JP2007093321A - Sensor structure - Google Patents
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Abstract
Description
この発明はセンサ構造体に関し、特に流体中に設置することによって流速等を測定するためのセンサ構造体に関するものである。 The present invention relates to a sensor structure, and more particularly to a sensor structure for measuring flow velocity and the like by being installed in a fluid.
河川における水流量の検知及び監視は、近年の災害の多発によってその必要性が増大している。通常、従来の河川の流量検知・監視技術は、河川に浮子を浮かべ、これが一定の距離を流れるのに要する時間を測る、「浮子法」によって観測を行っている。しかし、「浮子法」では、1)専門観測員確保の困難、2)洪水等に対して観測員到着の遅れが生じることによる緊急対処の遅延・困難、3)連続的観測の困難、及び4)誤差の可能性、等の多くの問題が存在する。 The need for detection and monitoring of water flow in rivers has increased due to the frequent occurrence of disasters in recent years. Conventional river flow detection and monitoring techniques usually use the “floating method”, which measures the time it takes for a float to float over the river and flow over a certain distance. However, in the “Floating Method”, 1) difficulty in securing specialized observers, 2) delays and difficulties in emergency response due to delays in arrival of observers due to floods, etc., 3) difficulties in continuous observation, and 4 ) There are many problems such as possible errors.
とりわけ近年の災害においては、かってないほど集中豪雨が多発し、河川が氾濫するまでの時間が短くなっており、リアルタイム情報がますます必要となっている。現在,国土交通省や都道府県ではテレメータを使い、雨量と水位はリアルタイムの観測を公開しているが、河川下流の氾濫は上流での流量が大きく影響しており、リアルタイムの流量・流速計測が非常に重要となってきている。 Especially in recent disasters, torrential rains have occurred more frequently than ever before, and the time until rivers are flooded has become shorter, and real-time information has become increasingly necessary. Currently, the Ministry of Land, Infrastructure and Transport and prefectures use telemeters to publish real-time observations of rainfall and water levels. However, flooding downstream of rivers has a large influence on upstream flow, and real-time flow and flow velocity measurements are not possible. It has become very important.
このため特許文献1から特許文献3に示されているように、各種の非接触型流量計の開発が進められている。
For this reason, as shown in
特許文献1にあっては、ビデオカメラと水位計を用いて河川の表面水流の画像信号と水位データを解析して表面流速や流量を計測する方法であるが、夜間時等の撮影で画像が不鮮明なときには正確に測定できない。
In
特許文献2にあっては、河川の段差のある部分をテレビカメラで下流側から撮影し、デジタル処理して段差の高い側の水位と流量を求める方法であるが、特許文献1と同じような問題点がある。
特許文献3にあっては、音響ドップラー流速計、水位計及び河床形状を計測する音響測深器によって、流速、水位、川床位を同時に計測して流量を連続計測する方法である。ドップラー効果による流速計測は、大量降雨時には浮遊土砂、気泡などによって音波が減衰して測定不能になるという問題がある。
In
さらに上記いずれの方法も費用が高く、1台数千万円かかるといわれ、全国多数の河川に適用するにはコスト上に問題がある。 Furthermore, each of the above methods is expensive, and it is said that it costs 10 million yen per unit, and there is a problem in cost when applied to many rivers nationwide.
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、コスト的に有利で且つ測定の信頼性が高いセンサ構造体を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to provide a sensor structure that is advantageous in cost and has high measurement reliability.
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、流体の流速を測定するためのセンサ構造体であって、球形状を有する球状体と、球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における流体の圧力を測定し得る少なくとも2個の圧力センサと、球状体の流体の流れに対する姿勢を所望の位置に固定する固定手段とを備えたものである。
In order to achieve the above object, the invention according to
このように構成すると、球状体の赤道上の流れに対して非対称で且つ異なった位置における圧力が測定される。 With this configuration, pressures at different positions that are asymmetric with respect to the flow on the equator of the spherical body are measured.
請求項2記載の発明は、流体の流速を測定するためのセンサ構造体であって、球形状を有する球状体と、球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における前記流体の圧力を測定し得る少なくとも3個の圧力センサとを備えたものである。
The invention according to
このように構成すると、球状体の赤道上の異なった3点の位置における圧力が測定される。 If comprised in this way, the pressure in the position of three different points on the equator of a spherical body will be measured.
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、球状体に組み込まれた三次元加速度センサを更に備えたものである。 According to a third aspect of the present invention, in the configuration of the second aspect of the present invention, a three-dimensional acceleration sensor incorporated in a spherical body is further provided.
このように構成すると、球状体の絶対位置が判別される。 If comprised in this way, the absolute position of a spherical body will be discriminate | determined.
請求項4記載の発明は、流体の流速を測定するためのセンサ構造体であって、球形状を有する球状体と、球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における流体の圧力を測定し得る少なくとも1個の圧力センサと、球状体の北極と南極とを通る方向を回転軸として球状体を回転させる回転手段とを備えたものである。
The invention according to
このように構成すると、一つの圧力センサによって球状体の赤道上の所望の異なった位置における圧力が測定される。 If comprised in this way, the pressure in the desired different position on the equator of a spherical body will be measured with one pressure sensor.
請求項5記載の発明は、流体の流速を測定するためのセンサ構造体であって、円柱形状を有する円柱体と、円柱体の長手軸方向に対して直交する断面上に現れる周壁の位置であって、流れに対して非対称の位置に取り付けられ、その位置における流体の圧力を測定し得る少なくとも2個の圧力センサとを備えたものである。
The invention according to
このように構成すると、円柱体の特定の周壁上の流れに対して非対称で且つ異なった位置における圧力が測定される。 If comprised in this way, the pressure in the asymmetrical and different position with respect to the flow on the specific surrounding wall of a cylinder will be measured.
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の構成において、圧力センサの表面は、センサホルダによって覆われ、センサホルダは、周囲の取り付け面に整列するホルダ本体と、センサホルダの中央に形成され、外面と連通する開口と、開口に接続されると共に前記圧力センサに面し、開口の径より大きな径を有する流体淀み部を含むものである。 According to a sixth aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect of the present invention, the surface of the pressure sensor is covered with a sensor holder, and the sensor holder is a holder that is aligned with a surrounding mounting surface. The main body includes an opening formed at the center of the sensor holder and communicating with the outer surface, and includes a fluid stagnation portion connected to the opening and facing the pressure sensor and having a diameter larger than the diameter of the opening.
このように構成すると、流速の変化による圧力センサの検知圧力への影響度が低減する。 If comprised in this way, the influence degree to the detection pressure of the pressure sensor by the change of the flow velocity will reduce.
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の構成において、センサホルダは、流体淀み部に接続されると共に所望の流体を流体淀み部に噴出することができる流体噴出孔を更に含むものである。 According to a seventh aspect of the invention, in the configuration of the sixth aspect of the invention, the sensor holder further includes a fluid ejection hole that is connected to the fluid stagnation part and can eject a desired fluid to the fluid stagnation part. .
このように構成すると、所望の流体を流体淀み部に対して噴射することができる。 If comprised in this way, a desired fluid can be injected with respect to a fluid stagnation part.
以上説明したように、請求項1記載の発明は、球状体の赤道上の流れに対して非対称で且つ異なった位置における圧力が測定されるので、球状体を流れに対して所定の位置に固定して非対称の位置の2つの圧力を得ると、流体の種類に基づくレイノルズ数が決定される。このレイノルズ数から流速が算出される。
As described above, the invention according to
請求項2記載の発明は、球状体の赤道上の異なった3点の位置における圧力が測定されるので、球状体の姿勢にかかわらず流体の種類に基づくレイノルズ数が決定され、流速が算出されると共に球状体に対する流れの方向が判別される。
In the invention according to
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、球状体の絶対位置が判別されるので、球状体に対する流れの方向を加味することによって基準方向に対する流体の流れ方向が判別される。
In addition to the effect of the invention described in
請求項4記載の発明は、一つの圧力センサによって球状体の赤道上の所望の異なった位置における圧力が測定されるので、測定された複数の圧力から流体の種類に基づくレイノルズ数が決定される。このレイノルズ数から流速が算出される。又、圧力センサの数が少なくても済むのでコスト的に有利なセンサ構造体となる。
In the invention according to
請求項5記載の発明は、円柱体の特定の周壁上の流れに対して非対称で且つ異なった位置における圧力が測定されるので、流体の種類に基づくレイノルズ数が決定される。このレイノルズ数から流速が算出される。
In the invention according to
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、流速の変化による圧力センサの検知圧力への影響度が低減するので、圧力センサの検知精度が向上すると共に検知出力が安定する。 According to the sixth aspect of the present invention, in addition to the effect of the first aspect of the present invention, the degree of influence on the detected pressure of the pressure sensor due to the change of the flow velocity is reduced. Accuracy improves and detection output stabilizes.
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加えて、所望の流体を流体淀み部に対して噴射することができるので、開口や流体淀み部に異物が入ったような場合、これを取り除くことができるためセンサ構造体の信頼性が向上する。 According to the seventh aspect of the invention, in addition to the effect of the sixth aspect of the invention, since a desired fluid can be ejected to the fluid stagnation part, foreign matter enters the opening or the fluid stagnation part. Since this can be removed, the reliability of the sensor structure is improved.
図1はこの発明の第1の実施の形態によるセンサ構造体の外観形状を示す斜視図であり、図2は図1のII−IIラインの断面図である。 FIG. 1 is a perspective view showing an external shape of a sensor structure according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG.
これらの図を参照して、センサ構造体101は、例えばステンレススチールよりなる球状体1を中心として構成され、その赤道上の表面に圧力センサ3a〜3dがその中心から互いに90度の間隔で取り付けられている。又、その上方側、即ち北極側には球状体1を支持するための中空柱状の支持体2が取り付けられている。更に、球状体1の下方側、即ち南極側には、圧力センサ3a〜3dと同様の圧力センサ3eが取り付けられている。
Referring to these drawings, a
圧力センサ3a〜3eの各々は感圧ゴムセンサを検知手段として構成されている。感圧ゴムセンサは、柔らかいゴムの中へ導電性物質及び強化素材をナノサイズに均一に分散複合化したものである。流体からの外力によって当該ゴムが加圧変形すると、内部導電物質の連結状態が変化して電気抵抗変化を示すことを利用して圧力を計測するものである。 Each of the pressure sensors 3a to 3e is configured with a pressure-sensitive rubber sensor as a detection means. The pressure-sensitive rubber sensor is obtained by uniformly dispersing and compounding a conductive substance and a reinforcing material in a nano size in a soft rubber. When the rubber is pressurized and deformed by an external force from the fluid, the pressure is measured by utilizing the fact that the connection state of the internal conductive material changes to show a change in electrical resistance.
又、球状体1の中心には、三次元加速度センサ4が取付けられている。このセンサ4の出力によって、センサ構造体101の初期の設置位置及び設置方向に基づく絶対位置及び絶対的方向が検出される。したがって、センサ構造体101が特定の場所に固定されていないような使用状態であっても、センサ構造体101の絶対位置が把握できる。その結果、センサ構造体101の周囲を流れる流体の流速方向のみならず流れの方向の絶対的方向も正しく検出することが可能となる。
A three-
尚、支持体2は、球状体1を支持するのみならず、圧力センサ3a〜3eや三次元加速度センサ4からの出力を外部に伝達するための導線等がその内部に収容されている。
Note that the
図3は図2で示された“X”部分の拡大図である。 FIG. 3 is an enlarged view of the “X” portion shown in FIG.
図を参照して、球状体1の表面からその中心まで到達する開口が形成され、その表面側にOリング9を介してセンサ前カバー5が防水状態に取り付けられる。センサ前カバー5の内面側には ロッドガイド6が取り付けられ、センサ前カバー5とロッドガイド6との間には防水ゴム11が設置される。防水ゴム11の中央にはセンサロッド10が取り付けられ、ロッドガイド6に対して摺動自在となるように構成されている。
Referring to the drawing, an opening reaching the center from the surface of
センサロッド10の内部側の端部はフランジ形状となっており、その外方側とロッドガイド6の内面側との間には負圧用の感圧ゴムセンサ14が装着されている。ロッドガイド6の内方側にはセンサハウジング7が取り付けられており、センサハウジング7は複数の締付けねじ8によってロッドガイド6を通してセンサ前カバー5にねじこまれ、これらは一体化されている。
An end portion on the inner side of the
センサハウジング7の中央部を貫通するようにセンサ調整ロッド12が取り付けられている。センサ調整ロッド12の外方側はフランジ状に形成されており、その外面とセンサロッド10の内面側との間には正圧用の感圧ゴムセンサ13が装着されている。
A
使用状態にあっては、球状体1の外面に負圧が生じたときセンサロッド10は図においては右側に移動し、その結果、感圧ゴムセンサ14を圧縮することになる。この圧縮度合いを測定することによって負圧を測定することができる。一方、球状体1の外面に正圧が生じたときセンサロッド10は図においては左側に移動し、その結果、感圧ゴムセンサ13を圧縮することになる。この圧縮度合いを測定することによって正圧を測定することができる。
In use, when a negative pressure is generated on the outer surface of the
尚、センサ調整ロッド12を調整することによって、測定前の感圧ゴムセンサ13及び感圧ゴムセンサ14の圧縮度合いを所望の値に調整することができる。
By adjusting the
図4は図1に示したセンサ構造体を流体中に設置し、その上方から見た図である。 FIG. 4 is a view of the sensor structure shown in FIG. 1 installed in a fluid and viewed from above.
図を参照して、圧力センサ3a〜3dは球状体1の赤道上に配置されており、圧力センサ3aが球状体1の前部岐点に位置するいわゆる正対状態に設置されている。又、この実施の形態にあっては流体は赤道面に平行な流れを前提としている。
Referring to the figure, pressure sensors 3 a to 3 d are arranged on the equator of
図5は図4の状態において、所定のレイノルズ数(1.62×105)に設定した流体中で静止状態に設置された球状体1の赤道上に実際に現れる実験上の圧力分布を示した概略図である(実験例A)。
FIG. 5 shows an experimental pressure distribution actually appearing on the equator of the
図を参照して、この圧力分布は静圧による影響を除外しており、動圧のみよるものを記載している。ここでU∞は流速を表し、ρは流体の密度を表し、Pは球状体の表面に実際に現れる圧力を表し、P∞は球状体の表面に加わる静圧を表す。したがって、(P−P∞)は球状体の表面に実際に現れる動圧を表すことになる。 Referring to the figure, this pressure distribution excludes the influence of static pressure, and describes only the dynamic pressure. Here, U∞ represents the flow velocity, ρ represents the density of the fluid, P represents the pressure that actually appears on the surface of the spherical body, and P∞ represents the static pressure applied to the surface of the spherical body. Therefore, (P−P∞) represents the dynamic pressure that actually appears on the surface of the spherical body.
又、図においては、動圧の圧力分布を、球状体1の前部岐点における圧力係数を1とする係数Cpで表している。
In the figure, the pressure distribution of the dynamic pressure is represented by a coefficient Cp where the pressure coefficient at the front branch point of the
臨界レイノルズ数前後のあるレイノルズ数のとき、球表面に沿う圧力分布は、静圧を除いた状態にあっては、球体の流れの前方では、正(+)の圧力が発生するが、球の前方からの角度40数度から負(−)の圧力となり、それ以降も負圧力となって図に示すような圧力分布となる。このような実験データから球の表面の非対称の複数の個所の圧力から圧力分布が判明すると、センサ構造体が設置されている流体の流速、圧力及び流れの方向を算出することが可能となる。 At a certain Reynolds number around the critical Reynolds number, the pressure distribution along the surface of the sphere is positive (+) pressure in front of the sphere flow in the state excluding the static pressure, The pressure is negative (−) from an angle of 40 degrees from the front, and thereafter, the pressure is negative and the pressure distribution is as shown in the figure. If the pressure distribution is determined from the pressures at a plurality of asymmetric points on the surface of the sphere from such experimental data, the flow velocity, pressure and flow direction of the fluid in which the sensor structure is installed can be calculated.
図6は図4の状態において、他のレイノルズ数(3.18×105)に設定した流体中で静止状態に設置された球状体の赤道上に実際に現れる実験上の圧力分布を示した概略図である(実験例B)。又、図においても、動圧の圧力分布を、球状体1の前部岐点における圧力係数を1とする係数Cpで表している。
FIG. 6 shows the experimental pressure distribution that actually appears on the equator of a spherical body placed stationary in a fluid set to another Reynolds number (3.18 × 10 5 ) in the state of FIG. It is a schematic diagram (Experiment B). Also in the figure, the pressure distribution of the dynamic pressure is represented by a coefficient Cp where the pressure coefficient at the front branch point of the
図7は図4の状態において、更に他のレイノルズ数(1.14×106)に設定した流体中において静止状態に設置された球状体の赤道上に実際に現れる実験上の圧力分布を示した概略図である(実験例C)。又、図においても、動圧の圧力分布を、球状体1の前部岐点における圧力係数を1とする係数Cpで表している。
FIG. 7 shows the experimental pressure distribution actually appearing on the equator of a spherical body placed stationary in a fluid set to another Reynolds number (1.14 × 10 6 ) in the state of FIG. (Experimental example C). Also in the figure, the pressure distribution of the dynamic pressure is represented by a coefficient Cp where the pressure coefficient at the front branch point of the
次にこの発明の第1の実施の形態によるセンサ構造体を用いた流速の算出方法について説明する。 Next, a method for calculating the flow velocity using the sensor structure according to the first embodiment of the present invention will be described.
まず、センサ構造体101が流れに対して正対状態に設置されている場合について説明する。流体の種類及び流速を仮定して得られた例えば図5から図7の実験例から、図4に示す圧力センサ3aと圧力センサ3bの取付位置に相当するA点及びB点における圧力比Pcはレイノルズ数によって相違していることが判明する。一方、流体中に設置されたセンサ構造体101は、その正対状態から圧力センサ3aと圧力センサ3bの出力がA点及びB点の圧力に相当する。したがって、これらの圧力を取得し、この圧力比Pcを算出する。
First, the case where the
次に、この圧力比Pcがどの実験例の圧力比に相当するか、即ち該当するレイノルズ数を見出す。レイノルズ数が決定すると、流体の動粘性係数及び球状体1の直径から流速を算出することができる。
Next, find out which experimental example the pressure ratio Pc corresponds to, ie, the corresponding Reynolds number. When the Reynolds number is determined, the flow velocity can be calculated from the kinematic viscosity coefficient of the fluid and the diameter of the
この時、合致するレイノルズ数がない場合、近くのレイノルズ数を基としてその数値を順に増加、又は減少させ、変化させたレイノルズ数における圧力比Pcを算出して実測例と比較する。これを繰り返すことによって実測例に合致するレイノルズ数を見出す。見出されたレイノルズ数に基づいて、流体の動粘性係数及び球状体1の直径から流速を算出することができる。
At this time, if there is no matching Reynolds number, the numerical value is sequentially increased or decreased based on the nearby Reynolds number, and the pressure ratio Pc at the changed Reynolds number is calculated and compared with the actual measurement example. By repeating this, the Reynolds number matching the actual measurement example is found. Based on the found Reynolds number, the flow velocity can be calculated from the kinematic viscosity coefficient of the fluid and the diameter of the
したがって、センサ球状体が流れに正対している状態で設置している事が判明している場合は、圧力センサはその圧力比がレイノルズ数によって異なる値を示す位置に取り付けられるものであれば、少なくとも2箇所あれば良いことになる。 Therefore, if it is known that the sensor sphere is installed in a state of facing the flow, the pressure sensor can be attached at a position where the pressure ratio shows a different value depending on the Reynolds number. There should be at least two locations.
次に、センサ構造体101が流れに対して正対状態に設置されていない場合について説明する。
Next, a case where the
図8はこのような状態における圧力センサの赤道面における測定位置を示した図である。 FIG. 8 is a diagram showing measurement positions on the equator plane of the pressure sensor in such a state.
図を参照して、この例においてはセンサ構造体101が反時計方向周りに角度αだけ回転している状態が示されている。即ち、圧力センサ3aは前部岐点の圧力P0の代わりに圧力P0αを出力し、圧力センサ3dは圧力P1の代わりに圧力P1αを出力し、圧力センサ3bは圧力P2の代わりに圧力P2αを出力する。
Referring to the drawing, in this example, a state in which the
図9は縦軸に図8に示されている圧力P1及び圧力P2から算出される圧力差(P1−P2)を採り、横軸に流れに対するセンサ構造体の変位角度を採ったものである。即ち、センサ構造体101の正対位置から反時計方向に回転させ、その状態で得られた圧力P1及び圧力P2の差を変位角度毎にプロットしたものである。そして、このプロットを上記の実験例、即ち異なったレイノルズ数毎に行っている。図からこの圧力差は各レイノルズ数に応じて異なった曲線になることが判明する。
FIG. 9 shows the pressure difference (P1−P2) calculated from the pressure P1 and the pressure P2 shown in FIG. 8 on the vertical axis, and the displacement angle of the sensor structure relative to the flow on the horizontal axis. That is, the difference between the pressure P1 and the pressure P2 obtained by rotating the
次に実際に測定した圧力センサ3dから出力された圧力P1αと圧力センサ3bから出力された圧力P2αとの差を算出する。この差を基に各レイノルズ数毎の曲線との交点からこの例であれば変位角度を3個算出する。この段階では、正しいレイノルズ数が判明せず変位角度の候補が3個存在することになる。
Next, the difference between the actually measured pressure P1α output from the
図10は縦軸に図8に示されている圧力P0及び圧力P1から算出される圧力差(P0−P1)を採り、横軸に流れに対するセンサ構造体の変位角度を採ったものである。即ち、センサ構造体101の正対位置から反時計方向に回転させ、その状態で得られた圧力P0及び圧力P1の差を変位角度毎にプロットしたものである。そして、このプロットを上記の実験例、即ちレイノルズ数毎に行っている。図からこの圧力差も各レイノルズ数に応じて異なった曲線になることが判明する。
FIG. 10 shows the pressure difference (P0−P1) calculated from the pressure P0 and the pressure P1 shown in FIG. 8 on the vertical axis, and the displacement angle of the sensor structure relative to the flow on the horizontal axis. That is, the
そこで、実際に測定した圧力センサ3aから出力された圧力P0αと圧力センサ3dから出力された圧力P1αとの差を算出する。そしてこの差と上記で算出した3個の変位角度との交点を通る実験例、即ち上記実測例に合致するレイノルズ数を決定する。決定されたレイノルズ数に基づいて、流体の動粘性係数及び球状体1の直径から流速と正しい変位角度αを算出することができる。
Therefore, the difference between the actually measured pressure P0α output from the pressure sensor 3a and the pressure P1α output from the
尚、出力された値が実験結果の中間値にあるような場合は、近いレイノルズ数を基準としてその値を増減して繰り返して計算すればよい。そして、最終的に実測例と合致するレイノルズ数を見出し、流速等を算出する。 In the case where the output value is an intermediate value of the experimental result, the value may be increased / decreased repeatedly based on the close Reynolds number. Finally, the Reynolds number that matches the actual measurement example is found, and the flow velocity and the like are calculated.
図11はこの発明の第2の実施の形態によるセンサ構造体の外観形状を示す斜視図である。 FIG. 11 is a perspective view showing the appearance of a sensor structure according to the second embodiment of the present invention.
図を参照して、センサ構造体101は、垂直方向に延びる一対の支持体121a及び121bの間に取り付けられた水平方向に延びる円柱体120と、円柱体120の長手軸方向に対して直交する断面上に現れる複数の周壁の表面に取り付けられた複数の圧力センサ3とから構成されている。圧力センサ3の構造は先の第1の実施の形態によるものと同様である。
Referring to the figure, a
この実施の形態にあっても球状体と同様に円柱体120の表面に生じる圧力分布が、流体の性質及び流速から定まることになる、したがって、各圧力センサ3の出力から流速を測定することが可能となる。尚、この実施の形態では圧力センサ3が円柱体120の長手軸方向に複数列設置されているが、圧力センサ3は単列に設置されていても良い。
Even in this embodiment, the pressure distribution generated on the surface of the
又、この実施の形態にあっては、各列毎に流れに非対称の位置に2箇の圧力センサ3が取り付けられているが、3個以上であればその位置は同一周壁上のどの位置であっても良い。
Further, in this embodiment, two
図12はこの発明の第3の実施の形態によるセンサ構造体の外観形状を示す斜視図である。 FIG. 12 is a perspective view showing the appearance of a sensor structure according to the third embodiment of the present invention.
図を参照して、センサ構造体101は、垂直方向に延びる円柱体123と、その各周壁の表面に取り付けられた複数の圧力センサ3とから構成されている。圧力センサ3の構造は先の第1の実施の形態によるものと同様である。
Referring to the drawing, the
この実施の形態にあっても球状体と同様に円柱体123の表面に生じる圧力分布が、流体の性質及び流速から定まることになる、したがって、各圧力センサ3の出力から流速を測定することが可能となる。尚、この実施の形態では圧力センサ3が円柱体123の長手軸方向に複数列設置されているが、圧力センサ3は単列でも良い。
Even in this embodiment, the pressure distribution generated on the surface of the
又、この実施の形態にあっては、各列毎に流れに非対称の位置に2箇の圧力センサ3が取り付けられているが、3個以上であればその位置は同一周壁上のどの位置であっても良い。
Further, in this embodiment, two
尚、このセンサ構造体101を例えば河川中に垂直に設置するときには、圧力センサ3の各々が水と接触しているかどうかも検知することが可能となる。したがって、圧力センサ3の各々の垂直方向の絶対位置を前もって定めておけば、流速の検知と共に水位の検知も可能となる。
For example, when the
図13はこの発明の第4の実施の形態によるセンサ構造体の外観形状を示す斜視図である。 FIG. 13 is a perspective view showing the appearance of a sensor structure according to the fourth embodiment of the present invention.
図を参照して、センサ構造体101は、垂直方向に且つ互いに平行延びる一対の垂直板25a及び25bと、その下端に掛け渡されるように取り付けられた水平方向に延びる水平板26と、垂直板25a及び25b並びに水平板26の内面側に取り付けられた複数の圧力センサ3とから構成されている。圧力センサ3の構造は先の第1の実施の形態によるものと同様である。
Referring to the figure, a
この実施の形態にあっても球状体や円柱体と同様にその表面に生じる圧力分布が、流体の性質及び流速から定まることになる、したがって、各圧力センサ3の出力から流速を測定することが可能となる。又、垂直板25a及び25bに取り付けられている圧力センサ3の各々が水と接触しているかどうかも検知することが可能となる。したがって、これらの圧力センサ3の各々の垂直方向の絶対位置を前もって定めておけば、流速の検知と共に水位の検知も可能となる。
Even in this embodiment, the pressure distribution generated on the surface thereof is determined from the properties of the fluid and the flow velocity as in the case of the spherical body or the cylindrical body. Therefore, the flow velocity can be measured from the output of each
図14は、先の第1の実施の形態によるセンサ構造体の取り付け状況を示した概略図である。 FIG. 14 is a schematic view showing a mounting state of the sensor structure according to the first embodiment.
図を参照して、球状体1から突き出る支持体2が鉛直上方に伸び、これにフランジを介して鋼管等からなる固定体16が接続されている。固定体16は後述するように例えば橋体等に取り付けるものである。
Referring to the drawing, a
このような取り付け状態にあっては、センサ構造体101の真上部分に固定部2が位置するため、球状体1の真上部分の圧力データを検知することはできないが、左右及び底部に設置された感圧センサ3によって流速算出に必要な圧力データを得ることができる。
In such an attached state, since the fixing
図15は先の第1の実施の形態によるセンサ構造体の他の取り付け状況を示した概略図である。 FIG. 15 is a schematic view showing another mounting state of the sensor structure according to the first embodiment.
図を参照して、球状体1から突き出る支持体2が水平後方に伸びた後上方に屈曲し、これにフランジを介して上下に延びる鋼管等からなる固定体16が接続されている。固定体16は後述するように例えば橋体等に取り付けるものである。
Referring to the drawing, a
このような取り付け状態にあっては、センサ構造体101の真後ろ部分に固定部2があるため球状体1の真後ろ部分の圧力データを検知することはできないが、その他の部分は流れに対して対称状態にあるので正確な圧力検知が可能である。尚、固定部16等の垂直部分の球状体1からの距離は、流れの乱れを招かぬように球状体1の直径の5倍程度とすることが好ましい。
In such an attached state, the pressure data of the rear part of the
図16は図14に示したセンサ構造体を、河川の流速検知に応用した例を示す図であり、図17は図16のXVII−XVIIラインから見た図である。 FIG. 16 is a diagram showing an example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to river flow velocity detection, and FIG. 17 is a diagram seen from the XVII-XVII line in FIG.
これらの図を参照して、センサ構造体101は、固定体16を介して橋梁28に固定された昇降装置15に取り付けられている。センサ構造体101の設置位置は、河川46のあまり流れの乱れのない部分を選び、水流の圧力等の検出を行なう。設計仕様を超えた洪水等の異常な状態においては、昇降装置15を作動させ、センサ構造体101を水面上に上昇させてこれを保護する。
With reference to these drawings, the
尚、図ではセンサ構造体を橋の下流側に設置してある例を示すが、上流側に設置してもよい。又、昇降させる代わりにセンサ構造体101を下流側に跳ね上げるように構成しても良い。
Although the figure shows an example in which the sensor structure is installed on the downstream side of the bridge, it may be installed on the upstream side. Moreover, you may comprise so that the
図18図は14に示したセンサ構造体を、河川の流速検知に応用した他の例を示す図であり、図19は図18のXIX−XIXラインから見た図である。 18 is a view showing another example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to river flow velocity detection, and FIG. 19 is a view as seen from the XIX-XIX line in FIG.
これらの図を参照して、センサ構造体101は完全に固定せずに取付けられている。ワイヤロープ21a及び21bは、川岸47a及び47bに設置されているロ−プ固定装置22a及び22bと川底33側に設置されているロープ固定装置23との間に張られ、そのワイヤロープ21a及び21bの途中から鋼材等の剛体124a及び124bを介して所望の深さの位置にセンサ構造体101が設置される。
Referring to these drawings, the
センサ構造体101には前述のように三次元加速度センサが組込まれているので、センサ構造体101自体が移動しても三次元加速度センサからその絶対位置が検出される。そして、その絶対位置を基にセンサ構造体101の圧力センサからのリアルタイムのデータを演算処理することによって,流速、水圧及び流れの方向を検出することができる。
Since the
尚、この例では川岸47a及び47b側のロープ固定装置22a及び22bを2箇所設置したが、この装置を1箇所に設置し、一本のワイヤロープをその位置から斜めに反対側の岸に近い川底33に渡し、このワイヤロープに剛体を介してセンサ構造体を取り付けても良い。
In this example, the two
図20は図14に示したセンサ構造体を、河川の流速検知に応用した更に他の例を示す図であり、図21は図20のXXI−XXIラインから見た図である。 FIG. 20 is a view showing still another example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to river flow velocity detection, and FIG. 21 is a view seen from the XXI-XXI line of FIG.
これらの図を参照して、センサ構造体101は河川46に浮かべた浮体24の下面に取付けられている。ワイヤロープ21aは一方が川岸47a側に設置されているロープ固定装置22に連結され、他方が浮体24に連結されている。同様に、ワイヤロープ21bは一方が反対の川岸47b側に設置されているロープ固定装置22bに連結され、他方が浮体24に連結されている。
With reference to these drawings, the
浮体24の下方にはセンサ構造体101が取り付けられていて、例えば河川46の平均流速に近い水深の6割程度の位置等の所望の水深位置に設置される。センサ構造体101は流れの影響を受け,若干前後左右に移動するが,前述のようにセンサ構造体101に組み込まれている三次元加速度センサの働きにより正しいデータを得ることができる。
A
図22は図14に示したセンサ構造体を、河川の流速検知に応用した更に他の例を示す図である。 FIG. 22 is a diagram showing still another example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to flow velocity detection of a river.
図を参照して、センサ構造体101は浮体24の下方に取り付けられ、浮体24を河川46に流しながらセンサ構造体101によって流速等が測定されている。この方法は浮体24が流される二点間の距離が判っている箇所で行われる。センサ構造体101には時計機能が組み込まれているので、二点間の通過する時間から河川46の水面流速が得られる。この水面の流速から河川46の平均流速が計算される。一方、センサ構造体101から、その水深における相対流速が測定できるので、浮体24の移動によって得られる水面流速とこの相対流速とからセンサ構造体101の位置における絶対的な流速を算出することも可能となる。
Referring to the figure,
尚、浮体24には電池装置を搭載しておき、センサ構造体101で得られた圧力データを無線で河川の現場管理センタへ転送しても良い。あるいは浮体24には回収用のロープを接続しておく必要があるので、このロープを利用して浮体24へキャブタイヤケーブルを配置して電源を供給し、有線で測定データをセンサ構造体101から転送する方式をとっても良い。
A battery device may be mounted on the floating
図23は図14に示したセンサ構造体を、河川、湖、海洋等の流速検知に応用した更に他の例を示す図である。 FIG. 23 is a diagram showing still another example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to flow velocity detection of rivers, lakes, oceans, and the like.
図を参照して、船から河川の場合よりもかなり海洋48の深い位置にセンサ構造体1をキャブタイヤケーブル27で吊り下げ、三次元加速度センサと圧力センサとの組合せによって流速と流れの方向とを検知することが可能である。このような測定を行うと、海峡を結ぶ橋梁の建設工事や海洋構造物の敷設,海底電線の敷設工事,海底資源の探索等に大いに役に立つ。
Referring to the figure, the
又、センサ構造体101に温度センサを同時に組込むと、海洋48中の潮の流速,方向,温度情報を船舶31上にてリアルタイムで正しく検知することが可能である。その結果、漁業資源の観測や予測、魚群の観測、赤潮の発生予測と回避等に寄与することができる。
If a temperature sensor is incorporated into the
図24はこの発明の第5の実施の形態によるセンサ構造体の外観形状を示す側面図である。 FIG. 24 is a side view showing the appearance of a sensor structure according to the fifth embodiment of the present invention.
図を参照して、センサ構造体101は球状体1の外表面に圧力センサ3が設けられている点は先の各実施の形態によるものと同様であるが、この実施の形態にあっては、圧力センサ3が水平赤道面に一個のみ設けられている点が異なっている。そして、球状体の北極側に固定され、垂直上方に延びる支持体2にフランジを介して接続している固定体16がその軸を中心として回転できるように図示しない駆動装置に接続されている。
Referring to the drawing, the
駆動装置を駆動すると、球状体1が回転し圧力センサ3は水平赤道面上を移動する。したがって、圧力センサ3を所望の回転角度で停止させ、その位置における圧力を順次測定することが可能となる。各回転位置における測定の時間的ずれは数十秒程度であるが、通常河川等の流れの時間的変化はもっと緩やかであるので、このずれは実際上の問題とはならない。したがって、この実施の形態によれば、赤道周りの全ての箇所の圧力を一つの圧力センサ3のみによって測定できることになる。このようにして測定した複数の圧力データを基に上述の方法を用いて流速等を算出することが可能となる。
When the driving device is driven, the
尚、この実施の形態にあっては、圧力センサ3を一個としたが、複数の圧力センサを球状体3に取り付け、これを回転させるように構成しても良い。又、回転軸は上下方向としたが、用途に応じて回転軸の方向を所望の方向に設定すれば良い。
In this embodiment, one
図25は図24で示したセンサ構造体を河川の流速検知に応用した例を示す図である。 FIG. 25 is a diagram showing an example in which the sensor structure shown in FIG. 24 is applied to river flow velocity detection.
図を参照して、センサ構造体101の斜め下方部に音響測深センサ30が取り付けられている。このセンサ構造体101を河川46の中央部において水中に配置し、上述の図示しない駆動装置を用いて垂直軸周りに回転させる。これによって、音響測深センサ30から川底33に超音波ビームが広範囲に照射され、その反射ビームを測定して川底33の断面形状を具体的に計測することができる。
With reference to the figure, an
一方、センサ構造体101からは赤道周りの所望の圧力データを得ることができるため、河川46の流速が算出される。その結果、音響測深センサ30によって計測された川底33の断面形状と合わせると、この河川46のより正確な流量を得ることができる。
On the other hand, since the desired pressure data around the equator can be obtained from the
尚、上記では音響測深センサ30は1個としたが、川底33の形状によっては必要な照射範囲をカバーするために複数個を球状体1に取り付けても良い。
In the above description, only one
図26は図14に示したセンサ構造体を、水槽等の流速検知に応用した例を示す図である。 FIG. 26 is a diagram showing an example in which the sensor structure shown in FIG. 14 is applied to flow velocity detection in a water tank or the like.
図を参照して、支持体2及び固定体16を下方に向けてセンサ構造体101がタンクや水族館の水槽35の底面36に固定されている。このような使用方法は、上部からの取り付けが困難な場合や、取り付けが可能であってもその取り付け長さが長くなってしまう場合等に用いられる。この方法によると、底面36にセンサ構造体101を取り付けるため美観を損なう虞が少なく、又、センサ構造体101の上部に構造物が存在しないため使い勝手が良い。そして、上述のようにセンサ構造体101の出力によって、水槽35の保有水49の底面36側の水流の変化等を検出することが可能となる。
Referring to the drawing,
図27は上述のセンサ構造体による流体測定及び流体管理システムの構成を示したブロック図である。 FIG. 27 is a block diagram showing a configuration of a fluid measurement and fluid management system using the sensor structure described above.
図を参照して、センサ構造体を河川等に設置して得られた圧力,水位及び方位の諸データは,ISDN等の回線を使って速やかに河川管理事務所あてに送られる。そこでアナログ値のデータはデジタル値に変換され、上述のように流体力学理論に基づいた流れの数値シミュレーション及び実験結果から確立された、表面圧力から水流を予測する計算アルゴリズムを用いてコンピュータにて演算される。その結果得られた水圧、流速、流量、水位,方向等のデータは、リアルタイムにインターネット等を介して公共事業体等の河川総合管理センター等に送られ,流量の監視・管理がリアルタイムに的確に行われる。 Referring to the figure, various data on pressure, water level and direction obtained by installing the sensor structure in a river or the like are promptly sent to a river management office using a line such as ISDN. Therefore, the analog value data is converted to digital values and calculated by the computer using the calculation algorithm that predicts the water flow from the surface pressure established from the numerical simulation and experimental results of the flow based on the fluid dynamics theory as described above. Is done. The data such as water pressure, flow velocity, flow rate, water level, direction, etc. obtained as a result are sent to the river management center such as a public entity over the Internet in real time, and the flow rate monitoring and management is accurately performed in real time. Done.
図28はこの発明の第6の実施の形態によるセンサ構造体の概略断面図であって、先の第1の実施の形態による図2に対応した図であり、図29は図28に示した“Y”部分の拡大図である。 FIG. 28 is a schematic sectional view of a sensor structure according to a sixth embodiment of the present invention, which corresponds to FIG. 2 according to the first embodiment, and FIG. 29 is shown in FIG. It is an enlarged view of "Y" part.
これらの図を参照して、球状体1の表面に取り付けられる圧力センサ3の構造は基本的には第1の実施の形態によるものと同一である。しかし、この実施の形態にあっては、圧力センサ3cの外方側に球状体1と表面が整列するセンサホルダ38が取り付けられている点が大きく異なっている。センサホルダ38の中央には開口39が形成され、その内部にセンサロッド10が露出する大きさの流体淀み部40が形成されている。尚、流体淀み部40の径は開口38の径より大きく設定されている。これによって、センサロッド10が直接外方に露出する第1の実施の形態による構成に比べて、検出する圧力値が安定すると共に検出誤差が減少する。
Referring to these drawings, the structure of the
又、流体淀み部40には放射状に形成された流体噴出孔41が接続され、流体噴出孔41はリング状に形成された流体保有部43を介して流体供給孔44が接続される。流体の条件によっては、開口39や流体淀み部40に異物が堆積する可能性がある。このような場合には、支持体2から空気又は水等の流体を定期的に流体供給孔44に噴出させるようにすれば良い。流体供給孔44に噴出された流体は流体噴出孔41を介して流体淀み部40に吹き込まれ、流体淀み部40の異物を開口39を介して外方に除去することが可能となる。尚、この実施の形態にあっては流体噴出孔41は流体淀み部40に対して斜めに入るように形成されているため、噴出流が渦流を生じるようになり、異物の除去効果を更に向上させている。
In addition, a
尚、上記の第1の実施の形態では、圧力センサは赤道上の4箇所に取り付けられているが、流速方向に対して所望の非対称位置に固定できる固定手段を有している場合は、圧力センサは2箇所の取付けで良い。固定手段がない場合には、3箇所以上あれば良い。 In the first embodiment, the pressure sensors are attached at four locations on the equator. However, if there are fixing means that can be fixed at desired asymmetric positions with respect to the flow velocity direction, The sensor may be installed in two places. If there is no fixing means, three or more locations are sufficient.
又、上記の第1の実施の形態では、三次元加速度センサが組み込まれているが、このセンサは必ずしもなくても良い。 In the first embodiment, the three-dimensional acceleration sensor is incorporated, but this sensor is not necessarily required.
更に、上記の各実施の形態では、圧力センサとして感圧ゴムセンサを用いているが、他の構成によるセンサであっても良い。 Further, in each of the above embodiments, a pressure-sensitive rubber sensor is used as a pressure sensor, but a sensor having another configuration may be used.
更に、上記の第1の実施の形態では、圧力から流速を算出する方法を示しているが、この方法は一例に過ぎず、他の方法によって圧力から流速を算出することも可能である。 Furthermore, in the first embodiment, the method for calculating the flow velocity from the pressure is shown. However, this method is merely an example, and the flow velocity can be calculated from the pressure by another method.
更に、上記の各実施の形態では、流速に対して一定の方向に収束するような形状ではないが、例えば船形や流線型等の形状の本体を採用してこれに圧力センサを組み込むように構成しても良い。この場合、流速に対して本体の向きが自動的に固定されるため、より簡易に測定圧力から流速を算出することが可能となる。 Further, in each of the above-described embodiments, the shape does not converge in a certain direction with respect to the flow velocity, but, for example, a body having a shape such as a ship shape or a streamline shape is adopted and a pressure sensor is incorporated therein. May be. In this case, since the orientation of the main body is automatically fixed with respect to the flow velocity, the flow velocity can be calculated more easily from the measured pressure.
1…球状体
2…支持体
3…圧力センサ
4…三次元加速度センサ
13,14…感圧ゴムセンサ
38…センサホルダ
39…開口
40…流体淀み部
41…流体噴出孔
42…ホルダ本体
101…センサ構造体
120,123…円柱体
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
球形状を有する球状体と、
前記球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における前記流体の圧力を測定し得る少なくとも2個の圧力センサと、
前記球状体の前記流体の流れに対する姿勢を所望の位置に固定する固定手段とを備えた、センサ構造体。 A sensor structure for measuring the flow velocity of a fluid,
A spherical body having a spherical shape;
At least two pressure sensors mounted on the equator of the spherical body and capable of measuring the pressure of the fluid at that position;
A sensor structure comprising: fixing means for fixing a posture of the spherical body with respect to the fluid flow to a desired position.
球形状を有する球状体と、
前記球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における前記流体の圧力を測定し得る少なくとも3個の圧力センサとを備えた、センサ構造体。 A sensor structure for measuring the flow velocity of a fluid,
A spherical body having a spherical shape;
A sensor structure comprising at least three pressure sensors mounted on the equator of the spherical body and capable of measuring the pressure of the fluid at that position.
球形状を有する球状体と、
前記球状体の赤道上に取り付けられ、その位置における前記流体の圧力を測定し得る少なくとも1個の圧力センサと、
前記球状体の北極と南極とを通る方向を回転軸として前記球状体を回転させる回転手段とを備えた、センサ構造体。 A sensor structure for measuring the flow velocity of a fluid,
A spherical body having a spherical shape;
At least one pressure sensor mounted on the equator of the spherical body and capable of measuring the pressure of the fluid at that position;
A sensor structure comprising rotation means for rotating the spherical body about a direction passing through the north and south poles of the spherical body as a rotation axis.
円柱形状を有する円柱体と、
前記円柱体の長手軸方向に対して直交する断面上に現れる周壁の位置であって、流れに対して非対称の位置に取り付けられ、その位置における前記流体の圧力を測定し得る少なくとも2個の圧力センサとを備えた、センサ構造体。 A sensor structure for measuring the flow velocity of a fluid,
A cylindrical body having a cylindrical shape;
At least two pressures that are positions of the peripheral wall that appear on a cross section perpendicular to the longitudinal axis direction of the cylindrical body, are attached to a position asymmetric with respect to the flow, and can measure the pressure of the fluid at the position. A sensor structure comprising a sensor.
前記センサホルダは、
周囲の取り付け面に整列するホルダ本体と、
前記ホルダの中央に形成され、外面と連通する開口と、
前記開口に接続されると共に前記圧力センサに面し、前記開口の径より大きな径を有する流体淀み部を含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載のセンサ構造体。 The surface of the pressure sensor is covered by a sensor holder;
The sensor holder is
A holder body aligned with the surrounding mounting surface;
An opening formed in the center of the holder and communicating with the outer surface;
The sensor structure according to any one of claims 1 to 5, further comprising a fluid stagnation part connected to the opening and facing the pressure sensor and having a diameter larger than a diameter of the opening.
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