JP2007105202A - 可搬式放水装置 - Google Patents

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Takaaki Hirokawa
登朗 広川
Yoshiyuki Abe
義幸 阿部
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 ホース2を人が背負った状態で、そのホースを繰り出しながら火元に走ることができ、ホース2が地面を引き摺ることがなく、また一人の消防士6で使用可能な可搬式放水装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 人が背負う収容部材8に、ホース2をその一端から繰出し可能に収容し、当該ホース2における繰出し可能な端末にポンプ4の吐出口に接続する接続金具12を、前記ホース2の他端に放水ノズル5又は当該放水ノズル5に接続する接続金具13を、それぞれ取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホースを収容して人が背負って運搬することができる放水装置に関するものであって、特に火災現場などにおいて、ホースの端末をポンプの吐出口に接続し、装置を人が背負って火元に移動し、そこで直ちに消火活動を行うことのできる放水装置に関するものである。
従来火災などの際には、消防車に搭載した消防用ホースを展張し、その一端をポンプに接続し、他端にノズルを接続して、当該ノズルから棒状に放水することにより消火することが行われていた。
またそれと並行して、小口径の保形性を有する高圧ホースを、リールに巻いた状態で消防車に搭載しておき、このリールからホースを引き出して、火元近くから高圧で噴霧放水することも行われている。
図3(a)はこの消火方法を示すものであって、消防車1にホース2を巻いたリール3が搭載されており、そのホース2は消防車1のポンプ4に接続されており、そのホース2の先端には噴霧ノズル5が取り付けられている。
而して消防士6がその噴霧ノズル5を把持して、リール3からホース2を繰り出しながら火元に走り、ポンプ4のバルブを開き、さらに噴霧ノズル5に設けられたバルブを開いて、噴霧放水するのである。
しかしながらこの方法においては、消防士6がホース2をリール3から繰り出して、そのホース2を地面を引き摺りながら走ることとなるため、ホース2が傷付きやすいと共に、ホース2を引き摺るために大きな摩擦抵抗がかかる。
またホース2を引き出してからポンプ4のバルブを開かなければならないため、ポンプ4とホース2の筒先とに二人の消防士を必要とする。一人の消防士6がポンプ4のバルブを開いてから噴霧ノズル5を把持して走ることも可能であるが、この場合にはホース2内に水が入った状態で引き摺ることとなるため、さらに荷重が増大する。
またリール3に巻いた状態のホース2に水圧をかけると、リール3にはホース2を繰り出す方向への回転力が発生する。そのためその状態でホース2を引っ張ってリール3から繰り出すと、ホース2を引っ張るのをやめてもリール3は慣性で回転を続け、ホース2を過剰に繰り出してしまい、縺れたり作業の障害になることもある。
従ってホース2を必要なだけ繰り出した後に、ポンプ4のバルブを開くことが必要であり、多忙で危険な火災現場において、一時的に二人の消防士の手を必要とすることは好ましいことではない。
特開2001−87408号
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、ホース2を人が背負った状態で、そのホースを繰り出しながら火元に走ることができ、ホース2が地面を引き摺ることがなく、また予めポンプ4のバルブを開いた状態で火元に走ることも可能な、可搬式の放水装置を提供することを目的とするものである。
而して本発明は、人が背負う収容部材に、ホースをその一端から繰出し可能に収容し、当該ホースにおける繰出し可能な端末にポンプの吐出口に接続する接続金具を、前記ホースの他端に放水ノズル又は当該放水ノズルに接続する接続金具を、それぞれ取り付けたことを特徴とするものである。本発明においては、前記収容部材に、前記ホースを「8」字状に巻回した状態で収容することが好ましい。
本発明によれば、消防士が火元に走りながら、背負った収容部材からホースを繰り出すので、繰り出されたホースが地面を引き摺ることがなく、ホースが傷付くことがないと共に、過大な摩擦抵抗が生じることがない。
またホースをリールに巻いていないので、ホースに水圧がかかっても過剰に繰り出されることがない。そのためホースを背負った消防士がポンプのバルブを開いてから火元に走り、火元において噴霧ノズルのバルブを開いて放水することができ、一人の消防士のみで消火活動を行うことができる。
図1及び図2は本発明の可搬式放水装置7を示すものであって、8はフレーム9の周囲を布10で覆った収容部材であり、背負い紐11によって消防士6が背中に背負うことができるようになっている。
そしてその収容部材8内には、ホース2が収容されている。ホース2は単純にコイル状に巻いた状態で収容することもできるが、図2に示すように、「8」字状に巻回した状態で収容するのが好ましい。
ホース2を単純にコイル状に巻いた状態では、そのホース2を収容部材8から繰り出したときにホース2に捩じれが加わり、ホース2を展張した状態で捩れたり蛇行したり絡まったりすることがあり、好ましくない。
これに対し前述のように、ホース2を「8」字状に巻回した状態で収容すると、これを繰り出したときには、ホース2に右周りの捩れと左周りの捩れとが短い周期で交互に加わるため、それらが相殺されてホース2が捩じれることがなく、スムーズに真っ直ぐに展張されるのである。
なお図2によれば、中央部の「8」字状の交差部においてホース2が交差するため、収容部材8内においてその中央部のホース2の重なり厚みが厚くなり、収容部材8内におけるホース2の収容形態が崩れる可能性がある。
そのような場合には、ホース2を収容部材8内において1〜数回「8」字状に巻回する部分と、収容部材8の内周に沿って単純に巻いた部分とを交互に重ねることにより、ホース2の収容形態が崩れるのを防止するのが好ましい。この場合において、ホース2を単純に巻いた部分は、右回りに巻いた部分と左回りに巻いた部分とを混在させることにより、ホース2を繰り出すときの捩じれが防止できる。
収容部材8に収容されたホース2は、その一端部を引っ張ることにより収容部材8の上部から繰り出すことができ、そのホース2の先端には、消防車1のポンプ4の吐出口に接続する接続金具12が取り付けられている。
またホース2の他端は、収容部材8の下部から引き出されており、その先端には噴霧ノズル5に接続する接続金具13が取り付けられている。なおホース2に直接噴霧ノズル5を取り付けることもできる。また噴霧ノズル5に代えて、棒状放水や泡放水用のノズルを使用することもできる。
而して本発明においては、消防士6が可搬式放水装置7の収容部材8を背負い、ホース2の接続金具12をポンプ4に結合してポンプ4のバルブを開き、消防士6がそのまま火元に向かって走れば、ホース2は収容部材8の上部から順次繰り出される。繰り出されたホース2は地面に落ちるが、そのホース2が地面上を引き摺られることはなく、必要な長さは収容部材8から繰り出されることにより供給される。
そして図3(b)に示すように接続金具13に噴霧ノズル5を接続してバルブを開けば、直ちに噴霧放水することができる。消防士6は放水しながら位置を移動することも可能であり、また必要に応じて火元に向かって前進すれば、その分のホース2は収容部材8から繰り出されて補充される。
従って本発明によれば、消防士6が火元に走りながら、背負った収容部材8からホース2を繰り出すので、繰り出されたホース2が地面を引き摺ることがなく、ホース2が傷付くことがないと共に、過大な摩擦抵抗が生じることがない。
またホース2を収容部材8内に収容しているので、ホース2に水圧がかかってもリールのように過剰に繰り出されることがなく、ホース2が縺れたり作業の邪魔になったりすることがない。そのため一人の消防士6がポンプ4のバルブを開いてから火元に走り、火元において噴霧ノズル5のバルブを開いて放水することができ、一人の消防士のみで消火活動を行うことができる。
さらに請求項2の発明によれば、収容部材8内に収容されたホース2が収容部材8内で縺れたり絡まったりすることなく、スムーズに繰り出すことができると共に、繰り出されたホース2に捩じれが生じることがなく、スムーズに真っ直ぐに展張され、容易に消火活動を行うことができる。
本発明の可搬式放水装置の中央縦断面図 本発明の可搬式放水装置の平面図 噴霧放水による消火活動の状態を示すものであって、(a)は従来の装置を使用した場合を示し、(b)は本発明の可搬式放水装置を使用した場合を示す。
符号の説明
2 ホース
4 ポンプ
5 ノズル
7 可搬式放水装置
8 収容部材
12,13 接続金具

Claims (2)

  1. 人が背負う収容部材(8)に、ホース(2)をその一端から繰出し可能に収容し、当該ホース(2)における繰出し可能な端末にポンプ(4)の吐出口に接続する接続金具(12)を、前記ホース(2)の他端に放水ノズル(5)又は当該放水ノズル(5)に接続する接続金具(13)を、それぞれ取り付けたことを特徴とする、可搬式放水装置
  2. 前記収容部材(8)に、前記ホース(2)を、「8」字状に巻回した状態で収容したことを特徴とする、請求項1に記載の可搬式放水装置
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JPH0182064U (ja) * 1987-11-24 1989-06-01
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