JP2007101677A - 偏光変換素子、これを備えた光源装置および投射型液晶表示装置 - Google Patents

偏光変換素子、これを備えた光源装置および投射型液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】位相差フィルムを備えた偏光変換素子において、位相差フィルムの経時的劣化をより確実に抑制する。
【解決手段】P偏光(P)を透過させるとともにS偏光(S)を反射させる偏光膜12と、P偏光(P)をS偏光(S)に変える位相差フィルム14と、位相差フィルム14が設けられた第1透光性部材10と、第1透光性部材10との間に偏光膜12を介在させた状態で、第1透光性部材10に対して接着層16を介して接合された第2透光性部材11と、を備えた偏光変換素子1において、位相差フィルム4を、接着層16に接触することなく埋設させた。
【選択図】図4

Description

本発明は、位相差フィルムを備えた偏光変換素子に関するものである。本発明はさらに、偏光変換素子を備えた光源装置および投射型液晶表示装置に関するものである。
液晶プロジェクタなどの投射型表示装置においては、光源から出射された光の利用効率を高めるために、偏光変換素子が利用されている(たとえば特許文献1,2参照)。偏光変換素子は、P偏光およびS偏光を含むランダム光を、一方の偏光に揃えるものである。
図12(a)および図12(b)に示したように、偏光変換素子9は、複数の透光性部材90,91を並べて配置したものであるとともに、隣接する透光性部材90,91の間に偏光膜92あるいは反射膜93を介在させたものである。透光性部材90には、光出射面90Aに位相差フィルム94が接合されている。
この偏光変換素子9では、図12(b)に良く表れているように、透光性部材91の光入射面91Bに入射したランダム光は、P偏光が偏光膜92を透過する一方でS偏光が偏光膜92において反射する。偏光膜92を透過したP偏光は、透光性部材90を透過した後に位相差フィルム94に入射する。このP偏光は、位相差フィルム94においてS偏光に変換された後に位相差フィルム94から出射する。一方、偏光膜92において反射されたS偏光は反射膜93において反射された後に透光性部材91から出射する。そのため、偏光変換素子9では、入射したランダム光がS偏光に揃えられた状態で出射される。
偏光変換素子9は、透光性部材90,91に偏光膜92あるいは反射膜93を膜形成した後に、紫外線硬化樹脂など接着層95,96を介して、偏光膜92あるいは反射膜93の部分において複数の透光性部材90,91を接合することにより形成されている。その一方で、位相差フィルム94は、透光性部材90の光出射面90Aの全体を覆うようにして接合されている。すなわち、位相差フィルム94の端部94Aが接着層95の端面95Aに接触し、位相差フィルム94の側端面94Bが接着層96の端面96Aのごく近接した状態とされている。そのため、偏光変換素子9に対する入射光が接着層95,96において吸収されて接着層95,96が温度上昇した場合には、接着層95,96の端面95A,96Aから放散される熱が位相差フィルム94に伝達される。その結果、位相差フィルム94は、接着層95,96における光吸収に起因する端面95A,96Aからの放熱によって経時的に劣化する。特に、位相差フィルム94の端部94Aや側端面94Bからは、接着層95,96の端面95A,96Aからの熱が入射しやすいので、位相差フィルム94の端部94Aや側端面94Bは他の部分に比べて劣化しやすい。
このような不具合を解決しようとするものとして、図13(a)および図13(b)に示した偏光変換素子9′がある。なお、図13(a)および図13(b)においては、図12(a)および図12(b)に示した偏光変換素子9と同様な要素については同一の符号を付してある。
偏光変換素子9′は、基本的な構成が先に説明した偏光変換素子9(図12(a)および図12(b)参照)と同様であるが、位相差フィルム94′の側端面94B′の位置を、接着層95,96の端面95A,96Aから退避させている点に特徴がある。この偏光変換素子9′では、位相差フィルム94′の側端面94B′(端部94A′)の位置が接着層95,96の端面95A,96Aから退避させられているので、接着層95,96の端面95A,96Aから放散される熱が位相差フィルム94′の側端面94B′(端部94A′)から入射するのが抑制される。
特開2000−298212号公報 特開2004−361865号公報
しかしながら、偏光変換素子9′では、位相差フィルム94′の側端面94B′からの熱の入射が十分に抑制されているとは言い難い。すなわち、偏光変換素子9′では、位相差フィルム94′の側端面94B′が露出しているため、接着層95,96の端面95A,96Aから放散される熱が位相差フィルム94′の側端面94B′から入射するのを十分に抑制することができない。
また、位相差フィルム94′は、偏光膜92を透過したP偏光をS偏光に変換するものであるため、その寸法を不当に小さくすれば、位相差フィルム94′を透過せずに透光性部材90の光出射面90Aから出射する光の割合が大きくなって偏光変換効率が悪化する。そのため、偏光変換効率を考慮した場合、位相差フィルム94′の寸法を小さくすること、すなわち位相差フィルム94′の側端面94B′の接着層95,96の端面95A,96Aから退避させる距離には限界がある。このような点からも、位相差フィルム94′の側端面94B′を接着層95,96の端面95A,96Aから単に退避させるだけでは、位相差フィルム94′の側端面94A′からの熱入射、ひいては位相差フィルム94′の経時的劣化を十分に抑制することはできない。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、位相差フィルムを備えた偏光変換素子において、透光性部材を接合するための接着層から放散された熱が位相差フィルムに入射するのを効果的に抑制し、位相差フィルムの経時的劣化をより確実に抑制することを課題としている。
本発明の第1の側面においては、P偏光およびS偏光のうち、一方の偏光を透過させるとともに他方の偏光を反射させる複数の偏光膜と、前記P偏光およびS偏光のうちのいずれか一方を、S偏光またはP偏光に変えるための複数の位相差フィルムと、前記位相差フィルムが接合された複数の第1透光性部材と、前記第1透光性部材との間に前記偏光膜を介在させた状態で、前記第1透光性部材に対して、接着層を介して接合された複数の第2透光性部材と、を備えた偏光変換素子であって、前記位相差フィルムは、前記接着層に接触することなく、少なくとも一部が埋設されていることを特徴とする、偏光変換素子が提供される。
本発明の第2の側面においては、光源と、この光源から出射された光束の偏光方向を揃えて出射させるための偏光変換素子と、を備えた光源装置であって、前記偏光変換素子として、本発明の第1の側面に係るものを使用することを特徴とする、光源装置が提供される。
本発明の第3の側面においては、偏光方向の揃った光を出射可能な光源装置と、前記光源装置から出射された光により、画像信号に応じた光学像を形成するための液晶パネルと、前記液晶パネルにより形成された光学像を拡大するための投射光学系と、を備えた投射型液晶表示装置であって、前記光源装置として、本発明の第2の側面に係るものを使用することを特徴とする、投射型液晶表示装置が提供される。
前記第1透光性部材は、たとえば前記位相差フィルムを収容するための溝を備えている。この場合、前記位相差フィルムは、前記溝に収容されることによって、少なくとも一部が前記第1透明部材に埋設される。前記第1透光性部材は、前記位相差フィルムよりも熱伝導性の高い材料により形成するのが好ましい。
前記位相差フィルムにおける光出射面は、たとえば透光性カバーにより覆われる。前記透光性カバーは、たとえば前記位相差フィルムよりも熱伝導性の高い材料により形成され、また、前記透光性カバーは、前記接着層の端面に接触させておくのが好ましい。
前記透光性カバーは、前記複数の位相差フィルムうちの2以上の位相差フィルムについて、それらの光出射面を一括して覆ってもよいし、前記位相差フィルムの光出射面を個別に覆ってもよい。前記透光性カバーは、たとえば低融点ガラスを用いて前記第1および第2透光性部材に接着するのが好ましい。
前記位相差フィルムの幅寸法は、前記第1透光性部材の幅寸法の80%以上に設定するのが好ましく、より好ましくは、前記第1透光性部材の幅寸法の80〜95%に設定される。
本発明に係る偏光変換素子では、位相差フィルムが接着層に接触することなく、少なくとも一部が埋設されている。すなわち、位相差フィルムにおける露出部分が従来に比べて少なくなっている。そのため、接着層から放熱があったとしても、その熱が位相差フィルムに入射されるのが効果的に抑制される。
たとえば、位相差フィルムを第1透光性部材に形成した溝に収容することによって、位相差フィルムの側端面における少なくとも一部を、第1透明部材に埋設させることができる。これにより、位相差フィルムの露出部分を小さくすることができるために、位相差フィルムの側端面からの熱の入射を抑制できる。位相差フィルムの側端面における少なくとも一部を第1透光性部材に埋設させることによって、第1透光性部材に対する位相差フィルムの接触面積を従来よりも大きく確保することが可能となる。その結果、本発明の偏光変換素子では、第1透光性部材を位相差フィルよりも熱伝導度の高い材料により形成することによって、位相差フィルムから透光性部材に対する放熱を促進することができるようになる。したがって、本発明の偏光変換素子では、接着層から位相差フィルムの側端面への熱の入射が抑制されるとともに、位相差フィルムから第1透光性部材への放熱を促進できるために、位相差フィルムの端部が経時的に劣化するのを効果的に抑制できるようになる。
さらに、位相差フィルムの光出射面を透光性カバーにより覆えば、熱が位相差フィルムに入射されるのをより効果的に抑制することができるようになる。たとえば、複数の位相差フィルムにおける光出射面を透光性カバーにより一括して、あるいは位相差フィルムにおける光出射面を透光性カバーにより個別に覆えば、位相差フィルムの露出部分をさらに小さくすることがきる。これにより、位相差フィルムの側端面からの熱入射ばかりでなく光出射面における熱入射をも抑制することが可能となり、また透光性カバーを位相差フィルムよりも熱伝導度の高い材料により形成することによって、光出射面から透光性カバーに対して積極的に放熱させることができるようになる。その結果、位相差フィルムの端部ばかりでなく、位相差フィルムの光出射面の劣化をも効果的に抑制できるようになる。
とくに、透光性カバーを接着層の端面に接触させた状態で透光性部材に接合すれば、接着層の熱は積極的に透光性カバーに伝達され、透光性カバーから放散させることができる。これにより、接着層から位相差フィルムに熱が伝わるのを抑制することができる。
さらに、低融点ガラスを用いて透光性部材に透光性カバーを接合するようにすれば、透光性カバーを接合するための接着材に接着層からの熱がこもることを抑制することができる。これにより、接着層の熱が透光性カバーの伝達されることが接着材によって阻害されることを抑制し、透光性カバーからの放熱を効果的に行なうことができる。
また、位相差フィルムの幅寸法を透光性部材の幅寸法の80%以上、好ましくは80〜95%に設定することにより、偏光変換素子における偏光変換効率を効果的に維持することが可能となる。そのため、本発明では、偏光変換効率を悪化させることなく、位相差フィルムの経時的劣化を効果的に抑制することができる。
そして、先に説明した偏光変換素子を備えた光源装置では、偏光変換素子の経時的劣化が抑制されるために、偏光変換素子の劣化に起因する経時的な出力低下を抑制することが可能となる。
さらに、先の光源装置を採用した投射型液晶表示装置では、光源装置の経時的劣化が抑制されているために、光源装置の出力低下に起因する画像の劣化を抑制することが可能となる。
以下においては、本発明に係る偏光変換素子について、図1ないし図9を参照して先に説明し、次いで本発明の偏光変換素子を備えた光源装置および投射型液晶表示装置について、図10および図11を参照して説明する。
図1および図2に示したように、偏光変換素子1は、ランダムな偏光方向を有する光束の偏光方向を揃えるためのものであり、全体として板状に形成されている。この偏光変換素子1は、図3に示したように、複数の透光性部材10,11、複数の偏光膜12、複数の反射膜13、複数の位相差フィルム14、および透光性カバー15を有している。
図2および図4に示したように、複数の透光性部材10,11は、互いに平行な傾斜面10A,10B,11A,11Bを有するものであり、位相差フィルム14よりも熱伝導率の高く、透光性も高い材料、たとえばガラスや樹脂により形成されている。これらの傾斜面10A,10B,11A,11Bは、45度傾斜したものである。透光性部材10,11は、傾斜面10A,11B(10B,11A)が互いに対面した状態で交互に並ぶように接着層16を介して接合されている。ここで、透光性部材10,11形成するための材料としては、ガラスとして、BK7ガラス(SCHOTT社製)、サファイアガラス、および水晶ガラス、樹脂として、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂を挙げることができる。
図2〜図4に示したように、透光性部材10には、光の出射側に溝10Cが形成されている。この溝10Cは、位相差フィルム14を収容するためのものであり、その幅寸法、深さ寸法および長さ寸法は、位相差フィルム14の幅寸法、厚み寸法および長さ寸法と同様なものとされている。
図4に示したように、各偏光膜12は、特定方向に振動する光を透過させる一方で、前記特定方向に交差する方向に振動する光を反射させるものである。本実施の形態では、偏光膜12は、P偏光(P)を透過させる一方でS偏光(S)を反射するように構成されている。これらの偏光膜12は、透光性部材10の傾斜面10Bに対して膜形成されている。すなわち、偏光膜12は、透光性部材10の傾斜面10Bと透光性部材11の傾斜面11Aとの間に介在させられている。偏光膜12は、たとえばSiO、TiOからなる誘電体多層膜で形成される。この偏光膜12は、公知の成膜手法、たとえば蒸着、スパッタリング法、CVD法により形成することができる。
各反射膜13は、透光性部材11を幅方向D1に進行するS偏光(S)を反射させて進行向きを変え、透光性部材11の出射面11CからS偏光(S)を出射させるものである。これらの反射膜13は、透光性部材11の傾斜面11Bに対して膜形成されている。すなわち、反射膜13は、透光性部材11の傾斜面10Aと透光性部材11の傾斜面11Bとの間に介在させられている。反射膜13は、たとえばアルミニウムなどの金属材料を蒸着などの公知の成膜手法により形成することができる。もちろん、反射膜13は、誘電体多層膜として形成してもよい。
位相差フィルム14は、透過光の偏光方向を90度変えるものであり、透光性部材10の溝10Cに収容されている。この位相フィルム14に対して偏光膜12を透過したP偏光(P)が入射した場合には、このP偏光(P)がS偏光(S)に変換される。このような位相差フィルム14は、たとえばポリカーボネート(PC)、ポリビニールアルコール(PVA)、ポリアリレート(PA)より形成されている。
上述のように、溝10Cは、位相差フィルム14の幅寸法、厚み寸法および長さ寸法に対応した幅寸法、深さ寸法および幅寸法を有している。そのため、位相差フィルム14は、側端面14Aおよび底面14Bが溝10Cに埋設された状態で収容され、光出射面14Cが透光性部材11の出射面11Cと面一または略面一とされている。
ここで、位相差フィルム14(溝10C)の幅寸法W1は、位相差フィルム14の側端面14Aが接着層16に接触しないように、透光性部材10の幅寸法W1よりも小さくされている。好ましくは、位相差フィルム14(溝10C)の幅寸法W1は、透光性部材10の幅寸法W2の80%以上、より好ましくは80〜95%とされる。これは、位相差フィルム14(溝10C)の幅寸法W1を不当に小さくした場合には、透光性部材10から出射される光のうち、位相差フィルム14を透過しない光の割合が大きくなる(偏光変換効率が低下する)一方、幅寸法W1を不当に大きくした場合には、位相差フィルム14の側端面14Bが接着層16の端面16Aに近づきすぎて、接着層16が昇温したときに接着層16の端面16Aから放出される熱が入射しやすくなるからである。
図1および図2に示したように、透光性カバー15は、位相差フィルム14における光出射面14Cを覆い、光出射面14Cを含めた位相差フィルム14の全体を、偏光変換素子1において埋設させるためものである。この透光性カバー15は、複数の位相差フィルム14の光出射面14Cを一括して覆うものであり、たとえば接着材を介して透光性部材10,11および位相差フィルム14に接合されている。この場合に使用する接着材は、光吸収性の低いもの、たとえば低融点ガラスが好ましい。透光性カバー15は、位相差フィルム14よりも熱伝導率の高く、透光性が高い材料により形成されている。透光性カバー15を形成するための材料としては、透光性部材10,11と同様なものを使用することができる。なお、透光性カバー15を樹脂で形成する場合には、偏光変換素子1(透光性カバー15)から目的とする状態の光を出射できる範囲において、樹脂内に金属フィラー(たとえば、アルミニウム粒子、亜鉛粒子)を混在させて熱伝導性を向上させてよい。
このような偏光変換素子1は、たとえば図5ないし図8に示した工程を経て製造することができる。
まず、図5(a)に示したように、ガラスなどの材料からなる透明基板20の一面20Aに偏光膜21を形成する。偏光膜21は、たとえば公知の手法により誘電体多層膜として形成される。このような偏光膜21の形成は、複数の透明基板20に対して行なわれる。
その一方で、図5(b)に示したように、同様な透明基板22の一面20Aに反射膜23を形成する。反射膜23は、たとえば蒸着などの成膜手法によりアルミニウム膜として形成される。もちろん、反射膜23は、誘電体多層膜として形成してもよい。このような反射膜23の形成は、複数の透明基板22に対して行なわれる。
次いで、図6(a)に示したように、偏光膜21を形成した透明基板20および反射膜23を形成した透明基板22を、接着材として接着フィルム24A,24Bを介在させた状態で、一定距離だけ位置ずれさせて交互に積層して積層体25を作成する。接着フィルム24A,24Bとしては、紫外線硬化型樹脂からなるものが使用される。さらに、積層体25に対して紫外線を照射して接着フィルム24A,24Bを硬化させて、透明基板20,22を相互に接合する。
なお、接着材としては紫外線硬化樹脂以外のものを使用してもよく、また接着材としてペースト状のものを使用し、その接着材を偏光膜21あるいは反射膜23に塗布してもよい。
次いで、カットライン26に沿って積層体25を切断することにより、図6(b)に示したような中間体27を得る。この中間体27は、透光性部材10,11が列状に並ぶとともに、透光性部材10,11の間に偏光膜12あるいは反射膜13が介在させられたものである。
さらに、図7(a)および図7(b)に示したように、各透光性部材10の一面に溝10Cを形成した後、この溝10Cに位相差フィルム14を収容させる。
最後に、図8に示したように、複数の位相差フィルム14を一括して覆うようにして、低融点ガラスなどの接着材を介して透光性カバー15を接合する。これにより、図1ないし図4に示したような、位相フィルム14が完全に埋設された偏光変換素子1が得られる。
次に、偏光変換素子1の作用について説明する。
図4に示したように、偏光変換素子1の透光部材11に、入射面11Dを介してP偏光(P)およびS偏光(S)を含むランダム光(P+S)を入射させた場合、このランダム光(P+S)は、偏光膜12に入射する。
偏光膜12は、上述のようにP偏光を選択的に透過させ、それ以外の偏光を反射させるように構成されている。そのため、偏光膜12に入射したランダム光(P+S)のうち、P偏光(P)が偏光膜12を透過する一方でS偏光(S)が偏光膜12において反射する。
偏光膜12を透過したP偏光(P)は、透光性部材10を透過した後に位相差フィルム14に入射する。位相差フィルム14は、上述のように偏光方向を90度回転させるものである。そのため、位相差フィルム14に入射したP偏光(P)は、位相差フィルム14においてS偏光(S)に変換された後に位相差フィルム14から出射する。
一方、偏光膜12において反射したS偏光(S)は、反射膜13において反射された後に透光性部材11から出射する。
位相差フィルム14から出射したS偏光(S)および透光性部材11から出射するS偏光(S)は、透光性カバー15を透過してから偏光変換素子1から出射する。すなわち、偏光変換素子1に入射したランダム光(P+S)は、S偏光(S)に揃えられ状態で偏光変換素子1から出射される。
偏光変換素子1では、位相差フィルム14が接着層16に接触することなく、熱伝導性の高い部材(透光性部材10および透光性カバー15)によって全体が埋設されている。すなわち、接着層16からの熱が位相差フィルム14に入射しにくいとともに、位相差フィルム14の熱が周りの部材(透光性部材10および透光性カバー15)に拡散しやすいようになっている。その一方で、偏光変換素子1では、接触層16の端面16Aは、透光性カバー15に接触させられているため、接着層16から熱が積極的に透光性カバー15に伝達される。このように、偏光変換素子1では、位相差フィルム14に熱が入射し、あるいは熱が滞留することが効果的に抑制されるため、位相差フィルム14が経時的に熱劣化するのを効果的に抑制できるようになる。
本発明の偏光変換素子は、上述した実施の形態には限定されず、種々に変更可能である。たとえば位相差フィルムを埋設させる構成としては、図9(a)〜図9(c)に示した形態を採用することもできる。これらの図においては、先に説明した偏光変換素子1(図1ないし図4参照)と同様な要素について同一の符号を付してある。
図9(a)示した偏光変換素子3Aは、透光性部材10Aに溝10C(図1ないし図4参照)を形成することなく、平坦な光出射面30Aaに位相差フィルム14を接合する一方で、複数の位相差フィルム14を透光性カバー32Aの溝32Aaに収容させた状態で覆ったものである。
図9(b)に示した偏光変換素子3Bは、透光性部材30Bの溝30Baの深さ寸法を位相差フィルム14の厚み寸法よりも大きくする一方で、透光性カバー32Bとともに位相差フィルム14を溝30Baに収容させたものである。透光性カバー22Bの表面は、透光性部材11の出射面11Cと面一とされている。このような透光性カバー32Bは、たとえば位相差フィルム14を収容させた溝30Baに対してガラスペーストを充填した後にガラスを固化させ、研磨などにより表面を滑面化処理することにより形成することができる。
図9(a)および図9(b)に示した偏光変換素子3A,3Bでは、位相差フィルム14の全体が偏光変換素子3A,3Bにおいて埋設されているので、先に説明した偏光変換素子1(図1ないし図4参照)と同様な効果を奏することができる。
図9(c)に示した偏光変換素子3Cは、先に説明した偏光変換素子1(図1ないし図4参照)から透光性カバー15を省略したものである。
この偏光変換素子3Cでは、位相差フィルム14の側端面14Aが透光性部材10の溝10Cに埋設されているため、側端面14Aからの熱の入射を抑制することができるとともに、側端面14Aから透光性部材10への放熱を促進することができる。また、透光性カバーが不要な分だけ製造容易であり、製造コスト的に有利である。
次に、本発明に係る光源装置および投射型液晶表示装置の一例を、図10および図11を参照して説明する。
図10に示した投射型液晶表示装置4は、画像信号に応じた画像を、スクリーン40に投射形成するためのものであり、光源装置5、色分離リレー光学系6、3つの液晶パネル7R,7G,7B、色合成・投射光学系8を備えている。
図11に示したように、光源装置5は、偏光方向の揃った白色光を出射するためのものであり、光源部50およびインテグレータ光学系51を備えている。
光源部50は、ランダムな偏光方向を有する白色光を出射するものである。この光源部50は、光源50Aおよびリフレクタ50Bを備えており、光源50Aからの出射光の一部をリフレクタ50Bで反射させることにより、略平行な光束を出射可能とされている。
インテグレータ光学系51は、照度分布のバラツキを低減するとともに、偏光の向きを揃えるものである。このインテグレータ光学系51は、一対のフライアイレンズ52,53、偏光変換素子54および集光レンズ55を有している。
一対のフライアイレンズ52,53および集光レンズ55は、光源部50からの光束を複数の光束に分割した後に収束させるものであり、光源50Aの輝度むらを分散させ、照射対象(液晶パネル7R,7G,7B)に対して均質な照度分布の光を照射するためのものである。
偏光変換素子54は、ランダム光の偏光方向を同一方向に揃えてP偏光として出射するものであり、図1ないし図4を参照して先に説明した偏光変換素子1と同様な構成のものが採用されている。もちろん、偏光変換素子54としては、図9(a)〜図9(c)に示した構成のものを採用することもできる。
図10に示したように、色分離リレー光学系6は、光源装置5から出射された白色光を赤色光(R)、緑色光(G)、および青色光(B)に分離するとともに、それらの光(R),(G),(B)を対応する液晶パネル7R,7G,7Bに入射させるためのものである。この色分離リレー光学系6は、ダイクロイックミラー60,61、全反射ミラー62,63,64、リレーレンズ65,66、および集光レンズ67R,67G,67Bを含んでいる。
ダイクロイックミラー60,61は、目的とする波長範囲の光を選択的に透過させる一方で、目的とする波長範囲の光を反射するものである。より具体的には、ダイクロイックミラー60は青色光を反射させる一方で緑色光および赤色光を透過させるものであり、ダイクロイックミラー61は緑色光を反射させる一方で赤色光を透過させるものである。
全反射ミラー62,63,64は、光路を変え、目的部分に光を導くためのものである。全反射ミラー62,63は、赤色光(R)を液晶パネル7Rに導くためのものであり、全反射ミラー64は、青色光(B)を液晶パネル7Bに導くためのものである。
リレーレンズ65,66は、光路長の差を補正するためのものである。すなわち、光源装置5から液晶パネル7R,7G,7Bまでの光路長が各色の光(R,G,B)によって異なっているために、リレーレンズ65,66によって、その光路長の差を補正する役割を果たすものである。
集光レンズ67R,67G,67Bは、液晶パネル7R,7G,7Bに透過させる光の広がりを押さえるためものであり、色合成・投射レンズ系8によって効率のよい投射を実現する役割を果たすものである。
液晶パネル7R,7G,7Bは、ライトバルブとして機能するものであり、図面上には現れていないが複数の画素がマトリックス状に設けられたものである。これらの液晶パネル7R,7G,7Bは、画像信号に応じて各画素ごとに光の透過状態を選択することによって光強度変調を行ない、各色(R,G,B)ごとに目的とする光学像を形成するものである。
色合成光学系8は、ダイクロイック合成プリズム80および投射レンズ81を有しており、ダイクロイック合成プリズム80において各液晶表示パネル6R,6G,6Bによって形成された光学像を合成し、ダイクロイック合成プリズム70において合成されたカラーの光学像を、スクリーン40に投射するものである。
次に、投影型液晶表示装置の作用について説明する。
図10および図11に示すように、光源装置5からは、光源50Aを駆動させることにより複数の光束に分割された白色光がP偏光として出射される。
より具体的には、光源50Aからは、ランダムな偏光を含む白色光が出射され、この白色光がリフレクタ50Bによって略平行光化された後にフライアイレンズ52,53に入射する。フライアイレンズ52,53に入射した白色光は、複数の光束に分割された後、偏光変換素子54に入射する。偏光変換素子54においては、入射した白色光の偏光方向が揃えられ、P偏光として出射される。P偏光とされた白色光(P偏光白色光)は、集光レンズ55を透過してから光源装置5から出射される。
図10に示したように、光源装置5を出射したP偏光白色光は、色分離リレー光学系6によって白色光を赤色光(R)、緑色光(G)、および青色光(B)に分離された後に対応する液晶パネル7R,7G,7Bに入射される。
より具体的には、色分離リレー光学系6においては、ダイクロイックミラー60によって青色光(B)が反射・分離され、赤色光(R)および緑色光(G)が透過する。ダイクロイックミラー60において反射した青色光(B)は、全反射ミラー64によって反射された後、集光レンズ67Bを透過して液晶パネル7Bに入射する。
一方、ダイクロイックミラー60を透過した赤色光Rおよび緑色光(G)はダイクロイックミラー61に入射する。このダイクロイックミラー61では、緑色光(B)が反射される一方で赤色光(R)が透過する。ダイクロイックミラー61において反射された緑色光(G)は集光レンズ67Gを透過して液晶パネル7Bに入射する。ダイクロイックミラー61を透過した赤色光(R)は、リレーレンズ65、全反射ミラー62、リレーレンズ66、全反射ミラー63、および集光レンズ67Rを経て液晶パネル7Rに入射する。
液晶パネル7R,7G,7Bに入射した光(R,G,B)は、画像信号に基づいて光強度の変調が行なわれ、各色(R,G,B)ごとに画像信号に応じた光学像として色合成光学系7に入射する。
色合成・投射学系8では、ダイクロイック合成プリズム80によって各色(R,G,B)の光学像が合成されてカラー光学像とされ、このカラー光学像が投射レンズ81に入射される。投射レンズ81は、入射された合成光学像をスクリーン40に投射する。これにより、スクリーン40には、目的とするカラー画像が映し出される。
光源装置5では、先に説明した偏光変換素子1(図1ないし図4)と同様の作用を有する偏光変換素子54が採用されている。すなわち、光源装置5では、劣化の抑制された偏光変換素子54を使用しているために、偏光変換素子54の劣化に起因する経時的な出力低下を抑制することが可能となる。
さらに、先の光源装置5を採用した投射型液晶表示装置4では、光源装置5の経時的劣化が抑制されているために、光源装置5の出力低下に起因する画像の劣化を抑制することが可能となる。
本発明の光源装置および投影型液晶表示装置は、上述した実施の形態には限定されず、種々に変更可能である。たとえば、光学装置において、ロッドレンズを使用したインテグレータ光学系を採用してもよく、また投影型液晶表示装置においては、分離リレー光学系、色合成・投射光学系を構成する光学部品のレイアウトも種々に変更可能である。
本発明に係る偏光変換素子の一例を示す全体斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示した偏光変換素子の分解斜視図である。 図2に示した偏光変換素子の要部を拡大して示した断面図である。 図1ないし図4に示した偏光変換素子の製造方法を説明するための断面図である。 図1ないし図4に示した偏光変換素子の製造方法を説明するための断面図である。 図1ないし図4に示した偏光変換素子の製造方法を説明するための斜視図である。 図1ないし図4に示した偏光変換素子の製造方法を説明するための斜視図である。 本発明に係る偏光変換素子の他の例を示す断面図である。 本発明に係る投射型液晶表示装置の一例を示す概略構成図である。 図10に示した投射型液晶表示装置における光源装置の概略構成図である。 (a)は従来の偏光変換素子の一例を示す断面図であり、(b)はその要部を拡大して示した断面図である。 (a)は従来の偏光変換素子の他の例を示す断面図であり、(b)はその要部を拡大して示した断面図である。
符号の説明
1,3A,3B,3C 偏光変換素子
10 透光性部材(第1透光性部材)
10C (透光性部材の)溝
11 透光性部材(第2透光性部材)
12 偏光膜
14 位相差フィルム
14A (位相差フィルムの)側端面
14C (位相差フィルムの)光出射面
15,32A,32B 透光性カバー
16 接着層
16A (接着層の)端面
4 投射型液晶表示装置
5 光源装置
50A (光源装置の)光源
54 (光源装置の)偏光変換素子
7R,7G,7B 液晶パネル
8 色合成・投射光学系
P P偏向
S S偏向
W1 (位相差フィルムの)幅寸法
W2 (透光性部材の)幅寸法

Claims (12)

  1. P偏光およびS偏光のうち、一方の偏光を透過させるとともに他方の偏光を反射させる複数の偏光膜と、
    前記P偏光およびS偏光のうちのいずれか一方を、S偏光またはP偏光に変えるための複数の位相差フィルムと、
    前記位相差フィルムが接合された複数の第1透光性部材と、
    前記第1透光性部材との間に前記偏光膜を介在させた状態で、前記第1透光性部材に対して、接着層を介して接合された複数の第2透光性部材と、
    を備えた偏光変換素子であって、
    前記位相差フィルムは、前記接着層に接触することなく、少なくとも一部が埋設されていることを特徴とする、偏光変換素子。
  2. 前記第1透光性部材は、前記位相差フィルムを収容するための溝を備えており、
    前記位相差フィルムは、前記溝に収容されることによって、少なくとも一部が前記第1透光性部材に埋設されている、請求項1に記載の偏光変換素子。
  3. 前記第1透光性部材は、前記位相差フィルムよりも熱伝導性の高い材料により形成されている、請求項2に記載の偏光変換素子。
  4. 前記位相差フィルムにおける光出射面は、透光性カバーにより覆われている、請求項1ないし3のいずれかに記載の偏光変換素子。
  5. 前記透光性カバーは、前記位相差フィルムよりも熱伝導性の高い材料により形成されている、請求項4に記載の偏光変換素子。
  6. 前記透光性カバーは、前記接着層の端面に接触している、請求項4または5に記載の偏光変換素子。
  7. 前記透光性カバーは、前記複数の位相差フィルムうちの2以上の位相差フィルムについて、それらの光出射面を一括して覆っている、請求項4ないし6のいずれかに記載の偏光変換素子。
  8. 前記透光性カバーは、前記位相差フィルムの光出射面を個別に覆っている、請求項4ないし6のいずれかに記載の偏光変換素子。
  9. 前記透光性カバーは、低融点ガラスを用いて前記第1および第2透光性部材に接着されている、請求項4ないし8のいずれかに記載の偏光変換素子。
  10. 前記位相差フィルムの幅寸法は、前記第1透光性部材の幅寸法の80〜95%に設定されている、請求項1ないし9のいずれかに記載の偏光変換素子。
  11. 光源と、この光源から出射された光束の偏光方向を揃えて出射させるための偏光変換素子と、を備えた光源装置であって、
    前記偏光変換素子として、請求項1ないし10のいずれかに記載のものを使用することを特徴とする、光源装置。
  12. 偏光方向の揃った光を出射可能な光源装置と、前記光源装置から出射された光により、画像信号に応じた光学像を形成するための液晶パネルと、前記液晶パネルにより形成された光学像を投射するための投射光学系と、を備えた投射型液晶表示装置であって、
    前記光源装置として、請求項11に記載のものを使用することを特徴とする、投射型液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010008827A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Hitachi Ltd 投射型液晶表示装置および偏光変換素子
WO2013190959A1 (ja) * 2012-06-22 2013-12-27 旭硝子株式会社 ヘッドアップディスプレイ装置

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