JP2007096390A - スピーカシステムおよびスピーカ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】反射板を設けて反射を制御し、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないようにしたスピーカシステム及びスピーカ装置を提供する。
【解決手段】反射板4で反射した音声ビームが指向地点pである会議出席者h1を含めた領域に向かうように指向方向が制御される。指向地点pは装置本体2の上面のライン延長線上に存在する。また、指向地点pに到達する音声ビームの幅寸法が、会議出席者h1をカバーする幅寸法xになるように制御される。即ち、この音声ビームが反射板4で反射され、音声ビームが広がりをもって指向地点pに幅寸法xで到達するよう制御される。このような音声ビームの指向方向及びビーム幅を実現するため、遅延時間D1〜D8が実線矢印で示すような値に設定される。焦点P´は、反射板4の底面を中心線として音声ビームの焦点Pと線対称の位置にある。音声ビームは、焦点P´1点に集音するよう伝播する。
【選択図】 図5
【解決手段】反射板4で反射した音声ビームが指向地点pである会議出席者h1を含めた領域に向かうように指向方向が制御される。指向地点pは装置本体2の上面のライン延長線上に存在する。また、指向地点pに到達する音声ビームの幅寸法が、会議出席者h1をカバーする幅寸法xになるように制御される。即ち、この音声ビームが反射板4で反射され、音声ビームが広がりをもって指向地点pに幅寸法xで到達するよう制御される。このような音声ビームの指向方向及びビーム幅を実現するため、遅延時間D1〜D8が実線矢印で示すような値に設定される。焦点P´は、反射板4の底面を中心線として音声ビームの焦点Pと線対称の位置にある。音声ビームは、焦点P´1点に集音するよう伝播する。
【選択図】 図5
Description
この発明は、音声を放音するスピーカアレイを有するスピーカ装置と、該音声を反射する反射板と、を備えたスピーカシステム、および該反射板を備えたスピーカ装置であって、特に、特定のリスナを対象に音声を放音するものに関する。
従来より、遠隔地に居る相手方と電話会議等を通じて会議を行うためのスピーカ装置(音声会議装置)は広く知られている。このような音声会議装置はスピーカ及びマイクロフォン(以下、「マイク」と記載する)を備えている。そして、この音声会議装置は、マイクで集音した会議出席者の話声を相手方の音声会議装置に対して送信する機能と、相手方の音声会議装置から受信した相手方の話声をスピーカから放音する機能を並列に備えている。
これらの機能により、遠隔地に居る相手方との間で通話を行い、会議出席者は遠隔地に居る相手方との間で音声会議を行うことができる。
これらの機能により、遠隔地に居る相手方との間で通話を行い、会議出席者は遠隔地に居る相手方との間で音声会議を行うことができる。
ところで、特許文献1に記載されたようなオーディオ再生装置が提案されている。
このオーディオ再生装置は、スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイと、前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段と、を備える。該指向性制御手段は、該スピーカからの音声ビームが壁や天井に反射した後に特定のリスナに向かうよう、この音声ビームの焦点を合せている。
特開2005−64746公報
このオーディオ再生装置は、スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイと、前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段と、を備える。該指向性制御手段は、該スピーカからの音声ビームが壁や天井に反射した後に特定のリスナに向かうよう、この音声ビームの焦点を合せている。
この特許文献1が行っている方法、つまり音声ビームを壁や天井に反射させ、且つ音声ビームの指向性を制御する方法を上記従来の音声会議装置に利用すれば、特定のリスナに音声ビームを向けて、それ以外の不特定者に話声が漏れることを低減させることができそうである。
しかしながら、壁や天井には、音声ビームの反射を散乱させる蛍光灯や装飾品等がある。上記指向性手段は、壁や天井に反射した後に音声ビームが特定のリスナに向かうよう、音声ビームの焦点を合せているが、音声ビームは、この蛍光灯や装飾品等により散乱してしまい、焦点が狂ってしまう。
これでは、指向性制御を行ったにも係わらず、特定のリスナ以外の不特定者に話声が漏れてしまう。従って、不特定者(例えば他の職員)の仕事の妨げとなる。
これでは、指向性制御を行ったにも係わらず、特定のリスナ以外の不特定者に話声が漏れてしまう。従って、不特定者(例えば他の職員)の仕事の妨げとなる。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、反射板を設けて反射を制御し、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないようにしたスピーカシステム及びスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明のスピーカシステムは、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイを有するスピーカ装置と、
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記スピーカ装置は、前記反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段を有する。
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記スピーカ装置は、前記反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段を有する。
この構成において、スピーカ装置は、例えば音声会議装置である。
スピーカ装置の放音側が上方に位置するようにスピーカアレイが配設されている。これによって、スピーカアレイから反射板に向かって出力され、反射板で反射された音声ビームが下方に向かう。また、この下方に向かう音声ビームが会議出席者をカバーするビーム幅で、且つ会議出席者の領域に指向するように、遅延時間が設定されている。これによって、音声ビームは会議出席者が居る辺りの領域のみに伝播する。このため、会議出席者のみを対象として話声を出力することができるという効果を奏する。
また、会議出席者に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者の周囲(例えば不特定者)に対するこのような音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステムは反射板を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
スピーカ装置の放音側が上方に位置するようにスピーカアレイが配設されている。これによって、スピーカアレイから反射板に向かって出力され、反射板で反射された音声ビームが下方に向かう。また、この下方に向かう音声ビームが会議出席者をカバーするビーム幅で、且つ会議出席者の領域に指向するように、遅延時間が設定されている。これによって、音声ビームは会議出席者が居る辺りの領域のみに伝播する。このため、会議出席者のみを対象として話声を出力することができるという効果を奏する。
また、会議出席者に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者の周囲(例えば不特定者)に対するこのような音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステムは反射板を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
(2)スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイを有するスピーカ装置と、
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記反射板は、該反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声が特定のリスナに向かうように、前記スピーカ装置の前記スピーカアレイに対し傾斜設置された。
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記反射板は、該反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声が特定のリスナに向かうように、前記スピーカ装置の前記スピーカアレイに対し傾斜設置された。
この構成では、スピーカアレイから反射板に向かって出力され、反射板で反射された音声ビームが会議出席者に向かう。これによって、音声ビームは会議出席者が居る辺りの領域のみに伝播する。このため、会議出席者のみを対象として話声を出力することができるという効果を奏する。また、傾斜させた反射板を使用するだけで、音声ビームの伝播方向を変えることができるという効果を奏する。
また、会議出席者に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者の周囲(例えば不特定者)に対する音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステムは反射板を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
さらに、スピーカシステムは反射板を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
また、前記スピーカ装置は、前記反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段を有しても良い。つまり、この場合、スピーカシステムは、傾斜させた反射板とスピーカ装置の指向性制御手段との両者によって、指向性を制御する。
(3)前記反射板は、光を透過する透明材料から構成された。
この構成において、透明材料は、ガラスやプラスチックである。そのため、反射板は、天井に設置された蛍光灯などの光を遮ることなく、スピーカユニット列から放音された音声だけを反射する。
従って、スピーカシステムは、透明材料から構成される反射板を備えることにより、天井に設置された蛍光灯などの光を遮ることなく、スピーカユニット列から放音された音声だけを選択して反射することができるという効果を奏する。
また、本発明のスピーカ装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
従って、スピーカシステムは、透明材料から構成される反射板を備えることにより、天井に設置された蛍光灯などの光を遮ることなく、スピーカユニット列から放音された音声だけを選択して反射することができるという効果を奏する。
また、本発明のスピーカ装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(4)スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイと、
前記スピーカアレイの放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、
前記反射板を前記スピーカアレイに対し接離する方向に、且つ該反射板の端が弧を描くように、可動させる可動部と、を備える。
前記スピーカアレイの放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、
前記反射板を前記スピーカアレイに対し接離する方向に、且つ該反射板の端が弧を描くように、可動させる可動部と、を備える。
この構成では、内蔵する反射板を使用して音声ビームを反射させることにより、スピーカ装置は、単体で、上記(1)及び(2)のスピーカシステムと同様の効果を奏する。
この発明によれば、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
以下、本発明の第一の実施形態であるスピーカシステムについて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態であるスピーカシステムのシステム構成図である。スピーカシステム100は、スピーカユニット(例えばSP1)が複数配列されたスピーカアレイ20を有する音声会議装置1と、該音声会議装置1の放音側と対向する位置に設置され、該音声会議装置1の前記スピーカユニット列(SP1〜SP8)から放音された音声を反射する反射板4と、を備える。
反射板4は、光を透過する透明材料から構成されている。該透明材料は、ガラスやプラスチックである。そのため、反射板4は、天井に設置された蛍光灯などの光を遮ることなく、スピーカユニット列(SP1〜SP8)から放音された音声だけを反射する。従って、スピーカシステム100は、透明材料から構成される反射板4を備えることにより、天井に設置された蛍光灯などの光を遮ることなく、スピーカユニット列(SP1〜SP8)から放音された音声だけを選択して反射することができるという効果を奏する。
なお、反射板4は、透明材料から構成されていなくとも構わないが、この場合は、天井に設置された蛍光灯などの光を遮る形となり、部屋Rが暗くなる。このため、蛍光灯の位置を考慮する必要がある。
なお、反射板4は、透明材料から構成されていなくとも構わないが、この場合は、天井に設置された蛍光灯などの光を遮る形となり、部屋Rが暗くなる。このため、蛍光灯の位置を考慮する必要がある。
部屋Rは、音声会議専用の会議室等ではなく通常のオフィスルームである。部屋Rでは、会議机を挟んで向かい合うように2人の会議出席者h1(特定のリスナ),h2(不特定者)が着席している。そして、会議机の上には、会議出席者h1,h2の向かい合う方向にX−−X方向がくるように音声会議装置1が配置されている。反射板4は、地面と水平に、且つ部屋Rの天井と音声会議装置1との間に設置されている。
これによって、スピーカアレイ20から音声ビームが部屋Rの反射板4に向かって出力され、反射板4で反射して下方に向かう。
これによって、スピーカアレイ20から音声ビームが部屋Rの反射板4に向かって出力され、反射板4で反射して下方に向かう。
ここで、音声ビームの指向性(指向方向及びビーム幅)は、スピーカアレイ20がラインアレイであるため、その長手方向であるX−−X方向で制御することが可能である(後述参照)。本実施形態では、スピーカユニットSP1〜SP8への音声信号の入力タイミングを制御することで、音声会議装置1は、反射板4で反射した音声ビームを会議出席者h1に向かわせるように指向性を制御する。また、同様にして、反射板4で反射した音声ビームのビーム幅を会議出席者h1をカバーできるだけの狭い寸法に制御する。すなわち、ここでは会議出席者h1をカバーできるだけの領域に音声ビームの指向方向が設定される。これとともに音声ビームはこの領域をカバーできるビーム幅に設定される。
図2は、図1のスピーカシステムを構成する音声会議装置の装置本体の外観を示す斜視図である。音声会議装置1は、長尺の略直方体状である装置本体2と、この装置本体2に接続線3aを介して接続されたマイク3と、を有する。装置本体2の上面には、上方に放音側が向くようにスピーカアレイ20が設けられている。このスピーカアレイ20は、長尺方向に亘ってライン状に上向きに配列された8個のスピーカユニットSP(SP1〜SP8)から成る。このスピーカユニットSP1〜SP8に同タイミングで音声信号を入力すると、スピーカアレイ20から音声ビームが真上に指向するように出力される。そして、スピーカユニットSP1〜SP8への音声信号の入力タイミングを制御することで、出力される音声ビームの指向性を装置本体2の長尺方向(図中のX−−X方向)で制御することが可能となる(詳しくは後述する)。
図3は、図1のスピーカシステムを構成する音声会議装置の構成を概略的に示すブロック図である。音声会議装置1は、相手方の音声会議装置1(以下、自機と区別して「音声会議装置1´」とする)と話声音声信号を送受信する機能を備える。これによって、音声会議装置1は、自機のユーザである会議出席者h1と音声会議装置1´のユーザである相手方との間で音声会議を行わせる。
音声会議装置1は、スピーカユニットSP1〜SP8の他に、入出力インタフェース21と、D/A(digital/analog)コンバータ23と、遅延部24と、アンプ25と、コントロール部26と、を備える。
入出力インタフェース21は、接続端子27に接続された通信ケーブル(不図示)等を介して、この通信ケーブルに接続された音声会議装置1´との間でデジタル音声信号の送受信を行う。
遅延部24は、スピーカユニットSP1〜SP8の個数分だけ(8個)設けられている。以下、それぞれの遅延部24を区別する場合には、スピーカユニットSP1〜SP8のうち対応するものと同様の数字を添え字として付す。例えば、スピーカユニットSP1に対応する遅延部24は、遅延部24−1と記載する。
遅延部24−1〜24−8は、それぞれ入出力インタフェース21から受信音声信号が入力される。遅延部24−1〜24−8には、それぞれ遅延時間D1〜D8が設定されている。遅延部24−1〜24−8は、入力された受信音声信号を遅延時間D1〜D8だけ遅延させ、対応するD/Aコンバータ23を介して、デジタル信号からアナログ信号に変換され、対応するアンプ25に入力することで、音声ビームの焦点合わせを行う。すなわち、入力された受信音声信号に付与する遅延時間D1〜D8の値によって、遅延部24−1〜24−8は音声ビームのX−−X方向(図1参照)での指向性すなわち指向方向及び指向範囲(指向地点でのビーム幅)を制御する。
この指向方向及び指向地点でのビーム幅が制御される原理を説明する。各スピーカユニットからは放射状(円形)に伝播するように音声が出力される。この各音声は同時に出力されると、互いに平行に向かって伝播する成分のみが位相が一致して強め合う。そして、この他の方向に伝播する成分は隣接するスピーカユニットSPからの音声同士で干渉し合って打ち消される。これによって、スピーカユニットSP1〜SP8からの合成音声は音声ビームとなる。
この音声ビームは真上に指向するとともに、指向地点でのビーム幅がスピーカユニットSP1−スピーカユニットSP8間の距離と略同幅になる。
この音声ビームは真上に指向するとともに、指向地点でのビーム幅がスピーカユニットSP1−スピーカユニットSP8間の距離と略同幅になる。
これに対して、各スピーカユニットSPからの音声が指向地点に同時にかつ所定のビーム幅で到達するようにこの遅延時間D1〜D8を設定することで、指向地点に指向方向を制御するとともに、ビーム幅を所定のビーム幅に制御することができる。
ここで、図4、図5及び図6を用いて、本実施形態での音声ビームの指向性(ビーム幅及び指向方向)を説明する。
図4は、図1で示した部屋Rにおける音声ビームの伝播を示す図であり、図5は、図4で示す音声ビームの指向方向、指向地点pでのビーム幅、及び遅延時間を説明するための図であり、図6は、図4で示す音声ビームが会議出席者h1に伝播した時において、その時に存在する音声ビームの密度を部屋Rの上方から見た図である。
図4は、図1で示した部屋Rにおける音声ビームの伝播を示す図であり、図5は、図4で示す音声ビームの指向方向、指向地点pでのビーム幅、及び遅延時間を説明するための図であり、図6は、図4で示す音声ビームが会議出席者h1に伝播した時において、その時に存在する音声ビームの密度を部屋Rの上方から見た図である。
図4及び図5に示すように、本実施形態では、反射板4で反射した音声ビームが指向地点pである会議出席者h1を含めた領域に向かうように指向方向が制御される。指向地点pは、装置本体2の上面のライン延長線(図5の点線)上に存在する。また、指向地点pに到達する音声ビームの幅寸法が、図6に示すように、会議出席者h1をカバーする幅寸法xになるように制御される。すなわち、この音声ビームが反射板4で反射され、音声ビームが広がりをもって指向地点pに幅寸法xで到達するよう制御される。このような、音声ビームの指向方向及びビーム幅を実現するために、遅延時間D1〜D8が実線矢印で示すような値に設定される(図5参照)。焦点P´は、反射板4の底面を中心線として、音声ビームの焦点Pと線対称の位置にある。音声ビームは、焦点P´1点に集音するよう、伝播する。
ここで、図4で示す音声ビームが会議出席者h1に伝播した時において、その時に存在する音声ビームの密度は、図6の等高線で表されるような分布となる。この密度は、等高線の内側が最も高く、外側に行くにつれて低くなる。
ここで、図4で示す音声ビームが会議出席者h1に伝播した時において、その時に存在する音声ビームの密度は、図6の等高線で表されるような分布となる。この密度は、等高線の内側が最も高く、外側に行くにつれて低くなる。
なお、反射板4で反射した音声ビームがマイク3を通過しないように、後述の相対距離を定め、遅延時間D1〜D8を設定する点が重要である(図5参照)。また、通常、音声会議装置は、スピーカアレイから出力されてマイクに帰還されるエコー成分が生じるので、そのエコー成分を除去するためのエコーキャンセラを必要とする。しかし、図4及び図5から分かるように、音声ビームは、スピーカアレイ20から反射板4に向かって出力され、反射板4で反射されて、マイク3を通過しないように下方に伝播するので、マイク3に帰還されるエコー成分が弱まる。
図3に戻って、D/Aコンバータ23は、遅延部24の個数だけ設けられている。これらのD/Aコンバータ23(23−1〜23−8)は、それぞれ対応する遅延部24から遅延時間の付与された受信音声信号が入力される。D/Aコンバータ23−1〜23−8は入力されたデジタルの受信音声信号をアナログに変換して対応するアンプ25に入力する。
アンプ25は、入力した音声信号の信号レベルを増幅する。アンプ25は、スピーカユニットSP1〜SP8に対応する個数だけ設けられている。以下、それぞれのアンプ25を区別する場合には、スピーカユニットSP1〜SP8のうち対応するものと同様の数字を添え字として付す。
アンプ25−1〜アンプ25−8は、遅延部24−1〜24−8からD/Aコンバータ23(23−1〜23−8)を介して受信音声信号が入力される。アンプ25−1〜アンプ25−8は、入力された受信音声信号の信号レベルを増幅して対応するスピーカユニットSP1〜SP8に入力する。これによって、スピーカユニットSP1〜SP8から受信音声信号の音声が放音され、音声会議装置1´からの相手方の話声が放音される。
コントロール部26は、例えばCPU(Central Processing Unit)やメモリ等の記憶部、操作部等のユーザインタフェース等を備える。メモリで記憶するプログラムを実行することで、コントロール部26は例えば音声会議装置1´との間の通話等、装置本体2の各部の動作を制御する。コントロール部26は、遅延時間D1〜D8を算出して遅延部24−1〜24−8に設定する。
この遅延時間D1〜D8は例えば以下のように算出される。指向地点pでの音声ビームの幅寸法x、指向地点pから反射板4までの高さ、及び会議出席者h1と音声会議装置1との間の相対距離(図5の点線の長さ)がユーザから操作部を用いて入力される。これら3つの値を用いて、コントロール部26は遅延時間D1〜D8を求める。
なお、コントロール部26が、指向地点pを装置本体2の上面のライン上として、この装置本体2の上面から反射板4までの高さを測定する機能を備えてもよい。例えば、コントロール部26は測定用の音声をスピーカユニットSPのうちいずれか1(例えばスピーカユニットSP8)から出力させる。コントロール部26はこの出力した音声がマイク3に入力されるまでの時間を測定し、この時間に音速を乗じることで、装置本体2の上面から天井までの高さを測定する(正確には、音速は温度に依存するが、常温で使用されることを想定し、音速を定数として該測定に用いる。)。
なお、コントロール部26が、指向地点pを装置本体2の上面のライン上として、この装置本体2の上面から反射板4までの高さを測定する機能を備えてもよい。例えば、コントロール部26は測定用の音声をスピーカユニットSPのうちいずれか1(例えばスピーカユニットSP8)から出力させる。コントロール部26はこの出力した音声がマイク3に入力されるまでの時間を測定し、この時間に音速を乗じることで、装置本体2の上面から天井までの高さを測定する(正確には、音速は温度に依存するが、常温で使用されることを想定し、音速を定数として該測定に用いる。)。
ここで、コントロール部26及び遅延部24−1〜24−8が、本発明の「指向性制御手段」に相当する。また、音声会議装置1が、本発明の「スピーカ装置」に相当する。
また、音声会議装置1は、上記構成に加えて、マイクアンプ28及びA/Dコンバータ29を備える。マイクアンプ28は、接続端子30に接続されたマイク3からの話声音声信号(送信音声信号)を入力する。マイクアンプ28は、入力した送信音声信号を増幅してA/Dコンバータ29に入力する。A/Dコンバータ29は入力したアナログの送信音声信号をデジタル信号に変換して入出力インタフェース21に入力する。そして、入出力インタフェース21−通信ケーブル(図略)を介して、送信音声信号は音声会議装置1´に送信される。
上述したように、本実施形態では、スピーカユニットSP1〜SP8の放音側が上方に位置するようにスピーカアレイ20が配設されている。これによって、スピーカアレイ20から反射板4に向かって出力され、反射板4で反射された音声ビームが下方に向かう。また、この下方に向かう音声ビームが会議出席者h1をカバーするビーム幅で、且つ会議出席者h1の領域に指向するように、遅延時間D1〜D8が設定されている。これによって、図6で示すように、音声ビームは会議出席者h1が居る辺りの領域のみに伝播する。このため、会議出席者h1のみを対象として話声を出力することができるという効果を奏する。
また、会議出席者h1に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者h2)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者h1に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者h1の周囲(例えば不特定者h2)に対するこのような音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステム100は反射板4を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点P´が狂わないという効果を奏する。
また、会議出席者h1に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者h2)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者h1に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者h1の周囲(例えば不特定者h2)に対するこのような音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステム100は反射板4を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点P´が狂わないという効果を奏する。
以下、本発明の第二の実施形態であるスピーカシステムについて説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態であるスピーカシステムのシステム構成図であり、図8は、図7で示した部屋Rにおける音声ビームの伝播を示す図である。
スピーカシステム200が図1のスピーカシステム100と構成において相違する点は、スピーカ装置1が上述の指向性制御を行わない点、反射板4の傾きが異なる点、である。
スピーカシステム200において、スピーカ装置1は、上述の指向性制御を行わないので、スピーカユニット列(SP1〜SP8)から各音声が同時に、つまり同位相で出力される。
なお、スピーカ装置1は、上述の指向性制御を行わないので、上述の遅延部24−1〜24−8を備えなくとも構わない。
スピーカシステム200が図1のスピーカシステム100と構成において相違する点は、スピーカ装置1が上述の指向性制御を行わない点、反射板4の傾きが異なる点、である。
スピーカシステム200において、スピーカ装置1は、上述の指向性制御を行わないので、スピーカユニット列(SP1〜SP8)から各音声が同時に、つまり同位相で出力される。
なお、スピーカ装置1は、上述の指向性制御を行わないので、上述の遅延部24−1〜24−8を備えなくとも構わない。
反射板4は、図7及び図8に示すように、反射板4で反射したスピーカユニット列(SP1〜SP8)からの音声ビームが特定のリスナh1に向かうように、且つ反射板4で反射した音声ビームがマイク3を通過しないように、スピーカ装置1のスピーカアレイ20に対し傾斜設置されている。この傾斜角は、リスナが自由に調節できるようにすると良い。
なお、反射板4が、部屋Rの天井と音声会議装置1との間に設置されている点は、スピーカシステム100と同じである。
なお、反射板4が、部屋Rの天井と音声会議装置1との間に設置されている点は、スピーカシステム100と同じである。
以上より、この実施形態では、スピーカアレイ20から反射板4に向かって出力され、反射板4で反射された音声ビームが会議出席者h1に向かう。これによって、図8で示すように、音声ビームは会議出席者h1が居る辺りの領域のみに伝播する。このため、会議出席者h1のみを対象として話声を出力することができるという効果を奏する。また、傾斜させた反射板4を使用するだけで、音声ビームの伝播方向を変えることができるという効果を奏する。
また、会議出席者h1に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者h2)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者h1に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者h1の周囲(例えば不特定者h2)に対する音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステム100は反射板4を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
また、図8から分かるように、音声ビームは、スピーカアレイ20から反射板4に向かって出力され、反射板4で反射されて、マイク3を通過しないように下方に伝播するので、マイク3に帰還されるエコー成分が弱まる。
また、会議出席者h1に水平方向の音声ビームが出力されると、この音声ビームの出力方向に居る人(例えば不特定者h2)に対する音漏れが生じやすい。本実施形態では、会議出席者h1に対して上方から下方に向かうように音声ビームが出力される。このため、会議出席者h1の周囲(例えば不特定者h2)に対する音漏れを効果的に防止することができるという効果を奏する。
さらに、スピーカシステム100は反射板4を設けて反射を制御しているので、壁や天井に蛍光灯や装飾品等があっても、音声ビームの焦点が狂わないという効果を奏する。
また、図8から分かるように、音声ビームは、スピーカアレイ20から反射板4に向かって出力され、反射板4で反射されて、マイク3を通過しないように下方に伝播するので、マイク3に帰還されるエコー成分が弱まる。
以下、本発明の第三の実施形態であるスピーカシステムについて説明する。
図9は、本発明の第三の実施形態であるスピーカシステムのシステム構成図である。
図9のスピーカシステム300が図7及び図8のスピーカシステム200と構成において相違する点は、スピーカ装置1が上述の指向性制御を行う点である。つまり、スピーカシステム300は、傾斜させた反射板4とスピーカ装置1の遅延部24−1〜24−8との両者によって、上述の指向性を制御する。
図9のスピーカシステム300が図7及び図8のスピーカシステム200と構成において相違する点は、スピーカ装置1が上述の指向性制御を行う点である。つまり、スピーカシステム300は、傾斜させた反射板4とスピーカ装置1の遅延部24−1〜24−8との両者によって、上述の指向性を制御する。
スピーカシステム300は、スピーカ装置1の遅延部24−1〜24−8によって指向性制御を行うことによって、スピーカシステム200と比し、会議出席者h1の地点における音声ビームのビーム幅を狭くできるところが特徴である(図8及び図9参照)。
以上より、スピーカシステム300は、スピーカシステム200と同様の効果を奏する他、会議出席者h1の周囲(例えば不特定者h2)に対する音漏れを一層効果的に防止することができるという効果を奏する。さらに、会議出席者h1のみを一層対象として話声を出力することができるという効果を奏する。
以下、本発明の第四の実施形態である音声会議装置について説明する。
図10は、本発明の第四の実施形態である音声会議装置の装置本体の外観を示す斜視図である。
音声会議装置301が図2及び図3の音声会議装置1と構成において相違する点は、反射板4と、可動部5と、反射板4及び可動部5を支える支持板6と、を備えた点である。
音声会議装置301が図2及び図3の音声会議装置1と構成において相違する点は、反射板4と、可動部5と、反射板4及び可動部5を支える支持板6と、を備えた点である。
可動部5は、反射板4をスピーカアレイ20に対し接離する方向に、且つ該反射板4の端が弧を描くように、可動させる(図10の矢印の方向参照)。
反射板4を使用して音声ビームを反射させることにより、音声会議装置301は、単体で、スピーカシステム100及びスピーカシステム200と同様の効果を奏する。
反射板4を使用して音声ビームを反射させることにより、音声会議装置301は、単体で、スピーカシステム100及びスピーカシステム200と同様の効果を奏する。
ここで、音声会議装置301が、本発明の「スピーカ装置」に相当する。
1−音声会議装置(スピーカ装置)
2−装置本体
3−マイク
3a−接続線
4−反射板
5−可動部
6−支持板
20−スピーカアレイ
21−入出力インタフェース
23−D/Aコンバータ
24−遅延部
25−アンプ
26−コントロール部
27−接続端子
28−マイクアンプ
29−A/Dコンバータ
30−接続端子
100−スピーカシステム
200−スピーカシステム
300−スピーカシステム
301−音声会議装置
D1〜8−遅延時間
h1,h2−会議出席者
p−指向地点
P、P´−焦点
R−部屋
SP1〜SP8−スピーカユニット
x−幅寸法
2−装置本体
3−マイク
3a−接続線
4−反射板
5−可動部
6−支持板
20−スピーカアレイ
21−入出力インタフェース
23−D/Aコンバータ
24−遅延部
25−アンプ
26−コントロール部
27−接続端子
28−マイクアンプ
29−A/Dコンバータ
30−接続端子
100−スピーカシステム
200−スピーカシステム
300−スピーカシステム
301−音声会議装置
D1〜8−遅延時間
h1,h2−会議出席者
p−指向地点
P、P´−焦点
R−部屋
SP1〜SP8−スピーカユニット
x−幅寸法
Claims (4)
- スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイを有するスピーカ装置と、
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記スピーカ装置は、前記反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声ビームが特定のリスナに向かうように、この音声ビームの焦点を合せる指向性制御手段を有するスピーカシステム。 - スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイを有するスピーカ装置と、
前記スピーカ装置の放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、を備え、
前記反射板は、該反射板で反射した前記スピーカユニット列からの音声が特定のリスナに向かうように、前記スピーカ装置の前記スピーカアレイに対し傾斜設置されたスピーカシステム。 - 前記反射板は、光を透過する透明材料から構成された請求項1又は請求項2に記載のスピーカシステム。
- スピーカユニットが複数配列されたスピーカアレイと、
前記スピーカアレイの放音側と対向する位置に設置され、該スピーカ装置の前記スピーカユニット列から放音された音声を反射する反射板と、
前記反射板を前記スピーカアレイに対し接離する方向に、且つ該反射板の端が弧を描くように、可動させる可動部と、を備えたスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005279151A JP2007096390A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | スピーカシステムおよびスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007096390A true JP2007096390A (ja) | 2007-04-12 |
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ID=37981607
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007096390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008142979A1 (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Yamaha Corporation | テレビ会議装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61202991U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-20 | ||
JP2004531125A (ja) * | 2001-03-27 | 2004-10-07 | 1...リミテッド | 音場を作り出す方法および装置 |
JP2005101902A (ja) * | 2003-09-25 | 2005-04-14 | Yamaha Corp | 指向性スピーカ制御システム |
JP2005227449A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Seiko Epson Corp | 指向性音響スピーカを搭載したプロジェクタ、及び該プロジェクタにおける音の再生範囲制御方法 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005279151A patent/JP2007096390A/ja active Pending
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