JP2007088797A - 同軸導波管変換器およびデバイスの評価システム - Google Patents
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Abstract
【課題】同軸導波管変換器に通過させようとする電磁波の種々様々の周波数に合わせて、同軸導波管変換器の通過周波数帯を容易に変更でき、広帯域の電磁波の伝送に適用できる同軸導波管変換器を提供する。
【解決手段】同軸導波管変換器1の導波管3の内部には、ショート板7が導波管3の軸方向に移動自在に設けられると共に、プローブ9が導波管3の軸方向と直交する方向でプローブ位置調整手段29により該プローブ9の先端の位置を調整可能に設けられる。同軸導波管変換器1で通過させようとする電磁波の周波数に応じてショート板7の位置とプローブ9の先端の位置とを調整する。
【選択図】図1
【解決手段】同軸導波管変換器1の導波管3の内部には、ショート板7が導波管3の軸方向に移動自在に設けられると共に、プローブ9が導波管3の軸方向と直交する方向でプローブ位置調整手段29により該プローブ9の先端の位置を調整可能に設けられる。同軸導波管変換器1で通過させようとする電磁波の周波数に応じてショート板7の位置とプローブ9の先端の位置とを調整する。
【選択図】図1
Description
本発明は、同軸伝送路と導波管との間でマイクロ波等の電力伝送の変換を行なう同軸導波管変換器に関する。
同軸導波管変換器としては、従来、特許文献1〜3に見られるものが知られている。これらの特許文献1〜3に見られる同軸導波管変換器では、導波管の軸方向における、プローブと導波管終端部の内壁面(導波管の軸方向で電場が0となる面)との間隔や、プローブの導波管内部への突出量(プローブの軸方向における、導波管の内壁面とプローブの先端との間隔)があらかじめ決められた所定値になるように、プローブが誘電体などを介して導波管に組み付けられている。すなわち、それらの所定値は、一般に、同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の中心周波数に応じて決定される。
特開平1−174001号公報
特開2003−133815号公報
実開平5−25804号公報
ところで、例えばマイクロ波増幅器や、マイクロ波回路などのデバイスの特性評価(入出力特性や周波数特性などの評価)を同軸導波管変換器を使用して行なおうとした場合、マイクロ波帯の種々様々の周波数の電磁波(広帯域の電磁波)を同軸導波管変換器に通す必要を生じることが多々ある。
しかしながら、従来の同軸導波管変換器では、プローブと導波管終端部の内壁面との間隔など、導波管内部におけるプローブの位置が所定の位置に決められているため、該同軸導波管変換器を良好に通過し得る電磁波の周波数が、ある特定の周波数(導波管のカットオフ周波数よりも高い周波数)を中心とする狭い帯域に限定されてしまう。すなわち、同軸導波管変換器を通過させようとする電磁波の周波数が、導波管内部におけるプローブの位置に応じた特定の周波数を中心とする狭い帯域(同軸導波管変換器の通過周波数帯)から逸脱すると、インピーダンス整合が採れなくなって、VSWR(VSWR:電圧定在波比)が増大してしまう。その結果、従来の同軸導波管変換器では、広帯域の種々様々の周波数の電磁波を良好に通過させることができないものとなっていた。
このため、種々様々な周波数の電磁波を使用して、マイクロ波増幅器などのデバイスの特性評価を行なおうとした場合には、従来は、通過周波数帯が互いに相違する多種類の同軸導波管変換器を用意し、それらの同軸導波管変換器を交換しながらデバイスの特性評価が行なわれていた。従って、その作業にコストと手間暇を要するものとなっていた。
本発明はかかる背景に鑑み、同軸導波管変換器に通過させようとする電磁波の種々様々の周波数に合わせて、同軸導波管変換器の通過周波数帯を容易に変更でき、広帯域の電磁波の伝送に適用できる同軸導波管変換器を提供することを目的とする。さらに、本発明は、その同軸導波管変換器を使用して、電磁波を入出力するデバイスの特性を容易且つ安価に評価することができる評価システムを提供することを目的とする。
本発明の同軸導波管変換器は、かかる目的を達成するために、導波管と、該導波管と絶縁されて該導波管の内部に突出されたプローブとを備えた同軸導波管変換器において、前記導波管の内部に該導波管の軸方向で移動自在に設けられたショート板と、前記プローブの先端の位置を前記導波管の軸方向と直交する方向で調整するプローブ位置調整手段とを備え、同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の周波数に応じて、前記導波管内における前記ショート板の位置と前記プローブの先端の位置とを変更可能としたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記ショート板は、導波管の軸方向で電磁波の電場が0となる部分であるので、導波管の実質的な終端部(導波管の軸方向における電磁波の実質的な反射面)として機能する。そして、本発明では、該ショート板を導波管の軸方向で移動させることで、該導波管の軸方向におけるプローブとショート板との間隔を調整できる。さらに、本発明では、プローブ位置調整手段によって、プローブの先端の位置を前記導波管の軸方向と直交する方向で調整可能である。
ここで、同軸導波管変換器で良好に通過させ得る電磁波の周波数は、導波管内におけるプローブの先端の位置や、プローブと導波管の軸方向における電磁波の反射面との位置関係に依存する。具体的には、プローブの先端と該プローブの基端側での導波管の内壁面との間隔(導波管の軸方向に直交する方向での間隔)と、導波管の軸方向における電磁波の反射面とプローブとの間隔(導波管の軸方向における間隔)とが、それぞれ同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の周波数に応じて定まる該電磁波の管内波長(導波管の軸方向における該電磁波の波長)の1/4に等しいときに、該電磁波が同軸導波管変換器を最大効率で通過することができる。
従って、本発明の同軸導波管変換器によれば、前記導波管の軸方向での前記ショート板の位置と、該導波管の軸方向に直交する方向での前記プローブの先端の位置とを適切に調整することで、同軸導波管変換器を交換することなく、種々様々の周波数の電磁波を同軸導波管変換器で良好に通過させることができる。
よって、本発明によれば、ショート板の位置とプローブの先端の位置との調整によって、同軸導波管変換器に通過させようとする電磁波の種々様々の周波数に合わせて、同軸導波管変換器の通過周波数帯を容易に変更でき、広帯域の電磁波の伝送に適用できる。
かかる本発明では、より具体的には、前記ショート板から前記導波管の終端部を該導波管の軸方向に摺動自在に貫通して該導波管の外部に延設されたロッド部材と、前記導波管の外部で前記ロッド部材の軸心回りに回転自在に該ロッド部材に螺合され、その回転操作によって前記ショート板に対して相対的に前記導波管の軸方向に進退自在に設けられたネジ部材と、前記ショート板と導波管の終端部との間で該ショート板を該導波管の軸方向で該導波管の終端部から離反する向きに付勢する付勢手段とを備え、前記ショート板は、前記ネジ部材の回転操作によって、前記導波管の軸方向に移動自在に設けられていることが好ましい。
これによれば、前記ネジ部材の回転操作だけで、前記ショート板を導波管の軸方向に移動できるので、該導波管の軸方向におけるショート板の位置の調整を容易に行なうことができると共に、該ショート板の移動のための構成を簡略なものとすることができる。
また、本発明では、前記導波管の管壁には、同軸コネクタがその中心導体の軸心を前記導波管の軸方向と直交する方向に向けて装着されると共に、該同軸コネクタの中心導体が、前記導波管の管壁に穿設された貫通孔の軸心部に挿入されており、前記プローブ位置調整手段は、前記同軸コネクタの中心導体に同心に連結された棒状の連結用導体を備え、前記プローブは、該連結用導体にその軸心回りに回転自在に螺合され、その回転操作により、前記連結用導体の軸方向に移動自在に設けられていることが好ましい。
これによれば、前記プローブの回転操作だけで、導波管の軸方向と直交する方向におけるプローブの位置を容易に調整することができると共に、その調整のための構成(前記プローブ位置調整手段の構成)を簡略なものとすることができる。
また、本発明では、前記同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の周波数に応じて定まる該電磁波の管内波長をλgとしたとき、前記導波管の軸方向における前記プローブと前記ショート板との間隔をλg/4に等しくなるように該ショート板の位置を調整すると共に、該導波管の軸方向と直交する方向における前記プローブの先端と該プローブの基端側での導波管の内壁面との間隔がλg/4に等しくなるように該プローブの先端の位置を調整することが最適である。
これによれば、前記したように、同軸導波管変換器における電磁波の通過を最大効率で行なうことができる。
また、本発明のデバイスの評価システムは、前記した本発明の同軸導波管変換器を使用して、所定の周波数の電磁波を入出力するデバイスの特性を評価する評価システムであって、前記デバイスの入力側と出力側とにそれぞれ前記導波管の開口端部が接続される一対の前記同軸導波管変換器と、該デバイスの入力側の同軸導波管変換器のプローブに接続され、該デバイスに入力する電磁波の複数種類の周波数の信号を可変的に出力する信号発生手段と、該デバイスの出力側の同軸導波管変換器のプローブに接続され、該プローブを介して前記デバイスが出力する電磁波に応じた信号を検出する出力検出手段とを備えたことを特徴とする。
かかる評価システムによれば、信号発生手段から出力する信号の周波数に応じて、前記デバイスの入力側および出力側の同軸導波管変換器のショート板の位置とプローブの先端の位置とを前記した如く調整するだけで、種々様々の周波数の電磁波を適切に前記デバイスに入力し、該周波数の電磁波を適切に該デバイスから出力させることができる。従って、種々様々な周波数帯の同軸導波管変換器を複数種類用意することなく、前記出力検出手段により検出される信号を基に、前記デバイスの入出力の周波数特性などを適切に評価することができる。
よって、本発明の評価システムによれば、電磁波を入出力するデバイスの特性を容易且つ安価に評価することができる。
本発明の第1実施形態を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施形態の同軸導波管変換器の全体構成を示す断面図、図2は該同軸導波管変換器の部分拡大図である。
図1に示すように、本実施形態の同軸導波管変換器1は、導波管3と、この導波管3に装着された同軸コネクタ5と、導波管3内に設けられたショート板(短絡板)7およびプローブ9とを備えている。
導波管3は、その横断面(図1の紙面に垂直な断面)が方形状に形成されたもの(所謂、矩形導波管と同様の形状のもの)である。この導波管3の軸方向(図1の左右方向)の一端部は方形板状の蓋部3aにより閉蓋され、他端部は開口されている。以下、導波管3の閉蓋された端部を終端部、開口している端部を開口端部という。
導波管3の開口端部の外周には、同軸導波管変換器1を通過させようとする電磁波(マイクロ波)を入力または出力する部品もしくは機器に導波管3を組付けるためのフランジ3bが形成されている。蓋部3aおよびフランジ3bは、導波管3の管壁(胴体部)と一体に形成されている。これらの蓋部3aおよびフランジ3bを含む導波管3は、金属などの導体材料(より詳しくは、同軸導波管変換器1を通過させようとするマイクロ波に対して透過性を持たない導体材料)により形成されている。
ショート板7は、金属などの導体材料(導波管3と同種の導体材料)により、導波管3の横断面と相似する方形状に形成されており、その法線方向を導波管3の軸方向に向けて(蓋部3aと平行な姿勢で)、該導波管3の内部空間に収容されている。このショート板7は、その外周縁と導波管3の内壁との間に、燐青銅により形成されてバネ性を有する接触板7aを介在させた状態で導波管3の軸方向に移動可能なように導波管3に支持されている。接触板7aは、ショート板7の外周縁にハンダ付けなどにより固定されると共に、導波管3の内壁に摺動自在に接触されて、該導波管3に導通されている。
また、ショート板7の裏面(導波管3の蓋部3aに対面する面)の中央部から、蓋部3aに向かって、導波管3と同軸にロッド部材11が延設されている。このロッド部材11は、蓋部3aに導波管3と同軸に穿設された貫通穴13を摺動自在に貫通して、導波管3の内部空間から外部に突出されている。該ロッド部材11の外周部には、雄ネジ部15が形成されている。そして、このロッド部材11の、導波管3の外部に突出した部分の雄ネジ部15に雌ネジ部材17(例えばナット)が螺合されて、ロッド部材11の軸心回りに回転自在とされ、該蓋部3aの外面部に当接されている。なお、ショート板7は、ロッド部材11および雌ネジ部材17を介して導波管3に電気的に導通されていると共に、前記接触板7aを介して導波管3に電気的に導通されている。。
また、ショート板7と導波管3の蓋部3aの内面部との間には、付勢手段としてのスプリング19がロッド11に外挿された状態で介装されており、このスプリング19によりショート板7が蓋部3aから離反する方向に付勢されている。これにより、雌ネジ部材17は、蓋部3aに押し付けられている。
上記のようにロッド部材11に導波管3の外部で雌ネジ部材17を螺合すると共に、スプリング19によりショート板7を付勢することで、ショート板7がロッド部材11を介して導波管3の蓋部3aに支持されている。そして、雌ネジ部材17の回転操作によって、雌ネジ部材17がショート板7に対して相対的にロッド部材11の軸方向(導波管3の軸方向)に進退し、ひいては、ショート板7が、導波管3の軸方向に移動可能とされている。これにより、導波管3の軸方向におけるショート板7の位置が調整可能とされている。
同軸コネクタ5は、その軸心を導波管3の軸方向と直交する方向(図1では上下方向)に向けて導波管3の管壁(図1では、管壁の上面部)に取り付けられている。該同軸コネクタ5は、公知の構造のものであり、その上部に、図示を省略する同軸ケーブルを接続するための接続用ネジ部21を備え、下部に、フランジ23を備えている。同軸コネクタ5の外周部は、接続用ネジ部21およびフランジ23を含めて金属導体から構成されている。また、図2に示すように、同軸コネクタ5の下端部から、中心導体25が突出されている。この中心導体25は、同軸コネクタ5の内部において、該コネクタ5の外周部と電気的に絶縁されている。
かかる同軸コネクタ5は、次のように導波管3に取り付けられている。すなわち、図2を参照して、導波管3の管壁の、同軸コネクタ5の取り付け箇所には、導波管3の軸方向と直交する方向(図2の上下方向)の軸心を有する貫通穴27が穿設されている。そして、導波管3の外側から同軸コネクタ5の中心導体25を貫通穴27に同心に挿入すると共に、導波管3の管壁の外面部に同軸コネクタ5のフランジ23を接触させ、この状態で、該フランジ23が導波管3の外面部に図示しないネジ等により固定されている。これにより、同軸コネクタ5が、その軸心を導波管3の軸方向と直交する方向に向け、且つ、該同軸コネクタ5の外周部を導波管3に電気的に導通させた状態で、該導波管3の管壁に取り付けられている。なお、導波管3の貫通穴27の径は、同軸コネクタ5の中心導体25の径よりも大きく、該中心導体25は、貫通穴27の内周面に接触することがないように(中心導体25が導波管3に導通しないように)該貫通穴27に挿入されている。
プローブ9は、上記同軸コネクタ5の中心導体25に電気的に導通しつつ、その先端面(図1および図2では下端面)の位置を導波管3の軸方向と直交する方向(図1および図2の上下方向)に調整し得るようにプローブ位置調整手段29を介して該中心導体25に連結されている。
さらに詳細には、図2を参照して、プローブ位置調整手段29は、同軸コネクタ5の中心導体25を嵌入する嵌入孔31aが一端部に形成された棒状の連結用導体31を備えている。該連結用導体31は金属などの導体により形成されている。この連結用導体31は、その嵌入孔29aに中心導体25を嵌入することで、該連結用導体31の軸心を中心導体25の軸心(貫通穴27の軸心)に一致させて該中心導体25に連結され、該中心導体25と電気的に導通されている。この場合、連結用導体31の外径dは、導波管3の貫通穴27の径Dよりも小さく、貫通穴21の内周面と連結用導体31の外周面との間には全周にわたって環状の空隙33が形成されている。そして、本実施形態では、この空隙33には、絶縁物(誘電体)としての空気が存在している。なお、空隙33に環状の固体絶縁物を介装してもよい。
また、連結用導体31には、嵌入孔31aと反対側の端面(図2では下端面)から、該嵌入孔31aに向かって、ネジ穴35が穿設されている。このネジ穴35は、連結用導体31の軸心上に形成されている。そして、このネジ穴35に、プローブ9の先端面と反対側の端面(図2ではプローブ9の上端面)から該プローブ9と同軸に延設された導体からなる雄ネジ部37が連結用導体31の軸心回りに回転自在に螺合されている。これにより、プローブ9が連結用導体31を介して中心導体25に同軸に連結され、該中心導体25に電気的に導通されている。この場合、プローブ9をその雄ネジ部37と共に回転操作することで、プローブ9が、その軸心方向で移動し、これによりプローブ9の先端面の位置が、導波管3の軸方向と直交する方向(同軸コネクタ5の中心導体25の軸方向)で調整可能とされている。なお、プローブ9の回転操作は、例えば、導波管3の開口端部から該導波管3の内部に挿入可能な適宜の工具を使用して行なわれる。
また、導波管3の貫通穴27の径Dと、連結用導体31の外径dとは、それぞれ、同軸導波管変換器1の特性インピーダンスが、同軸コネクタ5に接続する同軸ケーブルの特性インピーダンス(本実施形態では50Ω)と等しくなるように設定されている。より具体的には、プローブ9の特性インピーダンスZ0は次式(1)により与えられる。
Z0=(√(μ/ε))・(1/2π)・loge(D/d) ……(1)
なお、式(1)におけるμは前記空隙31に備えた絶縁物(本実施形態では空気)の透磁率、εは該絶縁物の誘電率である。
従って、上記式(1)により与えられる特性インピーダンスZ0が同軸コネクタ5に接続する同軸ケーブルの特性インピーダンス(50Ω)と等しくなるようにD,dの値が設定されている。このように導波管3の貫通穴27の径D、連結用導体31の外径dは、前記空隙33に介在させる絶縁物の種類に応じて設定される。
以上のように構成された同軸導波管変換器1では、それを通過させようとする電磁波(マイクロ波)の周波数に応じて、導波管3の軸方向におけるショート板7の位置と、導波管3の軸方向と直交する方向におけるプローブ9の先端面の位置とを適宜、調整することができる。このため、導波管3のカットオフ周波数(これは導波管3の横断面形状のサイズに依存する)よりも高い、種々様々な種類の周波数の電磁波を、良好に(高効率で)同軸導波管変換1で通過させることができる。
すなわち、同軸導波管変換1を通過させようとする電磁波(マイクロ波)の管内波長(導波管3の軸方向における波長)をλgとしたとき、導波管3の軸方向におけるプローブ9の軸心とショート板7との間隔(図1の間隔B)がλg/4になるようにショート板7の位置を調整する。また、導波管3の軸方向と直交する方向(図1の上下方向)にプローブ9の先端面の位置と導波管3の管壁の内面(同軸コネクタ5を装着した管壁の内面で、プローブ9の基端側の内面)との間隔(図1の間隔A)がλg/4になるようにプローブ9の位置を調整する。このようにすることにより、同軸導波管変換器1での電磁波の通過を最大効率で行なうことができる。
このように本実施形態の同軸導波管変換器1は、前記間隔A,Bを調整できるので、種々様々な周波数の電磁波(マイクロ波)を、その周波数に適合させて効率よく良好に通過させることができ、適用可能な周波数帯域を広帯域なものとすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を図3および図4を参照して説明する。図3は本実施形態の同軸導波管変換器の要部構成を示す図、図4は該同軸導波管変換器のプローブの分解図である。本実施形態は、前記第1実施形態と、プローブ位置調整手段の構成のみが相違するものであるので、第1実施形態と同一構成部分については第1実施形態と同一の参照符号を用い、説明を省略する。
図3を参照して、本実施形態の同軸導波管では、導波管3の内部空間に配置されたプローブ39は、複数(図3では3個)の要素プローブ39a,39b,39cを連結することで構成されている。これらの要素プローブ39a,39b,39cは、同軸コネクタ5の中心導体25の軸方向に積み重ねられるようにして連結されている。
さらに詳細には、図4を参照して、要素プローブ39a〜39cのうち、要素プローブ39aは、同軸コネクタ5の中心導体25の先端に該中心導体25と同軸に結合されている。そして、この要素プローブ39aの中心導体25と反対側の端面(図3の下端面)の中心部には、図4に示す如く、中心導体25と同軸のネジ穴41が穿設されている。
また、要素プローブ39bは、その一端面(図4の上端面)の中心部に要素プローブ39aのネジ穴41に螺合可能な雄ネジ部42が突設されており、この雄ネジ42を要素プローブ39aのネジ穴41に螺合することで、要素プローブ39bが要素プローブ39aに着脱可能に連結される。この連結状態では、要素プローブ39bの雄ネジ部42側の端面と要素プローブ39aのネジ穴41側の端面とが密着するようになっている。
さらに要素プローブ39bの雄ネジ部42と反対側の端面(図4の下端面)の中心部には、雄ネジ部42と同軸のネジ穴43が穿設されている。そして、要素プローブ39cの一端面(図4の上端面)には、ネジ穴43に螺合可能な雄ネジ部44が突設されており、この雄ネジ部44を要素プローブ39bのネジ穴43に螺合することで、要素プローブ39cが要素プローブ39bに着脱可能に連結される。この連結状態では、要素プローブ39cの雄ネジ部44側の端面と要素プローブ39bのネジ穴43側の端面とが密着するようになっている。
なお、要素プローブ39cの雄ネジ部44は、要素プローブ39bの雄ネジ部42と同一サイズとされ、要素プローブ39cの雄ネジ部44を要素プローブ39aのネジ穴41に螺合することで、要素プローブ39cを直接的に要素プローブ39aに連結することも可能となっている。また、各要素プローブ39a〜39cの外径は、いずれも同一である。
以上のように、要素プローブ39aに要素プローブ39bを連結し、要素プローブ39bに要素プローブ39cを連結することで、プローブ39が構成されるようになっている。あるいは、要素プローブ39bを使用せずに、要素プローブ39aに、要素プローブ39cを直接的に連結することで、プローブを構成することも可能である。
ここで、図3を参照して、導波管3の内壁面から要素プローブ39aの下端面までの間隔をCa、要素プローブ39b,39cのそれぞれの軸方向の長さをCb,Ccとおくと、導波管3の内壁面とプローブ39の先端面(要素プローブ39cの下端面)との間隔C(図3を参照)は、C=Ca+Cb+Ccである。そして、本実施形態では、Ca、Ccはあらかじめ定めた所定値(固定値)とされている。一方、要素プローブ39bは、その軸方向の長さCbが互いに相違する複数種類のものがあらかじめ用意されている。従って、本実施形態では、要素プローブ39bは、プローブ39の軸方向の長さCa、ひいては、前記導波管3の内壁面とプローブ39の先端面との間隔C(図3を参照)を調整するための機能を持つものである。
すなわち、要素プローブ39bを交換し、あるいは、省略する(要素プローブ39aに要素プローブ39cを直接的に連結する)ことで、導波管3の内壁面とプローブ39の先端面との間隔C(≧Ca+Cc)を調整することが可能となっている。
以上説明した以外の構成は、第1実施形態の同軸導波管変換器1と同一である。
本実施形態の同軸導波管変換器においても、導波管3の軸方向におけるプローブ39の軸心とショート板7との間隔がλg/4になるようにショート板7の位置を第1実施形態と同様に調整すると共に、要素プローブ39bを省略または交換して、導波管3の軸方向と直交する方向(図3の上下方向)におけるプローブ39の先端面の位置と導波管3の管壁の内面との間隔Cがλg/4になるようにプローブ39の先端面の位置(プローブ39の長さ)調整することによって、種々様々の周波数(ただし、導波管3のカットオフ周波数よりも高い周波数)の電磁波に対して、同軸導波管変換器での該電磁波の通過を最大効率で行なうことができる。
次に、前記第1実施形態の同軸導波管変換器1の利用形態の例を図5および前記図1を参照して説明する。図5は、同軸導波管変換器1を使用した評価システムの構成を示す図である。この評価システムは、本発明のデバイスの評価システムの一実施形態である。
図5の評価システムは、前記同軸導波管変換器1を2個使用して、マイクロ波を増幅する増幅器50の特性評価を行なうためのシステムであり、増幅器50の入力側と出力側とにそれぞれ同軸導波管変換1の導波管3の開口端部が接続される。増幅器50には、これに電源電力を供給する電源52が接続されている。なお、増幅器50は、本発明におけるデバイスに相当する。
また、増幅器50の入力側の同軸導波管変換器1の同軸コネクタ5には、同軸ケーブル56を介して信号発生手段としての信号発振器54が接続される。この信号発振器54は、マイクロ波帯の種々様々な周波数の信号(正弦波信号)を出力可能なものである。また、信号発振器54は、その出力信号のレベル(振幅レベル)を可変的に設定可能である。
増幅器50の出力側の同軸導波管変換器1の同軸コネクタ5には、該同軸導波管変換器1のプローブ9の箇所での電磁波(マイクロ波)の強度(電力)に応じた信号を出力するパワーセンサ58が接続される。このパワーセンサ58は、信号線60を介してパワーメータ62に接続されており、パワーセンサ58の出力(プローブ9の箇所での電磁波の強度を示す信号)は、信号線60を介してパワーメータ62に入力される。パワーメータ62は、パワーセンサ58が検出した電磁波の強度(電力)のレベルを計測して、その計測値を表示するものである。なお、パワーセンサ58は、本発明における出力検出手段に相当するものである。
かかる評価システムによる増幅器50の特性評価は次のように実行される。
まず、増幅器50の設計上の周波数特性(公称の周波数特性)により定まる中心周波数(該増幅器50が通過可能な周波数域の中心周波数で、増幅器50の電力増幅率が最大となる周波数)を基に、各同軸導波管変換器1の導波管3における管内波長λgを求める。そして、プローブ9の先端面と導波管3の内壁面との間隔A(図1参照)がλg/4に等しくなるように、各同軸導波管変換器1の導波管3の軸方向に直交する方向におけるプローブ9の先端面の位置を調整すると共に、プローブ9の軸心とショート板7との間隔B(図1参照)がλg/4に等しくなるように、各同軸導波管変換器1の導波管3の軸方向におけるショート板7の位置を調整する。
次いで、各同軸導波管変換器1の導波管3の開口端部を増幅器51の入力側と出力側とに接続する。また、増幅器50の入力側の同軸導波管変換器1の同軸コネクタ5に信号発振器54を同軸ケーブル56を介して接続すると共に、増幅器50の出力側の同軸導波管変換器1の同軸コネクタ5にパワーセンサ58を接続する。パワーセンサ58は、信号線60を介してパワーメータ62に接続されている。
次いで、増幅器50に電源52から電源電力を供給した状態で、信号発振器54から、増幅器50が通過可能な周波数域の中心周波数の信号(正弦波信号)を増幅器50の入力側の同軸導波管変換器1に出力させる。この場合、信号発振器54の出力信号のレベル(振幅レベル)は、増幅器50が線形に増幅可能なレベルに設定される。該信号発振器54の出力信号の周波数およびレベルは、増幅器50の設計上の周波数特性を基にあらかじめ定められた値である。
このように信号発振器54から増幅器50の入力側の同軸導波管変換器1に入力された信号は、該同軸導波管変換器1の同軸コネクタ5、プローブ9および導波管3を介して増幅器51に電磁波として入力される。そして、その入力された電磁波は、増幅器50で増幅された後、該増幅器50の出力側の同軸導波管変換器1の導波管3、プローブ9および同軸コネクタ5を介してパワーセンサ58に入力される。そして、該パワーセンサ58により検出された電磁波の強度(増幅器50から出力される電磁波の、プローブ9の箇所での強度)がパワーメータ62により計測される。
次いで、パワーメータ62により計測された電磁波の強度(これは増幅器50の出力電力に相当する)と、信号発振器54の出力信号のレベル(増幅器50への入力電力)とを基に、増幅器50の電力増幅率を算出する。
この算出した電力増幅率が、増幅器50の設計上の(公称の)電力増幅率にほぼ一致している場合には、増幅器50は、設計通りの入出力特性を持っていると評価できる。
一方、算出した電力増幅率が、増幅器50の設計上の電力増幅率からずれている場合には、増幅器50の実際の電力増幅率が最大となる周波数(増幅器50の実際の周波数特性における中心周波数)を把握するために、信号発振器54の出力信号の周波数を可変的に設定しながら、その設定した周波数に合わせて各同軸導波管変換器1のショート板7の位置を調整する(図1の間隔Bを調整する)と共に、プローブ9の先端面の位置を調整する(図1の間隔Aを調整する)。すなわち、図1の間隔A,Bが、信号発振器54で設定した周波数に対応して定まる管内波長λgの1/4に等しくなるようにショート板7の位置と、プローブ9の先端面の位置とを調整する。
そして、このように信号発振器54の出力信号の周波数の変更と、ショート板7の位置およびプローブ9の先端面の位置の調整とを行いながら、パワーメータ62の計測値に基づき、増幅器50の電力増幅率を観測し、その電力増幅率が最大となる周波数を探索する。これにより、増幅器50の電力増幅率が実際に最大となる周波数の、設計上の周波数からのずれ度合いを把握することができる。
このように、前記第1実施形態の同軸導波管変換器1を使用することで、同軸導波管変換器を複数種類用意したりすることなく、増幅器50の特性評価を行なうことができる。
なお、図5の評価システムでは、第1実施形態の同軸導波管変換器1を使用したが、第2実施形態の同軸導波管変換器を使用してもよい。
また、図5の評価システムでは、増幅器50の特性評価を行なうものを示したが、本発明の同軸導波管変換器を使用することで、種々様々のマイクロ波デバイスの特性評価(特に周波数変換に対する特性評価)を行なうことができる。
1…同軸導波管変換器、3…導波管、5…同軸コネクタ、7…ショート板、9…プローブ、11…ロッド部材、17…ネジ部材、19…スプリング(付勢手段)、31…連結用導体、25…同軸コネクタの中心導体、39…プローブ、50…増幅器(デバイス)、54…信号発振器(信号発生手段)、58…パワーセンサ(出力検出手段)。
Claims (5)
- 導波管と、該導波管と絶縁されて該導波管の内部に突出されたプローブとを備えた同軸導波管変換器において、
前記導波管の内部に該導波管の軸方向で移動自在に設けられたショート板と、前記プローブの先端の位置を前記導波管の軸方向と直交する方向で調整するプローブ位置調整手段とを備え、同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の周波数に応じて、前記導波管内における前記ショート板の位置と前記プローブの先端の位置とを変更可能としたことを特徴とする同軸導波管変換器。 - 前記ショート板から前記導波管の終端部を該導波管の軸方向に摺動自在に貫通して該導波管の外部に延設されたロッド部材と、前記導波管の外部で前記ロッド部材の軸心回りに回転自在に該ロッド部材に螺合され、その回転操作によって前記ショート板に対して相対的に前記導波管の軸方向に進退自在に設けられたネジ部材と、前記ショート板と導波管の終端部との間で該ショート板を該導波管の軸方向で該導波管の終端部から離反する向きに付勢する付勢手段とを備え、前記ショート板は、前記ネジ部材の回転操作によって、前記導波管の軸方向に移動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の同軸導波管変換器。
- 前記導波管の管壁には、同軸コネクタがその中心導体の軸心を前記導波管の軸方向と直交する方向に向けて装着されると共に、該同軸コネクタの中心導体が、前記導波管の管壁に穿設された貫通孔の軸心部に挿入されており、前記プローブ位置調整手段は、前記同軸コネクタの中心導体に同心に連結された棒状の連結用導体を備え、前記プローブは、該連結用導体にその軸心回りに回転自在に螺合され、その回転操作により、前記連結用導体の軸方向に移動自在に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の同軸導波管変換器。
- 前記同軸導波管変換器で通過させようとする電磁波の周波数に応じて定まる該電磁波の管内波長をλgとしたとき、前記導波管の軸方向における前記プローブと前記ショート板との間隔をλg/4に等しくなるように該ショート板の位置を調整すると共に、該導波管の軸方向と直交する方向における前記プローブの先端と該プローブの基端側での導波管の内壁面との間隔がλg/4に等しくなるように該プローブの先端の位置を調整したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸導波管変換器。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の同軸導波管変換器を使用して、所定の周波数の電磁波を入出力するデバイスの特性を評価する評価システムであって、
前記デバイスの入力側と出力側とにそれぞれ前記導波管の開口端部が接続される一対の前記同軸導波管変換器と、該デバイスの入力側の同軸導波管変換器のプローブに接続され、該デバイスに入力する電磁波の複数種類の周波数の信号を可変的に出力する信号発生手段と、該デバイスの出力側の同軸導波管変換器のプローブに接続され、該プローブを介して前記デバイスが出力する電磁波に応じた信号を検出する出力検出手段とを備えたことを特徴とするデバイスの評価システム。
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2005
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