置し、平行に配置する主板4a,4bにケーシング1を接続する、いわゆる平行型のものが多く採用されている。
なお、動力水がステーベーンを流れる際、境界層剥離を抑制する技術として、特許文献1および特許文献2等が開示されている。
特開平8−219000号公報 特開2000−297735号公報 「ハイドロターボ」(ターボ機械協会編:日本工業出版)
いわゆる平行型のスピードリングは、ステーベーンに発生する曲げモーメントを小さくでき、ステーベーンと主板との接続作業が比較的簡易である等、いわゆるベルマウス型のスピードリングに較べて優れた利点を持っている。
しかし、フランシス型のものにおいては、平行型スピードリングを全て採用している訳でもなく、また発電所建設当初から長年に亘って運転してきた古いフランシス型の水力機械では、ベルマウス型スピードリングが多い。
ベルマウス型スピードリングを備えたものにポンプ運転を求める場合、動力水の流れに対し、ステーベーン5の翼形状を適切に設計していないと、ポンプ運転(揚水運転)時、ステーベーン5内で動力水の剥離や逆流渦等が発生し、エネルギを無駄に消費する運転が行われる。
本発明は、このような問題点に対処してなされたもので、ベルマウスタイプのスピードリングでポンプ運転を行う場合、ステーベーン内の動力水の剥離を抑制し、高効率にして安定運転が可能なスピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車を提供することを目的とする。
本発明に係るスピードリングは、上述の目的を達成するために、主板で支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えたスピードリングにおいて、前記ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、前記ステーベーンは、内径側の直径D、翼高さB、外径側の直径D、翼高さB、キャンバーライン長さLのそれぞれを、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
本発明に係るスピードリングは、ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、ステーベーンの枚数をZsとし、ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、ステーベーンは、内径側の直径D、翼高さB、外径側の直径D、翼高さB、キャンバーラインCL長さLのそれぞれを、ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
また、本発明に係るスピードリングによれば、ランナから流入する際に流体が乱れることなくケーシングに流れるため、ポンプ運転時の損失や振動を低減することが可能となり、ひいては発電時およびポンプ運転時を含めた総合的な発電効率の向上を行うことが可能となる。
以下、本発明に係るスピードリング、このスピードリングを用いた遠心型ポンプおよびこのスピードリングを用いた水車またはポンプ水車の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明に係るスピードリングの第1実施形態を示す概念図である。
本実施形態に係るスピードリングを用いた、例示としての水車またはポンプ水車等は、渦巻状のケーシング10とガイドベーン11との間に介装されたスピードリング12を備えている。
このスピードリング12は、曲線状に成形加工された環状の主板(胴板)13a,13bと、これら主板13a,13bで上下から支持されたステーベーン14とを組み合せて構成されている。
また、ステーベーン14は、ポンプ運転時、内径側のガイドベーン11から外径側のケーシング10に向って動力水が流れるとき、拡開角にして成形加工した、いわゆるベルマウスタイプになっている。
このように、ベルマウス形状に成形加工されたステーベーン14について、ステーベーン14の内径側の直径をD、翼高さをBとし、ステーベーン14の外径側の直径をD、翼高さをBにするとともに、図2に示すように、キャンバーラインCLの長さをLとする。
このときの一つのステーベーン14と隣接するステーベーン14との間に形成される流路15のうち、入口側流路面積AINは、ステーベーンの枚数をZsとするとき、AIN=πD/Zsと表わすことができる。また、出口側流路面AEXITは、AEXIT=πD/Zsと表わすことができる。
また、入口側流路、出口側流路を、ともに円形断面積と考えたときの入口側等価直径Dおよび出口側等価直径Dは、それぞれ
Figure 2007107427
そして、ポンプ運転時、動力水の流れに対するステーベーン14,14間で形成する流路15を円錐ディフューザと考えたときの等価拡開角2θは、
Figure 2007107427
ところで、図13で示したように、円錐ディフューザは、拡開角2θが約10°のとき、損失係数ξが最も小さく、ここから拡開角2θが増加するに連れ動力水の壁面からの剥離が誘起し、拡開角2θが20°以上になると剥離はますます多くなる。
この事象は、隣り合うステーベーン14間に形成される流路15においても同様と考えることができる。
したがって、ステーベーン14,14の等価拡開角2θが2θ≦20°になるように、内外径側の直径D,D、その翼高さB,BおよびキャンバーラインCLの長さLを設定すればよい。
すなわち、ステーベーン14の内外径側の直径D,D、各径の位置における翼高さB,BおよびキャンバーラインCLの長さLは、ステーベーン14の枚数をZsとするとき、
Figure 2007107427
このように、本実施形態は、ステーベーン14の内外径側の直径D,D、各径の位置における翼高さB,BのキャンバーラインCLの長さLを設定するに当り、ステーベーン14の流路15における等価拡開角2θの
Figure 2007107427
[第2実施形態]
図3は、本発明に係るスピードリングの第2実施形態を示す概念図である。
本実施形態に係るスピードリングは、ベルマウスタイプのステーベーン14の外径側の翼高さに変更を加えたものである。
すなわち、ベルマウスタイプのステーベーン14は、その内外径側の直径をD,Dとし、その翼高さをB,Bとし、ステーベーン14の枚数をZsとするとともに、図4に示すように、キャンバーラインCLの長さLとするとき、等価拡開角2θを、第1実施形態と同様に、
Figure 2007107427
このように、既設の装置において、等価拡開角2θが2θ>20°になっているとき、ステーベーン14を支持する主板13a,13bの形状に改良を加えるとともに、改良を加えた主板13a,13bの形状にステーベーン14の形状を合わせる必要がある。
本実施形態に係るステーベーン14は、図3に示すように、外径側の翼高さを原形状寸法Bから新形状寸法BN2にし、この新形状寸法BN2を、等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
このように、本実施形態は、ステーベーン14の外径側の翼高さBN2を設定するに当り、ステーベーン14,14の流路15の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
[第3実施形態]
図5は、本発明に係るスピードリングの第3実施形態を示す概念図である。
本実施形態に係るスピードリングは、ベルマウスタイプのステーベーン14のキャンバーラインCLの長さLに変更を加えたものである。
すなわち、ベルマウスタイプのステーベーン14は、その内外径側の直径をD,Dとし、その翼高さをB,Bとし、ステーベーン14の枚数をZsとするとともに、図6に示すように、キャンバーラインCLの長さLとするとき、等価拡開角2θを、第1実施形態と同様に、
Figure 2007107427
このように、既設の装置において、等価拡開角2θが2θ>20°になっているとき、ステーベーン14の翼型形状を変更する必要がある。
本実施形態に係るステーベーン14は、図6に示すように、破線で表わしたステーベーン14におけるキャンバーラインCLの原形状寸法長さLから実線で表わした新形状寸法長さLにし、このキャンバーラインCLの新形状寸法Lを、等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
このように、本実施形態は、ステーベーン14のキャンバーラインCLの新形状寸法Lを設定するに当り、ステーベーン14,14の流路15の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
[第4実施形態]
図7は、本発明に係るスピードリングの第4実施形態を示す概念図である。
本実施形態に係るスピードリングは、ステーベーン14のキャンバーラインCLの長さLのうち、翼高さ中央部分のキャンバーラインCLの長さLに較べて主板13a,13bで構成する流路両端側のキャンバーラインの長さを長く設定したものである。
一般に、ディフューザを流れる動力水において、流路壁面に沿う流れと、翼高さ中央部を通る流れとは、三次元的な捩れ境界層のために同一ではなく、流路壁面に沿う流れが周方向に対し、小さな流れ角度で流れていることが知見されている。
本実施形態は、このような事象に着目してなされたものである。
すなわち、ベルマウスタイプのステーベーン14は、図7に示すように、その内外径側の直径をD,Dとし、その翼高さをB,Bとし、ステーベーン14の枚数をZsとするとともに、図8に示すように、破線で示す原形状のキャンバーラインCLの長さをLとするとき、流路15の等価拡開角2θを、第1実施形態と同様に、
Figure 2007107427
このように、既設の装置において、等価拡開角2θが、2θ>20°になっているとき、ステーベーン14の翼形形状を変更する必要がある。
本実施形態に係るステーベーン14は、図8に示すように、破線(原形状)で表わしたステーベーン14におけるキャンバーラインCLの原形状寸法長さLから一点鎖線(翼高さ中央部新形状)で表わしたステーベーン14の翼高さ中央部分におけるキャンバーラインCLの新原形状寸法長さLN1および実線(両翼端壁面新形状)で表わしたステーベーン14の翼両端部におけるキャンバーラインCLの新原形状寸法長さLN2にし、この翼両端部におけるキャンバーラインCLの新原形状寸法長さLN2を、等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
このように、本実施形態は、ステーベーン14の翼両端におけるキャンバーラインCLのLN2を設定するにあたり、ステーベーン14間で形成する流路15の等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
[第5実施形態]
図9は、本発明に係るスピードリングの第5実施形態を示す概念図である。
ベルマウスタイプのステーベーン14において、その内径側の直径をD、その翼高さをBとし、その外径側の直径をD、その翼高さをBとし、ステーベーン14の枚数をZsとするとともに、図10に示すように、キャンバーラインCLの長さをLとするとき、流路15の等価拡開角2θは、第1実施形態と同様に、
Figure 2007107427
このように、既設の装置において、等価拡開角2θが、2θ>20°になっているとき、本実施形態では、流路15の出口側に、幅tで、例えば、出口側から入口側に向って先細の三角形状、あるいは短翼型形状の流路面積調整体16を設けたものである。
また、流路15の出口側に流路面積調整体16を設けたとき、流路15の出口側の周方向面積は、流路面積調整体16の出口側の幅tだけ減少する。このとき、等価拡開角2θは、
Figure 2007107427
このように、本実施形態は、ステーベーン14,14間に形成する流路15の中央位置に流路面積調整体16を設けるとともに、この流路面積調整体16の幅tを等価拡開角2θの、
Figure 2007107427
以上説明した第1ないし第5実施形態を採用したスピードリングによれば、ランナから流入する流体が乱れることなくケーシングに流れるため、動力水の流れの損失や振動を低減させることが可能となり、ひいてはこれを採用した発電設備の発電時およびポンプ運転時等を含めた総合的な効率の向上を行うことが可能となる。
本発明に係るスピードリングの第1実施形態を示す概念図。 図1で示したステーベーンの翼間流路を示す図。 本発明に係るスピードリングの第2実施形態を示す概念図。 図3で示したステーベーンの翼間流路を示す図。 本発明に係るスピードリングの第3実施形態を示す概念図。 図5で示したステーベーンの翼間流路を示すもので、原形状のステーベーンと新形状のステーベーンとを比較する図。 本発明に係るスピードリングの第4実施形態を示す概念図。 図7で示したステーベーンの翼間流路を示すもので、原形状のステーベーンと新形状のステーベーンとを比較する図。 本発明に係るスピードリングの第5実施形態を示す概念図。 図9で示したステーベーンの翼間流路を示す図。 従来のスピードリングを示す概念図。 従来の他のスピードリングを示す概念図。 入口から出口に向って拡開するディフューザの損失係数を示す線図。
符号の説明
1 ケーシング
2 ガイドベーン
3 スピードリング(ステーリング)
4a,4b 主板
5 ステーベーン
6 上カバー
10 ケーシング
11 ガイドベーン
12 スピードリング(ステーリング)
13a,13b 主板
14 ステーベーン
15 流路
16 流路面積調整体

Claims (10)

  1. 主板で支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えたスピードリングにおいて、前記ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、前記ステーベーンは、内径側の直径D、翼高さB、外径側の直径D、翼高さB、キャンバーライン長さLのそれぞれを、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θの、
    Figure 2007107427
    の範囲内で設定したことを特徴とするスピードリング。
  2. 主板で支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えたスピードリングにおいて、前記ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θが、
    Figure 2007107427
    前記ステーベーンは、外径側の翼高さBN2を、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θの、
    Figure 2007107427
    の範囲内で設定したことを特徴とするスピードリング。
  3. 主板で支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えたスピードリングにおいて、前記ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θが、
    Figure 2007107427
    前記ステーベーンは、キャンバーライン長さをLとするとき、このキャンバーライン長さLを、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θが、
    Figure 2007107427
    の範囲内で設定したことを特徴とするスピードリング。
  4. 前記ステーベーンは、翼上下端のキャンバーライン長さを長くし、翼高さ中央部分で前記翼端のキャンバーライン長さに較べて短く構成したことを特徴とする請求項3記載のスピードリング。
  5. 主板で支持されるとともに、翼高さが内径側から外径側に向って漸次増加するステーベーンを備えたスピードリングにおいて、前記ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとするとき、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θが、
    Figure 2007107427
    前記ステーベーンで形成する翼間流路に流路面積調整体を設けたことを特徴とするスピードリング。
  6. 前記流路面積調整体は、ステーベーンの内径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの外径側の直径をD、翼高さをBとし、前記ステーベーンの枚数をZsとし、前記ステーベーンのキャンバーライン長さをLとし、前記流路面積調整体の幅をtとするとき、この幅tを、前記ステーベーンで形成する翼間流路の等価拡開角2θが、
    Figure 2007107427
    の範囲内で設定したことを特徴とするスピードリング。
  7. 前記流路面積調整体は、流路の外径側に設置する短翼であることを特徴とする請求項5記載のスピードリング。
  8. 前記流路面積調整体は、一方のステーベーンと隣のステーベーンとの中央位置に配置することを特徴とする請求項5記載のスピードリング。
  9. 請求項1〜請求項8記載のスピードリングを備えた遠心型ポンプ。
  10. 請求項1〜請求項8記載のスピードリングを備えた水車またはポンプ水車。
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