JP2007081596A - 符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法及びこれらのプログラム - Google Patents

符号化装置、復号化装置、符号化方法、復号化方法及びこれらのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データの少なくとも一部を用いる場合においても、当該データの真正性を検証できる符号化装置及び復号化装置を提供する。
【解決手段】 符号化装置2は、入力画像を受け付け、入力画像に対して所定の多層化手法を行って、複数の部分画像を含む画像データを生成する。例えば、この画像データは、MRC形式の画像データであり、部分画像は、それぞれの層の画像である。符号化装置2は、部分画像のそれぞれを符号化して、部分画像符号を生成し、生成された部分画像符号をまとめて出力符号を生成する。さらに、符号化装置2は、出力符号に含まれる部分画像符号に対して、所定の粒度で電子署名を行う。ここで、電子署名は、それぞれの部分画像符号に対してなされてもよいし、複数の部分画像を含む単位でなされてもよいし、出力符号全体に対してなされてもよい。
【選択図】 図6

Description

本発明は、文書に対して電子署名を行う符号化装置及び復号化装置に関する。
電磁的に保存された文書を紙文書と同じように利用することが求められている。
非特許文献1においては、文書の完全性が保証されることが要件の1つとなっている。この中では、完全性の保証として、「公開鍵暗号方式等を活用し、電子文書の改変の事実の有無、電子文書間の作成順序関係を検証できる措置を講じていること」が必要であり、そのためには、「具体的な措置として、例えば、電子署名及び認証業務に関する法律(以下、電子署名法)第2条第1項に定める電子署名を付したり、時刻を保証する措置(タイムスタンプ等)を行うことによって、電子文書の真正性や作成期日の記録の確実性を確保し、電子文書の改変を検知可能とすることが考えられる。」あるいは、「電子文書の改変の厳密な検出は、元の電子文書のハッシュ値に作成者等の秘密鍵による電子署名を付すことにより可能となる。すなわち、元の電子文書のハッシュ値であるメッセージダイジェスト(以下、MD)を作成者等の公開鍵(public key)により復元し、ハードディスク等に置かれた電子文書のMD と比較することにより、書換えの有無を検証できる。」と述べられている。
以下、書き換えがなされていないことを「真正である」と称す。また、書き換え有無の認証を「真正性の検証」と称す。
電子化後の文書の完全性(改変されていないこと)を確認するための技術として、例えば、特許文献1においては、ユーザによって提供された電子文書を、暗号関数を用いて認定し、文書フィンガープリントを作成する手法が開示されている。この文書フィンガープリントは、タイムスタンプと共に暗号により署名される。これにより、この文書フィンガープリントとタイムスタンプとを用いて、オリジナル文書のコピーの真正性を確認し、文書の優先日における存在を判定することができる。
また、イメージ化文書(画像)の完全性を確認するための技術として、例えば、特許文献2において、画像データに対して電子署名における処理を行う手法が開示されている。
ここで、一般に、画像ファイルサイズは大きい。このため、部分画像のみを必要とする場合においても、全画像に対して文書フィンガープリントを検証する演算を行う必要があるので、処理負荷が大きくなってしまう問題がある。
このような問題を解決する手法として、特許文献3において、電子化された文書に、該文書の作者を証明する署名情報を付加する電子署名付加方法において、電子化された文書を、該文書中に出現する予め定められた特定文字または特定文字列を区切りとして、複数の署名文に分割し、分割された署名文ごとに、該署名文をもとに署名情報を生成し、前記署名文に対応付けて前記署名情報を格納する手法が開示されている。
あるいは、特許文献4において、画像に対応する手法であって、入力画像を変換して、各周波数成分毎に電子透かしを埋め込む手法が開示されている。これにより、低解像度画像に対しても、データ改ざんを検出することが可能となる。
しかしながら、特許文献3に開示されている手法では、文字を対象としているため、バイナリで蓄積されている画像データに対して応用することが困難である。
また、特許文献4に開示されている手法は、複数の解像度に署名データを埋め込むが、解像度の違う部分画像にしか採用されることができない。即ち、部分画像種類への対応領域が狭い。さらに、この方式では、各周波数帯に対して、電子透かし埋め込みを行っているため、画像全体の真正性の検証を行う場合の負荷が大きい。
なお、非特許文献2〜非特許文献4において、画像の階層構成について開示されている。また、非特許文献5においては、JPEG2000について開示されている。
特開平11−338780 特開2000−324334 特開平10−003257 特開2002−094769 文書の電磁的保存等に関する検討委員会,「文書の電磁的保存等に関する検討委員会中間報告書」,[online」,平成17年1月11日,文書の電磁的保存等に関する検討委員会,[平成17年8月30日検索],インターネット<URL:http://www.meti.go.jp/press/20050111002/050111bunsyo2.pdf> ITU-T Recommendation T.44 (04/99),「Mixed raster content (MRC)」,[online」,平成11年,ITU−T,[平成17年8月30日検索],インターネット<URL:http://www.itu.int/rec/recommendation.asp?type=folders&lang=e&parent=T-REC-T.44> IETF,「RFC 2301 - File Format for Internet Fax」,[online」,平成10年3月,IETF,[平成17年8月30日検索],インターネット<URL:http://rfc.net/rfc2301.html> アドビシステムズ,「PDFReference」,[online」,[平成17年9月2日検索],インターネット<URL:http://partners.adobe.com/public/developer/pdf/index_reference.html> ITU-T Recommendation T.800 (08/02),「Information technology - JPEG 2000 image coding system: Core coding system 」,[online」,平成14年,ITU−T,[平成17年8月30日検索],インターネット<URL:http://www.itu.int/rec/recommendation.asp?type=folders&lang=e&parent=T-REC-T.800>
本発明は、上述した背景からなされたものであり、画像データの少なくとも一部を用いる場合においても、当該データの真正性を検証できる符号化装置及び復号化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る符号化装置は、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成手段と、前記符号生成手段により生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名手段とを有する。
好適には、前記符号生成手段は、画像を構成する複数の層それぞれから部分画像符号を生成する。
好適には、前記符号生成手段は、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符合を生成する。
好適には、前記符号生成手段は、プログレッシブ順を変更してストリームを生成する。
好適には、前記電子署名手段は、部分画像符号それぞれに対して電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、全ての部分画像符号を含む粒度で電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、全て異なる粒度で、複数の電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、粒度に含まれる部分画像符号を増やしながら複数の電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、パケットそれぞれに対して電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、プログレッシブ順で同じパラメタが連続する複数のパケットを含む粒度で電子署名を行う。
好適には、前記電子署名手段は、粒度に含まれるパケットをプログレッシブ順に増やしながら複数の電子署名を行う。
また、本発明に係る復号化装置は、復号範囲を受け付ける復号範囲受付手段と、複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号手段と、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証手段とを有する。
好適には、前記復号手段は、入力符号を複数の層に分離する。
好適には、前記検証手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲のうち、最小の粒度で行われた電子署名を検証する。
好適には、前記検証手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲のうち、最小の符号量の粒度で行われた電子署名を検証する。
好適には、部分画像符号は、JPEG2000で規定されているパケットである。
好適には、前記復号手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に基づいて、パケットの符号位置を取得する。
また、本発明に係る画像処理システムは、符号化装置及び復号化装置を有する画像処理システムであって、前記符号化装置は、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成手段と、前記符号生成手段により生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名手段とを有し、前記復号化装置は、復号範囲を受け付ける復号範囲受付手段と、複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号手段と、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証手段とを有する。
また、本発明に係る符号化方法は、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成し、前記生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う。
また、本発明に係る復号化方法は、復号範囲を受け付け、複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号し、前記受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する。
また、本発明に係る第1のプログラムは、コンピュータを含む符号化装置において、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成ステップと、前記生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名ステップとを前記符号化装置のコンピュータに実行させる。
さらに、本発明に係る第2のプログラムは、コンピュータを含む復号化装置において、復号範囲を受け付ける復号範囲受付ステップと、複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号ステップと、前記受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証ステップとを前記復号化装置のコンピュータに実行させる。
本発明の符号化装置及び復号化装置によれば、画像データの少なくとも一部を用いる場合においても、当該データの真正性を検証することができる。
本発明の第1の実施形態に係る符号化装置2及び復号化装置3を説明する。
図1は、本発明に係る符号化方法及び復号化方法が適応される符号化装置2及び復号化装置3のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。
図1に例示するように、符号化装置2等は、CPU202及びメモリ204などを含む制御装置20、通信装置22、HDD・CD装置などの記憶装置24、及びLCD表示装置あるいはCRT表示装置並びにキーボード・タッチパネルなどを含むユーザインターフェース装置(UI装置)26を有する。
符号化装置2及び復号化装置3は、例えば、後述する符号化プログラム40及び復号化プログラム50がインストールされた汎用コンピュータである。符号化装置2は、通信装置22又は記憶装置24を介して入力された入力画像データに対して所定の符号化処理を施して、画像の真正性を検証しうる出力符号データを生成する。復号化装置3は、図示しないネットワークを介して通信装置22より出力符号データを取得し、又は記憶装置24に記憶されている出力符号データを取得し、復号処理を施して、画像の真正性を検証しうるデータを抽出する。また、符号化装置2及び復号化装置3は、ネットワークを介して接続されて、画像処理システムを構成する。このネットワークは、有線であってもよいし、無線であってもよい。
まず、本発明の理解を容易にするために概要を説明する。
図2は、画像を構成する複数の部分画像それぞれに対する電子署名方法を説明する図である。
図2(A)に示すように、本発明において、画像は、複数の部分画像から構成される。本例では、入力画像は、層1〜層NのN層から構成される多層構造で表される。ここで、それぞれの層は、部分画像として扱われる。
なお、多層構造を有する画像については、後で詳述する。
図2(B)に示すように、画像データは、多層構造を構成する層それぞれが符号化された複数の符号のデータストリームとして表される。本例では、画像データは、N個の部分画像符号を含む。なお、画像データには、所定のヘッダが含まれてもよい。
電子署名は、様々な単位(以降、粒度ともいう)で行われる。例えば、図2(C)に示すように、電子署名は、部分画像符号それぞれに対して行われる。ここで、図中の下矢印は、電子署名を行うことを表し、下矢印上の横線の幅は、電子署名を行う単位を表す。
一方、図2(D)は、電子署名は、全ての部分画像符号を含む単位で行われることを表す。
図3は、電子署名が行われる単位を例示する図である。
図3(A)〜図3(D)に例示するように、本発明においては、2つ以上の部分画像符号を単位として、電子署名が行われてもよい。
図3(A)は、電子署名が、2つの部分画像符号を単位として行われることを表す。また、図3(B)に例示するように、電子署名の単位数は、全てが同じである必要はない。図3(B)の例では、電子署名は、層1に対して行われ、さらに、層2及び層3を合わせた符号を単位として行われる。
図3(C)に例示するように、電子署名は、電子署名の単位に含まれる部分画像符号を増やしながら行われてもよい。図3(C)の例では、電子署名は、復号時に層を重ねる順に従って行われる。
また、図3(D)に例示するように、電子署名は、復号時に層を重ねる順に従って、複数の層を単位として行われてもよい。
さらに、電子署名は、図2及び図3で示された粒度を全て採用して行われてもよいし、これらの粒度の一部のみを採用して行われてもよい。
図4は、多層構造を有する画像データ、及びこの画像データに対する電子署名の粒度を例示する図である。
図4(A)に例示するように、複数の層で構成される画像は、MRC(Mixed Raster Content)形式の画像であってよい。MRC形式の画像は、背景画像、前景画像及びマスク画像を含む。なお、本発明に係る符号化装置2は、多層構造を有する画像を入力してもよいし、入力画像をMRC形式等の多層構造の画像に変換して用いてもよい。
本発明に係る符号化装置2は、背景画像及び前景画像に対して多値画像符号化を行う。また、符号化装置2は、マスク画像に対して2値画像符号化を行う。ここで、画素値それぞれは、当該画素位置に背景画像の画素値を用いるか、あるいは前景画像の画素値を用いるかを、マスク画像の値によって定められる。
なお、MRCの例として、非特許文献2あるいは非特許文献3に示されている方式が挙げられる。例えば、マスク画像は、入力画像から抜き出された文字の形の画像であり、前景画像は、文字の色を含む画像であり、背景画像は、文字が抜かれた画像部分の画像である。
図4(B)は、多層構造を有する画像データに対する電子署名の粒度を例示する図である。
図4に例示するように、符号化装置2は、背景画像、マスク画像及び前景画像のそれぞれに対して電子署名を行ってもよいし、背景画像とマスク画像との組み合わせに対して電子署名を行って、前景画像のみに対して電子署名を行ってもよいし、3つの画像全体に対して電子署名を行ってもよい。
図5は、制御装置20により実行され、本発明に係る符号化方法を実現する符号化プログラム40の機能構成を示す図である。
図5に示すように、符号化プログラム40は、多層化部400、符号化部402(符号生成手段)及び電子署名部404(電子署名手段)を有する。
符号化プログラム40は、このような構成により、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成し、生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う。
なお、符号化プログラム40の全部又は一部の機能は、符号化装置2に設けられた例えばASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。
符号化プログラム40において、多層化部400は、入力画像を受け付け、入力画像に対して所定の多層化手法を適用して入力画像を多層化し、複数の部分画像を含む画像データを生成する。ここで、部分画像それぞれは、例えばMRC形式の画像の層である。多層化部400は、多層化された画像データを符号化部402に対して出力する。
なお、符号化プログラム40は、入力画像を多層化せずに、予め多層化されている画像を受け付けてもよい。この場合には、画像データは、多層化部400により多層化されることなく、符号化部402に対して出力される。
符号化部402は、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する。より具体的には、符号化部402は、MRC形式の画像において、背景画像及び前景画像に対して多値画像符号化を行い、マスク画像に対して2値画像符号化を行って、それぞれの画像に対応する部分画像符号を生成する。符号化部402は、生成された部分画像符号をまとめて出力符号を生成し、通信装置22に対して出力する、又は記憶装置24に格納する。さらに、符号化部402は、出力符号を電子署名部404に対して出力する。
電子署名部404は、符号化部402により符号化された出力符号を受け付けて、生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う。ここで、電子署名部404は、予め定められた粒度で電子署名を行う。電子署名の粒度は、特に限定されず、例えば図2及び図3のいずれかに示される粒度であってよい。
電子署名部404は、ハッシュ関数を用いて、所定の粒度の部分画像符号から文書フィンガープリントを算出する。電子署名部404は、文書フィンガープリント及びタイムスタンプ情報等を、公開鍵暗号化方式における秘密鍵を用いて暗号化する。このようにして、電子署名部404は、所定の粒度で行われる電子署名それぞれにおいて、電子署名データを生成する。なお、電子署名の方法は、上記の方法に限定されない。また、生成された電子署名データは、出力符号に含まれてもよい。
図6は、符号化プログラム40による符号化処理(S10)を示すフローチャートである。
図6に示すように、ステップ100(S100)において、多層化部400は、入力画像を受け付け、入力画像に対して所定の多層化手法を行って、複数の部分画像を含む画像データを生成する。
ステップ102(S102)において、符号化部402は、多層化部400から入力される画像を構成する部分画像のそれぞれを符号化して、部分画像符号を生成する。さらに、符号化部402は、生成された部分画像符号をまとめて出力符号を生成する。
ステップ104(S104)において、電子署名部404は、符号化部402から出力符号に含まれる部分画像符号に対して、所定の粒度で電子署名を行う。
図7は、制御装置20により実行され、本発明に係る復号化方法を実現する復号化プログラム50の機能構成を示す図である。
図7に示すように、復号化プログラム50は、符号分離部500、復号部502、電子署名検証部504及び制御部506を有する。ここで、制御部506は、復号範囲受付手段を構成し、符号分離部500及び復号部502は、復号手段を構成し、電子署名検証部504は、検証手段を構成する。
復号化プログラム50は、このような構成により、復号範囲を受け付け、複数の部分画像符号を含む入力符号から、当該復号範囲に含まれる部分画像符号を復号し、当該復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する。
なお、復号化プログラム50の全部又は一部の機能は、復号化装置3に設けられた例えばASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。
復号化プログラム50において、制御部506は、復号範囲を受け付けて、どの部分画像符号(即ち、層)を復号するかを制御する。より具体的には、制御部506は、UI装置26(図1)、通信装置22等を介して復号範囲を受け付け、当該復号範囲に含まれる部分画像符号が復号されるように符号分離部500及び復号部502を制御し、これらの部分画像符号に対して行われた電子署名を検証するように電子署名検証部504を制御する。
符号分離部500は、入力符号を受け付け、制御部506の制御により、入力符号を複数の層に分離して、復号部502に対して出力する。例えば、復号範囲が前景画像である場合には、符号分離部500は、分離された前景画像符号のみを復号部502に対して出力する。
なお、符号分離部500は、それぞれの部分画像符号を取得しなくてもよいし、メモリ(不図示)等に格納しなくてもよい。この場合には、符号分離部500は、入力符号におけるそれぞれの部分画像符号の位置を取得して、出力符号及び当該位置を復号部502に対して出力する。
復号部502は、制御部506により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する。即ち、復号部502は、符号分離部500から入力された部分符号を復号して、出力画像を生成する。例えば、復号部502は、前景画像符号を受け付けた場合には、前景画像を復号して出力し、前景画像符号、マスク画像符号及び背景画像符号を受け付けた場合には、これらの符号を復号して、入力画像(図4)を出力画像として出力する。
電子署名検証部504は、制御部506により受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する。好適には、電子署名検証部504は、最も処理負荷の小さい検証を行う。より具体的には、当該復号範囲を包含する範囲のうち、最小の粒度で行われた電子署名を検証する。
例えば、復号範囲に、K1層、K2層、…、Kn層が含まれる場合、電子署名検証部504は、復号範囲に含まれる全ての層を包含する粒度であって、かつ、その中で最も最小の粒度で行われた電子署名を検証する。
ここで、復号範囲に含まれる層のみを含む粒度で行われた電子署名が存在する場合には、電子署名検証部504は、当該電子署名を検証する。
また、このような電子署名が存在しない場合には、電子署名検証部504は、復号範囲に含まれる層を含む電子署名であって、最も層数の少ない電子署名を検証する。
また、層それぞれに対して行われた電子署名のみが存在する場合には、電子署名検証部504は、これらの層に対する電子署名それぞれを検証する。
なお、電子署名検証部504は、復号範囲を包含する範囲のうち、最小の符号量の粒度で行われた電子署名を検証してもよい。
図8は、復号化プログラム50による復号化処理(S20)を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップ200(S200)において、制御部506は、UI装置26等を介して、復号範囲を受け付ける。ここで、ユーザは、部分画像(例えば、前景画像)を閲覧するのか、全体画像を閲覧して改ざん痕を検知するのか等を考慮して、UI装置26等を介して、復号範囲を入力する。
ステップ202(S202)において、符号分離部500は、制御部506の制御により、入力符号を複数の層に分離して、復号範囲に含まれる層の符号を出力する。
ステップ204(S204)において、復号部502は、符号分離部500から入力された部分符号を復号して、出力画像を生成する。
ステップ206(S206)において、電子署名検証部504は、復号範囲内の層のみに対する電子署名が存在するか否かを判定する。復号化プログラム50は、当該電子署名が存在する場合にはS208の処理に進み、そうでない場合にはS210の処理に進む。
ステップ208(S208)において、電子署名検証部504は、復号範囲内の層のみに対する電子署名を検証し、復号範囲内の全ての層を検証して、当該層(部分画像符号)の真正性を検証する。
ステップ210(S210)において、電子署名検証部504は、復号範囲内の層を含み、最も層数が少ない電子署名を検証し、復号範囲内の全ての層を検証して、当該層の真正性を検証する。
以上説明したように、本実施形態に係る符号化装置2は、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成し、生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う。また、復号化装置3は、復号範囲を受け付け、複数の部分画像符号を含む入力符号から、当該復号範囲に含まれる部分画像符号を復号し、当該復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する。
これにより、符号化装置2及び復号化装置3を含む画像処理システムにおいては、画像データの少なくとも一部を用いる場合においても、当該データの真正性を検証することができる。また、復号処理並びに検証処理の負荷が低減されることができる。
次に、本実施形態の変形例を説明する。
図9は、多層構造の画像として、PDF等のN層構造を有する画像を用いる場合を例示する図である。
図9に例示するように、このような多層構造の画像は、多値の層1と、2値の層2〜層N(例えば層4)とを含む。符号化プログラム40(図5)の多層化部400は、入力画像から多値の層1と、2値の層2〜層Nとを生成する。ここで、層2〜層Nの色は、別途記述されて、色文字が表現される。
また、復号化プログラム50(図7)は、層1〜層Nのうち、復号範囲に含まれる層を復号して、出力画像を生成する。
なお、PDFについては、例えば、非特許文献4(PDF Reference version 1.6)の4.8.5節 Masked Imagesに記載されている。
次に、本発明の第2の実施形態に係る符号化装置2及び復号化装置3を説明する。
本実施形態は、JPEG2000符号が用いられる点で、第1の実施形態と異なる。即ち、本実施形態に係る符号化装置2は、JPEG2000符号化を適用して得られる部分画像符号に対して電子署名を行い、復号化装置3は、プログレッシブ復号の途中画像に対しても、真正性の検証を行う。
まず、本実施形態の理解を容易にするために、JPEG2000符号について説明する。
JPEG2000符号は、パケット化されており、各パケットは、独立に扱われうる。各パケットは、画質(レイヤ;l)、復号画像中の2次元的な位置(プレシンクト;p)、解像度(r)、及びコンポーネント(c)の4軸で指定される。このため、パケットは、上記の4つの変数により示される。ここで、レイヤl、プレシンクトp、解像度r、コンポーネントcのパケットは、Q(l,p,r,c)と表される。
JPEG2000の符号ストリームは、パケットを並べて行われる。パケットの並び順により、様々な形態のプログレッシブ復号が可能となる。
図10は、JPEG2000のプログレッションの順序を示す図である。
図10(A)〜図10(E)に示すように、JPEG2000では、以下の5種類の順序が規定されている。
1.LRCPプログレッション
2.RLCPプログレッション
3.RPCLプログレッション
4.PCRLプログレッション
5.CPRLプログレッション
例えば、図10(A)は、レイヤ(l)がループの最も外側にあり、位置(p)がループの最も内側にあることを示す。また、例えば、図10(B)は、解像度(r)がループの最も外側にあり、位置(p)がループの最も内側にあることを示す。
図11は、JPEG2000の符号データストリーム、及びこのデータに対する電子署名の粒度を例示する図である。
図11(A)に例示するように、JPEG2000の符号データストリームは、Q1,Q2,Q3,…,QNのN個のパケット(部分画像符号)から構成されている。符号データストリームは、所定のプログレッションの順で符号化されている。
電子署名は、様々な粒度で行われる。例えば、図11(B)に示すように、電子署名は、パケットそれぞれに対して行われる。また、図11(C)に示すように、電子署名は、符号データストリーム全体を1つの粒度として行われてもよい。
図12は、本実施形態において電子署名が行われる単位を例示する。
図12(A)〜図12(D)に例示するように、2つ以上のパケットを単位として、電子署名が行われてもよい。
図12(A)〜図12(C)は、所定のパラメータが同一であるパケットを1つの単位として行われる電子署名を例示する。この場合、電子署名は、プログレッシブ順で同じパラメタが連続する複数のパケットを含む粒度で行われる。ここで、粒度は、ループの最も内側にある変数以外のパケットがまとめられた粒度である。例えば、LRCPプログレッションでは、以下の3パターンがある。
図12(A)に例示するように、電子署名は、隣り合うパケットでコンポーネント(c)の値が同じパケットがまとめられて行われる。具体的には、パケットQ(l,r,1,1)とパケットQ(l,r,1,2)とがまとめられて電子署名が行われ、パケットQ(l,r,2,1)とパケットQ(l,r,2,2)とがまとめられて電子署名が行われる。
また、図12(B)に例示するように、電子署名は、隣り合うパケットで解像度(r)の値が同じパケットがまとめられて行われてもよい。具体的には、パケットQ(l,1,1,1)からパケットQ(l,1,C,P)までがまとめられて電子署名が行われ、パケットQ(l,2,1,1)からパケットQ(l,2,C,P)までがまとめられて電子署名が行われる。ここで、Cは、コンポーネント(c)の最大値であり、Pは、位置(p)の最大値である。
また、図12(C)に例示するように、電子署名は、隣り合うパケットでレイヤ(l)の値が同じパケットがまとめられて行われてもよい。具体的には、パケットQ(1,1,1,1)からパケットQ(1,R,C,P)までがまとめられて電子署名が行われ、パケットQ(2,1,1,1)からパケットQ(2,R,C,P)までがまとめられて電子署名が行われる。ここで、Rは、解像度(r)の最大値である。
また、図12(D)に例示するように、電子署名は、プログレッシブの順序で重なり合うように行われてもよい。この場合、電子署名は、粒度に含まれるパケットをプログレッシブ順に増やしながら行われる。なお、パケットを増やす単位は、1つずつに限定されず、複数のパケットごとであってもよい。
さらに、電子署名は、プログレッシブ順序を変更して行われてもよく、図11及び図12で示された粒度を全て採用して行われてもよいし、これらの粒度の一部のみを採用して行われてもよい。
図13は、本実施形態に係る符号化プログラム60の機能構成を示す図である。
図13に示すように、符号化プログラム60は、符号化部600(符号生成手段)及び電子署名部604(電子署名手段)を有する。符号化プログラム60は、このような構成により、画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号(パケット)を生成し、生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う。特に、符号化プログラム60は、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符合を生成し、パケットに対して電子署名を行う。
符号化プログラム60において、符号化部600は、入力画像をJPEG2000で符号化し、出力符号を生成して電子署名部604に対して出力する。ここで、出力符号は、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符合である。符号化部600は、図10を用いて説明したように、プログレッシブ順を変更してストリームを生成してもよい。符号化部600は、生成された出力符号を、通信装置22に対して出力し、又は記憶装置24に保存する。
電子署名部604は、符号化部600により生成された出力符号に含まれるパケットの少なくともいずれかに対して電子署名を行う。電子署名部604は、図11及び図12に例示したように、パケットそれぞれに対して電子署名を行ってもよいし、全てのパケットを含む粒度で電子署名を行ってもよいし、全て異なる粒度で複数の電子署名を行ってもよい。また、電子署名部604は、プログレッシブ順で同じパラメタが連続する複数のパケットを含む粒度で電子署名を行ってもよいし、粒度に含まれるパケットをプログレッシブ順に増やしながら複数の電子署名を行ってもよい。
なお、電子署名の方法は、特に限定されず、第1の実施形態と同様の手法を適用すればよい。また、電子署名部604により生成された電子署名データは、符号化部600により生成された出力符号データに含まれてもよい。
図14は、符号化プログラム60による符号化処理(S30)を示すフローチャートである。
図14に示すように、ステップ300(S300)において、符号化部600は、入力画像を受け付けて、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符号を生成し、出力符号として電子署名部604に対して出力する。この出力符号には、複数のパケットが含まれている。なお、出力符号が、複数のプログレッシブ順に対応するときには、符号化部600は、符号ストリームの再配置を行ってもよい。
ステップ302(S302)において、電子署名部404は、各パケットに対して、所定の粒度で電子署名を行う。
図15は、本実施形態に係る復号化プログラム70の機能構成を示す図である。
図15に示すように、復号化プログラム70は、符号分離部700、復号部502、電子署名検証部704、制御部506を有する。ここで、制御部506は、復号範囲受付手段を構成し、符号分離部700及び復号部502は、復号手段を構成し、電子署名検証部704は、検証手段を構成する。
復号化プログラム70において、制御部506は、復号範囲を受け付けて、どの部分画像符号(即ち、パケット)を復号するかを制御する。
符号分離部700は、入力符号を受け付け、制御部506の制御により、制御部506により受け付けられた復号範囲に基づいてパケットの符号位置を取得して、入力符号とともに復号部502に対して出力する。ここで、入力符号には、JPEG2000で規定されているパケットが含まれている。
復号部502は、制御部506により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する。
電子署名検証部704は、制御部506の制御により、制御部506により受け付けられた復号範囲に含まれるパケットを包含する範囲で行われた電子署名を検証する。好適には、電子署名検証部704は、最も処理負荷の小さい検証を行う。より具体的には、当該復号範囲に含まれるパケットを包含する範囲のうち、最小の粒度で行われた電子署名を検証する。電子署名検証部704は、復号範囲に含まれるパケットを包含する範囲のうち、最小の符号量の粒度で行われた電子署名を検証してもよい。このようにして、電子署名検証部704は、復号範囲に含まれるパケットそれぞれの真正性を検証する。
図16は、復号化プログラム70による復号化処理(S40)を示すフローチャートである。なお、図16において、図8と同様の符号の処理は、図8における処理と同様の処理である。
図14に示すように、S200の処理において、制御部506が復号範囲を受け付けると、ステップ400(S400)において、符号分離部700は、制御部506の制御により、復号範囲に基づいてパケットの符号位置を取得する。
ステップ402(S402)において、復号部502は、復号範囲に含まれるパケットの符号位置に基づいて、符号分離部700から入力された入力符号のうち、復号範囲に含まれるパケットを復号して、出力画像を生成する。
ステップ404(S404)において、電子署名検証部504は、復号範囲内のパケットのみに対する電子署名が存在するか否かを判定する。復号化プログラム70は、当該電子署名が存在する場合にはS406の処理に進み、そうでない場合にはS408の処理に進む。
ステップ406(S406)において、電子署名検証部704は、復号範囲内のパケットのみに対する電子署名を検証し、復号範囲内の全てのパケットを検証して、パケットの真正性を検証する。
ステップ408(S408)において、電子署名検証部704は、復号範囲内のパケットを含み、最もパケット数が少ない電子署名を検証し、復号範囲内の全てのパケットを検証して、当該パケットの真正性を検証する。
以上説明したように、本実施形態に係る符号化装置2は、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符合を生成し、生成された全てのパケットに対して所定の粒度で電子署名を行う。また、復号化装置3は、復号範囲を受け付け、複数のパケットを含む入力符号から、復号範囲に含まれるパケットを復号し、復号範囲に含まれるパケットを包含する範囲で行われた電子署名を検証する。これにより、復号化装置3は、全てのパケットを復号し、検証する必要がないので、復号時の処理負荷が低減されることができる。また、復号化装置3は、画像データの少なくとも一部を用いる場合においても、当該データの真正性を検証することができる。したがって、ユーザの利便性が向上されることができる。
本発明に係る符号化方法及び復号化方法が適応される符号化装置2及び復号化装置3のハードウェア構成を、制御装置20を中心に例示する図である。 画像を構成する複数の部分画像それぞれに対する電子署名方法を説明する図である。 電子署名が行われる単位を例示する図である。 多層構造を有する画像データ、及びこの画像データに対する電子署名の粒度を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る符号化プログラム40の機能構成を示す図である。 符号化プログラム40による符号化処理(S10)を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る復号化プログラム50の機能構成を示す図である。 復号化プログラム50による復号化処理(S20)を示すフローチャートである。 多層構造の画像として、PDF等のN層構造を有する画像を用いる場合を例示する図である。 JPEG2000のプログレッションの順序を示す図である。 JPEG2000の符号データストリーム、及びこのデータに対する電子署名の粒度を例示する図である。 本発明の第2の実施形態において電子署名が行われる単位を例示する。 本発明の第2の実施形態に係る符号化プログラム60の機能構成を示す図である。 符号化プログラム60による符号化処理(S30)を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る復号化プログラム70の機能構成を示す図である。 復号化プログラム70による復号化処理(S40)を示すフローチャートである。
符号の説明
2・・・符号化装置
20・・・制御装置
202・・・CPU
204・・・メモリ
22・・・通信装置
24・・・記憶装置
26・・・UI装置
3・・・復号化装置
40・・・符号化プログラム
400・・・多層化部
402・・・符号化部
404・・・電子署名部
50・・・復号化プログラム
500・・・符号分離部
502・・・復号部
504・・・電子署名検証部
506・・・制御部
60・・・符号化プログラム
600・・・符号化部
604・・・電子署名部
70・・・復号化プログラム
700・・・符号分離部
704・・・電子署名検証部

Claims (22)

  1. 画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成手段と、
    前記符号生成手段により生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名手段と
    を有する符号化装置。
  2. 前記符号生成手段は、画像を構成する複数の層それぞれから部分画像符号を生成する
    請求項1に記載の符号化装置。
  3. 前記符号生成手段は、所定のプログレッシブ順のJPEG2000符合を生成する
    請求項1に記載の符号化装置。
  4. 前記符号生成手段は、プログレッシブ順を変更してストリームを生成する
    請求項3に記載の符号化装置。
  5. 前記電子署名手段は、部分画像符号それぞれに対して電子署名を行う
    請求項1乃至4のいずれかに記載の符号化装置。
  6. 前記電子署名手段は、全ての部分画像符号を含む粒度で電子署名を行う
    請求項1乃至4のいずれかに記載の符号化装置。
  7. 前記電子署名手段は、全て異なる粒度で、複数の電子署名を行う
    請求項1乃至4のいずれかに記載の符号化装置。
  8. 前記電子署名手段は、粒度に含まれる部分画像符号を増やしながら複数の電子署名を行う
    請求項7に記載の符号化装置。
  9. 前記電子署名手段は、パケットそれぞれに対して電子署名を行う
    請求項3又は4に記載の符号化装置。
  10. 前記電子署名手段は、プログレッシブ順で同じパラメタが連続する複数のパケットを含む粒度で電子署名を行う
    請求項3又は4に記載の符号化装置。
  11. 前記電子署名手段は、粒度に含まれるパケットをプログレッシブ順に増やしながら複数の電子署名を行う
    請求項3又は4に記載の符号化装置。
  12. 復号範囲を受け付ける復号範囲受付手段と、
    複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号手段と、
    前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証手段と
    を有する復号化装置。
  13. 前記復号手段は、入力符号を複数の層に分離する
    請求項12に記載の復号化装置。
  14. 前記検証手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲のうち、最小の粒度で行われた電子署名を検証する
    請求項12又は13に記載の復号化装置。
  15. 前記検証手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲のうち、最小の符号量の粒度で行われた電子署名を検証する
    請求項12又は13に記載の復号化装置。
  16. 部分画像符号は、JPEG2000で規定されているパケットである
    請求項12乃至15のいずれかに記載の復号化装置。
  17. 前記復号手段は、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に基づいて、パケットの符号位置を取得する
    請求項16に記載の復号化装置。
  18. 符号化装置及び復号化装置を有する画像処理システムであって、
    前記符号化装置は、
    画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成手段と、
    前記符号生成手段により生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名手段と
    を有し、
    前記復号化装置は、
    復号範囲を受け付ける復号範囲受付手段と、
    複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号手段と、
    前記復号範囲受付手段により受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証手段と
    を有する
    画像処理システム。
  19. 画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成し、
    前記生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う
    符号化方法。
  20. 復号範囲を受け付け、
    複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号し、
    前記受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する
    復号化方法。
  21. コンピュータを含む符号化装置において、
    画像を構成する複数の部分画像のそれぞれから部分画像符号を生成する符号生成ステップと、
    前記生成された部分画像符号の少なくともいずれかに対して電子署名を行う電子署名ステップと
    を前記符号化装置のコンピュータに実行させるプログラム。
  22. コンピュータを含む復号化装置において、
    復号範囲を受け付ける復号範囲受付ステップと、
    複数の部分画像符号を含む入力符号から、前記受け付けられた復号範囲に含まれる部分画像符号を復号する復号ステップと、
    前記受け付けられた復号範囲を包含する範囲で行われた電子署名を検証する検証ステップと
    を前記復号化装置のコンピュータに実行させるプログラム。
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