JP2007087389A - ユーザ・インターフェース - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ・インターフェース・プリファレンスの変更を複数の装置にわたって自動的に送ることができるようにする。
【解決手段】マシンは、ユーザと対話するためのユーザ・インターフェース14と、ユーザが有する電子タグ18から、ユーザについての個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスを獲得する読取装置16と、個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスの少なくとも1部に基づいてユーザ・インターフェースをカスタマイズする制御コンポーネント12と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】マシンは、ユーザと対話するためのユーザ・インターフェース14と、ユーザが有する電子タグ18から、ユーザについての個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスを獲得する読取装置16と、個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスの少なくとも1部に基づいてユーザ・インターフェースをカスタマイズする制御コンポーネント12と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ユーザ・インターフェースに関する。詳細には、本発明は、ユーザが保持する電子ユーザ・プロファイルに基づいて、そのユーザについてのユーザ・インターフェースを自動的にカスタマイズする特定のアプリケーションに関する。
多くの電子装置(例えば、コンピュータ、印刷プラットフォーム、携帯電話、マイクロ波機器(電子レンジを含む)、自動車等)は、それらの装置に情報を提供したりあるいはそれらの装置から情報を受け取るのを容易にするための、ユーザ・インターフェースを含む。例えば、従来の携帯電話は、一般に、ユーザが入力したときに電話番号を表示するディスプレイを含む。ダイアル呼び出し時に、携帯電話は、「ダイアル中」、「接続中」等といった表示を介して状況情報をユーザに提供することができる。接続がうまくいくかどうかによって、携帯電話は、「接続された」、「話し中」、「通話終了」等のような状況情報を表示することができる。携帯電話のユーザ・インターフェースは、例えば、信号強度バーや、相手方の画像や、メッセージが入手可能であることを示す封筒マークや、残りのバッテリ寿命を示すバッテリや、アラームが設定されたことを示すベル等の、グラフィックス(図形)を表示することもできる。
特定の電子装置によって、ユーザ・インターフェースは、相対的に簡単なもの、又は複雑なものにすることができる。例えば、代表的な電子レンジのユーザ・インターフェースは、時刻、実行中のジョブの残り時間量、エラーコード、デフォルト設定(例えば、「ポップコーン」、「解凍」等)に関連した種々の印、タイマー等を示すために、1つ又はそれ以上の7セグメント・ディスプレイあるいは発光ダイオード(LED)を含む。一部の電子レンジは、付加的にあるいは代替的に、ユーザ・インターフェースの外観を向上させるために、液晶あるいは他の型のディスプレイ技術を利用することができる。別の例においては、自動車のダッシュボードが、速度、走行距離、燃料の残量、温度等の表示、「すぐにエンジンをチェックせよ」、「オイル」等といった種々のダミーライト、あるいは、夕方あるいは夜間の運転用のバックライトを組み込むのが好ましい。他方、現行のコンピュータ(例えば、デスクトップ式、ラップトップ式、又は、手持ち式等のコンピュータ)は、相当に高度なグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を提供する。例えば、代表的なコンピュータ・ユーザ・インターフェースは、キーボード、マウス、デジタルペン、マイク、タッチスクリーン等のような種々の機構を通して呼び出される、多数のソフトの(例えば、ソフトウェア・ベースの)ボタン、ノブ、制御装置、メニュー、スライダ、ダイアル、チェックボックス、ドロップダウンリスト等を含む。更に、異なる(例えば、デフォルト及びカスタムのような)見て美しい背景、カラースキーム、アニメーション、画像、フォントスタイル、アイコン等を用いて、代表的なコンピュータ・ユーザ・インターフェースを構成することができる。
ユーザ・インターフェースは、例えば、最も使用される機能(例えば、製造者によって決定されるような)を表すことができ、あるいは、初心者のユーザに対応する基本的な機能を与えるように設計された、相対的に一般的なものとすることができる。これらのユーザ・インターフェースの一部は、静的であり、変更することができない。例えば、基本的な電子レンジの7セグメント・ディスプレイについては上述した。他のユーザ・インターフェースは、ユーザ・カスタマイズに対応することができる。代表的には、カスタマイズは、手動での構成によって達成される。例えば、装置にアクセスするとき(例えば、ログオン、パスワード等を介して)、ユーザは、種々のユーザ・インターフェースの構成の選択肢すなわちオプションを観察し、デフォルト・インターフェースに対する1つ又はそれ以上の代替物を選択するか、又は、デフォルト設定を保持することができる。場合によっては、カスタマイズ中に、1つ又はそれ以上の付加的なオプションを装置にロードし、選択することができる。例えば、ユーザは、個人的な画像(例えば、ユーザの家族の写真)を装置にロードし、デフォルトあるいは提供された代替物の代わりに、背景としてその個人的な画像を使用することができる。ユーザは、構成を保存し、次に装置にアクセスされたとき又はデフォルト設定に戻るときに、カスタマイズされた設定が用いられるようにできる。
ユーザ・インターフェースの変更は、一般に、装置の各ユーザごとに作成され、その装置上に格納されるユーザ・プロファイルに格納することができる。装置によって、装置の各ユーザが、好ましいユーザ・インターフェース設定を用いて自分のプロファイルをカスタマイズできることもある。しかしながら、場合によっては、全てのユーザが同じユーザ・インターフェース構成に従わなければならないか、あるいは、システム管理者が、付加的に又は代替的に、管理されている装置のユーザに、1つ又はそれ以上のユーザ・インターフェースの制限を課すことがある。装置上にこうしたプロファイルを格納することは、装置のメモリを消費する。さらに、格納されたプロファイルを管理するために、処理サイクルが消費される。
2つ又はそれ以上の装置にわたって同じユーザ・インターフェース・カスタマイズを使用したいと望むユーザは、一般に、装置の各々についてのプロファイルを手動で作成し、各プロファイルについて同じオプションすなわちプリファレンス(Preference:ユーザ等によって選択された設定メニュー:オプションともいう)を再入力しなければならない。各々の装置についてプロファイルを作成し、プリファレンスを手動で設定するのに、時間がかかる。場合によっては、ユーザ・プロファイルを複数の装置にわたって移植又は移行させることができ、これにより、各装置において設定を手動で構成する必要性が軽減される。しかし、装置の1つにおけるユーザ・インターフェース・プリファレンスの変更は、他の装置のいずれかに自動的に送られるわけではない。そうではなく、ユーザはが、手動で変更しなければならない、あるいは、修正されたプロファイルを他の同様の装置に移行させなければならない。
本発明の一態様において、マシンは、個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスに少なくとも部分的に基づいてユーザ・マシンのユーザ・インターフェースをカスタマイズする、制御コンポーネントを含む。マシンはさらに、ユーザが有する電子タグについての個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスを獲得する読取装置を含む。
図1を参照すると、適応型カスタム・ユーザ・インターフェースを用いるシステムが示される。このシステムは、これらに限られるものではないが、印刷プラットフォーム、コンピュータ、携帯用情報端末(PDA)、自動車、娯楽システム、セキュリティ・システム、携帯電話、ナビゲーション・システム、電気器具等、あるいは、基本的にはあらゆる状態マシンとすることができる、マシン10を含む。このマシン10は、マシン10内にある、あるいは、マシン10外にある、1つ又はそれ以上の処理コンポーネント(図示せず)、格納コンポーネント(図示せず)等と関連付けることができる制御コンポーネント(「コントローラ」)12によって、少なくとも部分的に制御される。
インターフェース14は、ユーザ(例えば、人、ロボット、アプリケーション、別のマシン等)がマシン10と対話することができる機構を提供する。例えば、マシン10は、インターフェース14を用いて、情報をユーザに提供し、あるいは、ユーザからの入力を要求できる。別の例では、ユーザは、インターフェース14を通して、情報(例えば、パラメータ、変数、命令等)をマシン10に提供することができる。
システムは、これらに限られるものではないが、無線周波数識別(RFID)タグ、非接触型スマートカード、磁気カード、データキー、トランスポンダ、あるいは、他の電磁ベースの情報格納コンポーネントとすることができる、タグ18のような好適な電子格納コンポーネントから情報を読み取ることができるタグ読取装置16をさらに含む。タグ読取装置16は、タグ18から読み取るための有線技術あるいは無線技術を用いることができる。例えば、読取装置16は、RFIDタグから情報を無線で読み取る、あるいは、受け取るためのコンポーネントを含む。このように、読取装置16は、RFID技術を用いて、タグ18に照会し、タグ18から情報を読み取り、あるいは、タグ18が発する情報を受け取ることができる。別の例では、情報は、有線あるいは無線のイーサネット(登録商標)・ポートを介して、タグ18と読取装置16との間で伝えることができる。他の好適な無線ネットワーク技術は、これらに限るものではないが、Bluetooth、ZigBee、WiFi、WiMax、PCS、携帯電話等、あるいはこれらの変形物、あるいはこれらの組み合わせを含む。同様に、読取装置は、付加的にあるいは代替的に、非接触型スマートカード、磁気カード、データキー、トランスポンダ、あるいは他の情報格納コンポーネントから情報を獲得するための技術を含む。例えば、タグ18は、読取装置16と関連した磁場を通してタグ18を移動させるときに、タグ18と読取装置16との間で情報が伝えられる、磁気カードとすることができる。
タグ18は、様々にユーザに取り付けることができる。例えば、タグ18は、バッジ、個人的なプリファレンスのカード、免許、キーチェーン、ブレスレット、ネックレス、衣服、粘着パッチ、ステッカー、マグネット、包装、木枠等に組み込むことができる。さらに、ユーザがタグ18を支持することもできる。
タグ18は、種々の情報を格納することができる。例えば、一例においては、タグ18は、1又はそれ以上の特定のユーザ、ユーザのグループ等に関連した情報(例えば、1つ又はそれ以上のユーザ・プロファイル)を格納することができる。こうした情報は、これらに限られるものではないが、識別、安全検査、プリファレンス(例えば、ユーザ・インターフェースのプリファレンス)、特権等を含むことができる。さらに、情報は、代表的なユーザの使用法、ユーザの体験レベル、ユーザの特徴(例えば、障害)等を考慮に入れることができる。この情報は、適切な装置(図示せず)を通してタグ18にロードすることができる。情報をタグ18に格納することによって、この情報は、移動可能なものになり、ユーザと共に支持することができる。このことにより、こうしたユーザ・プロファイルをマシン内に入力し、格納する必要性、あるいは、それらを管理するためにマシン10を使用する必要性が軽減され、そのことは、マシンの格納装置、あるいは、処理能力の消費を軽減する。
タグ18から読取装置16への情報の伝達は、種々の方法で呼び出すことができる。限定的ではない1例において、読取装置16とタグ18が互いに通信できる通信範囲にタグ18が入ったとき(例えば、タグ18を有するユーザが、読取装置16に接近する等)、読取装置16は、情報についてタグ18に照会し、情報についてタグ18に質問し、あるいは、タグ18が発する情報(例えば、タグ18が定期的に情報を発する場合)を受け取る。付加的にあるいは代替的に、タグ18は、情報を発して範囲に入った読取装置16に通告することができ、あるいは、読取装置16は、その範囲内にあるタグ18のようなタグに対して定期的にポーリングを行うことができる。さらに、情報をプッシュし、引き出し、掲示し、検索することなどもできる。
限定的でない例として、タグ18内に格納された情報は、少なくとも、ユーザ・インターフェース・プリファレンスを含むことができる。タグ18が読取装置16のより近くに移動するとき(例えば、ユーザが読取装置16に接近するとき、ユーザが読取装置16を通してタグ18を掃引するとき等)、タグ18に格納されたユーザ・インターフェース・プリファレンスあるいは他の情報が、読取装置16に与えられる。この情報は、ユーザ・インターフェース・プリファレンスを用いて、動的あるいは自動的にカスタマイズする、あるいは、ユーザ・インターフェースに基づいてユーザについてのユーザ・インターフェース14を個人化する制御コンポーネント12に伝達される。このことは、ユーザに、ユーザ・インターフェース14を手動で構成する必要なく、好ましい外観あるいは感触をもったユーザ・インターフェースが与えられること可能にする。場合によっては、タグ18によって伝達される情報を用いてマシンに自動的にログオンし、ユーザが、格納されたユーザ・プロファイルを検索し、ロードするために、手動でログオンし、あるいは、マシン10を待つ必要がないようにする。代わりに、ユーザ・インターフェース14は、タグ18から受け取ったユーザ・プリファレンスに従って自動的に構成され、ユーザがタグ18と対話を始めることができるようにされる。
タグ18及び読取装置16は、さらなる情報伝達のために定期的に対話し、ユーザが依然としてマシン10を使用しているかどうか等を判断することができる。アクティブでない期間、実行中のアプリケーション、ユーザの動き等を考慮して、アクティブなユーザとの対話(例えば、マウス、キーボード、音声、イベント等)を通して、使用を判断することができる。さらに、ユーザ・インターフェース14に対するタグ18の近接性を判断することができる。ユーザがマシン10の使用を終えたとき(例えば、ログオフ、所定期間のマシンのアイドル状態等)、あるいは、タグ18が読取装置16との通信範囲の外側に移動したとき、制御コンポーネント12は、ユーザ・インターフェース14を以前の状態(例えば、デフォルト状態)に自動的に戻し、あるいは、こうした情報を発するタグ18を有する別のユーザと関連したユーザ・プリファレンスをロードすることができる。
付加的にあるいは代替的に、タグ18から伝えられた情報は、マシン、読取装置、あるいは、制御コンポーネントのプリファレンスを含むことができる。例えば、情報は、1つ又はそれ以上のアプリケーションを識別し、マシン10上に自動的に呼び出し、マシン10にアクセスするためのログインあるいはパスワードを提供し、ユーザ認証のためのバイオメトリック・テンプレートを提供し、マシン10にユーザ特権(例えば、読み取り、書き込み、実行等)を伝えること等ができる。別の例において、情報は、更に別の情報をどのように読取装置16に伝えるかを定めることができる。例えば、情報の転送を、発信、照会又は読み取り、或いは、これらの何らかの組み合わせに制限することもできる。さらに別の例においては、情報は、制御コンポーネント12が実行する命令を含むことができる。別の例においては、タグは、ユーザが、Scan−to−E−Mail、Scan−to−FAX、Scan−to−Network等のような印刷プラットフォーム・サービスが使用することを可能にする、印刷プラットフォームについてのユーザ特権を伝えることができる。前述の例は、例証のために提供されるものであり、制限するためのものではないことを理解されたい。
異なるユーザに関連付けられたタグが、情報をタグ読取装置16に同時に提供できることを理解されたい。例えば、第1のユーザは、第1のユーザに関連したタグによって提供された情報(ユーザ・インターフェース・プリファレンスを含む)に基づいてカスタマイズされたユーザ・インターフェース14と対話することができる。個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスあるいは他の情報を有するタグを支持する別のユーザは、読取装置16が他のタグからの情報を読み取ることができる区域に入る。この場合、制御コンポーネント12は、マシン10が、依然として第1のユーザによってアクセスされ、他のユーザに関連したタグからの情報を無視していると判断することができる。付加的にあるいは代替的に、制御コンポーネント12は、識別、ジョブ記述、セキュリティ・レベル、特権、インテリジェンス等のような他の情報を用いて、他のユーザのユーザ・インターフェース・プリファレンスが、第1のユーザのユーザ・インターフェース・プリファレンスをオーバーライドすべきかどうかを判断することができる。これらの例は、説明目的のために提供されるものであり、制限のためのものではないことを理解されたい。
タグ18内に格納された情報は、多数のマシンと共に連続的にあるいは同時に使用することができる。このように、ユーザは、複数のマシンを用いることができ、そこで、各々のマシンは、タグ18内に格納されたプリファレンスに基づいて、ほぼ類似したユーザ・インターフェースをユーザに与えることができる。このことは、ユーザが所望する場合には、ユーザが、整合性をもったユーザ・インターフェースと接続しながら、異なるマシンと対話することを可能にする。1つの代替物において、類似したタイプのマシンが、ユーザにほぼ類似したユーザ・インターフェースを与えるように、マシンのタイプによってユーザ・インターフェース・プリファレンスを変更することができる。前述のものは、マシンのタイプ間の、ユーザ・インターフェースの違いを適合させるものである。さらに、他の付加的な基準に基づいてマシンのタイプを細分し、マシンのタイプごとに1つより多い組のプリファレンスを用いることができる。例えば、マシンタイプ「コンピュータ」は、「家庭用コンピュータ」、「仕事用コンピュータ」、「学校用コンピュータ」等にさらに表すことができ、そこでは、ユーザ・インターフェースは、1つ又はそれ以上の描写と整合性を保持したままであるが、ユーザは、類似したマシンのタイプにわたって異なる組のプリファレンスを用いる能力を有する。タグ18が、2つ又はそれ以上の異なるタグ読取装置に関連した区域に入った場合、情報を読取装置の2つ又はそれ以上によって読み取ることができ、それらのユーザ・インターフェース・プリファレンスに従って、対応するユーザ・インターフェースをカスタマイズすることができる。代替的に、マシンは、(例えば、ネットワーク、バックプレーン等を介して)対話し、ユーザがどのマシンにアクセスしているかを判断することができ、ユーザがアクセスしているマシンは、マシンの1つ又はそれ以上であってもよい。
図2を参照すると、システムは、タグ読取装置16のように、RFIDタグ、非接触型スマートカード、磁気カード、データキー、トランスポンダ、あるいは他の情報格納コンポーネントを含む、好適なタグと通信できるタグ書込みプログラム20をさらに含む。タグ書込みプログラム20を用いて、最初に情報をタグ18内に格納することができる。好適な初期情報は、デフォルト設定、あるいは、1又はそれ以上のユーザについてのユーザが提供したプリファレンス(例えば、ユーザ・インターフェース・プリファレンス)を含むことができる。この情報は、ユーザ・インターフェース14あるいは他の技術を通して生成することができ、あるいは、有線技術あるいは無線技術を介してタグ18に伝えることができる。
タグ書込みプログラム20を用いて、タグ18に格納された情報を更新することもできる。こうした更新された情報は、ユーザ・アクティビティ(例えば、ユーザ・インターフェース14への変更)を反映させることができる。例えば、制御コンポーネント12、マシン10、あるいは、任意のロギング・コンポーネント22、インテリジェンス・コンポーネント(図示せず)等のような他のコンポーネントを用いて、ユーザのアクティビティを追跡することができる。次に、これまでのアクティビティを、任意の分析コンポーネント24によって分析することができる。このような分析は、タグ18から検索されたユーザ・プリファレンスを追跡されたアクティビティと比較するステップを含み得る。次に、分析コンポーネント24は、ユーザ・プリファレンスの更新をいつタグ18に書き込むべきかを制御コンポーネント10に通知し、あるいは、制御コンポーネント10を変更することができる。制御コンポーネント10は、タグ書込みプログラム20を呼び出してタグ18への変更を書き込み、タグ18内に格納された情報を更新することができる。こうした更新は、ユーザがユーザ・インターフェース14を使用しているとき、ユーザ・インターフェース14とのセッションを終了するとき、ユーザによる要求時に、所定の間隔等で動的に実行できることを理解されたい。
分析コンポーネント24は、マシン10に常駐しない。そうではなく、分析コンポーネント24は、タグ18上に常駐する。マシン10は、マシン10上の全てのユーザ・アクティビティを用いてタグ18を更新する。タグ18上のユーザ・プロファイルを更新するために、タグ18内のインテリジェンス(例えば、上述の分析技術を用いる)が用いられる。したがって、場合によっては、タグ18は、プロファイル管理を担う。これにより、プロファイル管理のインテリジェンスがタグ18に移動される。ロギング・コンポーネント22はまた、タグ18上でホストとして働くこともでき、付加的に、このロギング・コンポーネント22を用いて監査機能を提供し、ユーザが、マシン10及びユーザが使用するマシン機能と対話する方法を監査することができる。
分析コンポーネント24は、種々のマシン学習技術、アルゴリズム、アプローチ等を用いて、タグ18内に格納された情報への適切な更新の判断を容易にすることができる。例えば、分析コンポーネント24は、これまでの(すなわち履歴的)アクティビティ、ユーザの識別等について推論する又はこれらから推測することができるマシン学習アルゴリズムを用いることができる。種々の分類(明示的にあるいは暗黙的に訓練された分類子)のスキームあるいはシステム(例えば、サポート・ベクター・マシン、ニューラル・ネットワーク、エキスパート・システム、ベイジアン信念ネットワーク、ファジー論理、データ融合エンジン等)が、分析コンポーネント24によって用いられる。このような分類は、確率ベースの分析、あるいは、統計ベースの分析(例えば、分析ユーティリティ及び費用へのファクタリング)を用いて、自動的に判断を行うことができる。適切な分類子の一例は、サポート・ベクター・マシン(SVM)である。他の有向モデルあるいは無向モデル分類手法は、例えば、ナイーブ・ベイズ、ベイジアン・ネットワーク、決定樹、ニューラル・ネットワーク、ファジー論理モデル、及び、異なるパターンの独立性を提供する確率分類モデルを含む。ここで用いられる分類はまた、優先順位のモデルを発展させるのに用いられる統計回帰も含んでいる。
図3は、マシン(例えば、印刷プラットフォーム、コンピュータ、携帯用情報端末(PDA)、自動車、娯楽システム、セキュリティ・システム、携帯電話、ナビゲーション・システム、電気器具等、あるいは、基本的にはあらゆる状態マシン)と関連したユーザ・インターフェースをカスタマイズするために、ユーザ・プリファレンスを獲得して、これを用いる方法を示す。符号26においては、マシンと関連した読取装置(例えば、RFID、磁気カード、スマートカード等の読取装置)が、マシンのユーザ(例えば、人、ロボット、アプリケーション、別のマシン等)に関する情報を獲得する。情報は、ユーザが有する電子格納装置(例えば、タグ)から獲得することができ、その情報は、ユーザ・インターフェース・プリファレンスを含む、本質的にあらゆる情報を含む。格納装置に質問することによって、格納装置による放出を受け取ることによって、あるいは、格納装置に照会することによって、情報を獲得することができる。さらに、種々の有線通信チャネル、あるいは、無線通信チャネルを介して、情報を伝達することができる。例えば、ユーザがマシンに接近したとき、ユーザが有する電子タグは、このような情報をマシンの読取装置に提供することができる。
符号28において、ユーザ・インターフェース・プリファレンスが、受け取った情報から抽出される。ユーザ・インターフェース・プリファレンスは、とりわけ、場所、色、スタイル、サイズ等を含む種々のデータ入力あるいは出力領域の配置を示し、あるいは、ユーザ・アクティビティ、ユーザの特徴、ユーザの体験等を反映することができる。符号30において、ユーザ・インターフェースのプリファレンスを用いて、ユーザについてのユーザ・インターフェースを自動的にカスタマイズする。こうしたカスタマイズは、ユーザがマシンにアクセスする前に、あるいは、ユーザがマシンにアクセスするとき(例えば、ログオンした後)に実行できることを理解されたい。さらに、カスタマイズは、ユーザに付加的な情報を促し、ログオン情報(例えば、ユーザ名、パスワード等)を入力することを軽減するステップを含むことができる。符号32において、ユーザに、カスタマイズされたユーザ・インターフェースが与えられる。
オプションとして、書込みプログラムを用いて、電子格納装置に情報を書き込むことができる。このような情報は、ユーザの分析等に基づいたユーザ・プリファレンスの更新を含むことができる。一例において、ユーザ・アクティビティがログに記録され、ユーザ・プリファレンスと比較され、いずれかのプリファレンスが変更されたかどうか判断する。変更された場合、書込みプログラムは、その変更を電子格納装置に書き込む。別の例においては、インテリジェンスを用いて、書込みプログラムが、電子格納装置内に格納された情報を更新すべきかどうかを判断する。分析コンポーネントが、電子タグ上でホストとして働く場合には、書込みプログラムを用いて、全てのユーザのマシン・アクティビティをタグに書き込む。
図4は、ユーザ・プリファレンスを獲得し、使用して、これらに限られるものではないが、印刷、コピー、走査、ファックス、Eメール等のような能力を提供する多機能装置を含む、印刷プラットフォームのユーザ・インターフェースをカスタマイズする方法の限定ではない特定の例を示す。印刷プラットフォームは、制御コンポーネント12、インターフェース14、タグ読取装置16、タグ書込みプログラム20、及びオプションとして、分析コンポーネント24、あるいは、上に詳細に説明されるようなユーザ・アクティビティ・ログ22と関連付けられることを理解されたい。さらに、印刷プラットフォームの1又はそれ以上のユーザが、印刷プラットフォームのユーザ・インターフェース・プリファレンスを含む個人情報を格納する電子タグ16を支持することが可能である。
符号34において、電子格納タグを有するユーザがタグ読取装置の区域に入り、タグは情報をタグ読取装置に伝える。このような情報は、タグの直接的な読み取り、タグによる照会及び応答、あるいは、タグによる情報の定期的な発信を通して獲得できる。情報は、受け取った情報から抽出することができるユーザ・インターフェース・プリファレンスを含む。符号36において、ユーザ・インターフェース・プリファレンスが分析され、ロードされ、用いられて、ユーザのための印刷プラットフォームのユーザ・インターフェースを自動的にカスタマイズする。符号38において、ユーザに、カスタマイズされたユーザ・インターフェースが与えられる。ユーザは、例えば、走査、Eメール、コピー、印刷等を行うために、カスタマイズされたインターフェースを使用し、印刷プラットフォームと対話することができる。オプションとして、ユーザ・アクティビティを追跡することができる。変更のために、追跡されたアクティビティを、受け取ったユーザ・インターフェース・プリファレンスと比較することができる。例えば、ユーザは、ユーザ・インターフェースの外観あるいは感触を手動で変更することができる。別の例では、ユーザは、より頻繁に異なるスタイルあるいはオプションを使用することができる。使用の変更は、プリファレンスの変更を反映すると判断することができる。その結果、少なくとも部分的にユーザの異なるアクティビティに基づいて、タグ上に格納されたユーザ・インターフェース・プリファレンスを更新することができる。
図5を参照すると、ユーザに支持される格納コンポーネントから得られたユーザ・プリファレンスに基づいてそのユーザ・インターフェースを自動的にカスタマイズする、例示的な印刷プラットフォーム46が示される。印刷プラットフォーム46は、上に詳細に説明されたユーザ・インターフェース14とほぼ類似したものとすることができるユーザ・インターフェース48を含む。このユーザ・インターフェース48は、ユーザ(例えば、人、ロボット、アプリケーション、別のマシン等)が印刷プラットフォーム46と対話することができる機構を提供する。例えば、ユーザは、ユーザ・インターフェース48と対話し、メニューを通してナビゲートし、オプションを選択し、印刷プラットフォーム46を構成し、多機能プラットフォーム(例えば、印刷、コピー、走査等)に関連して特定の機能をアクティブにし、メッセージを検索することなどができる。一例として、幾つかの文書のコピーを作成したいと望むユーザは、ユーザ・インターフェース48と対話して、コピーメニューをアクティブにし、コピー数を入力し、用紙タイプ(例えば、レターサイズ、A4等)を定め、紙質(例えば、解像度)及び色(例えば、グレースケール、色)等を設定することができる。
印刷プラットフォーム46は、ユーザ・プリファレンス情報(例えば、ユーザによって定められる、使用に基づいて判断される、初期設定される、推論される等)、及び、タグ(例えば、タグ18)内に格納された他の情報を得ることができ、ユーザによって支持され得るタグ読取装置16をさらに含む。一般に、タグが、タグ読取装置16の通信領域(例えば、読取装置16の読み取りインターフェースにわたって移動する磁気カード、タグによって出される信号等)に入るとき、情報がタグ読取装置16に伝えられる。情報は、有線技術あるいは無線技術を用いて、種々の通信チャネルあるいはポートを介して通信することができる。
制御コンポーネント12は、受け取った情報からユーザ・インターフェース・プリファレンスを取り出し、これらのプリファレンスを用いて、ユーザのためにユーザ・インターフェース48を自動的にカスタマイズする。一例として、ユーザ・インターフェース48は、最も使用される機能又は最も人気のある機能(製造者や、管理者等によって判断される)に基づいて、最初に構成することができる。例えば、コピーを作成するように、デフォルトメニューに指示することができる。メニュー内のオプションはまた、例えば、用紙サイズ、コピーの数、丁合、ソート等に関連したデフォルト設定を含むことができる。読取装置16によってタグから得られたユーザ・プリファレンスが、これらの設定と異なることもある。例えば、この特定のユーザが、走査メニューで開始することを好むことがある。別の例では、ユーザが、コピーメニューで開始することを望むが、異なる設定を好むこともある。例えば、デフォルト値の用紙サイズをA4としているが、ユーザが、この設定をリーガルサイズにすることを好むことがある。別の例においては、デフォルト設定が用紙トレイを特定できるが、ユーザが手動で用紙を供給することを望むことがある。更に別の例においては、デフォルト設定が片面画像形成(マーキング)用とすることができるが、ユーザが両面画像形成(マーキング)にすることを望むことがある。制御コンポーネント12は、ユーザ・インターフェース・プリファレンスを獲得し、それらをユーザのために自動的にロードする。
制御コンポーネント12又は他のコンポーネントは、ユーザ・アクティビティを追跡して、タグ書込みプログラム20を介してタグ内に格納されたユーザ・インターフェース・プリファレンスを更新することができる。例えば、デフォルト設定とは異なる用紙サイズのプリファレンスをもつユーザは、印刷プラットフォーム46にアクセスする際に、自分の好ましい用紙サイズの設定が自動的にロードされる。時間が経つにつれて、ユーザの用紙サイズのプリファレンスが変わる(例えば、A4からレターサイズに)ことがある。変更された動作を、印刷プラットフォーム46によって、観察し分析することができる。制御コンポーネント12は、種々のマシン学習技術、アルゴリズム、手法等を用いて、ユーザの動作が変更し、タグ内に格納された情報を、適切に更新したかどうかの判断を助けることができる。一例において、こうした更新がユーザにとって最も有利である可能性が高いとプラットフォーム46が判断したとき、ユーザ・プリファレンスが自動的に更新される。例えば、ユーザがロードされたユーザ・プリファレンスを常に変更する場合である。別の例において、印刷プラットフォーム46は、印刷プラットフォーム46が動作の変更を観察し、新しい動作を反映させるようにタグ内の情報を自動的に更新することをユーザに通知する。別の例においては、印刷プラットフォーム46は、印刷プラットフォーム46が動作の変更を観察し、ユーザが更新を呼び出すのを待つよう、ユーザに通知する。
ユーザが、印刷プラットフォーム46の使用を終えたとき(例えば、ログオフ、所定の期間マシンがアイドル状態となる等)、あるいは、所定の近接距離の外に移動したとき、制御コンポーネント12は、ユーザ・インターフェース46をそのデフォルト値、前の状態に動的に戻し、あるいは、別のユーザ・プリファレンスをロードすることができる。
印刷プラットフォーム46は、コピー、走査、印刷、ファックス、Eメール等のための多機能プラットフォームとできることを理解されたい。プラットフォーム46は、印刷媒体コンベア62によって相互接続された複数のユニット(又は要素)50、52、54、56、58及び60を含む。処理ユニットは、協働して印刷ジョブを処理する。この例は6つの処理ユニットを示すが、処理プラットフォームは、L個の処理ユニットを含み得ることを理解されたい(ここで、Lは、1又はそれより大きい整数である)。場合によっては、処理ユニット50〜60の1つ又はそれ以上は取り外し可能である。例えば、処理ユニット58の機能部分(例えば、マーキング・エンジン)が取り外され、印刷媒体コンベア62が通過する外部ハウジング又は取り付け用固定具のみを残すものとして示される。処理ユニット50−60の幾つか又は全てを同一のものとし、並列印刷により冗長性又は改善された生産性を提供することができる。代替的に又は付加的に、処理ユニット50〜60の幾つか又は全てを異なるものとし、異なる能力を提供することができる。例えば、処理ユニット52及び54は、カラー用マーキングエンジンを含むことができ、処理ユニット56は、ブラック(K)用マーキングエンジンを含む。処理ユニット52〜58は、電子写真式印刷、インクジェット転写、サーマルインパクト印刷のような種々の技術、あるいは、他の技術を用いることができる。
処理ユニット50は、マーキングのために用紙等の印刷媒体を供給する印刷媒体源処理ユニットであり、処理ユニット60は、丁合、ステープル打ち、折り畳み、積み重ね、穴あけ、製本、切手貼付等のような仕上げ能力を提供する仕上げ機である。印刷媒体源処理ユニット50は、印刷媒体コンベア62と接続され、選択されたタイプの印刷媒体を提供する印刷媒体源64、66、68及び70を含む。4つの印刷媒体源が示されるが、K個の印刷媒体源を用いることもできる(ここで、Kは、1又は1より大きい整数である)。さらに、示される印刷媒体源64−70は、専用の印刷媒体源処理ユニット50のコンポーネントとして具体化されるが、他の例においては、マーキングエンジンの1つ又はそれ以上が、印刷媒体源処理ユニット50のコンポーネントの代わりに、又は、これらに加えて、それぞれの専用印刷媒体源を含むこともできる。
印刷媒体源64〜70の各々は、同じタイプの印刷媒体シートを格納することができ、或いは、異なるタイプの印刷媒体を格納することができる。例えば、印刷媒体源64及び66は、同じタイプの大きいサイズの用紙シートを格納することができ、印刷媒体源64は、会社のレターヘッド入り用紙を格納することができ、印刷媒体源70は、レターサイズの用紙を格納することができる。印刷媒体は、処理ユニット52〜58の1つ又はそれ以上が印刷できる、高品質のボンド紙、低品質の「コピー」用紙、透明のオーバーヘッド用シート、高光沢紙等のような、実質的にあらゆるタイプの媒体とすることができる。
印刷媒体コンベア62は、印刷媒体源64〜70から選択された印刷媒体のシートを獲得し、選択されたマーキング・タスクを実行するために獲得したシートの各々を処理ユニット52−58の1つ又はそれ以上に転送し、各シートに関連したジョブ記述に従って、かつ、仕上げ機の能力に従って、各シートを仕上げ機60に転送し、仕上げタスクを実行するように制御できる。
仕上げ機ユニット60は、1つ又はそれ以上の印刷媒体の送り先72、74及び76を含む。3つの送り先が示されるが、印刷プラットフォーム46は、X個の印刷媒体の送り先を含むことができる(ここで、Xは1又はそれより大きい整数である)。仕上げ機ユニット60は、トレイ、パン等とすることができる印刷媒体の送り先72〜76の1つにおいて処理された後、各シートを堆積させる。1つの仕上げ機だけが示されるが、印刷プラットフォーム48において、2つ、3つ、4つ又はそれ以上の仕上げ機を用いることが考えられる。
印刷媒体コンベア62は、各々の中間処理ユニット52〜58を通過し、対話することなくシートが処理ユニットを通過できるバイパス・ルートを提供する。シートをコンベア62から外して処理ユニットの機能部分に入れ、処理されたシートを再びコンベア62に戻すための分岐経路も、各処理ユニット52〜58内に設けられる。処理ユニット58において、分岐経路は、機能部分と共にそのまま取り除かれるが、コンベア62のバイパス部分は、処理ユニット58に残り、印刷媒体コンベア62の連続性を維持する。コンベア62は、例示的な分岐接合点78及び80のような他の分岐接合点を含むこともでき、示される多経路のコンベア構成において、コンベアが、選択された経路に沿ってシートを送ることを可能にする。このことは、図示の配置を、マーキングエンジン処理ユニット52〜58が二次元に配置されるのを可能にする。処理ユニットの線形配置(図示せず)において、分岐接合点78及び80の詳細は省略されている。
印刷システム48が、印刷ジョブを実行する。印刷ジョブの実行は、選択されたテキスト、座標図形処理、画像、機械インク文字認識(MICR)表記等を、1又はそれ以上のシートの用紙又は他の印刷媒体の表面、裏面、又は表面及び裏面、或いはページに印刷することを含む。一般に、何枚かのシートは完全に空白にしておくことができる。一般に、何枚かのシートは、混合色印刷及び白黒印刷を有することができる。印刷ジョブの実行はまた、特定の順序でシートを丁合することを含む。さらに、印刷ジョブは、シートを折り畳み、ステープル打ちし、穴あけし、又は、他の方法で物理的に処理し、又は製本することを含む。印刷システム46によって実行できる印刷、仕上げ、用紙の処理、及び他の処理動作は、印刷システム46の処理ユニット50−60の能力によって判断される。これらの能力は、新しい処理ユニットの付加、又は既存の処理ユニットの更新ために、時間と共に向上させることができる。これらの能力はまた、処理ユニット58の示された除去される機能部分のような、1つ又はそれ以上の処理ユニットの故障又は除去のために、時間と共に減少することもある。
種々の方法で印刷ジョブを印刷システム46に与えることができる。内蔵された任意のスキャナ82を用いて、本のページ、大量の印刷されたページ等のような文書を走査し、印刷システム46が実行する印刷動作によって複写される走査文書のデジタル画像を作成することができる。代替的に、印刷ジョブは、別の印刷プラットフォーム、コンピュータ等のような遠隔装置による有線接続又は無線接続を介して、システム・コントローラ(図示せず)に電子的に送ることができる。例えば、遠隔コンピュータ上で実行しているワープロ・ソフトウェアを操作しているネットワーク・ユーザは、印刷システム46上でワープロ文書を印刷するよう選択し、よって、印刷ジョブを生成することができ、或いは、ネットワークに接続された外部スキャナ(図示せず)が、電子形態で印刷ジョブを提供することができる。例えば、任意のディスク読取装置(図示せず)を用いる、又は、印刷システム46だけに接続された専用コンピュータを用いるといった他の方法で、印刷ジョブを印刷システム48に送ることも考えられる。
ユーザは、ユーザ・インターフェース48と対話して、メニューを通してナビゲートされ、オプションを選択し、印刷プラットフォーム46を構成し、多機能プラットフォーム(例えば、印刷、コピー、走査等)と共に特定の機能をアクティブにし、メッセージを検索することなどができる。一例として、いくつかの文書のコピーを作成することを望むユーザは、ユーザ・インターフェース48と対話し、コピーメニューをアクティブにし、コピー数を入力し、用紙のタイプ(例えば、レターサイズ、A4等)を定め、紙の質(例えば、解像度)及び色(例えば、グレースケール、色)等を設定することができる。この情報は制御コンポーネント12に提供され、制御コンポーネント12が、ユーザの入力に基づいて、コピーを作成するように命令を実行する。
印刷プラットフォーム46は、説明のための例示である。一般に、適切な印刷媒体コンベア構成によって、如何なる数の印刷媒体源、媒体ハンドラ、マーキングエンジン、丁合装置、仕上げ機、又は他の処理ユニットを一緒に接続することもできる。印刷プラットフォーム46は、一端で媒体源ユニット50に、かつ、他端で仕上げ機ユニット60に支持された、4つのマーキングエンジン処理ユニット52〜58の2×2の構成を示すが、例えば、完全に水平方向の配置、3つ又はそれ以上のユニット高さを有する処理ユニットを積み重ねるといった他の物理的配置を用いることもできる。さらに、印刷プラットフォーム46において、マーキングエンジン処理ユニット52〜58は、取り外し可能な機能部分を有するが、他の幾つかの実施形態においては、幾つかの又は全ての処理ユニットが取り外しできない機能部分、あるいは、現場交換可能なユニットを有することができる。機能部分が取り外し不能であっても、各々の中間処理ユニットを通してバイパス経路を有する印刷媒体コンベア62を設けることは、印刷システムの残りの処理ユニットが通常通りに機能し続ける間、修理又は修正のために処理ユニットを「オフラインにする」ことを可能にする。
幾つかの実施形態においては、中間部品のための別個のバイパスを省略できる。このような構成のコンベアの「バイパス経路」は、処理ユニットの機能部分を適切に通過し、如何なる処理動作を実行することなく、機能部分を通してシートを運ぶことによって、処理ユニットの任意のバイパスが実行される。さらに、幾つかの実施形態において、印刷システムは、各々がそれぞれの関連した印刷媒体源及び仕上げ部品を有する、ネットワーク化された又は他の方法で論理的に相互接続されたプリンタのクラスタとすることができる。
複数の処理ユニット50〜60及び柔軟性のある印刷媒体コンベア62は、印刷プラットフォーム46が、多数の能力及び機能をもつことを可能にする。例えば、各々のマーキングエンジン52〜56は、電子写真印刷の電圧、定着器の温度、トナー再現曲線等のような関連した低レベルの印刷設定を有する。これらの低レベル印刷設定の幾つかは、所定のシートが印刷プラットフォーム46を通過するシーケンスによって、任意に修正されるが、例えば、連続的に実行される電子写真法の定着温度を変更することは有利である。より高度な機能レベルにおいては、各々のマーキングエンジンは、コントラスト、解像度等のような関連した機能パラメータを有する。
10:マシン
12:制御コンポーネント
14:インターフェース
16:タグ読取装置
18:タグ
20:タグ書込みプログラム
22:ロギング・コンポーネント
24:分析コンポーネント
46:印刷プラットフォーム
48:ユーザ・インターフェース
12:制御コンポーネント
14:インターフェース
16:タグ読取装置
18:タグ
20:タグ書込みプログラム
22:ロギング・コンポーネント
24:分析コンポーネント
46:印刷プラットフォーム
48:ユーザ・インターフェース
Claims (4)
- ユーザと対話するためのユーザ・インターフェースと、
前記ユーザが有する電子タグから、該ユーザについての個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスを獲得する読取装置と、
前記個人的なユーザ・インターフェース・プリファレンスの少なくとも1部に基づいて前記ユーザ・インターフェースをカスタマイズする制御コンポーネントとを備える、
マシン。 - 前記ユーザ・インターフェース・プリファレンスは、該ユーザの体験、該ユーザの過去のアクティビティ、及び該ユーザの個人的特徴のうちの、少なくとも1つ又はそれ以上に基づいている、請求項1に記載のマシン。
- 特定のユーザについてマシンのインターフェースを自動的にカスタマイズする方法であって、
前記ユーザが有する電子タグから、該ユーザについての個人的なプリファレンスを読み取り、
前記個人的なプリファレンスを分析し、
前記個人的なプリファレンスに基づいて、カスタマイズされたユーザ・インターフェースを前記ユーザに与えることを含む、
ことを特徴とする方法。 - 更に、前記カスタマイズされたユーザ・インターフェースとのユーザ対話を追跡し、
前記追跡されたユーザ対話の少なくとも1部に基づいて、前記電子タグに格納された前記個人的なプリファレンスを更新することを含む、
請求項3に記載の方法。
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