JP2007094157A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007094157A
JP2007094157A JP2005285248A JP2005285248A JP2007094157A JP 2007094157 A JP2007094157 A JP 2007094157A JP 2005285248 A JP2005285248 A JP 2005285248A JP 2005285248 A JP2005285248 A JP 2005285248A JP 2007094157 A JP2007094157 A JP 2007094157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
exterior member
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005285248A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Watabe
俊彦 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005285248A priority Critical patent/JP2007094157A/ja
Publication of JP2007094157A publication Critical patent/JP2007094157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンス等のために設けられている開閉扉の位置を認識し易くすることで操作性を向上させる。
【解決手段】プリンタ100の外装部材10には、装置内部を露出させるための3つの開閉扉が備えられている。すなわち、外装部材10の右側面10Eに右開閉扉13が、左側面10Fに左開閉扉14が、後面10Bに後開閉扉15がそれぞれ備えられている。これら開閉扉部分を除く外装部材10の本体部は、マンセル値における明度が8程度の明るい色に、その外表面が着色されている。これに対し、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15は、外装部材10の本体部に比較して、マンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の色で、同色に着色されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関するものである。
複写機、ファクシミリ、プリンタ及びこれらの複合機等の画像形成装置は、スキャナで読み取った画像データをシート状の記録材(コピー用紙、OHPフィルム等)に印刷(画像形成処理)し、或いは他の画像形成装置、パソコン、情報端末装置等から送信された情報を記録材に印刷し、その印刷した記録材を排紙トレイ上に排出するようになっている。この印刷済みの記録材が排出される排紙トレイは、ユーザが記録材の存在を確認しやすくするため、乃至はユーザが記録材を取り上げやすくするため、画像形成装置の外装部材(外装パネル)の上部に配置されている(特許文献1及び2参照)。
図6は、従来のプリンタ900の外観を示すもので、同図(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は後面図である。このプリンタ900は、印字用紙に印刷処理を行うプリント部(画像形成処理部)が、外装部材90の内部に収容されて構成されている。外装部材90は略六面体の筐体構造を備え、その上面に排紙トレイ91が、前面に給紙トレイ92が設けられている他、装置内部を露出させるための開閉扉が備えられている。図6では、左右側面に各々右開閉扉93と左開閉扉94とが、後面に後開閉扉95がそれぞれ備えられている例を示している。これらの開閉扉は、消耗品のトナーの補給、基板やメモリの増設、或いはジャム処理用等のために設置されており、必要に応じて専らユーザが開閉操作を行うものである。なお図7(a)は、外装部材90の右開閉扉93及び左開閉扉94が開けられている状態を、図7(b)は、後開閉扉95が開けられている状態をそれぞれ示している。
このように構成されたプリンタ900の外装部材90は、一般にオフィス内のデスク上又はデスクサイドに置かれるため、デスク外表面の配色やオフィス内の内装材の配色に合わせ、明るい色(白に近い色の明るい灰色であって、明度スケールがN8程度の明度の色)の単一色で着色されている場合が多い。すなわち、前記右開閉扉93、左開閉扉94及び後開閉扉95の部分と、外装部材90の他の部分とが、区別無く同色に着色されているのが一般的である。
特開2003−107816号公報 特開2002−307778号公報
上述の開閉扉は、主にプリンタ900のメンテナンス等のために開閉されるもので、印字用紙の補給のため頻繁に引き出される給紙トレイ92等とは異なり、その開閉頻度は極めて少ない。このため、所期の目的と、そのために開閉すべき開閉扉との位置関係をユーザが認識していることは少なく、また開閉扉と外装部材90の他の部分とが同色に着色されていることから開閉扉の位置自体が判り難いことがあり、ユーザは取り扱い説明書等を一々参照しないと必要な開閉扉を認識できないということが多々あった。また、取り扱い説明書等を参照しても、そこに描かれているプリンタの開閉扉を含む図柄等と、実際にプリンタ900を目視したときの印象とが相違するような場合、ユーザが開閉扉の位置を認識できなかったり誤解したりする問題があった。
このような問題を解決するために、開閉扉の外表面に、操作方法を解説する図柄や文言を記載したラベル類を貼付することも考えられるが、外装部材90の美観を損なうことは否めず、また冷却用の通気口等が存在してラベル類を貼付できなかったり、プリンタ900の設置状況によっては容易に目視できなかったりする問題が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みて為されたもので、画像形成装置のメンテナンス等のために設けられている開閉扉の位置を認識し易くすることで、操作性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1にかかる画像形成装置は、シート状記録材に所定の画像形成処理を行う画像形成部が外装部材の内部に収容されてなる画像形成装置であって、前記外装部材には、装置内部を露出させるための開閉扉が備えられ、前記開閉扉が、当該画像形成装置の外観視において前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることを特徴とする。この構成によれば、開閉扉が、当該画像形成装置の外観視において前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されているので、ユーザは直ちに開閉扉の形状、位置を視覚的に把握できるようになる。
上記構成において、前記開閉扉の外表面が、前記外装部材の他の部分における外表面に比較して暗い色で着色されていることが望ましい(請求項2)。この場合、前記開閉扉の外表面が、前記外装部材の他の部分における外表面に比較してマンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の色で着色されていることが望ましい(請求項3)。これらの構成によれば、前記開閉扉の部分と、前記外装部材の他の部分とに明度差が生じ、特に開閉扉がダークカラー部分となることから開閉扉部分がその周囲に対して強調して見えるような視覚効果が得られ、一層開閉扉の形状、位置を把握し易くすることができる。
また、前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その左右側面に対称的に開閉扉が備えられている場合において、前記左右側面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることが望ましい(請求項4)。この場合、左右側面の開閉扉が同色に着色されていることが望ましい(請求項5)。この構成によれば、左右側面に配置された開閉扉の形状、位置を視認し易くすることができると共に、左右側面に対称的に配置された開閉扉に外装部材の他の部分とは異なる着色を施すことで、スピード感が醸し出された美的印象を伴う画像形成装置を提供することができる。とりわけ、左右側面の開閉扉を同色とすることで、上述の意匠的効果を強調できるようになる。
また、前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その後面に前記シート状記録材の搬送路の一部を露出させる開閉扉が備えられている場合において、前記後面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることが望ましい(請求項6)。この構成によれば、用紙のジャム等が生じた際に開けるべき開閉扉の形状、位置を視認し易くすることができる。
さらに、前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その左右側面に対称的に開閉扉が備えられていると共に、その後面に前記シート状記録材の搬送路の一部を露出させる開閉扉が備えられている場合において、前記左右側面の開閉扉及び後面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることが望ましい(請求項7)。この場合、左右側面の開閉扉と後面の開閉扉とが同色に着色されていることが望ましい(請求項8)。この構成によれば、左右側面及び後面に配置された開閉扉の形状、位置を視認し易くすることができると共に、左右側面に対称的に配置された開閉扉及び後面に配置された開閉扉に外装部材の他の部分とは異なる着色を施すことで、スピード感が醸し出された美的印象を伴う画像形成装置を提供することができる。とりわけ、左右側面の開閉扉及び後面の開閉扉を同色とすることで、上述の意匠的効果を強調できるようになる。
請求項1にかかる画像形成装置によれば、ユーザは直ちに開閉扉の形状、位置を視覚的に把握できるので、画像形成装置の操作性を向上させることができる。
請求項2にかかる画像形成装置によれば、開閉扉がダークカラー部分となり開閉扉部分がその周囲に対して強調して見えるような視覚効果が得られ、より開閉扉の形状、位置が把握し易くなることから、一層画像形成装置の操作性を向上させることができる。
請求項3にかかる画像形成装置によれば、開閉扉部分と外装部材の他の部分との明度差が明確となり、ユーザが開閉扉部分を明確に視認できるようになる。
請求項4にかかる画像形成装置によれば、左右側面の開閉扉部分の視認性が向上するだけでなく、当該開閉扉部分を利用して画像形成装置の美観を向上させることができる。
請求項5にかかる画像形成装置によれば、左右側面の対称性が強調され、スピード感が醸し出されたような美的印象度を高揚させることができる。
請求項6にかかる画像形成装置によれば、用紙のジャム等が生じた際の操作性を向上させることができる。
請求項7にかかる画像形成装置によれば、左右側面の開閉扉部分及び後面の開閉扉部分の視認性が向上するだけでなく、当該開閉扉部分を利用して画像形成装置の美観を向上させることができる。
請求項8にかかる画像形成装置によれば、左右側面の対称性が強調され、スピード感が醸し出されたような美的印象度を高揚させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳述する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置としてのプリンタ100の内部構造を概略的に示す断面図である。この図に示すプリンタ1は、略六面体の筐体構造を有する外装部材10と、該外装部材10の内部に収容され、印字用紙(シート状記録材)にモノクロ画像の印刷処理(画像形成処理)を行う画像形成処理部20とが備えられている。
画像形成処理部20は、給紙部30、画像形成部40及び定着部50などから構成されている。給紙部30は、プリンタ100に着脱自在な給紙トレイ12に装備された用紙Sを前記画像形成部40へ所定のタイミングで送り出すもので、給紙ローラ、搬送ローラ及び搬送路などを備えて構成されている。
画像形成部40は、図1中に示す矢印方向に回転可能に構成された例えばアモルファスシリコンからなる像担持体としての感光体ドラム41、この感光体ドラム41の周囲に配設された帯電部42、露光部43、現像部44、転写部45及びクリーニング部46等を備えて構成されている。
帯電部42は、感光体ドラム41の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。露光部43は所謂レーザ走査ユニットであり、図略の画像データ記憶部等から送信されてきた画像データに基づき生成されたレーザービーム(LED光)を感光体ドラム41の表面に照射し、感光体ドラム41上に静電潜像を形成するものである。現像部44は、感光体ドラム41に形成された静電潜像に対して、現像部44が備えるトナー供給部から供給されるトナーを付着させることで、トナー像として静電潜像を顕在化させるものである。転写部45は、感光体ドラム41の表面のトナー像を用紙S上に転写させるものである。クリーニング部46は、転写部45によるトナー転写が終了した後、感光体ドラム41の表面に残留しているトナーを清掃するものである。
定着部50は、熱ローラ51と圧ローラ52とを備え、トナー像が転写された用紙Sを加熱加圧して、トナー像を用紙Sに定着させるものである。この定着部50から送り出された用紙Sは、搬送路60に沿って排紙ローラ61まで搬送され、その排紙ローラ61によって外装部材10の上面に設けられている排紙トレイ11上に排出される。
図2は、上記プリンタ100の外観を示すもので、同図(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は後面図である。上述したような画像形成処理部20を収容する外装部材10は、その上面10Cに前述の排紙トレイ11が、前面10Aに給紙トレイ12が設けられている他、装置内部を露出させるための3つの開閉扉が備えられている。すなわち、外装部材10(プリンタ100)の右側面10Eに右開閉扉13が、左側面10Fに左開閉扉14が、後面10Bに後開閉扉15がそれぞれ備えられている。
上記3つの開閉扉は、開閉ドア式の開閉扉であり、それぞれの一側端部において外装部材10の本体部に対してヒンジ結合され、ユーザが手操作で開閉できるようになっている。図3(a)に、外装部材10の右開閉扉13及び左開閉扉14が開けられている状態を、図3(b)に、後開閉扉15が開けられている状態をそれぞれ示す。
ここで、右開閉扉13は、プリンタ100の装置本体部に対して基板やメモリ装置等の電子部品を接続するためのジョイント部(図略)を覆うものであり、ユーザが当該プリンタ100の機能拡張を望むような場合に、前記ジョイント部を露出させて前記電子部品を装着するために開閉される。左開閉扉14は、トナーコンテナ等の装置本体部への脱着を可能とするための開閉扉であり、トナーの補給等を行われる場合に開閉される。後開閉扉15は、ユーザが用紙Sのジャム処理を行う場合に開閉される開閉扉であり、「開」状態とされることで搬送路60(図1参照)が露出される。なお、ここで示した各開閉扉の役目は一例であり、どのような目的の開閉扉であっても良い。
右開閉扉13と左開閉扉14とは、外装部材10の左右側面に対称的に設けられた開閉扉である。すなわち、図2(b)に示すように、右開閉扉13は略矩形状を呈し、外装部材10の右側面10Eにおいて後端寄りに配置されている。つまり、右開閉扉13の後端部13Bは外装部材10の後面10Bまで至り、右開閉扉13の下端部13Dは外装部材10の下面10Dまで至っている一方で、右開閉扉13の前端部13Aと上端部13Cとは、それぞれ外装部材10の前面10Aと上面10Cとから離間している。
また、図2(c)に示すように、左開閉扉14は、右開閉扉13と同サイズの略矩形状を呈し、同様に外装部材10の左側面10Fにおいて後端寄りに配置されている。すなわち、左開閉扉14の後端部14Bは外装部材10の後面10Bまで至り、左開閉扉14の下端部14Dは外装部材10の下面10Dまで至っている一方で、左開閉扉14の前端部14Aと上端部14Cとは、それぞれ外装部材10の前面10Aと上面10Cとから離間している。
一方、図2(d)に示すように、後開閉扉15は矩形状を呈し、外装部材10の後面10Bの中間部分において左右方向に架け渡されるように配置されている。すなわち、後開閉扉15の右端部15Aは右開閉扉13と近接し、左端部15Bは左開閉扉14と近接する位置まで延在しているのに対し、後開閉扉15の上端部15Cと下端部15Dとは、それぞれ外装部材10の上面10Cと下面10Dとから離間している。
このように右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15は、一般に前方向乃至は前方上方向から操作(視認)されることが多いプリンタ100にあって、前面10A及び上面10Cから離間していることから、その形状や位置が比較的認識され難い態様で設置されていると言うことができる。
このように構成されたプリンタ100において、外装部材10の本体部、すなわち、前面10A、上面10C及び下面10Dの全てと、右側面10Eにおける右開閉扉13を除く部分、左側面10Fにおける左開閉扉14を除く部分、並びに後面10Bにおける後開閉扉15を除く部分は、マンセル値(JIS Z 8721)における明度が8程度の明るい色に、その外表面が着色されている。
これに対し、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15の外表面は、前記外装部材10の本体部とは異なる色、すなわち外装部材10の本体部の外表面に比較して暗い色で着色されている。具体的には、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15の外表面は、外装部材10の本体部に比較して、マンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の色で、同色に着色されている。なお、明度差を明確としてユーザが開閉扉部分を明確に視認できるようするために、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15の外表面をマンセル値における明度が3以下の暗い色に着色することが好ましい。
このように構成することにより、開閉扉(右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15)の部分と、外装部材10の本体部分とに明度差が生じ、特に開閉扉がダークカラー部分となることから開閉扉部分がその周囲に対して強調して見えるような視覚効果が得られ、ユーザにおいて開閉扉の形状、位置を視覚的に把握し易くすることができる。これにより、例えば取り扱い説明書等においてトナー補給に関する操作を表記する場合でも、「左側の○○色の開閉扉を開けて下さい」などと記載することができ、またユーザにとっても色指定された開閉扉は直ちに認識できることから誤解無くその操作方法を理解できるようになる。
また、外装部材10の右側面10E及び左側面10Fに対称的に配置された右開閉扉13及び左開閉扉14、並びに後面10Bの後開閉扉15に外装部材10の本体部分とは異なる着色を施すことで、スピード感が醸し出された美的印象を伴う画像形成装置を提供することができる。とりわけ、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15を同色とすることで、左右対称的に配色のコントラストバランスが取られた外観を提供でき、上述の意匠的効果を強調できるようになる。
次に図4は、変形実施形態にかかるプリンタ100Aの外観を示すもので、同図(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は後面図をそれぞれ示し、(d)は後開閉扉15が開けられている状態を示す斜視図である。
このプリンタ100Aにおいては、図4(c)に示すように、後開閉扉15のみが外装部材10の本体部に比較して、マンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の暗い色で着色されている。なお、右開閉扉13及び左開閉扉14は、外装部材10の本体部と同色、つまりマンセル値における明度が8程度の明るい色に、その外表面が着色されている。
このような構成によれば、用紙Sの搬送路60を露出させる後開閉扉15が、外装部材10の他の部分とは異なる色に着色されているので、用紙Sの搬送路60等におけるジャムが生じた際にユーザが開けるべき開閉扉の形状、位置を視認し易くすることができる。従って、ジャムが生じた際におけるユーザの操作性を向上させることができる。
さらに図5は、他の変形実施形態にかかるプリンタ100Bの外観を示すもので、同図(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は後面図をそれぞれ示している。
このプリンタ100Bにおいては、図5(b)に示すように、右開閉扉13のみが外装部材10の本体部に比較して、マンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の暗い色で着色されている。なお、左開閉扉14及び後開閉扉15は、外装部材10の本体部と同色、つまりマンセル値における明度が8程度の明るい色に、その外表面が着色されている。
このような構成によれば、基板やメモリ装置等の電子部品を接続するためのジョイント部を覆う右開閉扉13が、外装部材10の他の部分とは異なる色に着色されているので、電子部品を増設する際にユーザが開けるべき開閉扉の形状、位置を視認し易くすることができ、その際のユーザの操作性を向上させることができる。
以上、本発明の望ましい実施形態につき説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次の(1)〜(4)のような実施形態を取ることができる。
(1)上記実施形態では、外装部材10の本体部をマンセル値における明度が8程度の明るい色に、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15のいずれか又は全てをマンセル値における明度差が外装部材10の本体部に比較して3以上となるように、マンセル値における明度5以下の暗い色で外表面を着色した例を示したが、両者は外観視においてユーザが容易に判別可能な異なる色に着色されていれば良い。例えば、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15をマンセル値における明度が8程度の明るい色に、外装部材10の本体部をマンセル値における明度5以下の暗い色で着色しても良い。また、右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15を、それぞれ異なる色に着色しても良い。
(2)開閉扉として、外装部材10の右側面10E、左側面10F及び後面10B(図2参照)において比較的大面積を占める右開閉扉13、左開閉扉14及び後開閉扉15を例示したが、このような大面積の開閉扉ではなく、小面積の開閉扉であっても良い。また、外装部材10の前面10A或いは上面10Cに開閉扉を設けるようにしても良い。さらに、開閉扉の形状は矩形状でなくともよく、例えば円形の開閉扉であっても良い。
(3)開閉扉として、本実施形態では開閉ドア式のものを例示したが、開閉扉は、観音開き式の開閉扉、スライドドア式の開閉扉、シャッター式の開閉扉、或いは取り外し式の開閉扉であっても良い。
(4)本発明にかかる画像形成装置として、プリンタを例にして説明したが、これに限られず、複写機、ファクシミリ、これらの複合機等に本発明を適用することが可能である。また、画像形成装置は、電子写真方式のものに限られず、インクジェット方式のものも含まれる。
本発明が適用される画像形成装置としてのプリンタ100の内部構造を概略的に示す断面図である。 プリンタ100の外観を示すもので、同図(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は後面図をそれぞれ示している。 (a)は、外装部材10の右開閉扉13及び左開閉扉14が開けられている状態を、(b)は、後開閉扉15が開けられている状態をそれぞれ示す斜視図である。 変形実施形態にかかるプリンタ100Aの外観を示すもので、(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は後面図をそれぞれ示し、(d)は後開閉扉15が開けられている状態を示す斜視図である。 他の変形実施形態にかかるプリンタ100Bの外観を示すもので、(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は後面図をそれぞれ示している。 従来のプリンタ900の外観を示すもので、(a)はその斜視図、(b)は右側面図、(c)は後面図をそれぞれ示している。 (a)は、外装部材90の右開閉扉93及び左開閉扉94が開けられている状態を、(b)は、後開閉扉95が開けられている状態をそれぞれ示す斜視図である。
符号の説明
100 プリンタ(画像形成装置)
10 外装部材
13 右開閉扉
14 左開閉扉
15 後開閉扉

Claims (8)

  1. シート状記録材に所定の画像形成処理を行う画像形成部が外装部材の内部に収容されてなる画像形成装置であって、
    前記外装部材には、装置内部を露出させるための開閉扉が備えられ、
    前記開閉扉が、当該画像形成装置の外観視において前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記開閉扉の外表面が、前記外装部材の他の部分における外表面に比較して暗い色で着色されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開閉扉の外表面が、前記外装部材の他の部分における外表面に比較してマンセル値における明度差が3以上となるように、マンセル値における明度5以下の色で着色されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その左右側面に対称的に開閉扉が備えられている場合において、
    前記左右側面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 左右側面の開閉扉が同色に着色されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その後面に前記シート状記録材の搬送路の一部を露出させる開閉扉が備えられている場合において、
    前記後面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記外装部材が略六面体の筐体構造を有し、その左右側面に対称的に開閉扉が備えられていると共に、その後面に前記シート状記録材の搬送路の一部を露出させる開閉扉が備えられている場合において、
    前記左右側面の開閉扉及び後面の開閉扉が、前記外装部材の他の部分とは異なる色に着色されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 左右側面の開閉扉と後面の開閉扉とが同色に着色されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
JP2005285248A 2005-09-29 2005-09-29 画像形成装置 Pending JP2007094157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285248A JP2007094157A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285248A JP2007094157A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007094157A true JP2007094157A (ja) 2007-04-12

Family

ID=37979930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005285248A Pending JP2007094157A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007094157A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157256A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011022520A (ja) * 2009-07-20 2011-02-03 Fuji Xerox Co Ltd 装置筐体及びこれを用いた画像形成装置
JP2013225156A (ja) * 2013-07-19 2013-10-31 Sharp Corp 画像形成装置
JP2014122989A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2014186356A (ja) * 2014-06-26 2014-10-02 Sharp Corp 画像形成装置
JP2015201239A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 三菱電機株式会社 メディア再生装置
WO2016163233A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017056468A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社リコー 処理装置及び処理システム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04273197A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Hitachi Ltd 識別手段を施した扉を持つ処理装置
JPH08191786A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Hitachi Ltd 電気掃除機
JPH0916053A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 Ricoh Co Ltd 樹脂部品
JPH11220559A (ja) * 1997-11-28 1999-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11275717A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Toshiba Corp 制御盤
JP2002307778A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Seiko Epson Corp プリンタ
JP2003107816A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kyocera Mita Corp 用紙搬送装置
JP2005151367A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04273197A (ja) * 1991-02-28 1992-09-29 Hitachi Ltd 識別手段を施した扉を持つ処理装置
JPH08191786A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Hitachi Ltd 電気掃除機
JPH0916053A (ja) * 1995-06-26 1997-01-17 Ricoh Co Ltd 樹脂部品
JPH11220559A (ja) * 1997-11-28 1999-08-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH11275717A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Toshiba Corp 制御盤
JP2002307778A (ja) * 2001-04-18 2002-10-23 Seiko Epson Corp プリンタ
JP2003107816A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kyocera Mita Corp 用紙搬送装置
JP2005151367A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009157256A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011022520A (ja) * 2009-07-20 2011-02-03 Fuji Xerox Co Ltd 装置筐体及びこれを用いた画像形成装置
JP2014122989A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ricoh Co Ltd 画像形成ユニット及び画像形成装置
JP2013225156A (ja) * 2013-07-19 2013-10-31 Sharp Corp 画像形成装置
JP2015201239A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 三菱電機株式会社 メディア再生装置
JP2014186356A (ja) * 2014-06-26 2014-10-02 Sharp Corp 画像形成装置
WO2016163233A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JPWO2016163233A1 (ja) * 2015-04-06 2017-04-27 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017056468A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 株式会社リコー 処理装置及び処理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007094157A (ja) 画像形成装置
US20060008292A1 (en) Image forming apparatus
US8045888B2 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus
JP2006343359A (ja) プロセスカートリッジ、本体カートリッジ、像担持体カートリッジ、現像カートリッジ、トナーカートリッジ、及び画像形成装置
JP2011022616A (ja) プロセスカートリッジ、本体カートリッジ、像担持体カートリッジ、現像カートリッジ、トナーカートリッジ、及び画像形成装置
US7369789B2 (en) Door status switch operation mechanism for image forming apparatus
US7519313B2 (en) Paper jam removing structure for image forming apparatus
JP4701864B2 (ja) 画像形成装置
JP3728163B2 (ja) 画像形成装置
US7356283B2 (en) Tandem type image-forming apparatus
JP5244858B2 (ja) 電装基板の取り付け構造及びそれを備えた画像形成装置
JP2009157256A (ja) 画像形成装置
JP5640579B2 (ja) 画像形成装置の放熱手段及び画像形成装置
US7660543B2 (en) Operation panel for an electrical apparatus having interchangeable sheets bearing character information dependent on a specific language
JP2002082590A (ja) 画像形成装置
JP2005062326A (ja) 画像形成装置
JP2007147772A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び、画像形成プログラムとその記録媒体
JP2006276226A (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JP2009080147A (ja) 画像形成装置
JP5066951B2 (ja) 画像形成装置
JP2018084628A (ja) 画像形成装置
JP7192436B2 (ja) 画像形成装置
JP7289725B2 (ja) 開閉機構および画像形成装置
JP5256987B2 (ja) 画像形成装置
JP2003263091A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110809