JP2007081481A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置の操作部材の機能を他の操作で代替させ、簡単な操作で所定の指示を撮像装置に入力することができるようにする。
【解決手段】被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、所定の動作を起動する操作手段と、装置の姿勢変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の姿勢変化が検出された場合、前記操作手段の操作に代えて前記所定の動作を実行する制御手段と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関するものである。
従来のデジタルカメラには、メニューボタン、十字ボタン、SETボタン等の操作部材を用いて所定の動作を指示することができるように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−051977号公報
デジタルカメラの操作部材(メニューボタン、十字ボタン、SETボタン等)を操作して所望の画像の転送を指示する場合、デジタルカメラの操作部材を用いてその指示をデジタルカメラに入力する必要があった。そのため、例えば暗い場所では、どの操作部材を操作してよいかわからず、所望の画像の転送をデジタルカメラに指示できない恐れがあった。また、操作を誤って、転送したくない画像を外部装置に転送してしまう恐れもあった。このような欠点は、画像の転送の指示に限らず、他の動作の実行の指示においても生じ得る問題である。
そこで、現在、前述した欠点を解決することができる新しいユーザインターフェースが求められている。
しかしながら、特許文献1には、前述した欠点を解決することができる新しいユーザインターフェースは記載されていない。また、特許文献1には、デジタルカメラの操作部材の機能を他の操作で代替させ、簡単な操作で所定の動作(例えば、所望の画像の転送)をデジタルカメラに指示する方法についても記載されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、撮像装置の操作部材の機能を他の操作で代替させ、簡単な操作で所定の動作(例えば、所望の画像の転送)を撮像装置に指示することができるようにすることを目的とする。また、本発明は、デジタルカメラの新しいユーザインターフェースを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、所定の動作を起動する操作手段と、装置の姿勢変化を検出する検出手段と、前記検出手段により所定の姿勢変化が検出された場合、前記操作手段の操作に代えて前記所定の動作を実行する制御手段とを有する。
また、本発明に係る制御方法は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、所定の動作を起動する操作手段と、装置の姿勢変化を検出する検出手段とを備える撮像装置の制御方法であって、前記検出手段により所定の姿勢変化が検出された場合、前記操作手段の操作に代えて前記所定の動作を実行する。
本発明によれば、撮像装置の操作部材の機能を他の操作で代替させ、簡単な操作で所定の動作(例えば、所望の画像の転送)を撮像装置に指示することができる。また、本発明によれば、デジタルカメラの新しいユーザインターフェースを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像システムの構成を示す図である。本実施形態における撮像システムは、撮像装置の一例であるデジタルカメラ10と、コンピュータの一例であるパーソナルコンピュータ(以下、PC)20から構成される。なお、以下の全ての実施形態における撮像装置は、デジタルカメラに限るものではなく、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付き携帯電話、デジタルカメラ付きコンピュータ等のデジタルカメラとして動作する装置であってもよい。
図1において、デジタルカメラ10とコンピュータ(以下、PC)20とはPTP(Picture Transfer Protocol)により通信可能な通信インターフェース30で接続されている。これにより、デジタルカメラ10とPC20の間におけるファイル転送システムを構成している。
201は光学系を示す。被写体からの光束が光学系201を通して撮像素子202へ電荷として保持される。撮像素子202で蓄積された電荷が撮像処理部203でアナログ画像信号として変換される。撮像処理部203から出力されたアナログ画像信号は、A/Dコンバータ204によりデジタル画像データに変換され、データバス205を介してRAM(Random Access Memory)210に保存される。なお、撮像素子202には、CCDイメージセンサ、CMOSイメージセンサ等を用いることができる。中央処理部213は、ホワイトバランス、シャープ、ぼかし、カラーバランス、レベル補正等を行う画像処理部207を有する。また、中央処理部213は、JPEGファイルの圧縮伸張処理を行う圧縮伸張部208、表示器217への設定メニュー等の描画処理を行う表示制御部209、記憶媒体218へのI/O制御を行う記録再生制御部211を有する。更に、中央処理部213は、通信器219へのデータのI/O制御を行う通信制御部212、各制御部を統括する中央制御部215を有する。圧縮伸長部208は、画像処理部207で処理されたデジタル画像を所定の画像圧縮方法に従って圧縮する機能と、その所定の画像圧縮方法で圧縮されたデジタル画像を伸長する機能とを有する。所定の画像圧縮方法にはJPEG、JPEG 2000等で規定された画像圧縮方法を用いることができる。また、デジタル画像の圧縮率はユーザによる選択が可能である。
システム制御部214はデータバス205と接続されている。システム制御部214は、ROM237内の制御プログラムに従ってデジタルカメラ10のAE/AF部206を制御するマイクロコンピュータ及びメモリを有する。また、システム制御部214は、圧縮伸長部208で圧縮されたデジタル画像とそのデジタル画像の付加情報とを含む画像ファイルを生成し、生成した画像ファイルをRAM210に格納する機能を有する。付加情報には、デジタル画像に関する情報、デジタルカメラ10に関する情報、デジタル画像のサムネイル等が含まれる。RAM210は、複数の画像ファイルを記憶する容量を有する。また、システム制御部214は、デジタルカメラ10を省電力状態にする機能を有する。ここで、デジタルカメラ10が省電力状態である場合、システム制御部214は、デジタルカメラ10の機能の一部をOFFにしてバッテリの消費電力を削減する。ROM237は、デジタルカメラ10を制御するための制御プログラム、デジタルカメラ10に関する情報等が記憶されている。また、ROM237には、表示器217に表示される設定メニューに対応する画像データも記憶されている。
操作器216は、デジタルカメラ10を操作するためのユーザインターフェース(UI)であり、デジタルカメラ10の電源をON又はOFFするための電源スイッチ、シャッターボタン、表示器217に設定メニューを表示するためのメニューボタンを有する。その他に、表示器217に表示されたカーソルを上、下、左又は右に移動するための十字ボタン、カーソルが選択している画像、項目、値等をデジタルカメラ10に設定又は選択させるためのSETボタン等を有する。シャッターボタンには、半押し状態と全押し状態とがある。シャッターボタンが半押し状態にされると、デジタルカメラ10はAF,AE等を実行し、シャッターボタンが全押し状態にされると、デジタルカメラ10はデジタル画像の撮影を実行する。
表示器217は、表示制御部209によって要求された描画を表示するものであり、デバイスとしては液晶、有機EL等の表示器を有し、その表示器217に様々な情報を表示する。表示器217は、デジタルカメラ10に関する情報を表示する機能と、撮影画像を表示する機能と、記憶媒体218に保存された撮影画像を表示する機能等を有する。記憶媒体218に保存された撮影画像を表示する場合にはそのデジタル画像に関する情報も表示することができる。また、表示器217は、設定メニュー等のグラフィカルユーザインターフェースを提供する機能を有する。
記録再生制御部211は、RAM210に格納された画像ファイルを記憶媒体218に書き込む機能と、記憶媒体218に保存された画像ファイルを記憶媒体218から読み出してRAM210に書き込む機能とを有する。記憶媒体218から読み出されてRAM210に書き込まれた画像ファイル内の撮影画像は、システム制御部214によって表示器217に表示される。
記憶媒体218は、RAM210に保存された画像(JPEG画像など)を記録再生制御部211を介して格納される。この記憶媒体218は、脱着可能な媒体でも装置に組み込まれた記憶媒体でもどちらでもよく、デジタルカメラに電源が投入されていない状態でも記憶を保持することが可能な媒体である。通信器219は、無線機能を有し、有線通信を持たないものは、メディア経由で無線情報を更新し、有線通信を持つものでも構わない。また通信器219の脱着可、不可を問わない。通信制御部213では、PTPの通信が可能である。
PC20の操作器221は、キーボードやマウスなどであり、システム制御部225で操作の制御が行われる。表示器222は、出力モニタであり、表示制御部228により描画された設定メニュー等を出力する。RAM229は、PC20のOSや、PTPに対応したアプリケーション(OS含む)が格納される揮発性のメモリである。記憶媒体223は、記憶制御部230によるデータの要求に応じて入出力をする装置であり、不揮発性の記憶装置である。記憶媒体には、OSやPTPに対応したアプリケーションが格納されている。通信器224は、通信インターフェース234と接続可能な通信装置であり、通信制御部231によりデータの入出力を行う。通信器224は、無線機能を有し、有線通信を持たないものはメディア経由で無線通信情報を更新し、有線通信を持つものでも構わない。また通信器の脱着可、不可を問わない。中央処理部227は、表示制御部228、記憶制御部230、通信制御部231、中央制御部226(各制御部の統括等)で構成される。
姿勢検知部235は、デジタルカメラ10の姿勢を姿勢センサ236から判定し、その判定結果をシステム制御部215に通知する。姿勢センサ236には、例えば、重力センサを使用することができる。また、姿勢検知部235は、デジタルカメラ10がONにされている間及びデジタルカメラ10が省電力状態である間、デジタルカメラ10の姿勢を判定し続け、その判定結果をシステム制御部21に通知する。データバス232は、システム制御部225、表示制御部228、RAM229、記憶制御部230、通信制御部231と接続されている
音声制御部238は、音声をスピーカ239を通じて出力することができる。例えば、操作器216によって操作されたときに、システム制御部214を介して、音を発出することが可能である。
光源制御部240は、光源241に対して、点灯させたり、消灯させたり、点滅させたり、点滅周期を変更させたり、発行色を変更することが可能である。例として、RAM210にある画像を記憶媒体218へコピーするときに対して、データコピー中は、光源制御部240に要求して点滅させたりすることができる。光源241には、例えば、LEDなどを使用することができる。
図2は、本実施形態のデジタルカメラ10の外観図である。
電源ボタン301は、デジタルカメラ10の電源をON又はOFFにするためのボタンである。モード切り替えスイッチ302は、画像を撮影する撮影モード、メモリカード等の記憶媒体から再生されたデジタル画像(静止画、動画を含む)を表示する再生モード等の何れかを選択するためのスイッチである。
シャッターボタン303は、AF、AE等の開始を指示する第1レリーズスイッチと、静止画又は動画の撮影の開始を指示する第2レリーズスイッチとを有するボタンである。第1レリーズスイッチは、シャッターボタン23が半押しにされるとONになり、第2レリーズスイッチはシャッターボタン303が全押しにされるとONになる。
メニューボタン304は、デジタルカメラ10の設定を変更するための設定メニューを表示器217に表示するためのボタンである。
十字ボタン305は、表示器217に表示されたカーソルを上、下、右又は左に移動させるためのボタンである。
SETボタン306は、カーソルが選択している項目、画像、値等をデジタルカメラ10に設定又は選択させるためのボタンである。
ディスプレイボタン307は、表示器217をON又はOFFにするためのボタンである。
光源241は、画像をRAM210から記憶媒体218へ転送中や、デジタルカメラ10が起動時、通信開始時などといったときに、点滅したり、点灯させたりするために使うものである。
スピーカ239は、メニューボタン304や、十字ボタン305、SETボタン306やディスプレイボタン307を押したときに音を出力する。更に、スピーカ239は、電源ボタン301を押したときの起動音や、終了音、シャッターボタン303を押したときのレリーズ音や、合焦音、通信開始時の音声などといったときに発音することができる。また、これらの音声は、ユーザが音声出力機能がONの状態のときに発音される。
三脚接続部308は三脚を接続するためのコネクタである。
第1の実施形態では、電源ボタン301及びシャッターボタン302をデジタルカメラ10の上面に配置している。また、モード切り替えスイッチ302、メニューボタン304、表示器217、十字ボタン305、SETボタン306及びディスプレイボタン307をデジタルカメラ10の背面に配置し、三脚接続部308をデジタルカメラ10の下面に配置する。
本実施形態の特徴は、通常はデジタルカメラ10の操作器216で行う操作をカメラの姿勢を変化させる操作で代替させ(以下、代替操作ともいう)、操作器216によらずに所望の動作を実行できるように構成したことにある。
そこで、以下では本実施形態の特徴である代替操作について説明する。
図3は姿勢検知部235で判定される4つの姿勢を説明する図である。
図3(a)に示すように、デジタルカメラ10の上面(シャッターボタン302がある面)を上方向に向け、下面(三脚接続部308がある面)を下方向に向けたとき、姿勢検知部235はデジタルカメラ10の姿勢が「姿勢1」であると判定する。
図3(b)に示すように、デジタルカメラ10の上面を左方向に傾け、下面を右方向に傾けたとき、姿勢検知部235はデジタルカメラ10の姿勢が「姿勢2」であると判定する。
図3(c)に示すように、デジタルカメラ10の上面を右方向に傾け、下面を左方向に傾けたとき、姿勢検知部235はデジタルカメラ10の姿勢が「姿勢3」であると判定する。
図3(d)に示すように、デジタルカメラ10の下面を上方向に向け、上面を下方向に向けたとき、姿勢検知部235はデジタルカメラ10の姿勢が「姿勢4」であると判定する。
なお、姿勢1及び姿勢4は横位置であり、姿勢2及び姿勢3は縦位置である。また、姿勢4は姿勢1の上下(天地)を反転させた姿勢であり、姿勢3は姿勢2の上下(天地)を反転させた姿勢である。
また、図3(e)に示すような姿勢変化と、姿勢変化のそれぞれに対応する動作とは、表示器217に表示される設定メニュー等を用いてを変更できるようにしてもよい。この場合、図3(e)に示すような姿勢変化と、姿勢変化のそれぞれに対応する動作とは、システム制御部214内のメモリにテーブルとして登録される。そして、システム制御部214は、予め登録された姿勢変化を検知した場合、このテーブルを参照することにより、検出した姿勢変化に対応する動作を実行する。なお、本実施形態では、代替操作できる姿勢を4種類としたが、4種類に限るものではない。
図4は、第1の実施形態のデジタルカメラ10における代替操作によるファイル転送処理を示すフローチャートである。なお、図4に示すファイル転送処理は、システム制御部214がROM237の制御プログラムに従ってデジタルカメラ10を制御することによって実行され、また、設定メニューで姿勢変化機能をONにしたときに実行される。
ステップS501:デジタルカメラ10とPC20が接続を行い、ユーザがデジタルカメラを操作して転送可能状態であるとPC20が判断した後の状態である。
ステップS502:システム制御部214は、姿勢検知部235での判定結果に応じてデジタルカメラ10の姿勢が姿勢1から姿勢2に変化したか否かを判定する。デジタルカメラ10の姿勢が姿勢1から姿勢2に変化したと判定した場合はステップS503に進む、それ以外の場合はステップS506に進む。
ステップS503:システム制御部214は、所定時間Tの計時を開始する。
ステップS504:システム制御部214は、所定時間Tが経過したか否かを判定する。所定時間Tがまだ経過していない場合はステップS505に進み、それ以外の場合はS502に戻る。
ステップS505:システム制御部214は、姿勢検知部235での判定結果に応じてデジタルカメラ10の姿勢が姿勢2から姿勢1に戻ったか否かを判定する。つまり、システム制御部214は、所定時間Tが経過する前にデジタルカメラ10の姿勢が元の姿勢に戻ったか否かを判定する。デジタルカメラ10の姿勢が姿勢2から姿勢1に戻ったと判定した場合はステップS506に進む。それ以外の場合はステップS504に戻る。
ステップS506:システム制御部214は、次の撮影画像を記憶媒体218から読み出して表示器217に表示し、PC20へ転送するように制御する。姿勢検知部235により姿勢を検知したことにより通信制御部212へ転送要求が通知されて、通信制御部212は、記憶再生制御部211を介して、記憶媒体218へ現在表示している画像を読み出し、PC20へ転送を開始する。
図5に示すように、デジタルカメラ10には現在の画像が表示されており、所定時間Tが経過する前にデジタルカメラ10の姿勢が姿勢2から姿勢1に戻された場合、次の1コマの画像が表示器217に表示され、その画像が転送される。前に表示された画像が転送されて、次の画像にコマ送りするという形でもかまわない。これにより、ユーザは十字ボタン305を操作しなくても、デジタルカメラ10を所定の方向に1回振るだけで、次の画像(もしくは、表示している画像)を転送することができる。また、デジタルカメラ10を振る場合、手でデジタルカメラを持っているため、表示器が手に覆い隠されてしまい、転送が開始されていたかどうかが判別できないことがある。これを解決する一例として、転送開始時に光源241が発光することにより、ユーザはその光を見て転送開始を判別することができる。また、光源241を状況により発光することができない場合は、スピーカ239から音を発生させることにより確認するということで解決することができる。ユーザが音を発生させない状態であっても強制的に発生させるようにする方法、もしくはユーザが音を発生させない状態に設定している場合は、発生させない方法にするということも考えられる。またこれら全てを転送するときの状況に応じて変更することが可能である。
ステップS507:システム制御部214は、姿勢検知部235での判定結果に応じてデジタルカメラ10の姿勢が姿勢1から姿勢3に変化したか否かを判定する。デジタルカメラ10の姿勢が姿勢1から姿勢3に変化したと判定した場合はステップS508に進み、それ以外の場合はステップS502に戻る。
ステップS508:システム制御部214は、所定時間Tの計時を開始する。
ステップS509:システム制御部214は、所定時間Tが経過したか否かを判定する。所定時間Tがまだ経過していない場合はステップS510に進み、それ以外の場合はステップS502に戻る。ここで、所定時間Tが経過した場合、システム制御部214は、デジタルカメラ10が所定の方向に振られていないと判定する。
ステップS510:システム制御部214は、姿勢検知部235での判定結果に応じてデジタルカメラ10の姿勢が姿勢3から姿勢1に戻ったか否かを判定する。つまり、システム制御部214は、所定時間Tが経過する前にデジタルカメラ10の姿勢が元の姿勢に戻ったか否かを判定する。デジタルカメラ10の姿勢が姿勢3から姿勢1に戻ったと判定した場合はステップS511に進む。それ以外の場合はステップS509に戻る。
ステップS511:システム制御部214は、前の撮影画像を記憶媒体から読み出して表示器217に表示し、PC20へ転送するように制御する。姿勢検知部235により姿勢を検知したことにより通信制御部212へ転送要求が通知されて、通信制御部212は、記憶再生制御部211を介して、記憶媒体218へ現在表示している画像を読み出し、PC20へ転送を開始する。
図6に示すように、デジタルカメラ10には現在の画像が表示されており、所定時間Tが経過する前にデジタルカメラ10の姿勢を姿勢3から姿勢1に戻された場合、前の1コマの画像が表示器217に表示され、その画像が転送される。前回表示された画像が転送されて、前の画像にコマ戻りするという形でもかまわない。これにより、ユーザは十字ボタン305を操作しなくても、デジタルカメラ10を所定の方向に1回振るだけで、前の画像(もしくは、表示している画像)を転送することができる。また、デジタルカメラ10を振る場合、手でデジタルカメラを持っているため、表示器が手に覆い隠されてしまい、転送が開始されていたかどうかが判別できないことがある。これを解決する例として、転送開始時に光源241が発光することにより、ユーザはその光を見て転送開始を判別することが提案できる。また、光源を状況により発光することができない場合は、スピーカ239から音を発生させることにより確認するということで解決することができる。ユーザが音を発生させない状態であっても強制的に発生させるようにする方法、もしくはユーザが音を発生させない状態に設定している場合は、発生させない方法にするということも考えられる。またこれら全てを転送するときの状況に応じて機能変更することが可能である。
第1の実施形態におけるデジタルカメラ10によれば、デジタルカメラ10を所定の方向に1回振るだけで次又は前の画像を表示器217に表示し、転送(前の画像、もしくは、表示していた画像、もしくは次の画像を転送)することができる。
なお、第1の実施形態において姿勢変化の方向を検知してもよい。この場合、ステップS502においてデジタルカメラ10が姿勢2から姿勢4の方向に変化したか否か、ステップS505においてデジタルカメラ10が姿勢4から姿勢2の方向に変化したか否かを判定するように構成することができる。同様に、ステップS507においてデジタルカメラ10が姿勢2から姿勢1の方向に変化したか否かを判定し、ステップS510においてデジタルカメラ10が姿勢1から姿勢2の方向に変化したか否かを判定するように構成することができる。これにより、代替操作の種類を増加することができる。
更に、第1の実施形態が図7に示すシステム構成であったときには、ステップS506、S511において、デジタルカメラ10がPC20に対して、記憶媒体218に含まれているマルチメディアファイル(画像、動画等)を全て転送することも可能である。また、記憶媒体218に含まれているマルチメディアファイルでPC20へ未転送のファイルを全て転送することも可能である。更に、PC20で表示している画像(若しくは前の画像、次の画像、予め転送選択している画像)に対して、PC20の背景設定要求をしたり、PC20に画像処理(赤目補正、セピア、白黒、ドキュメント作成等)の要求をすることも可能である。更に、PC20に接続されているプリンタ802に印刷要求したり、PC20経由でインターネット803上のサーバ804へ印刷発注したり、メール送信したり、指定されたサーバ804へデータをアップロードしたりすることも可能である。
このように、第1の実施形態によれば、デジタルカメラ10の操作部材の機能を他の操作で代替させ、簡単な操作で所定の指示をデジタルカメラ10に入力することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態の変形例である第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では、図4に示すファイル転送処理に対していくつかの転送方法を事前に設定できるようにしたものである。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であるので、第1の実施形態と共通する部分はその説明を省略する。
上記転送方法には、記憶媒体218に含まれているマルチメディアファイル(静止画像や動画像等)を全て転送することや記憶媒体218に含まれているマルチメディアファイルでPC20へ未転送のものを全て転送することが含まれる。また、転送方法には、PC20に表示している画像(もしくは前の画像、次の画像、予め転送選択している画像)に対して、PC20の背景設定要求をしたり、PC20に画像処理(赤目補正、セピア、白黒、ドキュメント作成等)要求をすることが含まれる。更に、図7のようにPC20に接続されたプリンタ802に印刷要求したり、PC20経由でインターネット803上のサーバ804へ印刷発注したり、メール送信したり、指定されたサーバ804へデータをアップロードしたりすることが含まれる。
デジタルカメラ10側からの要求事項としては、デジタルカメラ10であればどの要求を行うか、デジタルカメラ10の要求に対してPC20でどのような処理を行うべきか等である。PC20側での設定事項としては、デジタルカメラ10から印刷要求がきたときに、初期値としてどの印刷設定にすべきか、どのサイズの紙や印刷スタイルで設定するか等である。
また、メール設定であれば、初期値はどこにメールを送信するのか、サーバアップロードであれば、初期値はどのサーバへアップロードするのか、プリント発注であれば、初期値はどこのサービスプロバイダへ発注するのか等の設定を事前に行うこともできる。このようなPC20側の事前設定は第1の実施形態でも同様である。
図8は、第2の実施形態のデジタルカメラ10における代替操作によるファイル転送処理を示すフローチャートである。なお、以下では、図4と同じ処理には同一のステップ番号を付して説明を省略する。
ステップS901:接続確立する前の段階でPC20へ転送要求したい場合は、その要求内容の詳細を必要に応じて事前に設定する(デジタルカメラ10とPC20のいずれでも可能)。その後、図4と同様にカメラの姿勢変化に対して、S901で設定した内容に基づいた転送を開始する。
ステップS902:接続確立後の段階でPC20へ転送要求したい場合は、その要求内容の詳細を必要に応じて事前に設定する(デジタルカメラ10とPC20のいずれでも可能)。その後、図4と同様にカメラの姿勢変化に対して、S902で設定した内容に基づいた転送を開始する。
[他の実施形態]
本発明は、前述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給することによって達成される場合も含む。その場合、システム等のコンピュータが該コンピュータプログラムを読み出して実行することになる。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体(記憶媒体)としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク等がある。その他にも、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM、DVD-R)等がある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることもできる。また圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するコンピュータプログラムを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザが、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードすることもできる。この場合、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現する。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットのメモリに書き込まれた後、該ボード等のCPU等が実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現される。
本発明の実施形態のファイル転送システムを構成するデジタルカメラとコンピュータの各構成を示すブロック図である。 本実施形態のデジタルカメラの外観図である。 姿勢検知部で判定される4つの姿勢を説明する図である。 第1の実施形態のデジタルカメラによる転送処理を示すフローチャートである。 姿勢変化により転送される画像の変化を示す図である。 姿勢変化により転送される画像の変化を示す図である。 第1の実施形態を変形したシステム構成図である。 第2の実施形態のデジタルカメラによる転送処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 デジタルカメラ
20 パーソナルコンピュータ(PC)
30 通信インターフェース
201 光学系
202 撮像素子
203 撮像処理部
204 A/Dコンバータ
205 データバス
206 AE/AF部
207 画像処理部
208 圧縮伸張部
209 表示制御部
210 RAM
211 記録再生制御部
212 通信制御部
213 中央処理部
214 システム制御部
215 中央制御部
216 制御器
217 表示器
218 記憶媒体
219 通信器
221 操作器
222 表示器
223 記憶媒体
224 通信器
225 システム制御部
226 中央制御部
227 中央処理部
228 表示制御部
229 RAM
230 記憶制御部
231 通信制御部
232 データバス
235 姿勢検知部
236 姿勢センサ
237 ROM
238 音声制御部
239 スピーカ
240 光源制御部
241 光源
301 電源ボタン
302 モード切り替えスイッチ
303 シャッターボタン
304 メニューボタン
305 十字ボタン
306 SETボタン
307 ディスプレイボタン
308 三脚接続部

Claims (15)

  1. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    所定の動作を起動する操作手段と、
    装置の姿勢変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により所定の姿勢変化が検出された場合、前記操作手段の操作に代えて前記所定の動作を実行する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像データを再生する再生手段と、
    他の装置との間で画像ファイルの転送を行う通信手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の動作とは、前記通信手段による他の装置へのファイル転送及び印刷指示、電源オン・オフの切り替え、前記撮影手段による撮影モードと前記再生手段による再生モードの切り替え、前記再生手段による画像の再生機能の変更、前記撮像手段による画像の撮影機能の変更の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の姿勢変化は、前記装置が第1の姿勢から当該第1の姿勢とは異なる第2の姿勢に変化した後、所定時間内に前記第1の姿勢に戻ることであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記検出手段は、装置の姿勢が変化する方向を検出し、当該方向が異なる姿勢変化を異なる姿勢変化と判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記検出手段により所定の姿勢変化が検出され、前記所定の動作を実行した時に発光する発光手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記発光手段は任意に発光の有無を設定できると共に、前記所定の動作を実行した時には強制的に発光されることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記発光手段が発光無に設定されている場合、前記所定の動作を実行しても前記発光手段は発光しないことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記検出手段により所定の姿勢変化が検出され、前記所定の動作を実行した時に音を発生する発音手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記発音手段は任意に発音の有無を設定できると共に、前記所定の動作を実行した時には強制的に発音されることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記発音手段が発音無に設定されている場合、前記所定の動作を実行しても前記発音手段は音を発生しないことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記所定の動作と姿勢変化とを対応させて設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、所定の動作を起動する操作手段と、装置の姿勢変化を検出する検出手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記検出手段により所定の姿勢変化が検出された場合、前記操作手段の操作に代えて前記所定の動作を実行することを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009278439A (ja) * 2008-05-15 2009-11-26 Nikon Corp カメラシステム
JP2015159596A (ja) * 2015-04-21 2015-09-03 オリンパス株式会社 画像データ送信装置および画像データ送信方法

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