JP2007086229A - 帯電制御装置及び帯電制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 飽和するときの印加AC値が最も大きな被帯電体のAC値を精度よく求め、複数の被帯電体を最適な値に帯電させることができる帯電制御装置を提供する。
【解決手段】 複数の感光体2ごとに設けられ、複数の感光体2にAC電圧及びDC電圧を印加して複数の感光体20を帯電させる複数の帯電ロール3と、複数の帯電ロール30から複数の感光体20に流れ込むDC電流を検出するDC電流検知部13と、複数の感光体2を1つずつ選択して、選択した感光体2に所定のAC電流を流した時のDC電流をそれぞれ求め、AC電圧の平均値と最大値との差分を求め、複数の感光体の全てにDC電圧にAC電圧を重畳した電圧を印加し、AC電圧のAC値を掃引した際に、複数の感光体20に流れ込むDC電流の変化から求められる所定の感光体飽和時のAC値を差分だけシフトさせて、すべての感光体が飽和する時のAC値と判定する制御部14とを有する構成としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被帯電体上の表面電位分布を測定し、測定した電位分布に基づき被帯電体の帯電電圧を制御する帯電制御装置に関する。特に、複数の帯電器に1つの電源からの電圧を供給する方式の画像形成装置に用いて好適な帯電制御装置及び及び帯電制御方法に関する。
従来より、帯電装置として、電圧を印加したローラやブレード等の帯電部材を感光体等の被帯電体の面に接触させて被帯電体面を所定の極性・電位に帯電させる接触式の帯電装置が用いられている。
この接触式の帯電装置においては、帯電装置に帯電のためのDC電圧にAC電流またはAC電圧を重畳して印加する方式が取られている。DC電圧の印加だけでは、感光体上の抵抗の低いところにだけ電流が流れるため均一に帯電することができない。また、感光体表面が局所的によごれると、その部分だけ帯電しなくなるという問題が生じる。そのため、DC電圧とAC電圧とを重畳した電圧を帯電装置に印加し、感光体表面を帯電させている。
しかしながら、AC電圧は大きくしすぎると感光体の磨耗に影響が出る。逆に小さくしすぎると、帯電の均一性が保てなくなり、プリントしたときにむらができる。また、マシーンの起動直後は、機内温度が急激に上昇するため、最適なAC電圧の値も大きく変化する。そのため、AC電圧を必要最低限の最適値に随時補正する必要がある。
特許文献1では、図1に示すように帯電ロールに印加するAC電圧の振幅Vppを順次増やしていき、そのとき帯電ロールに流れ込む直流電流によって被帯電体の飽和電位を検出し、被帯電体に印加するAC電圧を制御する技術が開示されている。なお、以下では、感光体に流れ込むDC電流が不飽和から飽和に変わる変曲点を肩位置と呼ぶ。
特開2004−333789号公報
近年、Y(イエロ),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の4色分の帯電器を備えた画像形成装置において、コストダウンを図るため、1つの電源で4つの帯電器に電力を供給する機種が提案されている。
このような方式では、4個の帯電器がいずれも画質劣化を生じないように、帯電器の中で最も高いAC値をAC電源に設定する必要がある。すなわち、AC電圧にDC電圧が重畳された電圧を各色の帯電ロールに印加すると、Y,M,C,Kの4つの被帯電体がそれぞれ帯電し、各色の帯電ロールに流れる直流電流を合成した直流電流が検出される。原理的には、4つの帯電器の合計電流であっても、飽和点よりも所定値大きい点を飽和点と判定することで、4つの帯電器のすべてで、飽和点のAC値よりも大きなAC電圧を設定することができる。
しかしながら、複数の感光体に流れ込むDC電流を測定しても、環境や感光体膜厚によって飽和時のDC電流は変化し、さらに測定されるDC電流にもノイズが乗っているので、単に飽和から外れたという判定方法では、すべての感光体が飽和するときのAC値を精度よく判定することができない。
さらに、AC値を印加すると被帯電体が磨耗するので、測定回数はできるだけ少なくすることが望ましい。しかし、飽和時のAC値を検出するための印加AC値を、大きい目の間隔で設定すると飽和時のAC値の精度が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、飽和するときの印加AC値が最も大きな被帯電体のAC値を精度よく求め、複数の被帯電体を最適な値に帯電させることができる帯電制御装置及び帯電制御方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の帯電制御装置は、複数の被帯電体ごとに設けられ、DC電圧にAC電圧を重畳して該複数の被帯電体に供給する複数の帯電部材と、前記複数の帯電部材から前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流を検出するDC電流検出手段と、前記複数の被帯電体を1つずつ選択して、該選択した被帯電体に所定のDC電流が流れる時のAC電圧をそれぞれ求め、該AC電圧の平均値と最大値との差分を記憶する記憶手段と、前記複数の被帯電体の全てに前記DC電圧にAC電圧を重畳した電圧を印加し、前記AC電圧のAC値を掃引した際に、前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流の変化から求められる所定の被帯電体飽和時のAC値を前記差分だけシフトさせて、すべての被帯電体が飽和する時のAC値と判定する制御手段と、を有している。
このように本発明は、飽和するときのAC値が最も高い被帯電体のAC値を求めることができるので、複数の被帯電体に最適なAC値を印加することができる。従って、画質を維持しつつ、被帯電体の磨耗を減らすことができる。
上記帯電制御装置において、前記複数の被帯電体の1つずつの選択は、選択した前記被帯電体のイレーズランプだけをオンすることで選択するとよい。
上記帯電制御装置において、前記複数の被帯電体の1つずつの選択は、選択した被帯電体に対応する電源だけをオンするとよい。
上記帯電制御装置において、複数の被帯電体を1つずつ選択して、該選択した被帯電体に所定のDC電流が流れるようにDC電圧に重畳したAC電圧を制御したときのAC電圧をそれぞれ求め、該AC電圧の平均値と最大値の差分を算出するステップと、前記複数の被帯電体の全てにDC電圧に重畳して前記AC電圧を印加し、前記AC電圧を掃引した際に前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流の変化から求められる所定の被帯電体飽和時のAC値を求めるステップと、前記所定の被帯電体飽和時のAC値を前記差分だけシフトさせて、すべての被帯電体が飽和する時のAC値を求めるステップと、を有している。
本発明によれば、飽和するときの印加AC値が最も大きな被帯電体のAC値を精度よく求め、複数の被帯電体を最適な値に帯電させることができる。
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
まず、図2を参照しながら本実施例の構成を説明する。図2には本発明が適用されたタンデム型画像形成装置100の構成を示す。同図において、タンデム型画像形成装置は、例えば電子写真方式にて4つの各色成分(本実施例ではブラック、イエロ、マゼンタ、シアン)トナー像が形成担持される4つの感光体20(20Y,20M,20C,20K)を横方向に並列配置し、各感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kの配列方向に沿って中間転写ベルト90を循環搬送させ、各感光体20Y,20M,20C,20K上に形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト90上に順次一次転写させると共に、中間転写ベルト90上に転写された重ねトナー像を用紙に二次転写(一括転写)させるものである。
各感光体20Y,20M,20C,20Kの周囲には、感光体20Y,20M,20C,20Kを帯電する帯電ロール30(30Y,30M,30C,30K)、帯電された感光体20Y,20M,20C,20K上に静電潜像を書き込む露光器40Y,40M,40C,40K:本例では露光ビームに符号を付す)、感光体20Y,20M,20C,20K上の静電潜像を対応する色トナーにて可視像化する現像器50Y,50M,50C,50K、感光体20上のトナー像を中間転写ベルト90上に順次転写させる一次転写ロール60(60Y,60M,60C,60K)が配設されている。
さらに本実施例では、帯電ロール30に印加する電源を供給するAC電源12と、DC電源11と、帯電ロール30に流れるDC電流を測定するDC電流検知部13と、DC電流検知部13の検知結果により、帯電ロール3に印加するDC+ACの電圧値を制御する制御部14とを有している。制御部14には、CPUや、ROM、RAM等のメモリ、不揮発性記憶装置等を備えており、CPUは、ROMに格納されたプログラムに従って演算行い、演算結果をRAM等に格納する。また、最終的に得られた演算結果は、不揮発性の記憶装置に格納される。
本実施例は、上述したように1つの電源で4つの帯電器30Y,30M,30C,30Kを駆動する構成を備えており、4つの帯電器30Y,30M,30C,30Kがいずれも画質劣化を生じないように、4つの帯電器の中で飽和時のAC値が最も高いAC値を供給するように設定する。
4つの感光体20Y,20M,20C,20KのすべてにDC+ACの電圧を供給し、帯電ロール3に流れるDC電流を測定する場合、DC電流検知部13で検知されるDC電流は、4つの帯電ロール30Y,30M,30C,30Kに流れる直流電流の合計値となる。このとき、各感光体が飽和するときのAC値が近接していた場合、DC電流検知部13で検知されるDC電流からは、感光体20が飽和する位置を特定するのが難しい(図3参照)。
このような問題点を解決するための本実施例での制御方法について説明する。
まず、4つの感光体20の膜厚が均一で、感光体飽和時のIdc(DC電流検知部13で検知されるDC電流)が同じである場合について説明する。なお、以下では、4つの感光体20C,20M,20Y,20Kを区別しないため、感光体を感光体1、2、3、4と表記し、4つの帯電器を帯電器1、2、3、4と表記する。
Iac(帯電器に流すAC電流)に対するIdcの傾きが等しくaで、感光体が飽和する時のIdcをIdcs、4つの感光体が飽和する時のIacをそれぞれIac1,Iac2,Iac3,Iac4とした場合、不飽和領域でのIacとIdcの関係は、次の(1)、(2)、(3)、(4)のようになる。
Figure 2007086229
式(1)、(2)、(3)、(4)の両辺を加算すると、次の式(5)になる。
Figure 2007086229
4つの感光体の膜減り量が同じで、膜厚がすべて同じとすると、飽和レベルでは4×Idcsとなるので、式(6)が得られる。
Figure 2007086229
従って、帯電器から感光体に流れ込むDC電流の合計(C,M,Y,Kすべての感光体に流れ込むDC電流の合計)から求めた肩位置でのIacは、次の式(7)となる。
Figure 2007086229
つまり4つの帯電器に流れ込む総電流から求めた肩位置でのIacは、4つの感光体で個々に求めた肩位置でのIacの平均値に等しいことがわかる。
以上はカラープリンターで感光体が同時に交換されて感光体の磨耗が均一であった場合を想定していた。一方カラープリンターで白黒画像を印刷する場合、あるいは単色だけを印刷する場合があることを考慮すると、4つの感光体の磨耗がすべて同一とはならない。このような場合は感光体膜厚が薄くなるにつれて直流電流が反比例して増大することを考慮しなればならない。この場合について以下に説明する。
帯電器に供給する交流電流をIac、このとき感光体に流れ込む直流電流をIdcとする。このときIacに対するIdcの直線の傾きが4つの感光体で等しくaであるとする。また、それぞれの感光体の肩位置でのVacをVac1,Vac2,Vac3,Vac4、肩位置でのIdcをIac1,Idc2,Idc3,Idc4とする。このとき、不飽和領域でのVacとIdcの関係は、以下の式(8)、(9)、(10)、(11)で表される。
Figure 2007086229
これらの両辺を加算して、電流の合計電流を求めると次の式(12)になる。
Figure 2007086229
この式(12)と式(8)〜(11)を比較すると明らかなように、式(12)と式(8)〜(11)は同じ形になっているので、合計電流から計測される肩位置でのVacは、次の式(13)で示される。
Figure 2007086229
肩位置でのVacが最も大きな帯電器に印加するAC電圧をVacmとすると、合計電流から求めた肩位置でのAC電圧との差は、次の式(14)で示される。
Figure 2007086229
例えば、感光体を飽和させるために帯電器1に印加するAC電圧Vac1が最も大きい値であった場合、両者の差は、次の式(15)で示される。
Figure 2007086229
4つの感光体が同時に磨耗していった場合と同様に、感光体が不飽和から飽和に変わる肩位置でのVac1は環境で変動する。しかし、この差は環境が変化しても短時間では変化しない。従って、式(14)に示す差が判っていれば、その都度検知するのは総電流による肩だけで、それに対して差を加えることでVacが最大の肩を算出してその最大値に合わせて制御することができる。
なお、Vacmと、合計電流から求めた肩位置でのAC電圧との差も感光体の磨耗やよごれで徐々に変動するので前回の測定から時間やプリント枚数で劣化が進むほど変動するので、できるだけ簡便な方法で求まればその度に求めるのが望ましい。
ここで、感光体の膜厚が変わっても、また環境が変わっても、Vac又はIacに対する直流電流の特性は、膜厚によって飽和電流(Idc)の値が変わりVacまたはIac軸方向でシフトするだけで形状は相似する。この事実からVac1,Vac2,Vac3,Vac4をその飽和電流に対する割合で設定したDC電流となるようにVacを制御したときの値として求めておいて、求めた値からさきほどの差を求めれば肩から求めた差と同じ値を算出することができる。
図4には、除電ランプ80を1つずつ順番にオンして、感光体1、2、3、4に流れ込むDC電流を個別に測定した場合を示している。すなわち、感光体1、2、3、4にそれぞれ対応する帯電器1、2、3、4に印加したAC電圧と、DC電流検知部13で検知されるDC電流との関係が示されている。感光体膜厚がそれぞれ異なっていると仮定した場合、図4に示すように肩位置のみでなく飽和時のDC電流も異なる。しかし飽和電流が膜厚に反比例して増大しているだけで形状は相似である。このため図5(A)に示すように飽和時のDC電流を一致させて再度プロットすると、肩(Vac1,Vac2,Vac3,Vac4)がシフトした波形の重ね合わせとなる。
そこで、感光体20C,20M,20Y,20Kの膜厚がすべて一定である場合も、感光体のそれぞれの膜厚が異なる場合も、次の手順で肩位置での印加AC電圧が最大となるAC電圧を求めることができる。
まず、飽和時の電流を環境が変わっても飽和することがわかっている十分高いVacを印加して、対象とする帯電器の除電ランプをオンしてそのときのDC電流を求めそれらをIdc1,Idc2,Idc3,Idc4とする。次に求めたIdcに対しその一定割合のIdc(ここでは80%とする)となるVacを求めて、それらをVac1_80%,Vac2_80%,Vac3_80%,Vac4_80%とする。これらの中から最も値の大きいものをVacmとして選択し、Vac1_80%,Vac2_80%,Vac3_80%,Vac4_80%の平均値との差分を求める(図5(A)に示すVacm−Vac(all)_80%)そして、4つの除電ランプ80をすべてオンにして4つの感光体を除電し、4つの感光体にAD+DCの電圧を印加して帯電させる。4つの感光体に流れ込むDC電流の合計値をDC電流検知部13で測定し、すべての感光体が飽和する時に帯電器に印加しているAC電圧Vac_allを求める。この値に、先に求めておいた差分を加算することで、肩位置でのAC値が最大となる電圧を求めることができる。すなわち、図5(B)に示すように肩の80%Idcの時のAC電圧の最大値と平均値との差が、そのまま肩位置でのAC電圧の最大値と平均値との差となる。
図6に示すフローチャートを参照しながら本実施例の制御手順を説明する。
まず、C,M,Y,Kのいずれか1つの感光体を選択し、選択した色の除電ランプ80をオンさせて除電する。この選択した感光体が十分に飽和すると推定されるIacを流し、そのときのIdcをDC電流検知部13で測定する。これをC,M,Y,Kのすべての色で行う(ステップS1)。
次に、C,M,Y,Kのいずれか1つの感光体を選択し、選択した感光体に流れるIdcが、ステップS1で求めた飽和時のIdcの所定パーセント(ここでは説明を簡単にするため80%で説明する)となるように帯電器に印加するAC電圧Vacを制御する。これをすべての感光体で行い、Vac1_80%,Vac2_80%,Vac3_80%,Vac4_80%とする。さらに、この測定した中で値の最も大きいものをVacmとして選択する(ステップS2)。
次に、4つの感光体のすべてにAC+DCの電圧を印加し、肩位置のAC電圧の80%の電圧を印加した時に測定されるDC電流を計算によって求める(ステップS3)。これは上述した式(13)によって求められる。なお、ここでは膜厚t1,t2,t3,t4はが飽和電流Idcsに反比例することを利用している。
Figure 2007086229
次に、ステップS2で求めたVacmから式(17)の値を減算し、肩位置の80%位置でのAC電圧の最大値と平均値との差を求める(ステップS4)。
次に、除電ランプ80をすべてオンにして、4つの感光体をすべて除電する。そして、4つ全ての感光体に流れるDC電流で肩位置を求め、そのときのAC電圧を求める。この値をVac_allとする(ステップS5)。4つ全ての感光体に流れるDC電流で測定した肩位置でのAC電圧(Vac_all)に、ステップS4で求めた80%位置での差分を加算して、肩位置での印加AC電圧が最大となるAC電圧を求める(ステップS6)。
印加するAC電圧が最大の感光体の肩位置が算出できれば、それに一定割合をかけて帯電器に印加するVacまたはIacを決めることができ、その結果4つの帯電器を一つの電源で同時に駆動したときにも画質を維持しつつ感光体の磨耗を最小にする帯電条件に設定することができる。
なお、上述した実施例は本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。例えば、上述した実施例では、1つの電源で4つの感光体2Y,2M,2C,2Kに電源を供給しているが、4つの感光体のそれぞれに対応させて電源を設けることもできる。この場合、上述したステップS1で感光体2を1つずつ選択するときには、対応する電源だけをオンすることで選択することができる。
肩電圧を説明するための図である。 画像形成装置の構成を示す図である。 4つの感光体に流れるDC電流を同時に求めた時の波形を示す図である。 感光体1、2、3、4にそれぞれ対応する帯電器1、2、3、4に印加したAC電圧と、DC電流検知部で検知されるDC電流との関係を示す図である。 (A)は、飽和時のDC電流を一致させて再度プロットした図であり、(B)は、4つの感光体に流れるDC電流を同時に求めた時の波形を示す図である。 動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置 20 感光体
30 帯電ロール 40 露光器
50 現像器 60 転写ロール
70 クリーニングブレード 80 除電ランプ
10 帯電制御装置 11 DC電源
12 AC電源 13 DC電流検知部
14 制御部

Claims (4)

  1. 複数の被帯電体ごとに設けられ、DC電圧にAC電圧を重畳して該複数の被帯電体に供給する複数の帯電部材と、
    前記複数の帯電部材から前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流を検出するDC電流検出手段と、
    前記複数の被帯電体を1つずつ選択して、該選択した被帯電体に所定のDC電流が流れる時のAC電圧をそれぞれ求め、該AC電圧の平均値と最大値との差分を記憶する記憶手段と、
    前記複数の被帯電体の全てに前記DC電圧にAC電圧を重畳した電圧を印加し、前記AC電圧のAC値を掃引した際に、前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流の変化から求められる所定の被帯電体飽和時のAC値を前記差分だけシフトさせて、すべての被帯電体が飽和する時のAC値と判定する制御手段と、
    を有することを特徴とする帯電制御装置。
  2. 前記複数の被帯電体の1つずつの選択は、選択した前記被帯電体のイレーズランプだけをオンすることで選択することを特徴とする請求項1記載の帯電制御装置。
  3. 前記複数の被帯電体の1つずつの選択は、選択した被帯電体に対応する電源だけをオンすることで選択することを特徴とする請求項1又は2記載の帯電制御装置。
  4. 複数の被帯電体を1つずつ選択して、該選択した被帯電体に所定のDC電流が流れるようにDC電圧に重畳したAC電圧を制御したときのAC電圧をそれぞれ求め、該AC電圧の平均値と最大値の差分を算出するステップと、
    前記複数の被帯電体の全てにDC電圧に重畳して前記AC電圧を印加し、前記AC電圧を掃引した際に前記複数の被帯電体に流れ込むDC電流の変化から求められる所定の被帯電体飽和時のAC値を求めるステップと、
    前記所定の被帯電体飽和時のAC値を前記差分だけシフトさせて、すべての被帯電体が飽和する時のAC値を求めるステップと、を有することを特徴とする帯電制御方法。
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