JP2007091010A - Automobile glass run - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランに関するものである。 The present invention relates to an automotive glass run that is attached to the inner periphery of a door frame of an automobile door and guides the raising and lowering of the door glass.
図15に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周には、ドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来の取付構造を図14〜図17に示す。なお、ず15は、自動車のドア1の側面図である。
図14は、ドアフレーム2のコーナー部2bの斜視図である。
図16は、図15におけるD−D線に沿った断面図である。図17は、ドアフレーム2にトリム7を取付け、そのトリム7の一部によってガラスラン110を押さえた、他の従来構造である。
As shown in FIG. 15, a
FIG. 14 is a perspective view of the
16 is a cross-sectional view taken along the line DD in FIG. FIG. 17 shows another conventional structure in which the
従来、ガラスラン110は、図15、図16に示すようにドアフレーム2のチャンネル3内に取付けられて、ドアフレーム2の内周側に形成されているドアガラス開口部内のドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、押出成形により成形された直線状の直線部111からなるドア1の上辺部とフロント側縦辺部及びリヤ側縦辺部を、ドアフレーム2の形状に合わせて型成形するコーナー部112で接続している。
Conventionally, the
なお、図16に示すように、ドア1と車体との間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ108および/または車体のドア開口部周縁のフランジに取付けられたオープニングウエザストリップ109によりなされている。オープニングウエザストリップ109は、その中空シール部がドア閉時にドアフレーム2のインナーパネル2dの膨出部2gの車内側側面に当接してシールしている。
As shown in FIG. 16, the seal between the door 1 and the vehicle body is the
ガラスラン110は、図16に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略U字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ150が上記断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ160が断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の先端から車外側の外面に沿って底壁140方向に延びる車外側カバーリップ124が延設され、車内側側壁130の先端から車内側の外面に沿って底壁140方向に延びる車内側カバーリップ134が延設されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
As shown in FIG. 16, the
車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2に設けられたチャンネル3内に挿入され、各壁の外面がチャンネル3の内面に当接される。車外側側壁120と車外側カバーリップ124の間にドアフレーム2のアウターパネル2cとチャンネル3の一方の先端部が挿入され、車内側側壁130と車内側カバーリップ134の間にインナーパネル2dとチャンネル3の他方の先端部が挿入され、ガラスラン110を保持している。
The vehicle
そしてドアのコーナー部2bにおいては、図14に示すように、ドアフレーム2の上辺部2eと縦辺部2fが突き合わされて、接合され、チャンネル3も上辺部と縦辺部が同様に接合されている。このため、ドアフレーム2のコーナー部は鋭角状に形成され、ガラスラン110はコーナー部112において、ドアフレーム2のチャンネル3の形状に合わせて、鋭角状に型成形により形成されている。
In the
一方、車体(図13参照)は、図13、図14に示すように、車体を形成する複数のパネルを溶接して構成するため、ドア閉時にドアフレーム2が対面する車体の車体開口部周縁6において、コーナー部は曲率半径がドアフレーム2のコーナー部2bの曲率半径よりも大きくなる。この車体の車体開口部周縁6には、オープニングウエザストリップ109が取付けられて、ドア1と車体開口部周縁6との間をシールしている。しかしながら、上記の通り、車体の車体開口部周縁6のコーナー部とドアフレーム2のコーナー部2bとは曲率半径が異なるため、オープニングウエザストリップ109の中空シール部とドアフレーム2のコーナー部2bの膨出部2gとが、コーナー部において当接することができなくて、シール性が低下していた。
On the other hand, the vehicle body (see FIG. 13) is formed by welding a plurality of panels forming the vehicle body, as shown in FIGS. 13 and 14, so that the periphery of the vehicle body opening portion of the vehicle body that the
図17に示すように、ドアフレーム2のチャンネル3にガラスラン110を装着するとともに、ドアフレーム2の車内側にフランジ2hを設けて、そのフランジ2hにトリム7を取付けている(例えば、特許文献3参照。)。このため、コーナー部においては、トリム7の車内側側面にオープニングウエザストリップ109の中空シール部を当接させることができる。
しかしながら、この場合は、トリム7もドアフレーム2に取付けられるため、車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径よりも小さな曲率半径で取付けることとなり、十分に隙間を埋めることができなかった。また、ガラスラン110とトリム7をそれぞれ製造するとともに、ドアフレーム2への装着もそれぞれ行なう必要があり、手間がかかり、コスト、重量も増大する。
As shown in FIG. 17, a
However, in this case, since the
また、ガラスラン110のドアフレーム2のコーナー部2bに装着する部分(コーナー部)に、ガラスラン110のコーナー部と一体的にコーナー膨出部を形成して、オープニングウエザストリップの中空シール部のコーナー部に当接させ、シールするものもある。しかしながら、この場合は、コーナー部とコーナー膨出部を同じ金型で同時に成形するため、金型の構造が複雑になり、成形速度が低下し、生産性が向上せず、金型コストも増大していた。
また、コーナー部とコーナー膨出部を別々に形成する場合は、ガラスラン本体とコーナー部を装着する手間がかかるとともに、コーナー膨出部70の位置がばらついてシール性がよくなかった。
In addition, when the corner portion and the corner bulge portion are formed separately, it takes time and effort to mount the glass run body and the corner portion, and the position of the
本発明は、自動車ドアのドアフレームのコーナー部において、車体の車体開口部周縁のオープニングウエザストリップの中空シール部との間を確実にシールし、装着が容易なガラスランを提供することを課題としている。 It is an object of the present invention to provide a glass run that can be easily mounted by securely sealing a space between the opening weather strip and a hollow seal portion at the periphery of a vehicle body opening at a corner portion of a door frame of an automobile door. It is said.
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するとともに、押出成形により成形された直線部と、ドアフレームのコーナー部に取付けられる型成形により成形されたコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成し、コーナー膨出部は、車内側側壁に係止されるとともに、ドアフレームのコーナー部に固着され、ドア閉時に車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接することを特徴とする自動車用ガラスランである。
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention of claim 1 is attached to the inner periphery of a door frame of a door of an automobile, guides the raising and lowering of the door glass, and includes a linear portion formed by extrusion molding, In a glass run for automobiles having a corner portion formed by molding attached to the corner portion,
The glass run body has a substantially U-shaped cross section composed of a vehicle outer side wall, a vehicle inner side wall, and a bottom wall, and extends from the tip of the vehicle outer side wall and the vehicle inner side wall toward the inside of the substantially U-shaped cross section. A car outer seal lip and a car inner seal lip are provided, and a corner bulging portion is formed separately from the glass run main body on the vehicle inner side wall of the corner portion of the glass run main body. An automobile characterized by being locked to a side wall of a vehicle and fixed to a corner portion of a door frame, and abutting against a hollow seal portion of an opening weather strip attached to a corner portion of a periphery of a vehicle body opening when the door is closed. Glass run.
請求項1の本発明では、ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けている。
そのため、ドア閉時に、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字状の内側にドアガラスの端部を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。車外側シールリップと車内側シールリップにより、ドアガラスの昇降に応じて、シールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
In the first aspect of the present invention, the glass run main body has a substantially U-shaped cross section composed of the vehicle outer side wall, the vehicle inner side wall, and the bottom wall. A vehicle-side seal lip and a vehicle-side seal lip extending toward the inside of the character shape are provided.
Therefore, when the door is closed, the end portion of the door glass can be housed inside the substantially U-shaped cross section consisting of the vehicle outer side wall, the vehicle inner side wall, and the bottom wall, and the door glass can be securely held. it can. The outside seal lip and the inside seal lip allow the seal lip to contact the door glass as the door glass is raised and lowered, and the outside frame seal lip and the inside seal lip seal between the door frame and the door glass. be able to.
ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の車内側にガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成したため、コーナー部とコーナー膨出部を成形する金型を別々にすることができ、金型構造が簡単になり、成形速度が速くなるり、生産性が向上するとともに、金型コストも低減することができる。
コーナー膨出部は、車内側側壁に係止されるため、ガラスランをドアフレームに装着するときに、コーナー膨出部をガラスランのコーナー部に仮止めすることができ、コーナー部を容易にドアフレームの膨出部に装着することができる。
Since the corner bulge is formed separately from the glass run body on the vehicle inner side wall of the corner portion of the glass run body, the mold for molding the corner and the corner bulge can be separated. The mold structure is simplified, the molding speed is increased, the productivity is improved, and the mold cost can be reduced.
Since the corner bulging part is locked to the inner side wall of the vehicle, when the glass run is attached to the door frame, the corner bulging part can be temporarily fixed to the corner part of the glass run. It can be attached to the bulging part of the door frame.
ドア閉時に、コーナー膨出部が車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接する。このため、ドアフレームのコーナー部と車体の車体開口部周縁のコーナー部の曲率の相違部分をコーナー膨出部が埋めて、隙間をなくすことができ、そのコーナー膨出部に中空シール部が当接して、コーナー部のシールを確保することができる。 When the door is closed, the corner bulge comes into contact with the hollow seal portion of the opening weather strip attached to the corner at the periphery of the vehicle body opening. For this reason, the corner bulge portion fills the difference in curvature between the corner portion of the door frame and the periphery of the vehicle body opening of the vehicle body, thereby eliminating the gap, and the hollow bulge portion is applied to the corner bulge portion. In contact with each other, a seal at the corner can be secured.
請求項2の本発明は、コーナー膨出部は、ガラスラン本体の車内側側壁に、複数の箇所で係止される自動車用ガラスランである。
The present invention of
請求項2の本発明では、コーナー膨出部は、ガラスラン本体の車内側側壁に、複数の箇所で係止されるため、コーナー膨出部が仮止めされる位置が安定し、コーナー膨出部をドアフレームに容易に装着することができる。 In the second aspect of the present invention, the corner bulging portion is locked to the vehicle inner side wall of the glass run body at a plurality of locations, so that the position at which the corner bulging portion is temporarily fixed is stabilized, and the corner bulging portion is stabilized. The part can be easily attached to the door frame.
請求項3の本発明は、コーナー膨出部を車内側側壁に係止するために、コーナー膨出部の側壁または車内側側壁のいずれか一方に係止突部を設け、他方に係止凹部または係止孔を設けた自動車用ガラスランである。 According to the third aspect of the present invention, in order to lock the corner bulging portion to the vehicle inner side wall, a locking protrusion is provided on either the side wall of the corner bulging portion or the vehicle inner side wall, and the locking recess is formed on the other side. Or it is the glass run for motor vehicles provided with the locking hole.
請求項3の本発明では、コーナー膨出部の側壁または車内側側壁のいずれか一方に係止突部を設け、他方に係止凹部または係止孔を設けたため、係止突部を係止凹部または係止孔に挿入したり、引っ掛けることにより、簡単にコーナー膨出部を仮止めすることができる。また、係止突部、係止凹部と係止孔はそれぞれコーナー膨出部とガラスラン本体のコーナー部を成形するときに同時に形成することができ、容易である。 According to the third aspect of the present invention, since the locking projection is provided on either the side wall of the corner bulging portion or the vehicle interior side wall, and the locking recess or the locking hole is provided on the other side, the locking projection is locked. The corner bulging portion can be temporarily fixed easily by inserting or hooking into the recess or the locking hole. Further, the locking projection, the locking recess and the locking hole can be easily formed at the same time when the corner bulging portion and the corner portion of the glass run body are formed.
請求項4の本発明は、係止突部は、頭部と脚部からなり、脚部に回り止めを有する自動車用ガラスランである。 According to a fourth aspect of the present invention, the locking projection includes a head portion and a leg portion, and the glass run for an automobile has a detent on the leg portion.
請求項4の本発明では、係止突部は、頭部と脚部からなり、その脚部に回り止めを有するため、コーナー膨出部をガラスランの車内側側壁に仮止めしたときに、コーナー膨出部がガラスラン本体に対して回ることがなく、ガラスランの装着時にコーナー膨出部の位置が安定し、ドアフレームに装着することが容易である。 In this invention of Claim 4, since the latching protrusion consists of a head part and a leg part and has a detent on the leg part, when the corner bulging part is temporarily secured to the vehicle interior side wall of the glass run, The corner bulging portion does not rotate with respect to the glass run body, the position of the corner bulging portion is stable when the glass run is attached, and it is easy to attach the door to the door frame.
請求項5の本発明は、コーナー膨出部とガラスラン本体の車内側側壁との係止は両面接着テープで行なわれる自動車用ガラスランである。
The present invention of
請求項5の本発明では、コーナー膨出部とガラスラン本体の車内側側壁との係止は両面接着テープで行なわれるため、コーナー膨出部をガラスラン本体の車内側側壁に、接着により容易に仮止めすることができ、コーナー膨出部と車内側側壁に特別に凹凸形状を設ける必要もなく、成形が容易である。 According to the fifth aspect of the present invention, since the corner bulging portion and the vehicle runner side wall of the glass run body are locked with the double-sided adhesive tape, the corner bulge portion is easily adhered to the vehicle runner side wall of the glass run body. Can be temporarily fixed, and it is not necessary to provide special irregularities on the corner bulging portion and the vehicle inner side wall, so that molding is easy.
請求項6の本発明は、コーナー膨出部は、ガラスラン本体よりも硬質の材料で剛性を高くして形成した自動車用ガラスランである。
The present invention of
請求項6の本発明では、コーナー膨出部は、ガラスラン本体よりも硬質の材料で剛性を高く形成したため、形状保持性が強く、ドア閉時にオープニングウエザストリップと当接し手も変形することなく、確実にシールすることができる。
In the present invention of
請求項7の本発明は、コーナー膨出部は、内部にインサートを埋設してその剛性を高く形成した自動車用ガラスランである。
The present invention according to
請求項7の本発明では、コーナー膨出部は、内部にインサートを埋設してその剛性を高く形成したため、ガラスランと同じ軟質の材料を使用しても、コーナー膨出部の強度を上げることができ、形状保持性が強く、ドア閉時にオープニングウエザストリップと確実に当接して、シールすることができる。
In the present invention of
請求項8の本発明は、コーナー膨出部は、表面が内部よりも軟質の材料で被覆された自動車用ガラスランである。 According to the present invention of claim 8, the corner bulging portion is a glass run for automobiles whose surface is coated with a softer material than the inside.
請求項8の本発明では、コーナー膨出部は、表面が内部よりも軟質の材料で被覆されたため、コーナー膨出部の本体に軟質材と硬質材との間等の継ぎ目が存在しても表面を円滑な軟質材料で覆うことができ、美観に優れている。 In the present invention of claim 8, since the surface of the corner bulging portion is covered with a softer material than the inside, even if there is a seam between the soft material and the hard material in the main body of the corner bulging portion. The surface can be covered with a smooth soft material, which is excellent in aesthetics.
請求項9の本発明は、コーナー膨出部の内側側壁の先端からドアフレームの膨出部の車内側側面に当接する内側側壁リップを延設して、内側側壁リップをコーナー膨出部の本体よりも軟質の材料で形成した自動車用ガラスランである。
According to the present invention of
請求項9の本発明では、コーナー膨出部の内側側壁の先端からドアフレームの膨出部の車内側側面に当接する内側側壁リップを延設して、内側側壁リップをコーナー膨出部の本体よりも軟質の材料で形成した。このため、内側側壁リップが、ドアフレームの膨出部の表面に凹凸が生じても、その膨出部の側壁に密着することができ、シール性も向上し、見栄えもよい。
In this invention of
請求項10の本発明は、コーナー膨出部は、外側側壁と内側側壁と下壁とで断面略U字形をなし、外側側壁と内側側壁は、平面形状が略三角形状をなし、略三角形状の底辺は、下壁と連続するとともに、車体開口部周縁のコーナー部の曲率半径と略同じ曲率半径を有し、外側側壁は、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁と当接する形状を有する自動車用ガラスランである。 According to the tenth aspect of the present invention, the corner bulging portion has a substantially U-shaped cross section with the outer side wall, the inner side wall, and the lower wall, and the outer side wall and the inner side wall have a substantially triangular shape in plan view. The bottom side of the glass is continuous with the lower wall and has a radius of curvature that is substantially the same as the radius of curvature of the corner of the periphery of the vehicle body opening, and the outer side wall has a shape that contacts the inner side wall of the corner of the glass run body. It is a glass run for automobiles.
請求項10の本発明では、コーナー膨出部は、外側側壁と内側側壁と下壁とで断面略U字形をなし、外側側壁と内側側壁は、平面形状が略三角形状をなしているため、ガラスラン本体のコーナー部に装着したコーナー膨出部と車体開口部周縁のコーナー部の形状とが略同じ形状であり、このコーナー膨出部で上記した曲率半径の差により生じた隙間を塞ぐことができる。
略三角形状の底辺は、下壁と連続するとともに、車体開口部周縁のコーナー部の曲率半径と同じ曲率半径を有しているため、車体開口部周縁のコーナー部に沿ってコーナー膨出部の底辺を位置させることができる。
In the present invention of
The bottom of the substantially triangular shape is continuous with the lower wall and has the same radius of curvature as that of the corner of the periphery of the vehicle body opening. Therefore, the corner bulge is formed along the corner of the periphery of the opening of the vehicle body. The base can be located.
外側側壁は、ガラスラン本体のコーナー部の車内側側壁の先端と一体的に連続または車内側側壁の先端と当接する形状を有する。このため、コーナー膨出部を装着するときに、ガラスラン本体の車内側側壁の先端とコーナー膨出部の外側側壁は、平面的に密着することができ、ガラスランとコーナー膨出部の間をシールすることができるとともに、コーナー膨出部を保持することができる。 The outer side wall has a shape that is continuous with the tip of the vehicle inner side wall at the corner portion of the glass run body or abuts with the tip of the vehicle inner side wall. For this reason, when the corner bulging portion is mounted, the tip of the vehicle runner side wall of the glass run body and the outer side wall of the corner bulge portion can be in close contact with each other in a plane, and between the glass run and the corner bulge portion. Can be sealed, and the corner bulge can be held.
請求項11の本発明は、コーナー膨出部は、ガラスラン本体と一体化した状態でドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面にクリップまたは両面接着テープで装着される自動車用ガラスランである。 According to the eleventh aspect of the present invention, the corner bulge is integrated with the glass run body, and the glass for automobile is attached to the surface on the door glass opening side of the bulge of the door frame with a clip or a double-sided adhesive tape. It is a run.
請求項11の本発明では、コーナー膨出部は、ガラスラン本体と一体化した状態でドアフレームの膨出部のドアガラス開口部側の面にクリップまたは両面接着テープで固着されるため、ガラスランをドアフレームに装着するときに、コーナー膨出部をドアフレームに押し付けるのみで容易に、確実に固定することができる。
また、両面接着テープで固着される場合は、ドアフレームにクリップ取付孔を設ける必要がなく、シール性が向上する。
In the present invention of
Moreover, when it adheres with a double-sided adhesive tape, it is not necessary to provide a clip attachment hole in a door frame, and a sealing performance improves.
請求項12の本発明は、コーナー膨出部は、外側側壁、内側側壁、下壁及び上壁とを連結する複数のリブが形成された自動車用ガラスランである。
The invention according to
請求項12の本発明では、コーナー膨出部は、外側側壁、内側側壁、下壁及び上壁とを連結する複数のリブが形成されている。このため、外側側壁と内側側壁を断面略U字形に、柔軟に保持できるとともに、外側側壁と内側側壁の間隔を維持することができ、オープニングウエザストリップとコーナー膨出部の間のシール性を向上することができる。
In the present invention of
請求項13の本発明は、コーナー膨出部をドアフレームの膨出部に装着するクリップは、上壁と一体的に形成された自動車用ガラスランである。 According to a thirteenth aspect of the present invention, the clip for mounting the corner bulge portion to the bulge portion of the door frame is a glass run for an automobile formed integrally with the upper wall.
請求項13の本発明では、コーナー膨出部をドアフレームの膨出部に装着するクリップは、リブと一体的に形成されたため、クリップを硬質の材料でコーナー膨出部と同時に形成することができるとともに、コーナー膨出部を装着するときに同時にクリップも挿入することができる。
In the present invention of
請求項14の本発明は、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成された自動車用ガラスランである。 According to the present invention of claim 14, the linear portion of the glass run is formed of EPDM rubber or an olefinic thermoplastic elastomer, and the corner portion and the corner bulging portion of the glass run are formed of an olefinic thermoplastic elastomer. It is a glass run.
請求項14の本発明では、ガラスランの直線部は、EPDMゴム又はオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成され、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成される。このため、ガラスランの直線部は耐候性がよく、ガラスランのコーナー部及びコーナー膨出部は、加硫が必要でなく、成形が容易であり、柔軟性もある。さらにガラスランの直線部分とコーナー部は、同じオレフィン系の材料で形成されているため接着性がよく、耐候性のよい、リサイクル容易な製品を得ることができる。 In this invention of Claim 14, the linear part of a glass run is formed with EPDM rubber or an olefin type thermoplastic elastomer, and the corner part and corner bulge part of a glass run are formed with an olefin type thermoplastic elastomer. For this reason, the straight line portion of the glass run has good weather resistance, and the corner portion and the corner bulge portion of the glass run do not need vulcanization, are easy to mold, and have flexibility. Furthermore, since the straight line portion and the corner portion of the glass run are formed of the same olefin-based material, it is possible to obtain an easily recyclable product having good adhesion and weather resistance.
本発明は、ガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成したため、コーナー部とコーナー膨出部を成形する金型を別々にすることができ、金型構造が簡単になり、成形速度が速くなるとともに、金型コストも低減することができる。
また、コーナー膨出部は、ガラスラン本体の車内側側壁に係止されるため、ガラスラン本体をドアフレームに装着するときに、ガラスラン本体のコーナー部に仮止めした状態で同時に装着することができ、ガラスランのコーナー部を容易にドアフレームの膨出部に装着することができる。
In the present invention, since the corner bulging portion is formed separately from the glass run body, the mold for molding the corner portion and the corner bulging portion can be separated, the mold structure is simplified, and the molding speed is increased. As a result, the mold cost can be reduced.
Also, since the corner bulge is locked to the vehicle runner side wall of the glass run body, when the glass run body is attached to the door frame, it must be attached at the same time temporarily attached to the corner of the glass run body. The corner portion of the glass run can be easily attached to the bulging portion of the door frame.
本発明の実施の形態を図1〜図15に基づき説明する。
図15は自動車のドア1の側面図である。図1は、本発明の実施の形態のガラスラン本体13のコーナー部12にコーナー膨出部70を取付けた状態のガラスラン10の斜視図である。図2は、ガラスラン本体13のコーナー部12の斜視図である。図3は、図2のB−B線に沿った断面図である。図4は、図2のC−C線に沿った断面図である。図5は、コーナー膨出部70をガラスラン本体13のコーナー部12に取付ける係止部材の状態を示すコーナー膨出部70の部分斜視図である。図6は、本発明の第2の実施の形態を示す図1のA−A線に沿った断面図である。図7は、第2の実施の形態のコーナー膨出部70の係止突部の形状を示す斜視図である。図8〜図11はそれぞれ本発明の他の実施の形態を示す図1のA−A線に沿った断面図である。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 15 is a side view of the door 1 of the automobile. FIG. 1 is a perspective view of a
図15に示すように、自動車のドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。即ち、ドアフレーム2の内周のドアガラス開口部には、ドアガラス5とガラスラン10が設けられ、ガラスラン10がドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
As shown in FIG. 15, the
ガラスラン10は、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70からなり、ガラスラン本体13は、全体として押出成形で形成された略直線状の直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部に取付けられ、その直線部11を接続し型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる上辺部と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺に取付けられる縦辺部と、ドアフレーム2のフロント側縦辺に取付けられる縦辺部とからなる。ドアのフロント側では、ドアフレーム2の上辺部は、前方に向けて斜め下方に形成され、フロント側縦辺部とは鈍角をなしている。
The
The
ガラスラン本体13は、これらの直線部11を、ドアフレーム2に対応した形状となるように、コーナー部分において、型成形により成形して接続して、コーナー部12を形成しており、ガラスラン本体13のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着される部分となる。
ドアフレーム2のコーナー部2bには、図3、図14等に示すように、断面略U字形のチャンネル3が設けられおり、ドアフレーム2のアウターパネル2cとインナーパネル2dの内部のチャンネル3内にガラスラン本体のコーナー部12が保持されている。
The
The
ドアフレーム2の上辺に取付けられるガラスラン本体13の直線部11の断面形状は、図12に示すように、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。図12は、図15におけるD−D線に沿った断面図である。
ガラスラン本体13はドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
The cross-sectional shape of the
The glass run
車外側側壁20の先端から車外側シールリップ50が上記断面略U字状の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ24が車外側側壁20の先端においてドアフレーム2のチャンネル3の車外側側端をカバーするように設けられている。車内側側壁30の先端から車内側シールリップ60が上記断面略U字状の内側に向けて延設されており、また、コーナー部以外では、車内側カバーリップ34が車内側側壁30の先端においてドアフレーム2のチャンネル3の車内側側端をカバーするように設けられている。
A vehicle outer
車外側側壁20の底壁40との連続部分に近い根元付近に、車外側保持リップ22が設けられている。この車外側保持リップ22は、チャンネル3とアウターパネル2cの折り返し段部に当接して、チャンネル3の内面との間をシールしている。さらに、この車外側保持リップ22が、前記アウターパネル2cの段部に係止して、ガラスラン本体13がチャンネル3から外れることを防止している。
A vehicle outer
車内側側壁30と車内側シールリップ60は、車外側側壁20と車外側シールリップ50よりも大きく、斜めに延びて厚肉に形成される。このため、ドアガラス5を車外側に位置させることができ、ドアガラス5とドアフレーム2の段差を少なくすることができる。このため、空気抵抗や風切音の発生が減少し、デザイン的にも好ましい。
上述の通りコーナー部以外では、車内側側壁30の先端には車内側カバーリップ34が連続して形成される。車内側カバーリップ34は、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部のチャンネル3とインナーパネル2dの連続部分をカバーして、車室内からの見栄えを向上させている。
The vehicle
As described above, the vehicle inner
車内側側壁30から車内側保持リップ32が延設されている。ガラスラン本体13が装着されたときに、チャンネル3の車内側側壁が屈曲部を有しているため、車内側保持リップ32がその屈曲部に係止されて、ガラスラン本体13の車内側側壁30がチャンネル3から外れることを防止することができる。また、車内側保持リップ32は、チャンネル3の屈曲部に当接して、ガラスラン本体13を保持するとともにチャンネル3とガラスラン本体13との間をシールしている。
A vehicle
車外側シールリップ50と車内側シールリップ60のドアガラス5が当接する表面には、ポリエチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー等の低摺動部材が形成されている。このため、ドアガラス5がガラスラン本体13内を摺動するときに、その摺動抵抗を減少させることができる。また、ドアガラス5との摺動抵抗が減少されることによって結果的にガラスラン本体13のチャンネル3とのズレを防止することができる。
Low sliding members such as polyethylene resin, urethane resin, silicone resin, and olefin-based thermoplastic elastomer are formed on the surfaces of the vehicle
また、車外側側壁20の内面と車外側シールリップ50の裏面に低摺動部材を形成してもよい。この場合、車外側シールリップ50と車外側側壁20との密着を防止できる。
底壁40の断面略U字形の内面には、シールリップ50、60と同様にウレタン樹脂等の低摺動部材が形成されている。このため、ドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができる。
Further, a low sliding member may be formed on the inner surface of the vehicle
A low sliding member such as urethane resin is formed on the inner surface of the
次に、ガラスラン本体13のコーナー部12及びコーナー膨出部70について説明する。
ドアフレーム2は、図14に示すように、自動車ドアのリヤ側のコーナー部2bにおいては、上辺部は、略水平に形成され、縦辺部は若干リヤ側に傾いて形成され、その上辺部と縦辺部とが付き合わされるように接合され、上辺部と縦辺部は鋭角を形成する。ドアフレーム2のリヤ側のコーナー部2bの内にチャンネル3が設けられ、チャンネル3もドアフレーム2と同様に縦辺部と上辺部が鋭角をなすように接合されている。
このとき、車体の車体開口部周縁6のコーナー部は、図13と図14に示すようにしてドアフレーム2のコーナー部2bの角度より大きな曲率半径で形成されている。
Next, the
As shown in FIG. 14, the
At this time, the corner portion of the vehicle body opening
ガラスラン本体13のコーナー部12は、図1、図2と図15に示すように、ドアフレーム2の上辺部と縦辺部に取付けられる直線部11を接続し、ドアフレーム2のコーナー部2bに沿った形状に形成するために型成形で形成される。また、コーナーにおいてガラスラン10は、ドアフレーム2のコーナー部2bと車体開口部周縁6との間の曲率半径の違いによる隙間を埋めるため、車内側にガラスラン本体13の車内側側壁30に係止されるコーナー膨出部70を有している。
本発明のコーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12とは別に別体で形成される。
The
The
本発明のコーナー部12及びコーナー膨出部70について、第1の実施の形態を図1〜図5に基づき説明する。
図1は、ガラスラン10のガラスラン本体13のコーナー部12にコーナー膨出部70を係止下状態の斜視図であり、図2は、コーナー膨出部70を係止する前のガラスラン本体13の斜視図である。
1st Embodiment is described based on FIGS. 1-5 about the
FIG. 1 is a perspective view of the
ガラスラン本体13のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着されるように形成され、図2に示すように、直線部11と同様に、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。直線部11の上辺部と縦辺部の断面形状は、若干相違しているが、その相違をコーナー部12で連続的に変化させることにより接続している。また、直線部と同様に車外側側壁20と車内側側壁30からガラスラン本体13の内部に向かって車内側シールリップ60と車外側シールリップ50が延設されている。
The
直線部11の上辺部と縦辺部のガラスラン本体13はその先端が、コーナー部12を形成する金型に挟み込まれる。そこでコーナー部12が型成形されるときに、ガラスラン本体13のコーナー部12と直線部11の上辺部と縦辺部が加硫接着または熱溶着により接合される。
The glass run
コーナー部12の車内側側壁30は、車外側側壁21よりも長く形成され、その先端から車内側シールリップ60が延設されている。このようにコーナー部12を形成することにより、ドアガラス5が上昇して、その先端がガラスラン本体13の断面略U字形の内部に侵入したときに、コーナー部12の内部にも、ドアガラス5の先端が侵入し、直線部11と同様に、ドアガラス5の先端を車内側シールリップ60と車外側シールリップ50によりシールすることができる。
The vehicle
ガラスラン本体13のコーナー部12に取付けられて、車体開口部周縁6のコーナー部に対応する位置に存在するように、上述の通りコーナー膨出部70が形成されている。図1と図3に示すように、コーナー膨出部70は、外側側壁71、内側側壁72及び下壁73からなる断面略U字形をなしている。外側側壁71は、コーナー部12の車内側側壁30に当接するように略平行に形成される。外側側壁71の先端から下壁73が略直角に車内方向に屈曲して形成され、下壁73の先端から外側側壁71と略平行に、あるいは若干円弧状に内側側壁72が形成される。内側側壁72と外側側壁71の間には複数のリブ、例えば第1リブ77と第2リブ78が形成される。このリブは、下部が下壁73と一体的に形成されているものもある。なお、内側側壁72の車内側側面は、ドアフレーム2の膨出部の車内側側面と略面一に形成されている。また、上記第2リブ78と平行に上壁74が形成されている。
As described above, the
コーナー膨出部70の平面形状において、外側側壁71と内側側壁72は、図1に示すように、略三角形状をなしている。外側側壁71と内側側壁72の略三角形状の底辺は、下壁73と連続して形成され、コーナー膨出部70の断面形状は、上記のとおり、断面略U字形をなし、さらに上壁74まで加えると断面略ロ字形となる。そして、外側側壁71と内側側壁72の略三角形状の底辺は、曲線状をなし、車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径と略同じ曲率半径を形成する。
In the planar shape of the
図2に示すように、コーナー部12において、ガラスラン本体13の車内側側壁30の外面には第1係止部材35と第2係止部材36が形成されている。第1係止部材35は、コーナー部12の上辺側に上辺と略平行に板状に形成され、その略中央部には係止凹部として切欠部35bが形成されている。
図3に示すように、コーナー膨出部70をガラスラン本体13のコーナー部12に係止させた場合には、コーナー膨出部70に形成または取付けられた係止突部としてクリップ76をこの切欠部35bに挿入する。クリップ76はコーナー膨出部70の上壁74に一体的に形成してもよく、また上壁74とは別に形成したものを使用してもよい。
As shown in FIG. 2, in the
As shown in FIG. 3, when the
さらに、図4に示すように、係止突部としての第2係止部材36は、ガラスラン本体13のコーナー部12の角部に形成され、断面がL字形の鉤状に形成されている。コーナー膨出部70をガラスラン本体13のコーナー部12に係止させた場合には、コーナー膨出部70の外側側壁71に形成された係止孔71bにこの第2係止部材36が挿入され、係止される。
これによりコーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12に係止されて、仮止めされることができる。
なお、本実施の形態では、第1係止部材35と第2係止部材36の2箇所に設けたが、1箇所あるいは3箇所以上設けてもよい。
Further, as shown in FIG. 4, the
Accordingly, the
In the present embodiment, the first locking
コーナー膨出部70のクリップ76と係止孔71bの形状を図5に示す。図5は、コーナー膨出部70の角部の斜視図である。コーナー膨出部70をガラスラン本体13のコーナー部12に取付けるときに、コーナー膨出部70のクリップ76を第1係止部材35の切欠部35bに挿入し、コーナー膨出部70の係止孔71bに第2係止部材36を挿入する。
このようにして、コーナー膨出部70をガラスラン本体13のコーナー部12の2箇所の安定した位置に仮止めして取付けることができ、コーナー膨出部70をガラスラン本体13とともにドアフレーム2に容易に装着することができる。
The shapes of the
In this way, the
ガラスラン本体13をドアフレーム2に装着するときは、ドアフレーム2のアウターパネル2cとインナーパネル2dの先端に形成されたチャンネル3内に装着する。このとき、ドアフレーム2のコーナー部2bにおいては、ドアフレーム2の膨出部2gにコーナー膨出部70が装着される。即ち、ドアフレーム2のインナーパネル2dは、チャンネル3から一体的に延設され、下面が平坦な膨出部2gを形成している。このインナーパネル2dの膨出部2gの下面にコーナー膨出部70の上壁74が当接する。上壁74には、図1に示すように、クリップ76が一体的に形成されている。このクリップ76をインナーパネル2dの膨出部2gのドアガラス開口部側の面、即ち、下面に設けられた取付孔に装着する。なお、クリップ76の替わりに、両面接着テープを上壁74の上面に取付けて接着するようにしてもよい。両面接着テープを使用する場合は、インナーパネル2dに取付孔を設ける必要がない。
When the
コーナー膨出部70をインナーパネル2dの膨出部2gの下面に装着すると、インナーパネル2dの膨出部2gの車内側の側面にコーナー膨出部70の内側側壁72の内側側壁リップ72bが当接し、略同一の面を形成する。この面に車体開口部周縁6に取付けられているオープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部が当接する。
コーナー膨出部70の底辺部分の曲率半径は、車体の車体開口部周縁6のコーナー部の曲率半径と略同じであるため、ガラスラン10(ガラスラン本体13及びコーナー膨出部70)がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部70は、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
When the
Since the curvature radius of the bottom portion of the
コーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12よりも硬質の材料で剛性を高くして形成されている。例えば、コーナー部12は、硬質の材料としては、硬質ゴムまたは硬質合成樹脂を使用することができ、硬質ゴムとして、JIS硬度HA85°〜95°の硬質のEPDMゴム等を使用することができ、硬質合成樹脂としては、硬質のポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができる。さらに、JIS硬度HA85°〜95°の硬質のオレフィン系熱可塑性エラストマーも使用することができる。硬質の材料として上記の硬度を有するものを使用するため、インサート部材が無くてもコーナー膨出部70の変形を防止することができる。
The
ガラスラン10のコーナー膨出部70を成形するときに、上記のように硬質の材料を硬質のEPDMゴム、硬質のポリエチレン、ポリプロピレン等を使用して、他の部分を軟質のEPDMゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマーで形成する場合は、射出成形機を使用して、成形金型に硬質と軟質の2つの材料をそれぞれのキャビティに射出して成形することができる。
なお、コーナー膨出部70を硬質の材料ではなく、インサートを内部に埋設させて剛性を高くしてもよい。この場合は、ガラスラン本体13と同じ軟質の材料を使用しても、コーナー膨出部70の強度を上げることができ、形状保持性が強く、ドア閉時にオープニングウエザストリップと確実に当接して、シールすることができる。
When the
Note that the
コーナー部12の内側側壁72の先端には、内側側壁リップ72bが形成されている。内側側壁リップ72bの先端は、上述のとおりドアフレーム2の膨出部2gの表面に当接している。そして、内側側壁リップ72bをコーナー膨出部70の他の部分である本体よりも軟質の材料で形成した。このため、内側側壁リップ72bがドアフレーム2の膨出部2gの表面に凹凸があっても、その表面に沿って密着することができ、シール性も向上し、見栄えもよい。
An inner
内側側壁リップ72bは、JIS硬度HA60°〜85°の軟質のEPDMゴムやオレフィン系熱可塑性エラストマーで形成することができる。このため、ドアフレーム2の膨出部2gの表面の形状の変化に追従することが可能であり、十分な柔軟性を併せ持つことができる。
なお、コーナー膨出部70の表面を、内側側壁リップ72bを形成した軟質の材料で被覆することができる。内側側壁リップ72bとコーナー膨出部70の本体との接合部分も隠れて見栄えがよい。
The inner
In addition, the surface of the
次に、本発明の第2の実施の形態を図6に基づき説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態とは、ガラスラン本体13の車内側側壁30に係止突部である突起31を設けて、コーナー膨出部70に係止孔71bを設け、その係止孔71bに上述の突起31を挿入して仮止めした点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第2の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The second embodiment is different from the first embodiment in that a
第2の実施の形態では、ガラスラン本体13の車内側側壁30の外面にきのこ状の突起31を形成した。このきのこ状の突起31の形状を図7(A)と(B)に示す。図7(A)の突起31は、頭部としての先端が傘状で脚部が円筒状である。
図7(B)の突起31は、頭部としての先端が傘状で脚部が四角柱状である。この場合に、コーナー膨出部70の係止孔71bが図5に示すように四角形であると、係止孔71bに突起31を挿入すると、ガラスラン本体13に対してコーナー膨出部70が突起31を中心にして回転することを防止できる。この回り止めのため、コーナー膨出部70をガラスラン本体13の車内側側壁30に仮止めしたときに、コーナー膨出部70がガラスラン本体13に対して回ることがなく、コーナー膨出部70の位置が安定し、ドアフレーム2に装着することが容易である。
In the second embodiment, mushroom-shaped
The
次に、本発明の第3実施の形態を図8に基づき説明する。第3の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70がガラスラン本体13のコーナー膨出部保持リップ37により保持されている点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第3の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The third embodiment is different from the first embodiment in that the
第3の実施の形態では、ガラスラン本体13の車内側側壁30の先端から車内方向にコーナー膨出部保持リップ37が延設され、さらにコーナー膨出部70を包むように上方に屈曲して、先端はドアフレーム2の膨出部2gの車内側の側面に当接するように形成されている。コーナー膨出部70をガラスラン本体13に装着するときは、まず、コーナー膨出部70の下壁73に両面接着テープ79を貼着する。その後、コーナー膨出部70をガラスラン本体13の車内側側壁30とコーナー膨出部保持リップ37により形成されたU字形の内面に両面接着テープ79で接着する。
In the third embodiment, a corner bulging
コーナー膨出部保持リップ37に両面接着テープ25で保持されたコーナー膨出部70は、ガラスラン10をドアフレーム2に装着するときに、チャンネル3内にガラスラン本体13を挿入し、コーナー膨出部70のクリップ76をドアフレーム2の膨出部2gに形成した取付孔に挿入する。これにより、ガラスラン10がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部保持リップ37の車内側面が、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
The
次に、本発明の第4の実施の形態を図9に基づき説明する。第4の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70の外側側壁71に突起71cを設けて、ガラスラン本体13の車内側側壁30に係止孔38を設け、その係止孔38に挿入した点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第4の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The fourth embodiment is different from the first embodiment in that the
第4の実施の形態では、上記のようにコーナー膨出部70の外側側壁71の外面に車外方向に係止突部であるクリップ状の突起71cを設ける。ガラスラン10の車内側側壁30に貫通する係止孔38を設け、その係止孔38に突起71cを挿入して、コーナー膨出部70をガラスラン本体13に仮止めする。
その後、ガラスラン本体13をドアフレーム2のチャンネル3に取付けるとともに、コーナー膨出部70のクリップ76をドアフレーム2の膨出部2gに形成した取付孔に挿入する。これにより、ガラスラン10がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部70の内側側壁72は、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
In the fourth embodiment, as described above, the clip-
Thereafter, the
次に、本発明の第5の実施の形態を図10に基づき説明する。第5の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13が両面接着テープ80で接着されている点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第5の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The fifth embodiment is different from the first embodiment in that the
第5の実施の形態は、コーナー膨出部70の外側側壁71の外面に両面接着テープ80を貼着する。そして、その両面接着テープ80をガラスラン本体13の車内側側壁30の車内側面に接着して、コーナー膨出部70をガラスラン本体13に仮止めする。
その後、ガラスラン本体13をドアフレーム2のチャンネル3に取付けるとともに、コーナー膨出部70のクリップ76をドアフレーム2の膨出部2gに形成した取付孔に挿入する。これにより、ガラスラン10がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部70の内側側壁72は、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
In the fifth embodiment, a double-sided
Thereafter, the
次に、本発明の第6の実施の形態を図11に基づき説明する。第6の実施の形態は、第1の実施の形態とは、コーナー膨出部70とガラスラン本体13が両面接着テープ80で接着されている点とコーナー膨出部70の下壁73が凹部73bを有する点が異なり、他の部分は、第1の実施の形態と同様である。従って、同様な点は説明を省略し、第6の実施の形態における異なる点を中心に説明する。
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The sixth embodiment is different from the first embodiment in that the
第6の実施の形態は、第5の実施の形態と同様に、コーナー膨出部70の外側側壁71の外面に両面接着テープ80を貼着する。そして、その両面接着テープ80をガラスラン本体13の車内側側壁30の車内側面に接着して、コーナー膨出部70をガラスラン本体13に仮止めする。そのとき、コーナー膨出部70の下壁73の車外側には凹部73bが形成され、その凹部73bにガラスラン本体13の車内側カバーリップ34が収納される。このため、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70が密着できるとともに、車内側カバーリップ34とコーナー膨出部70の下壁73とがスムースな表面を形成することができ、見栄えがよい。
In the sixth embodiment, as in the fifth embodiment, the double-sided
その後、第5の実施の形態と同様に、ガラスラン本体13をドアフレーム2のチャンネル3に取付けるとともに、コーナー膨出部70のクリップ76をドアフレーム2の膨出部2gに形成した取付孔に挿入する。これにより、ガラスラン10がドア1に装着された後は、ドア閉時に、コーナー膨出部70の内側側壁72は、オープニングウエザストリップ9の中空シール部9aのコーナー部に当接してシールすることができる。
Thereafter, as in the fifth embodiment, the
次に、ガラスラン本体13とコーナー膨出部70の製造方法について説明する。
ガラスラン10の成形においては、ガラスラン本体13の直線部11とコーナー部12の成形材料はいずれも、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。EPDMゴム、オレフィン系エラストマーを使用すると同種材料のためリサイクルが容易である。
直線部11は、押出成形機により直線状に成形される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
Next, the manufacturing method of the glass run
In the molding of the
The
In the case of synthetic rubber, it is conveyed to a vulcanizing tank after extrusion and heated by hot air or high frequency to vulcanize. In the case of a thermoplastic elastomer or a soft synthetic resin, it is cooled and solidified. Thereafter, it is cut to a predetermined length to produce an extruded part.
次に、ガラスラン本体13のコーナー部12を形成する型成形部分の成形は、上記により製造された直線部11を形成する押出成形部材を所定寸法に切断して、その切断した押出部分の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティに型成形部分を形成する材料を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。成形材料は、コーナー部12では、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好まく、コーナー膨出部70では、押出成形部分に使用した材料よりも硬質の材料を使用する。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
Next, the molding part forming the
コーナー膨出部70は、ガラスラン本体13のコーナー部12とは別の金型で成形する。
別の金型で成形するため、それぞれの金型は構造が簡単になり、成形が容易になり、金型のコストも低減することができる。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫する。このとき、押出成形部分と型成形部分は同じ材料あるいは同種類の材料を使用して加硫接着をすることができるため、一体的に固着する。
なお、押出成形部分を合成ゴムで形成した場合は、型成形部分を熱可塑性エラストマーで形成することもできる。
なお、上記の実施形態では、型成形の材料でクリップを一体成形したものを示したが、クリップは別体の合成樹脂製のものでもよく、さらに、クリップ部を備えた樹脂版をインサート成形してコーナー膨出部を形成してもよい。
The
Since molding is performed using different molds, the structure of each mold is simplified, molding becomes easy, and the cost of the mold can be reduced.
In the case of synthetic rubber, the mold is heated and vulcanized after being poured into the mold. At this time, since the extrusion molding part and the molding part can be vulcanized and bonded using the same material or the same kind of material, they are integrally fixed.
When the extruded part is formed of synthetic rubber, the mold part can be formed of a thermoplastic elastomer.
In the above embodiment, the clip is integrally molded with the molding material. However, the clip may be made of a separate synthetic resin, and the resin plate including the clip portion is insert-molded. A corner bulging portion may be formed.
2 ドアフレーム
2b コーナー部
6 車体開口部周縁
10 ガラスラン
11 直線部
12 コーナー部
13 ガラスラン本体
30 車内側側壁
35 第1係止部材
36 第2係止部材
70 コーナー膨出部
71 外側側壁
71b 係止孔
71c 突起
72 内側側壁
73 下壁
74 上壁
75 インサート
76 クリップ
79、80接着テープ
2
Claims (14)
ガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
上記ガラスラン本体のコーナー部の上記車内側側壁の車内側に上記ガラスラン本体とは別体にコーナー膨出部を形成し、該コーナー膨出部は、上記車内側側壁に係止されるとともに、上記ドアフレームのコーナー部に固着され、ドア閉時に車体開口部周縁のコーナー部に取付けられたオープニングウエザストリップの中空シール部に当接することを特徴とする自動車用ガラスラン。 It is attached to the inner periphery of the door frame of an automobile door, guides the raising and lowering of the door glass, and includes a straight part formed by extrusion molding and a corner part formed by molding attached to the corner part of the door frame. In the automotive glass run
The glass run body has a substantially U-shaped cross section including a vehicle outer side wall, a vehicle inner side wall, and a bottom wall. From the front end of the vehicle outer side wall and the vehicle inner side wall, the glass run body is directed toward the inside of the substantially U-shaped cross section. A car outer seal lip and a car inner seal lip,
A corner bulging portion is formed separately from the glass run main body on the vehicle inner side wall of the corner portion of the glass run main body, and the corner bulging portion is locked to the vehicle inner side wall. A glass run for an automobile fixed to a corner portion of the door frame and abutting against a hollow seal portion of an opening weather strip attached to a corner portion of the periphery of the vehicle body opening when the door is closed.
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