JP2007093653A - トナー - Google Patents
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Abstract
【課題】 大量の画像形成を行った後にも画像特性が良好な画像形成が可能なトナーを提供することを課題とするものである。
【解決手段】 トナーにおいて、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子、あるいはこれに加えて、疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが添加されており、酸化チタンの添加量は、チタン酸ストロンチウムの添加量よりも少なく、酸化チタンとチタン酸ストロンチウムの仕事関数は略同一であるトナー。
【選択図】 なし
【解決手段】 トナーにおいて、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子、あるいはこれに加えて、疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが添加されており、酸化チタンの添加量は、チタン酸ストロンチウムの添加量よりも少なく、酸化チタンとチタン酸ストロンチウムの仕事関数は略同一であるトナー。
【選択図】 なし
Description
本発明は、電子写真装置、静電記録装置等において、潜像担持体上の静電潜像を現像するために用いられるトナーに関し、特にトナー母粒子に外添した外添剤に特徴を有するトナーに関する。
静電潜像の現像に用いられるトナーにおいては、帯電安定性、流動性、耐久安定性等を向上させることを目的として、トナー母粒子に微粒子を外添剤として添加しトナー母粒子の特性を改良する処理が行われている。
トナー母粒子の外添剤としては、トナー母粒子に負極性を付与するために負帯電性を有するシリカ、酸化アルミニウム、あるいは酸化チタンを単独または複数種組み合わせて使用することが知られている。
例えば、正帯電性シリカを外添剤として用い、正帯電性シリカをトナー粒子表面に直接付着してマイクロキャリア的な機能を発現することで、カブリや逆転写等の画像欠陥を抑制することが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、正帯電性シリカをトナー表面に安定して存在させるために、外添処理を多段処理し、更に長鎖脂肪酸を添加することでシリカ自体の遊離を抑制することが提案されている(例えば、特許文献2)。
また、正帯電性シリカをトナー表面に安定して存在させるために、外添処理を多段処理し、更に長鎖脂肪酸を添加することでシリカ自体の遊離を抑制することが提案されている(例えば、特許文献2)。
また、シリカ、チタニア以外の無機微粒子を外添剤として添加することも提案されている。例えば、チタン酸ストロンチウム等の強誘電物質を用いて画像濃度を高めることが提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4)。あるいは、外添剤として粒径の大きなチタン酸ストロンチウムを添加して、トナー漏れを防止することが提案されており(例えば、特許文献5)、チタン酸ストロンチウムの添加によって帯電安定性と研磨性に優れたトナーが提案されている(例えば、特許文献6)。
しかしながら、このような外添剤を用いた場合であっても、長期の使用において正帯電性シリカはトナー表面から脱落し、遊離した状態となってしまう。遊離した正帯電性シリカは、トナー母粒子と逆極性の電荷を有するので、トナー母粒子が現像された場合には遊離した正帯電性シリカは、トナー母粒子とともに静電潜像側に移行することはない。
そのためトナー内の正帯電性シリカの濃度が印字枚数の増加に伴い上昇し、正帯電性シリカ粒子により、トナー自体の帯電性が上昇してしまい、トナーの現像性が悪くなるという問題点があった。
そのためトナー内の正帯電性シリカの濃度が印字枚数の増加に伴い上昇し、正帯電性シリカ粒子により、トナー自体の帯電性が上昇してしまい、トナーの現像性が悪くなるという問題点があった。
また、複数種の外添剤を単に組み合わせて使用したトナーにあっては外添剤を添加した場合にも帯電量に分布が生じるため、負帯電用トナーであっても正に帯電したトナーの発生は避けきれなかった。その結果、負帯電反転現像で作像する画像形成装置では、潜像担持体の非画像部にトナーが付着するため、クリーニングトナー量が増大し、また、画像形成枚数が増すにしたがい、トナー表面上の外添剤がトナー母粒子に埋没するため、実質上有効に機能する外添剤の量が減少して、カブリトナー量が更に増えると同時に、トナーの帯電量が低下してトナー飛散が発生してしまうという問題点があった。
特開2003−91102号公報
特開2004−219935号公報
特公平2−10419号公報
特開平4−177363号公報
特許第3262505号公報
特許第3047900号公報
本発明は、画像形成装置において同一の現像装置によって長期間わたり画像形成を行った場合に、現像装置のトナー中にトナー母粒子から遊離した外添剤の量が増加し、遊離した正帯電性シリカ粒子のマイクロキャリア的な機能によってトナーの帯電性が上昇して現像特性が悪化することを防止し、同一の現像装置によって大量の画像形成を行った後にも良好な画像形成が可能なトナーを提供することを課題とするものである。
本発明の課題は、トナーにおいて、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子が外添剤として外部添加されたトナーによって解決することができる。
また、外添剤として、更に疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが添加されており、ルチルアナタース混晶型酸化チタンの添加量は、チタン酸ストロンチウムの添加量よりも少なく、酸化チタンとチタン酸ストロンチウムの仕事関数は、略同一である前記のトナーである。
また、外添剤として、更に疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが添加されており、ルチルアナタース混晶型酸化チタンの添加量は、チタン酸ストロンチウムの添加量よりも少なく、酸化チタンとチタン酸ストロンチウムの仕事関数は、略同一である前記のトナーである。
本発明のトナーにおいては、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子が外添剤として外部添加されたので、トナー母粒子に対して、正帯電性を有する材料で表面処理されているので、負帯電性外添剤および正帯電性外添剤がともにトナー母粒子の表面に直接付着するようになり、正帯電性外添剤がマイクロキャリヤ的な機能を発揮するため、トナー母粒子の帯電の立ち上がりが早くなり、逆転写トナーおよびカブリが効果的に抑制されるようになる。
また、印字枚数の増加に従ってトナー中に遊離し、トナー中の濃度が高くなっていく正帯電性シリカ粒子が、添加されたチタン酸ストロンチウム粒子の誘電分極の負極部に静電吸着し、トナーと共に感光体上に現像されることにより、トナー中の正帯電性シリカの過剰な濃度上昇を抑制し、帯電が安定化するために、印字品質が良好となる。
さらに、疎水性の負帯電性シリカ、疎水性の正帯電性シリカ、チタン酸ストロンチウムが疎水性ルチルアナタース混晶型酸化チタンと併用した場合には、ルチルアナタース混晶型酸化チタンは紡錘形状であるためにトナー母粒子に付着した酸化チタンがトナー母粒子内に埋没しないようにし、またシランカップリング剤との親和性がよいアナタース型酸化チタンでトナー母粒子にシランカップリング剤の均一な被膜を得ることにより、帯電分布が均一で、摩擦帯電性を低下させることなく安定した帯電特性を得ることができる。
本発明のトナーは、トナー母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ微粒子、疎水化処理された正帯電性シリカ微粒子、疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の外添剤等の材料を添加して得られる。
あるいは、これらの外添剤に加えて疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタン微粒子を添加することによって製造することができる。
本発明においては、シリカ微粒子、チタン酸ストロンチウムなどのトナー母粒子に外部から添加する材料を外添剤といい、トナー母粒子にこれらの外添剤を付着させることを外添という。
あるいは、これらの外添剤に加えて疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタン微粒子を添加することによって製造することができる。
本発明においては、シリカ微粒子、チタン酸ストロンチウムなどのトナー母粒子に外部から添加する材料を外添剤といい、トナー母粒子にこれらの外添剤を付着させることを外添という。
本発明のトナーの製造に用いる、トナー母粒子を構成する材料について説明する。
トナー母粒子は、結着樹脂および着色剤を主要な成分とし、更に、離型剤、分散剤、荷電制御剤等から構成されている。
結着樹脂としては、トナー用結着樹脂として使用されている合成樹脂が使用可能であり、例えばポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、クロロポリスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体等のスチレン系樹脂でスチレン又はスチレン置換体を含む単重合体又は共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン変成エポキシ樹脂、シリコーン変成エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェニール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂等が単独又は複合して使用できる。
トナー母粒子は、結着樹脂および着色剤を主要な成分とし、更に、離型剤、分散剤、荷電制御剤等から構成されている。
結着樹脂としては、トナー用結着樹脂として使用されている合成樹脂が使用可能であり、例えばポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、クロロポリスチレン、スチレン−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体等のスチレン系樹脂でスチレン又はスチレン置換体を含む単重合体又は共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン変成エポキシ樹脂、シリコーン変成エポキシ樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェニール樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂等が単独又は複合して使用できる。
トナーの定着は一般に熱定着法によって行われているので、結着樹脂のフロー軟化点(Tm)は低いことが好ましい。Tmは、例えば、85〜140℃であることが好ましく、90〜120℃がより好ましく、100〜110℃であることが更に好ましい。結着樹脂のガラス転移温度(Tg)は、40〜90℃であることが好ましく、50〜80℃であることが更に好ましい。なお、フロー軟化点(Tm)は、結着樹脂1.0gをペレット状に加圧成形してサンプルとし、定荷重押出型細管式レオメータ(島津製作所製 フローテスタCFD−500D)を使用して、測定試料:1gを圧縮成型し、ダイ孔径:1.0mm、ダイ長さ:1.0mm、押出圧力:2.0MPaによって、試料の1/2の量が流出した時点の温度を求める1/2法によって軟化点を求めたものである。
また、結着樹脂のガラス転移温度(Tg)は、示差走査熱量測定装置(セイコーインスツルメンツ製 DSC−120)を用いて、測定試料の結着樹脂10mgをアルミニウム製試料容器に封入して、温度0℃から200℃まで昇温速度10℃/分で上昇して、第2回目の温度上昇時の結晶融解による吸熱の最大ピーク温度を、融点Tmとして求めた。
これらの、結着樹脂は、乳化重合、分散重合、懸濁重合などの重合法、混錬・粉砕・分級工程を含む粉砕法などの方法によって製造される。最終的に得られるトナー粒子の均一性あるいは流動性などを考慮すると、結着樹脂は重合法で得られる樹脂が好ましい。また、結着樹脂は単独で用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよい。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、ランプブラック、マグネタイト、チタンブラック、クロムイエロー、群青、アニリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ハンザイエローG、ローダミン6G、カルコオイルブルー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、マラカイトグリーンレーキ、キノリンイエロー、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド184、C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー180、C.I.ソルベント・イエロー162、C.I.ピグメント・ブルー5:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等の染料および顔料を単独あるいは複合して使用できる。
離型剤としては、トナー用離型剤が使用可能である。例えばパラフィンワックス、マイクロワックス、マイクロクリスタリンワックス、キャデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、モンタンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化型ポリエチレンワックス、酸化型ポリプロピレンワックス等が挙げられる。中でもポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、カルナバワックス、エステルワックス等を使用することが好ましい。
これらの離型剤は、単独であるいは組合せて使用することができる。離型剤としては、低軟化点あるいは融点を示す化合物が好ましく、軟化点が40〜130℃、好ましくは50〜120℃のものが好ましい。なお、軟化点は、先に説明した示差走査熱量測定装置で測定される吸熱曲線における吸熱の主ピーク値の温度で表される。
これらの離型剤は、単独であるいは組合せて使用することができる。離型剤としては、低軟化点あるいは融点を示す化合物が好ましく、軟化点が40〜130℃、好ましくは50〜120℃のものが好ましい。なお、軟化点は、先に説明した示差走査熱量測定装置で測定される吸熱曲線における吸熱の主ピーク値の温度で表される。
荷電調整剤としては、トナー用荷電調整剤が使用可能である。例えば、オイルブラック、オイルブラックBY、ボントロンS−22およびS−34(オリエント化学工業製)、サリチル酸金属錯体E−81、E−84(オリエント化学工業製)、チオインジゴ系顔料、銅フタロシアニンのスルホニルアミン誘導体、スピロンブラックTRH(保土ヶ谷化学工業製)、カリックスアレン系化合物、有機ホウ素化合物、含フッ素4級アンモニウム塩系化合物、モノアゾ金属錯体、芳香族ヒドロキシルカルボン酸系金属錯体、芳香族ジカルボン酸系金属錯体、多糖類等が挙げられる。なかでもカラートナー用には無色ないしは白色のものが好ましい。
(トナー母粒子の製造)
トナー母粒子は上記した結着樹脂に、着色剤、並びに必要に応じて、離型剤、分散剤、帯電制御剤などを添加して製造される。
例えば、混練・粉砕・分級工程を含む粉砕法によるトナー母粒子の作製は、まず、結着樹脂、着色剤、および離型剤等の添加剤を所定量、例えば、ヘンシェルミキサー等の混合機に投入し、均一に混合する。結着樹脂、着色剤、および離型剤等の添加剤の混合割合は、トナーの色、帯電性などを考慮して、適宜決定される。
トナー母粒子は上記した結着樹脂に、着色剤、並びに必要に応じて、離型剤、分散剤、帯電制御剤などを添加して製造される。
例えば、混練・粉砕・分級工程を含む粉砕法によるトナー母粒子の作製は、まず、結着樹脂、着色剤、および離型剤等の添加剤を所定量、例えば、ヘンシェルミキサー等の混合機に投入し、均一に混合する。結着樹脂、着色剤、および離型剤等の添加剤の混合割合は、トナーの色、帯電性などを考慮して、適宜決定される。
得られた混合物は、二軸混練押出機等の連続式混練機、加熱・加圧ニーダーに投入されて均一に溶融混練される。得られた溶融混練物を、粉砕手段を用いて、微粉砕し、所望の平均粒子径のトナー母粒子が得られる。粉砕は、ジェットエアーによる衝突粉砕機、機械式粉砕機等により行われる。次に、風力分級装置等によって得られたトナー母粒子の粒度が調整される。
粉砕法トナーにおける成分比としては、バインダー樹脂100重量部に対して、着色剤は0.5〜15重量部、好ましくは1〜10重量部であり、また、離型剤は1〜10重量部、好ましくは2.5〜8重量部であり、また、荷電制御剤は0.1〜7重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。
粉砕法トナーにおける成分比としては、バインダー樹脂100重量部に対して、着色剤は0.5〜15重量部、好ましくは1〜10重量部であり、また、離型剤は1〜10重量部、好ましくは2.5〜8重量部であり、また、荷電制御剤は0.1〜7重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。
また、重合法トナーとしては、懸濁重合法、乳化重合法、分散重合法等により得られるトナーが挙げられる。懸濁重合法においては、重合性単量体、着色顔料、離型剤を、あるいはこれに加えて、染料、重合開始剤、架橋剤、荷電制御剤、その他の添加剤を添加した複合物を溶解又は分散させた単量体組成物を、懸濁安定剤を含む水相中に攪拌しながら添加して造粒し、重合させて所望の粒子径を有する着色重合粒子を形成することができる。
乳化重合法においては、単量体と離型剤を必要により更に重合開始剤、乳化剤(界面活性剤)などを水中に分散させて重合を行い、次いで凝集過程で着色剤、荷電制御剤、凝集剤等を添加することによって所望の粒子径を有する着色トナー粒子を形成することができる。
重合法トナー作製に用いられる材料において、着色剤、離型剤、荷電制御剤、に関しては、上述した粉砕トナーと同様の材料が使用できる。
重合性単量体成分としては、ビニル系モノマーが使用可能であり、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−エチルスチレン、ビニルトルエン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、ジビニルベンゼン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ケイ皮酸、エチレングリコール、プロピレングリコール、無水マレイン酸、無水フタル酸、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、プロピレン酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリルニトリル、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルナフタレン等が挙げられる。なお、フッ素含有モノマーとしては例えば2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート、フッ化ビニリデン、三フッ化エチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロプロピレンなどはフッ素原子が負荷電制御に有効であるので使用が可能である。
重合性単量体成分としては、ビニル系モノマーが使用可能であり、例えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−エチルスチレン、ビニルトルエン、2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン、ジビニルベンゼン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸2−クロルエチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ケイ皮酸、エチレングリコール、プロピレングリコール、無水マレイン酸、無水フタル酸、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、プロピレン酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリルニトリル、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルナフタレン等が挙げられる。なお、フッ素含有モノマーとしては例えば2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート、フッ化ビニリデン、三フッ化エチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロプロピレンなどはフッ素原子が負荷電制御に有効であるので使用が可能である。
乳化剤としては、例えばドデシルベンゼン硫酸ナトリウム、テトラデシル硫酸ナトリウム、ペンタデシル硫酸ナトリウム、オクチル硫酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、オレイン酸カルシウム、ドデシルアンモニウムクロライド、ドデシルアンモニウムブロマイド、ドデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ドデシルピリジニウムクロライド、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ドデシルポリオキシエチレンエーテル、ヘキサデシルポリオキシエチレンエーテル、ラウリルポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンモノオレアートポリオキシエチレンエーテル等がある。
重合開始剤としては、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、4,4’−アゾビスシアノ吉草酸、t−ブチルハイドロパーオキサイド、過酸化ベンゾイル、2,2’−アゾビス−イソブチロニトリル等がある。
凝集剤としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化リチウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸リチウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム、硫酸鉄等が挙げられる。
重合法トナーの円形度の調節法としては、乳化重合法は2次粒子の凝集過程で温度と時間を制御することで、円形度を自由に変えることができ、その範囲は0.94〜1.00である。また、懸濁重合法では、真球のトナーの製造が可能であるため、円形度は0.98〜1.00の範囲のものを得ることができる。また、円形度を調節するためにトナーのガラス転移温度以上で加熱変形させることで、円形度を0.94〜0.98まで調節することが可能となる。
また、本発明におけるトナーの個数平均粒径は、9μm以下であることが好ましく、8μm〜4.5μmであることがより好ましい。9μmよりも大きなトナーでは、1200dpi以上の高解像度で潜像を形成しても、その解像度の再現性が小粒子径のトナーに比べて低下し、また4.5μm以下になると、トナーによる隠蔽性が低下するとともに、流動性を高めるために外添剤の使用量が増大し、その結果、定着性能が低下する傾向があるので好ましくない。
本発明に用いられる負帯電性シリカ微粒子は、平均粒子径が4〜120nm、好ましくは5〜50nm、さらに好ましくは平均粒子径が10〜50nmの負帯電性シリカ微粒子が用いられる。負帯電性シリカ微粒子の平均粒子径が小さいほど、得られるトナーの流動性が高くなる。4nmより小さいとトナー母粒子に埋没してしまうおそれがある。
一方、120nmを超えると、流動性が極端に悪くなるおそれがある。なお、本明細書において、負帯電性シリカ、正帯電性シリカ、トナー母粒子、トナー粒子などの微粒子について平均粒子径というときは、特に断らない限り、体積平均粒子径を意味する。
また、本発明においては平均粒径は、電気抵抗法粒度分布測定装置(ベックマン・コールター社製マルチサイザーIII)で測定した体積分布D50で示した。
一方、120nmを超えると、流動性が極端に悪くなるおそれがある。なお、本明細書において、負帯電性シリカ、正帯電性シリカ、トナー母粒子、トナー粒子などの微粒子について平均粒子径というときは、特に断らない限り、体積平均粒子径を意味する。
また、本発明においては平均粒径は、電気抵抗法粒度分布測定装置(ベックマン・コールター社製マルチサイザーIII)で測定した体積分布D50で示した。
負帯電性シリカ微粒子は表面が疎水化処理されているので、トナーの流動性および帯電性が向上する。疎水化処理は、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルジクロロシランなどのシラン化合物;あるいはジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン、フッ素変性シリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル等のシリコーンオイルを用いて、行うことができる。
また、疎水化処理された負帯電性シリカ微粒子としては、日本アエロジル製のRX200、同RX50、キャボット製のTG811F、同TG810G、同TG308Fなどを挙げることができる。
これらの疎水化処理された負帯電性シリカ微粒子は、トナー母粒子100重量部に対して0.5〜2.0重量部とすることが好ましい。0.5重量部よりも少ない場合には、負帯電性シリカ微粒子の添加の効果が得られず、一方、2.0重量部よりも多い場合には、外添剤の割合が多くなりすぎるためにトナーの定着性が阻害されるため好ましくない。
また、疎水化処理された負帯電性シリカ微粒子としては、日本アエロジル製のRX200、同RX50、キャボット製のTG811F、同TG810G、同TG308Fなどを挙げることができる。
これらの疎水化処理された負帯電性シリカ微粒子は、トナー母粒子100重量部に対して0.5〜2.0重量部とすることが好ましい。0.5重量部よりも少ない場合には、負帯電性シリカ微粒子の添加の効果が得られず、一方、2.0重量部よりも多い場合には、外添剤の割合が多くなりすぎるためにトナーの定着性が阻害されるため好ましくない。
正帯電性シリカ微粒子は、アミノシラン、アミノ変性シリコーンオイル等のトナー母粒子に対して正帯電特性を付与する材料で疎水化処理されている。
正帯電性シリカ微粒子の体積平均粒子径は、10〜50nmであることが好ましく、15〜40nmであることがさらに好ましく、このような粒径とすることによって流動性を良好なものとすることができる。
また、疎水性の正帯電性シリカ微粒子は、マイクロキャリヤ的な機能を発揮するため、トナー母粒子の帯電の立ち上がりを早くできる。これにより、逆転写トナーおよびカブリが更に一層効果的に抑制されるようになる。特に、大粒子径の正帯電性シリカを用いた場合には正帯電性シリカの機能を効果的に発揮できるので好ましい。
正帯電性シリカ微粒子の体積平均粒子径は、10〜50nmであることが好ましく、15〜40nmであることがさらに好ましく、このような粒径とすることによって流動性を良好なものとすることができる。
また、疎水性の正帯電性シリカ微粒子は、マイクロキャリヤ的な機能を発揮するため、トナー母粒子の帯電の立ち上がりを早くできる。これにより、逆転写トナーおよびカブリが更に一層効果的に抑制されるようになる。特に、大粒子径の正帯電性シリカを用いた場合には正帯電性シリカの機能を効果的に発揮できるので好ましい。
また、疎水性の負帯電性シリカの添加量を疎水性正帯電性シリカ添加量より多く添加することで、負帯電トナーの負帯電性がより一層長期にわたり安定する。したがって、非画像部のカブリがより一層抑制されるとともに転写効率が更に向上し、更に逆転写トナーの発生がより効果的に抑制されるようになる。
一般に、画像形成装置では、トナーカートリッジの現像剤容器あるいは独立した装着された現像容器等に一定量のトナーが充填されている。
画像形成の際に、外添剤としてトナー母粒子に付着した粒子がトナー母粒子から遊離することは避けることは困難であった。そのため、画像形成枚数の増加にしたがって外添剤としてトナー母粒子に付着した正帯電性シリカ粒子がトナー母粒子から遊離する量が多くなる。
画像形成の際に、外添剤としてトナー母粒子に付着した粒子がトナー母粒子から遊離することは避けることは困難であった。そのため、画像形成枚数の増加にしたがって外添剤としてトナー母粒子に付着した正帯電性シリカ粒子がトナー母粒子から遊離する量が多くなる。
トナーカートリッジ、あるいは現像剤容器に充填されたトナーは、トナーカートリッジあるいは現像剤容器の交換までは補充されることはないので、従来のトナーにあっては、現像剤中での正帯電性シリカ粒子の濃度が大きくなることは避けることができなかったが、本発明のトナーにおいては、疎水性負帯電性シリカ、および疎水性正帯電性シリカに加えて、疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムが添加されているので、正帯電性シリカ粒子は、誘電率が大きなチタン酸ストロンチウム粒子の誘電分極によって負極性となった部分に静電吸着し、トナーと共に感光体上に現像されることにより、トナー中の正帯電性シリカの過剰な濃度上昇を抑制することが可能となる。その結果、トナーの帯電が安定化し、印字品質も良好となる。
チタン酸ストロンチウムの粒径は50〜500nmであることが好ましく、100〜200nmであることがより好ましい。粒径が500nmより大きい場合には、チタン酸ストロンチウムの分散による効果が小さくなるため好ましくなく、また50nmよりも小さい場合には、その凝集作用が大きくなるため好ましくない。
また、チタン酸ストロンチウムは比較的導電性が大きな物質であるので、過剰に添加した場合には電荷が漏洩する結果、帯電性が低下する。また硬度も大きいので、過剰な添加は研磨剤としての作用が大きくなり、感光体の寿命を低下させることとなる。一方、添加量が少ない場合は、本来の機能を発揮しない。添加量としてはトナー母粒子100重量部当たり、0.5〜2.0重量部が好ましい。
チタン酸ストロンチウムとしては、シランカップリング処理されたチタン工業製SW−100Cを挙げることができる。
チタン酸ストロンチウムとしては、シランカップリング処理されたチタン工業製SW−100Cを挙げることができる。
更に本発明のトナーには、疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが混合されても良い。疎水性ルチルアナタース混晶型酸化チタンは、その結晶の形状が紡錘形状をしていることからトナー母粒子に埋没し難い特性を有している。したがって、電荷調整機能がより効果的に活かされるようになり、疎水性の負帯電性シリカの有する負帯電性能および流動性という特性と、疎水性ルチルアナタース混晶型酸化チタンの有する比較的低抵抗でかつ負の過帯電防止特性という特性とが相乗された機能がトナー母粒子に付与される。これにより、トナーはその流動性低下が防止されるとともに、負の過帯電が防止されることからより良好な負帯電特性を有するようになり、その結果、逆転写トナーの発生およびカブリが更に効果的に抑制される。
ルチルアナタース混晶型酸化チタンは、その長軸径が0.02〜0.10μm、長軸と短軸との軸比が2〜8のものが好ましい。また、ルチルアナタース混晶型酸化チタンとしては、疎水性処理されたチタン工業製のSTT−30Sを挙げることができる。
疎水性処理されたチタン酸ストロンチウムと疎水性処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンの仕事関数は略同一であることが好ましい。なお、本発明において、仕事関数は略同一であるとは、仕事関数の差が0.25eV以下であることを意味する。
なお、本発明において仕事関数は、表面分析装置(理研計器製 AC−2型)によって、照射光量500nWで測定した値である。
両者の仕事関数が略同一である場合、チタン酸ストロンチウムと酸化チタン粒子が静電凝集することがなく、それぞれの機能を発揮することが可能となる。またチタン酸ストロンチウムの仕事関数が負帯電性シリカの仕事関数よりも大であれば、トナー母粒子表面の負帯電性シリカへの電荷注入が容易となり、帯電性が良好となる。
チタン酸ストロンチウムの帯電特性、仕事関数の調整は疎水化処理時に行うことができ、ルチルアナタース混晶型酸化チタンの疎水化処理に用いたものと同じシランカップリング剤によって疎水化処理することによって両者の仕事関数が略同一のものを得ることができる。
なお、本発明において仕事関数は、表面分析装置(理研計器製 AC−2型)によって、照射光量500nWで測定した値である。
両者の仕事関数が略同一である場合、チタン酸ストロンチウムと酸化チタン粒子が静電凝集することがなく、それぞれの機能を発揮することが可能となる。またチタン酸ストロンチウムの仕事関数が負帯電性シリカの仕事関数よりも大であれば、トナー母粒子表面の負帯電性シリカへの電荷注入が容易となり、帯電性が良好となる。
チタン酸ストロンチウムの帯電特性、仕事関数の調整は疎水化処理時に行うことができ、ルチルアナタース混晶型酸化チタンの疎水化処理に用いたものと同じシランカップリング剤によって疎水化処理することによって両者の仕事関数が略同一のものを得ることができる。
(トナー母粒子の調製)
スチレンモノマー80重量部、アクリル酸ブチルモノマー20重量部、アクリル酸モノマー5重量部からなるモノマー混合物を調製した。次いで、この混合物を、水105重量部、ノニオン系乳化剤(日本乳化剤製 ニューコール506)1重量部、アニオン系乳化剤(ライオン製 リボタックTE)1.5重量部、および過硫酸カリウム0.55重量部からなる水溶液に加え、分散・乳化して、乳化重合を行い、乳白色の粒径0.25μmの樹脂エマルジョンを得た。
スチレンモノマー80重量部、アクリル酸ブチルモノマー20重量部、アクリル酸モノマー5重量部からなるモノマー混合物を調製した。次いで、この混合物を、水105重量部、ノニオン系乳化剤(日本乳化剤製 ニューコール506)1重量部、アニオン系乳化剤(ライオン製 リボタックTE)1.5重量部、および過硫酸カリウム0.55重量部からなる水溶液に加え、分散・乳化して、乳化重合を行い、乳白色の粒径0.25μmの樹脂エマルジョンを得た。
得られた樹脂エマルジョン200重量部、ポリエチレンワックスエマルジョン(三洋化成工業製)20重量部およびフタロシアニンブルー7重量部を、界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.2重量部含有する水中に分散した。次に、ジエチルアミンを添加してpHを5.5に調整した後、攪拌しながら電解質として硫酸アルミニウムを0.3重量部加えた。
次いで、乳化・分散装置(特殊機化工業製TKホモミキサー)で高速攪拌し、分散を行った。さらに、スチレンモノマー40重量部、アクリル酸ブチル10重量部、およびサリチル酸亜鉛5重量部を水40重量部とともに添加し、窒素気流下で攪拌しながら、90℃に加熱し、過酸化水素水5重量部を加えて5時間重合させ、粒子を成長させた。
次いで、乳化・分散装置(特殊機化工業製TKホモミキサー)で高速攪拌し、分散を行った。さらに、スチレンモノマー40重量部、アクリル酸ブチル10重量部、およびサリチル酸亜鉛5重量部を水40重量部とともに添加し、窒素気流下で攪拌しながら、90℃に加熱し、過酸化水素水5重量部を加えて5時間重合させ、粒子を成長させた。
重合停止後、会合粒子の結合強度を向上させるためにpHを5以上に調製しながら、95℃に昇温し、95℃で5時間保持した。
得られた粒子を水洗し、45℃で真空乾燥を10時間行った。この方法で、体積平均粒径が7.0μmのトナー母粒子を調製した。得られたトナー母粒子の平均円形度は、0.97であった。
得られた粒子を水洗し、45℃で真空乾燥を10時間行った。この方法で、体積平均粒径が7.0μmのトナー母粒子を調製した。得られたトナー母粒子の平均円形度は、0.97であった。
なお、本発明において円形度の測定は、フロー式粒子像解析装置(シスメックス製 FPIA2100)を用いて行い、下記式(1)で表現した。
R=L0/L1…(1)
ただし、L1 は、測定対象のトナー粒子の投影像の周囲長(μm)である。
L0 は、測定対象のトナー粒子の投影像の面積に等しい真円の周囲長(μm)である。
R=L0/L1…(1)
ただし、L1 は、測定対象のトナー粒子の投影像の周囲長(μm)である。
L0 は、測定対象のトナー粒子の投影像の面積に等しい真円の周囲長(μm)である。
(トナー1の調製)
得られたトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの疎水性の負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの疎水性の正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.5重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nmのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)1重量部を添加してヘンシェルミキサー(三井鉱山製FM20B型)を用い、攪拌羽根周速30m/sec、攪拌時間5minの条件にてトナー母粒子に外添剤を添加する処理を行い、トナー1を調製した。
得られたトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの疎水性の負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの疎水性の正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.5重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nmのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)1重量部を添加してヘンシェルミキサー(三井鉱山製FM20B型)を用い、攪拌羽根周速30m/sec、攪拌時間5minの条件にてトナー母粒子に外添剤を添加する処理を行い、トナー1を調製した。
(評価方法)
得られたトナー1をカラーレーザープリンター(セイコーエプソン製 LP9000C)のブラック現像カートリッジに充填して、A3判の用紙にベタ画像を印字した際の画像先端と後端の画像濃度、及びA4判で、トナー消費量が紙面の全面積の5%である5%トナー消費パターンを500枚毎連続印字した後、同じくA3判のベタ画像を印字して画像先端と後端の画像濃度を、X−Rite社製528型濃度計を用いて測定するという操作を繰り返し行って印字特性を評価した。
得られたトナー1をカラーレーザープリンター(セイコーエプソン製 LP9000C)のブラック現像カートリッジに充填して、A3判の用紙にベタ画像を印字した際の画像先端と後端の画像濃度、及びA4判で、トナー消費量が紙面の全面積の5%である5%トナー消費パターンを500枚毎連続印字した後、同じくA3判のベタ画像を印字して画像先端と後端の画像濃度を、X−Rite社製528型濃度計を用いて測定するという操作を繰り返し行って印字特性を評価した。
トナーカートリッジの装着後、第1枚目に出力された画像を初期画像とし、初期画像における先後端の画像濃度差と、5%トナー消費パターンで連続印字を行った後の先後端の画像濃度差との差が、0.3より大きい場合は均一性が不良と判断し、その時の5%トナー消費パターンの連続印字枚数を均一印字枚数とした。
また初期及び耐久性の限界となる枚数での現像ローラ上に搬送されるトナー層の帯電量を、帯電量測定装置(ホソカワミクロン製 E-SPARTアナライザー)を用いて測定した。測定条件は、吸引流量0.2リットル/min、集塵空気流量0.6リットル/min、吹付け窒素圧力0.02Mpaとし、3000個のトナーカウント数で帯電量を求めて、初期帯電量、印字後帯電量として表1に示す。
また初期及び耐久性の限界となる枚数での現像ローラ上に搬送されるトナー層の帯電量を、帯電量測定装置(ホソカワミクロン製 E-SPARTアナライザー)を用いて測定した。測定条件は、吸引流量0.2リットル/min、集塵空気流量0.6リットル/min、吹付け窒素圧力0.02Mpaとし、3000個のトナーカウント数で帯電量を求めて、初期帯電量、印字後帯電量として表1に示す。
(トナー2の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を0.5重量部、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径50nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX50)を0.5重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.4重量部、およびシランカップリング剤によって疎水処理した平均粒径80nmのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)0.8重量部を添加したことを除き実施例1と同様にしてトナー2を調製した。
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を0.5重量部、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径50nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX50)を0.5重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.4重量部、およびシランカップリング剤によって疎水処理した平均粒径80nmのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)0.8重量部を添加したことを除き実施例1と同様にしてトナー2を調製した。
(評価方法)
実施例1においてトナー1に代えてトナー2を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
実施例1においてトナー1に代えてトナー2を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
(トナー3の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1.2重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.6重量部、シランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.6eVのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)1.2重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径20nm、仕事関数5.6eVのルチルアナタース混晶型チタン酸化物(チタン工業製 STT−30S)0.5重量部を添加したことを除き実施例1と同様にしてトナー3を調製した。
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1.2重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.6重量部、シランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.6eVのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)1.2重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径20nm、仕事関数5.6eVのルチルアナタース混晶型チタン酸化物(チタン工業製 STT−30S)0.5重量部を添加したことを除き実施例1と同様にしてトナー3を調製した。
(評価方法)
実施例1においてトナー1に代えてトナー3を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
実施例1においてトナー1に代えてトナー3を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
比較例1
(トナー4の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.5重量部を用いた点を除き、実施例1と同様にしてトナー4を調製した。
(トナー4の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nmの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径30nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)0.5重量部を用いた点を除き、実施例1と同様にしてトナー4を調製した。
(評価方法)
実施例1においてトナー1に代えてトナー4を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
実施例1においてトナー1に代えてトナー4を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
比較例2
(トナー5の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を0.5重量部、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径50nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX50)を0.5重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.6eVのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)0.8重量部を添加した点を除き、実施例1と同様にしてトナー5を調製した。
(トナー5の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を0.5重量部、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径50nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX50)を0.5重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.6eVのチタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100C)0.8重量部を添加した点を除き、実施例1と同様にしてトナー5を調製した。
(評価方法)
実施例1においてトナー1に代えてトナー5を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
実施例1においてトナー1に代えてトナー5を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
比較例3
(トナー6の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1.2重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径50nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)を0.6重量部、チタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100)をメチルクロロシランによって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.1eVの疎水化処理チタン酸ストロンチウム1.2重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径20nm、仕事関数5.6eVのルチルアナタース混晶型チタン酸化物(チタン工業製 STT−30S)0.5重量部を添加した点を除き、実施例1と同様にしてトナー6を調製した。
(トナー6の調製)
実施例1と同様に調製したトナー母粒子100重量部に対して、外添剤として、ヘキサメチルジシラザンで疎水化処理した平均粒径10nm、仕事関数5.1eVの負帯電性シリカ(日本アエロジル製 RX200)を1.2重量部、アミノシランで疎水化処理した平均粒径50nmの正帯電性シリカ(日本アエロジル製 NA50H)を0.6重量部、チタン酸ストロンチウム(チタン工業製 SW−100)をメチルクロロシランによって疎水化処理した平均粒径80nm、仕事関数5.1eVの疎水化処理チタン酸ストロンチウム1.2重量部、およびシランカップリング剤によって疎水化処理した平均粒径20nm、仕事関数5.6eVのルチルアナタース混晶型チタン酸化物(チタン工業製 STT−30S)0.5重量部を添加した点を除き、実施例1と同様にしてトナー6を調製した。
(評価方法)
実施例1においてトナー1に代えてトナー6を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
実施例1においてトナー1に代えてトナー6を用いた点を除き、実施例1と同様に評価をし、その結果を表1に示す。
表1
初期画像均一性 初期帯電量(Q/M) 均一印字枚数 印字後帯電量(Q/M)
実施例1 良好 -17.3μC/g 6000 (枚) -16.7μC/g
実施例2 良好 -18.9 6000 -18.1
実施例3 良好 -15.1 6000 -15.5
比較例1 不良 -10.2 500 -5.1
比較例2 良好 -10.1 1500 -6.8
比較例3 良好 -16.1 2000 -9.2
初期画像均一性 初期帯電量(Q/M) 均一印字枚数 印字後帯電量(Q/M)
実施例1 良好 -17.3μC/g 6000 (枚) -16.7μC/g
実施例2 良好 -18.9 6000 -18.1
実施例3 良好 -15.1 6000 -15.5
比較例1 不良 -10.2 500 -5.1
比較例2 良好 -10.1 1500 -6.8
比較例3 良好 -16.1 2000 -9.2
本発明のトナーにおいては、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子が外添剤として外部添加されたので、負帯電性外添剤および正帯電性外添剤がともにトナー母粒子の表面に直接付着するようになり、正帯電性外添剤がマイクロキャリヤ的な機能を発揮するため、トナー母粒子の帯電の立ち上がりが早くなり、逆転写トナーおよびカブリが効果的に抑制されるようになる。
更に、印字枚数の増加に従ってトナー中に遊離し、トナー中の濃度が高くなっていく正帯電性シリカ粒子が、添加されたチタン酸ストロンチウム粒子の誘電分極の負極部に静電吸着し、トナーと共に感光体上に現像されることにより、トナー中の正帯電性シリカの過剰な濃度上昇を抑制し、帯電が安定化するために、印字品質が良好な印字物を得ることができる。
更に、印字枚数の増加に従ってトナー中に遊離し、トナー中の濃度が高くなっていく正帯電性シリカ粒子が、添加されたチタン酸ストロンチウム粒子の誘電分極の負極部に静電吸着し、トナーと共に感光体上に現像されることにより、トナー中の正帯電性シリカの過剰な濃度上昇を抑制し、帯電が安定化するために、印字品質が良好な印字物を得ることができる。
Claims (2)
- トナーにおいて、結着樹脂および着色剤を含有する母粒子に、疎水化処理された負帯電性シリカ、疎水化処理された正帯電性シリカ、及び疎水化処理されたチタン酸ストロンチウムの3種の粒子が外添剤として添加されたことを特徴とするトナー。
- 外添剤として更に疎水化処理されたルチルアナタース混晶型酸化チタンが添加されており、酸化チタンの添加量は、チタン酸ストロンチウムの添加量よりも少なく、ルチルアナタース混晶型酸化チタンとチタン酸ストロンチウムの仕事関数は、略同一であることを特徴とする請求項1記載のトナー。
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JP (1) | JP2007093653A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008058521A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Kao Corp | 非磁性一成分現像用トナー |
JP2010044113A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Kao Corp | 二成分現像剤 |
JP2021067827A (ja) * | 2019-10-24 | 2021-04-30 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
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2005
- 2005-09-27 JP JP2005279078A patent/JP2007093653A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008058521A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Kao Corp | 非磁性一成分現像用トナー |
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