JP2007067816A - 色調整方法及び色調整装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源12とデジタルカメラ14との間に設備IRカットフィルタ15を介さずにビュアー13を撮影し、この撮影結果に基づいて画像データを取得する。次に、光源12とデジタルカメラ14との間に設備IRカットフィルタ15を介してビュアー13を撮影し、この撮影結果に基づいて画像データを取得する。これら画像データとリファレンスデータに基づいてデジタルカメラの分光感度特性を暫定予測し、この暫定予測の結果から、デジタルカメラの分光感度特性を最終予測する。
【選択図】図5
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る色調整装置10の全体の構成図である。
図1の構成を概略的に言えば、外光が入射しないように遮光する遮光部材11内に、光源12を有するビュアー13と、色調整対象のデジタルカメラ(以下、単にデジタルカメラと称する)14とが配置され、デジタルカメラ14によってビュアー13を撮影することができるようになっている。また、光源12には、例えばA光源が用いられる。このA光源の分光感度特性を図2の特性L21に示す。なお、光源12には、短波長側から長波長側へ放射レベルが連続的に単調増加するような光源であれば、A光源以外の光源を用いることもできる。
G=(Gr+Gb)/2 (式1)
とする。これにより、R、G、Bの各色成分の平均値(画像データの白レベル)が計算される。この場合、R、B成分はそれぞれ256ピクセル、G成分は512ピクセルのデータの平均となる。以後、このようにしてステップS2で得られた白レベルのR成分、G成分、及びB成分をそれぞれ、White_r、White_g、及びWhite_bと表記する。
まず、リファレンスデータ記憶部21bに記憶されているリファレンスデータについて説明する。このリファレンスデータは、後の演算において用いられる固定値の基準データである。
kR=(White_r/White_g)/(White_r_ref/White_g_ref)
kB=(White_b/White_g)/(White_b_ref/White_g_ref) (式2)
から求める。
R_ccd_est1_x=R_ccd_ref_x×kR(380≦x≦720)
G_ccd_est1_x=G_ccd_ref_x×1 (380≦x≦720) (式3)
B_ccd_est1_x=B_ccd_ref_x×kB(380≦x≦720)
次に、(式3)のR_ccd_est1_xを380≦x≦720の範囲で積算した値SR_ccd_est1を、
SR_ccd_est1=R_ccd_est1_380+ R_ccd_est1_381+ … +R_ccd_est1_720 (式4)
から求める。
kIRR=(White_ir_r/White_ir_g)/(White_ir_r_ref/White_ir_g_ref) (式5)
から求め、この(式5)の結果を1[nm]毎にリファレンスデータR_IR_ccd_ref_xに乗じることにより、設備IRカットフィルタ15を介した場合のRの相対分光感度特性R_IR_ccd_est_xを予測する。即ち、
R_IR_ccd_est_x=R_IR_ccd_ref_x×kIRR(380≦x≦720) (式6)
の演算を行う。
R_ccd_est2_620=R_IR_ccd_est_620 (式7)
から求める。この結果より、高さ係数kR_hを、
kR_h=R_ccd_est2_620/R_ccd_ref_620 (式8)
から求める。
R_ccd_est2_x=R_ccd_ref_x(380≦x≦540)
R_ccd_est2_x=R_ccd_ref_x×kR_h(541≦x≦720) (式9)
と定義する。このように定義したR分光第2検出データを図9の特性L85に示す。図9に示すように、R分光第2検出データは、380≦x≦540の範囲では特性L81で示すRリファレンス分光感度特性そのものであり、541≦x≦720の範囲ではRリファレンス分光感度特性を高さ係数kR_h倍したものとなる。
SR_ccd_est2=R_ccd_est2_380+ R_ccd_est2_381+ … + R_ccd_est2_720 (式10)
から求める。
R_ccd_est3_x=R_ccd_est2_(x+n) (621≦x≦700) (式11)
一方、ステップS28の判定において、nが20を越えている場合には、R分光第3検出データR_ccd_est3_xを以下のようにして求める(ステップS30)。
R_ccd_est3_x=R_ccd_est2_(x+n) (621≦x≦700-n)
R_ccd_est3_x=0 (720-n+1≦x≦700) (式12)
ステップS29又はステップS30において、621≦x≦700の範囲内でのR分光第3検出データを求めた後、CPU22は、701≦x≦720の範囲内のR分光第3検出データR_ccd_est3_xの値を0にクリップする(ステップS31)。
a=640-shift
b=R_ccd_est2_640
c=620
d=R_ccd_est2_620 (式13)
から求める(ステップS34)。ここで、図9の点P82は、カットオフ終了波長640[nm]におけるR分光第2検出データを示す点P81をR分光移動量shiftだけ短波長側に横シフトさせた点である。また、図9の点P83はカットオフ開始波長620[nm]におけるR分光第2検出データの分光感度を示す点である。
R_ccd_est3_x=R_ccd_est2_x (621≦x≦700) (式14)
一方、ステップS40の判定において、nが0でない場合には、まずnに1を加えた後(ステップS42)、621≦x≦700におけるR分光第3検出データを以下のようにして求める(ステップS43)。
R_ccd_est3_x=R_ccd_est2_(x-n) (621≦x≦700) (式15)
ステップS41又はステップS43において、621≦x≦700の範囲内でのR分光第3検出データを求めた後、CPU22は、701≦x≦720の範囲内のR分光第3検出データR_ccd_est3_xの値を0にクリップする(ステップS44)。
a=640+shift
b=R_ccd_est2_640
c=620
d=R_ccd_est2_620 (式16)
の式から求める(ステップS47)。この場合の点P82は、R分光第2検出データの波長640[nm]における分光感度を示す点P81をR分光移動量shiftだけ長波長側に横シフトさせた点になる(図9では図示を省略している)。
R_ccd_est4_x={(b-d)/(a-c)}×(x-c)+d(621≦x≦a-1) (式17)
を計算する(ステップS48)。この区間が図9に示す直線801の部分となる。ここで、本一実施形態では、点P82と点P83との間を直線801によって補間しているが、これら点の間を曲線補間するようにしても良い。次に、点P82における波長aから波長720[nm]までのR_ccd_est4_xを以下のようにして求める(ステップS49)。
R_ccd_est4_x=R_ccd_est3_x (式18)
そして、ステップS46及びステップS47のようにして求められたR分光第4検出データに基づいてR分光感度特性R_cam_cal_xを以下のように求め(ステップS50)、暫定分光予測演算を終了する。
R_cam_cal_x=R_ccd_est2_x(380≦x≦620)+R_ccd_est4_x(621≦x≦720)
(式19)
(式19)に示すように、R分光感度特性は、波長380[nm]から620[nm]までの分光感度特性についてはR分光第2検出データをそのまま用い、621[nm]から720[nm]までの分光感度特性についてはR分光第2検出データから求められたR分光第4検出データを用いるようにする。即ち、このR分光感度特性は、図9の特性L85と直線801と特性L86との和となる。このようにしてR分光感度特性を求めることにより、デジタルカメラ14内部のIRカットフィルタ31の分光感度特性の影響を考慮したR分光感度特性を求めることができる。
G_cam_cal_x=G_ccd_est1_x(380≦x≦720)
B_cam_cal_x=B_ccd_est1_x(380≦x≦720) (式20)
となる。即ち、G分光感度特性は図9の特性L82となり、B分光感度特性は図9の特性L87となる。
k_R_get=White_r/White_g
k_R_ir_get=White_ir_r/White_ir_g (式21)
に基づいて求める(ステップS62)。
R_spct_chk1_x=R_cam_cal_x×HGVWR_spct_ref_x (380≦x≦720)
G_spct_chk1_x=G_cam_cal_x×HGVWR_spct_ref_x (380≦x≦720) (式22)
のように、R分光感度特性及びG分光感度特性とにそれぞれ光源12の分光感度特性を乗じることにより求める。
R_spct_ir_chk1_x=R_spct_chk1_x×IR_spct_ref_x (380≦x≦720)
G_spct_ir_chk1_x=G_spct_chk1_x×IR_spct_ref_x (380≦x≦720) (式23)
の演算を行う。
White_r_chk1=R_spct_chk1_380+ R_spct_chk1_381+ … + R_spct_chk1_720
White_g_chk1=G_spct_chk1_380+ G_spct_chk1_381+ … + G_spct_chk1_720
White_ir_r_chk1=R_spct_ir_chk1_380+ R_spct_ir_chk1_381+ … + R_spct_ir_chk1_720
White_ir_g_chk1=G_spct_ir_chk1_380+ G_spct_ir_chk1_381+ … + G_spct_ir_chk1_720
(式24)
の演算を行う。ここで、第1のR白レベル検算データ及び第1のG白レベル検算データは設備IRカットフィルタ15を介していない状態でビュアー13を撮影した場合に取得される画像データの白レベルのR成分及びG成分を上記暫定予測した分光感度特性から求めたものであり、第1のR(IR)白レベル検算データ及び第1のG(IR)白レベル検算データは設備IRカットフィルタ15を介した状態でビュアー13を撮影した場合に取得される画像データの白レベルを上記暫定予測した分光感度特性から求めたものである。
k_R_chk1=White_r_chk1/White_g_chk1
k_R_ir_chk1=White_ir_r_chk1/White_ir_g_chk1 (式25)
のようにして求める(ステップS64)。
dk_R_chk1=|(k_R_get/k_R_chk1)-1|
dk_R_ir_chk1=|(k_R_ir_get/k_R_ir_chk1)-1| (式26)
のようにして求める(ステップS65)。その後、R分光感度特性の垂直方向(即ち、図9の縦軸である相対分光感度軸の方向)の補正を行うための垂直補正係数k_adj_vtを、
k_adj_vt=k_R_ir_get/k_R_ir_chk1 (式27)
のようにして求める(ステップS66)。
R_cam_adjvt_x=R_cam_cal_x (380≦x≦540)
R_cam_adjvt_x=R_cam_cal_x×k_adj_vt (541≦x≦a)
R_cam_adjvt_x=R_cam_cal_x (a+1≦x≦720) (式28)
となる。次に、これら垂直補正R分光感度特性データを補正R分光感度特性データR_cam_adj_xとしておく(ステップS68)。なお、この補正R分光感度特性データは補正が完了した後のR分光感度特性データを示すものである。
R_spct_chk2_x=R_cam_adj_x×HGVWR_spct_ref_x (380≦x≦720) (式29)
の演算を行い、これによって求められた第2のR白レベル検算データに、リファレンスIRカットフィルタの分光感度特性を乗じることにより、第2のR(IR)白レベル検算データR_spct_ir_chk2_xを求める。即ち、
R_spct_ir_chk2_x=R_spct_chk2_x×IR_spct_ref_x (380≦x≦720) (式30)
の演算を行う。次に、(式29)の結果及び(式30)の結果を380≦x≦720の範囲で積算することにより、第2のR白レベル検算データWhite_r_chk2及び第2のR(IR)白レベル検算データWhite_ir_r_chk2を求める。即ち、
White_r_chk2=R_spct_chk2_380+ R_spct_chk2_381+ … + R_spct_chk2_720
White_ir_r_chk2=R_spct_ir_chk2_380+ R_spct_ir_chk2_381+ … + R_spct_ir_chk2_720
(式31)
の演算を行う。この後、(式31)の結果からR感度係数k_R_chk2及びk_R_ir_chk2を、
k_R_chk2=White_r_chk2/White_g_chk1
k_R_ir_chk2=White_ir_r_chk2/White_ir_g_chk1 (式32)
のようにして求める。
dk_R_chk2=|(k_R_get/k_R_chk2)-1|
dk_R_ir_chk2=|(k_R_ir_get/k_R_ir_chk2)-1| (式33)
のようにして求める(ステップS72)。次に、CPU22は、R感度係数の差分dk_R_chk2が所定値0.01以下であるか否かを判定することにより、実測値に基づいて求めたR感度係数と予測に基づいて求めたR感度係数との誤差(精度誤差)が許容範囲内であるか否かを判定する(ステップS73)。なお、この所定値0.01は一例であって変更可能な値である。
k_adj_hz=k_R_get/k_R_chk2 (式34)
次に、CPU22は、カウンタのカウント値mを1だけインクリメントする(ステップS75)。その後、CPU22は、(式34)のようにして求めた水平補正係数k_adj_hzが1より小さいか否かを判定する(ステップS76)。ステップS76の判定において、水平補正係数k_adj_hzが1より小さい場合には、ステップS67の垂直補正R分光感度特性データR_cam_adjvt_xを、a−m≦x≦700の範囲内で左方向(短波長方向)にシフトさせた特性データである水平補正R分光感度特性データR_cam_adjhz_xを求める(ステップS77)。即ち、
R_cam_adjhz_x=R_cam_adjvt_(x+m) (a-m≦x≦700) (式35)
とする。なお、これ以外の範囲ついては水平方向の補正は行わない。
R_cam_adjsmth_(a-m+1)=R_cam_adjvt_(a-m) (式36)
とする。一方、R_cam_adjhz_(a-m+1)≦R_cam_adjvt_(a-m)である場合には、波長a−m+1[nm]における平滑化後の分光感度特性データR_cam_adjsmth_(a-m+1)を、同じ波長a−m+1[nm]における水平補正R分光感度特性データとする。即ち、
R_cam_adjsmth_(a-m+1)=R_cam_adjhz_(a-m+1) (式37)
とする。
R_cam_adjsmth_(x+1)=R_cam_adjsmth_x (式38)
とする。一方、R_cam_adjhz_(x+1)≦R_cam_adjsmth_xである場合には、波長x+1[nm]における平滑化後の分光感度特性データR_cam_adjsmth_(x+1)を、同じ波長x+1[nm]における水平補正R分光感度特性データとする。即ち、
R_cam_adjsmth_(x+1)=R_cam_adjhz_(x+1) (式39)
とする。
R_cam_adjhz_x=R_cam_adjvt_(x-m) (a≦x≦700) (式40)
とする。なお、これ以外の範囲ついては水平方向の補正は行わない。
この平滑化においては、まず、ステップS79において求められた水平補正R分光感度特性データにおいて、R_cam_adjhz_(a+1)>R_cam_adjvt_(a)であるか否かを判定し、R_cam_adjhz_(a+1)>R_cam_adjvt_(a)である場合には、波長a+1[nm]における平滑化後の分光感度特性データR_cam_adjsmth_(a+1)を、1つ前の波長a[nm]における分光感度特性データとする。即ち、
R_cam_adjsmth_(a+1)=R_cam_adjvt_(a) (式41)
とする。一方、R_cam_adjhz_(a+1)≦R_cam_adjvt_(a)である場合には、波長a+1[nm]における平滑化後の分光感度特性データR_cam_adjsmth_(a+1)を、同じ波長a+1[nm]における水平補正R分光感度特性データとする。即ち、
R_cam_adjsmth_(a+1)=R_cam_adjhz_(a+1) (式42)
とする。
R_cam_adjsmth_(x+1)=R_cam_adjsmth_x (式43)
とする。一方、R_cam_adjhz_(x+1)≦R_cam_adjsmth_xである場合には、波長x+1[nm]における平滑化後の分光感度特性データR_cam_adjsmth_(x+1)を、同じ波長x+1[nm]における水平補正R分光感度特性データとする。即ち、
R_cam_adjsmth_(x+1)=R_cam_adjhz_(x+1) (式44)
とする。
R_cam_adj_x=R_cam_adjvt_x (380≦x≦a-m)
R_cam_adj_x=R_cam_adjsmth_x (a-m+1≦x≦700)
R_cam_adj_x=R_cam_adjvt_x (701≦x≦720) (式45)
となる。一方、ステップS76の判定において水平補正係数k_adj_hzが1以上の場合には、ステップS79以後の処理が行われるので、補正R分光感度特性データR_cam_adj_xは、
R_cam_adj_x=R_cam_adjvt_x (380≦x≦a)
R_cam_adj_x=R_cam_adjsmth_x (a+1≦x≦700)
R_cam_adj_x=R_cam_adjvt_x (701≦x≦720) (式46)
となる。なお、水平方向の補正が行われた状態の補正R分光感度特性データを図15の特性L88で示す。
R_cam_calfinal_x=R_cam_adj_x (380≦x≦720) (式47)
即ち、この場合は、最終的なR分光感度特性データとして(式28)、(式45)、(式46)の何れかの結果が用いられることになる。
R_cam_calfinal_x=R_cam_cal_x (380≦x≦720) (式48)
即ち、この場合は、最終的なR分光感度特性データとして(式19)の結果が用いられることになる。なお、ステップS21の判定において、aが640[nm]を超えていない場合には、R分光感度特性データの補正を行わない。この場合もステップS84に分岐して最終的なR分光感度特性データとして(式19)の結果が用いられることになる。
Claims (9)
- 色調整装置の構成部材の1つである所定の光源とデジタルカメラの構成部材の1つである撮像系部材との間に上記色調整装置の構成部材の1つである赤外カットフィルタを介在させずに行う撮影と上記所定の光源と上記撮像系部材との間に上記赤外カットフィルタを介在させて行う撮影とを少なくとも行って、複数の画像データを取得し、
上記取得された複数の画像データに基づいて、上記撮像系部材の分光感度特性を暫定予測し、
上記暫定予測された分光感度特性と、上記所定の光源の分光感度特性と、上記赤外カットフィルタの分光感度特性とから、上記撮像系部材の分光感度特性データを最終予測する、
ことを特徴とするデジタルカメラの色調整方法。 - 上記複数の画像データ及び上記暫定予測された分光感度特性はそれぞれ赤成分に関するデータと緑成分に関するデータを含み、
上記最終予測は、
上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータと上記所定の光源の分光感度特性とから、上記所定の光源と上記撮像系部材との間に上記赤外カットフィルタを介在させていない状態に相当する検算用白レベルの赤成分に関するデータを算出し、
上記暫定予測された分光感度特性の緑成分に関するデータと上記所定の光源の分光感度特性とから、上記所定の光源と上記撮像系部材との間に上記赤外カットフィルタを介在させていない状態に相当する検算用白レベルの緑成分に関するデータを算出し、
上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータと、上記所定の光源の分光感度特性と、上記赤外カットフィルタの分光感度特性とから、上記所定の光源と上記撮像系部材との間に上記赤外カットフィルタを介在させた状態に相当する検算用白レベルの赤成分に関するデータを算出し、
上記暫定予測された分光感度特性の緑成分に関するデータと、上記所定の光源の分光感度特性と、上記赤外カットフィルタの分光感度特性とから、上記所定の光源と上記撮像系部材との間に上記赤外カットフィルタを介在させた状態に相当する検算用白レベルの緑成分に関するデータを算出し、
上記赤外カットフィルタを介在させていない状態で取得された画像データの赤成分と緑成分に関するデータ、上記赤外カットフィルタを介在させた状態で取得された画像データの赤成分と緑成分に関するデータ、上記赤外カットフィルタを介在させていない状態に相当する検算用白レベルの赤成分と緑成分に関するデータ、及び上記赤外カットフィルタを介在させた状態に相当する検算用白レベルの赤成分と緑成分に関するデータから、上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータを補正する補正係数を算出し、
上記補正係数に基づいて上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータを補正する、
ことにより行うことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラの色調整方法。 - 上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータは、波長に対する上記撮像系部材の赤成分に関する相対分光感度レベルの関数データであり、
上記補正係数は、上記関数データに基づく分光波形の波長方向に関する補正係数と感度方向に関する補正係数とを含むことを特徴とする請求項2に記載の色調整方法。 - 上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータの補正は、上記感度方向に関する補正係数に基づいて上記分光波形の感度方向の補正を行った後に、上記波長方向に関する補正係数に基づいて上記分光波形の波長方向の補正を行うことを特徴とする請求項3に記載の色調整方法。
- 上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータの波長方向の補正の際に、ある波長範囲内で隣接波長における相対分光感度レベルの大小を比較しながら、上記分光波形が滑らかになるように平滑化することを更に行うことを特徴とする請求項4に記載の色調整方法。
- 上記暫定予測された分光感度特性の波長方向の補正は、上記赤外カットフィルタを介在させていない状態で取得された画像データの赤成分及び緑成分に関するデータから求めた相対感度係数と、上記感度方向の補正がなされた状態の上記暫定予測された分光感度特性、上記所定の光源の分光感度特性、及び上記赤外カットフィルタを介在させていない状態に相当する検算用白レベルの緑成分に関するデータから求めた相対感度係数との差分が許容範囲内となるまで繰り返し行うことを特徴とする請求項4に記載の色調整方法。
- 上記最終予測に先立って、上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータにおける特徴波長が上記赤外カットフィルタのカットオフ終了波長よりも大きいか否かを判定し、この判定の結果、上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータにおける特徴波長が上記赤外カットフィルタのカットオフ終了波長よりも大きい場合に上記補正を行い、上記暫定予測された分光感度特性の赤成分に関するデータにおける特徴波長が上記赤外カットフィルタのカットオフ終了波長よりも小さい場合に上記暫定予測された分光感度特性を最終的な分光感度特性とすることを特徴とする請求項4に記載の色調整方法。
- 上記特徴波長は、上記相対分光感度レベルが、上記赤外カットフィルタのカットオフ終了波長における相対分光感度レベルから所定レベル低下する波長であることを特徴とする請求項7に記載の色調整方法。
- 所定の光源と、
上記所定の光源を撮影して画像データを取得するデジタルカメラと、
上記所定の光源と上記デジタルカメラとの間に進退自在に構成され、上記所定の光源からの光の赤外光成分を除去する赤外カットフィルタと、
上記所定の光源の分光感度特性と、基準となるデジタルカメラの分光感度特性と、基準となる赤外カットフィルタの分光感度特性とをリファレンスデータとして少なくとも記憶するリファレンスデータ記憶部と、
上記所定の光源と上記デジタルカメラとの間に上記赤外カットフィルタを介在させずに行った撮影によって取得された画像データと、上記所定の光源と上記デジタルカメラとの間に上記赤外カットフィルタを介在させて行った撮影によって取得された画像データと、上記リファレンスデータ記憶部に記憶された上記リファレンスデータとから、上記デジタルカメラの分光感度特性を暫定的に予測する暫定分光感度予測部と、
上記暫定分光感度予測部において暫定的に予測された上記撮像系部材の分光感度特性と、上記所定の光源の分光感度特性と、上記赤外カットフィルタの分光感度特性とから、上記デジタルカメラの分光感度特性データを最終予測する最終分光感度予測部と、
を具備することを特徴とする色調整装置。
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