JP2007101413A - 加速度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピエゾ抵抗検出型の加速度検出装置において、装置の大型化を招来することなく検出感度を向上させるとともに、各ホイートストーンブリッジにおける抵抗特性のミスマッチの影響を軽減する。
【解決手段】1組のホイートストーンブリッジXWBa,XWBbを、面内のある一方向(X方向)への加速度が加えられたときに、両ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxが互いに逆極性になり、上記面に垂直な方向(Z方向)への加速度が加えられたときに、両ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxが互いに同極性になるように配置する。また、両ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算器302と、両ホイートストーンブリッジの出力信号同士を減算する減算器303とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、ピエゾ抵抗効果によって加速度を検出する加速度検出装置に関するものである。
MEMS(Micro Electro-Mechanical System、微小電子機械システム)ベースのセンサは、半導体集積回路の加工への適合性、および、プロセススケーリングおよび大量生産によるコスト低減の可能性のため、その応用分野が急速に成長している。
MEMSに基づく加速度センサは、静電検出技術(Electrostatic sensing)およびピエゾ抵抗変化検出技術(piezoresistance change sensing)に基づいて開発されている。一般に、MEMS加速度計は、復元ばね(restoring springs)として作用する弾性ビーム(elastic beams)に支持された移動錘(moving mass)(プルーフマス(proof mass))によって構成される。力または加速度が加えられることにより、上記プルーフマスは、加えられた力または加速度に比例して平衡位置から移動し、その移動が支持ビームの撓みを発生させる。
図1は、非特許文献1に開示されている、静電検出型のMEMS加速度計を示すものである。このデバイスは、固定された櫛歯型部材(stationary comb fingers)に対するプルーフマスの位置変化を静電容量の変化として検知する。
図2は、特許文献1に開示されている、ピエゾ抵抗検出型の3軸加速度計を示すものである。このデバイスは、クローバー型に成形された5つの領域(14+12)を持つ、吊り下げられたプルーフマスを備えており、長さLcの4つの弾性ビームがプルーフマスを支持している。
各ビームの端部には、ピエゾ抵抗が、歪みが引き起こす抵抗値の変化(ΔR/R)を、
ΔR/R=πp×σx
として検出するホイートストン回路を形成するように配置されている。ここで、πpはビーム材料のピエゾ抵抗に関する係数であり、σxは加えられた加速度によって引き起こされる材料応力を示す。そして、σx〜axは、加えられた加速度axに比例した応力となる。さらに、Z方向およびX方向に加えられた加速度を検出するために、2組のピエゾ抵抗によるホイートストン回路が同一のビーム上に形成される。
図3は、図2に示した構造において、ビームの長さLcを増加させた場合の影響を示している。この図に示すように、信号の感度は、ビームの長さが長くなるのに伴って向上する。しかしながら、ビームの長さを長くすると、センササイズの増大およびコストの増大を招来する。したがって、デバイスサイズを増大させることなく、センサの感度を向上させることが望まれている。
図4および図5は、ピエゾ抵抗によって加速度の検出を行う3軸加速度計の他の例を示している。この3軸加速度計は、特許文献2に開示されているものである。この構成では、X方向およびY方向に直交する2組のビームが使用されている。
M. Lemkin and B.E.Boser, "A three-axis micromachined accelerometer with a CMOS position-sense interface and digital offset-trim electronics," IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol.14, No.4, pp.456-468, April 1999. 特開2002−296293号公報(公開日2002年10月9日) 特開2005−49320号公報(公開日2005年2月24日)
上記したように、特許文献1に開示されている従来のMESM加速度計では、支持ビームの長さによって感度が決定される。このため、感度を向上させるためには支持ビームを長くする必要があり、デバイスサイズの増大を招来する。
さらに、上記従来のMESM加速度計は、互いに同じ方向に延びる2つのビームから構成されており、これらのビームはそれぞれの終端でクランプされている(フレーム11およびコアマス12)。Z方向およびX方向に加えられた加速度を検出するために、X方向の検出用およびZ方向の検出用に、2組のピエゾ抵抗ホイートストーンブリッジが1つのビームに設けられる。しかしながら、この構成では、ビームの軸に沿ったアライメントが困難であり、抵抗特性のミスマッチやオフセット電圧が発生してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ピエゾ抵抗検出型の加速度検出装置において、装置の大型化を招来することなく検出感度を向上させるとともに、各ホイートストーンブリッジにおける抵抗特性のミスマッチの影響を軽減することにある。
本発明の加速度検出装置は、上記の課題を解決するために、錘部材と、支持部材と、上記錘部材と上記支持部材とを連結する可撓性部材と、上記可撓性部材に設けられる、抵抗素子からなるホイートストーンブリッジとを備え、上記錘部材の移動に起因する上記可撓性部材の機械的変形を上記ホイートストーンブリッジの出力信号の変化を用いて検出することによって加速度の大きさを検出する加速度検出装置であって、上記錘部材に第1方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が逆極性になり、上記第1方向に直交する第2方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が同極性となるように上記可撓性部材に備えられた、公称抵抗特性が互いに等しい少なくとも1組の第1ホイートストーンブリッジ対と、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算手段と、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算手段と、を備えてなることを特徴としている。例えば、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジは、上記第1方向および第2方向に直交する第3方向を軸として、互いに線対称となるように配置されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1方向への加速度が加えられた場合には、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号は互いに逆極性となるので、減算手段の出力は各ホイートストーンブリッジの出力信号の2倍になり、加算手段の出力は0になる。また、第2方向への加速度が加えられた場合には、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号は互いに同極性となるので、加算手段の出力は各ホイートストーンブリッジの出力信号の2倍になり、減算手段の出力は0になる。
これにより、上記第1方向および第2方向についての加速度の検出感度を、可撓性部材の長さを長くすることなく、従来の加速度検出装置よりも向上させることができる。また、第1ホイートストーンブリッジ対によって第1方向および第2方向への加速度を互いに分離して検出できるので、上記2方向の加速度を検出するためのホイートストーンブリッジをそれぞれ別個に備える構成よりも装置サイズを小型化でき、製造コストを低減できる。また、検出感度が高いので、各ホイートストーンブリッジの出力信号の信号処理(例えば、増幅処理,演算処理など)を行う信号処理回路の消費電力を低減できる。また、共通のホイートストーンブリッジ(第1ホイートストーンブリッジ対)を用いて第1方向および第2方向の加速度を検出できるので、両方向について互いに同じ検出特性を実現できる。すなわち、抵抗特性のミスマッチの影響を軽減することができる。
また、上記の構成に加えて、上記第1方向および第2方向に直交する第3方向への加速度を検出するためのホイートストーンブリッジをさらに備えている構成としてもよい。これにより、第1方向〜第3方向の3方向についての加速度を検出する3軸加速度検出装置を実現できる。
この場合、上記第3方向への加速度を検出するためのホイートストーンブリッジを1つのみ備える構成であってもよい。これにより、簡単な構成で3軸加速度検出装置を実現できる。
また、上記錘部材に上記第3方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が逆極性になり、上記第2方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が同極性となるように上記可撓性部材に備えられた、公称抵抗特性が互いに等しい少なくとも1組の第2ホイートストーンブリッジ対と、上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算手段と、上記ホイートストーンブリッジBを構成する各ホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算手段と、を備えてなる構成としてもよい。例えば、上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジは、上記第1方向を軸として、互いに線対称となるように配置されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、上記第1方向および第2方向に加えて、上記第3方向についても、装置サイズの大型化を伴うことなく検出感度を向上させることができる。
また、この場合、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの公称抵抗特性と、上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの公称抵抗特性とが等しい構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1〜第3の各方向についての加速度の検出感度を揃えることができる。
また、上記抵抗素子は、ピエゾ抵抗材料を上記可撓性部材に取り付けたものであってもよい。
あるいは、上記可撓性部材は半導体材料からなり、上記抵抗素子は、上記可撓性部材と同じ半導体材料に埋め込まれてなる構成であってもよい。上記の半導体材料としては、例えばシリコンを用いることができる。
以上のように、本発明の加速度測定装置は、上記錘部材に第1方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が逆極性になり、上記第1方向に直交する第2方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が同極性となるように上記可撓性部材に備えられた、公称抵抗特性が互いに等しい少なくとも1組の第1ホイートストーンブリッジ対と、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算手段と、上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算手段と、を備えている。
それゆえ、加速度検出装置の大型化を招来することなく検出感度を向上させるとともに、抵抗特性のミスマッチの影響を軽減することができる。
本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、本発明を図4に示したセンサ構造に適用する場合について説明するが、これに限るものではなく、本発明は任意の種類のピエゾ抵抗を用いたセンサ構造に適用できる。
図4は、本実施形態にかかる加速度計(加速度検出装置)に備えられるセンサ部の構成を示す斜視図である。この図に示すように本加速度計に備えられるセンサ部は、同じ材料からなるプルーフマス(錘部材)102および可撓性のビーム(可撓性部材)103〜106,203〜206とともにSOI(Silicon-On-Insulator)基板上に形成される。また、プルーフマス102の側方を取り囲むように支持フレーム101が設けられており、支持フレーム101とプルーフマス102とは、ビーム103〜106,203〜206によって連結されている。
上記SOI基板は、上面のSi層と、バリア酸化物(BOX)層と、底面のSi基板とから構成されている(いずれも図示せず)。SOI基板における各層の厚みは、典型的には、上面のSi層が2μm〜10μm、BOX層が0.5μm〜1μm、底面のSi基板が500μm〜600μmである。ただし、各層の厚みはこれに限るものではない。図5は、プルーフマス102およびビーム103〜106,203〜206の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、プルーフマス102は断面が一辺の長さaの正方形で、高さがTの角柱状の形状(prismatic shape )を有している。プルーフマス102の高さTは、300μm〜650μmに設定されており、典型的には、基板の厚みと同じに設定されている。
ビーム103〜106,203〜206は、プルーフマス102の厚さTよりも十分に薄く、プルーフマス102から突出するように取り付けられている。具体的には、プルーフマス102の上面がなす正方形の各辺の中心から、この上面に平行かつ各辺に直交する方向に突出する突出部が設けられており、各ビームは、一端がこの突出部に接続され、各辺に平行な方向に延在するように配設されている。また、各ビームの他端は、支持フレーム101に接続されている。ビーム103〜106,203〜206の厚さtは、典型的には、3μm〜10μmであり、幅wは、典型的には、20μm〜100μmである。ただし、厚さtおよび幅wの値はこれに限るものではない。ビーム103〜106,203〜206の長さLは、要求される機能の特性(例えば、感度)に従って設計される。典型的な長さLの範囲は、100μm〜1000μmである。なお、各ビーム103〜106,203〜206は、互いに同形状である。
また、図5に示すように、プルーフマス102の上面と各ビームの上面とは同一平面であり、プルーフマス102の重心は、ビーム103〜106,203〜206を含む平面から下方にずらされている。
支持フレーム(支持部材)101は、プルーフマス102の側方を取り囲んでいる。また、支持フレーム101には、上記したように各ビームの一端が接続されている。すなわち、支持フレーム101は、ビーム(サポートビーム)103〜106,203〜206の支持部材(anchor)として機能する。
図6は、ビーム103〜106,203〜206に備えられる、ピエゾ抵抗からなるホイートストーンブリッジを示す回路図である。加速度を検知するために、ピエゾ抵抗は、各ビームのクランプされた端部に設けられる。なお、これらの各ピエゾ抵抗は全て等しい公称抵抗値(nominal values)を有している。これらのピエゾ抵抗は、加速度が引き起こす変位(displacement)と機械的なストレス(応力)とを電気信号に変換するために、ホイートストーンブリッジを形成するように接続されている。
具体的には、図6に示すように、X方向の加速度を検出するために、ビーム103の両端部にピエゾ抵抗R2ax,R4axがそれぞれ設けられ、ビーム104の両端部にピエゾ抵抗R1ax,R3axがそれぞれ設けられている。ピエゾ抵抗R2axの一端とピエゾ抵抗R4axの一端とが互いに接続され、ピエゾ抵抗R1axの一端とピエゾ抵抗R3axの一端とが互いに接続されている。また、ピエゾ抵抗R1axの他端およびピエゾ抵抗R4axの他端には定電圧Vccが供給され、ピエゾ抵抗R2axの他端およびピエゾ抵抗R3axの他端はグランド(GND)に接続されている。これにより、ホイートストーンブリッジXWBaが形成され、ピエゾ抵抗R1ax・R3ax間の電位Vo1axと、ピエゾ抵抗R2ax・R4ax間の電位Vo2axとの電位差がこのホイートストーンブリッジXWBaの出力信号Vaxとなる。
同様に、ビーム105の両端部にピエゾ抵抗R1bx,R3bxがそれぞれ設けられ、ビーム106の両端部にピエゾ抵抗R2bx,R4bxがそれぞれ設けられ、これらのピエゾ抵抗によって出力信号Vbxを出力するホイートストーンブリッジXWBbが形成されている。
また、Y方向の加速度を検出するために、ビーム205の両端部にピエゾ抵抗R1by,R3byがそれぞれ設けられ、ビーム206の両端部にピエゾ抵抗R2by,R4byがそれぞれ設けられ、これらのピエゾ抵抗によって出力信号Vayを出力するホイートストーンブリッジYWBaが形成されている。同様に、ビーム203の両端部にピエゾ抵抗R2ay,R4ayがそれぞれ設けられ、ビーム204の両端部にピエゾ抵抗R1ay,R3ayがそれぞれ設けられ、これらのピエゾ抵抗によって出力信号Vbyを出力するホイートストーンブリッジYWBbが形成されている。
これにより、ホイートストーンブリッジXWBaとホイートストーンブリッジXWBbとは、公称抵抗特性が等しく、Y方向を軸として互いに線対称に配置される。また、ホイートストーンブリッジYWBaとホイートストーンブリッジYWBbとは、公称抵抗特性が等しく、X方向を軸として互いに線対称に配置される。
また、上記の各ピエゾ抵抗は、ビーム103〜106,203〜206の半導体材料の表面に形成される。ピエゾ抵抗の形成方法は特に限定されるものではなく、従来からよく知られている技術を用いてもよい。
また、従来からよく知られているように、半導体基板,ビーム,P型導電性のピエゾ抵抗としてSiを用いる場合、各ピエゾ抵抗は<110>方向に配向(oriented)し、ピエゾ抵抗を流れる電流もまた<110>方向に流れる。その結果、ピエゾ抵抗効果の最大化が引き起こされる。特に、上記SOIの上面のSi層が、(100)面に結晶配向(crystallographic orientation)を有し、1015at/cm〜1016at/cmの濃度でドープされたn型導電性である場合にはピエゾ抵抗効果の最大化が引き起こされやすい。
ピエゾ抵抗は、1×1017〜1×1018at/cmの不純物ドーピング濃度でホウ素イオンを埋め込んでP型拡散抵抗を形成することによって構成される。図6に示したように、ピエゾ抵抗は、ホイートストーンブリッジを形成するように配置される。
なお、ビームおよびピエゾ抵抗をN型導電性シリコン上に<100>または<001>方向に配向するように形成してもよい。その場合、特許文献2に開示されているデバイスよりも約50%高い感度を面積の増大を招来することなく提供できる。
本実施形態では、検出抵抗(sensing resistors)の配置方法および加速度の検出(retrieving)方法を紹介する。この技術により、
(a)「与えられたセンササイズにおいて、感度を向上させることができる」
(b)「X方向またはY方向の加速度検出のための抵抗と同じ抵抗を用いてZ方向の加速度を検出できる」といった有利な効果が得られる。すなわち、Z方向の加速度信号を感知するための個別のホイートストーンブリッジは必要ない。
図6に示したデバイス構造では、X方向の加速度検出とY方向の加速度検出のために、2組のビームが設けられており、その結果、ピエゾ抵抗からなる複数のホイートストーンブリッジが各方向のために配置されている。
X方向の加速度を検出するためのビームには、2組のホイートストーンブリッジ(XWBa(R1ax,R2ax,R3ax,R4ax)およびXWBb(R1bx,R2bx,R3bx,R4bx))が設けられている。また、Y方向の加速度を検出するためのビームには、2組のホイートストーンブリッジ(YWBa(R1ay,R2ay,R3ay,R4ay)およびYWBb(R1by,R2by,R3by,R4by))が設けられている。
図7は、X方向の加速度を検出するためのダブルホイートストーンブリッジ(2組のホイートストーンブリッジ)、および、X方向およびZ方向の信号を検出するためにピエゾ抵抗の不均衡を増幅する信号調整増幅回路(signal conditioning amplifiers、信号調整回路(signal conditioning circuit))300の構成を示す回路図である。
この図に示すように、信号調整回路300は、増幅器301a,301b、加算器302、減算器303を備えている。増幅器301aは、ホイートストーンブリッジXWBaの出力信号Vaxを増幅して得られる出力信号Voaを加算器302および減算器303に出力する。増幅器301bは、ホイートストーンブリッジXWBbの出力信号Vbxを増幅して得られる出力信号Vobを加算器302および減算器303に出力する。また、加算器302はV0aとVobとを加算して出力信号Voxを出力し、減算器303はVoaからVobを減算して出力信号Vobを出力する。
なお、これらの加算処理および減算処理は、アナログ領域で行ってもよく、デジタル領域で行ってもよい。後者の場合、増幅器301aおよび301bのアナログ出力信号をA/D変換器によってデジタル信号に変換してから加算器302および減算器303に入力するようにすればよい。また、信号調整回路300の構成は図7に示した構成に限定されるものではなく、例えば図8に示すように、上記の加算処理および減算処理を、オペアンプを用いて行う構成としてもよい。
ダブルホイートストーンブリッジXWBaおよびXWBbによる検出動作についてより詳細に説明する。
各ホイートストーンブリッジXWBa(R1ax、R2ax、R3axおよびR4ax)およびXWBb(R1bx、R2bx、R3bxおよびR4bx)から出力される信号は、それぞれ、VaxおよびVbxである。ここで、ホイートストーンブリッジXWBaおよびXWBbは、上記したように、公称抵抗特性が互いに等しく、かつ、Y方向を軸として互いに線対称に配置されている。このため、X方向の力または加速度が加えられたとき、ホイートストーンブリッジXWBaおよびXWBbの出力は、互いに同じ大きさで逆極性になる(Vax=−Vbx)。また、Z方向の力または加速度(stimulus)が加えられたとき、両抵抗ブリッジ(両ホイートストーンブリッジ)は、同じように曲がり(bend)、その結果、Vax=Vbxとなる。
図7に示す信号調整回路の第1段(A1)(増幅器301aおよび301b)は、両抵抗ブリッジからの出力信号Vax,Vbxを増幅する。これにより、第1段(A1)の出力信号はVoa=A1・Vax、Vob=A1・Vbxとなる。
その後、これらの出力信号は、第2段(A2)(加算器302および減算器303)において加算処理および減算処理される。つまり、第2段(A2)の出力信号は、Vox=A1・(Vax−Vbx)、Voz=A1・(Vax+Vbx)となる。
これにより、X方向の力または加速度が与えられた場合、Vax=−Vbxとなるので、第2段(A2)の出力信号はVox=2・A1・Vax、Voz=0となる。一方、Z方向の力または加速度が与えられた場合、Vax=Vbxとなるので、第2段(A2)の出力信号はVox=0、Voz=2・A1・Vaxとなる。
したがって、X方向およびZ方向に加えられる力および加速度を、ピエゾ抵抗からなる1組のホイートストーンブリッジXWBaおよびXWBbで検出できる。すなわち、1組のホイートストーンブリッジXWBaおよびXWBbと、信号調整回路300とを用いることにより、X方向の加速度とZ方向の加速度とを分離して検出できる。
なお、図7には、X方向およびZ方向の信号検出を行うための構成を示したが、Y方向(Y方向およびZ方向)の検出のためにも同様の構成が使用される。
以上のように、本実施形態にかかる加速度計は、1組のホイートストーンブリッジXWBa,XWBbが、面内のある一方向(X方向)への加速度(または力)が加えられたときに、両ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxが互いに逆極性(antiphase)になり、上記面に垂直な方向(Z方向)への加速度が加えられたときには、両ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxが互いに同極性(in-phase)になるように配置されている。また、両ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算器302と、両ホイートストーンブリッジの出力信号同士を減算する減算器303とを備えている。
これにより、X方向への加速度が加えられた場合には、減算器303の出力信号Voxは、各ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxに応じた信号(本実施形態では出力信号Vax,Vbxを増幅したVoa,Vob)の2倍になり、加算器302の出力信号Vozは0になる。また、Z方向への加速度が加えられた場合には、加算器302の出力信号Vozは、各ホイートストーンブリッジの出力信号Vax,Vbxに応じた信号の2倍になり、減算器303の出力信号Voxは0になる。
このため、本実施形態にかかる加速度計によれば、以下に示す(1)〜(4)の効果を得ることができる。
(1)各方向についての検出感度を、ビームの長さを長くすることなく(センサの大型化を招来することなく)、従来の加速度センサよりも向上させることができる。
(2)1組のホイートストーンブリッジによって直交する2方向の加速度を互いに分離して検出することができるので、上記2方向の加速度を検出するためのホイートストーンブリッジをそれぞれ別個に備える構成よりも、センサの大きさを小型化することができる。また、それによって製造コストを低減できる。
(3)検出感度が高いので、信号処理回路の消費電力を低減できる。
(4)共通のホイートストーンブリッジ(XWBaおよびXWBb)を用いてX方向およびZ方向の加速度を検出できるので、両方向について互いに同じ応力(ストレス)−電気(出力信号)特性で検出できる。
また、本実施形態にかかる加速度計は、Y方向の加速度を検出するために、ホイートストーンブリッジXWBa,XWBbと同じ構成からなる1組のホイートストーンブリッジYWBa,YWBbと、信号調整回路300とを備えている。
このため、Y方向についても、センサの大型化を伴うことなく検出感度を向上させることができる。また、X,Y,Zの各方向についての検出感度を揃えることができる。
なお、本実施形態では、Y方向(Y方向およびZ方向)の加速度を検出するために、1組のホイートストーンブリッジYWBa,YWBbを備えているが、これに限るものではない。例えば、これらのホイートストーンブリッジおよびY方向用の信号調整回路を省略し、X方向およびZ方向の2方向の加速度を検出する構成としてもよい。
また、ホイートストーンブリッジYWBa,YWBbのいずれか一方を省略し、1つのホイートストーンブリッジを用いてY方向の加速度を検出する構成としてもよい。これにより、加速度計の構成を簡略化することができる。なお、この構成では、Y方向用の信号調整回路は、加算器302および減算器303を備えない構成としてもよい。
また、本実施形態では、直交する2方向(X方向およびZ方向)の加速度を検出するために、1組の(2つの)ホイートストーンブリッジを用いる構成について説明したが、これに限るものではない。本発明の概念は、2組以上のホイートストーンブリッジを用いて直交する2方向の加速度を検出する構成に拡張することもでき、その場合には、より強度な検出信号を得ることができる。この場合、各組のホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算器と、各組のホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算器とを設け、各加算器および各減算器の演算結果を用いてX方向およびY方向の加速度を検出すればよい。また、Y方向(Y方向およびZ方向)についても同様に、2組以上のホイートストーンブリッジを用いて加速度を検出する構成としてもよい。
また、本実施形態にかかる検出方法は、非半導体センサに適用することもできる。例えば、引張ゲージセンサなどに適用することもできる。
また、本実施形態にかかる加速度計(3軸MEMS加速度計デバイス)を実装するために、例えば、MEMSの製造のために標準的に用いられる、従来の半導体ICプロセスとディープRIEプロセスとを組み合わせて用いてもよい。
また、本実施形態では、支持フレーム101およびプルーフマス102の平面形状を正方形としている。正方形形状とすることにより、X方向およびY方向の検出感度の均等化が容易であるといった利点があるものの、支持フレーム101およびプルーフマス102の形状はこれに限るものではなく、例えば矩形形状、平行四辺形、ひし形などにしてもかまわない。
また、本実施形態では、各ビームの形状や数についても、本実施形態に記載した例に限るものではない。ただし、少なくとも1組のホイートストーンブリッジについては、ある一方向への加速度が加えられたときに両ホイートストーンブリッジの出力信号が互いに逆極性になり、上記一方向に垂直な方向への加速度が加えられたときに両ホイートストーンブリッジの出力信号が互いに同極性になるように配置する必要がある。このため、上記少なくとも1組のホイートストーンブリッジが備えられる各ビームについては、互いに同形状・同材料で、かつ、互いに平行に配置されることが好ましい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、ピエゾ抵抗効果によって加速度を検出する加速度検出装置に適用できる。本発明の加速度検出装置を用いて、例えば、加速度検出、方位検出(direction detection)などを行える。
従来の静電検出型のMEMS加速度計の斜視図である。 従来のピエゾ抵抗検出型の3軸加速度計の一例を示す斜視図である。 図2に示した3軸加速度計において、ビームの長さを増加させた場合の感度の変化を示すグラフである。 従来のピエゾ抵抗検出型の3軸加速度計の他の例を示す斜視図である。 図4に示した3軸加速度計に備えられるプルーフマス(102)およびビーム(103,104,105,106,203,204,205,206)の詳細を示す斜視図であり、図4に示した構成からフレーム(101)を省略した図である。 本発明の加速度検出装置に備えられるピエゾ抵抗ダブルホイートストーンブリッジを示す回路図である。 本発明の加速度検出装置に備えられる信号調整回路の構成を示す回路図である。 本発明の加速度検出装置に備えられる信号調整回路の構成を示す回路図であり、オペアンプを用いて加算処理および減算処理を行う場合の回路図である。
符号の説明
101 支持フレーム(支持部材)
102 プルーフマス(錘部材)
103〜106,203〜206 ビーム(可撓性部材)
300 信号調整回路
301a,301b 増幅器
302 加算器(加算手段)
303 減算器(減算手段)
R1ax〜R4ax,R1bx〜R4bx ピエゾ抵抗(抵抗素子)
R1ay〜R4ay,R1by〜R4by ピエゾ抵抗(抵抗素子)
A1 第1段
A2 第2段
XWBa,XWBb ホイートストーンブリッジ(第1ホイートストーンブリッジ対)
YWBa,YWBb ホイートストーンブリッジ(第2ホイートストーンブリッジ対)

Claims (10)

  1. 錘部材と、支持部材と、上記錘部材と上記支持部材とを連結する可撓性部材と、上記可撓性部材に設けられる、抵抗素子からなるホイートストーンブリッジとを備え、上記錘部材の移動に起因する上記可撓性部材の機械的変形を上記ホイートストーンブリッジの出力信号の変化を用いて検出することによって加速度の大きさを検出する加速度検出装置であって、
    上記錘部材に第1方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が逆極性になり、上記第1方向に直交する第2方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が同極性となるように上記可撓性部材に備えられた、公称抵抗特性が互いに等しい少なくとも1組の第1ホイートストーンブリッジ対と、
    上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算手段と、
    上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算手段と、を備えてなることを特徴とする加速度検出装置。
  2. 上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジは、
    上記第1方向および第2方向に直交する第3方向を軸として、互いに線対称となるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の加速度検出装置。
  3. 上記第1方向および第2方向に直交する第3方向への加速度を検出するためのホイートストーンブリッジをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の加速度検出装置。
  4. 上記第3方向への加速度を検出するためのホイートストーンブリッジを1つのみ備えていることを特徴とする請求項3に記載の加速度検出装置。
  5. 上記錘部材に上記第3方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が逆極性になり、上記第2方向への加速度が加えられたときに互いの出力信号が同極性となるように上記可撓性部材に備えられた、公称抵抗特性が互いに等しい少なくとも1組の第2ホイートストーンブリッジ対と、
    上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの出力信号同士を加算する加算手段と、
    上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジのうち一方の出力信号から他方の出力信号を減算する減算手段と、を備えてなることを特徴とする請求項3に記載の加速度検出装置。
  6. 上記第2ホイートストーンブリッジ対は、
    上記第1方向を軸として、互いに線対称となるように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の加速度検出装置。
  7. 上記第1ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの公称抵抗特性と、上記第2ホイートストーンブリッジ対を構成する各ホイートストーンブリッジの公称抵抗特性とが等しいことを特徴とする請求項5に記載の加速度検出装置。
  8. 上記抵抗素子は、ピエゾ抵抗材料を上記可撓性部材に取り付けたものであることを特徴とする請求項1に記載の加速度検出装置。
  9. 上記可撓性部材は半導体材料からなり、
    上記抵抗素子は、上記可撓性部材と同じ半導体材料に埋め込まれてなることを特徴とする請求項1に記載の加速度検出装置。
  10. 上記半導体材料は、シリコンであることを特徴とする請求項9に記載の加速度検出装置。
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