JP2007077098A - 肌色補正メークアップ化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 長さが、100〜1000μmである、紫色に着色された異形断面繊維であって、前記異形断面の形状が井形である繊維をメークアップ化粧料に含有させる。紫色は赤色104号及び/又は赤色227号による染色によって行う。
【選択図】 なし
Description
(1)長さが、100〜1000μmである、紫色に着色された異形断面繊維であって、前記異形断面の形状が井形である繊維を含有することを特徴とする、顔の全面に塗布すべきメークアップ化粧料。
(2)前記異形断面繊維が、赤色104号及び/又は赤色227号で着色されたナイロン繊維であることを特徴とする、(1)に記載のメークアップ化粧料。
(3)予め複数のパネラーを用い、肌の分光反射スペクトルと明度とを測定し、肌の分光反射スペクトルにおける、500〜600nmにおける窪み部分の窪み面積を計測し、該窪み面積と明度との回帰式を求めておき、化粧料の使用者の肌の分光反射スペクトルと明度(L1)を測定し、化粧料使用者の肌の分光反射スペクトルより計測された500〜600nmにおける窪み部分の窪み面積(ADa)と、予め求められている回帰式にL1の値を代入し求めた回帰式における窪み面積(ADs)との比(ADa/ADs)である値が1〜1.2の範囲になるように、使用者の肌の色を調整するための化粧料であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載のメークアップ化粧料。
(4)長さが、100〜1000μmである、紫色に着色された異形断面繊維であって、前記異形断面の形状が井形である繊維を含有することを特徴とする、顔の全面に塗布すべきメークアップ化粧料に配合するための繊維。
(5)メークアップ化粧料の分光反射スペクトルにおける、500〜600nmのスペクトルパターン調整のための(4)に記載の繊維の使用。
本発明の化粧料用の異形断面繊維は、長さが、100〜1000μmが好ましく、より好ましくは、200〜500μmである、紫色に着色され、異形断面の断面形状が井形であることを特徴とする。又、断面直径は1〜100μmが好ましく、10〜50μmがより好ましい。配合対象となる化粧料としては、メークアップ化粧料が特に好ましい。この様な異形断面繊維としては、4つの十字型の異形断面ノズルを内部に正方形が出来るように密接して組み合わせて紡糸することにより製造できるが、既に市販されている異形断面繊維に、有機染料で染色して用いることが好ましく例示できる。かかる繊維の素材としては、異形断面の繊維が既に知られているものであれば特段の限定無く使用することが出来、例えば、ナイロン、アクリル、ポリエステル、ポリ塩化ビニル等が好適に例示できる。特に好ましいものはナイロンである。ナイロンとしては6−ナイロンや6,6−ナイロンなどが好ましく例示できる。前記市販品としては、ナイロン繊維である、「マイクロアート」(ユニチカ株式会社製)が好ましく例示できる。このものを紫色に染色するには、赤色104号を用いて、繊維における最終含有量が0.025〜0.2質量%になるように染色するか、乃至は、赤色227号を用いて、繊維における最終含有量が0.05〜0.2質量%になるように染色することが好ましく例示できる。特に好ましくは赤色104号と赤色227号の両方で染色することであり、その好適な範囲は、個々の好適な範囲と一致する。特に好ましいのは、赤色104号と赤色227号とを等量ずつ、0.05〜0.15質量%含有する形態である。この様な構成を取ることにより、少ない含有量でありながら、分光反射スペクトルの500〜600nmの窪みを形成する作用を発現する。ファンデーションのような化粧料剤型でこの効果を維持するためには、化粧料全量に対して1〜30質量%、より好ましくは2〜20質量%含有することが好ましい。この含有量より換算すると、化粧料あたり、0.001〜0.03質量%の有機色素の含有で前記効果を奏するものであり、使用する色材量を減じることが出来る意味で、直接有機色素を含有させるのに比して、着色した繊維を含有させる形態の方が優れていると言える。又、有機色素は繊維上に染着しているため、肌との直接接触の可能性は低く、有機色素で時として問題となる安全性の問題も大きく改善する。
本発明の化粧料は、前記本発明の繊維を含有し、メークアップ化粧料であることを特徴とする。本発明の化粧料は、本発明の繊維の前述の効果を利用するものであり、メーク効果を有しながら、自然な仕上がりを提供し、以て、化粧仕上がりの第三者印象を好ましい方向に向上せしめる効果を有する。本発明の化粧料の応用範囲は、メークアップ化粧料に分類されるものであって、本発明の効果の発現部位である、顔の全面に投与されるものであれば特段の限定無く、例えば、アンダーメークアップ、コントロールカラー、ファンデーション、粉白粉、固形白粉、サンケーキ、ツーウェイケーキ、紫外線防護化粧料等が好適に例示できる。又、剤型も特段の限定は受けず、水性分散剤型、油中水或いは水中油乳化剤型、オイルゲル剤型、成型されても良い粉体剤型などが好ましく例示できる。
イ
「シリコーンKSG−16」 59.3質量%
(信越化学株式会社製;(ジメチコン/ビニルメチコン)クロスポリマーのジメチコン溶液)
ロ
ルチル型二酸化チタン 11 質量%
黄色酸化鉄 1.7質量%
ベンガラ 0.1質量%
黒色酸化鉄 0.1質量%
セチルイソオクタネート 12.2質量%
δ−トコフェロール 0.1質量%
ソルビタンセスキイソステアレート 0.5質量%
繊維15 15 質量%
イ
「シリコーンKSG−16」 74.3質量%
(信越化学株式会社製;(ジメチコン/ビニルメチコン)クロスポリマーのジメチコン溶液)
ロ
ルチル型二酸化チタン 11 質量%
黄色酸化鉄 1.7質量%
ベンガラ 0.1質量%
黒色酸化鉄 0.1質量%
セチルイソオクタネート 12.2質量%
δ−トコフェロール 0.1質量%
ソルビタンセスキイソステアレート 0.5質量%
Claims (5)
- 長さが、100〜1000μmである、紫色に着色された異形断面繊維であって、前記異形断面の形状が井形である繊維を含有することを特徴とする、顔の全面に塗布すべきメークアップ化粧料。
- 前記異形断面繊維が、赤色104号及び/又は赤色227号で着色されたナイロン繊維であることを特徴とする、請求項1に記載のメークアップ化粧料。
- 予め複数のパネラーを用い、肌の分光反射スペクトルと明度とを測定し、肌の分光反射スペクトルにおける、500〜600nmにおける窪み部分の窪み面積を計測し、該窪み面積と明度との回帰式を求めておき、化粧料の使用者の肌の分光反射スペクトルと明度(L1)を測定し、化粧料使用者の肌の分光反射スペクトルより計測された500〜600nmにおける窪み部分の窪み面積(ADa)と、予め求められている回帰式にL1の値を代入し求めた回帰式における窪み面積(ADs)との比(ADa/ADs)である値が1〜1.2の範囲になるように、使用者の肌の色を調整するための化粧料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のメークアップ化粧料。
- 長さが、100〜1000μmである、紫色に着色された異形断面繊維であって、前記異形断面の形状が井形である繊維を含有することを特徴とする、顔の全面に塗布すべきメークアップ化粧料に配合するための繊維。
- メークアップ化粧料の分光反射スペクトルにおける、500〜600nmのスペクトルパターン調整のための請求項4に記載の繊維の使用。
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---|---|---|---|
JP2005268853A JP2007077098A (ja) | 2005-09-15 | 2005-09-15 | 肌色補正メークアップ化粧料 |
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JP (1) | JP2007077098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013093889A2 (en) | 2011-12-23 | 2013-06-27 | L'oreal | Makeup process |
JP2016155790A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-01 | 花王株式会社 | 化粧肌の自然な仕上りを評価する方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004315426A (ja) * | 2003-04-16 | 2004-11-11 | L'oreal Sa | 化粧品用添加剤 |
JP2005132723A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Pola Chem Ind Inc | 異形断面繊維を含有するメークアップ化粧料 |
-
2005
- 2005-09-15 JP JP2005268853A patent/JP2007077098A/ja active Pending
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