JP2007087462A - ディスク装置 - Google Patents

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JP2007087462A JP2005272497A JP2005272497A JP2007087462A JP 2007087462 A JP2007087462 A JP 2007087462A JP 2005272497 A JP2005272497 A JP 2005272497A JP 2005272497 A JP2005272497 A JP 2005272497A JP 2007087462 A JP2007087462 A JP 2007087462A
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良一 森下
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Abstract

【課題】
ディスクの搬入時及び搬出時に発生する衝突音を抑制できるようにする。
【解決手段】
トレイ3の搬出時及び搬出時において、トレイ3と開閉フラップあるいはターンテーブルとクランパとが衝突する虞れがある領域においてトレイ3の速度を低速モードとする。トレイ3の移動速度を切り換えるタイミングをタイマ手段15で行う。切り換えに際してローディングモータ10に接続した抵抗Rに流れる電流をモニタし、ローディングモータ10のパルスのピッチが狭いか広いかを基準としてタイミングを決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、少なくともトレイによってディスクを搬送するディスク装置、特に、トレイの移動によって発生する衝突音を抑制するディスク装置に関する。
従来からCD−ROM,DVD−ROM等の各種のディスクが存在し、これらのディスクの記録及び/又は再生するディスク装置として、従来から種々の構造が提案されている。例えば、特許文献1などに示すディスク装置は、ディスクを搬送するトレイを備え、ローディングモータによってディスクを載置したトレイをディスク交換位置からディスク読取位置へと搬送するように構成している。ディスク読取位置にはディスクを回転駆動するターンテーブルとクランパ及びディスクに記憶された情報を読み取るピックアップユニットなどが配置され、ディスク読取位置に搬送されたディスクはターンテーブルとクランパとによって挟持され、スピンドルモータによって回転する。そして、ピックアップユニットをフィードモータによってディスクの半径方向に移動させることによって、ピックアップユニットによってディスクに記憶された情報を読み取るように構成している。
特開2002−288915号公報
ところで、前記特許文献1で示すディスク装置は、トレイを駆動するローディングモータが直流(DC)モータから構成され、定電圧によりトレイは、ディスクの搬入/搬出動作においてほぼ一定の速度で移動する。このため、ディスクの搬入時において、ディスクを載置したトレイがディスクの読取位置まで移動するとターンテーブルが上昇し、ターンテーブルとクランパとでディスクを挟持するが、ディスクを挟持するターンテーブルは、トレイの搬入動作と同期して上昇することから、トレイの移動速度を高速化した場合、ターンテーブルの上昇速度も高速となり、ターンテーブルとクランパとが衝突して衝突音が発生する。
また、一般的にディスク装置を収納する筐体には、トレイに対応して開口部が設けられ、その開口部にはその開口部を塞ぐ開閉フラップが枢着され、ディスクの搬出時にトレイによって開閉フラップを押し開く構造であるから、トレイの移動速度を高速化した場合、ディスクの搬出時においてもトレイと開閉フラップとが衝突し、衝突音が発生する。特に、近年では、ディスクのロード時間を短縮化するためにトレイを高速化する傾向にあり、ディスクの搬入時及び搬出時における衝突音の対策は重要な課題である。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ディスクの搬入時及び搬出時に発生する衝突音を抑制することができるディスク装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るディスク装置は、ディスクを載置してディスク交換位置とディスク読取位置との間を往復動自在に配置されるトレイと、このトレイを駆動するための正逆回転可能なローディングモータとを有するディスク装置において、前記ローディングモータの回転数を制御する制御手段を設け、この制御手段によって前記トレイの搬出動作時に前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を低速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク交換位置に至るまでの間を高速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するとともに、前記トレイの搬入動作時には、前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を高速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク読取位置に至るまでの間は低速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、トレイを開く場合、操作スイッチあるいはリモコン操作により信号を制御部に出力し、ローディングモータがオンする。搬出モードにおいては、制御部によって起動時にはトレイを低速モードで移動し、トレイの移動途中で高速モードに切り換わる。一方、トレイを閉じる場合、起動時においてトレイが高速モードで移動し、ディスク読取位置の直前でトレイは低速モードに切り換わる。
請求項2に係るディスク装置は、請求項1に記載のディスク装置において、前記ローディングモータが直流モータから成り、このローディングモータを駆動するモータドライバを備え、このモータドライバを制御する前記制御手段によって前記ローディングモータに印加する電圧を可変して前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するように構成したことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、トレイの搬出モードにおいては、制御部によってローディングモータに印加する電圧を低く設定することによって、起動時においてトレイが低速モードで移動し、トレイの移動途中で制御部によってローディングモータに印加する電圧を上げることによってトレイが高速モードに切り換わる。一方、トレイを閉じる場合、ローディングモータに印加する電圧を高く設定することによって、起動時においてトレイが高速モードで移動し、制御部によってローディングモータに印加する電圧を下げることによってトレイがトレイの移動途中で低速モードに切り換わる。
請求項3に係るディスク装置は、請求項1又は2記載のディスク装置において、前記トレイの速度を切り換えるためのタイマ手段を備えるとともに、前記制御手段によって前記ローディングモータのパルスを検知し、そのパルスによって前記タイマ手段によるタイムカウントを開始するとともに、前記パルスのピッチによってカウント時間を調整するように構成したことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、トレイの移動速度を切り換えるタイミングをタイマ手段によって行っているが、このタイマ手段によるトレイの移動速度の切り換えは、ローディングモータに流れる電流をモニタしてローディングモータのパルスを検知し、そのパルスのピッチが狭いか広いかを基準として低速モード又は高速モードに切り換えるタイミングを決定しているため、外気温の影響、例えば気温が低い場合、ローディングモータの応答性が悪い場合があるが、衝突音が発生する虞れがある領域においてタイマ手段によるトレイの移動速度を正確に切り換えることが可能となる。
請求項1に係るディスク装置によれば、ディスクを載置してディスク交換位置とディスク読取位置との間を往復動自在に配置されるトレイと、このトレイを駆動するための正逆回転可能なローディングモータとを有するディスク装置において、前記ローディングモータの回転数を制御する制御手段を設け、この制御手段によって前記トレイの搬出動作時に前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を低速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク交換位置に至るまでの間を高速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するとともに、前記トレイの搬入動作時には、前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を高速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク読取位置に至るまでの間は低速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御したことによって、トレイに載置したディスクを搬出させる際、ローディングモータが起動すると、トレイは低速モードでゆっくりと移動して開閉フラップと衝突することなく、トレイで開閉フラップを静かに押し開きながら移動することができ、起動時の衝突音を抑制することができる。一方、トレイの搬入モードでは、起動時にトレイを高速モードで移動し、搬送終了直前で低速モードへと移行するから、トレイと連動するターンテーブルがゆっくりとクランパと当接することから、トレイの搬入時の衝突音も抑えられる。また、トレイを低速モードと高速モードに切り換えることによって、トレイの搬出又は搬入時のロード時間を短縮化することができる。
請求項2に係るディスク装置によれば、請求項1に記載のディスク装置において、前記ローディングモータが直流モータから成り、このローディングモータを駆動するモータドライバを備え、このモータドライバを制御する前記制御手段によって前記ローディングモータに印加する電圧を可変して前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するように構成したことによって、ローディングモータに加える電圧を変えることによってトレイの速度を簡単に切り換えることができるとともに、トレイの速度を検知する高価なセンサや複雑な機械的な機構を用いる必要もないから、構造も簡略化でき、製造コストも安価に抑えることができる
請求項3に係るディスク装置によれば、請求項1又は2記載のディスク装置において、前記トレイの速度を切り換えるためのタイマ手段を備えるとともに、前記制御手段によって前記ローディングモータのパルスを検知し、そのパルスによって前記タイマ手段によるタイムカウントを開始するとともに、前記パルスのピッチによってカウント時間を調整するように構成したことによって、衝突音が発生する虞れがある領域においてトレイが確実に低速モードで移動するように同期させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1から図6を参照して説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1〜図6は、本発明の一実施例を示し、図1は、ディスク装置の斜視図、図2はディスク装置の構成を示すブロック図、図3はディスクの搬入動作を示すフローチャート、図4は搬入動作時におけるローディングモータ端子間にかかる電圧特性を示す説明図、図5はディスクの搬出動作を示すフローチャート、図6は搬出動作時におけるローディングモータ端子間にかかる電圧特性を示す説明図である。
図1に示すようにディスク装置1は、ディスク2を載置して搬送するトレイ3を備え、ディスク装置1のケース4の前面にはトレイ3を搬入/搬出する操作スイッチ5が設けられている。また、図2に示すように操作スイッチ5からの信号はマイコンなどから成る制御部6に出力され、制御部6によってモータドライバ7を制御する。モータドライバ7はトレイ3を駆動するローディングモータ10、ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ11、ピックアップユニット(図示せず)をディスク2の半径方向に移動させてディスク2に記憶された情報を読み取るためのフィードモータ12が接続されている。また、前記制御部6にはトレイ3を前記ケース4の内側に搬入(ディスク読取位置)した際、トレイ3を検出する検知スイッチ13とトレイ3を前記ケース4の外側に搬出(ディスク交換位置)した際、トレイ3を検出する検知スイッチ14及びタイマ手段15が接続されている。また、前記ローディングモータ10は比較的安価な直流(DC)モータから構成され、比較的安価な直流モータはコイルの巻数も少なく、回転が滑らかではなく、パルス状のノイズが発生することから、そのローディングモータ10のパルス(ノイズ)を検出することによってローディングモータ10の回転数を制御することが可能である。そして、ローディングモータ10とモータドライバ7との間にはローディングモータ10に流れる電流を検知してパルスを検知するための抵抗Rが直列接続されている。
以上のように構成されるディスク装置1の動作について説明する。まず、リモコン操作または操作スイッチ5に操作すると、検知スイッチ13又は検知スイッチ14によってトレイ3の位置を検知する。ここで、検知スイッチ13によってトレイ3がケース4の内側に格納された位置(ディスク読取位置)に配置された状態で操作スイッチ5を操作すると搬出モード(OPEN)へと移行し、一方、検知スイッチ14によってトレイ3がケース4の外側に引き出された位置(ディスク交換位置)に配置された状態で操作スイッチ5を操作すると搬入モード(CLOSE)へと移行する。
図3及図4により、搬出モード(OPEN)についての動作について説明する。操作スイッチ5からの信号が制御部6に出力されると、ローディングモータ10がONする(ステップS1)。搬出モードにおいては、制御部6によってモータドライバ7を制御し、ローディングモータ10に印加する電圧を低く設定(図4においては2.555)することによって、起動時においてトレイ3を低速モードで駆動する(ステップS2)。また、制御部6でローディングモータ10に接続した抵抗Rに流れる電流をモニタ(ステップS3)して制御部6によってローディングモータ10のパルスのピッチP1を検出し、ピッチP1が広いか狭いかを判別する(ステップS4)。ここでピッチP1が広くてローディングモータ10の回転数が低い、すなわち、トレイ3が低速移動している場合、タイマ手段(Timer)15をスタートさせる(ステップS5)。制御部6は引き続き抵抗Rに流れる電流をモニタし(ステップS6)、ローディングモータ10のパルスのピッチP2,P3・・・を監視する(ステップS7)。ここで、各ピッチP2,P3・・・の何れに変化が生じ、ピッチが広くなった場合、ローディングモータ10の回転数が下がってトレイ3の移動速度が遅くなったと判断し、逆にピッチが狭くなった場合、ローディングモータ10の回転数が上がってトレイ3の移動速度が早くなったと判断されるから、タイマ手段(Timer)15のカウントを調整する(ステップS8)。すなわち、ピッチが広くなった場合、タイマ手段(Timer)15のカウントを加算し、ピッチが狭くなった場合、タイマ手段(Timer)15のカウントを減算する。この後、タイマ手段15の設定時間nを経過したか否かを監視し(ステップS9)、タイマ手段15の設定時間nに達したときは、制御部6によってモータドライバ7を制御し、ローディングモータ10に印加する電圧をそれまでの2倍(555)上げることによってトレイ3を高速モードに切り換える(ステップS10)。こうしてトレイ3をディスク交換位置まで移動するとトレイ3で検出スイッチ14をONし(ステップS11)、ローディングモータ10がOFFしてトレイ3の搬出モードが完了する(ステップS12)。
次に図5及図6により、搬入モード(CLOSE)についての動作について説明する。搬入モードではトレイ3がケース4の外側に引き出され、トレイ3によって検知スイッチ13がONしており、検知スイッチ13のオン状態から操作スイッチ5からの信号の入力(ステップS111)又は手動操作でトレイ3を押し込むことによって検知スイッチ13がOFFしてローディングモータ10がON(ステップS112、S113)し、引き込み動作へと移行する。操作スイッチ5からの信号を受けてローディングモータ10がONすると(ステップS112)、ローディングモータ10に印加する電圧を高く設定(図6においては55)してトレイ3を高速モードで駆動する(ステップS114)。一方、ステップS113で手動操作によってトレイ3を押し込んでローディングモータ10をONするとトレイ3を低速モードで駆動する(ステップS123)。すなわち、手動操作でトレイ3が押し込まれた場合、押し込まれるトレイ3の位置が一定では無く、バラバラとなる。このため、トレイ3の位置を判断することが困難となるからトレイ3を低速モードで駆動する。
ステップS114でトレイ3を高速モードで駆動した場合、ローディングモータ10に接続した抵抗Rに流れる電流をモニタ(ステップS115)して制御部6によってローディングモータ10のパルスのピッチP1を検出し、ピッチP1が広いか狭いかを判別する(ステップS116)。ここでピッチP1が狭くローディングモータ10の回転数が高い、すなわち、トレイ3が高速移動している場合、タイマ手段(Timer)15をスタートさせる(ステップS117)。制御部6は引き続き抵抗Rに流れる電流をモニタし(ステップS118)、ローディングモータ10でトレイ3を高速駆動しているにも拘らず手動操作によってトレイ3を押し込まれた場合、すなわち、ローディングモータ10のパルスのピッチP2,P3・・・が極端に狭くなった場合(ステップS119)、トレイ3を低速モードに切り換える(ステップS123)。また、パルスのピッチP2,P3・・・を監視し(ステップS120)、ここで、各ピッチP2,P3・・・の何れに変化が生じ、ピッチが広くなった場合、ローディングモータ10の回転数が下がってトレイ3の移動速度が遅くなったと判断し、逆にピッチが狭くなった場合、ローディングモータ10の回転数が上がってトレイ3の移動速度が早くなったと判断されるから、タイマ手段(Timer)15のカウントを調整する(ステップS121)。すなわち、ピッチが広くなった場合、タイマ手段(Timer)15のカウントを加算し、ピッチが狭くなった場合、タイマ手段(Timer)15のカウントを減算する。この後、タイマ手段15の設定時間nを経過したか否かを監視し(ステップS122)、タイマ手段15の設定時間nに達したときは、制御部6によってモータドライバ7を制御し、ローディングモータ10に印加する電圧をそれまでの1/2倍(2.55)下げることによってトレイ3を低速モードに切り換える(ステップS123)。こうしてトレイ3をディスク読取位置まで移動するとトレイ3で検出スイッチ13をONし(ステップS124)、ローディングモータ10がOFFしてトレイ3の搬入モードが完了する(ステップS125)。
以上のように構成される本発明は、トレイ3の搬出モード(OPEN)において、ローディングモータ10が起動すると、トレイ3は低速モードでゆっくりと移動することから、トレイ3を出し入れするためにディスク装置1を収納する筐体に設けた開閉フラップ(何れも図示せず)と衝突することなく、トレイ3で開閉フラップを静かに押し開きながら移動し、トレイ3と開閉フラップとの衝突音を抑制することができる。このように、起動時の衝突音を抑えながらトレイ3がケース4の外側まで移動するとタイマ手段15によりローディングモータ10を高速モードで移動することから、トレイ3の搬出モードにおけるロード時間も短縮化される。また、トレイ3の搬入モード(CLOSE)においても、起動時にトレイ3を高速モードで移動し、搬送終了直前で低速モードで移動することによってトレイ3と連動するターンテーブルがゆっくりとクランパ(図示せず)が当接することから、ロード時間を短縮し、かつトレイ3の搬入時の衝突音も抑えられる。
また、トレイ3の移動速度を切り換えるタイミングをタイマ手段15によって行っているが、このタイマ手段15によるトレイ3の移動速度を切り換えは、ローディングモータ10に接続した抵抗Rに流れる電流をモニタし、ローディングモータ10のパルスのピッチP2,P3が狭いか広いかを基準として低速モード又は高速モードに切り換えるタイミングを決定しているため、外気温の影響、例えば気温が低い場合、ローディングモータ10の応答性が悪い場合があるが、トレイ3と開閉フラップあるいはターンテーブルとクランパとが衝突する虞れがある領域においてトレイ3を確実に低速モードで移動するように同期させることが可能となる。このように、ローディングモータ10のパルスによってトレイ3の移動速度を切り換えるように構成することによって、トレイ3の速度を検知する高価なセンサや複雑な機械的な機構を用いる必要もないから、構造も簡略化できるとともに、製造コストも安価に抑えることが可能となる。
以上、本発明の一実施例を説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、ローディングモータ10に加える電圧やトレイ3の速度を切り換える時間などの具体的な数値は適用するディスク装置1の構成によって適時選定すればよい。
本発明の一実施例を示すディスク装置の斜視図である。 同上、ディスク装置の構成を示すブロック図である。 同上、ディスクの搬入動作を示すフローチャートである。 同上、搬入動作時におけるローディングモータ端子間にかかる電圧特性を示す説明図である。 同上、ディスクの搬出動作を示すフローチャートである。 同上、搬出動作時におけるローディングモータ端子間にかかる電圧特性を示す説明図である。
符号の説明
1 ディスク装置
2 ディスク
3 トレイ
6 制御部(制御手段)
7 モータドライバ
10 ローディングモータ
15 タイマ手段

Claims (3)

  1. ディスクを載置してディスク交換位置とディスク読取位置との間を往復動自在に配置されるトレイと、このトレイを駆動するための正逆回転可能なローディングモータとを有するディスク装置において、前記ローディングモータの回転数を制御する制御手段を設け、この制御手段によって前記トレイの搬出動作時に前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を低速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク交換位置に至るまでの間を高速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するとともに、前記トレイの搬入動作時には、前記ローディングモータの起動時から所定時間内までの間を高速モードで移動し、前記所定時間経過後からディスク読取位置に至るまでの間は低速モードとなるように前記ローディングモータの回転数を段階的に制御したことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記ローディングモータが直流モータから成り、このローディングモータを駆動するモータドライバを備え、このモータドライバを制御する前記制御手段によって前記ローディングモータに印加する電圧を可変して前記ローディングモータの回転数を段階的に制御するように構成した請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記トレイの速度を切り換えるためのタイマ手段を備えるとともに、前記制御手段によって前記ローディングモータのパルスを検知し、そのパルスによって前記タイマ手段によるタイムカウントを開始するとともに、前記パルスのピッチによってカウント時間を調整するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009238348A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sharp Corp ディスク装置

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