JP2007097408A - 小動物あるいは害虫捕獲具 - Google Patents

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Abstract

【課題】小動物や害虫の入口たる開口部をできるだけ広く維持することができ、しかも上方からの応力に強くて潰れにくく、捕獲効果を確実に高く維持することができる捕獲具を提供する。
【解決手段】中央部台紙3に連設された左右の側部台紙4a、4bとを有し、少なくとも前記中央部台紙の上面に粘着剤層2が形成され、前記左右の側部台紙の遊端辺部に、互いに係合可能な雌雄の係合部8、9が形成され、これら係合部が互いに嵌め合わされることにより角筒状に形成される小動物あるいは害虫捕獲具において、前記雄係合部9は、前記遊端辺部から突出し、基部よりも横幅の大なる最大幅部を有し、前記雌係合部8は、前記遊端辺と平行をなし、前記雄係合部の最大幅部が挿通可能な横長のスリット14を有し、前記雌雄の係合部を嵌め合わせた状態において、前記雌係合部が雄係合部を湾曲した状態で保持するように構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明はねずみ等の有害な小動物あるいはごきぶり等の害虫を粘着剤によって捕える捕獲具に関する。
粘着剤を用いてねずみ等の小動物を捕獲する器具は、従来から各種のものがあり、粘着剤を上面に塗布した台紙を折って筒状に組み立て、筒状内部に小動物を捕らえるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
上述のように、筒状に組み立てるものの場合、筒の軸線方向両端における開口部が小動物の入口となるため、この開口部はできるだけ広い状態を維持できるようにする必要がある。
しかしながら、両端部が開口する筒状体であることから、当然のことながら上方からの応力に脆弱であり、使用の経過とともに徐々に上部が下がってきて開口面積が小となったり、あるいは上から物を落とした場合に簡単に潰れてしまって、上部内面が粘着剤に付着してしまったりということが往々にしてあり、小動物の捕獲効果が減殺されたり、捕獲具自体が使えなくなったりというケースがあった。
特開2001−136891号公報(第1〜4頁、図1〜9)
本発明は、小動物や害虫の入口たる開口部をできるだけ広く維持することができ、しかも上方からの応力に強くて潰れにくく、捕獲効果を確実に高く維持することができる捕獲具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る小動物あるいは害虫捕獲具は、中央部台紙と、この中央部台紙に連設された左右の側部台紙とを有し、少なくとも前記中央部台紙の上面に粘着剤層が形成され、前記左右の側部台紙の遊端辺部に、互いに係合可能な雌雄の係合部が形成され、これら係合部が互いに嵌め合わされることにより角筒状に形成される小動物あるいは害虫捕獲具において、前記雄係合部は、前記遊端辺部から突出し、基部よりも横幅の大なる最大幅部を有し、前記雌係合部は、前記遊端辺と平行をなし、前記雄係合部の最大幅部が挿通可能な横長のスリットを有し、前記雌雄の係合部を嵌め合わせた状態において、前記雌係合部が雄係合部を湾曲した状態で保持するように構成したものとしてある。
本発明の請求項2に係る小動物あるいは害虫捕獲具は、前記雌係合部が、前記雄係合部の横幅亘り中央部を押圧する突起を有することを特徴としている。
本発明の請求項3に係る小動物あるいは害虫捕獲具は、前記雌係合部が、前記スリットにおける遊端辺側の一片から遊端辺に続く2本の切り込みを有することを特徴としている。
本発明の請求項4に係る小動物あるいは害虫捕獲具は、前記雌係合部が、前記スリットにおける遊端辺側の一片から遊端辺に続く2本の切り込みを有し、この2本の切り込みの間隔は、前記突起の幅とほぼ同じかこの幅よりも大とすることを特徴としている。
本発明の請求項5に係る小動物あるいは害虫捕獲具は、前記雌係合部を、スリットにおける前記遊端辺とは反対側の一片を折り線として連続するフラップを有し、このフラップを折り曲げることによって前記スリットが形成されるように構成したものとしてある。
本発明によれば、雌雄の係合部を嵌め合わせると、雄側の係合部がその差し込み方向を軸として湾曲した状態で保持されるので、雄側の係合部が平坦な状態で保持された場合に比して格段に上方からの応力に対する強度が増大し、全体としての剛性を向上せしめることができ、また、雌雄の係合部どうしの係合強度の向上も期すことができる。
したがって、上から落ちた物によって押し潰されて使えなくなったり、台紙の強度低下にともなって開口面積が小となったりするおそれが少なくなり、捕獲効果を長期間維持することができる。
また、雌係合部にフラップを有するものでは、フラップを折り曲げることによってスリットを形成するので、折り曲げたフラップが雌雄の係合部を補強し、さらなる剛性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る捕獲具の実施例を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る捕獲具は、ボール紙等よりなる台紙1の上面に耐水または耐油コートを施してあり、その上に前後左右辺部の非粘着部を除いて粘着剤層2を形成してあって、この粘着剤層2は横断面が山と谷の連続する波型に形成されていて、粘着剤層2の最大厚さを台紙の厚さよりも小なるものとしてある。
台紙1は中央部台紙3と、その左右に側部台紙4a、4bが形成され、中央部台紙3と側部台紙4a、4b間に背部5を折目6aによって形成してある。
前記中央部台紙3の前後辺部には折り重ね枠片7aを折目6bによって形成してあり、また、左右の側部台紙4a、4bの各前後辺部にも折り重ね枠片7b、7bを折目6cによって形成してあって、中央部台紙の折り重ね枠片7aと側部台紙の折り重ね枠片7bとは前記背部5の部位で不連続となるよう独立して形成されている。
左右の側部台紙4a、4bの各遊端辺部にはそれぞれ互いに係合し得る雌係合部8と雄係合部9が形成されていて、雌係合部8は2本の切り込み線で区画されるフラップ8aを折目8bから台紙の上面側(粘着剤層2側)へ折り込むことにより係合用のスリット14が形成されるようになっており、また、前記雄係合部9は右側部台紙4bの外端辺における雄係合部9に並ぶ折り込み片10を折目10aから台紙の上面側へ折り込むことにより右側部台紙4bの遊端辺から突出させられるようにしてある。
前記雄係合部9は小幅首部9aに続いて大幅頭部9bが形成されていて、この大幅頭部9bは先細りとなっているが、最大幅部は前記雌係合部8の係合用スリット14の幅と同じかわずかに大となっている。
前記中央部台紙3の左右辺部寄りには折目11、11により、中央の底板部12と左右の腰板部13、13に区画されていて、前記折目11は折り重ね枠片7aを含む中央部台紙3の前後幅亘りに形成されており、折り重ね枠片7aを前後に広げた状態、すなわち図1に示す展開斜視図の状態において、前記折目11から左右の腰板部13、13を台紙の上面側へ立ち上げることができるようになっている。
しかして、前記雌係合部8におけるスリット14は、雄係合部9を湾曲した状態で保持できる構成のものとしてあって、スリット14の遊端辺とは反対側の辺の中央に突起15を設けてあり、この突起によって雄係合部9の中央部を下方から押し上げた状態で保持することにより、雄係合部をその差込方向を軸として湾曲させるようになっている。
なお、前記雄係合部9を湾曲した状態で保持する手段としては、上述した突起15によるほかに、スリット14自体を例えば円弧状のように湾曲した形状や、折れ線状のものとする場合もある。
上述のように構成した本発明のねずみ取りは、運搬、保管、販売の際には台紙1を前後の折り重ね枠片7a、7bを折目6b、6cで台紙1の上面に折り返し、次いで左右の側部台紙4a、4bを中央部台紙3側へ折り曲げ、各側部台紙4a、4bの折り重ね枠片7b、7bを中央部台紙3の折り重ね枠片7aへ重ねて観音扉状に三つ折りにする。
上述した三つ折りの状態において、側部台紙4a、4bの粘着剤と中央部台紙3の粘着剤とが向かい合わせになるが、側部台紙4a、4bと中央部台紙3との間の間隔は前後の折り重ね枠片7a、7bおよび背部5によって少なくとも台紙の厚さの2倍以上に離間されていて、台紙の厚さは粘着剤層2の最大厚さよりも大であるから、側部台紙4a、4bの粘着剤と中央部台紙3の粘着剤とが粘り着くことはまずない。
また、中央部台紙3の底板部12と腰板部13との間の折目11は、中央部台紙の上面側へ折り返されている折り重ね枠片7aによって折れ止めされ、中央部台紙が折れ曲がったり撓んだりすることがないようになっている。
上述した構成の捕獲具を使用する際には、上述した三つ折りの状態から、まず左右の側部台紙4a、4bを観音開き様に開き、さらに図1のごとく前後の各折り重ね枠片7a、7bも開いてフラットな1枚物に展開する。
次ぎに、左の側部台紙4aにおける雌係合部8のフラップ8aを折目8bから切り起し、また、右の側部台紙4bにおける折り込み片10を折目10aから折り込む。
そして、中央部台紙3における左右の腰板部12、12を折目11で台紙1の上面側に折って立ちあげ、さらに左右の側部台紙4a、4bを拝み合わせにした状態で各側部台紙の雌雄の係合部8、9を係合せしめて屋根部16を形成し、筒状体に形成する。
上述のように筒状体に形成した捕獲具は、例えばねずみ等の捕獲対象の出そうな場所(部屋の隅など)に置いて使用し、必要に応じて粘着剤層2の上に捕獲対象の好む餌を載せておく。
捕獲対象は、例えばねずみの場合、部屋の隅あるいは溝やトンネル状の狭い通路を通りたがる習性があり、ねずみは部屋の隅に設置してある筒状にした本発明の捕獲具の中へ入り込む。
したがって、上述した構成のものでは入口たる開口部の形状が広い状態で安定的に維持されるので、捕獲効果を高く保つことができる。
そして捕獲対象は粘着剤層2の箇所まで入ると、中央部台紙3の粘着剤層2に足を取られ、しかも屋根部14の内側、すなわち側部台紙4a、4bの粘着剤層2が捕獲対象の背中に粘り着き身動きができなくなって捕獲される。
なお、本発明の捕獲具は、図1示されるようなフラットな状態でそのまま床に置いて使用する場合もある。
本発明に係る捕獲具の実施例を示す斜視図。 雌雄の係合部を示す斜視図。 本発明に係る捕獲具を筒状に組み立てた状態を示す斜視図。 本発明に係る捕獲具の縦断側面図。
符号の説明
1 台紙
2 粘着剤層
3 中央部台紙
4a、4b 側部台紙
5 背部
6a、6b、6c 折目
7a、7b 折り重ね枠片
8 雌係合部
9 雄係合部
10 折り込み片
11 折目
12 底板部
13 腰板部
14 スリット
15 突起
16 屋根部

Claims (5)

  1. 中央部台紙と、この中央部台紙に連設された左右の側部台紙とを有し、少なくとも前記中央部台紙の上面に粘着剤層が形成され、前記左右の側部台紙の遊端辺部に、互いに係合可能な雌雄の係合部が形成され、これら係合部が互いに嵌め合わされることにより角筒状に形成される小動物あるいは害虫捕獲具において、前記雄係合部は、前記遊端辺部から突出し、基部よりも横幅の大なる最大幅部を有し、前記雌係合部は、前記遊端辺と平行をなし、前記雄係合部の最大幅部が挿通可能な横長のスリットを有し、前記雌雄の係合部を嵌め合わせた状態において、前記雌係合部が雄係合部を湾曲した状態で保持するように構成してなる小動物あるいは害虫捕獲具。
  2. 前記雌係合部は、前記雄係合部の横幅亘り中央部を押圧する突起を有することを特徴とする請求項1に記載の小動物あるいは害虫捕獲具。
  3. 前記雌係合部は、前記スリットにおける遊端辺側の一片から遊端辺に続く2本の切り込みを有することを特徴とする請求項1に記載の小動物あるいは害虫捕獲具。
  4. 前記雌係合部は、前記スリットにおける遊端辺側の一片から遊端辺に続く2本の切り込みを有し、この2本の切り込みの間隔は、前記突起の幅とほぼ同じかこの幅よりも大とすることを特徴とする請求項2に記載の小動物あるいは害虫捕獲具。
  5. 前記雌係合部は、スリットにおける前記遊端辺とは反対側の一片を折り線として連続するフラップを有し、このフラップを折り曲げることによって前記スリットが形成されるように構成してなる請求項1に記載の小動物あるいは害虫捕獲具。
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