JP2007088775A - 無線通信システム、無線通信装置及び方法 - Google Patents

無線通信システム、無線通信装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ホストとデバイスとの間の無線接続処理時間を効率的にする。
【解決手段】本発明はホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間で無線接続させる無線通信システムであり、ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段を有し、コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求を受信し、ホストコンピュータに代わってコンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段を有し、ホスト側無線通信装置及びデバイス側無線通信装置のそれぞれは、データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システム、無線通信装置及び方法に関し、例えば、ホストコンピュータに接続するUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)デバイスを無線化した無線接続を実現する無線通信システム、無線通信装置及び方法に適用し得る。
例えば、特許文献1にはUSBデバイスとコンピュータ本体との無線接続方法が開示されている。図2は、特許文献1の図5に開示されている接続シーケンスを示す。
図2を参照して、例えば、USB転送がINトランザクション32byteのフルスピード(12Mbps)であるとし、また無線方式としてIEEE802.11a(54Mbps)を適用した場合における、特許文献1に提案の無線接続方法による処理時間を概算してみると次のようになる。
STEP1では、ホスト(コンピュータ)が有線接続する第1無線装置に対してINトークンパケットを転送する場合であり、INトークンパケットが8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP)=35bitであるから、35bit/12Mbps≒2.9μsとなる。
STEP2では、第1無線装置が無線接続する第2無線装置に対して無線パケットを転送する場合である。このとき、無線パケットは、SYNCとEOPを除いた24bitと16μs分のプリアンブル(無線同期用)と、さらにCSMA/CA方式のDIFS時間が16μsとすると、16μs(DIFS)+16μs(プリアンブル)+24bit/54Mbps≒32.4μsとなる。
STEP3では、第2無線装置が有線接続するデバイス(USBデバイス)に対してINトークンパケットを転送する場合であり、INトークンパケットが8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP)=35bitであるから、35bit/12Mbps≒2.9μsとなる。
STEP4では、デバイスが有線接続する第2無線装置に対してDATA0パケットを転送する場合であり、DATA0パケットが8bit(SYNC)+280bit(DATA0)+3bit(EOP)=291bitであるから、291bit/12Mbps≒24.3μsである。
STEP5では、第2無線装置が無線接続する第1無線装置に対してDATA0に転送する場合であり、このとき、16μs(DIFS)+16μs(プリアンブル)+280bit/54Mbps≒37.2μsとなる。
STEP6では、第1無線装置が有線接続するホスト(コンピュータ)に対して、INトークンパケットが8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP)=35bitであるから、35bit/12Mbps≒2.9μsとなる。
STEP7では、第1無線装置が有線接続するホストに対して、DATA0パケットを転送する場合であり、DATA0パケットが8bit(SYNC)+280bit(DATA0)+3bit(EOP)=291bitであるから、291bit/12Mbps≒24.3μsとなる。
STEP8では、第1無線装置が有線接続するホストに対して、ハンドシェイクパケットが8bit(SYNC)+8bit(ACK)+3bit(EOP)=19bitであるから、19bit/12Mbps≒1.6μsとなる。
以上より、STEP1〜STEP8までの処理時間を合算すると、2.9+32.4+2.9+24.3+37.2+2.9+24.3+1.6=128.5μsとなる。
一方、有線のUSBの処理時間に相当する時間はSTEP6〜STEP8であるので、この処理時間を合算すると、2.9+24.3+1.6=28.8μsとなる。
両者を比較すると、USBの無線接続とすることにより約4.5倍の処理時間を要す。
特許第3045985号 特開2001−326648号公報
上述したUSB無線接続方法による処理時間の中で、無線パケット送信時に必要な無線同期用のプリアンブル時間と衝突防止のCSMA/CA方式のDIFS時間とが約50%を占めている。
USBパケットは、DATAパケット以外では小さなパケットが多いため、USBパケット単位で無線パケットに変換してしまうと、プリアンブル時間、DIFS時間をその都度必要とするので、無線接続化に係る処理時間が長くなり、非常に効率が悪くなるという問題がある。
そのため、無線通信処理に係るプリアンブル時間とDIFS時間との影響を少なくし、効率的な無線通信を実現することができる無線通信システム、無線通信装置及び方法が求められている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の無線通信システムは、ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムにおいて、(1)ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段を有し、(2)コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、ホストコンピュータに代わってコンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段を有し、ホスト側無線通信装置及びデバイス側無線通信装置のそれぞれは、(3)データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、(4)データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明の無線通信装置は、ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムを構成する無線通信装置において、ホストコンピュータに接続するものであって、ホストコンピュータのデータ転送要求に対して、コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段と、データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明の無線通信装置は、ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムを構成する無線通信装置において、コンピュータ周辺機器に接続するものであって、ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、ホストコンピュータに代わってコンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段と、データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを備えることを特徴とする。
第4の本発明の無線通信方法は、ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信方法において、ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置と、コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置とを備え、(1)ホスト側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御工程と、(2)デバイス側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、ホストコンピュータに代わってコンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御工程と、(3)ホスト側無線通信装置又はデバイス側無線通信装置が、データ転送モード応じた単位長のデータを複数個含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムにおいて、ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段を有し、コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置が、ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、ホストコンピュータに代わってコンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段を有し、ホスト側無線通信装置及びデバイス側無線通信装置のそれぞれは、データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを有することにより、無線通信処理に係るプリアンブル期間とDIFS時間との影響を少なくし、効率的な無線通信を実現することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の無線通信システム、無線通信装置及び方法について、図面を参照して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、本実施形態に係るUSBデバイスとホスト(ホストコンピュータ)との間での無線接続関係を示すシステム構成図である。
なお、USB規格のハイスピード(480Mbps)については、最新の無線技術でも54Mbpsで速度差がありすぎるので今回の検討対象にはしない。
図1において、本実施形態のシステム100は、ホスト1、ホスト1に接続する第1無線装置2、USBデバイス4、USBデバイス4に接続する第2無線装置3を有して構成される。
ホスト1は、USBデバイス4に対してホストとして機能する制御部であり、例えば、パーソナルコンピュータやPDAなどが搭載するものである。また、USBデバイス4は、ホスト1とUSB接続をするコンピュータ周辺機器などが該当する。
また、図1に示すように、ホスト1及びUSBデバイス4は、それぞれ第1又は第2無線装置2、3と接続するためのコネクタ12又は42と、USB接続機能を司るUSBコントローラ11又は41を有する。
第1無線装置2は、ホスト1に接続し、ホスト1から受け取ったデータを所定パケットに変換し、所定の無線通信方式に従って第2無線装置3に対して無線通信するものであり、また第2無線装置3から所定の無線通信方式に従って無線パケットを受信し、無線パケットからデータを取り出してホスト1に与えるものである。
また、第1無線装置2は、USBデバイス4の接続後、USBデバイス4の仕様や態様等を示すデバイス情報やコンフィグレーション情報などを登録し、その後は、登録した情報に基づいてUSBデバイス4の代理としてホスト1からリクエストに応じるものである。
第2無線装置3は、USBデバイス4に接続し、USBデバイス4から受け取ったデータを所定パケットに変換し、所定の無線通信方式に従って第1無線装置2に対して無線通信するものであり、また第1無線装置2から所定の無線通信方式に従って無線パケットを受信し、無線パケットからデータを取り出してUSBデバイス4に与えるものである。
また、第2無線装置3は、USBデバイス4の接続後、USBデバイス4の仕様や態様等を示すデバイス情報やコンフィグレーション情報などを登録する。そして、第2無線装置3は、無線受信したホスト1からのリクエストに従って、ホスト1の代理としてUSBデバイス4にリクエストを与えるものである。
また、第1無線装置2及び第2無線装置は、USBトランザクションで取引されるデータ長を1データの単位長とし、それら複数個のデータを1つにまとめた無線パケットを生成する。これにより、無線通信処理の際のプリアンブル時間及びDIFS時間を少なくすることができるので、無線接続に係る処理時間を短くすることができる。なお、無線パケットを構成するデータの単位長は後述するように転送モードに応じて異なるものとして良い。
第1及び第2無線装置2、3の内部構成は、図1に示すように、USBインタフェースユニット21及び31、制御部22及び32、無線部23及び33、データ格納部24及び34を有する。
USBインタフェースユニット21及び31は、ホスト1又はUSBデバイス4が有するコネクタと接続するためのインタフェースである。
無線部23及び33は、制御部22及び32の制御の下、所定の無線通信方式に従って無線パケットの送受信を行なうものである。本実施形態では、例えばIEEE802.11aに規定されている無線方式を採用するものとして説明するが、他の無線方式を採用してもよい。
制御部22及び32は、第1及び第2無線装置2、3が実現する機能を司るものであり、例えば、CPUや、RAM、ROM、EEPROM等の記憶部等を有して構成されるものである。そして、例えば、CPUが、RAMをワーキングエリアとし、ROMに格納されている固定データやRAMに格納されているテンポラリーデータを用いて、ROMに予め格納されている処理プログラムを実行することで、第1無線装置2及び第2無線装置3の機能を実現する。
データ格納部24及び34は、制御部22及び32の制御の下、ホストコンピュータ1又はUSBデバイス4から受け取ったUSBデータを一時的に格納するものであり、例えばバッファが該当する。データ格納部24及び34が格納するデータのデータ長は、上述したように、USBトランザクションに係るデータ長を単位長とする。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、本実施形態のUSB無線接続の動作について図面を参照して説明する。ここで、USBのデータ転送プロトコルは、データ転送タイプとしてアイソクロナス転送、インターラプト転送、バルク転送、コントロール転送の4種類の転送タイプがある。
以下では、全てのUSBデバイスでサポートする必要があるコントロール転送と、USB転送において最も多く使用されるバルク転送のシーケンスを説明する。
また、特にコントロール転送についてはデバイス接続直後のデバイス/コンフィグ情報取得のためのコントロール転送シーケンスと、それ以外のコントロール転送シーケンスについて提案する。
なお、コントロール転送は、例えばUSBデバイス4の認識を行なうデータ転送であり、バルク転送は、例えばモデムなどにエラー訂正ができるデータ転送である。
(A−2−1)デバイス/コンフィグ情報取得のコントロール転送シーケンス
図3及び図4は、デバイス/コンフィグ情報取得のためのコントロール転送シーケンスを示す。
まず、USBデバイス4は、第2無線装置3に接続される(STEP101)。なお、第2無線装置3におけるUSBデバイス4の接続検出は通常のUSB規約に従うものであり、ここではその詳細な説明は省略する。
第2無線装置3がUSBデバイス4の接続検出をすると、第2無線装置3は、USBデバイス4にセットアップ命令を与えて、USBデバイス4のデバイスDescriptor情報取得を要求する(STEP102〜104)。
このセットアップトランザクションは、有線接続の場合にはホストコンピュータとUSBデバイスとの間で最初に行なわれる処理であり、デバイスDescriptor情報の取得は、USBデバイスの接続直後に必ず行なわれる。ここで、デバイスDescriptor情報とは、USBデバイス4の標準出力を識別させるための情報である。
ここで、通常のPCであれば、まずSetAddressリクエストによりアドレス設定を行なってから、設定アドレスにて実施するリクエストであるが、ホスト1よりアドレス情報を取得していないので、第2の無線装置はアドレス0にてリクエストを実施する。また、このとき、要求するデータ長は18byteとする。USBの規約でデバイスDescriptor情報のフォーマットは規定されており、18byteと決まっているためである。
USBデバイス4が第2無線装置3からGetDescriptorリクエストを受信すると、USBデバイス4は18byteのデバイスDescriptor情報を第2無線装置3に与える(STEP105〜107)。
なお、STEP106において、USBデバイス4が18byteを1回で与えられない場合には、第2無線装置3は、STEP105〜STEP107を繰り返し行ない18byte読み出す必要がある。
USBデバイス4からデバイスDescriptor情報を正常に受信すると、第2無線装置3は、DATAサイズ0のOUTトランザクションにより受信成功をUSBデバイス4に通知する(STEP108〜110)。
以上のSTEP102〜STEP110で1つのコントロール転送が完結し、第2無線装置3は、USBデバイス4のデバイスDescriptor情報を保持する。
続いて、第2無線装置3は、USBデバイス4からコンフィグDescriptor情報を取得するため、GetDescriptorコンフィグリクエストをUSBデバイス4に与える(STEP111〜113)。
このとき、コンフィグDescriptor情報のデータ長は決まっていないためデバイスによって変わる。そのため、まずコンフィグDescriptor情報のデータ長を知るために、第2無線装置3は、コンフィグDescriptor情報のデータ長4byte以上となる情報を要求するGetDescriptorコンフィグリクエストをUSBデバイス4に与える。
ここで、要求したコンフィグDescriptor情報のデータ長を4byte以上としたのは、コンフィグDescriptor情報のトータルのデータ長に関する情報は3byte目と4byte目に格納されていることが規約により決められているからである。
第2無線装置3からGetDescriptorリクエストを受け取ると、USBデバイス4はDATA1パケットの要求されたデータ長を第2無線装置3に与え、第2無線装置3はDATA1パケットの3byte目と4byte目により、コンフィグDescriptorのトータルデータ長を取得する(STEP114〜116)。
USBデバイス4からコンフィグDescriptor情報を正常に受信することができると、第2無線装置3は、DATAサイズ0のOUTトランザクションにより受信成功をデバイスに通知する(STEP117〜119)。
以上、STEP111〜STEP119により1つのコントロール転送が完結する。
続いて、第2無線装置3は、STEP15で取得したコンフィグDescriptor情報のトータルデータ長でGetDescriptorコンフィグリクエストをUSBデバイス4に与える(STEP120〜122)。
第2無線装置3はコンフィグDescriptor情報のトータルデータ長を取得しているので、その長さに応じたINトランザクションを実施し、第2無線装置3は、USBデバイス4から全てのコンフィグDescriptor情報を取得する(STEP123〜125)
なお、USBデバイス4によって1回の転送で全てのコンフィグDescriptor情報を読み出せるわけではないので、第2無線装置3はSTEP123〜STEP125を繰り返し全てのコンフィグDescriptor情報を読み出す。
第2無線装置3がUSBデバイス4からコンフィグDescriptor情報を全て正常に受信すると、第2の無線装置3はDATAサイズ0のOUTトランザクションにより受信成功をデバイスに通知する(STEP126〜128)。
以上のSTEP120〜STEP128で1つのコントロール転送が完結し、第2無線装置3はコンフィグDescriptor情報を保持する。
ここで、第2の無線装置3は、STEP106で取得したデバイスDescriptor情報を解析し、接続するUSBデバイス4が複数のコンフィグDescriptor情報を持っていた場合、STEP111〜STEP128を繰り返して他のコンフィグDescriptor情報を取得し保持する。
第2無線装置3は、全てのコンフィグDescriptor情報を読み込んでから、次のSTEP129へ移行する。
なお、STEP111〜STEP128は1回目のGetDescriptorコンフィグリクエストの要求データ長を十分大きくすることで1回にすることもできる。大きなデータ長で要求してもUSBデバイス4側に送るべきデータがなければその時点でデバイスは有効データを返さないので、第2無線装置3は要求したデータ長に到達していなくてもデバイスのデータの終わりを知ることができるため、その時点でデータステージを終了し、受け取ったデータを改めて解析し無線ポケットにすべきデータ長を確認しても良いからである。
次に、第2無線装置3が、USBデバイス4からデバイスDescriptor情報と全てのコンフィグDescriptor情報を取得すると、第2無線装置3は、第1無線装置に対して、無線接続要求パケットを送信する(STEP129)。
第2無線装置3からの無線接続要求パケットを受信すると、第1無線装置2は接続許可できる状態であれば、第2無線装置3に対して接続許可パケットを送信するとともに、初期情報要求パケットを送信する(STEP130)。このとき、接続許可パケットすなわち初期情報要求パケットとすれば、初期情報要求パケットは省略しても良い。
第1無線装置2から初期情報要求パケット(初期情報要求パケットを省略した場合、接続許可パケット)を受信すると、第2無線装置3は、初期情報としてUSBデバイス4から読み出したデバイスDescriptor情報とコンフィグDescriptor情報を、第1無線装置2に送信する(STEP131)。
第2無線装置3から初期情報受信に成功した第1無線装置2は、ホスト1に対してUSBデバイス4が接続されたことを通知する(STEP132)。
このとき、第1無線装置2がUSBのHUB機能をエミュレーションする機能を持っている場合、ホスト1のHUBポート状態のポーリングに対する有効応答であるし、USBデバイス4をエミュレーションする機能を持つならば、ホスト1と接続されたUSBバスのD±信号のプルアップ抵抗を有効にする。また、初期情報正常受信パケットを受信した第2無線装置3はアドレスセットパケット受信待ち状態にて待機する。
第1無線装置2によるデバイス接続状態を検出したホスト1は、第1無線装置に対してSetAddressリクエストを与え、USBデバイス4のアドレス設定を実施する(STEP133、134)。また、SetAdressリクエストを受け取った第1無線装置2は、アドレスセットパケットを第2無線装置に送信する(STEP135)。
STEP136〜138では、ホスト1からSetAddressリクエストを受け取ると、第1無線装置2は、NAK応答する。また、第1無線装置2は、第2無線装置3を通じてUSBデバイス4からのアドレスセット完了パケットの受信を待機する。なお、NAK応答を受けたホストはDATA1応答が返るまでステータスステージをリトライする。
また、第1無線装置2からアドレスセットパケットが与えられると、第2無線装置3は、USBデバイス4に対してSetAddressリクエストを発行する。
USBデバイス4は、第2無線装置3からSetAddressリクエストを受信し、そのステータスステージの応答として、DATA1を第2無線装置3に与える。USBデバイス4からDATA1を受信すると、第2無線装置3は、アドレスセット完了を確認する(STEP139〜141)。このとき、USBデバイス4によっては、直ぐにDATA1が返らず、NAK応答する場合もあるが、そのときはホスト1と同様にステータスステージをリトライする。
USBデバイス4からDATA1を受信し、アドレスセット完了の確認をすると、第2無線装置3は、第1無線装置2に対してアドレスセット完了パケットを送信する(STEP142)。
第2無線装置からアドレスセット完了パケットを受信すると、第1無線装置は、ホスト1のステータスステージに対してDATA1応答し、アドレスセットが完了したことをホスト1に伝える。
また、ホスト1はDATA1応答によってアドレスセットを確認して、STEP33から始まったSetAddressリクエストのコントロール転送を終了する(STEP142〜144)。
その後、STEP145〜171では、ホスト1によるGetDescriptorデバイス/コンフィグ情報取得のためのコントロール転送が行なわれる。このSTEP145〜171の処理は、STEP102〜128で、第2無線装置が行った処理に対応する。
なお、第1無線装置2は第2無線装置3から受信した初期情報に基づいて、USBデバイス4の代わりにホスト1のリクエストに応答する。
以上のUSBデバイス4の接続直後のデバイス情報取得のためのコントロール転送シーケンスは、USBデバイス4の接続直後に1回だけ行なわれるものであるから、スループット向上に直接的に影響を与えるわけではないが、以後説明する転送方式毎に変換シーケンスを変更するためには、第1無線装置2及び第2無線装置3共に接続されたデバイスがどのような転送方式を持つエンドポイントを持っているか知らなければならず、そのためにエンドポイント情報を含んでいるコンフィグDescriptor情報を、第1無線装置2及び第2無線装置3は解析する機能を必要とし、その情報によって以後どのようなシーケンスでパケット変換を行うのかの動作が決定される。
(A−2−2)デバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送シーケンス(リード)
図5は、デバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送(リード)のシーケンス図である。
ホスト1は、第1無線装置2にセットアップトークンを与える。第1無線装置2は、ホスト1からのセットアップトランザクションによりDATA0を解析し、GetDescriptorリクエスト(デバイス情報)/GetDescriptorリクエスト(コンフィグ情報)以外のリード系リクエストである場合、DATA0の情報を無線パケット化したコントロールリードリクエストパケットを第2無線装置3に送信する(STEP201〜203)。
このとき、コントロールリードリクエストに必要な情報はリクエストの種別と要求データ長XXbyteという情報であるが、その情報はSTEP202で取得したDATA0に全て含まれるので、そのまま無線パケット化すれば良い。
なお、第1無線装置2は、第2無線装置3からコントロールリードアクノリッジが与えられるまで、ホスト1からのデータステージのINトークンに対してNAK応答する(STEP204〜211)。
また、STEP203において第1無線装置2からコントロールリードリクエストを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理となって、USBデバイス4に対してセットアップトランザクションを発行する。ここで、STEP205のDATA0はSTEP202でホスト1が発行したDATA0と同じ内容である。また、第2無線装置3は、DATA0の内容から、要求データ長を読みとり、USBデバイス4から読みとらなければならないデータ長XXbyteを把握しておく(STEP204〜206)。
第2無線装置3は、STEP204〜206に対応したデータステージを発行して、USBデバイス4からデータを受け取る。このとき、何回データステージのINトランザクションが発生するかは、データ長XXbyteとUSBデバイス4のバッファ容量による(STEP207〜211)。なお、本実施形態では、2回のINトランザクション発生としている。
また、要求したデータ長XXbyteをUSBデバイス4から受け取った第2無線装置3は、受け取ったデータをコントロールリードアクノリッジパケットにして、第1無線装置2に送信する(STEP212)。
なお、XXbyteのデータ要求に対してUSBデバイス4側がXXbyte以下のデータしか持たない場合、USBの規約により、USBデバイス4は持っているデータだけ返し、その後の要求に対してデータサイズ0のDATA0パケットで応答することになっているので、データサイズ0のDATAOパケットを受け取った第2無線装置3は、要求データのXXbyteに満たない場合でも、必要なデータを受け取ったものとして、STEP212を実行する。
コントロールリードアクノリッジパケットは、要求データXXbyteより少ない可能性もあるので、デバイスより受け取ったデータ長YYbyteを情報として含むようにする。
第2無線装置3は、STEP213〜215でステータスステージをUSBデバイス4に発行して、STEP214〜215のコントロール転送を終了する。
第2無線装置3からコントロールリードアクノリッジパケットを受信した第1無線装置2は、ホスト1のデータステージに対して、USBデバイス4より受け取ったデータ長YYbyteで応答する。
(A−2−3)テバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送シーケンス(ライト)
図6は、デバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送(ライト)のシーケンス図である。
ホスト1からのセットアップトランザクションにより、第1無線装置2は、DATA0を解析し、ライト系リクエストである場合、次のデータステージの受け取り準備に入る(STEP301〜303)。
第1無線装置2は、ホスト1からのデータステージのデータXXbyteを読みとり、STEP302で受け取ったDATA0と受け取ったデータXXbyteを合わせて、コントロールライトリクエストパケットを生成し、第2無線装置3に送信する(STEP304〜309)。
なお、ライト系リクエストの場合、データステージがないリクエストも存在する。STEP302のDATA0を解析し、データ長0のリクエストである場合、STEP304〜STEP309のホストからのデータステージは存在しないので第1無線装置2は、STEP302のDATA0だけでコントロールライトリクエストパケットを作成し、第2無線装置3に送信する。
第1無線装置2は、第2無線装置3からSTEP20のコントロールライトアクノリッジを受信するまで、ホストのステータスステージINトランザクションに対しNAK応答する(STEP310〜319)。
また、第1無線装置2からコントロールライトリクエストパケットを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理でUSBデバイス4に対して、コントロールライト転送を発行する(STEP310)。
これに対して、USBデバイス4が第2無線装置3からのリクエストをサポートしていてSTEP318〜320のデータステージまで正常に応答すれば(STEP311〜320)、第2無線装置3は、ACK応答でコントロールライトアクノリッジパケットを第1無線装置2に送信する(STEP320)。
なお、もしUSBデバイス4がデータステージかステータスステージでSTALL応答した場合、USBデバイス4はこのリクエストをサポートしていないので、第2無線装置3はSTALL応答でコントロールライトアクノリッジパケットを第1無線装置2に送信する(STEP320)。
第2無線装置3からのコントロールライトアクノリッジを受信すると、第1無線装置2は、その結果でホスト1に対して応答する(STEP321)。
本実施形態では、STEP321で、正常処理のDATA0応答となっているが、もしSTEP320でコントロールライトアクノリッジがSTALL応答だった場合、STEP321はSTALL応答になり、STEP322は存在しない。
(A−2−4)バルク転送シーケンス(リード)
続いて、バルク転送について図7のシーケンス図を参照して説明する。
バルク転送の場合、コントロール転送の場合と異なり、ホスト1がUSBデバイス4に対して要求するデータ長はデバイスドライバやアプリケーションにより異なる。そのため、第1無線装置2及び第2無線装置3は正確に転送量を予測することはできない。
しかし、USBシステムのほとんどのUSBデバイス4はホスト1からのデータ要求に対して、要求に応じて返すべきデータが存在する場合にはそのデータ送り、要求に対して送るべきデータが存在しない場合にはデータサイズ0のDATAパケットで応答する。
そこで、本実施形態では、USBデバイス4が、ホスト1からの要求に応じて応答する点に着目し、以下のようなシーケンスを提案する。
なお、本実施形態では、3つのINトランザクション単位でデータをまとめることとする。
まず、ホスト1はバルク転送のINトークンを第1無線装置2に与える(STEP401)。
このとき、第1無線装置2及び第2無線装置3は、上述したコントロール転送の際に取得したコンフィグDescriptor情報に基づいて、ホスト1とUSBデバイス4とのエンドポイント情報を把握しているため、このINトークンがUSBデバイス4宛てのバルク転送のINトークンであることを把握する。
ホスト1からバルク転送のINトークンを受信すると、第1無線装置2は、第2無線装置3に対してバルクリードリクエストパケットを送信する(STEP402)。
また、第1無線装置2は、ホスト1に対してNAK応答する(STEP402)。なお、第1無線装置2は、第2無線装置3からバルクリードアクノリッジパケットが返るまでこの動作を繰り返す(STEP402〜410)。
次に、第1無線装置2からバルクリードリクエストパケットを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理として機能し、USBデバイス4に対してバルクリードトランザクションを行なう(STEP403〜410)。
ここで、本実施形態では、第2無線装置3は、USBデバイス4から3回分のデータを読み出すこととする。なお、第2無線装置3によるバルクリードトランザクションの回数は特に限定されない。
この場合、第2無線装置3は、コントロール転送の際のコンフィグDescriptor情報に基づいて、バルク転送に係るDATA0/1パケットのペイロード(データサイズ)を把握している。そこで、第2無線装置3は、STEP404、STEP407、STEP410で読み出したパケットのデータサイズを確認しながら、USBデバイス4からパケットデータを取得する。なお、USBデバイス4から取得するデータサイズが、ペイロードサイズ以下になった場合の動作については後述する。
第2無線装置3がUSBデバイス4から3回分のデータを取得すると、第2無線装置3は、それら3回分のデータに基づいてバルクリードアクノリッジパケットを生成する。そして、その生成したバルクリードアクノリッジパケットを、第2無線装置3は第1無線装置2に送信する(STEP411)。
すなわち、第2無線装置3において、USBデバイス4からUSBデータを受信すると、制御部32の制御の下、受信したUSBデータをデータ格納部34に保存する。そして、3回のバルクリードトランザクションが終了した後に、制御部32の制御の下、これら3個のUSBデータに基づいてバルクリードトランザクションパケットを生成し、送信するようにする。
これにより、複数のUSBパケットをまとめて無線通信することができるので、USBパケット単位で無線パケットに変換して無線通信する場合よりも効率的に無線USBパケットを転送することができる。
なお、バルクリードアクノリッジパケットには、USBデバイス4から取得したデータのデータ長の情報が含まれているものとする。これにより、USBデータ長を、ホスト1側に伝えることができる。
第2無線装置3からバルクリードアクノリッジパケットが与えられると、第1無線装置2は、USBデバイス4の代理として機能し、ホスト1のINトランザクションに対して、第2無線装置3から受信したデータで応答する(STEP412〜419)。
そして、必要なデータ転送が終了していないならば、ホスト1は続けてINトランザクションを発生する(STEP420)。
すなわち、第1無線装置2において、制御部22の制御の下、第2無線装置3から受信したバルクリードアクノリッジパケットに含まれているUSBデータを分離し、分離したUSBデータをそれぞれデータ格納部24に保存させる。そして、ホスト1がINトランザクションを発生すると、制御部22の制御の下、応答データとしてデータ格納部24のそれぞれのデータを順にホスト1に送信するようにする。
このとき、ホスト1が第2無線装置3から受信したデータを全て送る前にINトランザクション発生せずに何か別のトランザクションを発生した場合、ホスト1は第2無線装置3が予想したデータ量を必要としていないので、第1無線装置2は第2無線装置3から受信したデータを廃棄して、新たに発生したトランザクションに応じた対応をする。
第1無線装置2は第2無線装置3から受信したデータを全てホスト1に送信してしまったので、第1無線装置2は、STEP402と同様に、第2無線装置3に対してバルクリードリクエストパケットを送信する(STEP422)。
そして、第2無線装置3は、STEP403〜STEP410と同様にして、USBデバイス4からデータを取得し、バルクリードアクノリッジパケットを作成し、第1無線装置2に送信する(STEP423〜428)。
なお、ここでは、USBデバイス4から取得するデータパケットがペイロードサイズ以下である場合について説明する。
データパケットのサイズがペイロードサイズ以下である場合、そのデータパケットはUSBデバイス4からの最後のデータパケットの可能性が高い。そこで、第2無線装置3は、USBデバイス4から受信したパケットが今回のバルク転送に係る最後のパケットであると判断すると、その時点で予定していた3回分のデータの取得が完了してない場合でも、次のトランザクションを中止し、それまでに受信したデータに基づいてバルクリードアクノリッジパケットを作成し、第1無線装置2に送信する。
なお、バルクリードアクノリッジパケットにUSBデバイス4から取得したデータのデータ長が含まれている理由は、このように、パケットに含まれるデータ長が変わり異なる場合があるためである。
なお、STEP429〜434の動作はSTEP412〜419の動作に対応するので省略する。
(A−2−5)バルク転送シーケンス(ライト)
次に、図8を参照して、本実施形態に係るバルクライト転送について説明する。なお、バルクライト転送は、データの方向が違うだけで、基本的な考え方はバルクリード転送と同様の考えである。
なお、本実施形態では、バルクライトトランザクションの回数を3回として説明するが、その回数は特に限定されない。
まず、ホスト1は、第1無線装置2にOUTトークンを送信し(STEP501)、3回のOUTトランザクションで、データを第1無線装置2に与える(STEP502〜508)。
なお、第1無線装置2は、ホスト1からのデータサイズが、コンフィグDescriptor情報によるペイロードサイズ以下であるか否かの確認を行なう。
第1無線装置2は、ホスト1からデータを取得すると、それらデータに基づいてバルクライトリクエストパケットを作成し、その作成したバルクライトパケットを第2無線装置3に送信する(STEP509)。なお、このパケットにはデータ長情報が含まれている。
また、第1無線装置2は3番目のデータに対してのNAK応答にする(STEP509)。これは、USBデバイス4がこの転送に対してSTALL応答する可能性があるからである。さらに、第1無線装置2はバルクライトアクノリッジが返るまでNAK応答を繰り返す(STEP510〜518)。
次に、第1無線装置2からバルクライトリクエストを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理として機能し、USBデバイス4に対してOUTトランザクションを行なう(STEP510〜518)。このとき、デバイスからの応答がSTALLであったときは、トランザクションの実行を中止してSTEP519の処理に移行する。
第2無線装置3は、STEP510〜STEP518の処理結果をバルクライトアクノリッジパケットで第1無線装置2に送信する(STEP519)。
第2無線装置3からバルクライトアクノリッジパケットを受信すると、第1無線装置2は、USBデバイス4の代理として機能し、ホスト1からのOUTトランザクションに対する応答として、バルクライトアクノリッジパケットに含まれるデータで応答する(STEP520〜524)。
STEP520において、DATA0は既に第2無線装置3に送信したデータなので廃棄され、バルクライトアクノリッジパケットの結果がSTALLであればSTEP521はSTALL応答となる。この場合ホスト1側ではアプリケーションエラーになるので次のSTEPは実行されない。
ホスト1おいて、まだUSBデバイス4に送信したいデータがある場合、ホスト1は次のOUTトランザクションを発生し(STEP525)、第1無線装置2は、ホスト1からの複数のデータをまとめて受け取り、バルクライトリクエストパケットを作成し、第2無線装置2に送信する(STEP526)。
なお、STEP526で、ホスト1からのデータサイズがペイロードサイズ以下である場合には、第1無線装置2はこのパケットデータが最終パケットであると判断した時点で、3回のOUTトランザクションが完了していない場合でも、次のトランザクションを中止して次のSTEPへ移行する。
また、ちょうどペイロードと同じサイズでデータ転送が終了してしまう場合が考えられる。このケースでホスト1の動きとして予想できるのは2つのケースである。1つは、しばらく何もすることが無くて何もトランザクションが来なくなる場合である。この場合、第1無線装置で監視タイマを持ちタイムアウトでデータ転送終了と判断し次のケースヘ移行する。2つは、別のトランザクション(他のデバイスに対するものを含む)が発生する場合である。この場合ただちにデータ取得を中止して次のSTEPへ移行する。いずれの場合も既にACK応答しているため既に受け取ったデータを速やかに処理する必要がある。
なお、STEP527〜537の動作は、STEP509〜521に動作に対応するので説明を省略する。
(A−2−6)バルク転送(リード)における処理時間
図9は、例えば、図7で説明したバルク転送(リード)におけるトランザクションで3回分のデータをまとめた場合のシーケンスであり、図9を基にして無線通信する場合の処理時間の概算を求める。
STEP601では、INトークンパケットのデータ長が8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP)=35bitであるから、35bit/12Mbps≒2.9μsとなる。
STEP602では、16μs(DIFS)+16μs(プリアンブル)+(24)bit/54Mbps≒32.4μsとなる。
STEP603〜610では、INトークンパケットのデータ長が(8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP))×3=105bitであり、DATA0パケットのデータ長が(8bit(SYNC)+280bit(DATA0)+3bit(EOP))×3=873bitであり、ACKパケットのデータ長が(8bit(SYNC)+8bit(ACK)+3bit(EOP))×2=38bitであるから、(105+873+38)bit/12Mbps≒84.7μsとなる。
STEP611では、16μs(DIFS)+16μs(プリアンブル)+873bit/54Mbps≒48.2μsとなる。
STEP612〜621では、INトークンパケットのデータ長が(8bit(SYNC)+24bit(INトークン)+3bit(EOP))×3=105bitであり、DATA0パケットのデータ長が(8bit(SYNC)+280bit(DATA0)+3bit(EOP))×3=873bitであり、ACKパケットのデータ長が(8bit(SYNC)+8bit(ACK)+3bit(EOP))×3=57bitであるから、(105+873+57)bit/12Mbps≒86.3μsとなる。
以上より、STEP601〜621までの処理時間の概算は、2.9+32.4+84.7+48.2+86.3=254.9μsとなる。
これに対して、有線の場合の処理時間は、図9のSTEP12〜STEP21に相当するので、86.3μsとなる。
従って、無線化することにより約2.9倍となり、1パケットずつ変換する場合の4.5倍に比べてかなり改善されることが分かる。なお、処理時間はバルク転送(リード)におけるシーケンスに基づいて算出するが、そのほかのシーケンスに改善が期待できる。
また、図10は、トランザクションのまとめ数を変え、上記と同じ計算した結果を示す図である。なお、図10において、横軸はトランザクション数、縦軸は有線のパケット処理時間に対する無線化の処理時間の増加率である。
図10において、まとめるトランザクション数を増やせば無線通信部分のプリアンブル、DIFS時間の影響が少なくなり、2倍に向かって収束していく(無線部の処理時間が0でも有線1と有線2で2回データのやりとりがあるので2倍以下にはならない)。必要以上にまとめても無線装置のバッファメモリ(データ格納部)の無駄遣いになるのでまとめる量は5トランザクション以内が適当と言える。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上、本実施形態によれば、複数のデータをまとめた無線パケットを作成し、その無線パケットを通信することにより、プリアンブル、DIFS時間の影響を少なくして、無線USBの転送効率を上げることができる。
(B)第2の実施形態
続いて、第1の実施形態で説明した機能構成を備える無線通信システムで、ホスト1とUSBデバイス4との間でアイソクロナス転送を行なう場合について説明する。
なお、以下の説明では、アイソクロナス転送のリード処理とライト処理とのシーケンスに分けて説明する。
(B−1)アイソクロナス転送(リード)のシーケンス
図11は、アイソクロナス転送(リード)の場合のシーケンスである。なお、アイソクロナス転送は、例えば音や映像などリアルタイムで送る必要があるデータ転送である。
まず、ホスト1は、SOFを第1無線装置2に与える(STEP701)。
ここで、SOFは、ホスト1が1ms毎に発行するフレームの最初であることを示すパケットである。そして、アイソクロナス転送は、リアルタイム性を保持する必要があり優先度が高いのでSOFの直後にすぐ発行される。
すなわち、STEP701でSOFが発行された後、ホスト1はINトークンを第1無線装置2に与える(STEP702)。
ホスト1からINトークンを受信すると、第1無線装置2は、第2無線装置3に対してアイソINパケットを送信すると共に、ホスト1に対してバッファリングデータを返信する(STEP703)。なお、第1無線装置2は、ホスト1から最初に要求された場合には、バッファリングデータを保持していないので、ダミーデータを送信する。
続いて、第1無線装置2からアイソINパケットを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理として機能し、アイソクロナス転送のINトランザクションを発生し(STEP704)、USBデバイス4からDATA0(No1)を取得する(STEP705)。
USBデバイス4からDATA0(No1)を取得すると、第2無線装置3は、その取得したDATA0(No1)に基づいてDATA0(No1)パケットを生成し、第1無線装置2に送信する(STEP706)。
このとき、第1無線装置2は、第2無線装置3からDATA0(No1)が与えられると、そのDATA0(No1)をバッファリングする。すなわち、第1無線装置2において、制御部22の制御の下、DATA0(No1)は、データ格納部24にバッファリングされ、ホスト1からアイソクロナス転送によるデータ転送要求を受信するまで、データは保存される。
そして、ホスト1からSOF及びINトークンを受信すると、第1無線装置2は、バッファリングしているDATA0(No1)をホスト1に返信する(STEP707〜709)。
なお、STEP709〜STEP718以降のステップは、STEP701〜706の処理に相当し、繰り返し行なわれる。
(B−2)アイソクロナス転送(ライト)のシーケンス
図12は、アイソクロナス転送(ライト)のシーケンスを示す。
まず、ホスト1は、SOFを第1無線装置2に与え(STEP801)、またその直後、INトークンを第1無線装置2に与える(STEP802)。
ホスト1はDATA0(No1)を第1無線装置2に与える(STEP803)。第1無線装置2は、ホスト1からDATA0(No1)を受信すると、そのDATA0(No1)に基づいて、アイソOUTパケットを生成し、第2無線装置3に送信する(STEP804)。
第1無線装置2からアイソOUTパケットを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理として機能し、アイソクロナス転送のOUTトランザクションを発生させ、DATA0(No1)をUSBデバイス4に送信する(STEP805、806)
なお、STEP807〜812のステップは、STEP801〜806の処理に相当し、繰り返し行なわれる。
(C)第3の実施形態
次に、第1の実施形態で説明した機能構成を備える無線通信システムで、ホスト1とUSBデバイス4との間でインターラプト転送を行なう場合について説明する。
なお、インターラプト転送は、例えばキーボードやマウスなど割り込みを必要とするときのデータ転送である。そのため、ライト処理はほとんどないので、以下では、インターラプト転送のリード処理のシーケンスについて説明する。
インターラプト転送はデータ量が少ないので、参考文献の方法でも問題ないように思えるが、インターラプト転送の特徴として、USBデバイスからのNAK応答の転送準備ができていないという意味ではなく、送るべきデータがないと言う意味であるため、無線装置でNAK応答した場合、ホストでのリトライ動作は行なわれない。
図13は、インターラプト転送(リード)のシーケンスである。
ホスト1は、SOFを第1無線装置2に与える(STEP901)。インターラプト転送は、SOFの8回の送信に1回の程度のアクセス頻度となり、アイソクロナス転送の次に優先度が高い。
そのため、アイソクロナスデバイスが他になければ、SOFの直後にホスト1はすぐにINトークンを第1無線装置2に送信する(STEP902)。
ホスト1からINトークンを受信すると、第1無線装置2は、第2無線装置3に対してイントINパケットを送信すると共に、ホスト1に対してバッファリングデータを返信する(STEP903)。このとき、ホスト1から最初の要求に対しては、バッファリングデータがないので変化がないという意味のNAK応答となる。
次に、第1無線装置2からイントINパケットを受信すると、第2無線装置3は、ホスト1の代理として機能し、インターラプト転送のINトランザクションを発生し、USBデバイス4からDATA0(No1)を取得する(STEP904、905)。
このとき、USBデバイス4側において、変化情報がない場合には、USBデバイス4は、第2無線装置3に対してNAK応答を行ない、STEP906で説明するACK応答は存在しない。
USBデバイス4からDATA0(No1)を受信すると、第2無線装置3は、そのDATA0(No1)に基づいて、イントDATA0(No1)パケットを生成し、第1無線装置2に送信する(STEP906)。
このとき、第1無線装置2は、受信したDATA0(No1)をバッファリングし、ホスト1からのデータ転送要求を待つ。
その後、STEP901〜906の処理を繰り返し、ホスト1からインターラプト転送の要求を受けると、第1無線装置2は、バッファリングしているDATA0(No1)をホスト1に送信する(STEP907〜909)。
STEP909〜921のステップは、STEP901〜906の処理に相当し、繰り返し行なわれる。
なお、STEP917では、USBデバイス4において、変化情報がない場合の処理を示し、USBデバイス4は第2無線装置3に対してNAK応答し、それを受信した第2無線装置3がイントアクノリッジ応答を第1無線装置2に送信し、第1無線装置2がホスト1に対してNAK応答するシーケンスである。
第1の実施形態のシステム構成図である。 従来の無線接続方法のシーケンスである。 第1の実施形態のデバイス/コンフィグ情報取得のためのコントロール転送シーケンスである(1)。 第1の実施形態のデバイス/コンフィグ情報取得のためのコントロール転送シーケンスである(2)。 第1の実施形態のデバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送(リード)シーケンスである。 第1の実施形態のデバイス/コンフィグ情報取得以外のコントロール転送(ライト)シーケンスである。 第1の実施形態のバルク転送(リード)シーケンスである。 第1の実施形態のバルク転送(ライト)シーケンスである。 第1の実施形態のバルク転送(リード)シーケンスである。 第1の実施形態のバルク転送におけるトランザクション数と処理時間との関係を示す図である。 第2の実施形態のアイソクロナス転送(リード)シーケンスである。 第2の実施形態のアイソクロナス転送(ライト)シーケンスである。 第3の実施形態のインターラプト転送(リード)シーケンスである。
符号の説明
100…無線通信システム、1…ホストコンピュータ、2…第1無線通信装置、3…第2無線通信装置、21及び31…USBインタフェースユニット、22及び32…制御部、23及び33…無線部、24及び34…データ格納部、4…USBデバイス。

Claims (8)

  1. ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムにおいて、
    上記ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置が、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、上記コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段を有し、
    上記コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置が、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、上記ホストコンピュータに代わって上記コンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段を有し、
    上記ホスト側無線通信装置及び上記デバイス側無線通信装置のそれぞれは、
    データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、
    上記データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段とを有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 上記コンピュータ周辺機器の接続初期設定の際、
    上記デバイス側接続制御手段は、上記コンピュータ周辺機器の接続を検出すると、上記コンピュータ周辺機器から取得した接続初期情報を接続必要情報として登録すると共に、上記接続初期情報を無線通信させ、
    上記ホスト側接続制御手段は、無線受信した上記接続初期情報を上記接続必要情報として登録すると共に、上記接続初期情報を上記ホストコンピュータに与える
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 上記ホストコンピュータからデータ転送要求があった場合、
    上記ホスト側接続制御手段又は上記デバイス側接続制御手段は、上記接続初期情報の登録の際、上記コンピュータ周辺機器の許容転送データサイズを把握し、その許容転送データサイズを単位長として上記データ格納手段にデータを格納させることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 上記ホストコンピュータから設定情報のセットアップ要求があった場合、
    上記ホスト側接続制御手段又は上記デバイス側接続制御手段は、上記ホストコンピュータが要求したデータサイズを単位長として上記データ格納手段にデータを格納させることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  5. 上記ホストコンピュータからリアルタイム性を要するデータ転送要求又は割り込みを許容するデータ転送要求があった場合、
    上記ホスト側接続制御手段又は上記デバイス側接続制御手段は、上記接続初期情報の登録の際、上記コンピュータ周辺機器の許容転送データサイズを把握し、その許容転送データサイズを単位長として上記データ格納手段にデータを格納させ、
    上記ホスト側接続制御手段は、上記ホストコンピュータから最初の要求に対してはダミーデータで応答し、その後の要求に対しては上記データ格納手段に格納されているデータで応答させることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  6. ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムを構成する無線通信装置において、
    上記ホストコンピュータに接続するものであって、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、上記コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御手段と、
    データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、
    上記データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  7. ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信システムを構成する無線通信装置において、
    上記コンピュータ周辺機器に接続するものであって、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、上記ホストコンピュータに代わって上記コンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御手段と、
    データ転送モードに応じた単位長のデータを格納するデータ格納手段と、
    上記データ格納手段に格納されている複数個のデータを含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信手段と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  8. ホストコンピュータとコンピュータ周辺機器との間を無線接続でデータを授受させる無線通信方法において、
    上記ホストコンピュータに接続するホスト側無線通信装置と、上記コンピュータ周辺機器に接続するデバイス側無線通信装置とを備え、
    上記ホスト側無線通信装置が、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求に対して、上記コンピュータ周辺機器に代わって応答をするホスト側接続制御工程と、
    上記デバイス側無線通信装置が、上記ホストコンピュータからのデータ転送要求を無線受信すると、上記ホストコンピュータに代わって上記コンピュータ周辺機器に対してデータ転送要求を行なうデバイス側接続制御工程と、
    上記ホスト側無線通信装置又は上記デバイス側無線通信装置が、データ転送モード応じた単位長のデータを複数個含む無線パケットを生成して無線通信する無線通信工程と
    を有することを特徴とする無線通信方法。
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