JP2007103219A - 燃料電池用冷却装置 - Google Patents

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憲宗 織本
Yutaka Yagi
裕 八木
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徹 芹澤
Yasuhiro Uchida
泰弘 内田
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Abstract

【課題】小型の電子機器に搭載可能であり、かつ冷却効率の良好な燃料電池用冷却装置を提供すること。
【解決手段】液体燃料を通す1本の流路11を複数回の折返し状態で内蔵した平板状の本体部と、その本体部に貼り合わせられる基板12a,13a上に複数の放熱フィン12b,13bを立設してなる金属製の放熱部材12とからなり、本体部には流路の側部に放熱用の金属部分を位置させる。流路11の側部に位置する金属部分が流路11を通る液体燃料から熱を奪うので、放熱部材12の放熱フィン12b,13bから逃げる熱の総量が増加し、高い放熱効果を得ることができる。しかも、従来のような放熱フィンを取り付ける場合に比べても場所を取らず、燃料電池全体をコンパクトに設計することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯可能な小型の電子機器、コンピュータ電源等に用いられる燃料電池の技術分野に属し、詳しくは直接型メタノール燃料電池に好適に用いられる燃料電池用冷却装置に関するものである。
近年、環境問題や資源関連への対策が重要視され、その対策の一つとして燃料電池の開発が活発に行われている。中でも、直接型メタノール燃料電池は、燃料のメタノールを改質又はガス化せず、直接プロトンを取り出すことにより発電を行うので、構造がシンプルで小型化、軽量化が容易であることから、携帯可能な小型の電子機器、コンピュータ等の電源として注目されている。
この直接型メタノール燃料電池は、プロトン導電性固体高分子膜からなる電解質の両側を介して負極と正極とが対設され、負極に燃料としてのメタノール水溶液を、正極に空気などの酸化剤ガスを供給する構成を有する単電池セルが複数個積層されたセルスタックを備えており、さらに、各単電池セルにメタノール水溶液を供給する構成、各単電池セルに酸化剤ガスを供給する構成及び各単電池セルの電気化学反応によって生成した反応生成物を排出する構成を備えている。
上記した各単電池セルにメタノール水溶液を供給する構成、各単電池セルに酸化剤ガスを供給する構成及び反応生成物を排出する構成としては、流路溝とマニホールドを有するセパレータが知られている。このセパレータにおるけ流路溝やマニホールドは、負極にメタノール水溶液を供給し、正極に酸化剤ガスを供給する役割を果たすだけでなく、負極からは生成した二酸化炭素と反応に使用されなかった一部のメタノール水溶液を、正極からは生成した水と反応に寄与しなかった空気を反応生成物ととにも排出する役割も果たしている。
このような直接型メタノール燃料電池は、負極にメタノール水溶液を供給し、正極に酸化剤ガスを供給すると、負極ではメタノールと水が反応する電気化学反応によって二酸化炭素が生成するとともに水素イオンと電子を放出し、正極では電解質を通過してきた前記水素イオンと空気中の酸素とが電子を取り込む電気化学反応によって水を生成し、外部回路に電気エネルギーを得ることができる。
特開2004−265787号公報 特開2005−209584号公報
上記のような直接型メタノール燃料電池は、液体燃料としてのメタノール水溶液と酸化剤ガスとを直接供給して発電を行うようになっているが、冷却したメタノール水溶液を使用した方が発電の効率が高いことが分かっている。このため、セル部分を冷却するようにしているが、より発電効率を上げるためには、燃料パイプを冷やしてメタノール水溶液を直接冷却した方が得策である。ところが、通常の冷却器はファンを使用する構造で嵩張るため、携帯可能な小型の電子機器には搭載しづらいという問題点があり、一般には放熱フィンを燃料パイプに適宜取り付けているのが現状である。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型の電子機器に搭載可能であり、かつ冷却効率の良好な燃料電池用冷却装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の燃料電池用冷却装置は、燃料電池で使用する液体燃料を電池作動時に冷却する装置であって、液体燃料を通す1本の流路を複数回の折返し状態で内蔵した平板状の本体部と、その本体部に貼り合わせられる基板上に複数の放熱フィンを立設してなる金属製の放熱部材とからなり、本体部には流路の側部に放熱用の金属部分を位置させたことを特徴としている。
そして、上記構成の燃料電池用冷却装置において、液体燃料を通す1本の流路を燃料パイプで構成してもよいし、或いは溝で構成してもよい。
本発明の燃料電池用冷却装置は、流路の側部に位置する金属部分が流路を通る液体燃料から熱を奪うので、放熱部材の放熱フィンから逃げる熱の総量が増加し、高い放熱効果を得ることができる。しかも、従来のような放熱フィンを取り付ける場合に比べても場所を取らず、燃料電池全体をコンパクトに設計することができる。
図1は本発明に係る燃料電池用冷却装置の一例を示す斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。
この冷却装置10は、直接型メタノール燃料電池に用いられるもので、図中11は燃料液体であるメタノール水溶液が通る燃料パイプである。そして、燃料パイプ11は図示の如く途中で2回の折返し状態となっており、この折り返した部分が冷却装置10の一部を構成する。この燃料パイプ11には樹脂パイプを用いるのが好ましい。燃料パイプ11にアルミニウム製やステンレス製のパイプを使用する場合はパイプの内部に樹脂をコーティングして保護層を形成する。燃料は循環して再使用される場合があるので、燃料中に蟻酸等の発電の副生成物が存在する可能性があり、金属製パイプでは耐久性に課題がある。そこで、アルミニウムやステンレス等の金属製パイプに耐食性の保護層が必要となる。
冷却装置10は、上記の燃料パイプ11の他に、金属製の2つの放熱部材12,13と金属製の角棒からなる5本のスペーサー14とを有している。これらの放熱部材12,13とスペーサー14はアルミニウム製であることが好ましい。放熱部材12,13は、それぞれ基板12a,13a上に複数の放熱フィン12b,13bをろう付けで立設したものであり、両者は全く同じものでもよいし、少し異なったものでもよい。そして、放熱フィン12b,13bは図示のような棒状の他に板状のものもあるが、用途に応じて適宜選択すればよい。
そして、図3に示すように、折返し状態となった燃料パイプ11の間と両側にそれぞれスペーサー14を配置し、隙間に導電性の接着剤を挟んだ状態で、放熱部材12,13によりサンドイッチすることで図1に示す冷却装置10が作製される。したがって、この冷却装置10では、燃料パイプ11の一部分とスペーサー14とが接着剤により一体化して本体部を構成することになる。
この冷却装置10では、燃料パイプ11の中をメタノール水溶液が通ると、メタノール水溶液の熱が燃料パイプ11に隣接するスペーサー14に伝導し、その熱はスペーサー14を介して放熱部材12,13により効率良く放熱される。
図4は本発明に係る燃料電池用冷却装置の別の例を示す斜視図、図5は図4のA−A断面図、図6は図4の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。
この冷却装置20は、直接型メタノール燃料電池に用いられるもので、液体燃料であるメタノール水溶液を通すための1本の流路となる溝21aを形成した樹脂製の本体部21と、その本体部21に貼り合わせられる基板22a上に複数の放熱フィン22bを立設してなる金属製の放熱部材22とからなり、これら両者が接着剤としてのボンディングシート23により貼り合わせられている。
本体部21は、ガラスエポキシ樹脂製の平板からなり、それに2回の折返し状態で1本の溝21aを切削加工するとともに、その溝21aの間に位置するようにして溝21aと平行な細長状の4本の凹所21bをも切削加工している。
一方、放熱部材22は、基板22a上に複数の放熱フィン22bをろう付けで立設したものであり、さらにその基板22aの反対面には、本体部21の溝21aに嵌合する4本のプレート22cをろう付けで立設している。この放熱部材22は、全体がアルミニウム製であることが好ましい。
また、接着剤としてのボンディングシート23には、本体部21の4本の凹所21bに対応する4本の開口23aが設けられている。
そして、図5に示すように、本体部21と放熱部材22の間にボンディングシート23を介在させ、放熱部材22の裏面にあるプレート22cがボンディングシートの開口23aを通って本体部21の凹所21bに入るようにして3者を重ね合わせ、この状態で熱圧を掛けて本体部21と放熱部材22とをボンディングシート23により貼り合わせることで図4に示す冷却装置20が作製される。なお、図中24は燃料パイプを繋ぐための接続部材である。
この冷却装置20では、本体部21の溝21aの中をメタノール水溶液が通ると、メタノール水溶液の熱が溝21aに隣接するプレート22cに伝導し、その熱はプレート22cを介して放熱部材22により効率良く放熱される。
図7は本発明に係る燃料電池用冷却装置の別の例を示す斜視図、図8は図7のA−A断面図、図9は図7の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。
この冷却装置30は、直接型メタノール燃料電池に用いられるもので、液体燃料であるメタノール水溶液を通すための1本の流路となる溝31aを形成した金属製の本体部31と、その本体部31に貼り合わせられる基板32a上に複数の放熱フィン32bを立設してなる金属製の放熱部材32とからなり、これら両者が接着剤としてのボンディングシート33により貼り合わせられている。
本体部31は、アルミニウム製の平板からなり、それに2回の折返し状態で1本の溝31aを切削加工し、その溝31aの内面には耐蝕性を付与するために樹脂コーティングによる保護層31bを形成している。
一方、放熱部材32は、基板32a上に複数の放熱フィン32bをろう付けで立設したものである。この放熱部材32は、全体がアルミニウム製であることが好ましい。
そして、図8に示すように、本体部31と放熱部材32の間にボンディングシート33を介在させるようにして3者を重ね合わせ、この状態で熱圧を掛けて本体部31と放熱部材32とをボンディングシート33により貼り合わせることで図1に示す冷却装置30が作製される。なお、図中34は燃料パイプを繋ぐための接続部材である。
この冷却装置30では、本体部31の溝31aの中をメタノール水溶液が通ると、メタノール水溶液の熱が本体部31を構成するアルミニウムに伝導し、さらに放熱部材32に伝わって効率良く放熱される。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による燃料電池用冷却装置は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
図1は本発明に係る燃料電池用冷却装置の一例を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。 本発明に係る燃料電池用冷却装置の別の例を示す斜視図である。 図4のA−A断面図である。 図4の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。 本発明に係る燃料電池用冷却装置の別の例を示す斜視図である。 図7のA−A断面図である。 図7の燃料電池用冷却装置を分解して示す説明図である。
符号の説明
10 冷却装置
11 燃料パイプ
12,13 放熱部材
12a,13a 基板
12b,13b 放熱フィン
14 スペーサー
20 冷却装置
21 本体部
21a 溝
21b 凹所
22 放熱部材
22a 基板
22b 放熱フィン
22c プレート
23 ボンディングシート
23a 開口
24 接続部材
30 冷却装置
31 本体部
31a 溝
31b 保護層
32 放熱部材
32a 基板
32b 放熱フィン
33 ボンディングシート
34 接続部材

Claims (3)

  1. 燃料電池で使用する液体燃料を電池作動時に冷却する装置であって、液体燃料を通す1本の流路を複数回の折返し状態で内蔵した平板状の本体部と、その本体部に貼り合わせられる基板上に複数の放熱フィンを立設してなる金属製の放熱部材とからなり、本体部には流路の側部に放熱用の金属部分を位置させたことを特徴とする燃料電池用冷却装置。
  2. 液体燃料を通す1本の流路を燃料パイプで構成したことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用冷却装置。
  3. 液体燃料を通す1本の流路を溝で構成したことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用冷却装置。
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