JP2007088599A - 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路 - Google Patents

絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 負側電源の故障が発生しても、絶縁ゲート型半導体素子が誤オン動作しないような安全な絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路を得る。
【解決手段】 正側電源2Aと負側電源2Bで動作し、絶縁ゲート型半導体素子3のゲート駆動を行うFET12A及びFET12Bから成るトーテムポール回路と、ゲート制御IC11と、ゲート制御ICの出力とFET12Aのゲート間に設けたツェナーダイオード15A及び抵抗14Aから成る直列回路と、ゲート制御ICの出力とFET12Bのゲート間に設けたツェナーダイオード15B及び抵抗14Bから成る直列回路とで構成し、ツェナーダイオード15Aの降伏電圧は、正側電源の電圧からFET12Aのゲートしきい値電圧を減算した値より大きく、ツェナーダイオード15Bの降伏電圧は、負側電源の電圧からFET12Bのゲートしきい値電圧を減算した値より小さく選定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁ゲート型半導体素子の改良されたゲート回路に関する。
MOS型ゲート構造を有する絶縁ゲート型半導体素子には、たとえばMOSFET、IGBT、IEGT(Injection Enhanced Gate Transistor)などがある。
これら絶縁ゲート型半導体素子は、電圧駆動型であり、ゲート・エミッタ間の容量を充電、放電する電流がオン・オフ切り替え時に短時間流れるだけで、定常時にはゲート電流が流れない。したがって、絶縁ゲート型半導体素子のゲートパワーはパイポーラ素子に比べ非常に小さくできる利点がある。また、絶縁ゲート型半導体素子は、MOS型ゲート構造特有の高速動作が可能である。
このような絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路にとって重要なことは、絶縁ゲート型半導体素子を確実にオン・オフ動作させ、誤動作による短絡などを防止することである。この確実なオン・オフ動作は、制御用の直流電源が必要なだけ供給されてはじめて成り立つのが通常であるが、制御電源電圧が低下したときにも絶縁ゲート型半導体素子の誤動作、特に誤オン動作を防止するニーズは従来からあった。
例えば、制御電源電圧が所定値以下となったとき、ゲート回路を駆動するシンク用トランジスタのコレクタ・ベース間を短絡し、絶縁ゲート型半導体素子がオンしようとしてもシンク用トランジスタの動作によって誤オンすることを阻止するゲート回路が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開平5−226994号公報(第4−5頁、図1)
特許文献1で示された方法は、制御電源が単一電源の場合であり、絶縁ゲート型半導体素子のバイアスは順(正)バイアスのみを印加している。しかるに大容量の絶縁ゲート型半導体素子を使用する場合は、逆バイアスの印加も必要になる場合がある。
順バイアス、逆バイアスの両電源をもったゲート駆動回路の逆バイアス電源のみが単一故障を引き起こすと、順バイアス電源のみが供給される。そのときにゲート制御用ICが動作可能範囲内であれば絶縁ゲート型半導体素子へのゲート信号は出力可能であるが、本来設計していた逆バイアス電圧とゲート抵抗によるゲートキャリアの引き抜き時間が遅くなり、結果として絶縁ゲート型半導体素子のターンオフ損失の増加、過熱、破損等の要因となる。また、本来意図していた逆バイアスの目的となるノイズによる誤オン防止の役目を果たせず、誤オンしてアーム短絡を発生させ破損させる原因にもなる。
本発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、逆バイアス制御電源の故障が発生した場合でも、絶縁ゲート型半導体素子が誤オン動作しないような安全な絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の発明である絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路は、ソース電極が正側電源の正極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたPチャネルFETと、ソース電極が前記正側電源と直列に接続された負側電源の負極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたNチャネルFETと、前記正側電源の正極と前記負側電源の負極から制御電圧の供給を受け、指令に従って前記制御電圧の振幅を持つゲート制御パルスを出力するゲート制御パルス発生手段と、前記ゲート制御パルス発生手段の出力と前記PチャネルFETのゲート電極間に設けられた第1のツェナーダイオードと第1の抵抗から成る第1の直列回路と、前記ゲート制御パルス発生手段の出力と前記NチャネルFETのゲート電極間に設けられた第2のツェナーダイオードと第2の抵抗から成る第2の直列回路とを具備し、前記第1のツェナーダイオードの降伏電圧は、前記正側電源の電圧から前記PチャネルFETのゲートしきい値電圧を減算した値より大きく選定し、前記第2のツェナーダイオードの降伏電圧は、前記負正電源の電圧から前記NチャネルFETのゲートしきい値電圧を減算した値より小さく選定するようにしたことを特徴としている。
また、本発明の第2の発明である絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路は、ソース電極が正側電源の正極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたPチャネルFETと、ソース電極が前記正側電源と直列に接続された負側電源の負極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたNチャネルFETと、入力端と前記PチャネルFETのゲート電極間に設けられた第1のツェナーダイオードと第1の抵抗から成る第1の直列回路と、前記入力端と前記NチャネルFETのゲート電極間に設けられた第2のツェナーダイオードと第2の抵抗から成る第2の直列回路とから成るトーテムポール型増幅回路複数個と、前記正側電源の正極と前記負側電源の負極から制御電圧の供給を受け、指令に従って前記制御電圧の振幅を持つゲート制御パルスを出力して各々の前記トーテムポール型増幅回路の入力端に供給するゲート制御パルス発生手段とを具備し、前記複数個のトーテムポール型増幅回路の少なくとも1つに当該トーテムポール型増幅回路を構成する前記NチャネルFETのゲート電極にカソードを、ソース電極にアノードを接続した第3のツェナーダイオードと、当該NチャネルFETのゲート電極と前記正側電源の正極間に接続された第3の抵抗とを設けたことを特徴としている。
本発明によれば、逆バイアス制御電源の故障が発生した場合でも、絶縁ゲート型半導体素子が誤オン動作しないような安全な絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図である。図1において、ゲート回路1には正側の制御電源2A及びこれと直列に接続された負側の制御電源2Bから正及び負の制御電圧が夫々供給されている。ゲート回路1はその出力によってフライホイールダイオード4を逆並列に接続した絶縁ゲート型半導体素子であるIGBT3のゲートを駆動している。IGBT3のエミッタは制御電源2Aと制御電源2Bの中点に接続されている。ここでIGBT3は、例えばブリッジ接続して構成されたインバータ回路の1アームを形成している。以下にゲート回路1の内部構成について説明する。
制御用IC11のVCC端子には制御電源2Aの正極が、またGND端子には制御電源2Bの負極が夫々接続されている。この制御用IC11のIN端子に所定周波数のパルス信号が指令として入力されると、DR端子から所定の出力信号が出力される。
そのソース端子が制御電源2Aの正極に接続されているPチャネルFET12Aのドレイン端子は、抵抗13Aを介してIGBT3のゲートに接続されている。同様に、そのソース端子が制御電源2Bの負極に接続されているNチャネルFET12Bのドレイン端子は、抵抗13Bを介してIGBT3のゲートに接続されている。従って、PチャネルFET12A、抵抗13A、抵抗13B及びNチャネルFET12Bで構成される直列回路は所謂トーテムポール接続されている。
制御用IC11のDR端子は、抵抗14Aとツェナーダイオード15Aの直列接続体を介してPチャネルFET12Aのゲート端子に接続されている。同様に、制御用IC11のDR端子は、抵抗14Bとツェナーダイオード15Bの直列接続体を介してNチャネルFET12Bのゲート端子に接続されている。PチャネルFET12A及びNチャネルFET12Bに逆並列接続されている破線で示したダイオードはFETの寄生ダイオードを示している。また、破線で示したツェナーダイオード16がNチャネルFET12Bのゲート端子とソース端子間に接続されている。
次に以上の構成におけるゲート回路1の動作について説明する。
制御用IC11はそのIN端子に与えられた入力信号に応答してDR端子から、VCC端子とGND端子間の電圧振幅を有するパルスを出力する。PチャネルFET12A及びNチャネルFET12Bから成るトーテムポール回路は制御用IC11のDR端子からのゲート制御出力信号を増幅し、抵抗13A、13Bを介してIGBT3のゲートを充放電する。抵抗13A及び13Bを設けているのは、IGBT3のゲートの充電と放電を独立に制御するためであるが、充電時間と放電時間が同等で良い場合は抵抗13A及び13Bを省略可能である。
抵抗14AはPチャネルFET12Aのゲート抵抗となり、抵抗14BはNチャネルFET12Bのゲート抵抗となる。またツェナーダイオード15A及び15Bがない場合、制御電源2A及び2Bの直列回路の電圧が、たとえば15V+15V=30Vとすると、PチャネルFET12AとNチャネルFET12Bのゲート電圧は30Vまで上昇する。通常FETのゲート−ソース間電圧定格は±20V程度が適切であるので、ツェナーダイオード15A及び15Bによって電圧制限を行う。このとき(ツェナーダイオード15Aの降伏電圧)>(順バイアス電圧−PチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧)となるようにツェナーダイオード15Aの降伏電圧を選定する。
例えば、制御電源2Aが15V、制御電源2Bも15Vで、PチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧が2Vとすると、ツェナーダイオード15Aの降伏電圧の選定は15V−2V=13V以上となる。これを例えば14Vに選定したとき、制御電源2A及び2Bの両方が正常の場合はPチャネルFET12Aを駆動する電圧は30V−14V=16Vとなる。
制御電源2Bが喪失した場合、PチャネルFET12Aを駆動する電圧は15V−14V=1Vとなり、これはPチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧2Vより小さくなるため、PチャネルFET12Aは駆動できなくなる。
このようにツェナーダイオード15Aの降伏電圧を適切に選定すると、制御電源2Bによる逆バイアス電圧が喪失したとき、制御用IC11の出力は制御電源2Aによる順バイアス電圧の範囲となるため、PチャネルFET12Aの出力を停止させることができる。
また同様に、(ツェナーダイオード15Bの降伏電圧)<(順バイアス電圧−NチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧)となるようにツェナーダイオード15Bの降伏電圧を選定する。
制御電源2Aが15V、制御電源2Bが15Vで、NチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧が2Vとすると、ツェナーダイオード15Bの降伏電圧の選定は15V−2V=13V以下となる。これを例えば12Vに選定したとき、制御電源2A及び2Bの両方が正常の場合はNチャネルFET12Aを駆動する電圧は30V−12V=18Vとなる。
制御電源2Bが喪失した場合、NチャネルFET12Bを駆動する電圧は15V−12V=3Vとなり、これはNチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧2V以上となるため、NチャネルFET12Bは駆動可能となる。
このようにツェナーダイオード15Bの降伏電圧を適切に選定することにより、制御電源2Bによる逆バイアス電圧が喪失したとき、制御用IC11の出力は制御電源2Aによる順バイアス電圧の範囲となるが、上記理由によりNチャネルFET12Bの出力は可能な状態に保たれる。
以上述べたように、制御電源2Bによる逆バイアス電圧が喪失しても、IGBT3に対して順バイアス電圧を印加することを阻止し、逆バイアス電圧なしではあるがNチャネルFET12BによりIGBT3のゲート−エミッタ間はパルス状に低インピーダンスに保つことが可能となる。
また、前述の説明で、制御電源2Aと2Bが正常である場合に、PチャネルFET12Aのゲート駆動電圧が定格に対してマージンが少なくなると考えられる場合は、ツェナーダイオード15Aの降伏電圧を更に高く選定する。同様にNチャネルFET12Bのゲート駆動電圧が定格に対してマージンが少なくなる場合は、図1に破線で示したツェナーダイオード16によってNチャネルFET12Bのゲート電圧をクランプさせるようにすれば、抵抗14Bに発生するロスは若干増加するが、FET駆動の定格電圧に対するマージンを確保することが可能となる。
また、NチャネルFET12Bのゲート駆動電圧をクランプするツェナーダイオード16を設けない別の方法としては、IGBT3に対する逆バイアス電圧を順バイアス電圧に対して小さめに設定するようにすれば良い。例えば制御電源2Aの電圧が15V、制御電源2Bの電圧が10Vであれば、NチャネルFET12Bを駆動する電圧は25V−12V=13Vとなるので、ゲート駆動定格電圧に対してマージンが生まれる。
尚、PチャネルFET12Aはツェナーダイオード15Aの降伏電圧の選定によって動作電圧範囲が決定されるので、従来のように制御電圧2A及び2Bの電圧が異常に低くなった場合を考慮して制御用IC11の低電圧動作保証を行なう必要はない。従って、制御用IC11は、IN端子に与えられた入力信号に応答してそのDR端子をVCC端子とGND端子との電圧の間でスイッチングすることができるような構成の、例えばNPNトランジスタとPNPトランジスタを組み合わせたトーテムポール回路などが適用できる。
図2は本発明の実施例2に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図である。この実施例2の各部について、図1の実施例1に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、制御電源2Bの電圧を検出する電圧検出器17、この電圧検出器17で検出された電圧が基準値以下であれば、制御用IC11の出力が常時オフとなるようなOFF指令を出力する比較回路18を設けた点である。
このように制御電源2Bの電圧監視を行い、電圧が基準値以下になったとき、制御用IC11のDR端子の出力を常時オフ状態に保持すれば、前述のパルス状の低インピーダンス状態は連続的な低インピーダンス状態となるので、より信頼性高くIGBT3をオフに保つことが可能となる。
図3は本発明の実施例3に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図である。この実施例3の各部について、図1の実施例1に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例3が実施例1と異なる点は、NチャネルFET12Bのゲート端子と制御電源2Aの正極間に抵抗19を設けるようにした点、またNチャネルFET12Bのゲート−ソース間に接続されたツェナーダイオード16は本実施例では必要となるので実線記載とした点である。
次に動作について説明する。実施例1の場合と同様に制御用IC11はそのIN端子に与えられた入力信号に応答してそのDR端子をVCC端子とGND端子との電圧の間でスイッチングする。PチャネルFET12AとNチャネルFET12Bからなるトーテムポール型回路は制御用IC11のDR端子からの出力信号を増幅し、抵抗13A及び13Bを介してIGBT3のゲートを充放電する。実施例1の場合と同様に抵抗14AはPチャネルFET12Aのゲート抵抗となり、抵抗14BはNチャネルFET12Bのゲート抵抗となる。またツェナーダイオード15A及び15BはFETのゲート−ソース間電圧を制限する。この実施例2においても(ツェナーダイオード15Aの降伏電圧)>(順バイアス電圧−PチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧)と設定する。
制御電源2Aが15V、制御電源2Bが15Vで、PチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧が2Vとすると、ツェナーダイオード15Aの選定は15V−2V=13V以上となる。これを14Vとすれば、制御電源2A及び2Bの両方が正常の場合はPチャネルFET12Aを駆動する電圧は30V−14V=16Vとなり、この電圧で駆動可能となる。
制御電源2Bが喪失した場合、PチャネルFET12Aを駆動する電圧は15V−14V=1V<PチャネルFET12Aのゲートしきい値電圧となるために、PチャネルFET12Aは駆動できなくなる。
このようにツェナーダイオード15Aを選定することにより、実施例1の場合と同様に制御電源2Bによる逆バイアス電圧が喪失したとき、制御用IC11の出力は制御電源2Aによる順バイアス電圧の範囲となり、PチャネルFET12Aの出力を停止させることができる。
本実施例においてもツェナーダイオード14Bの降伏電圧の設定は実施例1ほど厳密でなくてよく、例えばツェナーダイオード14Bの降伏電圧をツェナーダイオード14Aのそれと合わせ14Vとしておく。
制御電源2Aが15V、制御電源2Bが15Vで、NチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧が2Vとすると、制御電源2Aと2Bの両方が正常の場合はNチャネルFET12Bの駆動電圧は30V−14V=16Vとなり、この電圧で駆動可能となる。
抵抗19は抵抗14Bに比べて十分に高抵抗(例えば抵抗14A及び14Bは数十Ω〜数百Ωに対し、抵抗19は数kΩ〜数十kΩとする。)に選定しておくと、制御IC11のDR端子でのスイッチングがGND出力を出している場合でも十分にNチャネルFET12Bのオフ動作が可能となる。また制御電源2Aの正極の電位までNチャネルFET12Bのゲートが上昇するので、NチャネルFET12Bのゲート電圧をツェナーダイオード16でクランプする。これによりNチャネルFET12Bのゲート駆動電圧の最終値はツェナーダイオード16の降伏電圧となる。従って、例えばツェーダイオード16の降伏電圧をツェーダイオード15A、15Bと同じとすることによって部品の共通化を図ることが可能になる。
制御電源2Bが喪失した場合、ツェナーダイオード15Bの降伏電圧とツェナーダイオード15Aの降伏電圧が等しければ、NチャネルFET12Bを駆動する電圧は、15V−14V=1V<NチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧となるために、制御用IC11より供給される電圧ではNチャネルFET12Bは駆動できなくなるが、抵抗19によって制御電源2A側の正電圧が供給されるため、NチャネルFET12Bは駆動可能となる。
よって、制御電源2Bによる逆バイアス電圧が喪失しても、制御用IC11の出力に拘わらずNチャネルFET12Bの出力が可能であるため、IGBT3に対して順バイアスを印加することを阻止し、逆バイアス電圧なしではあるがNチャネルFET12BによりIGBT3のゲート−エミッタ間を連続的に低インピーダンスに保つことが可能となる。
更に、制御電源2Aと2Bの両者が喪失したとき、IGBT3の主電源が生きていれば、IGBT3のコレクタ−ゲート間の寄生容量によりゲート電圧が上昇するようになるが、抵抗13A−PチャネルFET12Aのドレイン−ソース間の寄生ダイオード−抵抗19のルートでNチャネルFET12Bのゲートにも電圧が印加されるようになるため、IGBT3のゲート−エミッタ間電圧はNチャネルFET12Bのゲートしきい値電圧(2V)+PチャネルFET12Aの寄生ダイオードのVF(0.6V)=2.6V程度でクランプされる。
また、制御用IC11のVCC端子−GND端子間にIGBT3のゲート−エミッタ間電圧が印加され、DR端子からの出力がオン信号に切り換わっても、PチャネルFET12Aはツェナーダイオード15Aで切り離されているために、誤オンを出力することはない。更に、NチャネルFET12Bの駆動電圧を供給するルートを形成するためにPチャネルFET12Aの寄生ダイオードを使用するが、通常FETの寄生ダイオードの順電流はFETの順方向オン電流と同等の電流耐量を保持しているため、パルス電流を出力するPチャネルFET12B用に新たなダイオードを付加する必要はなく、低コストでIGBT3の誤点弧防止が達成できる。
また制御IC11は、IN端子に与えられた入力信号に応答してそのDR端子をVCC端子とGND端子との電圧の間でスイッチングすることができるような構成の例えばNPNトランジスタとPNPトランジスタを組み合わせたトーテムポール回路などが適用できることは実施例1の場合と同様である。
図4は本発明の実施例4に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図である。この実施例4の各部について、図3の実施例3に係る絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路の回路構成図の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明は省略する。この実施例4が実施例3と異なる点は、ゲート回路1の出力側にトーテムポール型増幅回路1Aを設け、ゲート回路1はこのトーテムポール型増幅回路1Aと並列にIGBT3を駆動するように構成した点である。
トーテムポール型増幅回路1Aの内部構成は次の通りである。
PチャネルFET12Cのソース端子は制御電源2Aの正極に接続され、ドレイン端子は、抵抗13Cを介してIGBT3のゲートに接続されている。同様に、NチャネルFET12Dのソース端子は制御電源2Bの負極に接続され、ドレイン端子は、抵抗13Dを介してIGBT3のゲートに接続されている。従って、PチャネルFET12C、抵抗13C、抵抗13D及びNチャネルFET12Dで構成される直列回路はトーテムポール接続されている。
制御用IC11のDR端子は、抵抗14Cとツェナーダイオード15Cの直列接続体を介してPチャネルFET12Cのゲート端子に接続されている。この直列接続体に並列に、PチャネルFET12Cのゲート端子に電流を流す方向にダイオード20Aが接続されている。同様に、制御用IC11のDR端子は、抵抗14Dとツェナーダイオード15Dの直列接続体を介してNチャネルFET12Dのゲート端子に接続されている。この直列接続体に並列に、NチャネルFET12Dのゲート端子から電流が流れ出す方向にダイオード20Bが接続されている。PチャネルFET12CA及びNチャネルFET12Dに逆並列接続されている破線で示したダイオードはFETの寄生ダイオードである。また、破線で示したツェナーダイオード16AがNチャネルFET12Bのゲート端子とソース端子間に、抵抗19AがNチャネルFET12Bのゲート端子と制御電源2Aの正極間に夫々接続されている。
次に動作について説明する。実施例3の場合と同様、制御用IC11はそのIN端子に与えられた入力信号に応答してDR端子から、VCC端子とGND端子間の電圧振幅を有するパルスを出力する。PチャネルFET12C及びNチャネルFET12Dから成るトーテムポール回路は制御用IC11のDR端子からの出力信号を増幅し、抵抗13C及び13Dを介してIGBT3のゲートを充放電する。
トーテムポール型増幅回路1Aの動作において、抵抗14C>抵抗14Aとなるように選定すれば、PチャネルFET12Cの動作タイミングをPチャネルFET12Aの動作より遅らせ、抵抗13A>抵抗13Cと選定することによりIGBT3のターンオンタイミングにおいて、IGBT3のしきい値電圧を超えてターンオンするまでは緩やかなゲート充電を行いターンオン時IGBT3の主電流変化率(di/dt)を緩やかにして、その後は低インピーダンスで順方向電圧にゲート−エミッタ間電圧を固定するような動作を行わせることができる。
ターンオフ時には、抵抗14C>抵抗14AであるためPチャネルFET12Cのゲート放電が遅くなるのを防ぐ目的でダイオード20Aが挿入されている。また抵抗14D>抵抗14Bと選定すれば、NチャネルFET12Dの動作タイミングをNチャネルFET12Bの動作より遅らせ、抵抗13B>抵抗13DとすることでIGBT3のターンオフタイミングでのIGBT3Aのしきい値電圧を超えてターンオフするまでは緩やかなゲート放電を行いターンオフ時IGBT3の主電圧変化率(dv/dt)を緩やかにして、その後は低インピーダンスで逆方向電圧にゲート−エミッタ間電圧を固定するような動作を行わせることができる。またターンオン時には抵抗R14D>R14BであるためNチャネルFET12Dのゲート放電が遅くなるのを防ぐ目的でダイオード20Bが挿入されている。
尚、図4においては、ゲート回路1の出力で直接IGBT3のゲートを駆動するようにしているが、抵抗13Aと13Bのバランスによって充放電時間を決定しにくい場合があるので、その場合はゲート抵抗を介してIGBT3を駆動するようにすれば良い。
ここで、トーテムポール型増幅回路1Aにおけるツェナーダイオードの降伏電圧の設定は、実施例1の場合と同様に(ツェナーダイオード15Cの降伏電圧)>(順バイアス電圧−PチャネルFET12Cのゲートしきい値電圧)、(ツェナーダイオード15Dの降伏電圧)>(順バイアス電圧−PチャネルFET12Cのゲートしきい値電圧)とする。
また、実施例3の場合と同様に抵抗19は抵抗14Bより十分に高抵抗(抵抗14Aと14Bは数十Ω〜数百Ωに対して抵抗19は数kΩ〜数十kΩ)を選定しておけば、制御IC11のDR端子でのスイッチングがGND出力を出している場合でも十分にNチャネルFET12Bのオフ動作が可能となる。また制御電源2Aの正極の電位までNチャネルFET12Bのゲート電位が上昇するので、NチャネルFET12Bのゲート電圧をツェナーダイオード16でクランプする。よってNチャネルFET12Bのゲート駆動電圧の最終値はツェナーダイオード16の降伏電圧となる。
上記の構成において、制御電源2Bが喪失した場合、実施例3で説明したとおり、制御用IC11より供給される電圧ではNチャネルFET12Bは駆動できなくなるが、抵抗19より制御電圧2A側の電圧が供給されるため、NチャネルFET12Bは駆動可能となる。
更に制御電源2A及び2Bの両方が喪失した場合においても、IGBT3の主電源が生きている場合には、抵抗13A−PチャネルFET12Aのドレイン−ソース間の寄生ダイオード−抵抗19のルートでNチャネルFET12Bのゲートにも電圧が印加されるようになるために、IGBT3のゲート−エミッタ間電圧を2.6V程度でクランプ可能となることは実施例3の場合と同様である。
トーテムポール型増幅回路1Aにおける抵抗19Aとツェナーダイオード16Aは破線で記載しているが、これを併用する場合は抵抗19Aの抵抗値と抵抗19の抵抗値を等しくし、ツェナーダイオード16Aの降伏電圧とツェナーダイオード16の降伏電圧を等しくしておけば、連続的に更に信頼性高くIGBT3のゲート−エミッタ間を低インピーダンスに保つ効果が得られる。
尚、ゲート回路1における抵抗19とツェナーダイオード16による効果はトーテムポール型増幅回路1Aにおける抵抗19Aとツェナーダイオード16Aの効果と同等であるので、図4の回路構成において、抵抗19とツェナーダイオード16を省き、抵抗19Aとツェナーダイオード16Aによって上述したようにIGBT3のゲート−エミッタ間を低インピーダンスに保つようにしても良い。
図4は所謂2段ゲートのゲート回路を示しているが、ゲートの段数が3段になっても、何れかの段のNチャネルFETのゲートをツェナーダイオードで電圧クランプし、また、正側電源の正極に抵抗を介して接続するようにすれば、同様にIGBT3のゲート−エミッタ間を低インピーダンスに保つことが可能になる。
以上説明した実施例1乃至実施例4においては、IGBT3の主回路構成をブリッジ接続と例示したが、ハーフブリッジ型でインバータを構成しても、3相ブリッジ構成でも同様に適用することができ同等の効果を得ることができる。また、直列接続などを行うブリッジ構成でもまったく同様に適用することができ同等の効果を得ることができる。また、上記実施例では制御対象をIGBTとしたが、同様なMOSゲート入力のパワーデバイスに対しても同様に適用することができ同等の効果を奏する。従って、本願明細書におけるIGBTは、これと同様に動作する絶縁ゲート型半導体素子を全て含むものとする。
本発明の実施例1に係るゲート駆動回路の回路構成図。 本発明の実施例2に係るゲート駆動回路の回路構成図。 本発明の実施例3に係るゲート駆動回路の回路構成図。 本発明の実施例4に係るゲート駆動回路の回路構成図。
符号の説明
1 ゲート回路
1A トーテムポール型増幅回路
2A、2B 制御電源
3 IGBT
4 フライホイールダイオード
11 制御用IC
12A、12C PチャネルFET
12B、12D NチャネルFET
13A、13B、13C、13D 抵抗
14A、14B、14C、14D 抵抗
15A、15B、15C、15D ツェナーダイオード
16、16A ツェナーダイオード
17 電圧検出器
18 比較回路
19、19A 抵抗

Claims (5)

  1. ソース電極が正側電源の正極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたPチャネルFETと、
    ソース電極が前記正側電源と直列に接続された負側電源の負極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたNチャネルFETと、
    前記正側電源の正極と前記負側電源の負極から制御電圧の供給を受け、指令に従って前記制御電圧の振幅を持つゲート制御パルスを出力するゲート制御パルス発生手段と、
    前記ゲート制御パルス発生手段の出力と前記PチャネルFETのゲート電極間に設けられた第1のツェナーダイオードと第1の抵抗から成る第1の直列回路と、
    前記ゲート制御パルス発生手段の出力と前記NチャネルFETのゲート電極間に設けられた第2のツェナーダイオードと第2の抵抗から成る第2の直列回路と
    を具備し、
    前記第1のツェナーダイオードの降伏電圧は、前記正側電源の電圧から前記PチャネルFETのゲートしきい値電圧を減算した値より大きく選定し、
    前記第2のツェナーダイオードの降伏電圧は、前記負正電源の電圧から前記NチャネルFETのゲートしきい値電圧を減算した値より小さく選定するようにしたことを特徴とする絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路。
  2. 前記負側電源の電圧が所定値以下となったとき、前記ゲート制御パルス発生手段の出力をオフ状態にホールドするようにしたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路。
  3. 前記NチャネルFETのゲート電極にカソードを、ソース電極にアノードを接続した第3のツェナーダイオードと、
    前記NチャネルFETのゲート電極と前記正側電源の正極間に接続された第3の抵抗と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路。
  4. 前記負側電源の電圧喪失時に、前記絶縁ゲート型半導体素子のゲート−エミッタ間を連続的に低インピーダンスとし、
    且つ前記正側及び負側電源の喪失時に、前記絶縁ゲート型半導体素子のゲート−エミッタ間をゲートしきい値電圧以下にクランプ可能となるように前記第3の抵抗の値及び前記第3のツェナーダイオードの降伏電圧を選定したことを特徴とする請求項3に記載の絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路。
  5. ソース電極が正側電源の正極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたPチャネルFETと、
    ソース電極が前記正側電源と直列に接続された負側電源の負極に接続され、ドレイン電極が絶縁ゲート型半導体素子のゲート電極に接続されたNチャネルFETと、
    入力端と前記PチャネルFETのゲート電極間に設けられた第1のツェナーダイオードと第1の抵抗から成る第1の直列回路と、
    前記入力端と前記NチャネルFETのゲート電極間に設けられた第2のツェナーダイオードと第2の抵抗から成る第2の直列回路と
    から成るトーテムポール型増幅回路複数個と、
    前記正側電源の正極と前記負側電源の負極から制御電圧の供給を受け、指令に従って前記制御電圧の振幅を持つゲート制御パルスを出力して各々の前記トーテムポール型増幅回路の入力端に供給するゲート制御パルス発生手段と
    を具備し、
    前記複数個のトーテムポール型増幅回路の少なくとも1つに
    当該トーテムポール型増幅回路を構成する前記NチャネルFETのゲート電極にカソードを、ソース電極にアノードを接続した第3のツェナーダイオードと、
    当該NチャネルFETのゲート電極と前記正側電源の正極間に接続された第3の抵抗と
    を設けたことを特徴とする絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路。
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