JP2007072555A - 入力ペン - Google Patents

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恒二 清水
Hiroki Doi
弘樹 洞井
Hidenori Nobechi
秀紀 野辺地
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03545Pens or stylus

Abstract

【課題】 手書入力時における使い勝手の向上を図る。
【解決手段】 手書入力が可能な入力部57に対して情報入力を行う入力ペン92において、略平板状に形成され手書入力時に把持される把持部93と、該把持部に連続して設けられたペン先部94とを設け、把持部をペン先部の軸方向に延びる軸線Mを含む略平板状に形成した。
【選択図】図46

Description

本発明は入力ペンについての技術分野に関する。詳しくは、略平板状の把持部を設けて手書入力時における使い勝手の向上を図る技術分野に関する。
近年、各種の情報を手書入力装置の入力部に対して入力ペンを用いて入力することが行われている。手書入力装置としては、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)の他、各種の電子機器、例えば、ビデオカメラ等の撮像装置があり、このような装置には、一般に、不使用時に入力ペンを収納するペン収納部が形成され、入力ペンはペン先側の部分を除いて略丸軸状に形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−234934号公報
ところが、上記した従来の入力ペンにあっては、使用者が指で把持する部分が丸軸状であるため、指との接触面積が比較的小さく、把持するための比較的大きな力が必要となり、把持状態が不安定である場合も少なくなく、手書入力時に支障を来たす場合があった。
そこで、本発明入力ペンは、上記した問題点を克服し、手書入力時における使い勝手の向上を図ることを課題とする。
本発明入力ペンは、上記した課題を解決するために、略平板状に形成され手書入力時に把持される把持部と、該把持部に連続して設けられたペン先部とを設け、上記把持部をペン先部の軸方向に延びる軸線を含む略平板状に形成したものである。
従って、本発明入力ペンにあっては、把持したときの指との接触面積が大きくなる。
本発明入力ペンは、手書入力が可能な入力部に対して情報入力を行うための入力ペンであって、略平板状に形成され手書入力時に把持される把持部と、該把持部に連続して設けられたペン先部とを備え、上記把持部をペン先部の軸方向に延びる軸線を含む略平板状に形成したことを特徴とする。
従って、把持したときの指との接触面積が大きく、指の入力ペンに対する保持力が大きく、手書入力時における使い勝手の向上を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、上記把持部のペン先部を延長した部分が、把持部の一端部となるようにペン先部と把持部が連続されて成るので、入力ペンを用いて手書入力を行ったときに該入力ペンや指の影が入力部に写し出されるという所謂手暗がりの状態となることがなく、手書入力を正確かつ容易に行うことができる。
請求項3に記載した発明にあっては、上記把持部の上記軸線に直交する方向における最大幅を、把持部の上記軸線方向における最大幅より大きくしたので、把持部を保持し易いという利点がある。
請求項4に記載した発明にあっては、上記把持部の外周部を除く部分を該外周部に対して凹んだ凹状部として形成したので、指が凹状部上で滑った場合でも、外周部が把持した指の所謂引っ掛かり部として機能し、入力ペンの指からの脱落を防止することができる。
請求項5に記載した発明にあっては、上記把持部にストラップを保持する保持用切欠を形成し、該保持用切欠を把持部の外周面に開口する挿入部と該挿入部に連続し挿入部の開口幅より大きな幅を有する保持部とによって構成し、挿入部の開口縁に保持部から遠去かるに従って幅が広くなる案内部を形成し、挿入部における案内部以外の部分の幅を略同じに形成したので、ストラップの挿入部に対する良好な挿入性を確保することができると共にストラップが保持部に挿入された状態における入力ペンのストラップからの脱落を防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を添付図面に従って説明する。
以下に示した最良の形態は、本発明をスチルカメラに付属される入力ペンに適用したものである。
尚、本発明の適用範囲はスチルカメラに付属される入力ペンに限られることはなく、例えば、ビデオカメラ、テレビジョン受像器、携帯電話、パーソナルコンピューター、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワーク端末、携帯情報端末、ワークステーション、音響機器等の各種の電子機器に付属される入力ペンに広く適用することができる。
以下の説明にあっては、スチルカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、例えば、被写体側が前方となり、撮影者側が後方となる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
電子機器1は外筐2内に所要の各部が配置されて成り、該外筐2は、例えば、横長の扁平な形状に形成されている(図1及び図2参照)。外筐2はミドルフレーム3と該ミドルフレーム3の前面に結合されるフロントパネル4とミドルフレーム3の後面に結合されるリアパネル5の3つの部品によって構成されている。
ミドルフレーム3は樹脂材料によって各部が一体に形成されて成り、図3及び図4に示すように、横長の枠状に形成されたフレーム部6を有している。フレーム部6は上側面部7、下側面部8、左側面部9及び右側面部10から成る。
上側面部7には釦配置孔7aとマイク用孔7bが形成されている。上側面部7には釦配置孔7aの近傍の位置に、上方に開口された浅い部材配置凹部11が形成されている。部材配置凹部11には操作ピン配置孔11aが形成されている。
フレーム部6には部材配置凹部11に連続した位置に部材配置孔12が形成され、該部材配置孔12は上側面部7と右側面部10との連続した部分に位置されている。フレーム部6には部材配置孔12の前後両側の位置に、それぞれ前後に貫通されたピン挿通孔6a、6aが形成されている。
下側面部8には左右方向における略中央部に三脚用孔8aが形成されている。
左側面部9にはスピーカー用孔9aが形成されている。
右側面部10には内部に連通する縦長の開口10aが形成されている。右側面部10の下端部には開口10aの近傍の位置に配置孔10bが形成されている。
右側面部10にはバッテリー蓋13が開閉自在に支持されている(図1及び図5参照)。バッテリー蓋13は縦長の形状に形成され、上端部を支点としてミドルフレーム3に対して回動可能とされている。バッテリー蓋13の回動動作により開口10a及び配置孔10bが開閉される。
ミドルフレーム3の左右方向における中央部には上下に延びる補強部14が一体に設けられている(図3及び図4参照)。補強部14は上側面部7の左右方向における略中央部と下側面部8の左右方向における略中央部とを連結し、上下方向における中央部が押さえリブ14aとして形成されている。
このようにミドルフレーム3には上側面部7と下側面部8を連結する補強部14が設けられているため、ミドルフレーム3の強度が高く、外筐2の剛性を高くすることができる。
また、補強部14がミドルフレーム3に一体に設けられているため、ミドルフレーム3の高い強度を確保することができると共に部品点数の削減を図ることができる。
ミドルフレーム3には左右方向に延びる規制壁部15が設けられている。規制壁部15は両端がそれぞれ補強部14の上端寄りの部分と右側面部10の上端寄りの部分とに連続されている。
ミドルフレーム3には左右方向に延びる保持壁部16が設けられている。保持壁部16は両端がそれぞれ補強部14の下端部と右側面部10の下端部とに連続されている。
ミドルフレーム3のうち、右側面部10、規制壁部15、補強部14及び保持壁部16によって後述するバッテリーが装着されるバッテリー装着部17が構成され、該バッテリー装着部17の内部空間はバッテリーが挿入される挿入空間17aとされる。
ミドルフレーム3には補強部14の上端部と上側面部7の左右方向における略中央部とに連続する位置に前後方向を向く受け面部18が設けられ、該受け面部18にはユニット受け面18aが形成されている。受け面部18にはストロボ固定部18bが設けられている。
ミドルフレーム3には上側面部7の左端部と左側面部9の上半部とに連続する位置に前後方向を向く受け面部19が設けられ、該受け面部19にユニット受け面19aが形成されている。
ミドルフレーム3には下側面部8の左端寄りの位置から上方へ突出された前後方向を向く受け面部20が設けられ、該受け面部20にユニット受け面20aが形成されている。
ユニット受け面18a、19a、20aは浅い凹状に形成されている。
ミドルフレーム3には上側面部7の内面側にマイク配置部21が設けられている。マイク配置部21は前方に開口された配置凹部21aを有している。
ミドルフレーム3には左側面部9の内面側にスピーカー配置部22が設けられている。スピーカー配置部22は後方に開口された配置凹部22aを有している。
ミドルフレーム3の左端部には、その上下両端部にそれぞれ前後に貫通されたネジ挿通孔3a、3aが形成されている。ミドルフレーム3の補強部14の上端部には前後に貫通されたネジ挿通孔14bが形成されている。
ミドルフレーム3の各部には、以下のような各部品が配置される(図6参照)。
ミドルフレーム3の受け面部18、19、20にはレンズユニット23が配置される。レンズユニット23は、例えば、扁平なレンズホルダー24にフォーカスレンズやズームレンズ等の各種のレンズやアイリス機構等が保持されて成る。レンズユニット23はレンズホルダー24の外周部の後面が受け面部18、19、20にそれぞれ形成されたユニット受け面18a、19a、20aに位置決めされて受けられた状態で配置される。従って、ユニット受け面18a、19a、20aはレンズユニット23の位置決め部として機能する。
受け面部18のストロボ固定部18bにはストロボ25が接着等の手段により固定されて保持される。
マイク配置部21には略円板状に形成されたマイクロフォン26が配置されて保持される。マイクロフォン26はマイク配置部21の配置凹部21aに挿入されることにより保持される。
スピーカー配置部22には略円板状に形成されたスピーカー27が配置されて保持される。スピーカー27はスピーカー配置部22の配置凹部22aに挿入されることにより保持される。
上記したレンズユニット23、ストロボ25、マイクロフォン26及びスピーカー27は所定の機能を実行する機能性部品であり、ユニット受け面18a、19a、20a、ストロボ固定部18b、マイク配置部21及びスピーカー配置部22は機能性部品を保持する部品保持部とされる。
電子機器1にあっては、レンズユニット23、ストロボ25、マイクロフォン26及びスピーカー27等の機能性部品を保持する部品保持部をミドルフレーム3に一体に形成しているため、各機能性部品を保持するための専用の部品を用いる必要がなく、部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
ミドルフレーム3の上側面部7の右端部には、その内面側に回路用板金28が取り付けられる。回路用板金28にはスイッチング回路が形成された図示しない回路基板が取り付けられており、該回路基板は上側面部7の内面と対向した状態で配置される。
上側面部7に形成された釦配置孔7aには電源釦29が配置される。
上側面部7に形成された部材配置凹部11にはシャッターユニット30が配置される(図7参照)。シャッターユニット30はユニットベース31と該ユニットベース31に支持されたシャッター釦32とを有している。ユニットベース31は左右に長い直線部33と該直線部33の右端に連続する円弧状に形成された円弧部34とから成り、直線部33に上下に貫通する釦用孔33aが形成されている。円弧部34には左右に延びる溝34aが形成され、該溝34aを形成する前後の壁部にそれぞれ前後に貫通するピン取付孔34b、34bが形成されている。
ユニットベース31の釦用孔33aにはシャッター釦32が配置される。
シャッターユニット30は、ユニットベース31の直線部33が部材配置凹部11に挿入されて配置され、円弧部34が部材配置凹部11に隣接する部材配置孔12に挿入されて配置される。
シャッターユニット30が上記のように配置された状態において、ミドルフレーム3のピン挿通孔6a、6aとユニットベース31のピン取付孔34b、34bに取付ピン35が挿入される。従って、取付ピン35によってユニットベース31がミドルフレーム3に取り付けられる。
また、取付ピン35の一部は溝34a内に位置され、この取付ピン35に後述するストラップを巻き付けて取り付けることが可能となる。
このように取付ピン35は、ユニットベース31をミドルフレーム3に取り付ける機能に加え、ストラップを巻き付けるストラップ取付部としても機能する。従って、部品点数の削減を図ることができる。
また、ストラップを把持した状態においては、電子機器1の荷重が取付ピン35にかかることになるが、取付ピン35はミドルフレーム3のピン挿通孔6a、6aとユニットベース31のピン取付孔34b、34bの双方に挿通されているため取付強度が高く、大きな荷重を受けることが可能である。
シャッターユニット30がミドルフレーム3に取り付けられた状態においては、シャッター釦32から下方へ突出された操作ピン32aが部材配置凹部11に形成された操作ピン配置孔11aから下方へ突出され、回路用板金28に取り付けられた回路基板のスイッチを操作可能な状態とされる。
ミドルフレーム3の下側面部8に形成された三脚用孔8aには三脚用雌ネジ36が配置される(図6参照)。従って、三脚の上端部に設けられたネジ部を三脚用孔8aに挿入し三脚用雌ネジ36に螺合することにより、三脚に電子機器1を設置することができる。
フロントパネル4は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成されている。このようにフロントパネル4を金属材料によって形成することにより放熱性能が向上し、電子機器1の内部温度の上昇を効率的に抑制することができる。 フロントパネル4は、図8に示すように、横長の略矩形状に形成された前面部37と該前面部37の外周縁から略後方へ短く突出された周縁部38とから成る。前面部37には、その上端部に横長の発光用孔37aが形成され、左半部に大きな開口37bが形成されている。
フロントパネル4の前面部37には開口37bの開口縁を覆う位置にリングパネル39が取り付けられる(図1及び図8参照)。
フロントパネル4の前面部37の後面には、例えば、樹脂材料によって形成された押さえ部材40が接着等によって取り付けられる。押さえ部材40はフロントパネル4がミドルフレーム3に取り付けられた状態において、ミドルフレーム3に配置される各部品を押さえる役割を果たす。
リアパネル5は、例えば、アルミニウム等の金属材料によって形成されている。このようにリアパネル5を金属材料によって形成することにより放熱性能が向上し、電子機器1の内部温度の上昇を効率的に抑制することができる。
リアパネル5は、図8に示すように、横長の略矩形状に形成された後面部41と該後面部41の外周縁から略前方へ短く突出された周縁部42とから成る。後面部41には、矩形状に形成された大きな開口部41aが形成されている。
リアパネル5の右端部には、それぞれ所定の位置に操作釦43、44、45及びスライド摘子46が配置されている(図2参照)。これらの操作釦43、44、45及びスライド摘子46は、リアパネル5に形成された各釦配置用孔に配置されている。操作釦43は撮影時におけるズーミングを行うためのズーム釦であり、操作釦44、45は、例えば、各種のモードの変更等を行うための釦であり、スライド摘子46は撮影モードや再生モード等のモードを切り替えるための摘子である。
操作釦43は上下方向における中央部を基準として上半部と下半部を各別に押圧操作可能とされ、この操作により広角撮影又は望遠撮影を行うことができる。
リアパネル5の後面部41の前面には、例えば、樹脂材料によって形成されたパネルホルダー47が接着等によって取り付けられる(図8参照)。
パネルホルダー47は、図9及び図10に示すように、横長の矩形状に形成された枠部48と該枠部48の右縁に連続して設けられた操作用面部49と枠部48の左縁に連続して設けられた突面部50とが一体に形成されて成る。
枠部48は上方部51、下方部52及び一対の側方部53、53から成り、例えば、上方部51及び下方部52に他の部分より前方へ突出された段差部54、54が設けられている(図9乃至図11参照)。段差部54、54は左右に長い延設部54a、54aと該延設部54a、54aの左右両端部からそれぞれ下方又は上方へ突出された突部54b、54b、・・・とから成る。
枠部48は段差部54、54が設けられていない部分が該段差部54、54より後方に位置された第1のパネル位置決め部55として設けられ、側方部53、53の前面と段差部54、54とによって第2のパネル位置決め部56が構成される。
パネルホルダー47の操作用面部49には、図9及び図10に示すように、その上方側に上下に並んで2つの操作孔49a、49aが形成され、該操作孔49a、49a間に左右に延びる釦受部49bが設けられている。この釦受部49bによってズーム釦として機能する操作釦43が背面側から押さえられ、該操作釦43が上下方向における中央部を基準として上半部と下半部を各別に押圧操作可能とされる。
尚、操作用面部49の前面側には図示しないスイッチ用回路基板が配置され、操作釦43が押圧操作されると操作孔49a、49aを介してスイッチ用回路基板に設けられたプッシュスイッチが操作されてズーム機能が発揮される。
上記のように、操作釦43を押さえる釦受部49bをパネルホルダー47に一体に設けることにより、部品点数の削減を図ることができる。
操作用面部49には、その下方側に上下に並んで2つの操作板部49c、49cが設けられている。操作板部49c、49cはそれぞれ操作用面部49に上下に並んで形成された形成孔49d、49d内に位置され、それぞれ2つの弾性変形可能なアーム部49e、49e、・・・によって操作用面部49の他の部分に連結されている。
操作板部49c、49cの後面にはそれぞれ上記操作釦44、45が連結されている。操作釦44、45が押圧操作されると、操作板部49c、49cがアーム部49e、49e、・・・の弾性変形により前方へ移動され、操作板部49c、49cによって上記スイッチ用回路基板に設けられたプッシュスイッチが操作されて所定の機能が発揮される。操作釦44、45に対する押圧操作が解除されると、操作板部49c、49cがアーム部49e、49e、・・・の弾性復帰により後方へ移動され元の位置に戻る。
上記のように、操作釦44、45の操作に応じて動作される操作板部49c、49c及びアーム部49e、49e、・・・をパネルホルダー47に一体に設けることにより、操作釦44、45を操作後の元の位置に戻すためのバネ手段等を用いる必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
尚、操作釦44、45を操作板部49c、49cに一体に形成することも可能である。操作釦44、45を操作板部49c、49cに一体に形成することにより、一層の部品点数の削減を図ることができる。
パネルホルダー47の突面部50には前方へ突出されたスピーカー押さえ部50aが設けられている。ミドルフレーム3にリアパネル5が取り付けられた状態において、ミドルフレーム3のスピーカー配置部22に配置されたスピーカー27がスピーカー押さえ部50aによって押さえられ、スピーカー27のスピーカー配置部22からの脱落が防止される。
パネルホルダー47にはタッチパネル57と液晶パネル58が位置決めされて保持される(図8参照)。
タッチパネル57はリアパネル5に形成された開口部41aより一回り大きい矩形状に形成され、指やスタイラス等によって接触操作されることにより所定の機能を実行する操作部としての役割を果たす。タッチパネル57には、一般に、操作実行のためのパターン部57aが存在し、該パターン部57aは外周寄りの位置の全周に位置されている(図12参照)。パターン部57aはタッチパネル57のうち最も強度が弱い部分である。
液晶パネル58は画像や文字等を表示する表示部として機能し、タッチパネル57と略同じ大きさに形成されている。液晶パネル58は、図13に示すように、液晶表示部59と該液晶表示部59を保持する保持枠60とから成り、パネル取付板61に取り付けられている。
保持枠60は4隅の部分が他の部分より外方に突出されて鈎状に形成された位置決め突部60a、60a、・・・として設けられている。
パネル取付板61は保持枠60の外周部のうち、位置決め突部60a、60a、・・・を除いた部分を覆うようにして設けられている。
液晶パネル58とタッチパネル57は接着等によって前後で結合されて一体化され、タッチパネル57のパターン部57aは液晶表示部59の外側、即ち、保持枠60の内周部に対応して位置される。
タッチパネル57及び液晶パネル58は結合された状態で、リアパネル5に取り付けられたパネルホルダー47に位置決めされて保持される(図14参照)。タッチパネル57及び液晶パネル58は、リアパネル5の開口部41aの内側開口縁にシートクッション62、62、・・・(図11参照)が貼着された状態でパネルホルダー47の第1のパネル位置決め部55に内嵌されることにより位置決めされて保持される。
このときタッチパネル57及び液晶パネル58は、該液晶パネル58の位置決め突部60a、60a、・・・が第1のパネル位置決め部55の4つの角部に嵌合されるため確実に位置決めされ、タッチパネル57及び液晶パネル58のリアパネル5に対する位置精度の向上を図ることができる。
パネルホルダー47にはタッチパネル57と液晶パネル58に加え、バックライトパネル63も位置決めされて保持される(図8参照)。
バックライトパネル63は液晶パネル58より一回り大きい平板状に形成され、例えば、4隅の位置に位置決め用切欠63a、63a、・・・が形成されている。
バックライトパネル63はリアパネル5に取り付けられたパネルホルダー47に位置決めされて保持される(図15参照)。バックライトパネル63は位置決め用切欠63a、63a、・・・がそれぞれ段差部54、54の突部54b、54bに係合され、パネルホルダー47の第2のパネル位置決め部56に位置決めされて保持される。
バックライトパネル63は押さえ板64によって前方側から押さえられる。押さえ板64は、図16に示すように、横長の矩形状に形成された押さえ部65と該押さえ部65の左右両側縁にそれぞれ連続して設けられた被取付部66、66、67とを有している。被取付部66、66、67は押さえ部65に対して稍後方に位置されている。押さえ板64には、その左端部に上下に離隔してネジ挿通孔64a、64aが形成されている。押さえ板64には、その左右方向における略中央部の上端部に前方側へ折り返された折返し片64bが設けられ、該折返し片64bに螺孔64cが形成されている。
押さえ板64は、ミドルフレーム3の補強部14に形成されたネジ挿通孔14bを挿通された図示しない取付ネジが螺孔64cに螺合されることによりミドルフレーム3に取り付けられる。また、押さえ板64は、ミドルフレーム3のネジ挿通孔3a、3aをそれぞれ挿通された図示しない取付ネジがネジ挿通孔64a、64aに挿通されリアパネル5の図示しない螺合部に螺合されることにより該リアパネル5に取り付けられる。
押さえ板64がリアパネル5に取り付けられた状態において、押さえ部65がバックライトパネル63の前面に押し付けられ、該バックライトパネル63が押さえ部65によって押さえられる。バックライトパネル63が押さえ部65によって押さえられると、バックライトパネル63が液晶パネル58に押し付けられ、該液晶パネル58及びタッチパネル57が押さえられる。
上記のようにタッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63が押さえられた状態において、図17に示すように、タッチパネル57とリアパネル5の内周部との間に隙間が形成されている。
従って、電子機器1の使用時に撮影者が電子機器1を把持した状態において、指100によってリアパネル5の開口部41aに近い部分が押圧されたときに、リアパネル5がタッチパネル57に接触することがなく、該タッチパネル57の動作不良や割れ等の不具合の発生を防止することができる。
特に、タッチパネル57のうち最も強度が弱い部分であるパターン部57aとリアパネル5との間に隙間が形成されるため、パターン部57aとリアパネル5との接触を回避することができ、タッチパネル57の動作の信頼性を確保することができる。
また、上記したように、タッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63は同一の部材であるパネルホルダー47に位置決めされているため、タッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63のリアパネル5に対する良好な位置精度を確保することができると共にタッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63の3つの部品間の良好な位置精度を確保することができる。
尚、上記には、タッチパネル57とリアパネル5の後面部41との間にシートクッション62、62、・・・を介在させた例を示したが、例えば、図18に示すように、パネルホルダー47の後端部における一部を内方へ突出させて受部47a、47a、・・・を一体に設け、該受部47a、47a、・・・によってタッチパネル57を受けることによりタッチパネル57とリアパネル5との間に隙間を形成することも可能である。
このようにパネルホルダー47に受部47a、47a、・・・を一体に設けることにより、シートクッション62、62、・・・が不要となり、部品点数の削減及びシートクッション62、62、・・・をリアパネル5に貼着する作業の手間を省くことができる。
以上に記載した通り、電子機器1にあっては、ミドルフレーム3と該ミドルフレーム3の前後に結合されるフロントパネル4、リアパネル5の3部品によって外筐2が構成されている。
従って、部品点数が少なく、各部品をネジ止めや加締め等によって結合する作業も少なくて済み、作業性の向上を図ることができる。
また、フロントパネル4とリアパネル5の間に配置されるミドルフレーム3は各部が一体に形成されているため、その分、外筐2の高い強度を確保することができる。
尚、電子機器1のようにタッチパネル57を有する機器においては、タッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63にタッチパネル57に対する接触操作に伴う負荷がかかり易いが、電子機器1にはバックライトパネル63を押さえる押さえ板64と該押さえ板64を押さえる押さえリブ14aを設けているため、タッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63の撓みや割れを確実に防止することができる。
また、押さえ板64と押さえリブ14aによってタッチパネル57、液晶パネル58及びバックライトパネル63が押さえられるため、タッチパネル57及び液晶パネル58の撓みを抑制することが可能となり、タッチパネル57及び液晶パネル58の大型化による使い勝手の向上を図ることができる。
上記のように、バックライトパネル63が押さえ板64に前方から押さえられた状態において、ミドルフレーム3とリアパネル5がネジ止め等の適宜の手段により結合され、ミドルフレーム3とフロントパネル4もネジ止め等の適宜の手段により結合される。
ミドルフレーム3とリアパネル5が結合されると、ミドルフレーム3の押さえリブ14aが押さえ板64の押さえ部65の前面に押し付けられ、押さえリブ14aによって押さえ板64が押さえられる(図19参照)。
この押さえリブ14aはミドルフレーム3に一体に形成されているため、押さえ板64を押さえる専用の部品を他に必要とせず、部品点数の削減を図ることができる。
また、ミドルフレーム3とリアパネル5を結合させたときに、同時に押さえリブ14aによって押さえ板64が押さえられるため、押さえリブ14aによって押さえ板64を押さえるための作業を特別に必要とせず、作業性の向上を図ることができる。
以下に、外筐2内に設けられた上記バッテリー装着部17及び該バッテリー装着部17に装着されるバッテリー200について説明する(図20乃至図36参照)。
バッテリー装着部17は、上記したように、ミドルフレーム3の右側面部10、規制壁部15、補強部14及び保持壁部16によって構成され、バッテリー装着部17の内部空間はバッテリー200が挿入される挿入空間17aとされている(図20参照)。
このようにバッテリー装着部17はミドルフレーム3に一体に形成された右側面部10、規制壁部15、補強部14及び保持壁部16によって設けられているため、部品点数が少なくて済み、電子機器1の製造コストの低減を図ることができる。
バッテリー200は略蒲鉾状に形成されている(図21参照)。バッテリー200は、挿入空間17aに対する挿入方向及び取出方向における各端面201、201の外周縁202、202が6つの部分によって構成されている。即ち、外周縁202は同じ長さを有する第1の直線部202a、202aと該第1の直線部202a、202aに直交する第2の直線部202b、第3の直線部202cと中心角が略90°の略円弧状を為す2つの曲線状部202d、202dとから成る。
バッテリー200の挿入方向における端面201には3つの接続端子203、203、203が設けられている。接続端子203、203、203は第3の直線部202cの近傍において該第3の直線部202cに沿うように位置されている。
第3の直線部202cは第2の直線部202bより短く形成され、第1の直線部202a、202aの各一端と第3の直線部202cの両端とがそれぞれ曲線状部202d、202dに連続されている。
バッテリー装着部17の挿入空間17aはバッテリー200に対応する形状に形成され、挿入空間17aの開口縁にはバッテリー200の曲線状部202d、202dにそれぞれ対応する円弧状に形成された円弧状縁17b、17bが形成されている(図22参照)。
保持壁部16の右端寄りの位置には挿入空間17aに連通する挿通孔16aが形成されている(図22参照)。保持壁部16の前面における右端寄りの位置には、左右に離隔して軸受け部16b、16bが設けられている(図23参照)。
保持壁部16の前面には支持部材68が取り付けられる(図23参照)。
支持部材68は左右に長い中間部69と該中間部69の左右にそれぞれ連続して設けられた被取付部70、71とを有している。被取付部70、71にはそれぞれネジ挿通孔70a、71aが形成されている。被取付部70には上方へ突出されたバネ支持片70bが設けられている。
支持部材68は被取付部70、71のネジ挿通孔70a、71aをそれぞれ挿通された取付ネジ72、72が保持壁部16に螺合されることにより該保持壁部16に取り付けられる。
保持壁部16の軸受け部16b、16bにはロック手段として機能するロック部材73が回動自在に支持される。ロック部材73は、図24に示すように、左右方向に長い支軸部74と該支軸部74の右端部に設けられたロック部75と支軸部74の右端寄りの位置から突出されたバネ掛け突部75とが一体に形成されて成る。
ロック部75は支軸部74の軸方向に直交する方向へ該支軸部74から突出され、略直角三角形状に形成されている(図25参照)。ロック部75は外周縁が互いに略直交する2つの直線部75a、75bと一つの曲線部75cとを有し、該曲線部75cは、バッテリー200が挿入される挿入空間17aの円弧状縁17bに対応する緩やかな円弧状に形成されている。ロック部75は略直角でない一方の角部が支軸部74に連続され、略直角でない他方の角部が先端部75dとして設けられている。ロック部75の表面は、先端部75d側の部分が傾斜面部75eとして形成され、ロック部75は傾斜面部75eによって先端部75dの先端に近付くに従って厚みが薄くなるようにされている。
ロック部材73の支軸部74にはバネ部材77が支持される(図23及び図24参照)。バネ部材77は、例えば、捩じりコイルバネであり、コイル部78と該コイル部78の両端から突出された第1の腕部79、第2の腕部80とから成る。
第1の腕部79は所定の形状に屈曲されて形成され、コイル部78に連続し該コイル部78の先端部に対して略90°屈曲されて形成された弾接部79aと該弾接部79aに対して略90°屈曲されて形成された側圧付与部79bとから成り、該側圧付与部79bは先端側の部分が略円弧状に屈曲された押圧部79cとされている。側圧付与部79bはバッテリー200がバッテリー装着部17に装着されたときに、バッテリー200に側圧を付与する与圧手段としての役割を果たす。
バネ部材77のコイル部78にはロック部材73の支軸部74が挿入され、バネ部材77がロック部材73に支持される。
ロック部材73は支軸部74が保持壁部16に形成された軸受部16b、16bに挿入されミドルフレーム3に回動自在に支持される(図20参照)。ロック部材73がミドルフレーム3に支持された状態において、支軸部74とバネ掛け突部76が上下に位置され、、ロック部75がミドルフレーム3の右側面部10に形成された開口10aから外方へ突出される(図22参照)。
ロック部材73がミドルフレーム3に支持された状態において、ロック部材73に支持されたバネ部材77は保持壁部16の軸受部16b、16b間に位置され(図26及び図27参照)、図20及び図24に示すように、第1の腕部79の弾接部79aがロック部材73のバネ掛け突部76に前方から弾接され、第2の腕部80の先端部が保持壁部16に取り付けられた支持部材68のバネ支持片70bに後方から弾接される。従って、ロック部材73はバネ部材77によって支軸部74を支点としてバネ掛け突部76が略前方へ移動される回動方向へ付勢され、バネ掛け突部76が保持壁部16に接することによりロック部材73の回動が規制される。このとき、ロック部75は先端部75dが円弧状縁17bから挿入空間17a側へ突出した状態とされる(図22参照)。また、バネ部材77の側圧付与部79bは、押圧部79cがミドルフレーム3の挿通孔16aから挿入空間17aに突出される(図22参照)。
ミドルフレーム3の補強部14の押さえリブ14aにはバッテリー用回路基板81が取り付けられる(図20参照)。バッテリー用回路基板81には端子部82、82、82が搭載されている。端子部82、82、82は上下方向に並んだ状態で位置されている。
以下に、バッテリー200の挿入空間17aに対する挿脱時における各部の動作について説明する(図28乃至図31参照)。
バッテリー200が挿入空間17aに挿入される前の状態においては、ロック部材73はロック部75の先端部75dが円弧状縁17bから挿入空間17a側へ突出した状態とされている(図28参照)。このときバネ部材77は、側圧付与部79bの押圧部79cがミドルフレーム3の挿通孔16aから挿入空間17aに突出されている。
挿入空間17aにバッテリー200を挿入しようとするときには、先ず、バッテリー蓋13を開放し、ロック部材73をバネ部材77による付勢力に抗してR1方向(図28参照)へ回動させて挿入空間17aの全体を開放する。ロック部材73のR1方向への回動は、例えば、ロック部材73のロック部75を把持して手動により行う。
また、ロック部材73のR1方向への回動は、バッテリー200をロック部75の傾斜面部75eに上方又は斜め上方から押し当てて行うことも可能である(図29参照)。具体的には、バッテリー200を傾斜面部75eに上方又は斜め上方から押し当てていくと、バッテリー200が傾斜面部75eと摺接されロック部75がR1方向へ回動されていく。
このようにロック部材73のロック部75には傾斜面部75eが形成されているため、バッテリー200を傾斜面部75eに上方又は斜め上方から押し当てていくことによりロック部75がR1方向へ回動可能とされ、バッテリー200の挿入空間17aへの挿入を容易に行うことができる。
ロック部材73がR1方向へ回動されると、バネ掛け突部76に弾接されているバネ部材77の第1の腕部79が略前方へ移動されていく。従って、バネ部材77の押圧部79cが挿通孔16a内に引き込まれる(図30参照)。
挿入空間17aとバッテリー200との間には挿入空間17aに対するバッテリー200の良好な挿脱性を確保するための隙間が存在するため、挿入空間17aにバッテリー200を挿入すると、バッテリー200が挿入空間17aに対して隙間分傾斜する場合がある(図31参照)。バッテリー200が挿入空間17aに対して傾斜した場合には、バッテリー200の接続端子203、203、203と端子部82、82、82との接続不良が生じるおそれがある。
しかしながら、挿入空間17aにバッテリー200が挿入されると、ロック部材73がバネ部材77の付勢力によってR2方向(図30参照)へ回動され、この回動動作に伴って第1の腕部79が略後方へ移動され押圧部79cが挿通孔16aから挿入空間17aに突出される(図32参照)。
ロック部材73のR2方向への回動によりロック部75の一部がバッテリー200の一方の端面201に接し、バッテリー200がバッテリー装着部17に装着された状態がロックされる(図32及び図33参照)。また、押圧部79cが挿通孔16aから挿入空間17aに突出されると、バッテリー200が押圧部79cによって押圧され、規制壁部15に押し付けられて傾斜状態が是正される(図32及び図33参照)。従って、バッテリー200の接続端子203、203、203と端子部82、82、82とが良好な状態で接続される。
最後に、バッテリー蓋13を閉塞することによりバッテリー200の挿入を完了する。
逆に、バッテリー200のバッテリー装着部17からの取出は、先ず、バッテリー蓋13を開放し、次に、ロック部材73を回動させてバッテリー200に対するロックを解除し、最後に、バッテリー200を挿入空間17aから引き抜くことにより行う。
以上に記載した通り、電子機器1にあっては、バッテリー200に側圧を付与する与圧手段として機能するバネ部材77の側圧付与部79bとロック手段として機能するロック部材73が連動され、該ロック部材73によってバッテリー200がロックされたときに側圧付与部79bによってバッテリー200に側圧が付与されると共にロック部材73によるバッテリー200のロックが解除されたときに側圧付与部79bによるバッテリー200への側圧の付与が解除される。
従って、バッテリー200がバッテリー装着部17に装着されロックされた状態においては側圧付与部79bによってバッテリー200が規制壁部15に押し付けられるため、接続端子203、203、203と端子部82、82、82との良好な接続状態を確保することができ、また、バッテリー200のロックが解除された状態において側圧付与部79bによる側圧の付与が解除されるため、バッテリー200の挿入空間17aに対する挿入及び取出を円滑に行うことができる。
尚、バッテリー200に対する側圧をロック部材73で付与せずバネ部材77の押圧部79cによって付与するため、ロック手段と与圧手段をそれぞれの機能に応じた最適形状に形成することが可能となり、設計の自由度の向上及び効率的な部品の配置が可能となる。
また、上記には、例として、ロック部材73にバネ部材77が支持されることによりロック手段と与圧手段を連結する構成を示したが、例えば、適宜のリンク手段を用いてロック手段と与圧手段を連結することも可能である。
また、ロック部材73は支軸部74を支点として回動され、側圧付与部79bもロック部材73の回動動作に伴ってこの回動方向と同じ方向へ動作されるため、動作の信頼性を確保することができ、また、ロック部材73及び側圧付与部79bの動作スペースが小さくて済み、電子機器1の小型化を図ることができる。
さらに、与圧手段として機能する側圧付与部79bはバネ部材77の一部であるため、バッテリー200が規制壁部15に押し付けられたときの各部材間の寸法公差が吸収され、バッテリー200を適切な力量で規制壁部15に押し付けることができる。
加えて、ロック部材73のロック部75に曲線部75cを形成しロック部75を支軸部74から遠去かるに従って幅広となる形状に形成し、ロック部75がバッテリー200の挿入方向における一方の端面201に接することによりバッテリー200がバッテリー装着部17にロックされるようにしているため、ロック部75の端面201に対する接触面積が大きく、バッテリー200のロック状態の安定化を図ることができる。
尚、上記には、回動してバッテリー200のロックを行うロック部材73を例として示したが、ロック部材73に代えて、例えば、以下のように弾性変形することによりロックを行うロック部材73Aを用いることも可能である(図34乃至図36参照)。
ロック部材73Aは樹脂材料等の弾性変形量のおおきな材料によって形成され、図34に示すように、左右方向に長い基部83と該基部83の長手方向における一端部から直交する方向へ突出されたロック部84と基部83の長手方向における中間部から直交する方向へ突出された側圧付与部85とから成る。
ロック部材73Aは基部83の他端部が保持壁部16に取り付けられ、ロック部84が右側面部10の配置孔10bから突出されて一部が挿入空間17aの側方に位置され、側圧付与部85の先端部が保持壁部16の挿通孔16aから挿入空間17aに突出されている。
バッテリー200を挿入空間17aに挿入するときには、ロック部材73Aを撓ませて挿入空間17aの全体を開放する(図35参照)。ロック部材73Aを撓ませることにより側圧付与部85が挿通孔16a内に引き込まれる。従って、バッテリー200を挿入空間17aに円滑に挿入することができる。
バッテリー200が挿入空間17aに挿入された状態において、ロック部材73Aを元の状態に戻すと、ロック部84によってバッテリー200がロックされると共に側圧付与部85によってバッテリー200に側圧が付与されバッテリー200が規制壁部15に押し付けられる。バッテリー200が規制壁部15に押し付けられることにより、バッテリー200が挿入空間17a内において傾斜することなく、接続端子203、203、203と端子部82、82、82とが確実に接続される。
バッテリー200の挿入空間17aからの取出は、再びロック部材73Aを撓ませて挿入空間17aの全体を開放すると共に側圧付与部85によるバッテリー200への側圧の付与を解除した状態で行う。
上記のように、ロック部材73Aはロック部84と側圧付与部85が一体に形成されているため、部品点数の削減を図ることができる。
次に、バッテリー装着部の別例及び該バッテリー装着部に設けられる各部について説明する(図37乃至図44参照)。
電子機器1においては、バッテリー200からの電力供給により各部の駆動が可能とされる他、商用電源からの電力供給によっても各部の駆動が可能とされている。
電子機器1にあっては、以下に示すように、バッテリー200からの電力供給と商用電源からの電力供給とが同時に行われることがないような機構が設けられている。
バッテリーからの電力供給と商用電源からの電力供給とが同時に行われる場合には、バッテリーの省電力化に支障を来たすことになる。この場合、例えば、バッテリーが装着された状態において電源コードが商用電源に接続されたときに、バッテリーからの電力供給が行われないような回路設計を行うことも可能であるが、このような設計を行った場合には回路構成が複雑となる等の不具合が生じ、コスト高になるという問題が生じ得る。
別例に係るバッテリー装着部17Aにはバッテリー200が挿入される挿入空間17aが形成され、該挿入空間17aは開口10aを介して外部と連通されている(図37参照)。挿入空間17aはミドルフレーム3の右側面部10に開口されている。
ミドルフレーム3の下側面部8には、開口10aに寄った位置にミドルフレーム3の内部に連通するジャック挿入口8bが形成されている(図38参照)。
ミドルフレーム3にはジャック挿入口8bが形成された部分からミドルフレーム3の内部へ向けて支持壁3b、3bが左右に離隔して設けられている。支持壁3b、3bの先端部にはそれぞれ内方に開口された案内溝3c、3cが形成されている。支持壁3b、3bの内側には該支持壁3b、3bと平行な状態でミドルフレーム3の下側面部8から突出されたストッパー壁3d、3dが設けられ、該ストッパー壁3d、3dの先端部は案内溝3c、3cを形成する下側面部8側の壁部に連続されている。従って、支持壁3b、3bとストッパー壁3d、3dの間には後述するコネクタージャック87の一部が挿入される逃げ孔3e、3eがそれぞれ形成されている。
ミドルフレーム3の下側面部8には、支持壁3b、3bの後方の位置に回動支持部3f、3fが左右に離隔して設けられている。
支持壁3b、3bにはジャックケース86が移動自在に支持されている(図38参照)。ジャックケース86は、図38及び図39に示すように、後方及び下方に開口された箱状に形成されたケース部86aと、該ケース部86aの上端部からそれぞれ側方(外方)へ突出された被案内突部86b、86bと、ケース部86aの後端寄りの位置からそれぞれ側方(外方)へ突出された被ストッパー突部86c、86cとから成る。被案内突部86b、86bは前後方向に延び、被ストッパー突部86c、86cは上下方向に延びるように形成されている。
ジャックケース86は被案内突部86b、86bがミドルフレーム3の案内溝3c、3cにそれぞれ挿入されて支持壁3b、3bに前後方向へ移動自在に支持される(図38参照)。
ジャックケース86のケース部86aの内部にはコネクタージャック87が配置されている(図37及び図39参照)。コネクタージャック87は商用電源に接続される電源コード300の先端部に連接されたプラグ301が接続されるジャックであり、外筐2内に配置された図示しない電源回路に接続されている。
ミドルフレーム3の回動支持部3f、3fには蓋体88が回動自在に支持されている(図37及び図40参照)。
蓋体88は、図39及び図41に示すように、平板状に形成されたカバー部89と、該カバー部89の左右両端部からそれぞれ突出されたアーム部90、90と、カバー部89の左右両端寄りの位置からアーム部90、90の突出方向と同じ方向へ突出された作用片部91、91とから成る。アーム部90、90は略U字状に形成され、先端部に側方(外方)へ突出された被支持ピン90a、90aを有している。アーム部90、90の先端部には、それぞれ被支持ピン90a、90aが形成された面の反対側の面に側方(内方)へ突出された作用突部90b、90bが設けられている。
蓋体88は被支持ピン90a、90aがそれぞれ回動支持部3f、3fに挿入され、被支持ピン90a、90aを回動支点としてミドルフレーム3に対して回動可能とされジャック挿入口8bを開閉する。
蓋体88がジャック挿入口8bを閉塞した状態においては、図43に示すように、アーム部90、90の作用突部90b、90bと作用片部91、91とによってそれぞれジャックケース86の被ストッパー突部86c、86cが挟持されて保持される。アーム部90、90と作用片部91、91は支持壁3b、3bとストッパー壁3d、3dの間に形成された逃げ孔3e、3eに位置される。このときジャックケース86は移動範囲における後端に位置され、バッテリー挿入口17aは全体が開放されている。従って、蓋体88によってジャック挿入口8bが閉塞されているためプラグ301のコネクタージャック87への接続を行うことができないが、バッテリー200のバッテリー装着部17への装着を行うことはでき、バッテリー200からの電力供給のみが可能である。
バッテリー200がバッテリー装着部17に装着されていない状態において、蓋体88を回動させていくと、図43に示すように、作用片部91、91がジャックケース86の被ストッパー突部86c、86cから離隔されていくと共に作用突部90b、90bによって被ストッパー突部86c、86cが押圧されていき、ジャックケース86が案内溝3c、3cに案内されてコネクタージャック87と一体となって前方へ移動されていく。
引き続き蓋体88を回動させていくと、作用片部91、91がジャックケース86の被ストッパー突部86c、86cからさらに離隔されると共に作用突部90b、90bによって被ストッパー突部86c、86cが押圧され、ジャックケース86がコネクタージャック87と一体となってさらに前方へ移動される(図44参照)。このとき蓋体88の回動によりジャック挿入口8bが開放される。ジャックケース86は被ストッパー突部86c、86cがそれぞれ支持壁3b、3bのストッパー壁3d、3dに接し、これ以上のジャックケース86の移動が規制される。
この状態では、バッテリー挿入口17a内にジャックケース86の一部(図44に網掛けで示す部分)が存在し、バッテリー200をバッテリー挿入口17aに挿入しようとしてもバッテリー200がジャックケース86の上記一部に接触し、バッテリー挿入口17aに対するバッテリー200の挿入が規制される。従って、蓋体88によってジャック挿入口8bが開放されているためプラグ301のコネクタージャック87への接続を行うことはできるが、バッテリー200のバッテリー装着部17への装着を行うことはできず、商用電源からの電力供給のみが可能である。
尚、バッテリー200がバッテリー装着部17に装着された状態(図40参照)において、蓋体88を回動させてジャック挿入口8bを開放しようとしても、ジャックケース86がバッテリー200に接して移動不能とされるため、蓋体88を回動させることはできずジャック挿入口8bを開放することができない。
以上のように、電子機器1にあっては、バッテリー200からの電力供給と商用電源からの電力供給とが同時に行われることがないような機構が設けられている。従って、バッテリー200からの電力供給と商用電源からの電力供給とが同時に行われることがなく、バッテリー200の省電力化を図ることができる。
また、電源コード300が商用電源に接続された状態においてバッテリー200からの電力供給が行われないような回路設計を行う必要がなく、回路構成の複雑化による電子機器1の製造コストの高騰を来たすことがない。
次に、手書入力が行われる入力部として機能するタッチパネル57に対して手書入力を行うことが可能な入力ペンについて説明する(図45乃至図52参照)。
入力ペン92は、例えば、樹脂材料によって各部が一体に形成されて成り、略平板状に形成された把持部93とペン先部94とから成る(図45及び図46参照)。
把持部93は、その大部分を専有する主面部95と該主面部95から突出された突部96とから成る。
主面部95の外周部95aは、他の部分より厚みが厚くされ、主面部95のうち、外周部95aの内側の部分が浅い凹状部95b、95bとして形成されている(図47参照)。凹状部95b、95bは主面部95の両面に形成されている。
主面部95の一側縁は、ペン先部94が延びる方向に沿う直線状を為す直線部95cとして形成されている。即ち、直線部95cは、図45に示すように、ペン先部94の中心を通る軸方向に延びる軸線Mの近傍において該軸線Mに沿う位置に設けられている。主面部95はこの軸線Mを含む略平板状に形成されている。
把持部93は、軸線Mに直交する方向における最大幅、即ち、図45に示す幅Lが、軸線方向における最大幅、即ち、図45に示す幅Hより大きく形成されている。
突部96は軸線Mを含む位置に設けられ、主面部95からの突出方向が軸線Mの軸方向に一致されている。突部96の先端面にはペン先部94が設けられている。従って、入力ペン92は、把持部93のペン先部94を延長した部分である直線部95cが、把持部93の一端部となるようにペン先部94と把持部93が連続されている。
把持部93には突部96が設けられた部分と反対側の部分にストラップ400を保持する保持用切欠97が形成されている。保持用切欠97は把持部93の外周面に開口され、外周部95aに対応する位置に形成された挿入部97aと凹状部95b、95bに対応する位置に形成された保持部97bとから成る。
挿入部97aは保持部97bの開口幅より小さく形成され、挿入部97aの開口縁には保持部97bから遠去かるに従って幅が広くなる案内部97c、97cが形成されている。挿入部97aの開口幅は案内部97c、97cが形成された以外の部分は同じに形成されている。
入力ペン92の保持用切欠97にはストラップ400の、例えば、一端部400aが挿入されて保持される(図48参照)。ストラップ400の挿入に際しては、挿入部97aに保持部97bから遠去かるに従って幅が広くなる案内部97c、97cが形成されているため、良好な挿入性を確保することができる。また、挿入部97aの開口幅は案内部97c、97cが形成された以外の部分が同じに形成されているため、保持部97bにストラップ400の一端部400aが挿入された状態において、一端部400aが挿入部97aから外側へ抜け難く、入力ペン92のストラップ400からの脱落を防止することができる。
ストラップ400の他端部400bは、上記シャッターユニット30のピン取付孔34b、34bに挿入された取付ピン35に巻き付けられて取り付けられる(図48参照)。
入力ペン92を用いた手書入力は、例えば、以下のようにして行われる(図49及び図50参照)。
使用者は入力ペン92を把持する。このとき使用者は入力ペン92の把持部93の凹状部95b、95bを、例えば、親指500と人差し指600で挟持して把持する(図49参照)。または、凹状部95b、95bを、例えば、親指500と中指700で挟持し、人差し指600を直線部に添えて把持することも可能である(図50参照)。
上記のように入力ペン92を把持した状態で、ペン先部94を入力部であるタッチパネル57の表面に押し当て、又は、押し当てて移動させることにより所定の操作や文字入力を行うことができる。
以上に記載した通り、入力ペン92はペン先部94の軸方向に延びる軸線Mを含む略平板状に形成された把持部93を有しているため、把持したときの指との接触面積が大きく、指の入力ペン92に対する保持力が大きく、手書入力時における使い勝手の向上を図ることができる。
また、入力ペン92の把持部93が丸軸状でなく略平板状に形成されているため、丸軸状の入力ペンのように把持した状態で回転するという不具合が生じ難く、その分、使用者が入力ペン92を強い力で把持する必要がなく、入力ペン92を容易に把持することができる。
さらに、把持部93のペン先部94を延長した部分である直線部95cが、把持部93の一端部となるようにペン先部94と把持部93が連続されているため、入力ペン92を用いて手書入力を行ったときに該入力ペン92や指の影がタッチパネル57に写し出されるという所謂手暗がりの状態となることがなく、手書入力を正確かつ容易に行うことができる。
さらにまた、把持部93は、軸線Mに直交する方向における最大幅Lが、軸線方向における最大幅Hより大きく形成されているため、把持部93を保持し易いという利点がある。
加えて、把持部93に凹状部95b、95bが形成されているため、指が凹状部95b、95b上で滑った場合であっても、外周部95aが把持した指の所謂引っ掛かり部として機能し、入力ペン92の指からの脱落を防止することができる。
尚、入力ペンは把持部が略平板状に形成されていれば任意の形状に形成することが可能である。例えば、図51に示すような略三角形状の把持部93Aを有する入力ペン92Aや図52に示すような略ハート形の把持部93Bを有する入力ペン92B等、種々のものを用いることが可能である。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図52と共に本発明の最良の形態を示すものであり、本図は、電子機器の一例としてスチルカメラを示す斜視図である。 スチルカメラの背面側を示す斜視図である。 ミドルフレームの拡大斜視図である。 ミドルフレームの背面側を示す拡大斜視図である。 バッテリー蓋を開放した状態で示すスチルカメラの斜視図である。 ミドルフレームとこれに配置される各部品を示す分解斜視図である。 ミドルフレームの一部とシャッターユニットを示す拡大分解斜視図である。 スチルカメラの構造を示す分解斜視図である。 パネルホルダーの拡大正面図である。 パネルホルダーの拡大斜視図である。 パネルホルダーの各位置決め部を示す拡大斜視図である。 タッチパネルの斜視図である。 液晶パネルの斜視図である。 パネルホルダーの第1の位置決め部にタッチパネル及び液晶パネルが位置決めされて配置された状態を示す拡大斜視図である。 パネルホルダーの第2の位置決め部にバックライトパネルが位置決めされて配置された状態を示す斜視図である。 押さえ板の斜視図である。 タッチパネル、液晶パネル及びバックライトパネル等の配置状態を示す拡大断面図である。 タッチパネル、液晶パネル及びバックライトパネル等の配置状態の別例を示す拡大断面図である。 押さえ板がミドルフレームの押さえリブによって押さえられた状態を示す拡大断面図である。 バッテリー装着部とバッテリーを示す拡大斜視図である。 バッテリーの拡大斜視図である。 バッテリー装着部とロック部材を示す拡大斜視図である。 ミドルフレームの一部と支持部材とバネ部材を示す拡大分解斜視図である。 ロック部材とバネ部材を示す拡大斜視図である。 ロック部材のロック部の形状を示す拡大斜視図である。 ミドルフレームの一部と支持部材とバネ部材を支持部材がミドルフレームに取り付けられた状態で示す拡大斜視図である。 ミドルフレームの一部、支持部材、バネ部材及びロック部材をロック部材を分離して示す拡大斜視図である。 図29乃至図33と共にバッテリーがバッテリー装着部に装着されるときの各部の動作を示すものであり、本図は、バッテリーが挿入空間に挿入される前の状態を示す拡大側面図である。 ロック部の傾斜面部にバッテリーが押し当てられたときの動作状態を示す拡大斜視図である。 バッテリーが挿入空間に挿入されている途中の状態を示す拡大側面図である。 挿入空間に挿入されたバッテリーがロックされる前の状態を示す概念図である。 バッテリーが挿入空間に挿入されてロックされた状態を示す拡大側面図である。 挿入空間に挿入されたバッテリーがロックされた状態を示す概念図である。 図35及び図36と共に別のロック部材を用いた場合にバッテリーがバッテリー装着部に装着されるときの各部の動作を示すものであり、本図は、バッテリーが挿入空間に挿入される前の状態を示す拡大断面図である。 バッテリーが挿入空間に挿入されている途中の状態を示す拡大断面図である。 バッテリーが挿入空間に挿入されてロックされた状態を示す拡大断面図である。 図38乃至図44と共にバッテリー装着部の別例を示すものであり、本図は、蓋体が開放されプラグが接続された状態を示す拡大斜視図である。 ジャックケースが支持壁に支持された状態を示す拡大平面図である。 蓋体が閉塞された状態をジャックケースとともに示す拡大斜視図である。 蓋体が閉塞された状態を示す拡大斜視図である。 蓋体が開放された状態をジャックケースとともに示す拡大斜視図である。 図43及び図44と共に蓋体の開閉動作を示すものであり、本図は、蓋体が閉塞された状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 蓋体が開放されている途中の状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 蓋体が開放された状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 入力ペンの拡大側面図である。 入力ペンの拡大斜視図である。 図45のXXXXVII―XXXXVII線に沿う断面図である。 ストラップが電子機器及び入力ペンに取り付けられた状態を示す斜視図である。 入力ペンを把持して手書入力を行っている状態を示す斜視図である。 図49とは別の状態で入力ペンを把持している状態を示す拡大側面図である。 入力ペンの別の例を示す拡大斜視図である。 入力ペンのまた別の例を示す拡大斜視図である。
符号の説明
57…タッチパネル(入力部)、92…入力ペン、93…把持部、94…ペン先部、95a…外周部、95b…凹状部、97…保持用切欠、97a…挿入部、97b…保持部、97c…案内部、400…ストラップ、92A…入力ペン、93A…把持部、92B…入力ペン、93B…把持部

Claims (5)

  1. 手書入力が可能な入力部に対して情報入力を行うための入力ペンであって、
    略平板状に形成され手書入力時に把持される把持部と、
    該把持部に連続して設けられたペン先部とを備え、
    上記把持部をペン先部の軸方向に延びる軸線を含む略平板状に形成した
    ことを特徴とする入力ペン。
  2. 上記把持部のペン先部を延長した部分が、把持部の一端部となるようにペン先部と把持部が連続されて成る
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力ペン。
  3. 上記把持部の上記軸線に直交する方向における最大幅を、把持部の上記軸線方向における最大幅より大きくした
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力ペン。
  4. 上記把持部の外周部を除く部分を該外周部に対して凹んだ凹状部として形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力ペン。
  5. 上記把持部にストラップを保持する保持用切欠を形成し、
    該保持用切欠を把持部の外周面に開口する挿入部と該挿入部に連続し挿入部の開口幅より大きな幅を有する保持部とによって構成し、
    挿入部の開口縁に保持部から遠去かるに従って幅が広くなる案内部を形成し、
    挿入部における案内部以外の部分の幅を略同じに形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力ペン。
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