JP2007076844A - 紙葉類取り出し装置 - Google Patents

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哲雄 渡辺
Takanobu Nishimura
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Abstract

【課題】この発明は、紙葉類を安定して取り出すことができる紙葉類取り出し装置を提供することを課題とする。
【解決手段】紙葉類取り出し装置は、取り出し位置に供給された紙葉類に接触して回転することで当該紙葉類を取り出す取り出しローラ3を有する。取り出しローラ3は、負圧チャンバ52の外側に回転可能に取り付けられたロータ54を有し、ロータ54の外周面には、回転の途中でエアチャンバ53の開口53aに対向する複数の吸着孔55が設けられている。そして、この取り出しローラ3によって取り出される紙葉類には、ロータ54の弾性部材54bからの摩擦力と吸着孔55で発生される負圧が作用され、取り出し位置の紙葉類が取り出しローラ3に確実に吸着されて取り出される。
【選択図】図6

Description

この発明は、取り出しローラを紙葉類に接触せしめて回転させることで当該紙葉類を取り出す紙葉類取り出し装置に関する。
従来、紙葉類取り出し装置として、集積方向一端にある紙葉類に取り出しローラを接触せしめて回転させることで当該紙葉類を取り出す紙葉類取り出し装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置では、取り出しローラの紙葉類に対する接触圧を適正値に調整することで、紙葉類の取り出しを安定させるようにしている。
しかし、この装置では、取り出しローラの外周面を紙葉類に転接させて回転することで当該紙葉類を取り出すようにしているため、取り出しローラの接触圧を適正値に制御したとしても、紙葉類の取り出し力は、取り出しローラの外周面と紙葉類の表面との間の摩擦力に依存して変化する。このため、紙葉類表面の摩擦係数が変化すると取り出し力が変化してしまい、紙葉類の取り出しが不安定になる。特に、表面がつるつるしている比較的薄い紙葉類を取り出す際には、取り出しローラとの間の摩擦力が小さくなり、最悪の場合、取り出しができなくなる。このように、紙葉類の取り出しができなくなると、装置を停止する必要があり、スループットが低下する問題が生じる。
特開2003−341860号公報
この発明の目的は、紙葉類を安定して取り出すことができる紙葉類取り出し装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の紙葉類取り出し装置は、外周に弾性体を有する取り出しローラの外周面を紙葉類に接触せしめて回転させることで当該紙葉類を取り出す紙葉類取り出し装置であって、上記取り出しローラの外周面の全周にわたって複数設けられた吸着孔と、これら吸着孔を介して上記外周面に接触する紙葉類に負圧を生じせしめる負圧発生部と、を有する。
上記発明によると、紙葉類に転接する取り出しローラの外周面に負圧発生させるための複数の吸着孔を設けたため、取り出しローラの外周にある弾性体と紙葉類との間の摩擦力に加え、取り出しローラの負圧による吸着力を紙葉類に作用させることができ、取り出しローラと紙葉類との間の摩擦力が小さい場合であっても紙葉類を取り出しローラに吸着せしめて取り出すことができる。
また、本発明の紙葉類取り出し装置は、複数枚の集積状態の紙葉類をその集積方向に移動させて端部の紙葉類を取り出し位置へ供給する供給部と、上記取り出し位置に供給された紙葉類に接触して回転することで当該紙葉類を取り出す取り出しローラと、を有し、上記取り出しローラは、上記取り出し位置に対向する開口を外周面に有する円筒形の負圧チャンバと、この負圧チャンバの外周面に回転可能に装着され、その外周に弾性体を有し、回転の途中で上記開口に連通する複数の吸着孔を有し、上記取り出し位置の紙葉類に上記弾性体を接触せしめて回転するロータと、上記開口に連通した複数の吸着孔を介して上記取り出し位置の紙葉類に負圧を生じせしめる負圧発生部と、を有し、上記複数の吸着孔は、上記ロータの回転の途中で常に少なくとも1つの吸着孔が上記負圧チャンバの開口に連通する位置関係となるピッチで設けられている。
上記発明によると、回転するロータの複数の吸着孔を介して取り出し位置の紙葉類に負圧を作用させ、取り出しローラに紙葉類を吸着させるようにしたため、紙葉類との間の摩擦力が小さい場合であっても、紙葉類をロータに吸着せしめて取り出すことができ、紙葉類の取り出しを確実にできる。
この発明の紙葉類取り出し装置は、上記のような構成および作用を有しているので、紙葉類を安定して取り出すことができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る紙葉類取り出し装置1(以下、単に、取り出し装置1と称する)を含む紙葉類処理装置100(以下、単に、処理装置100と称する)の概略構造を示してある。この処理装置100は、取り出し装置1の他に、判別部102、リジェクト部104、スイッチバック部106、および集積部108を有する。
紙葉類は、集積状態で取り出し装置1にセットされ、取り出し装置1を後述するように動作することで、搬送路101上に1枚ずつ取り出される。搬送路101上に取り出された紙葉類は、判別部102を通過され、ここで当該紙葉類から各種情報が読み取られる。判別部102では、読み取った各種情報に基づいて、紙葉類の種類、真偽、正損などを判別する。
判別部102を通過された紙葉類は、ゲートG1を介してその搬送方向が振り分けられる。つまり、判別部102でリジェクトすべき紙葉類であることが判別された紙葉類は、ゲートG1を介してリジェクト部104へ搬送され、それ以外の紙葉類は、ゲートG1を介して集積部108へ搬送される。
このとき、当該紙葉類の搬送方向を逆転させる必要があることを判別部102で判別した場合、当該紙葉類がゲートG2を介してスイッチバック部106へ送り込まれ、ここで搬送方向が逆転される。搬送方向を逆転する必要のない紙葉類は、ゲートG2を介してスイッチバック部106を迂回され、集積部108へと搬送される。
搬送路101を介して集積部108へ送り込まれた紙葉類は、判別部102における判別結果に従って図示しない区分集積ポケットに区分集積される。各区分集積ポケットに区分集積される紙葉類は、天地が揃った状態で集積される。
図2には、上記取り出し装置1の概略構造を示してある。
取り出し装置1は、複数枚の紙葉類Pを集積して収容する収容部2を有する。収容部2に収容された複数枚の紙葉類Pのうち集積方向一端にある紙葉類P1に転接する位置(取り出し位置)には、取り出しローラ3が設けられている。なお、図2で示した各ローラは、その軸方向に互いに離間した2つのローラをそれぞれ有するものとする。
取り出しローラ3は、ワンウェイクラッチ4を介してその回転軸3aに取り付けられ、回転軸3aが押付アーム5の先端に取り付けられている。そして、押付アーム5の基端には、押付モータ6の回転軸が取り付けられている。しかして、押付モータ6を駆動することにより押付アーム5が揺動され、取り出しローラ3が集積方向一端の紙葉類P1に押し付けられるようになっている。
本実施の形態では、押付モータ6としてトルク制御モータを採用したため、取り出しローラ3の紙葉類P1に対する押付圧力は任意に変更できるようになっている。また、取り出しローラ3は、ワンウェイクラッチ4の作用により、図中矢印方向(順方向)に自由に回転可能となっている。このため、取り出しローラ3は、紙葉類Pを図中矢印T方向(順方向)に搬送するとき、紙葉類Pに連れ回り、紙葉類Pの搬送を妨げる逆方向の力、すなわち取り出しローラ3の接線方向に沿った力を生じることがない。
さらに、取り出しローラ3の回転軸3aには、複数のプーリ7、およびタイミングベルト8を介して取り出しモータ9が接続されている。つまり、取り出しモータ9を駆動することにより、取り出しローラ3が図中矢印方向に回転する。本実施の形態では、取り出しモータ9として位置制御モータを採用したため、取り出しローラ9の回転速度、回転方向、および回転量(角度)を任意に制御可能となっている。
取り出しローラ3に対して収容部2の反対側には、集積方向他端の紙葉類Pを押圧することにより複数枚の紙葉類Pをその集積方向に移動し、集積方向一端の紙葉類P1を取り出し位置へ供給するためのバックアッププレート10(供給部)が設けられている。バックアッププレート10は、図3に示すアクチュエータ44によって集積方向に付勢される。
さらに、収容部2に隣接した位置、すなわち複数枚の紙葉類Pの取り出し方向先端に対向した位置には、ガイド部材11が設けられている。ガイド部材11は、後述する第1分離部のニップに向けて湾曲しており、各紙葉類Pの搬送方向先端をニップに向けて案内するように機能する。
しかして、押付モータ6によって集積方向一端の紙葉類Pに押し付けられた取り出しローラ3が取り出しモータ9によって順方向に回転されると、バックアッププレート10によって所定の取り出し位置へ供給されている紙葉類P1が搬送路12上に取り出される。このとき、紙葉類P間の摩擦等により、取り出した1枚目の紙葉類P1に2枚目以降の紙葉類Pが連れ出される場合がある。
搬送方向Tに沿って取り出しローラ3より下流側の搬送路12上には、第1分離部13、第2分離部14、および引き抜き部15が互いに近接して順に配設されている。
第1分離部13は、搬送路12上に取り出された紙葉類Pに転接して搬送方向Tに沿って順方向に回転する第1送りローラ16、および搬送路12を介して第1送りローラ16に対向配置された第1分離ローラ17を有する。第1分離ローラ17は、搬送路12上に紙葉類Pが無い状態で、第1送りローラ16に対して一定の圧力で押圧配置されており、第1送りローラ16に連れ回る。
第1送りローラ16は、搬送路12に対して取り出しローラ3と同じ側、すなわち搬送路12の図中上側に配置されている。そして、第1送りローラ16は、ワンウェイクラッチ18を介してその回転軸に取り付けられている。このため、搬送路12に沿って紙葉類Pが矢印T方向に搬送される際、第1送りローラ16は、順方向に自由に回転して紙葉類Pに連れ回り、紙葉類Pの搬送を妨げる方向の力を与えることがない。
また、第1送りローラ16の回転軸には、複数のプーリ19およびタイミングベルト20を介して第1送りモータ21が接続されている。つまり、第1送りモータ21を駆動することにより、第1送りローラ16が回転する。本実施の形態では、第1送りモータ21として位置制御モータを採用したため、第1送りローラ16の回転速度、回転方向、および回転量(角度)を任意に制御可能となっている。
一方、第1分離ローラ17の回転軸には、複数のプーリ22およびタイミングベルト23を介して第1分離モータ24が接続されている。第1分離モータ24は、第1分離ローラ17に対して、第1分離ローラ17を図中矢印方向(逆方向)に回転する方向の力を与える。本実施の形態では、第1分離モータ24としてトルク制御モータを採用したため、第1分離モータ24が第1分離ローラ17に与える逆方向の分離力、すなわち第1分離ローラ17がその接線方向に紙葉類Pに与える分離力は、任意に変更可能となっている。
しかし、第1分離モータ24が第1分離ローラ17に与える分離トルクは、搬送路12を介して搬送される紙葉類Pが無い状態、或いは1枚の紙葉類Pが搬送されている状態で、第1分離ローラ17が第1送りローラ16に連れ回って順方向に回転する程度のトルクに設定されている。言い換えると、第1分離モータ24が第1分離ローラ17を逆方向に回転させようとしても、第1送りローラ16との間のニップ13aに紙葉類Pが無い場合、或いは1枚の紙葉類Pがある場合には、第1分離ローラ17は順方向に回転することになる。
しかして、この第1分離部13に複数枚の紙葉類Pが重なった状態で送り込まれると、先行する1枚目の紙葉類P1が順方向に回転する第1送りローラ16によって矢印T方向にそのまま搬送されるとともに、1枚目の紙葉類P1に重なった状態で連れ出された2枚目以降の紙葉類Pに対して搬送方向Tと逆方向の分離力が第1分離ローラ17によって与えられ、2枚目以降の紙葉類Pが1枚目の紙葉類P1から分離される。尚、1枚目の紙葉類P1が取り出された際に2枚目以降の紙葉類Pが連れ出されない場合には、1枚目の紙葉類P1に第1分離ローラ17が連れ回って紙葉類P1がそのまま第1分離部13を通過されることは言うまでもない。
紙葉類の搬送方向Tに沿って第1分離部13の下流側に設けられた第2分離部14は、第1分離部13と同じ構造を有するため、ここでは同様に機能する構成要素に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。しかしながら、説明を分り易くするため、特定の構成要素には異なる符号を付した。すなわち、第2分離部14は、第2送りモータ27により回転駆動される第2送りローラ25、および第2分離モータ28によって分離トルクが与えられる第2分離ローラ26を有する。尚、第2送りローラ27として位置制御モータを採用し、第2分離モータ28としてトルク制御モータを採用した。この第2分離部14は、第1分離部13で分離されずに重なった状態で送り込まれた複数枚の紙葉類を分離するよう機能する。
搬送方向Tに沿って第2分離部14より下流側に設けられた引き抜き部15は、引き抜きローラ29、およびピンチローラ30を有する。引き抜きローラ29は、搬送路12に対して取り出しローラ3と同じ側(図中上側)に設けられている。ピンチローラ30は、搬送路12を介して引き抜きローラ29に一定の圧力で押圧配置されている。
また、引き抜きローラ29の回転軸には、複数のプーリ31、およびタイミングベルト32を介して引き抜きモータ33が接続されている。つまり、引き抜きモータ33を駆動することにより、引き抜きローラ29が図中矢印方向に回転する。本実施の形態では、引き抜きモータ33として位置制御モータを採用したため、引き抜きローラ29の回転速度、および回転量(角度)を任意に制御可能となっている。
しかして、第2分離部14を通過した紙葉類Pの搬送方向先端が引き抜きローラ29とピンチローラ30との間のニップに送り込まれると、引き抜き部15にて第2分離部14から当該紙葉類Pが引き抜かれる。引き抜き部15で引き抜かれた紙葉類Pは、図示しない後段の処理部へ搬送されて処理される。
さらに、搬送路12上には、第1センサ34、および第2センサ35が設けられている。各センサ34、35は、発光部および受光部をそれぞれ有し、発光部から受光部に向かう光線を紙葉類Pが遮ることをもって紙葉類Pの通過を検知する。
第1センサ34は、その光線が第1送りローラ16と第1分離ローラ17との間のニップ13a(以下、第1分離部13のニップ13aと称する)と第2送りローラ25と第2分離ローラ26との間のニップ14a(以下、第2分離部14のニップ14aと称する)との間で搬送路12を横切る位置に設けられている。また、第2センサ35は、その光線が第2分離部14のニップ14aと引き抜きローラ29とピンチローラ30との間のニップ15a(以下、引き抜き部15のニップ15aと称する)との間で搬送路12を横切る位置に設けられている。
図3には、上記構造の取り出し装置1の動作を制御する制御系のブロック図を示してある。
取り出し装置1は、装置の全体動作を制御する制御部40を有する。制御部40には、メカコントローラ41、モータコントローラ42、および駆動アンプ43が接続されている。メカコントローラ41には、上述したバックアッププレート10のアクチュエータ44が接続されている。
モータコントローラ42には、取り出しローラ3を紙葉類P1に押し付ける押付モータ6、取り出しローラ3を回転させる取り出しモータ9、第1送りローラを回転させる第1送りモータ21、第1分離ローラ17に逆方向の分離トルクを与える第1分離モータ24、第2送りローラ25を回転させる第2送りモータ27、第2分離ローラ26に逆方向の分離トルクを与える第2分離モータ28、および引き抜きローラ29を回転させる引き抜きモータ33が接続されている。
駆動アンプ43には、上述した第1センサ34および第2センサ35が接続されている。しかして、各センサ34、35からの出力信号は、制御部40へ送られるようになっている。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、上記構造の取り出し装置1の動作について説明する。
まず、制御部40は、モータコントローラ42を制御して、押付モータ6、第1送りモータ21、第1分離モータ24、第2送りモータ27、第2分離モータ28、および引き抜きモータ33を駆動し、取り出しローラ3を集積方向一端の紙葉類P1に押し付け、第1送りローラ16、第2送りローラ25、および引き抜きローラ29をそれぞれ予め決められた速度で順方向に回転し、第1分離ローラ17、および第2分離ローラ26それぞれに逆方向のトルクを付与する(ステップ1)。この状態で、紙葉類Pは搬送路12を介して搬送されていないため、第1分離ローラ17は第1送りローラ16に連れ回り、第2分離ローラ26は第2送りローラに連れ回っている。
この状態で、制御部40は、モータコントローラ42を制御して、取り出しモータ9を駆動して取り出しローラ3を予め決められた速度で順方向に回転し、取り出しローラ3が転接している集積方向一端の紙葉類P1を搬送路12上に取り出す(ステップ2)。この際、1枚目の紙葉類P1に連れ出されて2枚目以降の紙葉類が重なった状態で搬送路12上に取り出される場合がある。
ステップ1、2において、モータコントローラ42は、取り出しローラ3、第1送りローラ16、第2送りローラ25、および引き抜きローラ29の周速度が、それぞれ、V1、V2、V3、V4になるように、各モータ9、21、27、33の回転速度を制御する。ここでは、各ローラの周速度V1、V2、V3、V4が以下の関係式を満たすように、モータコントローラ42が各ローラ3、16、25、29の回転速度を制御する。
V1≦V2≦V3≦V4
上記のように、各ローラ3、16、25、29の周速に差を持たせることにより、連続して搬送路12上に取り出される紙葉類P同士の間に搬送ギャップを形成できる。また、各ローラに上記の関係を満たすような速度差を持たせることにより、紙葉類Pが搬送途中で挫屈してしまうことを防止できる。しかし、速度差を大きくし過ぎると、搬送ギャップが必要以上に大きくなってしまう問題を生じる。このため、上記速度差は、適切な値に調整する必要がある。言い換えると、この速度差を適切な値に調整することで、紙葉類間のギャップが小さいときに適切なギャップに広げることができる。
制御部40は、ステップ2で搬送路12上に取り出した紙葉類P1の搬送方向先端が第1分離部13のニップ13aを通過して第1センサ34に到達したことを検知すると(ステップ3;YES)、一定時間経過後、取り出しモータ9および第1送りモータ21を減速させて取り出しローラ3および第1送りローラ16の周速度を減速させる(ステップ4)。減速後の取り出しローラ3の周速度V1’および第1送りローラ16の周速度V2’は、以下の関係式を満たす。
V1’≦V2’<V2
尚、上述した一定時間は、紙葉類P1の搬送方向先端が第1センサ34に達してから第2分離部14のニップ14aに到達するまでの時間、すなわち第1送りローラ16の周速度と第1センサ34が搬送路12を横切る位置から第2分離部14のニップ14aまでの距離とで決まる時間となる。言い換えると、ステップ4では、制御部40は、紙葉類P1の搬送方向先端が第2分離部14のニップ14aに到達するタイミングで取り出しモータ9および第1送りモータ21を減速制御する。尚、ここで言う“減速”とは、順方向に回転しているローラを減速する制御を指し、ローラが減速して停止し、さらに逆方向に回転するまでの全ての状態を含むものとする。
この後、制御部40は、紙葉類P1の搬送方向後端が第1センサ34を通過したことを検知すると(ステップ5;YES)、取り出しローラ3の周速度をV1に復帰させ、且つ第1送りローラ16の周速度をV2に復帰させるように、取り出しモータ9および第1送りモータ21を加速制御する(ステップ6)。そして、制御部40は、収容部2に収容されている全ての紙葉類Pが無くなるまで(ステップ7;YES)、ステップ2〜ステップ6の制御を繰り返す。
次に、図5乃至図7を参照して、上述した取り出しローラ3の構造について説明する。図5には、取り出しローラ3をその軸方向に切断した断面図を示してあり、図6には、取り出しローラ3を図5の線VI-VIで切断した断面図を示してあり、図7には、取り出しローラ3を図5の線VII-VIIで切断した断面図を示してある。本実施の形態の取り出しローラ3は、ローラ表面と紙葉類との間の摩擦力に加え、紙葉類に負圧を作用させて紙葉類を吸着せしめて取り出すことを特徴としている。
図5乃至図7に示すように、取り出しローラ3は、ベアリング51を介して回転軸3aを回転可能に挿通した略円筒形の負圧チャンバ52、およびこの負圧チャンバ52に対して回転可能に嵌め合わされるように回転軸3aに対してワンウェイクラッチ4を介して取り付けられたロータ54を有する。負圧チャンバ52は、取り出し位置の紙葉類に取り出しローラ3を接触せしめた状態で、後述する開口53aが取り出し位置に対向する姿勢で押付アーム5の先端に固定的に取り付けられている。
負圧チャンバ52は、回転軸3aの基端部側から小径部52a(図7に断面を示した部分)および大径部52b(図6に断面を示した部分)を有する。負圧チャンバ52は、小径部52aの部位でベアリング51を介して回転軸3aに対して回転可能に取り付けられる。大径部52bには、図6に示すように、略円環状のエアチャンバ53が設けられている。大径部52bの外周面52cには、エアチャンバ53に連通した開口53aが形成されている。また、エアチャンバ53には、小径部52a内部を通って外部に連通したエア流路53bが接続されている。そして、エア流路53bの端部には、図7に示すように、エアを吸引するためのエアコンプレッサ60が接続されている。これらエアチャンバ53、開口53a、エア流路53b、およびエアコンプレッサ60は、本発明の負圧発生部として機能する。
一方、ワンウェイクラッチ4を介して回転軸3aに対して回転可能に取り付けられたロータ54は、負圧チャンバ52の大径部52bの外側にクリアランスCを介して嵌め合わされ、回転軸3aを一定方向に回転することで負圧チャンバ52に対して回転する。このクリアランスCは、負圧チャンバ52をベアリング51を介して回転軸3aに取り付け、且つロータ54をワンウェイクラッチ4を介して回転軸3aに取り付けることで、極めて小さな隙間にでき、この隙間を介して漏れるエアの量は極めて微小量となり、取り出しローラ3の動作に影響を与えることはない。
ロータ54は、略円筒形の芯金54aの外周にゴムなどの摩擦係数の比較的高い弾性部材54b(弾性体)を取り付けて形成され、その全周にわたって芯金54aおよび弾性部材54bを貫通した複数の吸着孔55が設けられている。弾性部材54bは、ロータ54の全周にわたって設けられている。
本実施の形態では、ロータ54の回転角度30°毎に1つの割合で吸着孔55を同じピッチで設け、ロータ54の全周にわたって均一に吸着孔55を配置した。これら吸着孔55は、ロータ54の回転の途中で負圧チャンバ52の開口53aに対向し、ロータ54の外周面52cと紙葉類Pとの間Sに負圧を発生させる。つまり、エアコンプレッサ60でエアを吸引することで、エア流路53b、エアチャンバ53、開口53a、および開口53aに対向した吸着孔55を介してエアが吸引され、ロータ54の外周面52cに開口した吸着孔55と紙葉類Pとの間の領域Sに負圧が発生する。
すなわち、本発明の取り出しローラ3は、取り出し位置にある紙葉類Pに対し、ロータ54の弾性部材54bによる摩擦力を作用させるとともに、複数の吸着孔55を介して負圧を作用させることができ、摩擦力と吸着力によって紙葉類Pを吸着させて取り出すことができる。
なお、本実施の形態では、図6に示すように、負圧チャンバ53の開口53aの角度が70°に設計されており、ロータ54に形成した吸着孔55を30°毎に設けたため、ロータ54の回転の途中で、常に3つの吸着孔55が開口53aに対向するようになっている。このように、ロータ54の全周にわたって吸着孔55を均一に配置することで、ロータ54の回転位置によらず常にエアチャンバ53の開口53aを吸着孔55に連通でき、紙葉類を連続して吸着させて取り出すことができる。
これに対し、例えば図8に示すようにロータ54の一部に吸着孔55を集中的に配置すると、吸着孔55がエアチャンバ53の開口53aに対向する位置に回転したときにロータ54の外周面52cと紙葉類Pとの間の領域Sに負圧を生じさせることができ、紙葉類を間欠的に取り出すことができる。しかし、この場合、図9に示す位置(全ての吸着孔55が開口53aに対向しない位置)にロータ54が回転すると、エアチャンバ53の開口53aがロータ54によって塞がれてエアチャンバ53の気圧が急激に変化し、間欠的に大きな音が発生する。
本実施の形態では、ロータ54の全周にわたって吸着孔55を均一に設けるとともに、ロータ54の回転の途中で少なくとも1つの吸着孔55が常に開口53aに連通する位置関係となるピッチで吸着孔55を配置したため、上述したエアチャンバ53内における急激な圧力変化がなく、大きな音が発生することもない。なお、本実施の形態の取り出しローラ3によって紙葉類を取り出す場合、複数枚の紙葉類がギャップを形成することなく連続して取り出されることになるが、上述した第1および第2分離部13、14によって所望するギャップを形成できる。
なお、上述した取り出しローラ3を用いる場合、紙葉類の取り出し動作の間、常に吸着孔55を介して取り出し位置の紙葉類に一定の負圧を作用させるようにエアコンプレッサ60を動作させても良いが、取り出し装置1にセットされる紙葉類の種類に応じて負圧をコントロールすることもできる。例えば、比較的薄い表面がつるつるした紙葉類を処理する場合には、取り出しローラ3の吸着孔55を介して比較的弱い負圧を作用させ、紙葉類を取り出すようにしても良い。
以下、上述した取り出しローラ3の負圧をコントロールする制御例について、図10のブロック図を参照して説明する。
負圧をコントロールする制御部70には、取り出しローラ3によって取り出された紙葉類間のギャップ或いはピッチを検知するためのギャップセンサ72、時間をカウントするためのタイマ74、および上述した取り出しローラ3の外周面に負圧を発生させるためのエアコンプレッサ60が接続されている。
この制御例では、制御部70は、ギャップセンサ72を介して、取り出しローラ3によって取り出される紙葉類間のギャップ或いはピッチを監視し、ギャップ或いはピッチが予め設定した規定値より大きくなったとき、紙葉類の取り出しが困難であることを判断し、負圧を大きくするようにエアコンプレッサ60を制御する。このとき、制御部70は、連続して取り出される複数枚の紙葉類同士のギャップ或いはピッチを監視して、予め設定した回数、例えば10回、ギャップ或いはピッチが規定値を超えた場合に取り出し困難を判断し、負圧を大きくするようにしても良いが、取り出される紙葉類1枚毎に負圧をコントロールするようにしても良い。
また、制御部70は、ギャップセンサ72に紙葉類が到達するまでの時間をタイマ74で監視して、予め決めた時間を超えて紙葉類がギャップセンサ72に到達しない場合に、負圧を変更するようにしても良い。この場合においても、複数回連続した規定時間を超えた場合に負圧を変更しても良く、1枚毎に負圧をコントロールするようにしても良い。
以上のように、本実施の形態によると、取り出しローラ3と紙葉類Pとの間の摩擦力に加え、取り出しローラ3から紙葉類Pに対して負圧を作用させるようにしたため、今まで取り出しローラ3との間の摩擦力だけでは取り出しが困難であった紙葉類、例えば薄くて表面がつるつるした紙葉類であっても確実に取り出しできるようなった。これにより、紙葉類の種類によらず安定した取り出しが可能となり、取り出し不能を防止することができる。
特に、上述した制御例のように、負圧を可変制御することで、紙葉類の種類に応じた適切な大きさの負圧を作用させることができ、紙葉類の取り出しをより安定させることができる。例えば、郵便物の道順組立装置において、複数通の郵便物を複数回装置に流すような場合において、2回目に郵便物を装置に投入して処理する際に、1回目の履歴から全ての郵便物の状態を把握できるような場合には、次に取り出される郵便物の表面状態、重量、形状などに起因する取り出し易さに応じて負圧をコントロールすることもでき、より安定した取り出しが可能となる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、複数枚の紙葉類Pを1枚ずつ取り出す取り出し装置1に本発明を適用した場合について説明したが、集積していない状態の紙葉類を1枚だけ取り出す装置に本発明を適用することもできる。
この発明の実施の形態に係る紙葉類取り出し装置を備えた紙葉類処理装置を示すブロック図。 図1の処理装置に組み込まれた紙葉類取り出し装置を示す概略図。 図2の取り出し装置の動作を制御する制御系のブロック図。 図2の取り出し装置の動作を説明するためのフローチャート。 図2の取り出し装置に組み込まれた取り出しローラを軸方向に切断した断面図。 図5の取り出しローラを線VI-VIで切断した断面図。 図5の取り出しローラを線VII-VIIで切断した断面図。 吸着孔を局所的に有する取り出しローラを示す断面図。 図8の取り出しローラの吸着孔が開口からずれた状態を示す断面図。 図5の取り出しローラの制御例を説明するためのブロック図。
符号の説明
1…紙葉類取り出し装置、3…取り出しローラ、3a…回転軸、52…負圧チャンバ、53…エアチャンバ、53a…開口、54…ロータ、55…吸着孔、60…エアコンプレッサ、70…制御部、72…ギャップセンサ。

Claims (10)

  1. 外周に弾性体を有する取り出しローラの外周面を紙葉類に接触せしめて回転させることで当該紙葉類を取り出す紙葉類取り出し装置であって、
    上記取り出しローラの外周面の全周にわたって複数設けられた吸着孔と、
    これら吸着孔を介して上記外周面に接触する紙葉類に負圧を生じせしめる負圧発生部と、
    を有することを特徴とする紙葉類取り出し装置。
  2. 上記複数の吸着孔は、上記外周面の全周にわたって均一に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類取り出し装置。
  3. 上記負圧発生部で発生させる負圧を制御する制御部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の紙葉類取り出し装置。
  4. 取り出される紙葉類間のギャップ或いはピッチを検出するギャップセンサをさらに有し、
    上記制御部は、このギャップセンサによる検出結果に基づいて、紙葉類間のギャップ或いはピッチが規定値より大きいとき、紙葉類に生じせしめる負圧を大きくするように上記負圧発生部を制御することを特徴とする請求項3に記載の紙葉類取り出し装置。
  5. 上記取り出しローラによって取り出された紙葉類のうち重なった状態で取り出された紙葉類を分離する分離部をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の紙葉類取り出し装置。
  6. 複数枚の集積状態の紙葉類をその集積方向に移動させて端部の紙葉類を取り出し位置へ供給する供給部と、
    上記取り出し位置に供給された紙葉類に接触して回転することで当該紙葉類を取り出す取り出しローラと、を有し、
    上記取り出しローラは、
    上記取り出し位置に対向する開口を外周面に有する円筒形の負圧チャンバと、
    この負圧チャンバの外周面に回転可能に装着され、その外周に弾性体を有し、回転の途中で上記開口に連通する複数の吸着孔を有し、上記取り出し位置の紙葉類に上記弾性体を接触せしめて回転するロータと、
    上記開口に連通した複数の吸着孔を介して上記取り出し位置の紙葉類に負圧を生じせしめる負圧発生部と、を有し、
    上記複数の吸着孔は、上記ロータの回転の途中で常に少なくとも1つの吸着孔が上記負圧チャンバの開口に連通する位置関係となるピッチで設けられていることを特徴とする紙葉類取り出し装置。
  7. 上記複数の吸着孔は、上記ロータの外周面の全周にわたって均一に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の紙葉類取り出し装置。
  8. 上記負圧発生部で発生させる負圧を制御する制御部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類取り出し装置。
  9. 上記取り出しローラによって取り出される紙葉類間のギャップ或いはピッチを検出するギャップセンサをさらに有し、
    上記制御部は、このギャップセンサによる検出結果に基づいて、紙葉類間のギャップ或いはピッチが規定値より大きいとき、紙葉類に生じせしめる負圧を大きくするように上記負圧発生部を制御することを特徴とする請求項8に記載の紙葉類取り出し装置。
  10. 上記取り出しローラによって取り出された紙葉類のうち重なった状態で取り出された紙葉類を分離する分離部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の紙葉類取り出し装置。
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