JP2007080144A - 電子文書作成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電子文書を作成するシステムであって、クライアント端末から、Webサーバを経由し、外字サーバに対して、検索条件を与え、前記検索条件に該当する文字一覧の結果から、ユーザが所望する文字を選択し、選択した文字から文字情報を得る。
【選択図】 図1
Description
(1)各パソコン(端末入力装置)における文字コード体系の相違
(ハンドリング可能な文字の種類、数、マッピングの相違)
(2)ユーザー外字エリアのマッピング状況の相違などの理由により、文字化けが発生する可能性がある。
この問題を解決するためには、一般的に利用されている文字コードのユーザー外字エリアに規格外の文字をマッピングした外字フォントを使用することで外字を含む電子文書の交換を行うことも可能であるが、この場合、使用できる外字数がユーザー外字エリアの空きコード数に限定されてしまう。(最も普及し、一般的であるS-JISコードのユーザ外字エリアで1,800字程度となる。今後、普及が予想されるUNICODEを使用した場合でも、ユーザ外字エリアで6,400字程度となる。)また、利用する全てのユーザが個々のパソコンに外字フォントをインストールしておく必要があるため、ユーザのインストール作業の負担が大きかった。
上記の問題を解消するための従来技術として、2つの仕組みがある。1つは、特定端末(フォントサーバ)に搭載した文字画像の所在を表す一意のURLを、電子文書中に埋め込む事により、ネットワークに接続された複数のパソコン(端末入力装置)間で交換する電子文書の互換性(文字化けしない)を実現する仕組みである。もう1つは、電子文書の発信者が予め、電子文書ファイル内に表現したい文字デザインのフォントをフォントオブジェクトとして埋め込むことで、発信者の意図どおりの文字デザインを表示できる公知の仕組み(WEBフォント)がある。当フォントオブジェクトは特定のWEBブラウザでのみ表示可能なフォントであり、配信者のWEBページ以外では流用ができなく、また、他のアプリケーションで流用ができないように保護されたファイルとなっている。WEBページにフォントを埋め込む代表的なツールとして、MicrosoftWEFT(Web Embedding Fonts Tool)がある。
上記の仕組みでは、規格内の文字は、パソコンに標準搭載されるシステムフォントに含まれたドットフォントか、もしくは、アウトラインフォントからラスタライズされたドットデータをブラウザ画面に読み出して表示し、規格外の文字は、フォントサーバから取得するドット画像データを画面に表示することが一般的であるが、この場合、規格内の文字と規格外の文字は、異なるリソースから出力される文字画像となり、互いに、ベースラインや、字間が整いにくく、文字デザイン自体の統一性も欠けるため、文字表現品質が良くない。
また、後者の文字画像は、フォントサーバから配信するドット画像となるため、「商業印刷物として求められる高品位なプリントアウトを行うことができない」といった欠点があり、また、「表示する電子文書の文字サイズ毎のドット画像データをフォントサーバ側に用意する多大な作業も必要となる他、文字画像を確実に表示するための堅牢なネットワークの構築も要求される。
また、上記の仕組みでは、構造化電子文書フォーマットとして標準となるHTMLを代表とするフォーム機能では、入力フォーム内に規格外の文字となる外字画像を挿入することができないため、一旦、外字を外字コード文字列情報などに代替して挿入するケースがあるが、ユーザビリティに欠けるといった欠点もある。
もう1つの技術は、これまで、電子文書の発信者は、文書をデザイン的に表現するために使用したい特定のフォントがあったとしても、電子文書を閲覧するクライアントパソコンにも同じフォントがインストールされていなければ、パソコンにインストールされている他のフォントに置き換わり、発信者が意図するデザインとは異なって表示されてしまう問題を解決するためのものであり、電子文書の発信者は予め、電子文書ファイル内に表現したい文字デザインのフォントをフォントオブジェクトとして埋め込むことで、クライアント側では、フォントがパソコンにインストールされているかどうかを意識することなく、発信者の意図どおりの文字デザインを表示できる仕組み(WEBフォント)である。この仕組みを用いれば、電子文書に含まれる外字もフォントオブジェクトとして埋め込み、クライアントのパソコン上で外字を含む電子文書を表示させることが可能であるが、これまで、電子申請などで用いられるような入力フォーム上で、外字を入力することができなかった。
また、電子文書の閲覧、出力時には、規格内、規格外が混在する文書であっても、全ての入力文字が1つのリソースから展開したアウトラインフォントデータを使用して、正しく、かつ、高品位に表示、印刷を行うことができる
さらに、文書の表現に必要となる規格外文字分のみのサブセットフォントオブジェクトをクライアントマシン側に渡すので、所有者にとって貴重な外字フォントの流出を最小限にとどめることができる。
図1は、本発明の1実施形態に係る電子文書作成システムを示すブロック図である。ネットワーク1は、種々の回線を利用して構築された広域ネットワークである。電子文書作成装置(1-5〜1-7)は、規格外文字(以下、「外字」ともいう)を保有していないクライアントマシンであり、所望の外字を入力及び表示する機能を有する。フォントオブジェクト生成装置は、外字を豊富に持つ「秀英体(登録商標)」の文字画像を搭載したサーバであり、クライアントのディスプレイ上で規格外文字の表示ができるように文字画像をクライアントに配信する機能を有する。電子文書格納装置(1-4)、クライアントで作成した電子文書を登録するサーバである。文字属性格納装置(1-3)は、文字検索用の属性情報(部首・画数・異体字情報・部品など)を管理する装置である。HTML生成装置(1−4)は通信制御装置から受け取った検索結果文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。
プロセスA-1〜A-2において、入力フォームの表示から外字検索画面の表示までの処理を説明する。ユーザは、電子文章作成装置がもつ標準搭載文字であれば、パソコンに搭載された文字入力機能で入力を行う。電子文書作成装置がもたない文字を入力する場合は、A−1の入力フォームのタブレットボタンから外字検索画面(タブレット)を呼び出す。電子文書作成装置は標準で搭載する文字入力機能から選択指示される入力文字情報をもとに、電子文書作成装置上の入力フォームに標準搭載文字(ローカルフォント)で表示する。電子文書作成装置が入力フォームに入力されている入力文字情報(UNICODE)を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた入力文字情報(UNICODE)を保持する。通信制御装置は電子文書作成装置に外字検索画面を送る。尚、電子文書作成装置の標準搭載文字はJISx0208(JIS第1、第2水準)の約7,000字程度が一般的である。入力フォームを含む、全てのWEB画面(HTML)は大規模文字コード(世界標準であるUNICODE)で記述される。電子文書作成装置はUNICODEを用いることで、一般的には漢字は約20,000程度の範囲を扱うことが可能となる。
通信制御装置が文字属性格納装置から受け取った検索結果文字情報(UNICODE)をHTML生成装置に送る。フォントオブジェクト生成装置が通信制御装置から受け取った検索結果文字情報をもとに、フォントオブジェクトを動的に生成する。
HTML生成装置は通信制御装置から受け取った検索結果文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。通信制御装置がHTML生成装置から受け取った検索結果のHTML画面と、フォントオブジェクト生成装置から受け取ったフォントオブジェクトを電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取ったHTML画面を表示すると同時に、検索結果である文字群を、同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。尚、フォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータをもとに、通信制御装置から受け取る検索結果文字のみを抽出して生成したサブセットフォントオブジェクトとなる。フォントのマッピングコードにはUNICODEを用いる。ここでのHTMLにはW3Cの標準仕様であるCSS(スタイルシート)を使用したWEBフォントオブジェクト埋め込みの記述が行われ生成される。(埋め込むフォントには、サブセットフォントオブジェクトを指定する。)
一般的なWEBクライアントとなる電子文書作成装置の環境には、UNICODEで記述される電子文書と、UNICODEで文字がマッピングされたフォントオブジェクトを描画できるエンジンが搭載されている。
電子文書作成装置が入力フォームに入力されている外字を含む入力文字情報(UNICODE)を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた入力文字情報(UNICODE)を保持する。(2)通信制御装置は電子文書作成装置に外字検索画面を送る。電子文書作成装置は入力した検索条件を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた検索条件を文字属性格納装置に問合わせ、検索結果文字情報を受け取る。通信制御装置が文字属性格納装置から受け取った検索結果文字情報(UNICODE)をフォントオブジェクト生成装置に送る。
通信制御装置が文字属性格納装置から受け取った検索結果文字情報(UNICODE)をHTML生成装置に送る。フォントオブジェクト生成装置が通信制御装置から受け取った検索結果文字情報をもとに、フォントオブジェクトを動的に生成する。
このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータをもとに、通信制御装置から受け取る検索結果文字のみを抽出して生成したサブセットフォントオブジェクトとなる。フォントのマッピングコードにはUNICODEを用いる。HTML生成装置は通信制御装置から受け取った検索結果文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。通信制御装置がHTML生成装置から受け取った検索結果のHTML画面と、フォントオブジェクト生成装置から受け取ったフォントオブジェクトを電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取ったHTML画面を表示すると同時に、検索結果である文字群を、同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。電子文書作成装置が入力決定指示を通信制御装置に送る。通信制御装置が、A−3で保持している入力外字情報(UNICODE)に、電子文書作成装置から受け取った入力外字情報(UNICODE)を追加し、フォントオブジェクト生成装置に送る。通信制御装置がA−6で保持していた入力文字情報に電子文書作成装置から新たに受け取った入力外字情報(UNICODE)を追加し、HTML生成装置に送る。フォントオブジェクト生成装置は、通信制御装置から受け取った入力外字情報からフォントオブジェクトを動的に生成する。このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータからシステム標準搭載文字と同じ文字群に、電子文書作成装置にて入力指示された外字2文字を追加した文字群となるサブセットフォントオブジェクトとして生成される。HTML生成装置は通信制御装置から受け取った入力文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。
プロセスB−1 〜 B−2では、ユーザは、電子文書作成装置がもつ標準搭載文字であれば、電子文書作成装置に搭載された文字入力機能で入力を行う。標準搭載文字のフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータをもとに、通信制御装置から受け取る検索結果文字のみを抽出して生成したサブセットフォントオブジェクトとなる。フォントのマッピングコードにはUNICODEを用いる。外字を入力する場合は、タブレットボタンから外字検索画面(タブレット)を呼び出す。部首、画数、類字(=異体字)などの検索条件を入力し、フォームに入力したい外字を検索する。外字検索結果の一覧から入力したい文字を選択し、入力決定を行う。電子文書作成装置が標準で搭載する文字入力機能から選択指示される入力文字情報をもとに、電子文書作成装置が標準搭載文字(ローカルフォント)で表示する。・電子文書作成装置が検索フォームに入力される入力文字情報(UNICO)を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた入力文字情報(UNICODE)を保持する。通信制御装置は電子文書作成装置に外字検索画面を送る。
電子文書作成装置が入力された検索条件を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた検索条件を文字属性格納装置に問合わせ、検索結果文字情報を受け取る。通信制御装置が文字属性格納装置から受け取った検索結果文字情報(UNICODE)をフォントオブジェクト生成装置に送る。通信制御装置が文字属性格納装置から受け取った検索結果文字情報(UNICODE)をHTML生成装置に送る。フォントオブジェクト生成装置が通信制御装置から受け取った検索結果文字情報をもとに、フォントオブジェクトを動的に生成する。
HTML生成装置は通信制御装置から受け取った検索結果文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。通信制御装置がHTML生成装置から受け取った検索結果のHTML画面と、フォントオブジェクト生成装置から受け取ったフォントオブジェクトを電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取ったHTML画面を表示すると同時に、検索結果である文字群を、同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。フォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータをもとに、通信制御装置から受け取る検索結果文字のみを抽出して生成したサブセットフォントオブジェクトとなる。フォントのマッピングコードにはUNICODEを用いる。電子文書作成装置が入力決定指示を通信制御装置に送る。通信制御装置は、電子文書作成装置から受け取った入力外字情報(UNICODE)を保持する。通信制御装置が電子文書作成装置から受け取った入力外字情報(UNICODE)をフォントオブジェクト生成装置に送る。通信制御装置がB−1で保持していた入力文字情報に電子文書作成装置から新たに受け取った入力外字情報(UNICODE)を追加し、HTML生成装置に送る。フォントオブジェクト生成装置は、通信制御装置から受け取った入力外字情報からフォントオブジェクトを動的に生成する。HTML生成装置は通信制御装置から受け取った入力文字情報を入力フォームに埋め込んだHTMLを動的に生成する。フォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータからシステム標準搭載文字と同じ文字群に、電子文書作成装置にて入力指示された外字1文字を追加した文字群となるサブセットフォントオブジェクトとして生成される。
一般的なWEBクライアントとなる電子文書作成装置の環境には、UNICODEで記述される電子文書と、UNICODEで文字がマッピングされたフォントオブジェクトを描画できるエンジンが搭載されている。
C−1において、ユーザは、閲覧画面に検索結果一覧を表示し、検索結果一覧から一つの電子文書を選択し、表示ボタンによって内容を編集フォーム画面に表示する。・通信制御装置が電子文書作成装置から受け取った検索条件の入力文字情報を電子文書格納装置に問合わせ、検索結果の電子文書を受け取る(※1)。通信制御装置が電子文書格納装置から受け取った検索結果の電子文書リストを作成する(※2)。通信制御装置が検索結果の電子文書リスト内に含まれる外字文字情報を抽出する(※3)。外字が含まれる場合は、通信制御装置が、抽出した外字文字情報(UNICODE)をフォントオブジェクト生成装置に送る(※4)。外字が含まれる場合は、通信制御装置が、作成した電子文書リストと抽出した外字文字情報(UNICODE)をHTML生成装置に送る。外字が含まれる場合は、フォントオブジェクト生成装置が、通信制御装置から受け取った外字文字情報(UNICODE)をもとに、フォントオブジェクト※5を動的に生成する。HTML生成装置は、通信制御装置から電子文書リストと外字文字情報(UNICODE)を受け取り、閲覧画面を生成する(※6)。通信制御装置がフォントオブジェクト生成装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトとHTML生成装置から受け取ったHTML閲覧画面を電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取ったHTML閲覧画面を表示すると同時に、閲覧画面内の外字部分にのみ、を、同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。
(※1)電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字がUNICODEの場合、通信制御装置は、検索条件である入力情報はUNICODEで電子文書格納装置に問合わせる。電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNIC ODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合、通信制御装置は、検索条件である入力情報をUNICODEから外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを組み合わせた記述に置換して、電子文書格納装置に問合わせる。
(※2) 電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字がUNICODEの場合、電子文書リストはUNICODEで作成される。電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合、電子文書リストの外字部 分は、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報として作成する。
(※3)外字は、電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字の記述方法に合わせ、UNICODE、または、外字タグ(ファンクションコード)内にUNICODE、または、異なる大 規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報として抽出する。
(※4)電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合は、変換テーブルを用いてUNICODEに変換する。
(※5) このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータから、電子文書リストから抽出された外字文字のみを当該UNICODEのマッピングにてサブセットフォントオブジェクトとして生成される。
(※6) 抽出した外字文字情報リストにある外字と電子文書リスト内の外字を照合し、電子文書リスト内の外字部分にのみ、CSS(スタイルシート)の適用によるWEBフォントオブジェクト埋め込みの記述が行われ生成される。(埋め込むフォントには、※3のサブセットフォントオブジェクトを指定する。)
電子文書作成装置が通信制御装置に、編集フォームに表示する電子文書の指示を行う。通信制御装置が電子文書作成装置から受け取った表示する電子文書を電子文書格納装に問い合わせる(※7)。電子文書格納装置が通信制御装置から問い合わせを受けた電子文書を通信制御装置に送る(※8)。通信制御装置が電子文書格納装置から受け取った電子文書に含まれる外字文字情報を抽出し、保持する(※9)。外字が含まれる場合は、通信制御装置が、抽出した外字文字情報(UNICODE)をフォントオブジェクト生成装置に送る(※10)。通信制御装置が、表示する電子文書(UNICODE)をHTML生成装置に送る。 フォントオブジェクト生成装置が、通信制御装置から受け取った外字文字情報(UNICODE)をもとに、フォントオブジェクトを動的に生成する。HTML生成装置は、通信制御装置から電子文書(UNICODE)を受け取り、編集フォーム画面を生成する(※11)。通信制御装置がフォントオブジェクト生成装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトとHTML生成装置から受け取った編集フォーム画面を電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取った編集フォーム画面を表示すると同時に、同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。
(※7) 電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字がUNICODEの場合、通信制御装置は、検索条件である入力情報はUNICODEで電子文書格納装置に問合わせる。電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合、通信制御装置は、検索条件である入力情報をUNICODEから外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを組み合わせた記述に置換して、電子文書格納装置に問合わせる。
(※8) 電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字がUNICODEの場合、電子文書はUNICODEで作成される。電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合、電子文書をUNICODEに変換を行い、作成される。
(※9) 抽出した外字文字情報はUNICODEとして保持する。電子文書格納装置の電子文書DBに格納される外字が、外字タグ(ファンクションコード)とUNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置換して格納されている場合は、変換テーブルを用いてUNICODEに変換する。
(※10) このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータからシステム標準搭載文字と同じ文字群に、電子文書に含まれる外字を追加した文字群からなるサブセットフォントオブジェクトとして生成される。
(※11) CSS(スタイルシート)の適用によるWEBフォントオブジェクト埋め込みの記述が行われ生成される。(埋め込むフォントには、※15のサブセットフォントオブジェクトを指定する。)
電子文書作成装置が編集フォームに入力されている入力文字情報(UNICODE)を通信制御装置に送る。通信制御装置が電子文書作成装置から送られた入力文字情報(UNICODE)を保持する。通信制御装置は電子文書作成装置に外字検索画面を送る。
(※12)このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータをもとに、通信制御装置から受け取る検索結果文字のみを抽出して生成したサブセットフォントオブジェクトとなる。フォントのマッピングコードにはUNICODEを用いる 。
(※13)このHTMLにはW3Cの標準仕様であるCSS(スタイルシート)を使用したWEBフォントオブジェクト埋め込みの記述が行われ生成される。(埋め込むフォントには、サブセットフォントオブジェクトを指定する。)
(※14) このフォントオブジェクトは、フォントオブジェクト生成装置内にある拡張フォントデータからシステム標準搭載文字と同じ文字群に、通信制御装置から受け取った外字文字を追加した文字群となるサブセットフォントオブジェクトとして生成される。
(※15) このHTMLにはW3Cの標準仕様であるCSS(スタイルシート)を使用したWEBフォントオブジェクト埋め込みの記述が行われ生成される。(埋め込むフォントには、※19のサブセットフォントオブジェクトを指定する。)
通信制御装置がフォントオブジェクト生成装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトとHTML生成装置から受け取ったHTML編集フォーム画面を電子文書作成装置に送る。電子文書作成装置が通信制御装置から受け取ったHTML編集フォーム画面を表示すると同時に、編集フォーム内の文字情報を同じく通信制御装置から受け取ったサブセットフォントオブジェクトを使用して表示する。
(※16) 電子文書格納装置には、入力文字情報を大規模文字コード(UNICODE)のまま送る、または、外字のみ抽出し、外字1文字毎に、外字タグ(ファンクションコード)を追加 し、UNICODE、または、異なる大規模文字セットの一意のコードを記述した文字情報に置 換して送る。
1−2 フォントオブジェクト生成装置
1−3 文字属性格納装置
1−4 電子文書格納装置
1−5〜1−7 電子文書作成装置
A−1〜A−9 電子文書作成装置における文書の入力/登録プロセス
B−1〜B−6 電子文書作成装置における文書の検索/閲覧プロセス C−1〜C−8 電子文書作成装置における文書の編集プロセス
Claims (7)
- 電子文書を作成するシステムであって、クライアント端末から、Webサーバを経由し、外字サーバに対して、検索条件を与える手段と、前記検索条件に該当する文字一覧の結果から、文字を選択する手段と、前記選択した文字から文字情報を得る手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項1に記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末に、外字の文字情報を表示する手段を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項1に記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末から、Webブラウザ上で動作する、Webアプリケーションの入力フォームを表示する手段と、入力フォームにコード情報を持たせた外字の文字情報をアウトラインデータとして挿入表示させる手段と、外字を含む電子文書をサーバに格納する手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項1に記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末から、Webブラウザ上で動作する、Webアプリケーションの入力フォームを表示する手段と、入力フォームにコード情報を持たせた外字の文字情報をアウトラインデータとして挿入表示させる手段と、入力した外字を含む文字情報からサーバーに登録された外字を含む電子文書を検索する手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項4記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末から、Webブラウザ上で動作する、Webアプリケーションの入力フォームに入力した外字を含む文字情報から、サーバに登録された外字を含む電子文書を検索する手段と、該当する電子文書の外字の文字情報をアウトラインデータとして表示させる手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項4記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末から、Webブラウザ上で動作する、Webアプリケーションの入力フォームに入力した外字を含む文字情報から、サーバに登録された外字を含む電子文書を検索する手段と、該当する外字を含む電子文書について、コード情報を持たせた外字の文字情報をアウトラインデータとして表示させる手段と、外字を含む電子文書を修正する手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
- 請求項1に記載の電子文書作成システムにおいて、クライアント端末から、Webブラウザ上にアウトラインデータとして挿入及び表示する手段と、コード情報を持つ外字を含んだ文字情報を、電子文書として出力する手段と、を備えることを特徴とする電子文書作成システム。
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