JP2007070067A - 生ゴミ処理システムおよび生ゴミ収集車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業時に外部への臭気の漏出及び臭気の発生を抑制する生ゴミ収集貯蔵装置及び該装置を搭載した生ゴミ収集車両、該車両を使用して外部への臭気漏出等を抑制する生ゴミの処理方法及び生ゴミ処理システムを提供する。更に効率の良い生ゴミの収集方法を提供する。
【解決手段】生ゴミ処理システム4は生ゴミ収集車両1と生ゴミ処理装置3を組み合わせたものである。生ゴミ収集車1に搭載された生ゴミ貯蔵装置2は、操作盤200と投入口201と貯蔵タンク210と第一キャッチャー220とブロワ230と第二キャッチャー240と水タンク250を備える。生ゴミ処理装置3は、ホッパー310と生ゴミ貯留室320と制御ボックス330とサイクロン乾燥室340と移送フライトコンベア350と保管室360,361,362,363と廃蒸気処理装置370と冷却器380と脱臭装置390を備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、生ゴミ収集貯蔵装置および当該装置を搭載した生ゴミ収集車両、当該生ゴミ収集車両を使用した生ゴミの処理方法及び生ゴミ処理システム、当該処理方法による生ゴミ収集方法に関する。
更に詳しくは、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された生ゴミ収集貯蔵装置に関し、更に当該装置を生ゴミ収集車両に搭載したものに関する。
また、更に詳しくは、生ゴミの処理方法及び生ゴミ処理システムであって、当該生ゴミ収集車両と外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせて使用することにより、収集時から最終処分時まで、外部に生ゴミの臭気が漏出しないまたは漏出しにくいものに関する。また、当該処理方法の対象となる生ゴミは、個別の住居または/および事業所を定期的に巡回して直接収集する生ゴミの収集方法に関する。
従来、自治体による生ゴミの収集は、一般可燃物等と共に行われていた。
しかし、平成13年5月1日施行の「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(いわゆる「食品リサイクル法」。以下「食品リサイクル法」という。)により、食品廃棄物を排出する全ての食品関連事業者は食品循環資源の再生利用並びに食品廃棄物等の発生抑制及び減量化に取り組むことが義務づけられた。このため、一定量以上の食品廃棄物を排出する事業者からの食品廃棄物の収集については、自治体によるものは有料化され、あるいは専門の引取・収集業者を利用する必要がある。
なお、一般家庭から排出される生ゴミは、食品リサイクル法の対象外であるが、食品リサイクル法施行を受けて、家庭の生ゴミをも分別収集の対象とする条例等を制定する自治体が増えてきつつある。このように、国及び地方自治体を挙げたゴミ減量活動が進みつつある。
ところで、一般的に、生ゴミを含むゴミの収集作業では圧縮式或いは回転式の塵芥収集車が使用されており、例えば下記特許文献1に示すようなプレスプレートにより圧縮して塵芥を収納する塵芥収集車が提案されている。
実開平5−54405号公報
しかし、特許文献1にかかる塵芥収集車は、下記のような課題があった。
即ち、投入された塵芥(ゴミ)を圧縮しながら収納する際に、プレスプレートによって収集袋が破れることがあり、その結果として、周囲に内容物の臭気が漏出するという課題があった。また、特許文献1記載のものを含む一般的な塵芥収集車は、後部構造体を開放して塵芥収容体内部の塵芥を排出する形態のものが多いが、後部構造体を開放した際に塵芥収容体内部の臭気が周囲に漏出するという課題もあった。
上記の理由から、収集されたゴミの処分場は、臭気が漏れても迷惑が掛からないような人家の少ない郊外に建設されていることが多い。また、ゴミは、焼却あるいは埋め立て等の方法により処分されることが多いため、これらの作業に適した場所(人家の少ない郊外)に処分場が建設されていることが多い、という理由もあった。
このような郊外に設けられた処理場にゴミを搬送することは、移動の時間が長く、作業効率が良いとはいえない。
更に、現在我が国は「気候変動枠組条約に関する京都議定書」を批准しており、大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン等)の排出量を削減する義務を有している。このため、焼却あるいは埋め立て以外のゴミ処分方法を採用する必要があり、また、ゴミの収集作業において使用する車両から出る排ガスを削減する必要もある。
(発明の目的)
そこで、本発明の目的は、生ゴミ収集作業時に、外部への臭気の漏出及び臭気の発生を抑制する生ゴミ収集貯蔵装置、および当該装置を搭載した生ゴミ収集車両を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記生ゴミ収集車両を使用し、生ゴミの収集時から最終処理完了時までの間に、外部への臭気の漏出及び臭気の発生を抑制する生ゴミの処理方法及び生ゴミ処理システムを提供することにある。
更に本発明の他の目的としては、上記処理方法に使用する生ゴミを効率よく収集する生ゴミの収集方法を提供することにある。
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
生ゴミの収集車両に搭載する貯蔵装置であって、
外部に臭気が漏れないよう密閉した貯蔵タンクと、真空又は減圧状態による吸引を利用した生ゴミ投入手段と、真空又は減圧吸引手段と、脱臭手段と、洗浄液貯留手段を備えており、
上記貯蔵タンク内には、収容した生ゴミの排出手段と、洗浄液散布手段が設けられていることを特徴する、
生ゴミ収集貯蔵装置である。
第2の発明にあっては、
洗浄液貯留手段に貯留される洗浄液は、乳酸菌を含むことを特徴とする、
第1の発明に係る生ゴミ収集貯蔵装置である。
第3の発明にあっては、
第1または第2の発明に係る生ゴミ収集貯蔵装置を搭載しており、
当該生ゴミ収集貯蔵装置の貯蔵タンクは、車両後方に向かって下り傾斜するよう設置されていることを特徴する、
生ゴミ収集車両である。
第4の発明にあっては、
第3の発明に係る生ゴミ収集車両と、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせて使用し、
生ゴミの収集時から処理完了時まで、その臭気が外部に漏出しないか、または漏出しにくいよう構成したことを特徴とする、
生ゴミの処理方法である。
第5の発明にあっては、
処理装置として、
生ゴミの乾燥処理装置、
または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、
あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置のいずれかを備えることを特徴とする、
第4の発明に係る生ゴミの処理方法である。
第6の発明にあっては、
第3の発明に係る生ゴミ収集車両と、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせており、
生ゴミの収集時から処理完了時まで、その臭気が外部に漏出しないか、または漏出しにくいよう構成したことを特徴とする、
生ゴミ処理システムである。
第7の発明にあっては、
処理装置として、
生ゴミの乾燥処理装置、
または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、
あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置のいずれかを備えることを特徴とする、
第6の発明に係る生ゴミの処理システムである。
第7の発明にあっては、
第4または第5の発明に係る方法により処理する生ゴミは、個別の住居または/および事業所を定期的に巡回して、直接収集することを特徴とする、
生ゴミの収集方法である。
「洗浄液」は、洗浄効果に加えて消臭効果を備えるものが好ましく、例えば乳酸菌を含んだものは、生ゴミの臭気の原因であるアンモニア系悪臭(アルカリ性)を中和し、排水の環境負荷も少ないため、好適に使用される。
「処理完了時」には、生ゴミを乾燥させる処理の完了時、または、その乾燥させた生ゴミを堆肥化する処理を完了した時、あるいはその乾燥させた生ゴミを炭化させる処理を完了した時等が含まれる。
「個別の住居または/および事業所」は、「個別の住居」または「個別の事業所」のいずれか一方の場合もあるし、あるいは、「個別の住居」および「個別の事業所」の両方の場合ということもある、という意味で使用している。
「個別の住居」は、一軒家のほか、マンション等の集合住宅も含み、集合住宅の場合は建物全体を対象とするのみならず、各部屋単位での収集をも含む意味で使用している。また、「事業所」は、例えば、食料品販売を行う店舗及び企業、食品加工場、飲食店、病院、旅館等が挙げられるが、これに限定するものではなく、上記住居を除き物やサービスの生産活動が行われる全てのものが含まれる。
「定期的に巡回して」とは、例えば契約や条例等の定めに従い、毎日あるいは一定期日ごとに巡回することをいう。
(作 用)
本発明に係る生ゴミ収集貯蔵装置および当該装置を搭載した生ゴミ収集車両、生ゴミ処理システムの作用を説明する。
まず、上記生ゴミ収集車両にて個別の住居または/および事業所を定期的に巡回して生ゴミを収集する。収集場所では、生ゴミのみを生ゴミ収集貯蔵装置の生ゴミ投入手段に入れる。
投入された生ゴミは、真空又は減圧による吸引によって、生ゴミ投入手段から貯蔵タンクに収容される。真空又は減圧による吸引手段を介して放出される空気は、脱臭手段により脱臭あるいは本質的に脱臭される。
上記一連の作業においては、臭気は貯蔵装置外部に漏出しないか、あるいは漏出しにくい。
次に、生ゴミの処分場に向かい、収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出する。
上記生ゴミ収集車両と、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせて使用する。
当該生ゴミ収集貯蔵装置の貯蔵タンクは、生ゴミ収集車両後方に向かって下り傾斜するよう設置されているので、内部の生ゴミは生ゴミ収集車両後方の排出口へ向う。
上記生ゴミ収集車両と処理装置を組み合わせて使用することにより、生ゴミの臭気は収集時から処理完了時まで、外部に漏出しないか、または漏出しにくい。
また、処理装置として、生ゴミの乾燥処理装置、または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置、のいずれかを備えるものを使用すれば、生ゴミの処理物の臭いが抑制され、また、処理により生じた結果物を堆肥等として有効活用することができる。
生ゴミ収集及び排出作業が終了し、生ゴミ収集車両を使用していないときは、貯蔵タンク内部に備えられた洗浄液散布手段により洗浄液を散布して、貯蔵タンク内を洗浄する。この際に散布する洗浄液が乳酸菌を含むものであれば、雑菌の繁殖が抑制され、ひいては臭気の発生が抑制される。
本発明によれば、次の効果を奏する。
(1)本発明によれば、収集作業時に外部へ臭気が漏出しないまたは漏出しにくい車両搭載型の生ゴミ収集貯蔵装置を提供することができる。
(2)洗浄液散布手段により散布される洗浄液が乳酸菌を含むものにあっては、乳酸菌が臭気の発生を抑制する作用を利用して、生ゴミの貯蔵時のみならず排出後の保管時においても、生ゴミ収集貯蔵装置からの臭気の発生を抑制することができる。
(3)上述の生ゴミ収集貯蔵装置を搭載した生ゴミ収集車両は、生ゴミの収集作業時または車両の保管時に外部への臭気の漏出を抑制できる。また、貯蔵タンクが生ゴミ収集車両後方に向かって下り傾斜するよう設置されているため、吸引時の勢いで収集した生ゴミが貯蔵タンク内壁に張り付きにくい。
(4)本発明に係る生ゴミの処理方法及び生ゴミ処理システムによれば、生ゴミはその収集時から最終処理完了まで外部への臭気の漏出を抑制することができる。
また、処理装置として、生ゴミの乾燥処理装置等を備えるものを使用すれば、生ゴミの処理物の臭いも抑制することができる。
このため、上記処理方法を行う生ゴミ処理施設を「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第5条」に該当しない小規模なものとすれば、市街地にも建設することができるので、収集場所と処理場所が近くなり、生ゴミの収集及び処理を効率よく行うことができる。
また、生ゴミを処理した結果物は、豚等の家畜の飼料することもできるし、発酵菌等を混合して完熟させ堆肥とすることもできるし、得られた炭化物を土壌改良、河川の浄化、家屋の脱臭等に使用することもできる。
(5)上記処理方法により処理する生ゴミを個別の住居等を定期的に巡回して直接収集する収集方法によれば、生ゴミのみを効率的に収集することができ、また、ゴミ収集袋等を使用せず済むので省資源化につながる。更に、ゴミの収集に際して収集所を介さないので、カラスや野良猫等の動物にゴミを荒らされる被害が無くなり、このような被害の後片付け等の手間も無くなる。
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る生ゴミ収集車の側面図、
図2は本発明に係る生ゴミ収集車の平面図、
図3は本発明に係る生ゴミ収集車背面図、
図4は本発明に係る生ゴミ収集車から生ゴミを排出する流れを示した説明図である。なお、図4では、説明の便宜上、生ゴミ貯蔵装置2の配管等の位置を変更して記載している。
まず図1乃至図3に示す生ゴミ収集車1について説明する。
生ゴミ収集車1は、車両100に生ゴミ貯蔵装置2を搭載して構成されている。
次に生ゴミ貯蔵装置2について説明する。
生ゴミ貯蔵装置2は、大きく分けて、操作盤200と、投入口201と、貯蔵タンク210と、第一キャッチャー220と、ブロワ230と、第二キャッチャー240と、水タンク250を備えており、各部について以下詳細に説明する。
操作盤200は、車両進行方向に対して生ゴミ貯蔵装置2の左側中央部に設けられている。
投入口201は、車両進行方向に対して生ゴミ貯蔵装置2の左側後尾に設けられている。
投入口201の形状は、底部が開口した略四角錐状の容器を逆さまにした漏斗状に形成されている。なお、投入口201の開口部には、密閉可能に形成された蓋206が設けられている。
投入口201と貯蔵タンク210は、生ゴミ導入管202により繋がっている。更に詳細には、生ゴミ導入管202は車両100及び貯蔵タンク210の車両進行方向左側部に設置されており、投入口201下端から貯蔵タンク210上部中央近傍を繋いでいる。
生ゴミ導入管202の高さ方向中央近傍には、生ゴミ導入操作バルブ203が設けられている。そのやや上方には、分岐した空気吸入管205が設けられている。
空気吸入管205の分岐部分と空気吸入管205開口部の間には、開放操作バルブ204が設けられている。
貯蔵タンク210は、上下両面がやや膨らんだ円筒状に形成されており、車両部100後部に、貯蔵タンク210長手方向と車両進行方向とが平行になるよう設置してある。
貯蔵タンク210は、スクリューコンベア211と、油圧モータ212と、生ゴミ排出管213と、洗浄装置214と、マンホール215と、覗き窓216と、覗き窓217と、フロート室218を備えている。
貯蔵タンク210は、車両進行方向に対し後方側が下がるよう傾斜して載置されており、その傾斜角度は14°である。
生ゴミ排出管213は、貯蔵タンク210後部下方に設けられている。
生ゴミ排出管213はL字状に曲げて形成された管であり、進行方向右側に開口部が位置するよう設けられ、先端にホース連結具219(連結時以外は閉じた状態となる。以下「ホース連結具」は同様の構造である。)が設けてある。
油圧モータ212は、貯蔵タンク210前部下方に設けられており、貯蔵タンク210内部のスクリューコンベア211を駆動する。
マンホール215とフロート室218は、貯蔵タンク210円周面上方に形成されており、フロート室218が車両進行方向前方、マンホール215が車両進行方向後方に配置されている。
フロート室218側部には、第一キャッチャーの第一導入管221が設けられている。
覗き窓216と覗き窓217は、貯蔵タンク210円周面中央近傍の斜め上に形成されており、覗き窓216が車両進行方向左側、覗き窓217が車両進行方向右側に配置されている。
貯蔵タンク210内部には、スクリューコンベア211と、洗浄装置214が設けられている。
スクリューコンベア211は、貯蔵タンク210内底部に設けられており、生ゴミ排出管213に生ゴミを押し込み可能となっている。
洗浄装置214は、貯蔵タンク210内部上方に設けられている。
第一キャッチャー220は脱臭装置であり、本質的に密閉された円筒状に形成され、内部には所要量の水が貯留している。当該貯留水の水面に、流入した臭気を含む空気が当たるよう構成されており、流入した空気に含まれる塵等を吸着して除去する。また、この貯留水は洗浄水と同様に乳酸菌が含まれている。
第一キャッチャー220は、車両進行方向右側であって、車両100の運転席101と貯蔵タンク210の間に設置されている。
第一キャッチャー220の車両進行方向右側面には、覗き窓225が形成されている。
第一キャッチャー220は、第一導入管221により貯蔵タンク210と繋がれている。
第一導入管221の途中であって車両進行方向左側には、第一導入管操作バルブ222が設けられている。
貯蔵タンク210の車両進行方向右側下方には、第一キャッチャーの第二導入管223が設けられており、第一キャッチャー220に繋がっている。第二導入管223の他端側(後方側)にはホース連結具226が設けてあり、該ホース連結具226近傍に第二導入管操作バルブ224が設けられている。
ブロワ230は、車両100幅方向において第一キャッチャー220と第二キャッチャー240の間であって、且つ貯蔵タンク210の前方下部の位置に設置されており、ブロワ導入管231により第一キャッチャー220と繋がっている。
第二キャッチャー240は脱臭装置であり、円筒状に形成され、上部が開口して大気開放口242を構成し、内部には所要量の水が貯留している。当該貯留水の水面に、流入した臭気を含む空気が当たるよう構成されており、流入した空気に含まれる塵等を吸着して除去する。また、この貯留水は洗浄水と同様に乳酸菌が含まれている。
また、当該貯留水はブロア230の冷却水を兼ねており、ブロア230に設けられた冷却装置と第二キャッチャー240を循環している。(図示省略)
第二キャッチャー240は、車両進行方向左側の運転席101と貯蔵タンク210の間に設置されており、第二キャッチャーの導入管241によりブロワ230と繋がっている。
第二キャッチャー240の車両進行方向左側面には、覗き窓243が形成されている。
水タンク250は、車両100幅方向において第一キャッチャー220と第二キャッチャー240の間であって、且つ貯蔵タンク210の前方のやや高い位置(ブロア230のやや上方)に配置されている。
水タンク250内の水は乳酸菌を添加されており、洗浄水として使用される。
なお、図1乃至図3では図示を省略されているが、水タンク250はホースで繋がれた放水銃252を備えている。また、水タンク250は洗浄液導入口251とホースで繋がれており、貯蔵タンク210内の洗浄装置214に洗浄液を供給している。(図4参照。)
なお、本実施の形態では、洗浄液に添加するものとして乳酸菌を採用しているが、これに限定するものではなく、例えば、糸状菌等の嫌気性の菌が好適に使用される。
図5は本発明に係る生ゴミ処理システム4を示した説明図である。図4及び図5を参照して生ゴミ処理システム4を説明する。なお、図5では、便宜的に生ゴミ導入管202及び生ゴミ導入操作バルブ203の位置を変えて記載している。
生ゴミ処理システム4は、生ゴミ収集車両1と生ゴミ処理装置3を組み合わせたものである。
生ゴミ処理装置3は、ホッパー310と、生ゴミ貯留室320と、制御ボックス330(図4参照)と、サイクロン乾燥室340と、移送フライトコンベア350と、保管室360,361,362,363と、廃蒸気処理装置370と、冷却器380と、脱臭装置390を備えており、各部について以下詳細に説明する。
ホッパー310は、排気管311及び生ゴミ導入管312を備えている。
生ゴミ収集車両1とホッパー310は、排気管311と生ゴミ収集車両1の第二導入管223が繋がっており、また、生ゴミ導入管312と生ゴミ収集車両1の生ゴミ排出管213が繋がっている。
ホッパー310は、上部に電動バルブ314が設けられ、側部に覗き窓313が設けられ、底部に開閉装置を備えた投入口315が設けられている。
ホッパー310下方には生ゴミ貯留室320が設けられている。
生ゴミ貯留室320は、上部に大型投入口321が設けられており、側部に該大型投入口321と協働するリフト付き反転機323が設けられている。
生ゴミ貯留室320内部には、スクリューコンベア322が設けられている。
サイクロン乾燥室340は、本質的に密閉された金属製の円筒物であって周囲に高温蒸気が通気可能な空間が形成され、使用時には、サイクロン乾燥室340の撹拌羽根が回転し、中の生ゴミは遠心力によって高温となった内壁に付着し、乾燥する構造となっている。
サイクロン乾燥室340は、導入スクリューコンベア341により生ゴミ貯留室320と繋がっている。
サイクロン乾燥室340は、排出スクリューコンベア342により移送フライトコンベア350と繋がっている。
移送フライトコンベア350は、各保管室360,361,362,363と繋がっている。
また、サイクロン乾燥室340は、配管により廃蒸気処理装置370と繋がっている。
廃蒸気処理装置370は、配管により冷却器380及び脱臭装置390と繋がっている。
なお、保管室360,361,362,363は同様の構造である。
制御ボックス330は、生ゴミ処理装置3の各装置を操作可能に構成されている。
(作 用)
図1乃至図3を参照して、生ゴミ収集車1の作用を説明する。
(生ゴミの収集工程)
まず、生ゴミ収集車1にて個別の住居または/および事業所(収集場所)に向かい、到着後、作業に先立ち、操作盤200によりブロア230を作動させる。この際、第一導入管操作バルブ222を開け、その他の操作バルブは閉じておく。これにより、貯蔵タンク210内は真空状態又は減圧状態となる。
次に、投入口201の蓋206を開け、その中に生ゴミのみを入れて蓋206を閉めた後に、生ゴミ導入操作バルブ203を開く。そうすると、投入口201内の生ゴミは、投入口201内の空気と共に真空吸引等によって吸い込まれ、生ゴミ導入管202を経て貯蔵タンク210に収容される。貯蔵タンク210内に吸い込まれた生ゴミはそのまま貯蔵される。
一方、生ゴミと共に吸い込んだ空気は、フロート室218の方に吸い込まれ、第一導入管221を経て、第一キャッチャー220に至る。
第一キャッチャー220内では、流入した空気に含まれる塵や臭いの粒子等が内部の貯留水により吸着され除去される。上記貯留水は乳酸菌を含むため、塵等を吸着した貯留水は乳酸菌により消臭され、流入した空気もまた脱臭あるいは本質的に脱臭される。
上記塵等が除去された空気は、ブロワ導入管231を経て、ブロワ230に至り、第二キャッチャー導入管241を経て、第二キャッチャー240に至る。
第二キャッチャー240内に流入した空気は、第一キャッチャー220と同様の作用により脱臭され、大気開放口242から放出される。
このとき放出される空気は、脱臭あるいは本質的に脱臭されているため、上記一連の流れにおいて、生ゴミの臭気は車体外部に漏出しないあるいは漏出しにくい。
生ゴミの収集を行った後は生ゴミ導入操作バルブ203を閉じ、操作盤200によりブロア230を停止させる。
なお、上記収集方法を採用することにより、家庭のゴミ容器から直接生ゴミのみを収集できるので、ゴミ袋が不要になる。
収集後のゴミ容器は、生ゴミ収集車1に搭載された放水銃252を使用して洗浄し、その洗浄液も投入口201から収集する。なお、放水銃252から出る洗浄液は、水タンク250から供給されるものであって乳酸菌が添加されているため、その効果によってポリバケツにつく雑菌の繁殖を抑え、臭気の発生を抑制する。
(生ゴミの処理工程)
図4及び図5を参照して生ゴミの処理工程(生ゴミ処理システム)を説明する。
(処理工程1)
図4を参照する。生ゴミ収集車1は、生ゴミの収集が終わると生ゴミの処分場に向かい、収集した生ゴミの排出作業を行う。
まず、処分場に設けられた生ゴミ処理装置3の近くに生ゴミ収集車1を停車し、生ゴミ収集車1の生ゴミ排出管213と、生ゴミ処理装置3の生ゴミ導入管312を連結する。同様に、生ゴミ収集車1の第二導入管223と、排気管311とを連結する。
その際に、第二導入管操作バルブ224と、開放操作バルブ204を開け、その他のバルブは閉じておく。併せて、制御ボックス330により、電動バルブ314を閉鎖し、ホッパー310に係る投入口315を閉じる操作をしておく。
次に、生ゴミ収集車1の操作盤200により、ブロワ230及びスクリューコンベア211を作動させる。そうすると、下記(1)〜(4)の作用を奏する。
(1)ホッパー310内の空気が排気管311を通り、第二導入管223を経て、第一キャッチャー220に吸引される。第一キャッチャー220内に吸引された空気は、ブロワ導入管231、ブロワ230、第二キャッチャー導入管241を経て、第二キャッチャー240に送られた後、大気開放口242から大気中へ放出される。これにより、ホッパー310内は真空又は減圧状態となる。
(2)スクリューコンベア211は、生ゴミを押しちぎり或いは粉砕しながら、生ゴミ導入管202へ押し込んでいく。この際、貯蔵タンク210は車両後方に向かって傾斜するよう設置されているので、内部の生ゴミは車両後方の生ゴミ導入管202に向い、スクリューコンベア211によって生ゴミ導入管202へ押し込まれていく。また、上記作業時には、空気吸入管205から貯蔵タンク210内に空気が送られ、貯蔵タンク210内は大気圧と等しくなる。
(3)上述のように、ホッパー310内は真空又は減圧状態となっているため、押し込まれた生ゴミは、生ゴミ導入管312を通じてホッパー310に吸引される。つまり、上述の(1)及び(2)の作用が協働することにより、貯蔵タンク210内部の生ゴミはホッパー310に排出される。
(4)貯蔵タンク310内の生ゴミを全て吸い出すか、或いはホッパー310の許容量に達した時は、運転を停止させる。
その後、制御ボックス330によって電動バルブ314を開放してホッパー310内を大気圧と同じ状態にし、投入口315を開けて、生ゴミ貯留室320内に生ゴミを投入する。
(5)なお、生ゴミ貯留室320は、その上方に大型投入口321を備えており、生ゴミ収集車1で収集することができない大型の生ゴミはここから投入する。このような大型の生ゴミは、生ゴミ貯留室320側部に設けられたリフト付き反転機323を使用して大型投入口321へ運ぶ。(図5参照)
(処理工程2)
図5を参照する。なお、生ゴミ処理装置3を構成する各装置は、制御ボックス330にて操作する。
生ゴミ貯留装置320内の生ゴミは、生ゴミ貯留室320内のスクリューコンベア322により押しちぎられ或いは粉砕されながら排出され、生ゴミ貯留室320とサイクロン乾燥室340を繋ぐ導入スクリューコンベア341を通じてサイクロン乾燥室340に送られる。
サイクロン乾燥室340では、その内部に設けられた撹拌羽根が回転し、中の生ゴミは遠心力によって高温となった内壁に付着し、乾燥する。
所要時間が経過して乾燥状態となった生ゴミ(以下「処理物」という。)は、排出スクリューコンベア342により押しちぎられ或いは粉砕されながら移送フライトコンベア350へ排出される。
移送フライトコンベア350に排出された処理物5は、移送フライトコンベア350により各保管室360,361,362,363に送られる。
なお、サイクロン乾燥室340内の加熱された空気は、廃蒸気処理装置370を経由して冷却器380に送られ、冷却器380より温度を下げる。
温度が下がった空気は、再度廃蒸気処理装置370を経由して脱臭装置390に送られ、脱臭装置390により脱臭して、大気中に放出される。
なお、保管室360,361,362,363の処理物5は、そのまま搬出して豚等の家畜の飼料として使用してもよいし、発酵菌等を混合して完熟させて堆肥としてもよい。また、この後に炭化処理を行い、得られた炭化物を土壌改良、河川の浄化、家屋の脱臭等に使用してもよい。
上記のように、生ゴミ収集車1と生ゴミ処理装置3を組み合わせて使用することにより、収集時から処理完了時まで、生ゴミの臭気は外部に漏出しないまたは漏出しにくい。
生ゴミ収集及び排出作業が終了し、生ゴミ収集車1を使用していないときは、貯蔵タンク210内部に設けられた洗浄装置214により洗浄液を散布して、貯蔵タンク210内を洗浄する。なお、この際に散布される洗浄液は乳酸菌が添加されているため、その消臭効果により貯蔵タンク210内の臭気は中和される。また、乳酸菌により雑菌の繁殖が抑えられ、ひいては臭気の発生が抑制される。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る生ゴミ収集車の側面図。 本発明に係る生ゴミ収集車の平面図。 本発明に係る生ゴミ収集車背面図。 本発明に係る生ゴミ収集車から生ゴミを排出する流れを示した説明図。 本発明に係る生ゴミ処理システムを示した説明図。
符号の説明
1 生ゴミ収集車
100 車両
101 運転席
2 生ゴミ貯蔵装置
200 操作盤
201 投入口
202 生ゴミ導入管
203 生ゴミ導入操作バルブ
204 開放操作バルブ
205 空気吸入管
206 蓋
210 貯蔵タンク
211 スクリューコンベア
212 油圧モータ
213 生ゴミ排出管
214 洗浄装置
215 マンホール
216 覗き窓
217 覗き窓
218 フロート室
219 ホース連結具
220 第一キャッチャー
221 第一導入管
222 第一導入管操作バルブ
223 第二導入管
224 第二導入管操作バルブ
225 覗き窓
226 ホース連結具
230 ブロワ
231 ブロワ導入管
240 第二キャッチャー
241 導入管
242 大気開放口
243 覗き窓
250 水タンク
251 洗浄液導入口
252 放水銃
3 生ゴミ処理装置
310 ホッパー
311 排気管
312 生ゴミ導入管
313 覗き窓
314 電動バルブ
315 投入口
320 生ゴミ貯留室
321 大型投入口
322 スクリューコンベア
323 リフト付き反転機
330 制御ボックス
340 サイクロン乾燥室
341 導入スクリューコンベア
342 排出スクリューコンベア
350 移送フライトコンベア
360 保管室
361 保管室
362 保管室
363 保管室
370 廃蒸気処理装置
380 冷却器
390 脱臭装置
4 生ゴミ処理システム
5 処理物
本発明は、生ゴミ収集車両、収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出する方法及び生ゴミ処理システムに関する。
更に詳しくは、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された生ゴミ収集車両に関する。
また、更に詳しくは、収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出する方法及び生ゴミ処理システムであって、生ゴミ収集車両と外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせて使用することにより、外部に生ゴミの臭気が漏出しないまたは漏出しにくいものに関する。
上記目的を達成するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
生ゴミの臭気が外部に漏出しないか漏出しにくいよう構成された生ゴミ収集車両であって、
上記生ゴミ収集車両は、外部に臭気が漏れないよう密閉した貯蔵タンクと、真空又は減圧状態による吸引を利用した生ゴミ投入手段と、真空又は減圧吸引手段と、脱臭手段と、洗浄液貯留手段を備えており、
上記貯蔵タンクは、生ゴミ排出管を備え車両進行方向に対し後方側が下がるよう傾斜して載置されており、
上記貯蔵タンクの内部には、洗浄液散布手段と、貯蔵タンク内底部に設けられており生ゴミを押しちぎり或いは粉砕しながら生ゴミ排出管に生ゴミを押し込み可能に構成されているスクリューコンベアを有することを特徴する、
生ゴミ収集車両である。
第2の発明にあっては、
真空又は減圧吸引手段を備えた生ゴミ収集車両と組み合わせて使用される処理装置は、外部に臭気が漏出しないか又は漏出しにくいように構成されており、収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出するにあたり、生ゴミ収集車両と上記処理装置を組み合わせ、生ゴミ収集車両の真空又は減圧吸引手段を使用して収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出するようにしたことを特徴とする、
収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出する方法である。
第3の発明にあっては、
生ゴミの臭気が外部に漏出しないか漏出しにくいよう構成された生ゴミ収集車両は、外部に臭気が漏れないよう密閉した貯蔵タンクと、真空又は減圧状態による吸引を利用した生ゴミ投入手段と、真空又は減圧吸引手段と、脱臭手段と、洗浄液貯留手段を備えており、
上記貯蔵タンクは、生ゴミ排出管を備え車両進行方向に対し後方側が下がるよう傾斜して載置されており、
上記貯蔵タンクの内部には、洗浄液散布手段と、貯蔵タンク内底部に設けられており生ゴミを押しちぎり或いは粉砕しながら生ゴミ排出管に生ゴミを押し込み可能に構成されているスクリューコンベアを有する生ゴミ収集車両を使用し、
当該生ゴミ収集車両と組み合わせて使用される処理装置は、外部に臭気が漏出しないか又は漏出しにくいように構成されており、収集した生ゴミを上記生ゴミ収集車両から排出するにあたり、上記生ゴミ収集車両と組み合わせ、生ゴミ収集車両の真空又は減圧吸引手段を使用して収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出するようにしたことを特徴とする、
生ゴミの処理システムである。
本発明は、生ゴミ処理システムおよび生ゴミ収集車両にかかり、更に詳しくは、生ゴミ収集車両による生ゴミの収集時から最終処分時まで、外部に生ゴミの臭気が漏出しないか又は漏出しにくくして、外部への臭気の漏出を抑制することができるようにしたものに関する。
従来、自治体による生ゴミの収集は、一般可燃物等と共に行われていた。
しかし、平成13年5月1日施行の「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」(いわゆる「食品リサイクル法」。以下「食品リサイクル法」という。)により、食品廃棄物を排出する全ての食品関連事業者は食品循環資源の再生利用並びに食品廃棄物等の発生抑制及び減量化に取り組むことが義務づけられた。このため、一定量以上の食品廃棄物を排出する事業者からの食品廃棄物の収集については、自治体によるものは有料化され、あるいは専門の引取・収集業者を利用する必要がある。
なお、一般家庭から排出される生ゴミは、食品リサイクル法の対象外であるが、食品リサイクル法施行を受けて、家庭の生ゴミをも分別収集の対象とする条例等を制定する自治体が増えてきつつある。このように、国及び地方自治体を挙げたゴミ減量活動が進みつつある。
ところで、一般的に、生ゴミを含むゴミの収集作業では圧縮式或いは回転式の塵芥収集車が使用されており、例えば下記特許文献1に示すようなプレスプレートにより圧縮して塵芥を収納する塵芥収集車が提案されている。
実開平5−54405号公報
しかし、特許文献1にかかる塵芥収集車は、下記のような課題があった。
即ち、投入された塵芥(ゴミ)を圧縮しながら収納する際に、プレスプレートによって収集袋が破れることがあり、その結果として、周囲に内容物の臭気が漏出するという課題があった。また、特許文献1記載のものを含む一般的な塵芥収集車は、後部構造体を開放して塵芥収容体内部の塵芥を排出する形態のものが多いが、後部構造体を開放した際に塵芥収容体内部の臭気が周囲に漏出するという課題もあった。
上記の理由から、収集されたゴミの処分場は、臭気が漏れても迷惑が掛からないような人家の少ない郊外に建設されていることが多い。また、ゴミは、焼却あるいは埋め立て等の方法により処分されることが多いため、これらの作業に適した場所(人家の少ない郊外)に処分場が建設されていることが多い、という理由もあった。
このような郊外に設けられた処理場にゴミを搬送することは、移動の時間が長く、作業効率が良いとはいえない。
更に、現在我が国は「気候変動枠組条約に関する京都議定書」を批准しており、大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン等)の排出量を削減する義務を有している。このため、焼却あるいは埋め立て以外のゴミ処分方法を採用する必要があり、また、ゴミの収集作業において使用する車両から出る排ガスを削減する必要もある。
(発明の目的)
そこで、本発明の目的は、生ゴミ収集車両による生ゴミの収集時から最終処分時まで、外部に生ゴミの臭気が漏出しないか又は漏出しにくくして、外部への臭気の漏出を抑制することができるようにすることにある。
上記目的を達成するために講じた発明の手段は次のとおりである。
本発明は、生ゴミ収集車両(1)と生ゴミ処理装置(3)を組み合わせた生ゴミ処理システムであって、
上記生ゴミ収集車両(1)は、
外部に臭気が漏れないよう密閉した貯蔵タンク(210)、
上記貯蔵タンク内(210)を真空又は減圧状態にするブロワ(230)
開口部に密閉可能な蓋(206)を有する生ゴミの投入口(201)、
上記貯蔵タンク内から排出された空気の脱臭を行う、第一キャッチャー(220)及び大気開放口(242)を有する第二キャッチャー(240)
上記タンク内を洗浄する洗浄液散布手段(214)、
を備えており、
上記貯蔵タンク(210)は先端にホース連結具(219)を設けた生ゴミ排出管(213)を備え、車両進行方向に対し後方側が下がるよう傾斜して載置されており、
上記貯蔵タンク(210)の内部には、貯蔵タンク内底部に設けられ生ゴミ排出管(213)に生ゴミを押し込み可能に構成されているスクリューコンベア(211)を有し、
上記ブロワ(230)はブロワ導入管(231)を介して第一キャッチャー(220)と繋がっており、
上記貯蔵タンク(210)と第一キャッチャー(220)は第一導入管操作バルブ(222)を有する第一導入管(221)を介して繋がっており、
上記ブロワ(230)と第二キャッチャー(240)は第二キャッチャーの導入管(241)を介して繋がっており、
上記生ゴミの投入口(201)は、生ゴミ導入管(202)を介して上記貯蔵タンク(210)と繋っており、
上記ブロワ(230)を使用して上記貯蔵タンク内(210)を真空又は減圧し、真空又は減圧状態による吸引を利用して上記貯蔵タンク(210)内にゴミを投入できるようにしたものであり、
上記生ゴミ処理装置(3)は、
排気管(311)及び生ゴミ導入管(312)を備え生ゴミ収集車両(1)に設けてあるブロワ(230)によって内部を真空又は減圧状態とすることが可能なホッパー(310)を有し、
上記生ゴミ収集車両(1)の第一キャッチャー(220)と上記ホッパー(310)の排気管(311)は第二導入管(223)で連結されるものであり、
上記生ゴミ収集車両(1)の生ゴミ排出管(213)と上記ホッパー(310)に備えられている生ゴミ導入管(312)とを連結し、上記生ゴミ収集車両(1)に備えられたブロワ(230)を使用して、収集された生ゴミ収集車両の生ゴミを上記生ゴミ排出管(213)を通じて上記生ゴミ処理装置(3)へ排出するようにした、生ゴミの処理システムである。
また、本発明は、上記発明にかかる生ゴミの処理システムに使用する、生ゴミ収集車両である。
なお、本明細書中にいう「洗浄液」は、洗浄効果に加えて消臭効果を備えるものが好ましく、例えば乳酸菌を含んだものは、生ゴミの臭気の原因であるアンモニア系悪臭(アルカリ性)を中和し、排水の環境負荷も少ないため、好適に使用される。
「処理完了時」には、生ゴミを乾燥させる処理の完了時、または、その乾燥させた生ゴミを堆肥化する処理を完了した時、あるいはその乾燥させた生ゴミを炭化させる処理を完了した時等が含まれる。
「個別の住居または/および事業所」は、「個別の住居」または「個別の事業所」のいずれか一方の場合もあるし、あるいは、「個別の住居」および「個別の事業所」の両方の場合ということもある、という意味で使用している。
「個別の住居」は、一軒家のほか、マンション等の集合住宅も含み、集合住宅の場合は建物全体を対象とするのみならず、各部屋単位での収集をも含む意味で使用している。また、「事業所」は、例えば、食料品販売を行う店舗及び企業、食品加工場、飲食店、病院、旅館等が挙げられるが、これに限定するものではなく、上記住居を除き物やサービスの生産活動が行われる全てのものが含まれる。
「定期的に巡回して」とは、例えば契約や条例等の定めに従い、毎日あるいは一定期日ごとに巡回することをいう。
(作 用)
本発明に係る生ゴミ処理システムおよび生ゴミ収集車両の作用を説明する。
まず、上記生ゴミ収集車両にて個別の住居または/および事業所を定期的に巡回して生ゴミを収集する。収集場所では、生ゴミのみを生ゴミの投入口に入れる。
投入された生ゴミは、真空又は減圧による吸引によって、生ゴミの投入口から貯蔵タンクに収容される。ブロワを介して放出される空気は、第一キャッチャー、第二キャッチャーにより脱臭あるいは本質的に脱臭される。
上記一連の作業においては、臭気は外部に漏出しないか、あるいは漏出しにくい。
次に、生ゴミの処分場に向かい、収集した生ゴミを生ゴミ収集車両から排出する。
上記生ゴミ収集車両と、生ゴミ処理装置を組み合わせて使用する。
当該生ゴミ収集車両の貯蔵タンクは、生ゴミ収集車両後方に向かって傾斜するよう設置されているので、内部の生ゴミは生ゴミ収集車両後方の排出口へ向う。
上記生ゴミ収集車両と生ゴミ処理装置を組み合わせて使用することにより、生ゴミの臭気は収集時から処理完了時まで、外部に漏出しないか、または漏出しにくい。
また、生ゴミ処理装置として、生ゴミの乾燥処理装置、または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置、のいずれかを備えるものを使用すれば、生ゴミの処理物の臭いが抑制され、また、処理により生じた結果物を堆肥等として有効活用することができる。
生ゴミ収集及び排出作業が終了し、生ゴミ収集車両を使用していないときは、貯蔵タンク内部に備えられた洗浄液散布手段により洗浄液を散布して、貯蔵タンク内を洗浄する。この際に散布する洗浄液が乳酸菌を含むものであれば、雑菌の繁殖が抑制され、ひいては臭気の発生が抑制される。
本発明によれば、次の効果を奏する。
(1)生ゴミ収集車両による生ゴミの収集時から最終処分時まで、外部に生ゴミの臭気が漏出しないか又は漏出しにくくして、外部への臭気の漏出を抑制することができる
(2)生ゴミの収集作業時に外部へ臭気が漏出しないか又は漏出しにくい生ゴミ収集車両を提供できる。
(3)生ゴミ収集車両により、生ゴミを個別の住居等を定期的に巡回して直接収集すれば、生ゴミのみを効率的に収集することができ、ゴミ収集袋等を使用せず済むので省資源化につながる。なお、ゴミの収集に際して収集所を介さないので、カラスや野良猫等の動物にゴミを荒らされる被害が無くなり、このような被害の後片付け等の手間も無くなる。
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る生ゴミ収集車の側面図、
図2は本発明に係る生ゴミ収集車の平面図、
図3は本発明に係る生ゴミ収集車背面図、
図4は本発明に係る生ゴミ収集車から生ゴミを排出する流れを示した説明図である。なお、図4では、説明の便宜上、生ゴミ貯蔵装置2の配管等の位置を変更して記載している。
まず図1乃至図3に示す生ゴミ収集車1について説明する。
生ゴミ収集車1は、車両100に生ゴミ貯蔵装置2を搭載して構成されている。
次に生ゴミ貯蔵装置2について説明する。
生ゴミ貯蔵装置2は、大きく分けて、操作盤200と、投入口201と、貯蔵タンク210と、第一キャッチャー220と、ブロワ230と、第二キャッチャー240と、水タンク250を備えており、各部について以下詳細に説明する。
操作盤200は、車両進行方向に対して生ゴミ貯蔵装置2の左側中央部に設けられている。
投入口201は、車両進行方向に対して生ゴミ貯蔵装置2の左側後尾に設けられている。
投入口201の形状は、底部が開口した略四角錐状の容器を逆さまにした漏斗状に形成されている。なお、投入口201の開口部には、密閉可能に形成された蓋206が設けられている。
投入口201と貯蔵タンク210は、生ゴミ導入管202により繋がっている。更に詳細には、生ゴミ導入管202は車両100及び貯蔵タンク210の車両進行方向左側部に設置されており、投入口201下端から貯蔵タンク210上部中央近傍を繋いでいる。
生ゴミ導入管202の高さ方向中央近傍には、生ゴミ導入操作バルブ203が設けられている。そのやや上方には、分岐した空気吸入管205が設けられている。
空気吸入管205の分岐部分と空気吸入管205開口部の間には、開放操作バルブ204が設けられている。
貯蔵タンク210は、上下両面がやや膨らんだ円筒状に形成されており、車両部100後部に、貯蔵タンク210長手方向と車両進行方向とが平行になるよう設置してある。
貯蔵タンク210は、スクリューコンベア211と、油圧モータ212と、生ゴミ排出管213と、洗浄装置214と、マンホール215と、覗き窓216と、覗き窓217と、フロート室218を備えている。
貯蔵タンク210は、車両進行方向に対し後方側が下がるよう傾斜して載置されており、その傾斜角度は14°である。
生ゴミ排出管213は、貯蔵タンク210後部下方に設けられている。
生ゴミ排出管213はL字状に曲げて形成された管であり、進行方向右側に開口部が位置するよう設けられ、先端にホース連結具219(連結時以外は閉じた状態となる。以下「ホース連結具」は同様の構造である。)が設けてある。
油圧モータ212は、貯蔵タンク210前部下方に設けられており、貯蔵タンク210内部のスクリューコンベア211を駆動する。
マンホール215とフロート室218は、貯蔵タンク210円周面上方に形成されており、フロート室218が車両進行方向前方、マンホール215が車両進行方向後方に配置されている。
フロート室218側部には、第一キャッチャーの第一導入管221が設けられている。
覗き窓216と覗き窓217は、貯蔵タンク210円周面中央近傍の斜め上に形成されており、覗き窓216が車両進行方向左側、覗き窓217が車両進行方向右側に配置されている。
貯蔵タンク210内部には、スクリューコンベア211と、洗浄装置214が設けられている。
スクリューコンベア211は、貯蔵タンク210内底部に設けられており、生ゴミ排出管213に生ゴミを押し込み可能となっている。
洗浄装置214は、貯蔵タンク210内部上方に設けられている。
第一キャッチャー220は脱臭装置であり、本質的に密閉された円筒状に形成され、内部には所要量の水が貯留している。当該貯留水の水面に、流入した臭気を含む空気が当たるよう構成されており、流入した空気に含まれる塵等を吸着して除去する。また、この貯留水は洗浄水と同様に乳酸菌が含まれている。
第一キャッチャー220は、車両進行方向右側であって、車両100の運転席101と貯蔵タンク210の間に設置されている。
第一キャッチャー220の車両進行方向右側面には、覗き窓225が形成されている。
第一キャッチャー220は、第一導入管221により貯蔵タンク210と繋がれている。
第一導入管221の途中であって車両進行方向左側には、第一導入管操作バルブ222が設けられている。
貯蔵タンク210の車両進行方向右側下方には、第一キャッチャーの第二導入管223が設けられており、第一キャッチャー220に繋がっている。第二導入管223の他端側(後方側)にはホース連結具226が設けてあり、該ホース連結具226近傍に第二導入管操作バルブ224が設けられている。
ブロワ230は、車両100幅方向において第一キャッチャー220と第二キャッチャー240の間であって、且つ貯蔵タンク210の前方下部の位置に設置されており、ブロワ導入管231により第一キャッチャー220と繋がっている。
第二キャッチャー240は脱臭装置であり、円筒状に形成され、上部が開口して大気開放口242を構成し、内部には所要量の水が貯留している。当該貯留水の水面に、流入した臭気を含む空気が当たるよう構成されており、流入した空気に含まれる塵等を吸着して除去する。また、この貯留水は洗浄水と同様に乳酸菌が含まれている。
また、当該貯留水はブロワ230の冷却水を兼ねており、ブロワ230に設けられた冷却装置と第二キャッチャー240を循環している。(図示省略)
第二キャッチャー240は、車両進行方向左側の運転席101と貯蔵タンク210の間に設置されており、第二キャッチャーの導入管241によりブロワ230と繋がっている。
第二キャッチャー240の車両進行方向左側面には、覗き窓243が形成されている。
水タンク250は、車両100幅方向において第一キャッチャー220と第二キャッチャー240の間であって、且つ貯蔵タンク210の前方のやや高い位置(ブロワ230のやや上方)に配置されている。
水タンク250内の水は乳酸菌を添加されており、洗浄水として使用される。
なお、図1乃至図3では図示を省略されているが、水タンク250はホースで繋がれた放水銃252を備えている。また、水タンク250は洗浄液導入口251とホースで繋がれており、貯蔵タンク210内の洗浄装置214に洗浄液を供給している。(図4参照。)
なお、本実施の形態では、洗浄液に添加するものとして乳酸菌を採用しているが、これに限定するものではなく、例えば、糸状菌等の嫌気性の菌が好適に使用される。
図5は本発明に係る生ゴミ処理システム4を示した説明図である。図4及び図5を参照して生ゴミ処理システム4を説明する。なお、図5では、便宜的に生ゴミ導入管202及び生ゴミ導入操作バルブ203の位置を変えて記載している。
生ゴミ処理システム4は、生ゴミ収集車両1と生ゴミ処理装置3を組み合わせたものである。
生ゴミ処理装置3は、ホッパー310と、生ゴミ貯留室320と、制御ボックス330(図4参照)と、サイクロン乾燥室340と、移送フライトコンベア350と、保管室360,361,362,363と、廃蒸気処理装置370と、冷却器380と、脱臭装置390を備えており、各部について以下詳細に説明する。
ホッパー310は、排気管311及び生ゴミ導入管312を備えている。
生ゴミ収集車両1とホッパー310は、排気管311と生ゴミ収集車両1の第二導入管223が繋がっており、また、生ゴミ導入管312と生ゴミ収集車両1の生ゴミ排出管213が繋がっている。
ホッパー310は、上部に電動バルブ314が設けられ、側部に覗き窓313が設けられ、底部に開閉装置を備えた投入口315が設けられている。
ホッパー310下方には生ゴミ貯留室320が設けられている。
生ゴミ貯留室320は、上部に大型投入口321が設けられており、側部に該大型投入口321と協働するリフト付き反転機323が設けられている。
生ゴミ貯留室320内部には、スクリューコンベア322が設けられている。
サイクロン乾燥室340は、本質的に密閉された金属製の円筒物であって周囲に高温蒸気が通気可能な空間が形成され、使用時には、サイクロン乾燥室340の撹拌羽根が回転し、中の生ゴミは遠心力によって高温となった内壁に付着し、乾燥する構造となっている。
サイクロン乾燥室340は、導入スクリューコンベア341により生ゴミ貯留室320と繋がっている。
サイクロン乾燥室340は、排出スクリューコンベア342により移送フライトコンベア350と繋がっている。
移送フライトコンベア350は、各保管室360,361,362,363と繋がっている。
また、サイクロン乾燥室340は、配管により廃蒸気処理装置370と繋がっている。
廃蒸気処理装置370は、配管により冷却器380及び脱臭装置390と繋がっている。
なお、保管室360,361,362,363は同様の構造である。
制御ボックス330は、生ゴミ処理装置3の各装置を操作可能に構成されている。
(作 用)
図1乃至図3を参照して、生ゴミ収集車1の作用を説明する。
(生ゴミの収集工程)
まず、生ゴミ収集車1にて個別の住居または/および事業所(収集場所)に向かい、到着後、作業に先立ち、操作盤200によりブロワ230を作動させる。この際、第一導入管操作バルブ222を開け、その他の操作バルブは閉じておく。これにより、貯蔵タンク210内は真空状態又は減圧状態となる。
次に、投入口201の蓋206を開け、その中に生ゴミのみを入れて蓋206を閉めた後に、生ゴミ導入操作バルブ203を開く。そうすると、投入口201内の生ゴミは、投入口201内の空気と共に真空吸引等によって吸い込まれ、生ゴミ導入管202を経て貯蔵タンク210に収容される。貯蔵タンク210内に吸い込まれた生ゴミはそのまま貯蔵される。
一方、生ゴミと共に吸い込んだ空気は、フロート室218の方に吸い込まれ、第一導入管221を経て、第一キャッチャー220に至る。
第一キャッチャー220内では、流入した空気に含まれる塵や臭いの粒子等が内部の貯留水により吸着され除去される。上記貯留水は乳酸菌を含むため、塵等を吸着した貯留水は乳酸菌により消臭され、流入した空気もまた脱臭あるいは本質的に脱臭される。
上記塵等が除去された空気は、ブロワ導入管231を経て、ブロワ230に至り、第二キャッチャー導入管241を経て、第二キャッチャー240に至る。
第二キャッチャー240内に流入した空気は、第一キャッチャー220と同様の作用により脱臭され、大気開放口242から放出される。
このとき放出される空気は、脱臭あるいは本質的に脱臭されているため、上記一連の流れにおいて、生ゴミの臭気は車体外部に漏出しないあるいは漏出しにくい。
生ゴミの収集を行った後は生ゴミ導入操作バルブ203を閉じ、操作盤200によりブロワ230を停止させる。
なお、上記収集方法を採用することにより、家庭のゴミ容器から直接生ゴミのみを収集できるので、ゴミ袋が不要になる。
収集後のゴミ容器は、生ゴミ収集車1に搭載された放水銃252を使用して洗浄し、その洗浄液も投入口201から収集する。なお、放水銃252から出る洗浄液は、水タンク250から供給されるものであって乳酸菌が添加されているため、その効果によってポリバケツにつく雑菌の繁殖を抑え、臭気の発生を抑制する。
(生ゴミの処理工程)
図4及び図5を参照して生ゴミの処理工程(生ゴミ処理システム)を説明する。
(処理工程1)
図4を参照する。生ゴミ収集車1は、生ゴミの収集が終わると生ゴミの処分場に向かい、収集した生ゴミの排出作業を行う。
まず、処分場に設けられた生ゴミ処理装置3の近くに生ゴミ収集車1を停車し、生ゴミ収集車1の生ゴミ排出管213と、生ゴミ処理装置3の生ゴミ導入管312を連結する。同様に、生ゴミ収集車1の第二導入管223と、排気管311とを連結する。
その際に、第二導入管操作バルブ224と、開放操作バルブ204を開け、その他のバルブは閉じておく。併せて、制御ボックス330により、電動バルブ314を閉鎖し、ホッパー310に係る投入口315を閉じる操作をしておく。
次に、生ゴミ収集車1の操作盤200により、ブロワ230及びスクリューコンベア211を作動させる。そうすると、下記(1)〜(4)の作用を奏する。
(1)ホッパー310内の空気が排気管311を通り、第二導入管223を経て、第一キャッチャー220に吸引される。第一キャッチャー220内に吸引された空気は、ブロワ導入管231、ブロワ230、第二キャッチャー導入管241を経て、第二キャッチャー240に送られた後、大気開放口242から大気中へ放出される。これにより、ホッパー310内は真空又は減圧状態となる。
(2)スクリューコンベア211は、生ゴミを押しちぎり或いは粉砕しながら、生ゴミ導入管213へ押し込んでいく。この際、貯蔵タンク210は車両後方に向かって傾斜するよう設置されているので、内部の生ゴミは車両後方の生ゴミ導入管213に向い、スクリューコンベア211によって生ゴミ導入管213へ押し込まれていく。また、上記作業時には、空気吸入管205から貯蔵タンク210内に空気が送られ、貯蔵タンク210内は大気圧と等しくなる。
(3)上述のように、ホッパー310内は真空又は減圧状態となっているため、押し込まれた生ゴミは、生ゴミ導入管312を通じてホッパー310に吸引される。つまり、上述の(1)及び(2)の作用が協働することにより、貯蔵タンク210内部の生ゴミはホッパー310に排出される。
(4)貯蔵タンク210内の生ゴミを全て吸い出すか、或いはホッパー310の許容量に達した時は、運転を停止させる。
その後、制御ボックス330によって電動バルブ314を開放してホッパー310内を大気圧と同じ状態にし、投入口315を開けて、生ゴミ貯留室320内に生ゴミを投入する。
(5)なお、生ゴミ貯留室320は、その上方に大型投入口321を備えており、生ゴミ収集車1で収集することができない大型の生ゴミはここから投入する。このような大型の生ゴミは、生ゴミ貯留室320側部に設けられたリフト付き反転機323を使用して大型投入口321へ運ぶ。(図5参照)
(処理工程2)
図5を参照する。なお、生ゴミ処理装置3を構成する各装置は、制御ボックス330にて操作する。
生ゴミ貯留装置320内の生ゴミは、生ゴミ貯留室320内のスクリューコンベア322により押しちぎられ或いは粉砕されながら排出され、生ゴミ貯留室320とサイクロン乾燥室340を繋ぐ導入スクリューコンベア341を通じてサイクロン乾燥室340に送られる。
サイクロン乾燥室340では、その内部に設けられた撹拌羽根が回転し、中の生ゴミは遠心力によって高温となった内壁に付着し、乾燥する。
所要時間が経過して乾燥状態となった生ゴミ(以下「処理物」という。)は、排出スクリューコンベア342により押しちぎられ或いは粉砕されながら移送フライトコンベア350へ排出される。
移送フライトコンベア350に排出された処理物5は、移送フライトコンベア350により各保管室360,361,362,363に送られる。
なお、サイクロン乾燥室340内の加熱された空気は、廃蒸気処理装置370を経由して冷却器380に送られ、冷却器380より温度を下げる。
温度が下がった空気は、再度廃蒸気処理装置370を経由して脱臭装置390に送られ、脱臭装置390により脱臭して、大気中に放出される。
なお、保管室360,361,362,363の処理物5は、そのまま搬出して豚等の家畜の飼料として使用してもよいし、発酵菌等を混合して完熟させて堆肥としてもよい。また、この後に炭化処理を行い、得られた炭化物を土壌改良、河川の浄化、家屋の脱臭等に使用してもよい。
上記のように、生ゴミ収集車1と生ゴミ処理装置3を組み合わせて使用することにより、収集時から処理完了時まで、生ゴミの臭気は外部に漏出しないまたは漏出しにくい。
生ゴミ収集及び排出作業が終了し、生ゴミ収集車1を使用していないときは、貯蔵タンク210内部に設けられた洗浄装置214により洗浄液を散布して、貯蔵タンク210内を洗浄する。なお、この際に散布される洗浄液は乳酸菌が添加されているため、その消臭効果により貯蔵タンク210内の臭気は中和される。また、乳酸菌により雑菌の繁殖が抑えられ、ひいては臭気の発生が抑制される。
本明細書及び特許請求の範囲で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書及び特許請求の範囲に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る生ゴミ収集車の側面図。 本発明に係る生ゴミ収集車の平面図。 本発明に係る生ゴミ収集車背面図。 本発明に係る生ゴミ収集車から生ゴミを排出する流れを示した説明図。 本発明に係る生ゴミ処理システムを示した説明図。
符号の説明
1 生ゴミ収集車
100 車両
101 運転席
2 生ゴミ貯蔵装置
200 操作盤
201 投入口
202 生ゴミ導入管
203 生ゴミ導入操作バルブ
204 開放操作バルブ
205 空気吸入管
206 蓋
210 貯蔵タンク
211 スクリューコンベア
212 油圧モータ
213 生ゴミ排出管
214 洗浄装置
215 マンホール
216 覗き窓
217 覗き窓
218 フロート室
219 ホース連結具
220 第一キャッチャー
221 第一導入管
222 第一導入管操作バルブ
223 第二導入管
224 第二導入管操作バルブ
225 覗き窓
226 ホース連結具
230 ブロワ
231 ブロワ導入管
240 第二キャッチャー
241 導入管
242 大気開放口
243 覗き窓
250 水タンク
251 洗浄液導入口
252 放水銃
3 生ゴミ処理装置
310 ホッパー
311 排気管
312 生ゴミ導入管
313 覗き窓
314 電動バルブ
315 投入口
320 生ゴミ貯留室
321 大型投入口
322 スクリューコンベア
323 リフト付き反転機
330 制御ボックス
340 サイクロン乾燥室
341 導入スクリューコンベア
342 排出スクリューコンベア
350 移送フライトコンベア
360 保管室
361 保管室
362 保管室
363 保管室
370 廃蒸気処理装置
380 冷却器
390 脱臭装置
4 生ゴミ処理システム
5 処理物

Claims (8)

  1. 生ゴミの収集車両に搭載する貯蔵装置であって、
    外部に臭気が漏れないよう密閉した貯蔵タンクと、真空又は減圧状態による吸引を利用した生ゴミ投入手段と、真空又は減圧吸引手段と、脱臭手段と、洗浄液貯留手段を備えており、
    上記貯蔵タンク内には、収容した生ゴミの排出手段と、洗浄液散布手段が設けられていることを特徴する、
    生ゴミ収集貯蔵装置。
  2. 洗浄液貯留手段に貯留される洗浄液は、乳酸菌を含むことを特徴とする、
    請求項1に係る生ゴミ収集貯蔵装置。
  3. 請求項1または2記載の生ゴミ収集貯蔵装置を搭載しており、
    当該生ゴミ収集貯蔵装置の貯蔵タンクは、車両後方に向かって下り傾斜するよう設置されていることを特徴する、
    生ゴミ収集車両。
  4. 請求項3記載の生ゴミ収集車両と、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせて使用し、
    生ゴミの収集時から処理完了時まで、その臭気が外部に漏出しないか、または漏出しにくいよう構成したことを特徴とする、
    生ゴミの処理方法。
  5. 処理装置として、
    生ゴミの乾燥処理装置、
    または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、
    あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置のいずれかを備えることを特徴とする、
    請求項4記載の生ゴミの処理方法。
  6. 請求項3記載の生ゴミ収集車両と、外部に臭気が漏出しないか、または漏出しにくいよう構成された処理装置を組み合わせており、
    生ゴミの収集時から処理完了時まで、その臭気が外部に漏出しないか、または漏出しにくいよう構成したことを特徴とする、
    生ゴミ処理システム。
  7. 処理装置として、
    生ゴミの乾燥処理装置、
    または、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の堆肥化処理装置、
    あるいは、生ゴミの乾燥処理装置と処理物の炭化処理装置のいずれかを備えることを特徴とする、
    請求項6記載の生ゴミの処理システム。
  8. 請求項4または5記載の方法により処理する生ゴミは、個別の住居または/および事業所を定期的に巡回して、直接収集することを特徴とする、
    生ゴミの収集方法。
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