JP2007072978A - 印鑑照会システム - Google Patents

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隆善 田村
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Abstract

【課題】正社員以外のパートタイマー等の準社員等が印鑑照会端末を操作する場合でも、セキュリティを確保できる印鑑照会システムを提供する。
【解決手段】印鑑照会端末1で役席オペレータ、一般オペレータ、システム保守員またはパートタイム作業員等の権限の異なるオペレータのIDおよびパスワードを入力し、本人確認できると予め該オペレータIDに関連付けて記憶したオペレータランクを抽出して返信する認証サーバ5を設け、また、前記オペレータランクおよび科目により印鑑照会の可否が決定されるオペレータ権限データテーブルを予め記憶した記憶手段と、印鑑照会端末および印鑑データベースサーバとの間で送受信を行う通信手段とを有する印鑑コントローラサーバ6を設け、前記印鑑コントローラサーバ6が前記印鑑照会端末1から受信したオペレータランクおよび科目に基づいて前記オペレータ権限データテーブルを検索し、印鑑照会の可否を判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、金融機関の営業店等で行なわれる取引において使用される届出印の照会を行う印鑑照会システムに関する。
従来の印鑑照会システムは、所望の印鑑のイメージデータを検索するキーとなるデータを入力する印鑑照会端末と予め印鑑のイメージデータを記憶したデータベースを備えた印鑑データベースサーバを通信回線で接続し、印鑑照会端末で入力されたキーとなるデータに基づいて検索した印鑑のイメージデータを印鑑データベースサーバから受信して印鑑照会端末に表示するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、印鑑照会端末にカードリーダを接続し、その印鑑照会端末を操作するオペレータが所持するカードに記録されたオペレータ情報を読み取り、印鑑のイメージデータの不正な登録や更新を防止しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平06−176051号公報(段落「0011」〜段落「0017」、図1) 特開平07−21374号公報(段落「0010」〜段落「0015」、図1)
近年、雇用情勢の変化に伴い金融機関においても印鑑照会端末を操作するオペレータは正社員に限られず、パートタイマー等の準社員も採用されるようになってきている。
このような状況の下、上述した従来の技術においては、すべてのオペレータが印鑑照会端末で顧客の印鑑のイメージデータを照会することが可能であり、金融機関で行われる現金引出し等の取引の安全性が充分に確保されていないという問題がある。
また、顧客が所有する金融機関の口座には、例えば、普通預金、当座預金、納税準備預金等の複数の科目が存在するが、この科目毎に印鑑の重要度が異なるにもかかわらずオペレータはすべての科目に対して印鑑のイメージデータを照会することが可能であり、取引の安全性が充分に確保されていないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、オペレータにより入力された店番、科目、口座番号等の口座情報を印鑑照会端末から受信した印鑑データベースサーバが該口座情報と関連付けて記憶した印鑑データを印鑑データベースから抽出して該印鑑照会端末へ送信し、該印鑑照会端末が受信した印鑑データを画面に表示する印鑑照会を行う印鑑照会システムにおいて、前記印鑑照会端末で入力された役席オペレータ、一般オペレータ、システム保守員またはパートタイム作業員等の権限の異なるオペレータのオペレータIDおよびパスワードを受信して本人認証を行った結果、本人であることが確認できると予め該オペレータIDに関連付けて記憶した該オペレータの権限を示すオペレータランクを抽出して返信する認証サーバと、前記オペレータランクおよび科目により印鑑照会の可否が決定されるオペレータ権限データテーブルを予め記憶した記憶手段と、印鑑照会端末および印鑑データベースサーバとの間で送受信を行う通信手段とを有する印鑑コントローラサーバを設け、前記印鑑コントローラサーバが前記印鑑照会端末から受信したオペレータランクおよび科目に基づいて前記オペレータ権限データテーブルを検索し、印鑑照会の可否を判断するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、科目毎の印鑑の重要度を考慮しつつ権限のないオペレータによる印鑑照会を防止することができ、金融機関等で行われる取引の安全性を確保することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による印鑑照会システムの実施例を説明する。
図1は実施例における印鑑照会システムの構成を示すブロック図である。
図1において、1は印鑑照会端末であり、銀行等の金融機関の店舗の窓口に設置され、オペレータの操作により予め登録された顧客の印鑑の印影および顧客の署名等を表示するものである。この印鑑照会端末1はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示手段および通信手段等を備えるものである。また、この印鑑照会端末1はネットワーク2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
なお、この印鑑照会端末1は汎用性のあるパーソナルコンピュータ等であってもよく、印鑑照会用の専用端末である印鑑照会機であってもよい。また、PDA(Personal Digital Assistannce)、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯型印鑑照会端末であってもよい。また、ネットワーク2は有線の通信回線に限られることなく無線の通信回線であってもよい。
3は印鑑登録端末であり、銀行等の金融機関のデータセンタ等に設置され、オペレータの操作により顧客が所持する印鑑の印影のイメージデータおよび顧客の署名のイメージデータを登録するためのものである。この印鑑登録端末3はCPU、MPU等の演算および制御手段、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード等の入力手段、液晶ディスプレイ等の表示手段および通信手段等を備えるものである。また、この印鑑登録端末3はネットワーク2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
4はスキャナであり、顧客が所持する印鑑の印影および顧客の署名を読み取る光学読取装置である。このスキャナ4は印鑑登録端末3に接続されており、読み取った印影のイメージデータ(以下、「印影イメージデータ」という。)および署名のイメージデータ(以下、「署名イメージデータ」という。)は印鑑登録端末3へ送信され、印鑑登録端末3の記憶手段に記憶される。また、この印影イメージデータおよび署名イメージデータはネットワーク2を介して他の機器へ送信される。
5は認証サーバであり、データセンタ等に設置され、オペレータの本人認証を行なうためのものである。この認証サーバ5はCPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。また、この認証サーバ5はネットワーク2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
認証サーバ5は、オペレータが印鑑照会端末1または印鑑登録端末3を使用するときに入力したオペレータIDおよびパスワードを印鑑照会端末1または印鑑登録端末3から受信し、その受信したパスワードと予め記憶手段にオペレータIDと関連付けて記憶されたパスワードとを照合する本人認証を行なう。また、本人認証の結果、本人であることが確認できると予め記憶手段にオペレータIDと関連付けて記憶されたオペレータの権限を示すオペレータランクを抽出し、印鑑照会端末1または印鑑登録端末3へ送信する。なお、このオペレータランクの詳細は後述する。
6は印鑑コントローラサーバであり、データセンタ等に設置され、後述する印鑑DBサーバへのアクセスをオペレータが有するオペレータランクおよび取り扱う口座の科目により、そのアクセスを制御、すなわち、制限するためのものである。この印鑑コントローラサーバ6はCPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。また、この印鑑コントローラサーバ6はネットワーク2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
ここで、オペレータランクと取り扱う口座の科目の関係について説明する。
図5は実施例における印鑑照会のオペレータの権限の説明図である。
図5において、61はオペレータランクであり、オペレータの権限を示すものである。このオペレータランク61は、例えば、図5に示すように役席オペレータ、一般オペレータ、システム保守員およびパートタイム作業員等に分類されたものである。ここで、例えば、役席オペレータとは店舗の支店長、一般オペレータとは支店長以外の正社員、システム保守員とは印鑑照会システムを保守する警備会社の職員、パートタイム作業員とは金融機関の準社員等である。
62は科目であり、普通預金、当座預金、納税準備預金、貯蓄預金、別段預金、通知預金、定期預金、定期積立、従業員預金、譲渡性預金およびCIF(Customer Information File:顧客情報ファイル)等に分類された口座の種別等を表すものである。なお、CIFは顧客情報ファイルへのアクセスを示すものである。
図中、「○」は印鑑照会可能を示し、「×」は印鑑照会不可能を示す。例えば、オペレータランク61が役席オペレータである場合、すべての科目に対して印鑑の照会が可能であり、一般オペレータの場合、普通預金・貯蓄預金・別段預金・通知預金・定期預金・定期積立・CIFに対して印鑑照会が可能であり、システム保守員の場合、普通預金・CIFに対して印鑑照会が可能であり、パートタイム作業員の場合、普通預金・定期預金に対して印鑑照会が可能であることを示す。
この図5に示すオペレータランク61と科目62により決定されるオペレータの権限はオペレータ権限データテーブルとしてデータ化され、印鑑コントローラサーバ6の記憶手段に予め記憶されているものとする。
なお、オペレータランクおよび科目の分類は金融機関等の要望により変更可能であり、各科目に対する各オペレータランクにおける照会可否も金融機関等の要望により変更可能であるものとする。
また、印影イメージデータおよび署名イメージデータ登録についてのオペレータの権限は、図5では規定されていないが本実施例では役席オペレータおよび一般オペレータが登録可能であるものとする。
図1に戻り、7は印鑑DB(DataBase)サーバであり、データセンタ等に設置され、口座番号等の口座情報に関連付けて印影イメージデータおよび署名イメージデータを格納する印鑑DB8を備え、その印影イメージデータおよび署名イメージデータを印鑑DB8から読み出し、また印鑑DB8へ書込むものである。この印鑑DBサーバ7はCPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。また、この印鑑DBサーバ7はネットワーク2を介して他の機器と相互に通信可能に接続されている。
印鑑DB8は印鑑DBサーバ7に備えられたデータベースであり、イメージデータ化された顧客の印鑑の印影イメージデータおよび顧客の署名イメージデータを口座番号等の口座情報とともに関連付けて記憶したものである。
ここで、口座情報は金融機関等の営業店を識別する情報である店番、顧客が金融機関に開設した口座の種別を示す情報である科目、顧客が金融機関に開設した口座を識別する情報である口座番号等で構成されるものとする。
また、印影イメージデータおよび顧客の署名イメージデータは金融機関に口座を開設した顧客が予め届けて登録しておく印鑑および署名の画像データである。この印影イメージデータおよび顧客の署名イメージデータはスキャナ4で口座開設伝票等に押印された印影および署名を読取り、その読取った印影および署名をイメージデータ化して登録しておくものとする。
さらに、この印影イメージデータおよび署名イメージデータは顧客を識別する情報である店番、口座番号および科目と関連付けて印鑑DB8に格納してあるため、印鑑DBサーバ7は他の機器から顧客の所有する口座の店番、口座番号および科目を受信し、それに基づいて印鑑DB8を検索して該顧客の印影イメージデータおよび署名イメージデータを抽出することができる。なお、印影イメージデータおよび署名イメージデータを総称して「印鑑データ」という。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する動作は、図示しない記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御手段により制御される。
印鑑照会処理について説明する。
図2は実施例における印鑑照会処理のフローチャートであり、Sで表すステップにしたがって説明する。なお、本実施例において、印影イメージデータおよび顧客の署名イメージデータは口座番号等の口座情報とともに関連付けられて予め印鑑DB8に記憶されているものとする。
S1a:印鑑照会端末1の入力手段はオペレータによるオペレータIDおよびパスワードの入力を受け付ける。
S2a:印鑑照会端末1の入力手段でオペレータIDおよびパスワードの入力を受け付けると印鑑照会端末1の通信手段は図3(a)に示すように通信データ種別がオペレータ認証41a、入力されたオペレータID42aおよび入力されたパスワード43aで構成されたオペレータの認証を依頼する電文を認証サーバ5へ送信する。
S3a:認証サーバ5は印鑑照会端末1から受信したオペレータIDおよびパスワードを記憶手段に記憶し、そのオペレータIDに基づいて予め記憶手段に記憶されたパスワードを抽出する。認証サーバ5の制御手段は印鑑照会端末1から受信して記憶手段に記憶したパスワードと抽出したパスワードとを照合して一致するか否かを確認するオペレータ認証を行う。
S4a:オペレータ認証を行った認証サーバ5の通信手段は図3(b)に示すように通信データ種別がオペレータ認証41b、オペレータ認証結果42bおよびオペレータIDに基づいて抽出したオペレータランク情報43bで構成されたオペレータの認証結果の電文をオペレータの認証を依頼した印鑑照会端末1へ送信する。
なお、オペレータランク情報43bは、例えば、図5で示した役席オペレータ、一般オペレータ、システム保守員およびパートタイム作業員に分類されたオペレータランク61を表すものである。
S5a:オペレータの認証結果の電文を受信した印鑑照会端末1はオペレータ認証結果42bを参照し、オペレータが本人であるか否かを確認する。その確認の結果、オペレータが本人でないとき、すなわち、S3aのオペレータ認証においてオペレータのパスワードが一致しなかったとき、印鑑照会端末1の表示手段にパスワードが一致しない旨を表示して印鑑照会処理を終了する。
S6a:一方、オペレータが本人であるとき、すなわち、S3aのオペレータ認証においてオペレータのパスワードが一致したとき、印鑑照会端末1は印鑑照会処理を継続させ、オペレータによる印鑑照会する顧客の口座の店番、科目、口座番号および枝番等の口座情報の入力を受け付ける。
なお、入力される科目は、例えば、図5で示した普通預金、当座預金、納税準備預金、貯蓄預金、別段預金、通知預金、定期預金、定期積立、従業員預金、譲渡性預金およびCIF等に分類された口座の種別等を表すものである。
S7a:口座情報の入力を受け付けると印鑑照会端末1の通信手段は図3(c)に示すように通信データ種別が印鑑データ取得41c、入力された店番である店番コード42c、入力された科目である科目コード43c、入力された口座番号である口座番号コード44c、入力された枝番である枝番コード45cおよび認証サーバから受信したオペレータランク情報であるオペレータランク情報46cで構成された印鑑データ取得依頼の電文を印鑑コントローラサーバ6へ送信する。
S8a:印鑑データ取得依頼の電文を受信した印鑑コントローラサーバ6の制御手段はその電文に含まれる科目コード43cおよびオペレータランク情報46cから当該オペレータが当該科目に対して印鑑照会する権限を有するか否かの判断を行う。すなわち、制御手段は科目コード43cおよびオペレータランク情報46cから記憶手段に予め記憶したオペレータ権限データテーブルを検索し、印鑑照会する権限を抽出する。その抽出した権限により印鑑照会可能か不可能かを判断する。
S9a:印鑑コントローラサーバ6が印鑑照会可能、すなわち、印鑑照会する権限を有すると判断すると印鑑コントローラサーバ6の通信手段は図3(d)に示すように通信データ種別が印鑑データ取得41d、店番コード42d、科目コード43d、口座番号コード44dおよび枝番コード45dで構成された印鑑データ取得依頼の電文を印鑑DBサーバ7へ送信する。
一方、印鑑コントローラサーバ6が印鑑照会不可能、すなわち、印鑑照会する権限を有しないと判断すると処理をS12aへ移行する。
S10a:印鑑データ取得依頼の電文を受信した印鑑DBサーバ7はその電文に含まれる店番コード42d、科目コード43d、口座番号コード44dおよび枝番コード45dに基づいて印鑑DB8を検索し、印鑑データを抽出する。
S11a:印鑑データを抽出すると印鑑DBサーバ7の通信手段は図3(e)に示すように通信データ種別が印鑑データ取得41e、印鑑データを取得することができた旨を示す印鑑データ取得結果42e、印影イメージデータ43eおよび署名イメージデータ44eで構成された印鑑データ取得依頼結果の電文を印鑑コントローラサーバ6へ送信する。
S12a:印鑑データ取得依頼結果の電文を受信した印鑑コントローラサーバ6の通信手段は図3(f)に示すように通信データ種別が印鑑データ取得41f、印鑑データを取得することができた旨を示す印鑑データ取得結果42f、印影イメージデータ43fおよび署名イメージデータ44fで構成された印鑑データ取得依頼結果の電文を印鑑照会端末1へ送信する。
一方、S8aにおいて、印鑑コントローラサーバ6が印鑑照会する権限を有しないと判断すると印鑑コントローラサーバ6の通信手段は図3(f)に示すように通信データ種別が印鑑データ取得41f、印鑑データを取得することができなかった旨を示す印鑑データ取得結果42f等で構成された印鑑データ取得依頼結果の電文を印鑑照会端末1へ送信する。
S13a:印鑑データ取得依頼結果の電文を受信した印鑑照会端末1は表示手段に図4に示す印影および署名イメージデータ表示画面を表示する。この画面の印鑑イメージフィールド51に印影イメージデータを表示し、署名イメージフィールド52に署名イメージデータを表示する。
このようにして、印鑑照会処理を行う。
なお、本実施例では、印鑑コントローラサーバ6でオペレータが有するオペレータランクおよび取り扱う口座の科目により印鑑DBサーバおよび印鑑DB8へのアクセスを制限するようにしたが、印鑑DBサーバ7で印鑑DB8へのアクセスを制限するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、科目毎に印鑑照会可能なオペレータランクを予め設定したオペレータ権限データテーブルを参照することにより、科目毎の印鑑の重要度を考慮しつつ権限のないオペレータによる印鑑照会を防止することができ、金融機関等で行われる取引の安全性を確保することができるという効果が得られる。
実施例における印鑑照会システムの構成を示すブロック図 実施例における印鑑照会処理のフローチャート 実施例における通信データの説明図 実施例における印影および署名イメージデータ表示画面の説明図 実施例における印鑑照会のオペレータの権限の説明図
符号の説明
1 印鑑照会端末
2 ネットワーク
3 印鑑登録端末
4 スキャナ
5 認証サーバ
6 印鑑コントローラサーバ
7 印鑑DBサーバ
8 印鑑DB

Claims (2)

  1. オペレータにより入力された店番、科目、口座番号等の口座情報を印鑑照会端末から受信した印鑑データベースサーバが該口座情報と関連付けて記憶した印鑑データを印鑑データベースから抽出して該印鑑照会端末へ送信し、該印鑑照会端末が受信した印鑑データを画面に表示する印鑑照会を行う印鑑照会システムにおいて、
    前記印鑑照会端末で入力された権限の異なるオペレータのオペレータIDおよびパスワードを受信して本人認証を行った結果、本人であることが確認できると予め該オペレータIDに関連付けて記憶した該オペレータの権限を示すオペレータランクを抽出して返信する認証サーバと、
    前記オペレータランクおよび科目により印鑑照会の可否が決定されるオペレータ権限データテーブルを予め記憶した記憶手段と、印鑑照会端末および印鑑データベースサーバとの間で送受信を行う通信手段とを有する印鑑コントローラサーバを設け、
    前記印鑑コントローラサーバが前記印鑑照会端末から受信したオペレータランクおよび科目に基づいて前記オペレータ権限データテーブルを検索し、印鑑照会の可否を判断するようにしたことを特徴とする印鑑照会システム。
  2. 請求項1の印鑑照会システムにおいて、
    前記権限の異なるオペレータは、役席オペレータ、一般オペレータ、システム保守員またはパートタイム作業員であることを特徴とする印鑑照会システム。
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