JP2007073128A - 半導体記憶装置のテスト方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テスト工程数の削減、テスト品質の向上、及び歩留まりの向上を図る。
【解決手段】テスト方法の対象になる不揮発性メモリは、メモリセルを有するメモリアレイと、冗長メモリセルを有する冗長メモリアレイとを備えている。そして、先ず、特性テスト工程S10〜S40において、メモリアレイ及び冗長メモリアレイに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う。次に、判定工程S50において、特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、メモリアレイ及び冗長メモリアレイに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う。最後に、置換工程S60において、判定工程の判定結果により、メモリアレイ中のメモリセルが不良品のときには、冗長メモリアレイ中の良品の冗長メモリセルに置き換える。
【選択図】図1
【解決手段】テスト方法の対象になる不揮発性メモリは、メモリセルを有するメモリアレイと、冗長メモリセルを有する冗長メモリアレイとを備えている。そして、先ず、特性テスト工程S10〜S40において、メモリアレイ及び冗長メモリアレイに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う。次に、判定工程S50において、特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、メモリアレイ及び冗長メモリアレイに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う。最後に、置換工程S60において、判定工程の判定結果により、メモリアレイ中のメモリセルが不良品のときには、冗長メモリアレイ中の良品の冗長メモリセルに置き換える。
【選択図】図1
Description
本発明は、不揮発性半導体記憶装置等の半導体記憶装置(以下「メモリ」という。)のテスト方法、特に、電荷保持特性面での品質向上と歩留り向上を同時に実現するメモリのテスト方法に関するものである。
一般に、複数のデータ格納用メモリセルを有するメモリは、ウェハ上に多数形成された後、切断されて多数のメモリチップに分離されて使用される。このようなメモリのうちの例えばフラッシュメモリをはじめとする不揮発性メモリでは、電気的な特性テストを行うテスト工程において、電荷保持特性を保証することが必要である。主なテスト方法としては、温度加速によるスクリーニング効果を狙って、組み立て後には被覆樹脂の熱変質等が生じるために不可能な200℃以上の高温ベークを、組み立て前のウェハテストにおいて実施することが挙げられる。ウェハテストにおいて200℃以上の高温ベークを行う理由は、温度が高ければ高い程、電荷保持特性テストのテスト時間を短縮できるからである。ウェハテスト工程で電荷保持特性をテストすることには、もう1つの利点がある。それは電荷保持不良を冗長置換により救済することができる点である。
図8は、従来の不揮発性メモリの構成例を示す図である。
この不揮発性メモリ10では、複数のメモリセルを有するメモリアレイ11の他に、例えば4つのロウ冗長ブロック12−0〜12−3が内蔵されている。メモリアレイ11は、図示しないが、ロウ(Row、行)方向に配置された複数のワード線と、これらに直交してカラム(Column、列)方向に配置された複数のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所にそれぞれデータ格納用のメモリセルが接続されてマトリックス状に配列されている。各ロウ冗長ブロック12−0〜12−3は、図示しないが、1つのワード線とこれに直交する複数のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所にそれぞれデータ格納用の冗長メモリセルが接続されている。
この不揮発性メモリ10では、複数のメモリセルを有するメモリアレイ11の他に、例えば4つのロウ冗長ブロック12−0〜12−3が内蔵されている。メモリアレイ11は、図示しないが、ロウ(Row、行)方向に配置された複数のワード線と、これらに直交してカラム(Column、列)方向に配置された複数のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所にそれぞれデータ格納用のメモリセルが接続されてマトリックス状に配列されている。各ロウ冗長ブロック12−0〜12−3は、図示しないが、1つのワード線とこれに直交する複数のビット線とを有し、これらのワード線とビット線との交差箇所にそれぞれデータ格納用の冗長メモリセルが接続されている。
メモリアレイ11中のメモリセルに対してデータの書き込み、或いはデータの読み出しを行う場合は、図示しないロウデコーダによりロウアドレスがデコードされてワード線が選択され、図示しないカラムデコーダによりカラムアドレスがデコードされてビット線が選択され、この選択されたワード線及びビット線の交差箇所に接続されたメモリセルに対して、データのアクセス(読み書き)が行われる。電気的な特性テストの結果、或るワード線中のメモリセルに不良がある場合には、このワード線を選択するためのロウアドレス単位でロウ冗長ブロック(例えば、12−1)に置き換えられ、そのワード線の選択時に、これに代えて図示しない冗長ロウデコーダによりロウ冗長ブロック12−1が選択され、このロウ冗長ブロック12−1中の冗長メモリセルに対してデータのアクセスを行うことにより、メモリセルの不良救済が行われる。
図9は、図8のような不揮発性メモリが多数形成されたウェハ状態における従来の一般的なウェハテスト方法を示すフロー図である。
従来のウェハテストでは、先ず、第1のウェハテスト工程S1において、メモリアレイ11の基本テスト(例えば、書き込み消去の深さ、隣接メモリセルとの干渉検出、アクセス時間等)が実行され、不良メモリセル(不良ビット)を検出する。検出された不良ビットは、ロウ冗長ブロック12−0〜12−3のいずれかを使用した救済(リペア)工程である冗長置換工程S2にて救済が行われる。
次に、救済された箇所を含めた状態で、200℃以上の高温下に長時間放置するウェハベーク工程S3が実施された後、第2のウェハテスト工程S4において、ベーク後の電荷保持テストが実施される。電荷保持テストの結果、良品と判定された場合には、第3のウェハテスト工程S5において、救済された箇所を含めた基本テスト(例えば、書き込み消去の深さ、隣接メモリセルとの干渉検出、アクセス時間等)が再度実行され、そこで良品となったものが最終良品として次工程に送られる。
これとは別に、近年、メモリの微細化が進むにつれて物理的に隣接したメモリセル間の距離が短くなり(例えば、0.2μm程度)、隣接メモリセルとの電気的な干渉により、メモリセルの論理“0”、“1”の読み出し閾値Vtが劣化・変動する不良モードが課題となってきている。具体的には、隣接するメモリセルのデータが反転データ(論理“1”と“0”)である場合に、より顕著に閾値変動が起こるものである。これを解決するために、例えば、図10のようなテスト方法が提案されている。
図10は、従来の他のウェハテスト方法を示すフロー図である。図11(a)、(b)は、図10のウェハテスト方法で使用するチェッカパターンの例を示す図であり、同図(a)は物理チェッカパターンの図、及び同図(b)は反転物理チェッカパターンの図である。
図10のウェハテスト方法では、先ず、第1のウェハテスト工程S11において、メモリアレイ11の基本テストを行った後に、図11(a)の物理チェッカパターン13を用いた第1のウェハベーク工程S12を行う。図11(a)の物理チェッカパターン13は、物理的に隣り合うデータが反転(“0”と“1”)しているテストパターンであり(図中の「0」は電子有り、「−」は電子無し)、この物理チェッカパターン13のテストデータを図8の不揮発性メモリ10の全メモリセルに書き込み、メモリセルにおける読み出し閾値Vtの劣化・変動を検査するものである。第1のウェハベーク工程S12では、不揮発性メモリ10の全メモリセルに物理チェッカパターン13のテストデータを書き込んだ後、高温状態で長時間放置する1回目のウェハベークを行い、次の第2のウェハテスト工程S13において、電荷保持テストを実行する。
第2のウェハテスト工程S13が終わると、図11(b)の反転物理チェッカパターン14を用いて第2のウェハベーク工程S14を行う。反転物理チェッカパターン14は、物理チェッカパターン13の全データが反転したテストパターンである。第2のウェハベーク工程S14では、不揮発性メモリ10の全メモリセルに反転物理チェッカパターン14のテストデータを書き込んだ後、高温状態で長時間放置する2回目のウェハベークを行う。その後、第3のウェハテスト工程S15において、メモリ10の基本テストを行い、良品/不良品の最終判定を行う。
このようなウェハテスト方法に関連して、例えば、下記の文献には、物理チェッカパターン13を用いたメモリのテスト方法が記載されている。
このメモリのテスト方法では、例えば、図8のメモリアレイ11のテストをし、不良メモリセルに対してロウ冗長ブロック(例えば、12−1)で置き換えることにより救済を行った後、図11(a)のような物理チェッカパターン13を用いてテストデータを、ロウ冗長ブロック12−1で置換したメモリアレイ11に書き込み、隣接メモリセル間における閾値Vtの変動の有無を検査している。
しかしながら、従来の特許文献1のテスト方法では、物理チェッカパターン13による電荷保持特性テストを冗長救済後に行っているので、メモリセルの再度の救済を試みる必要があり、これによりテスト工程数が増加するといった課題がある。
又、従来の図9に示すウェハテスト方法における不良モードの課題を解決するための図10のウェハテスト方法では、冗長救済処理が考慮されていないので、テスト方法としては、不十分である。そこで、図10のウェハテスト方法に、特許文献1や図9のテスト方法で採用されている冗長救済処理を絡めることが考えられるが、このようにすると、非常に救済効率の悪いウェハテスト方法になってしまう。
例えば、図10に示すウェハテスト工程S11で、メモリアレイ11のテストを実施して冗長救済する場合、ベーク前であるために電荷保持特性まで含めた良品であるか否かが判別できず、これを判別するためにウェハベーク工程S12を行うと、このウェハベーク工程S12の後に不良となってしまう可能性がある。つまり、ベークを含めた冗長救済を行うと、ベーク時にメモリアレイ11に不良ビットが含まれている場合があり、良品/不良品の判定を正確に行うことが困難になる。このため、ベーク前に冗長救済してしまう必要性が生じ、結果として前述のようにウェハベーク工程S12による電荷保持不良は冗長救済できないか、再度の冗長救済を試みることになる。その場合、再救済後に再び機能テストを行う必要性が生じてしまう。以上のようなことをウェハベーク工程S14の後でも行うことが必要である。
このように、物理チェッカパターン13とその反転物理チェッカパターン14を用いてウェハベーク工程S12,S14を計2回行う場合、冗長救済を含めたテスト処理が非常に複雑になり、製造コストの増加を招いていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するために、テスト方法を改良し、必要最低限の工程で、品質と歩留りとを最大限に向上できるメモリのテスト方法を提供することを目的とする。
本発明のメモリのテスト方法は、データ格納用のメモリセルを有する主メモリアレイとデータ格納用のメモリセルを有する副メモリアレイとを備えたメモリのテスト方法であって、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う特性テスト工程と、前記特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う判定工程と、前記判定工程の判定結果により、前記主メモリアレイが不良品のときには良品の前記副メモリアレイに置き換える置換工程とを有している。
本発明の他のメモリのテスト方法は、データ格納用のメモリセルを有する主メモリアレイとデータ格納用のメモリセルを有する副メモリアレイとを備えた半導体記憶装置のテスト方法であって、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイの前記メモリセルに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う第1の特性テスト工程と、前記第1の特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイのメモリセルに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う第1の判定工程と、前記第1の判定工程により良品となった前記メモリセルに対して、それぞれ電気的な特性テストを行う第2の特性テスト工程と、前記第2の特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイのメモリセルに対して、それぞれ良品/不良品の判定を行う第2の判定工程とを含んでいる。更に、前記第1の判定工程及び前記第2の判定工程により前記主メモリアレイの前記メモリセルが不良品と判定された場合には、前記副メモリアレイの前記メモリセルのうち、前記第1の判定工程及び前記第2の判定工程により良品と判定された前記メモリセルを前記不良品の前記メモリセルを置き換える置換工程を有している。
本発明によれば、主メモリアレイと副メモリアレイに対して、それぞれ電気的な特性テスト(例えば、基本テストとチェッカパターンによる電荷保持特性テスト)を行い、最後に不良品に対する良品の置換処理を行い、しかも、判定処理では、例えば、各工程毎にファイル出力された閾値(論理“0”、“1”それぞれの読み出し閾値)の変動量から良品/不良品の判定を行っている。そのため、従来の課題(例えば、物理チェッカパターンによる電荷保持特性テストを冗長救済後に行うと、メモリセルの再度の救済を試みる必要があるため、テスト工程数が増加するという課題)を解決でき、テスト工程数の削減、テスト品質の向上、及び歩留まりの向上等が期待できる。
本発明のテスト方法の対象となるメモリ(例えば、不揮発性メモリ)は、データ格納用のメモリセルを有する主メモリアレイと、データ格納用のメモリセル(例えば、冗長メモリセル)を有する副メモリアレイ(例えば、冗長メモリアレイ)とを備えている。そして、本発明のテスト方法では、先ず、特性テスト工程において、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ電気的な特性テストを行い、次に、判定工程において、前記特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行い、最後に、置換工程において、前記判定工程の判定結果により、前記主メモリアレイが不良品のときには良品の前記副メモリアレイに置き換える。
(実施例1のメモリ)
図2(a)、(b)は、本発明の実施例1において使用される被テストメモリの一例を示す概略の構成図であり、同図(a)はウェハの平面図、及び同図(b)は不揮発性メモリの回路図である。
図2(a)、(b)は、本発明の実施例1において使用される被テストメモリの一例を示す概略の構成図であり、同図(a)はウェハの平面図、及び同図(b)は不揮発性メモリの回路図である。
図2(a)に示すように、円板状の半導体ウェア15には、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ20等が多数、マトリックス状に形成される。各不揮発性メモリ20等には、チップ座標(Position、例えば、8,10、8,11、・・・)が付されている。
図2(b)に示すように、ウェハ15中の不揮発性メモリ20は、データ格納用の主メモリアレイ21の他に、副メモリアレイ(例えば、4つのロウ冗長ブロック22−0〜22−3)を有している。メモリアレイ21は、ロウ方向に配置された複数のワード線WLと、これらに直交してカラム方向に配置された複数のビット線BLとを有し、これらのワード線WLとビット線BLとの交差箇所にそれぞれデータ格納用のメモリセル21aが接続されてマトリックス状に配列されている。各ロウ冗長ブロック22−0〜22−3は、例えば、複数のビット線BLに対して直交する方向にロウ冗長のワード線WLrを有し、これらのワード線WLrとビット線BLとの交差箇所にそれぞれデータ格納用の冗長メモリセル22aが接続されている。
メモリアレイ21のワード線WLには、これを選択するロウデコーダ23が接続され、更に、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3のワード線WLrにも、これを選択する冗長ロウデコーダ24が接続されている。メモリアレイ21及びロウ冗長ブロック22−0〜22−3のビット線BLには、これを選択するカラムデコーダ25が接続されている。ロウデコーダ23は、入力されるロウアドレスRXA0〜RXAi及び反転ロウアドレスnRXA0〜nRXAiをデコードしてそれらの組み合わせに対応してワード線WLを活性化して選択する回路である。冗長ロウデコーダ24は、入力される信号REDX0〜REDX3をデコードしてロウ冗長のワード線WLrを活性化して選択する回路である。カラムデコーダ25は、図示しない入力カラムアドレスをデコードしてビット線BL上のデータを選択する回路である。
なお、カラムデコーダ25は、メモリアレイ21及びロウ冗長ブロック22−0〜22−3に対して共用する構成になっているが、これに限定されない。例えば、ロウ冗長のビット線BLrと冗長カラムデコーダを別に設けて、メモリアレイ21のビット線BL上のデータをカラムデコーダ25により選択し、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3のビット線BLr上のデータを冗長カラムデコーダにより選択する構成にしても良い。
ロウデコーダ23には、これの活性/非活性を制御する4入力1出力のORゲート26が接続されている。ORゲート26は、冗長ロウデコーダ24に与えられる信号REDX0〜REDX3を入力し、この信号REDX0〜REDX3のいずれかが論理“H”(=“0”)のときに、ロウデコーダ23を非活性にする信号DISXを“H”にする回路である。
冗長ロウデコーダ24及びORゲート26の入力側には、ロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3が接続され、更に、このロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3に、ロウ冗長テストモード活性化回路28が接続されている。各ロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3は、救済アドレスを記憶して各信号REDX0〜REDX3をそれぞれ出力するものであり、各信号TMRED0〜TMRED3の例えば“H”によりそれぞれ活性化される。ロウ冗長テストモード活性化回路28は、テストモードとしてロウ冗長テストモードを有効にするために、各ロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3に与える信号TMRED0〜TMRED3を活性化(例えば“H”に)する回路である。
メモリアレイ21中のメモリセル21aに対してデータの書き込み、或いはデータの読み出しを行う場合は、ロウアドレスRXA0〜RXAi,nRXA0〜nRXAiがロウデコーダ23によりデコードされてワード線WLが選択され、図示しないカラムアドレスがカラムデコーダ25によりデコードされてビット線BLが選択され、この選択されたワード線WL及びビット線BLの交差箇所に接続されたメモリセル21aに対して、データのアクセスが行われる。電気的な特性テストの結果、或るワード線WL中のメモリセル21aに不良がある場合には、このワード線WLを選択するためのロウアドレス単位でロウ冗長ブロック(例えば、22−0)に置き換えられ、そのワード線WLの選択時に、これに代えて冗長ロウデコーダ24によりワード線WLrが活性化されてロウ冗長ブロック22−0が選択され、このロウ冗長ブロック22−0中の冗長メモリセル22aに対してデータのアクセスを行うことにより、メモリセル21aの不良救済が行われる。
ロウ冗長ブロック22−0〜22−3に対して“0”、“1”の読み出し閾値Vtを確認する場合は、ロウ冗長テストモード活性化回路28によりロウ冗長テストモードを設定して出力信号TMRED0〜TMRED3のいずれか1つ(例えば、TMRED0)を“H”にする。すると、ロウ冗長アドレス記憶部27−0が活性化され、この出力信号REDX0が“H”になり、ORゲート26の出力信号DISXが“H”になってロウデコーダ23が非活性化される。これに対して、冗長ロウデコーダ24によりワード線WLrが“H”になってロウ冗長ブロック22−0が選択さ、このロウ冗長ブロック22−0に対してアクセスされる。
又、メモリアレイ21に対して“0”、“1”の読み出し閾値Vtを確認する場合は、ロウ冗長テストモード活性化回路28によりロウ冗長テストモードを設定しないことで、ロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3の出力信号REDX0〜REDX3が“L”となる。これにより、ORゲート26の出力信号DISXが“L”となってロウデコーダ23が活性化され、通常のロウアドレス入力に対応したメモリセル21aへのアクセスとなる。
なお、テストモードを設定する手段自体は、コマンド(命令)による設定、特殊端子条件による設定等、種々の構成が可能である。
なお、テストモードを設定する手段自体は、コマンド(命令)による設定、特殊端子条件による設定等、種々の構成が可能である。
図3は、図2中のロウ冗長アドレス記憶部(例えば、27−0)の構成例を示す回路図である。なお、図2中の各ロウ冗長アドレス記憶部27−0〜27−3は、同一の回路構成である。
例えば、ロウ冗長アドレス記憶部27−0は、救済アドレスを記憶する複数の記憶手段30−0〜30−(i+1)と、この記憶手段30−0〜30−(i+1)の出力信号の論理積を求める多入力1出力のANDゲート41と、このANDゲート41及び信号TMRED0の論理和を求めて信号REDXを出力する2入力1出力のORゲート42とにより構成されている。各記憶手段30−0〜30−iは、同一の回路構成であり、反転初期化信号nRSTによりリセットされ、各ロウアドレスRXA0〜RXAi及び各反転ロウアドレスnRXA0〜RXAiにより選択される。
例えば、記憶手段30−0は、電源VCCとノードLSFの間に接続され、ゲート電極に反転リセット信号nRSTが印加されるPチャネル型MOSトランジスタ(以下「PMOS」という。)31と、ノードLSFとグランドGNDの間に接続されたレーザヒューズ33と、電源VCCとノードLSFの間に接続されたPMOS32と、ノードLSFに直列接続された信号反転用の2段のインバータ 34,35と、インバータ34の出力信号と反転ロウアドレスnRXA0の否定論理積を求める2入力1出力のNANDゲート36と、インバータ35の出力信号とロウアドレスRXA0の否定論理積を求める2入力1出力のNANDゲート37と、このNANDゲート36,37の否定論理積を求める2入力1出力のNANDゲート38とにより、構成されている。
レーザヒューズ31が切断されない場合、初期化信号nRSTが“L”になることで PMOS31がオンするが、レーザヒューズ33が切断されていないために充電できず、ノードLFSは“H”にならない。これによってインバータ34の出力信号は“H”、インバータ35の出力信号は“L”になる。これにより、記憶手段30−0は反転ロウアドレスnRXA0が“H”の場合にのみNANDゲート38の出力信号が“L”になる。レーザヒューズ33が切断された場合には逆に、記憶手段30−0はロウアドレスRXA0が“H”の場合にのみ NANDゲート38の出力信号が“L”になる。
最終段の記憶手段30−(i+1)は、前段の記憶手段30−0〜30−iと同一の回路構成であるが、入力の反転ロウアドレスnRXAi及びロウアドレスRAXiに代えて、グランドGNDがNANDゲート36の入力側に接続され、電源VCCがNANDゲート37の入力側に接続されている点のみが異なる。
以上の構成により、所望のロウアドレス(例えば、RXA0、nRXA0)に対応する記憶手段30−0中のレーザヒューズ33を切断し、且つロウ冗長を使用したい場合に 最終段の記憶手段30−(i+1)中のレーザヒューズ33を切断することで、反転ロウアドレスnRXA0/アドレスRXA0の組み合わせが所望の救済アドレスに合致した場合に、ANDゲート41の出力信号が“H”になる。又、テストモードとして信号TMRED0が活性化されて“H”になると、ロウアドレス(例えば、RXA0、nRXA0)の組み合わせやレーザヒューズ33の切断の如何に関わらず、ORゲート42の作用で信号REDX0は“H”になる。
なお、図3のロウ冗長アドレス記憶部27−0の回路構成は一例であり、これに限定されない。例えば、レーザヒューズ33に代えて、電気ヒューズやEEPROMセル等を用いても良い。
(実施例1のテスト装置)
図4は、本発明の実施例1において使用されるテスト装置の一例を示す概略の構成図である。
図4は、本発明の実施例1において使用されるテスト装置の一例を示す概略の構成図である。
このテスト装置50は、装置全体を制御する中央処理装置(以下「CPU」という。)等の制御部51と、不揮発性メモリ20に対する端子の漏れ電流チェック、待機電流、動作電流等の確認を行う直流(以下「DC」という。)テスト部52と、テストパターン(例えば、物理チェッカパターン、反転物理チェッカパターン等)のテストデータを発生するテストパターン発生部53と、不揮発性メモリ20から出力されるテスト結果を期待値と比較する期待値比較部54と、不揮発性メモリ20に対する読み出し閾値Vtの変動量等を判定する閾値判定部55と、期待値比較部54及び閾値判定部55に対するデータを記憶するデータ格納部56とを有している。
(実施例1のメモリのテスト方法)
図1(a)〜(d)は、本発明の実施例1におけるメモリのテスト方法を示すフロー図であり、同図(a)は全体の処理工程図、同図(b)は同図(a)中の第1のウェハテスト工程図、同図(c)は同図(a)中の第2のウェハテスト工程図、及び同図(d)は同図(a)中の第3のウェハテスト工程図である。
図1(a)〜(d)は、本発明の実施例1におけるメモリのテスト方法を示すフロー図であり、同図(a)は全体の処理工程図、同図(b)は同図(a)中の第1のウェハテスト工程図、同図(c)は同図(a)中の第2のウェハテスト工程図、及び同図(d)は同図(a)中の第3のウェハテスト工程図である。
以下、図1(a)の全体の処理(1)、図1(b)の第1のウェハテスト工程S10(2)、図1(c)の第2のウェハテスト工程S30(3)、及び図1(d)の第3のウェハテスト工程S50(4)を説明する。
(1) 図1(a)の全体の処理
テスト装置50を用いて、第1のウェハテスト工程S10、第1のウェハベーク工程S20、第2のウェハテスト工程S30、及び第2のウェハベーク工程S40からなる特性テスト工程を行う。
テスト装置50を用いて、第1のウェハテスト工程S10、第1のウェハベーク工程S20、第2のウェハテスト工程S30、及び第2のウェハベーク工程S40からなる特性テスト工程を行う。
この特性テスト工程では、先ず、第1のテスト工程である第1のウェハテスト工程S10において、ウェハ15に形成された不揮発性メモリ20中のメモリアレイ21及びロウ冗長ブロック22−0〜22−3に対して、基本テスト(例えば、書き込み消去の深さ、隣接メモリセルとの干渉検出、アクセス時間等)を行い、テスト結果である第1のファイル61を出力する。続いて、第1のベーク工程である第1のウェハベーク工程S20において、第1のファイル61を参照して基本テストで良品となったメモリセル21a及び冗長メモリセル22aに対してのみ、例えば図11(a)のような物理チェッカパターン13のテストデータを不揮発性メモリ20に書き込んで、高温状態で長時間放置した後、第1の電荷保持特性テスト行う。
更に、第1のファイル61を参照して、基本テスト及び第1の電荷保持特性テストで良品となったメモリセル21a及び冗長メモリセル22aに対してのみ、第2のテスト工程である第2のウェハテスト工程S30において、冗長メモリセル22aに対する“0”、“1”の読み出し閾値Vtの変動の確認、ロウ冗長書き換え、メモリセル21aの閾値変動の確認、及びメモリセル21aの書き換えを行ってテスト結果である第2のファイル62を出力すると共に、第2のベーク工程である第2のウェハベーク工程S40において、例えば図11(b)のような反転物理チェッカパターン14のテストデータを不揮発性メモリ20に書き込んで高温状態に長時間放置した後、第2の電荷保持特性テストを行う。
次に、第2のファイル62を参照して、判定工程である第3のウェハテスト工程S50において、冗長メモリセル22aの閾値変動の確認、及びメモリセル21aの閾値変動の確認を行い、メモリセル21a及び冗長メモリセル22aに対する良品/不良品の最終判定を行う。最後に、置換工程である冗長置換(リペア)工程S60において、メモリアレイ21中の不良メモリセル21aを含むロウアドレス単位で、不良冗長メモリセル22aを含まないロウ冗長ブロック(例えば、22−1)に置き換え、テスト処理を終了する。
(2) 図1(b)の第1のウェハテスト工程S10
図5は、図1における閾値Vtのワースト値(最悪値)の測定例を示す図である。
図5は、図1における閾値Vtのワースト値(最悪値)の測定例を示す図である。
先ず、DCテスト工程S11において、テスト装置50のDCテスト部52により、不揮発性メモリ20に対しDC電圧を印加して、図示しない端子の漏れ電流チェック、待機電流、動作電流等の確認を行う。予め救済に使用できるロウ冗長ブロック22−0〜22−3の選定を行うために、ロウ冗長テスト工程S12において、テスト装置50のテストパターン発生部53からテストデータをロウ冗長ブロック22−0〜22−3の冗長メモリセル22aに書き込み、これを読み出してテスト装置50の期待値比較部54において期待値と比較し、冗長メモリセル22aの不良の有無の検出(基本テスト)を行う。続いて、メモリアレイテスト工程S13において、テスト装置50のテストパターン発生部53からテストデータをメモリアレイ21のメモリセル21aに書き込み、これを読み出してテスト装置50の期待値比較部54において期待値と比較し、メモリセル21aの不良の有無の検出(基本テスト)を行い、不良ロウアドレスを出力する。
最後に、工程S12で良品と判定されたロウ冗長ブロック(例えば、22−1〜22−3)と、メモリアレイ21において工程S13で不良ロウアドレスと判定された不良品領域をマスクした良品領域とに対して、閾値Vtファイル出力工程S14において、テスト装置50のテストパターン発生部53から物理チェッカパターン13のテストデータを書き込む。テスト装置50の閾値判定部55では、その書き込まれたデータを読み出し、ロウ冗長ブロック22−1〜22−3とメモリアレイ21の良品領域とにおける“0”の閾値Vtのワースト値(例えば、図5の2.1V)と“1”の閾値Vtのワースト値(例えば、図5の4.0V)とを測定し、これらのワースト値と工程S13で判定された不良ロウアドレスとを含む第1のファイル61を出力し、テスト装置50のデータ格納部56に記憶する。
(3) 図1(c)の第2のウェハテスト工程S30
図6は、図1におけるメモリセル21a及び冗長メモリセル22aの良品/不良品の判定例を示す図である。
図6は、図1におけるメモリセル21a及び冗長メモリセル22aの良品/不良品の判定例を示す図である。
先ず、ロウ冗長閾値変動確認工程S31において、テスト装置50の閾値判定部55は、第1のファイル61を参照して、基本テスト及び第1の電荷保持特性テストで良品となったロウ冗長ブロック22−1〜22−3の冗長メモリセル22aに対してのみ、“0”、“1”の読み出し閾値Vtの変動量(例えば、図6のB1,B2)を確認し(不良品“NON”はテストしない)、この変動量と規定値とを比較して良品/不良品の判定を行い、不良品については第2のファイル62に“NON”を書き込む。続いて、ロウ冗長書き換え工程S32において、基本テスト及び第1の電荷保持特性テストで良品と判定されたロウ冗長ブロック(例えば、22−2、22−3)に対してのみ、テストパターン発生部53からの反転物理チェッカパターン14のテストデータにより書き換えを行う。
同様に、メモリアレイ閾値変動確認工程S33において、閾値判定部55は、第1のファイル61を参照して、基本テスト及び第1の電荷保持特性テストで良品となったメモリセル21aに対してのみ、“0”、“1”の読み出し閾値Vtの変動量(例えば、図6のB1,B2)を確認し(不良品“NON”はテストしない)、この変動量と規定値とを比較して良品/不良品の判定を行い、不良品については第2のファイル62に“NON”を書き込む。続いて、メモリアレイ書き換え工程S34において、基本テスト及び第1の電荷保持特性テストで判定された良品領域中において良品と判定されたロウアドレス箇所に対してのみ、テストパターン発生部53からの反転物理チェッカパターン14のテストデータにより書き換えを行う。
最後に、閾値Vtファイル出力工程S35において、テスト装置50の閾値判定部55は、工程S32,S34にて反転物理チェッカ14のテストデータが書き込まれたロウ冗長ブロック22−2,22−3及びメモリアレイ21の状態での“0”の閾値Vtのワースト値と“1”の閾値Vtのワースト値とを測定し、これらのワースト値と、ウェハ15内のどのメモリチップの閾値Vtなのかを容易に判別できるようにするための座標情報であるチップ座標と、を含む第2のファイル62を出力し、テスト装置50のデータ格納部56に記憶する。
図7は、図1(c)の第2のファイル62の一例を示す図である。
第2のファイル62には、製品コード、ロット名、ロット番号からなる識別符号欄71、ウェハ15内のチップ座標欄72、各ロウ冗長ブロック22−1〜22−3毎のワースト閾値欄73、メモリアレイ21の基本テスト(図1(b)のS12,S13)で不良判定された不良ロウアドレス欄74、及び、不良ロウアドレスを除いたロウアドレスのワースト閾値欄75の情報が含まれている。
第2のファイル62には、製品コード、ロット名、ロット番号からなる識別符号欄71、ウェハ15内のチップ座標欄72、各ロウ冗長ブロック22−1〜22−3毎のワースト閾値欄73、メモリアレイ21の基本テスト(図1(b)のS12,S13)で不良判定された不良ロウアドレス欄74、及び、不良ロウアドレスを除いたロウアドレスのワースト閾値欄75の情報が含まれている。
ロウ冗長ブロック22−1〜22−3のワースト閾値欄73において、符号VMG1RR0はロウ冗長ブロック22−0の“1”側のワースト閾値、符号VMG0RR0はロウ冗長ブロック22−0の“0”側のワースト閾値、符号VMG1RR1はロウ冗長ブロック22−1の“1”側のワースト閾値、符号VMG0RR1はロウ冗長ブロック22−1の“0”側のワースト閾値、符号VMG1RR2はロウ冗長ブロック22−2の“1”側のワースト閾値、符号VMG0RR2はロウ冗長ブロック22−2の“0”側のワースト閾値、符号VMG1RR3はロウ冗長ブロック22−3の“1”側のワースト閾値、符号VMG0RR3はロウ冗長ブロック22−3の“0”側のワースト閾値である。このワースト閾値欄73において、符号“NON”と表示されている部分は、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3の基本テスト(図1(b)のS12,S13)で不良判定されたことを示しており、次工程ではテスト対象外として扱うための識別に使用される。
不良ロウアドレス欄74において、不良が無いチップには符号“NON”が4つになり、不良があれば具体的なアドレスが入る。不良ロウアドレスが5個以上あった場合には符号“NON”が4つ入るが、メモリアレイ21のワースト閾値欄75においてワースト閾値に値が入らず、代わりに符号“NON”と入ることで第1のウェハテスト工程S10で不良になったことが判別できる。ワースト閾値欄75において、符号VMG1はメモリアレイ21のうち不良ロウアドレス欄74に表示された不良ロウアドレスを除外した領域での“1”側のワースト閾値、符号VMG0はメモリアレイ21のうち不良ロウアドレス欄74に表示された不良ロウアドレスを除外した領域での“0”側のワースト閾値である。
なお、出力される第2のファイル62のファイル名は、工程、製品コード、ロット番号、ウェハ番号から決定される個別のファイル名が与えられ、ロット間やウェハ間で取り違えが発生する危険性を排除している。
以下、図7の第2のファイル62を参照しつつ、図1(c)のロウ冗長閾値変動確認工程S31(3.1)、及び図1(c)のメモリアレイ閾値変動確認工程S33(3.2)における詳細な判定処理を説明する。
(3.1) 図1(c)のロウ冗長閾値変動確認工程S31
図1(a)の第1のウェハテスト工程S10の最後に出力された第1のファイル61を基に、先ず、閾値判定部55により、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3の閾値Vtの変動がチェックされる。具体的には、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3毎のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄73の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。不良判定結果となったロウ冗長ブロックは、ロウ冗長書き換え工程S32で他のチップと一緒に反転物理チェッカパターン14のテストデータの書き込みは行なわれるが、閾値Vtファイル出力工程S35での第2のファイル62の出力では、ワースト閾値欄73の該当する部分に符号“NON”と出力され、冗長救済には使用できないロウ冗長ブロックであることを識別する。
図1(a)の第1のウェハテスト工程S10の最後に出力された第1のファイル61を基に、先ず、閾値判定部55により、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3の閾値Vtの変動がチェックされる。具体的には、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3毎のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄73の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。不良判定結果となったロウ冗長ブロックは、ロウ冗長書き換え工程S32で他のチップと一緒に反転物理チェッカパターン14のテストデータの書き込みは行なわれるが、閾値Vtファイル出力工程S35での第2のファイル62の出力では、ワースト閾値欄73の該当する部分に符号“NON”と出力され、冗長救済には使用できないロウ冗長ブロックであることを識別する。
(3.2) 図1(c)のメモリアレイ閾値変動確認工程S33
図1(a)の第1のウェハテスト工程S10の最後に出力された第1のファイル61を基に、先ず、閾値判定部55により、メモリアレイ21の閾値Vtの変動がチェックされる。対象となる領域は、ファイル62の不良ロウアドレス欄74に示された不良ロウアドレスを除外した領域である。具体的には、対象となる領域のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄75の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。不良判定結果となった場合は、不良ロウアドレス欄74で符号“NON”が4つ以内であれば、新たに不良ロウアドレスを追加して出力されるファイル62の不良ロウアドレス欄74に追加される。その場合、言うまでもなく不良ロウアドレス数の上限は4個であり、新たに発生した不良ロウアドレスも合わせて5個以上になってしまう場合には、不良ロウアドレス欄74をすべて符号“NON”の表示とし、メモリアレイ書き換え工程S34で他のチップと一緒に反転物理チェッカパターン14のテストデータの書き込みは行われるが、ファイル62の出力ではワースト閾値欄75の部分に符号“NON”と出力され、次工程以降では良品にはなり得ない不良チップであることを識別する。
図1(a)の第1のウェハテスト工程S10の最後に出力された第1のファイル61を基に、先ず、閾値判定部55により、メモリアレイ21の閾値Vtの変動がチェックされる。対象となる領域は、ファイル62の不良ロウアドレス欄74に示された不良ロウアドレスを除外した領域である。具体的には、対象となる領域のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄75の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。不良判定結果となった場合は、不良ロウアドレス欄74で符号“NON”が4つ以内であれば、新たに不良ロウアドレスを追加して出力されるファイル62の不良ロウアドレス欄74に追加される。その場合、言うまでもなく不良ロウアドレス数の上限は4個であり、新たに発生した不良ロウアドレスも合わせて5個以上になってしまう場合には、不良ロウアドレス欄74をすべて符号“NON”の表示とし、メモリアレイ書き換え工程S34で他のチップと一緒に反転物理チェッカパターン14のテストデータの書き込みは行われるが、ファイル62の出力ではワースト閾値欄75の部分に符号“NON”と出力され、次工程以降では良品にはなり得ない不良チップであることを識別する。
なお、出力されるファイル62のフォーマット自体は、図1(a)の第1のウェハテスト工程S10の最後に出力されるファイル61のフォーマットと同形式で、ファイル名のみ工程を識別できるよう異なっていれば良い。
(4) 図1(d)の第3のウェハテスト工程S50
図4のテスト装置50を用いて、先ず、ロウ冗長閾値変動確認工程S51において、第2のファイル62を参照して、冗長メモリセル22aの閾値変動を確認する。続いて、メモリアレイ閾値変動確認工程S52において、第2のファイル62を参照して、メモリセル21aの閾値変動の確認を行い、メモリセル21a及び冗長メモリセル22aに対する良品/不良品の最終判定を行う。
図4のテスト装置50を用いて、先ず、ロウ冗長閾値変動確認工程S51において、第2のファイル62を参照して、冗長メモリセル22aの閾値変動を確認する。続いて、メモリアレイ閾値変動確認工程S52において、第2のファイル62を参照して、メモリセル21aの閾値変動の確認を行い、メモリセル21a及び冗長メモリセル22aに対する良品/不良品の最終判定を行う。
以下、工程S51及び工程S52での判定処理を詳細に説明する。
先ず、ロウ冗長閾値変動確認工程S51において、テスト装置50の閾値判定部55により、図1(a)の第2のウェハテスト工程S30の最後に出力されたファイル62を基に、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3の閾値変動がチェックされる。具体的には、各ロウ冗長ブロック22−0〜22−3毎のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄73の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。
先ず、ロウ冗長閾値変動確認工程S51において、テスト装置50の閾値判定部55により、図1(a)の第2のウェハテスト工程S30の最後に出力されたファイル62を基に、ロウ冗長ブロック22−0〜22−3の閾値変動がチェックされる。具体的には、各ロウ冗長ブロック22−0〜22−3毎のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄73の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。
同様に、次のメモリアレイ閾値変動確認工程S52において、テスト装置50の閾値判定部55により、図1(a)の第2のウェハテスト工程S30の最後に出力されたファイル62を基に、メモリアレイ21の閾値変動がチェックされる。対象となる領域は、ファイル62の不良ロウアドレス欄74に示された不良ロウアドレスを除外した領域である。具体的には、対象となる領域のベーク後のワースト閾値を測定し、ファイル62にあるワースト閾値欄75の該当する項目と比較し、変動量が予め設定された規格値以内であれば良品、そうでなければ不良判定結果となる。不良判定結果となった場合は、不良ロウアドレス欄74で符号“NON”が4つ以内であれば、冗長救済可能であると判定される。その場合、言うまでもなく不良ロウアドレス数の上限は4個であり、新たに発生した不良ロウアドレスも合わせて5個以上になってしまう場合には、不良チップと判定される。
その後、図1(a)の冗長置換工程S60において、第3のウェハテスト工程S50までで不良判定されなかったチップのうち、不良ロウアドレスの個数が良品と判定されたロウ冗長ブロックの個数より同じか又は小さいチップについて、冗長救済が行われる。不良ロウアドレスが無いものに関しては、冗長救済は不要であり、良品となる。その場合、ロウ冗長ブロックが良品か否かは問わない。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、物理チェッカターン13とこの反転物理チェッカパターン14とで計2回ベークする過程(工程S20,S40)において、発生した不良アドレスをロウ冗長ブロック22−0〜22−3とメモリアレイ21とでそれぞれファイル61,62に記録し、それを次工程でも参照することにより、2回目までの総合的な判定を下し、冗長救済を行う。これにより、冗長救済後の特性確認工程が無くても、確実に品質を保証でき、歩留まりも最大化できる。
本実施例1によれば、物理チェッカターン13とこの反転物理チェッカパターン14とで計2回ベークする過程(工程S20,S40)において、発生した不良アドレスをロウ冗長ブロック22−0〜22−3とメモリアレイ21とでそれぞれファイル61,62に記録し、それを次工程でも参照することにより、2回目までの総合的な判定を下し、冗長救済を行う。これにより、冗長救済後の特性確認工程が無くても、確実に品質を保証でき、歩留まりも最大化できる。
つまり、通常の機能不良に加えてウェハベーク後の電荷保持不良をも効率的に冗長救済することが可能となり、品質と歩留りを最大化できる。しかも、ファイル61,62にロウ冗長ブロック22−0〜22−3毎の閾値Vtとメモリアレイ21の閾値Vtとが出力されているため、ウェハベーク前後での閾値比較を行うことが可能となり、単なる規格値に対するチェックにとどまらず、変動量そのものをモニタ・管理・テストすることが可能となる。
本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例である実施例2としては、例えば、次の(A)〜(C)のようなものがある。
(A) 図2及び図3に示す不揮発性メモリ20の構成は、一例であって、他の構成のメモリについても本発明のテスト方法を適用できる。例えば、図2の不揮発性メモリ20では、ロウアドレス単位で冗長救済を行う構成になっているが、このロウアドレス単位に代えて、或いはロウアドレス単位と共に、コラムアドレス単位で冗長救済を行う構成にしても良く、このような構成に対しても本発明のテスト方法を適用できる。
(B) 本発明のテスト方法に使用する図4のテスト装置50の構成は、一例であって、他の構成のテスト装置を使用することも可能である。
(C) 図1のテスト方法の処理の内容や、個々のテスト内容、ファイル61,62のフォーマット等は、実施例1で示したものに限定されず、種々の変更が可能である。又、不良ロウアドレスがワースト閾値をそれぞれ別のファイルに出力しても実現可能である。
15 ウェハ
20 不揮発性メモリ
21 メモリアレイ
21a メモリセル
22−0〜22−3 ロウ冗長ブロック
22a 冗長メモリセル
S10 第1のウェハテスト工程
S20 第1のウェハベーク工程
S30 第2のウェハテスト工程
S40 第2のウェハベーク工程
S50 第3のウェハテスト工程
S60 冗長置換工程
20 不揮発性メモリ
21 メモリアレイ
21a メモリセル
22−0〜22−3 ロウ冗長ブロック
22a 冗長メモリセル
S10 第1のウェハテスト工程
S20 第1のウェハベーク工程
S30 第2のウェハテスト工程
S40 第2のウェハベーク工程
S50 第3のウェハテスト工程
S60 冗長置換工程
Claims (14)
- データ格納用のメモリセルを有する主メモリアレイとデータ格納用のメモリセルを有する副メモリアレイとを備えた半導体記憶装置のテスト方法であって、
前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う特性テスト工程と、
前記特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う判定工程と、
前記判定工程の判定結果により、前記主メモリアレイが不良品のときには良品の前記副メモリアレイに置き換える置換工程と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。 - 前記特性テスト工程では、
前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してテストデータをそれぞれ書き込み、この書き込んだデータをそれぞれ読み出して期待値とそれぞれ比較して前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイ中の前記メモリセルに不良があるか否かのメモリテストを行い、前記メモリテスト結果と前記読み出しの際の閾値とを含む第1のファイルを出力する第1の基本テストと、
前記第1の基本テストで良品となった前記メモリセルに対して、チェッカパターンによる電荷保持特性のテストを行う第1の電荷保持特性テストと、
前記第1のファイルを参照し、前記第1の電荷保持特性テストで良品となった前記メモリセルに対して前記閾値の変動量を確認し、前記変動量から良品/不良品の判定を行ってこの判定結果である第2のファイルを出力する第2の基本テストと、
前記第2の基本テストで良品となった前記メモリセルに対して、チェッカパターンによる電荷保持特性のテストを行う第2の電荷保持特性テストと、
を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置のテスト方法。 - 前記特性テスト工程では、
前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイに対してテストデータをそれぞれ書き込み、この書き込んだデータをそれぞれ読み出して期待値とそれぞれ比較して前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイ中の前記メモリセルに不良があるか否かのメモリテストを行い、前記メモリテスト結果と前記読み出しの際の閾値とを有する第1のファイルを出力するための第1の基本テストを含む第1のテスト工程と、
前記第1の基本テストで良品となった前記メモリセルに対して、物理チェッカパターンのテストデータを書き込んだ後にベーク処理を行って電荷保持特性テストを行う第1のベーク工程と、
前記第1のファイルを参照し、前記第1の電荷保持特性テストで良品となった前記メモリセルに対して前記閾値の変動量を確認し、前記変動量から良品/不良品の判定を行ってこの判定結果である第2のファイルを出力するための第2の基本テストを含む第2のテスト工程と、
前記第2の基本テストで良品となった前記メモリセルに対して、反転物理チェッカパターンのテストデータを書き込んだ後にベーク処理を行って電荷保持特性テストを行う第2のベーク工程と、
を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置のテスト方法。 - 前記判定工程では、前記特性テスト結果を予め設定された規格値と比較して良品/不良品を判定するか、又は、前記主メモリアレイの特性テスト結果と前記副メモリアレイの特性テスト結果とを比較して良品/不良品を判定することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記判定工程では、前記第2のファイルを参照して、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイにおける前記閾値の変動量を予め設定された規格値とそれぞれ比較して良品/不良品の判定を行うことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記置換工程では、前記判定工程の判定結果により、前記主メモリアレイ中の前記メモリセルに不良品があるときには、この不良品を、前記副メモリアレイ中の良品の前記メモリセルに置き換えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記副メモリアレイは、前記主メモリアレイ中の前記不良メモリセルを置き換える冗長メモリセルを有する冗長メモリアレイであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記冗長メモリアレイは、前記冗長メモリセルをそれぞれ有する複数の冗長ブロックにより構成されていることを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記第2のファイルは、前記半導体記憶装置が形成されたウェハ中の位置座標、前記冗長ブロック毎の閾値情報、前記冗長ブロック毎の良品判定情報、前記メモリアレイの不良アドレス情報、及び前記メモリアレイの閾値情報を含むことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記半導体記憶装置は、不揮発性半導体記憶装置であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- 前記テスト工程は、チェッカパターンによる電荷保持特性のテスト工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置のテスト方法。
- データ格納用のメモリセルを有する主メモリアレイとデータ格納用のメモリセルを有する副メモリアレイとを備えた半導体記憶装置のテスト方法であって、
前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイの前記メモリセルに対してそれぞれ電気的な特性テストを行う第1の特性テスト工程と、
前記第1の特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイのメモリセルに対してそれぞれ良品/不良品の判定を行う第1の判定工程と、
前記第1の判定工程により良品となった前記メモリセルに対して、それぞれ電気的な特性テストを行う第2の特性テスト工程と、
前記第2の特性テスト工程の特性テスト結果に基づき、前記主メモリアレイ及び前記副メモリアレイのメモリセルに対して、それぞれ良品/不良品の判定を行う第2の判定工程とを含み、
前記第1の判定工程及び前記第2の判定工程により前記主メモリアレイの前記メモリセルが不良品と判定された場合には、前記副メモリアレイの前記メモリセルのうち、前記第1の判定工程及び前記第2の判定工程により良品と判定された前記メモリセルを前記不良品の前記メモリセルを置き換える置換工程を更に有することを特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。 - 前記第1の特性テスト工程は、チェッカパターンによる電荷保持特性テストを行う工程を含み、
前記第2の特性テスト工程は、前記チェッカパターンによる電荷保持特性テストとは電荷パターンが反転した反転チェッカパターンによる電荷保持特性テストを行う工程を含むことを特徴とする請求項12記載の半導体記憶装置のテスト方法。 - 前記第1の判定工程は、前記第1の特性テスト工程の前記チェッカパターンによる電荷保持特性テストによる閾値の変動量に基づき判定され、
前記第2の判定工程は、前記第1の特性テスト工程の前記チェッカパターンによる電荷保持特性テストによる閾値の変動量に基づき判定されることを特徴とする請求項13記載の半導体記憶装置のテスト方法。
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