JP2007086917A - 情報処理装置および動作制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄な電力消費または通信料を招くことなく、電子メールを受信するための受信処理を自動実行することが可能な情報処理装置を実現する。
【解決手段】ヒストグラム作成処理部311は、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報をヒストグラムとして作成する。スケジューリング処理部312は、ヒストグラムに基づいて、電子メールを受信する処理を実行すべき時点を決定する。この決定された時点に、コンピュータ10は自動的に電源オンされる。そして、受信処理が実行される。受信処理の実行後、本コンピュータ10は自動的に電源オフされる。
【選択図】 図3
【解決手段】ヒストグラム作成処理部311は、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報をヒストグラムとして作成する。スケジューリング処理部312は、ヒストグラムに基づいて、電子メールを受信する処理を実行すべき時点を決定する。この決定された時点に、コンピュータ10は自動的に電源オンされる。そして、受信処理が実行される。受信処理の実行後、本コンピュータ10は自動的に電源オフされる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関し、特に電子メールを受信する情報処理装置および同装置で用いられる動作制御方法に関する。
近年、ラップトップタイプまたはノートブックタイプの種々の携帯型パーソナルコンピュータが開発されている。この種のコンピュータは、外部との通信を実行する通信デバイスを備えている。
この通信デバイスを用いることにより、例えば、電子メールの送受信、Webサイトへのアクセス等を実行することができる。
特許文献1には、電子メールを送受信する機能を有する機器が開示されている。
特開平6−303285号公報
しかし、通常、電子メールを受信する処理は、コンピュータが電源オンされている状態でなければ実行することはできない。
このため、コンピュータを定期的に電源オンして、電子メールの受信を自動実行することが可能な新たな仕組みを実現することが望まれている。
しかし、もし単純に定期的に受信処理を実行すると、電力、通信料が無駄に消費される可能性がある。コンピュータ宛の電子メールがメールサーバに届いてなければ、たとえコンピュータを電源オンして受信処理を実行しても、電子メールを受信することはできないからである。
本発明は上述の事情を考慮してなされたもので、無駄な電力消費または通信料を招くことなく、電子メールを受信するための受信処理を自動実行することが可能な情報処理装置および動作制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、電子メールを受信する情報処理装置において、前記情報処理装置宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報を作成する手段と、前記作成された統計情報に基づいて、前記情報処理装置宛に送信された電子メールを受信する受信処理を実行すべき時点を決定するスケジューリング処理を実行する手段と、前記決定された時点に従って、前記情報処理装置を電源オンする電源制御手段と、前記情報処理装置が電源オンされた場合、前記受信処理を実行し、前記受信処理の実行後に前記情報処理装置を電源オフする通信制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、無駄な電力消費または通信料を招くことなく、電子メールを受信するための受信処理を自動実行することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。コンピュータ10は、コンピュータ10を定期的に電源オンして、電子メールを受信するための受信処理を自動的に実行し、受信処理の実行後にコンピュータ10を電源オフする機能を有している。以下では、この機能をAuto Sync機能と称する。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。
本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD20(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD20の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン14およびタッチパッド15が配置されている。コンピュータ本体11には通信デバイスが内蔵されている。Auto Sync機能においては、この通信デバイスを用いてメールサーバとのデータ通信が自動的に実行される。
コンピュータ本体11の左側面上には、ワイヤレスコミュニケーションスイッチ16が設けられている。ワイヤレスコミュニケーションスイッチ16は、無線通信の実行を許可または禁止するための操作スイッチである。ワイヤレスコミュニケーションスイッチ16は、無線通信の実行の許可を示す第1ステートおよび無線通信の実行の禁止を示す第2ステートの一方に設定される。
上述の通信デバイスとしては、無線通信デバイスを用いることができる。この場合、もしワイヤレスコミュニケーションスイッチ16が第2ステートに設定されているならば、たとえ電子メールの受信処理を実行すべきタイミングが到来してもAuto Sync機能は実行されずに、キャンセルされる。これにより、例えば病院のような、電波の使用が制限された場所で、電子メールの受信のための無線通信が実行されてしまうことを未然に防止することができる。
図2は、ディスプレイユニット12を閉じた状態におけるコンピュータ10の外観を示す斜視図である。ディスプレイユニット12の背面には、サブディスプレイ21が配置されている。サブディスプレイ21は、Auto Sync機能に関する各種ステータスの表示に使用される。例えば、サブディスプレイ21は、基地局からの無線信号の電界強度レベルを示す情報、新たな電子メールが受信されたことを示す情報等を表示する。このサブディスプレイ21により、ユーザは、ディスプレイユニット12が閉じた状態においても、現在位置が通信圏内であるか否か、および電子メールが受信されたこと等を確認することができる。
図3には、本コンピュータ10のシステム構成の一例が示されている。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ115、ハードディスクドライブ(HDD)116、フラッシュBIOS−ROM118、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)119、電源回路120、補助プロセッサ(APU: Auxiliary Processing Unit)130、および通信デバイス131〜134等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の動作を制御するメインプロセッサである。このCPU111は、HDD116から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステムおよび各種アプリケーションプログラム/ユーティリティプログラムを実行する。また、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM118に格納されたシステムBIOS(基本入出力システム:Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ116との間を接続するブリッジデバイスである。また、ノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。さらに、ノースブリッジ112には、主メモリ113を制御するメモリコントローラも内蔵されている。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD20を制御する表示コントローラである。サウスブリッジ115は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスおよびLPC(Low Pin Count)バスにそれぞれ接続されている。また、サウスブリッジ115には、HDD116を制御するIDEコントローラも内蔵されている。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)119は、電源管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15などを制御するキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC119は、電源回路120と共同して、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする。電源回路120は、バッテリ121、またはACアダプタ122を介して供給される外部電源を用いて、本コンピュータ10の各コンポーネントに供給すべき動作電源を生成する。本コンピュータ10が電源オフ状態の時も、EC/KBC119には電源回路120から動作電源が供給される。
補助プロセッサ(APU)130はEC/KBC119と共同してAuto Sync機能を制御するための制御デバイスであり、1チップマイクロコンピュータから構成されている。本コンピュータ10が電源オフ状態の時も、補助プロセッサ(APU)130には電源回路120から動作電源が供給される。
補助プロセッサ(APU)130は、通信デバイス131〜134それぞれの動作を監視する機能を有している。すなわち、補助プロセッサ(APU)130は、通信デバイス131〜134にそれぞれシリアルバス(例えばSMBUS、USB等)を介してポイントツーポイント形式で電気的に接続されており、通信デバイス131〜134の各々と直接的に通信することができる。補助プロセッサ(APU)130は、通信デバイス131〜134の各々との通信を実行することにより、通信デバイス131〜134の各々が使用可能な状態であるか、つまり通信デバイス131〜134の各々が有線または無線のネットワークを介して外部装置との通信を実行可能な状態であるか否かを判別する。また、補助プロセッサ(APU)130は、サブディスプレイ21を制御する機能も有している。
さらに、補助プロセッサ(APU)130は、シリアルバス(例えばSMBUS、USB等)を介してサウスブリッジ115にも接続されている。これにより、本コンピュータ10が電源オンされている状態においては、CPU111と補助プロセッサ(APU)130との間の通信を実行することもできる。よって、本コンピュータ10が電源オンされている状態においては、オペレーティングシステムから補助プロセッサ(APU)130の動作を監視することができる。
通信デバイス131は無線通信デバイスであり、3G Wireless WANのような無線通信規格に従って基地局との無線通信を実行する。3G Wireless WANは、携帯電話網のような広域無線ネットワークである。通信デバイス132も無線通信デバイスであり、Wireless LANのような無線通信規格に従って基地局(アクセスポイント)との無線通信を実行する。
通信デバイス133,134はそれぞれ有線通信デバイスである。通信デバイス133はWired LANを介して外部装置との通信を実行する。通信デバイス134は、例えばモデムから構成されており、電話網を介して外部装置との通信を実行する。
本コンピュータ10が電源オフ状態の時も、通信デバイス131〜134には電源回路120から動作電源が供給される。本コンピュータ10が電源オフ状態の時、通信デバイス131〜134の各々はローパワーステートで動作する。
図3のシステムにおいては、補助プロセッサ(APU)130は、電子メールの受信のためにメールサーバのような外部装置とのデータ通信を実行すべきタイミング(時点)毎に、通信デバイスが使用可能な状態であるか否かを判別する判別部として機能する。EC/KBC119は、通信デバイスが使用可能な状態であることが判別された場合は、本コンピュータ10を電源オンし、通信デバイスが使用可能な状態ではないことが判別された場合は、本コンピュータ10を電源オフ状態に維持する電源制御部として機能する。
図4は、本コンピュータ10のシステムステートの遷移を示している。本コンピュータ10は、S0,S3,S4,S5の4つのシステムステートをサポートしている。S0は、本コンピュータ10が電源オンされている動作ステートである。S3(サスペンド),S4(ハイバネーション),S5(オフ)はそれぞれ本コンピュータ10が電源オフされている省電力ステートである。
S3,S4,S5のいずれにおいても、EC/KBC119、補助プロセッサ(APU)130、および通信デバイス131〜134には動作電源がそれぞれ供給される。
Auto Sync機能は、本コンピュータ10がS3,S4,S5のいずれに設定されている場合でも利用することができる。すなわち、基本的には、電子メールの受信処理を実行すべきタイミング毎に本コンピュータ10のシステムステートは、S3,S4,またはS5からS0に遷移する。そして、S0において受信処理が実行された後、本コンピュータ10のシステムステートはS3,S4,またはS5に遷移する。受信処理を実行すべき各タイミングは、予めスケジューリングされている。
次に、図5のフローチャートを参照して、Auto Sync処理の基本手順について説明する。
Auto Sync機能が有効である場合においては、EC/KBC119内のタイマ140によって、受信処理を実行すべきタイミングが管理される。
本コンピュータ10が電源オフ状態(S3,S4,またはS5)である期間中、EC/KBC119は、タイマ140の値に従って、受信処理を実行すべきタイミングの到来の有無を判別する。受信処理を実行すべきタイミングが到来すると、つまり現在時刻が受信処理を実行すべき時点になると(タイマイベントの発生)(ステップS101のYES)、EC/KBC119は、本コンピュータ10を電源オンする(ステップS102)。本コンピュータ10の電源オンに応答して、オペレーティングシステム(OS)がブートアップされ、そしてユーティリティプログラムの制御の下に通信プログラム(メールソフトウェア)が起動される。通信プログラムは、オペレーティングシステム(OS)上で動作するアプリケーションプログラムである。
通信プログラムは、通信デバイス131〜134のいずれかを用いて、電子メールを受信するためのデータ通信を実行する(ステップS103)。このデータ通信は、予め決められたメールサーバとコンピュータ10との間で実行される。このデータ通信の実行完了後、ユーティリティプログラムによってオペレーティングシステム(OS)が自動的にシャットダウンされる。そして、EC/KBC119は、本コンピュータ10を電源オフする(ステップS104)。
上述のステップS102〜S104の処理は、本コンピュータ10が電源オフされている期間中において、スケジュールに従って繰り返し実行される。
次に、図6を参照して、オペレーティングシステム(OS)と、ユーティリティプログラムと、通信プログラムとの関係を説明する。
ユーティリティプログラム302は常駐終了型のプログラムであり、OS301がブートアップされた時にOS301によって最初に実行される。ユーティリティプログラム302は、電子メールを送受信するための通信プログラム(メールソフトウェア)303を起動して、通信プログラム303に本コンピュータ10宛の電子メールを受信するための受信処理を実行させる。通信プログラム303は、本コンピュータ10宛の電子メールを受信するために、ネットワーク上のメールサーバとのデータ通信を実行する。このデータ通信の実行が完了すると、ユーティリティプログラム302は、シャットダウン要求をOS301に発行して、OS301をシャットダウンする。
このように、ユーティリティプログラム302は、本コンピュータ10が電源オンされた場合、通信プログラム303にメールサーバとのデータ通信を実行させ、電子メールの受信のためのデータ通信の実行後に本コンピュータ10を電源オフする通信制御部として機能する。なお、ユーティリティプログラム302はCPU111によって実行されるので、CPU111が、通信制御部に対応するハードウェアとして機能することになる。
また、ユーティリティプログラム302は、その機能モジュールとして、ヒストグラム作成処理部311、およびスケジューリング処理部312を備えている。
ヒストグラム作成処理部311は、通信プログラム303によって受信された各電子メールに基づいて、本コンピュータ10宛に送られてくる電子メールの数に関するヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、例えば1日の間で、本コンピュータ10宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報である。具体的には、ヒストグラム作成処理部311は、通信プログラム303による電子メールの受信状況を、図7に示すようなテーブルを用いて記録する。図7のテーブルにおいては、何時、何通の電子メールがコンピュータ10宛に送られてきたかが管理される。さらに、コンピュータ10宛に送られてきた電子メールのデータサイズも一緒に管理される。
すなわち、図7のテーブルにおいては、“時刻”フィールド、“メールの数”フィールド、“データサイズ”フィールドが定義されている。“時刻”フィールドには、受信された電子メールが送信された時刻(メール送信時刻)、または本コンピュータ10によって電子メールが受信された時刻が記録される。メール送信時刻は、受信された電子メールのヘッダを解析することによって検出することができる。なお、本コンピュータ10が電源オン状態の間は、通信プログラム303は例えば1〜3分程度の間隔で頻繁に電子メール受信処理を実行するので、メール送信時刻の代わりに、本コンピュータ10によって電子メールが受信された時刻を“時刻”フィールドに記録してもよい。“メールの数”フィールドには、コンピュータ10宛に送られてきた電子メールの数(通数)が記録される。
コンピュータ10宛に送られてきた各電子メールはメールサーバに蓄積される。コンピュータ10は、受信処理を実行することにより、コンピュータ10宛に送られてきた各電子メールをメールサーバから受信することができる。このため、コンピュータ10によって受信された電子メールの数を“メールの数”フィールドに記録すればよい。“データサイズ”フィールドには、コンピュータ10宛に送られてきた電子メールのデータサイズが記録される。
図8には、1日24時間の間においてコンピュータ10宛に送信された電子メールの数の変化の様子の例が示されている。図8から分かるように、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数は時間帯によって大きく異なる。
図9には、1日24時間の間においてコンピュータ10宛に送信された電子メールのデータサイズの変化の様子の例が示されている。
図10には、ヒストグラム作成処理部311によって作成されたヒストグラムの例が示されている。24時間分の時間軸は、複数の時間間隔(タイムスロット)に分割されている。各タイムスロットの開始時点は、受信処理を実行すべき時点の候補である。1タイムスロットは、例えば15分の時間幅を有している。この場合、例えば、00:00分、00:15分、00:30分、00:45分、01:00分、01:15分、01:30分、01:45分、02:00分、02:15分、02:30分、02:45分、……、のように、24時間分の時間が15分刻みで分割され、24時間分の時間軸上に24×4個のタイムスロットが設定される。
図10のヒストグラムには、ある時間帯(T1〜T11)に設定された10個のタイムスロットが代表して示されている。図10の縦軸は、各タイムスロットにおいてコンピュータ10宛に送信される電子メールの数の統計量を示している。つまり、ヒストグラム中の電子メールの数は、コンピュータ10宛に送信される電子メールの数の期待値を示している。
例えば、タイムスロット(T1〜T2)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は2(=平均2通)である。タイムスロット(T2〜T3)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は4(=平均4通)である。タイムスロット(T3〜T4)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は4(=平均4通)である。タイムスロット(T4〜T5)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は5(=平均5通)である。タイムスロット(T5〜T6)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は6(=平均6通)である。タイムスロット(T6〜T7)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は10(=平均10通)である。タイムスロット(T7〜T8)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は10(=平均10通)である。タイムスロット(T8〜T9)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は5(=平均5通)である。タイムスロット(T9〜T10)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は4(=平均4通)である。タイムスロット(T10〜T11)においては、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の統計量は3(=平均3通)である。
この電子メールの数は、実際の電子メールの受信量の統計を取ることによって求められる、コンピュータ10宛に送信された電子メールの数の期待値を示している。タイムスロットそれぞれの開始時点T1,T2,T3,T4,…,T11それぞれが受信処理を実行すべき時点の候補となる。
スケジューリング処理部312は、ヒストグラム作成処理部311によって作成されたヒストグラム(統計情報)に基づいて、コンピュータ10宛に送信された電子メールを受信する受信処理を実行すべき時点を決定するスケジューリング処理を実行する。このスケジューリング処理により、受信処理を実行すべき時点の候補群の中から、Auto Sync機能によって実際に受信処理を実行すべき時点が選択される。
スケジューリング処理においては、例えば、受信処理を実行すべき時点の候補群の中で、コンピュータ10宛に送信された電子メールの累積数の期待値がしきい値を超える各時点が実際に受信処理を実行すべき時点として決定される。例えば、しきい値が9であれば、図10の時点T1〜T11の期間をスケジューリングすると、時点T4(累積数の期待値=10)、時点T6(累積数の期待値=11)、時点T7(累積数の期待値=10)、時点T8(累積数の期待値=10)、および時点T12(累積数の期待値=12)が、実際に受信処理を実行すべき時点としてそれぞれ決定される。
このスケジューリング処理により、例えば夜間の時間帯などのようにほとんどコンピュータ10宛に電子メールが送られて来ない時間帯においては無駄な受信処理が実行されることがなくなり、また比較的頻繁にコンピュータ10宛に電子メールが送られて来る時間帯においては電子メールを最適なタイミングで適時自動受信することができる。
なお、実際には、コンピュータ10宛に送信される電子メールの数の期待値のみならず、受信処理に要する通信時間、およびバッテリの残量等をも考慮して、時点T1〜T11の全ての組み合わせの中から、受信処理を実行すべき最適な時点の組み合わせが決定される。
受信処理に要する通信時間は、受信対象の電子メールの数のみならず、それら電子メールのデータサイズにも依存する。このため、Auto Sync機能によって実行される1回の受信処理がある決められた時間内に終了するように、電子メールのデータサイズの統計量を示すヒストグラムをも考慮して、受信処理を実行すべき最適な時点を決定することが望ましい。
また、上述のしきい値は、バッテリ残量に応じて動的に変更される。もしバッテリ残量が基準値よりも少なければ、上述のしきい値は増加される。これにより、受信処理が自動実行される回数を減らすことができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、ヒストグラム作成処理部311によって実行されるヒストグラム作成処理について説明する。
ヒストグラム作成処理部311は、通信プログラム303によって実行される、本コンピュータ10宛の電子メールを受信する処理を常時監視し、これによって、他の各種端末から本コンピュータ10宛に電子メールが何時、何通送信されたかを図7のテーブルに逐次記録する(ステップS101)。本コンピュータ10が電源オンされている時に通信プログラム303によって実行される受信処理のみならず、Auto Sync機能によって通信プログラム303によって実行される受信処理も監視対象となる。
そして、ヒストグラム作成処理部311は、図7のテーブルに記録された内容に基づいて、本コンピュータ10宛に送信された電子メールの数を各タイムスロット毎に示す統計情報を上述のヒストグラムとして作成する(ステップS102)。
次に、図12を参照して、スケジューリング処理部312によって実行されるヒストグラム作成処理について説明する。
スケジューリング処理部312は、作成されたヒストグラムに基づいて、受信処理を実行すべき各タイミング毎に、つまり受信処理を実行すべき時点の候補毎に有効性の度合いを評価する(ステップS111)。この評価は、個々の時点候補についてのみならず、ある時間帯内に存在する全ての時点候補間の組み合わせに対しても実行される。
この場合、24時間分の時間幅は、例えば、以下の3つの時間帯に分割される。
(1)00:00から08:00までの時間帯
(2)08:00から16:00までの時間帯
(3)16:00から24:00までの時間帯
もし現在の時刻、つまりスケジューリング処理を実行する時刻が12:00であれば、(2)の時間帯だけが評価の対象となる。これにより、評価に要する時間を短縮することができる。
(2)08:00から16:00までの時間帯
(3)16:00から24:00までの時間帯
もし現在の時刻、つまりスケジューリング処理を実行する時刻が12:00であれば、(2)の時間帯だけが評価の対象となる。これにより、評価に要する時間を短縮することができる。
スケジューリング処理部312は、評価結果に基づいて、受信処理を実行すべき時点の候補群の中から、実際に受信処理を実行すべき幾つかの時点を決定する(ステップS112)。
コンピュータ10が電源オフされている期間中においては、スケジューリング処理部312によって決定された時点毎に、電子メールを受信するための受信処理が実行される。
次に、図13のフローチャートを参照して、Auto Sync処理の具体的な手順について説明する。
ユーザは、本コンピュータ10が電源オンされている状態でユーティリティプログラム302を操作することにより、Auto Sync機能をイネーブルに設定することができる。Auto Sync機能がイネーブルに設定されると、ユーティリティプログラム302のスケジューリング処理部312は、ヒストグラムに基づいてスケジューリング処理を実行して、次のメール受信タイミングつまりAuto Sync機能によって受信処理を実行すべき時点を決定する(ステップS121)。そして、ユーティリティプログラム302は、決定した時点をウェイクアップタイムとしてEC/KBC119のタイマ140にセットし(ステップS122)、そしてEC/KBC119にパワーオフ要求を発行して本コンピュータ10を電源オフする(ステップS123)。
本コンピュータ10が電源オフ状態(オフステート、サスペンドステート、またはハイバネーションステート)の期間中は、EC/KBC119は、タイマ140に設定されたウェイクアップタイムと、タイマ140によって計時される現在時刻とに基づいて、受信処理を実行すべき時点の到来の有無を監視する。
受信処理を実行すべき時点になると(ステップS124のYES)、EC/KBC119は、本コンピュータ10を電源オンする(ステップS125)。本コンピュータ10の電源オンに応答して、システムBIOSがCPU111によって実行される。システムBIOSは、オペレーティングシステム(OS)をブートアップする処理を実行する。オペレーティングシステム(OS)がブートアップされると、ユーティリティプログラム302の制御の下に通信プログラム303が起動される。この通信プログラム303は、通信デバイスを用いてメールサーバとのデータ通信を開始して、本コンピュータ10宛の電子メールを受信するための受信処理を実行する(ステップS126)。
この受信処理の実行が完了すると、ユーティリティプログラム302は、ステップS126で受信した電子メールの数等に基づいて、ヒストグラムを更新する(ステップS127)。
そして、ユーティリティプログラム302は、ヒストグラムに基づいてスケジューリング処理を実行して、次のメール受信タイミングつまりAuto Sync機能によって次に受信処理を実行すべき時点を決定する(ステップS128)。ユーティリティプログラム302は、決定した時点をウェイクアップタイムとしてEC/KBC119のタイマ140にセットし(ステップS129)、そしてEC/KBC119にパワーオフ要求を発行して本コンピュータ10を電源オフする(ステップS123)。
なお、1回のスケジューリング処理で、複数回の受信処理それぞれを実行すべき時点をまとめて決定するようにしてもよい。
次に、図14のフローチャートを参照して、スケジューリング処理の手順の例を説明する。
スケジューリング処理部312は、ヒストグラムに基づいて、次のタイミングまでに受信する電子メールの数の期待値、つまり現在時刻から現在時刻の直後の時点候補までの間にコンピュータ10宛に送信される電子メールの数の期待値を算出する(ステップS201)。このステップS201では、スケジューリング処理部312は、現在時刻の直後の時点候補を選択し、その選択した時点候補までにコンピュータ10宛に送信される電子メールの数の期待値を算出する。
そして、スケジューリング処理部312は、算出された期待値がしきい値を超えているか否かを判別する(ステップS202)。
算出された期待値がしきい値を超えているならば(ステップS202のYES)、スケジューリング処理部312は、選択された時点候補を実際に受信処理をすべき時点として決定する(ステップS203)。
一方、算出された期待値がしきい値を超えていないならば(ステップS202のNO)、スケジューリング処理部312は、選択した時点候補の直後の時点候補を再選択し、その再選択した時点候補までを期待値の計算期間に入れる(ステップS204)。そして、スケジューリング処理部312は、再選択した時点候補までにコンピュータ10宛に送信される電子メールの数の期待値を算出し(ステップS201)、算出した期待値がしきい値を超えているか否かを判別する(ステップS202)。もし算出された期待値がしきい値を超えているならば(ステップS202のYES)、スケジューリング処理部312は、再選択された時点候補を実際に受信処理をすべき時点として決定する(ステップS203)。もし算出された期待値がしきい値を超えていないならば(ステップS202のNO)、スケジューリング処理部312は、再選択した時点候補の直後の時点候補をさらに再選択し、その再選択した時点候補までを期待値の計算期間に入れる(ステップS204)。
図15は、ヒストグラムと受信処理の実行タイミングとの関係の例が示されている。
図15から分かるように、コンピュータ10宛に送信されてくる電子メールの数の期待値が小さい時間帯であっても、コンピュータ10宛に送信されてくる電子メールの数の累積値がしきい値を超えたならば、その時点で受信処理が自動実行される。また、コンピュータ10宛に送信されてくる電子メールの数の期待値が大きい時間帯では、受信処理が適時実行される。
次に、図16のフローチャートを参照して、バッテリの残容量に応じてしきい値を変更する処理について説明する。
スケジューリング処理部312は、バッテリ121の残容量をチェックし(ステップS211)、バッテリ121の残容量が所定値よりも少ないかどうかを判別する(ステップS212)。バッテリ121の残容量が所定値よりも少ないならば(ステップS212のYES)、スケジューリング処理部312は、しきい値を増加する(ステップS213)。これにより、受信処理が実行される頻度を少なくすることができ、バッテリ動作時間の延長を図ることができる。
次に、図17のフローチャートを参照して、再スケジューリング処理について説明する。
一旦スケジューリング処理を実行した後に、もしユーザによる通信プログラム303のマニュアル操作で電子メールの受信処理が実行されたならば(ステップS221のYES)、その時点で、スケジューリング処理部312は、スケジューリング処理を再実行する(ステップS222)。この場合、マニュアル操作の受信処理によってメールサーバに蓄積されている電子メール数が零になったことを考慮して、スケジューリング処理が再実行される。これにより、マニュアル操作で電子メールの受信処理が実行された後も、最適化されたタイミングで自動受信処理を実行することが可能となる。
以上のように、本実施形態のコンピュータ10においては、電子メールの受信状況を示すヒストグラムに基づいてスケジューリング処理を実行することにより、最適なタイミングで受信処理を実行することが可能となる。これにより、電力、通信料が無駄に消費されることなく、電子メールを自動受信することが可能となる。よって、ユーザがコンピュータ10を電源オンした時には、既に電子メールは受信済みである。このため、ユーザは、即座に電子メールの内容確認等の作業を開始することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…コンピュータ、11…コンピュータ本体、16…ワイヤレスコミュニケーションスイッチ、111…CPU、119…EC/KBC、130…補助プロセッサ(APU)、131〜134…通信デバイス、302…ユーティリティプログラム、311…ヒストグラム作成処理部、312…スケジューリング処理部。
Claims (13)
- 電子メールを受信する情報処理装置において、
前記情報処理装置宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報を作成する手段と、
前記作成された統計情報に基づいて、前記情報処理装置宛に送信された電子メールを受信する受信処理を実行すべき時点を決定するスケジューリング処理を実行する手段と、
前記決定された時点に従って、前記情報処理装置を電源オンする電源制御手段と、
前記情報処理装置が電源オンされた場合、前記受信処理を実行し、前記受信処理の実行後に前記情報処理装置を電源オフする通信制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記スケジューリング処理を実行する手段は、前記作成された統計情報に基づいて、前記複数の時点の中から、前記受信処理を実行すべき時点を決定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記スケジューリング処理を実行する手段は、前記作成された統計情報に基づいて、前記複数の時点の中で、前記情報処理装置宛に送信された電子メールの累積数の期待値がしきい値を超える各時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置を駆動するバッテリの残量に応じて、前記しきい値を変更する手段をさらに具備することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
- 前記スケジューリング処理を実行する手段は、前記複数の時点の中で現在時刻の直後の時点を選択し、当該選択した時点までに、前記情報処理装置宛に送信される電子メールの累積数の期待値を前記作成された統計情報に基づいて算出する手段と、前記算出された期待値がしきい値を超えた場合、前記選択した時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定する手段と、前記算出された期待値がしきい値を超えなかった場合、前記複数の時点の中で、前記選択した時点の直後の時点を新たに選択し、前記新たに選択された時点までに、前記情報処理装置宛に送信される電子メールの数の期待値を再算出する手段と、前記再算出された期待値が前記しきい値を超えた場合、前記新たに選択した時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定する手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記スケジューリング処理を実行する手段は、ユーザによるマニュアル操作で前記受信処理が実行された場合、前記スケジューリング処理を再実行して、前記受信処理を実行すべき時点を決定し直す手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 電子メールを受信する情報処理装置において、
1日の間で前記情報処理装置宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報を作成する手段と、
前記作成された統計情報に基づいて、前記複数の時点の中で、前記情報処理装置宛に送信された電子メールの累積数の期待値がしきい値を超える各時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定するスケジューリング処理を実行する手段と、
前記決定された時点に従って、前記情報処理装置を電源オンする電源制御手段と、
前記情報処理装置が電源オンされた場合、前記受信処理を実行し、前記受信処理の実行後に前記情報処理装置を電源オフする通信制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置の動作を制御する動作制御方法において、
前記情報処理装置宛に送信された電子メールの数を複数の時点それぞれについて示す統計情報を作成するステップと、
前記作成された統計情報に基づいて、前記情報処理装置宛に送信された電子メールを受信する受信処理を実行すべき時点を決定するスケジューリング処理を実行するステップと、
前記決定された時点に従って、前記情報処理装置を電源オンするステップと、
前記情報処理装置が電源オンされた場合、前記受信処理を実行するステップと、
前記受信処理の実行後に、前記情報処理装置を電源オフするステップとを具備することを特徴とする動作制御方法。 - 前記スケジューリング処理を実行するステップは、前記作成された統計情報に基づいて、前記複数の時点の中から、前記受信処理を実行すべき時点を決定することを特徴とする請求項8記載の動作制御方法。
- 前記スケジューリング処理を実行するステップは、前記作成された統計情報に基づいて、前記複数の時点の中で、前記情報処理装置宛に送信された電子メールの累積数の期待値がしきい値を超える各時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定することを特徴とする請求項8記載の動作制御方法。
- 前記情報処理装置を駆動するバッテリの残量に応じて、前記しきい値を変更するステップをさらに具備することを特徴とする請求項10記載の動作制御方法。
- 前記スケジューリング処理を実行するステップは、前記複数の時点の中で現在時刻の直後の時点を選択し、当該選択した時点までに、前記情報処理装置宛に送信される電子メールの累積数の期待値を前記作成された統計情報に基づいて算出するステップと、前記算出された期待値がしきい値を超えた場合、前記選択した時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定するステップと、前記算出された期待値がしきい値を超えなかった場合、前記複数の時点の中で、前記選択した時点の直後の時点を新たに選択し、前記新たに選択された時点までに、前記情報処理装置宛に送信される電子メールの数の期待値を再算出するステップと、前記再算出された期待値が前記しきい値を超えた場合、前記新たに選択した時点を前記受信処理を実行すべき時点として決定するステップとを含むことを特徴とする請求項8記載の動作制御方法。
- 前記スケジューリング処理を実行するステップは、ユーザによるマニュアル操作で前記受信処理が実行された場合、前記スケジューリング処理を再実行して、前記受信処理を実行すべき時点を決定し直すステップを含むことを特徴とする請求項8記載の動作制御方法。
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JP2005272561A JP2007086917A (ja) | 2005-09-20 | 2005-09-20 | 情報処理装置および動作制御方法 |
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