JP2007077878A - 微粒子捕集フィルタ及びフィルタユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な方法でフィルタへの微粒子堆積量を検知でき、フィルタの交換や再生処理の時期の決定が容易に行えるような微粒子捕集フィルタを提供する。
【解決手段】気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタであって、当該微粒子捕集フィルタ1の少なくとも2カ所に電極2を設置するとともに、当該電極2間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)3を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する。
【選択図】図1
【解決手段】気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタであって、当該微粒子捕集フィルタ1の少なくとも2カ所に電極2を設置するとともに、当該電極2間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)3を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、フィルタに捕集された微粒子の堆積量を推定することが可能な微粒子捕集フィルタに関する。
気体中の微粒子を捕集して気体を浄化する手段としては、フィルタによるろ過が代表的である。フィルタの材質・構造としては、繊維層、セラミックフォーム、金属フォーム等があり、特に、圧力損失を低減できる材質・構造として、多孔質の隔壁によって気体の流路となる複数のセルが区画形成されたハニカム構造体の端面を交互に千鳥状に目封止したウォールフロー型のものが良く知られている。
これら微粒子捕集フィルタでは、微粒子が堆積して行くにつれてフィルタの目詰まりが進行し、フィルタ性能が低下して行くため、微粒子の堆積量がフィルタの使用限界に達する前に、フィルタ自体を交換するか、あるいは堆積した微粒子を取り除く再生処理が必要である。この交換や再生処理の時期を決めるためには、微粒子堆積量の検知が必要であり、従来は、フィルタ圧力損失によるフィルタ前後の排圧の差圧を差圧センサにより検出して微粒子堆積量を検知するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、微粒子捕集フィルタにおいては、微粒子の堆積量に対して、フィルタの圧力損失がヒステリシスを持つ場合が多く、フィルタ圧力損失によるフィルタ前後の排圧の差圧のみから微粒子堆積量を一義的に検知することは不可能な場合が多い。例えば、ディーゼルエンジンの排気微粒子を捕集するウォールフロー型のセラミックフィルタ(DPF)では、低温で微粒子を捕集し続けた後、フィルタ細孔内にコートされた触媒が活性となる温度に一時的に昇温すると、細孔内に堆積した微粒子が酸化除去され、わずかな細孔内微粒子の酸化消滅により大幅に圧力損失が低下するため、堆積微粒子量と圧力損失との関係はヒステリシスを示し、同一の圧力損失でも、堆積微粒子の量が大きく異なる状態が生じ得ることになる。
したがって、このような微粒子捕集フィルタにおいては、圧力損失から一義的に微粒子堆積量を推定することは困難であり、フィルタの交換や再生処理の時期を決定する際には、圧力損失の情報以外に、運転時間、運転条件によるエンジンからの微粒子発生量予測を併用して、フィルタへの微粒子堆積量を推定し、その推定堆積量からフィルタの交換や再生処理の時期を決定しているのが現状である。
特開昭60−47937号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、より簡単な方法でフィルタへの微粒子堆積量を検知でき、フィルタの交換や再生処理の時期の決定が容易に行えるような微粒子捕集フィルタを提供することにある。
本発明によれば、気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタであって、当該微粒子捕集フィルタの少なくとも2カ所に電極を設置するとともに、当該電極間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する微粒子捕集フィルタ、が提供される。
また、気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタと、当該微粒子捕集フィルタの外周部を取り囲む筒状のマットと、当該マットの外周部を取り囲み、当該マットを介して前記微粒子捕集フィルタを保持する筒状の金属管体とを有する微粒子捕集フィルタユニットであって、前記微粒子捕集フィルタの少なくとも1カ所に電極を設置するとともに、当該電極と前記金属管体との間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する微粒子捕集フィルタユニット、が提供される。
本発明の微粒子捕集フィルタ及びフィルタユニットによれば、従来よりも簡単な方法でフィルタへの微粒子堆積量を検知でき、フィルタの交換や再生処理の時期の決定を容易に行うことができる。
前記のとおり、本発明の微粒子捕集フィルタは、気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタであって、当該微粒子捕集フィルタの少なくとも2カ所に電極を設置するとともに、当該電極間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知するものである。
図1は、本発明に係る微粒子捕集フィルタの実施形態の一例を示す模式図である。本例では、フィルタ本体として、多孔質の隔壁により気体の流路となる複数のセルが区画形成されたハニカム構造体の端面を交互に千鳥状に目封止したウォールフロー型のフィルタ1を使用しており、その外周面の2カ所に電極2を設置するとともに、当該電極2,2間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)3を直列に接続して回路を構成し、当該回路の共振周波数を測定できるようにしている。
この微粒子捕集フィルタにおいては、フィルタ1に設置された電極2,2と、この電極2,2間に直列に接続されたコイル(インダクタンス)3とからなる回路の共振周波数を測定することによって、フィルタ1に微粒子が堆積したことによる、電極2,2間の静電容量の変化を検知することができる。電極2,2間の静電容量は、フィルタ内の微粒子の絶対量に対応して変化するため、共振周波数の測定データからフィルタ1の微粒子堆積量を一義的に推定することができる。具体的には、堆積した微粒子の質量と共振周波数との関係を実測値に基づいて予めグラフ化等しておくことにより、共振周波数を測定するだけで、その測定時点での微粒子の堆積量を推定することができるようになる。
本発明においては、前記のようにコイル3(インダクタンス)を接続することにより、静電容量を持つフィルタ1とコイル3とを含む回路の交流インピーダンスは、共振条件Lω=1/Cω(L:インダクタンス、C:静電容量、ω:2πf(f:周波数))で急激に0に近づき、このときの共振周波数は、近似的に、ω=(1/LC)1/2となる。接続するコイルのインダクタンスの値を予め制御して、狙いの微粒子堆積量において共振条件を満足するように設定し、固定しておくと、微粒子の堆積により、フィルタの静電容量Cが変化するため、共振周波数ωも変化する。この共振周波数を測定することにより、微粒子の堆積量を検知することができる。
なお、本発明においては、このようなインダクタンスの他、キャパシタンス、直流抵抗などを前記回路内に直列又は並列に接続して、共振条件を調整することも可能である。
本発明の微粒子捕集フィルタにおいて、電極の形成方法は特に限定されないが、銀ペースト等の導電性ペーストをフィルタ外周面等の所定位置に塗布し、これを加熱して焼き付ける方法を用いると、形成が容易で、電極がフィルタに強固に接合されるので好ましい。
次に、本発明の微粒子捕集フィルタユニットについて説明する。本発明の微粒子捕集フィルタユニットは、気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタと、当該微粒子捕集フィルタの外周部を取り囲む筒状のマットと、当該マットの外周部を取り囲み、当該マットを介して前記微粒子捕集フィルタを保持する筒状の金属管体とを有する微粒子捕集フィルタユニットであって、前記微粒子捕集フィルタの少なくとも1カ所に電極を設置するとともに、当該電極と前記金属管体との間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知するものである。
図2は、本発明に係る微粒子捕集フィルタユニットの実施形態の一例を示す模式図である。本例では、フィルタ本体として、多孔質の隔壁により気体の流路となる複数のセルが区画形成されたハニカム構造体の端面を交互に千鳥状に目封止したウォールフロー型のフィルタ1を使用しており、このフィルタ1が、その外周部を取り囲む筒状のマット6を介して、同じく筒状の金属管体5内に保持された構造となっている。フィルタ1には、その断面中央部付近に筒状の電極4が埋設されており、この電極4と金属管体5との間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)3が直列に接続されて回路が構成され、当該回路の共振周波数が測定できるようになっている。
この微粒子捕集フィルタユニットにおいて、捕集された微粒子の量を検知する基本原理は、前述の微粒子捕集フィルタと同様であるが、微粒子捕集フィルタは、一般に、金属管体内部にマットを介して保持された状態で実用に供されることが多いので、本発明の微粒子捕集フィルタユニットでは、金属管体5を一方の電極として利用し、この金属管体5とフィルタ1に設けた電極4との間にコイル3を直列に接続して共振周波数を測定するための回路を構成している。
この微粒子捕集フィルタユニットにおいては、フィルタ1に設置された電極4と、金属管体5と、それらの間に直列に接続されたコイル(インダクタンス)3とからなる回路の共振周波数を測定することによって、フィルタ1に微粒子が堆積したことによる、電極4と金属管体5との間の静電容量の変化を検知することができる。電極4と金属管体5との間の静電容量は、フィルタ1内の微粒子の絶対量に対応して変化するため、共振周波数の測定データからフィルタ1の微粒子堆積量を一義的に推定することができる。具体的には、堆積した微粒子の質量と共振周波数との関係を実測値に基づいて予めグラフ化等しておくことにより、共振周波数を測定するだけで、その計測時点での微粒子の堆積量を推定することができるようになる。
本発明の微粒子捕集フィルタユニットにおいて、回路中にコイル(インダクタンス)を接続することにより得られる効果やコイルのインダクタンス値の設定の仕方等は、前述の微粒子捕集フィルタの場合と同様である。
この微粒子捕集フィルタユニットにおいては、電極をフィルタの断面中央部付近に設けることが好ましく、例えば、図3のように筒状の電極4をハニカム構造の隔壁に沿ってフィルタ1内部に埋設したり、図4のように板状の電極4をハニカム構造の隔壁に沿ってフィルタ1内部に埋設したり、あるいは図5のように、端面中央付近の目封止部の一部を導電性の材料を充填して構成し電極4とすることも可能である。
フィルタの外周部を取り囲むマット6の材質としては、アルミナ、シリカ等のセラミックスを主成分とする繊維をマット状に成形したもの等が好適に使用でき、また、金属管体5の材質としては、フェライト系ステンレス等が好適に使用できる。
本発明の微粒子捕集フィルタ及び微粒子捕集フィルタユニットに用いるフィルタの形態は特に限定されるものではないが、前記実施形態で例示したようなウォールフロー型のものや多孔質セラミックフォーム等が好適に使用できる。また、フィルタの材質も特に限定されないが、炭化珪素、コージェライト、アルミナタイタネイト、サイアロン、ムライト、窒化珪素、リン酸ジルコニウム、ジルコニア、チタニア、アルミナ及びシリカよりなる群から選ばれる1種以上のセラミックス、又は焼結金属を主成分とする材料から構成されているものが好適である。
本発明の微粒子捕集フィルタ及び微粒子捕集フィルタユニットにおいて、共振周波数を測定する際の交流電流の周波数は、1kHz〜10MHzであることが好ましい。1kHz未満では、インピーダンスに占める直流抵抗成分の比率が大きくなるため、静電容量の変化による共振周波数の相対変化率が小さくなり、微粒子堆積量の検知精度が低下する。一方、10MHzを超えると、フィルタからの信号取り出し線等を含む計測系全体に含まれるノイズ的インダクタンスの量が過大になり、計測精度が低下する。
本発明の微粒子捕集フィルタ及び微粒子捕集フィルタユニットは、微粒子を含む気体の浄化に広く使用できるものであり、その用途は限定されないが、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンの排気中の微粒子を捕集するためのフィルタやフィルタユニットとして特に好適に使用できる。また、フィルタには、その再生処理の際の微粒子の酸化除去を促進する等の目的で、Ptのような触媒成分を担持させるようにしてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
タルク、カオリン、仮焼カオリン、アルミナ、水酸化カルシウム、シリカの各粉末を、SiO2が42〜56質量%、Al2O3が0〜45質量%、MgOが12〜16質量%という化学組成の範囲に入るように所定の割合で調合したコージェライト化原料に、造孔剤としてグラファイトを15〜25質量%、PET、PMA、フェノール樹脂等の合成樹脂を合計5〜15質量%添加し、更にメチルセルロース類と界面活性剤とを所定量添加し、これに水を加えて混練し杯土とした。次いで、この杯土を真空脱気後、ハニカム構造に押し出し成形し、マイクロ波乾燥及び熱風乾燥法により乾燥した後、最高温度を1400〜1435℃として焼成することにより、多孔質のセラミックス(コージェライト)からなるハニカム構造体を製造した。
このハニカム構造体をウォールフロー型のフィルタにするため、ハニカム構造体の両端面においてセルの端部を交互に千鳥状に目封止した。目封止の材料には、コージェライト化原料のスラリーを用い、これを目封止すべきセルの端部に充填して目封止部を形成した。この目封止部を乾燥後、ハニカム構造体の隔壁細孔内表面にフィルタ再生処理を促進するための触媒としてPtを含浸担持させ、再度ハニカム構造体全体を焼成することにより、直径144mm、長さ152mmのウォールフロー構造のフィルタを得た。このフィルタの外周面の2カ所に銀ペーストを塗布して焼き付けることにより、図1に示すように、電極を形成し、当該電極間にコイル(インダクタンス)を直列に接続して共振周波数を測定するための回路を構成した。
このフィルタに、微粒子(パティキュレート)を含むディーゼルエンジン排ガスを流し、フィルタに微粒子を堆積させながら、前記回路の共振周波数の測定を行ったところ、堆積した微粒子の質量と測定した共振周波数との関係は、図6のようになり、共振周波数の値より微粒子の堆積量が推定できることを確認した。なお、図6は、交流電流の周波数を50kHzとして測定したときの結果である。
本発明は、気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタ及びフィルタユニットとして好適に使用することができる。
1:フィルタ、2:電極、3:コイル(インダクタンス)、4:電極、5:金属管体、6:マット。
Claims (13)
- 気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタであって、当該微粒子捕集フィルタの少なくとも2カ所に電極を設置するとともに、当該電極間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する微粒子捕集フィルタ。
- 前記微粒子捕集フィルタが、多孔質の隔壁によって気体の流路となる複数のセルが区画形成されたハニカム構造体の端面を交互に千鳥状に目封止したウォールフロー型のフィルタである請求項1に記載の微粒子捕集フィルタ。
- 前記微粒子捕集フィルタが、多孔質セラミックフォームである請求項1に記載の微粒子捕集フィルタ。
- ディーゼルエンジン又はガソリンエンジンの排気中の微粒子を捕集するためのものである請求項1ないし3の何れか一項に記載の微粒子捕集フィルタ。
- 前記微粒子捕集フィルタが、炭化珪素、コージェライト、アルミナタイタネイト、サイアロン、ムライト、窒化珪素、リン酸ジルコニウム、ジルコニア、チタニア、アルミナ及びシリカよりなる群から選ばれる1種以上のセラミックス、又は焼結金属を主成分とする材料から構成されている請求項1に記載の微粒子捕集フィルタ。
- 前記電極が、前記微粒子捕集フィルタの外周に導電性ペーストを塗布して焼き付けることによって形成されている請求項1ないし5の何れか一項に記載の微粒子捕集フィルタ。
- 前記交流電流の周波数が、1kHz〜10MHzである請求項1ないし6の何れか一項に記載の微粒子捕集フィルタ。
- 気体中の微粒子を捕集し気体を浄化するために使用される微粒子捕集フィルタと、当該微粒子捕集フィルタの外周部を取り囲む筒状のマットと、当該マットの外周部を取り囲み、当該マットを介して前記微粒子捕集フィルタを保持する筒状の金属管体とを有する微粒子捕集フィルタユニットであって、前記微粒子捕集フィルタの少なくとも1カ所に電極を設置するとともに、当該電極と前記金属管体との間に少なくとも1つのコイル(インダクタンス)を直列に接続して回路を構成し、当該回路に交流電流を流したときの共振周波数を測定することによって、捕集された微粒子の量を検知する微粒子捕集フィルタユニット。
- 前記微粒子捕集フィルタが、多孔質の隔壁によって気体の流路となる複数のセルが区画形成されたハニカム構造体の端面を交互に千鳥状に目封止したウォールフロー型のフィルタである請求項8に記載の微粒子捕集フィルタユニット。
- 前記微粒子捕集フィルタが、多孔質セラミックフォームである請求項8に記載の微粒子捕集フィルタユニット。
- ディーゼルエンジン又はガソリンエンジンの排気中の微粒子を捕集するためのものである請求項8ないし10の何れか一項に記載の微粒子捕集フィルタユニット。
- 前記微粒子捕集フィルタが、炭化珪素、コージェライト、アルミナタイタネイト、サイアロン、ムライト、窒化珪素、リン酸ジルコニウム、ジルコニア、チタニア、アルミナ及びシリカよりなる群から選ばれる1種以上のセラミックス、又は焼結金属を主成分とする材料から構成されている請求項8に記載の微粒子捕集フィルタユニット。
- 前記交流電流の周波数が、1kHz〜10MHzである請求項8ないし12の何れか一項に記載の微粒子捕集フィルタユニット。
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