JP2001320716A - ホワイトバランス調整及び色調整装置とホワイトバランス調整及び色調整方法 - Google Patents

ホワイトバランス調整及び色調整装置とホワイトバランス調整及び色調整方法

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JP2001320716A JP2000133663A JP2000133663A JP2001320716A JP 2001320716 A JP2001320716 A JP 2001320716A JP 2000133663 A JP2000133663 A JP 2000133663A JP 2000133663 A JP2000133663 A JP 2000133663A JP 2001320716 A JP2001320716 A JP 2001320716A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1種類の光源を用いた調整作業を行なうのみ
で、その他の実際に存在しない光源に関しても正確なホ
ワイトバランスの調整を行なう。 【解決手段】カラーフィルタを備えた撮像系部材と、こ
の撮像系部材で得られる信号を複数の色成分毎に分割し
て出力する色成分分割手段とを有するデジタルカメラ26
をセットしてそのホワイトバランスを調整するホワイト
バランス調整装置(20,28)であって、A光源22と、こ
のA光源22とセットしたデジタルカメラ26の撮像系部材
との間に配置され、光源22からの光の特定波長帯のみを
通過させて上記撮像系部材に受光させるBPF円盤24
と、このBPF円盤24を介して光源22からの光を撮像系
部材で受光させた際の分光感度特性を上記カラーフィル
タの色成分毎に検出し、分光感度特性に基づいて上記撮
像系部材のホワイトバランス係数を算出するパーソナル
コンピュータ28とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にデジタルカメ
ラに好適なホワイトバランス調整及び色調整装置とホワ
イトバランス調整及び色調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10にデジタルカメラの一般的な撮像
系部材の構成を示す。同図に示すように撮像レンズ群1
1を介して入射した光は、光学的なローパスフィルタと
してIrカットフィルタ12を通過して有害赤外線成分
が除去された後にCCD部13で結像される。
【0003】ここでCCD部13において、正確にはマ
イクロレンズアレイ13aにより各画素毎に集光された
光は例えば原色系ベイヤー配列のカラーフィルタ13b
を介してフォトダイオードを有するCCD素子13cに
結像される。
【0004】しかるに、上記撮像レンズ群11、Irカ
ットフィルタ12、及びCCD部13のマイクロレンズ
アレイ13aとカラーフィルタ13b、これらのうちで
も特にIrカットフィルタ12とカラーフィルタ13b
はそれぞれ分光特性上のばらつきが大きく、色再現に大
きな影響を与えてしまうことになる。
【0005】この影響をカメラ内で最小限に抑えるため
には、ホワイトバランスや色補正の補正値を個々のカメ
ラ毎に調整することが必要となる。
【0006】従来、この調整は、実際に撮影で使用した
い光源を用いて特定のカラーチャートを撮影するなどし
てその撮影結果から求めるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法では、例えば太陽光のように工場施設内において
は安定した状態で存在してしない光源による調整を行な
うことができないため、代用の光源を用いるしかなく、
正確な調整を行なうことができない。
【0008】また、調整したい光源が増えた場合には、
その光源を用いた調整作業を重ねて行なわなければなら
ず、調整を行なうための装置が複雑で大型になってしま
うという不具合があった。
【0009】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、1種類の光源を用
いた調整作業を行なうのみで、その他の実際に存在しな
い光源に関しても正確なホワイトバランス及び色の調整
を行なうことができる、構成が簡素で充分小型化が可能
なデジタルカメラのホワイトバランス調整及び色調整装
置とホワイトバランス調整及び色調整方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被写体を撮影する撮像系部材と、この撮像系部材で得ら
れる信号を複数の色成分毎に分割して出力する色成分分
割手段とを有するデジタルカメラをセットしてそのホワ
イトバランスを調整するホワイトバランス調整装置であ
って、光源と、この光源と上記セットしたデジタルカメ
ラの撮像系部材との間に配置され、光源からの光の特定
波長帯のみを通過させて上記撮像系部材に受光させる分
光手段と、この分光手段を介して上記光源からの光を撮
像系部材で受光させた際の分光感度特性を上記カラーフ
ィルタの色成分毎に検出する分光感度検出手段と、この
分光感度検出手段で得た分光感度特性に基づいて上記撮
像系部材のホワイトバランス係数を算出する係数算出手
段とを具備したことを特徴とする。
【0011】このような構成とすれば、1種類の光源を
用いた調整作業を行なうのみで、その他の実際に存在し
ない光源に関しても正確なホワイトバランスの調整を行
なうことができる上、構成が簡素で充分小型化が可能と
なる。
【0012】請求項2記載の発明は、被写体を撮影する
撮像系部材と、この撮像系部材で得られる信号を複数の
色成分毎に分割して出力する色成分分割手段とを有する
デジタルカメラに対し、その色を調整する色調整方法で
あって、光源と、この光源と上記セットしたデジタルカ
メラの撮像系部材との間に配置され、光源からの光の特
定波長帯のみを通過させて上記撮像系部材に受光させる
分光手段と、この分光手段を介して上記光源からの光を
撮像系部材で受光させた際の分光感度特性を上記色成分
分割手段により分割された色成分毎に検出する分光感度
検出手段と、目標とする複数色それぞれの3刺激値を予
め記憶し、上記分光感度検出手段で得た分光感度特性及
び上記光源の分光放射輝度から上記複数色それぞれの3
刺激値を算出し、その算出結果と上記記憶している目標
とする複数色それぞれの3刺激値とにより上記撮像系部
材の色補正係数を算出する係数算出手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0013】このような構成とすれば、1種類の光源を
用いた調整作業を行なうのみで、その他の実際に存在し
ない光源に関しても正確な色調整を行なうことができる
上、構成が簡素で充分小型化が可能となると共に、例え
ば空や海を表現する水色や人物を撮影する場合の肌色
等、目標とする複数色を特にきれいに表現することが可
能となる。
【0014】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記分光手段は、可視光領域
中の異なる通過波長帯を設定した複数のバンドパスフィ
ルタから択一的に選択して光源と撮像系部材間の光路に
挿入し、上記分光感度検出手段は、上記光源の分光放射
輝度、上記光路に挿入されたバンドパスフィルタの通過
波長帯と透過率、及び上記撮像系部材の出力により分光
感度特性を検出することを特徴とする。
【0015】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、予め特性のわかって
いる複数のバンドパスフィルタを選択的に切換えて撮影
を繰返すだけの作業となるので、より作業を簡素化しな
がら正確なホワイトバランス及び色の調整を行なうこと
ができる。
【0016】請求項4記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記撮像系部材は、撮影レン
ズ、光学的ローパスフィルタ、及びカラーフィルタの少
なくとも1つを有することを特徴とする。
【0017】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、撮像系部材に分光特
性のばらつきが比較的大きいと考えられる撮影レンズ、
光学的ローパスフィルタ、及びカラーフィルタの少なく
とも1つを有していた場合でもこれに対応して正確なホ
ワイトバランス及び色調整を行なうことができる。
【0018】請求項5記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記分光感度検出手段は、色
成分毎に上記分光手段で得られる複数の色信号を補間し
て分光感度特性を求める補間手段を含むことを特徴とす
る。
【0019】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、上記分光手段の有す
る周波数特性以外をカバーして必要な周波数帯域全域の
分光感度特性を得ることができ、より正確な調整を行な
うことが可能となる。
【0020】請求項6記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記係数算出手段は、目標と
なる光源の分光放射輝度データと上記撮像系部材の上記
カラーフィルタの色成分毎の分光感度特性との積を求め
てそれを積分する積和手段を有し、この積和手段の出力
結果からホワイトバランス係数または色補正係数を算出
することを特徴とする。
【0021】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、調整時には存在しな
い光源についても対処することが可能となる。
【0022】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、上記係数算出手段は、さらに上記積和
手段の出力結果を特定の3刺激値に変換する色変換手段
を有し、この色変換手段で求めた特定の3刺激値からホ
ワイトバランス係数または色補正係数を算出することを
特徴とする。
【0023】このような構成とすれば、上記請求項6記
載の発明の作用に加えて、上記積和手段の出力結果が特
定の3刺激値ではない場合でもこれに対処することが可
能となる。
【0024】請求項8記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明において、上記光源はA光源であること
を特徴とする。
【0025】このような構成とすれば、上記請求項1ま
たは2記載の発明の作用に加えて、時間的に連続して発
光し、且つフリッカ等を生じずに、可視光範囲でなだら
かに変化する分光特性を有しているため、ノイズ等を生
じることなく、演算を迅速に実行することができ、また
他の光源を用いる場合の演算にも標準データとして用い
るのに適している。
【0026】請求項9記載の発明は、上記補間処理は、
スプライン補間及び直線補間を組合わせて行なうもので
あることを特徴とする。
【0027】このような構成とすれば、上記請求項5記
載の発明の作用に加えて、きわめて正確な補間が実現で
きるために上記分光手段による測定点数を少なく設定で
き、測定の手間を簡略化しながら正確な分光感度特性を
得、より正確な調整を行なうことが可能となる。
【0028】請求項10記載の発明は、被写体を撮影す
る撮像系部材と、この撮像系部材で得られる信号を複数
の色成分毎に分割して出力する色成分分割手段とを有す
るデジタルカメラのホワイトバランスを特定光源を用い
て調整するホワイトバランス調整方法であって、上記光
源と上記デジタルカメラの撮像系部材との間に、光源か
らの光の特定波長帯のみを通過させて上記撮像系部材に
受光させる分光ステップと、この分光ステップで上記光
源からの光を撮像系部材で受光させた際の分光感度特性
を色成分毎に検出する分光感度検出ステップと、この分
光感度検出ステップで得た分光感度特性に基づいて上記
撮像系部材のホワイトバランス係数を算出する係数算出
ステップとを有したことを特徴とする。
【0029】このような方法とすれば、1種類の光源を
用いた調整作業を行なわせるのみで、その他の実際に存
在しない光源に関しても正確なホワイトバランスの調整
を行なうことができる。
【0030】請求項11記載の発明は、被写体を撮影す
る撮像系部材と、この撮像系部材で得られる信号を複数
の色成分毎に分割して出力する色成分分割手段とを有す
るデジタルカメラの色を特定光源を用いて調整する色調
整方法であって、上記光源と上記デジタルカメラの撮像
系部材との間に、光源からの光の特定波長帯のみを通過
させて上記撮像系部材に受光させる分光ステップと、こ
の分光ステップで上記光源からの光を撮像系部材で受光
させた際の分光感度特性を色成分毎に検出する分光感度
検出ステップと、目標とする複数色それぞれの3刺激値
を予め記憶し、上記分光感度検出ステップで得た分光感
度特性及び上記光源の分光放射輝度から上記複数色それ
ぞれの3刺激値を算出し、その算出結果と上記記憶して
いる目標とする複数色それぞれの3刺激値とにより上記
撮像系部材の色補正係数を算出する係数算出ステップと
を有したことを特徴とする。
【0031】このような方法とすれば、1種類の光源を
用いた調整作業を行なわせるのみで、その他の実際に存
在しない光源に関しても正確な色の調整を行なうことが
できる上、例えば空や海を表現する水色や人物を撮影す
る場合の肌色等、目標とする複数色を特にきれいに表現
することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下本発明をデジタルカメラのホ
ワイトバランス調整装置に適用した場合の実施の一形態
について図面を参照して説明する。
【0033】図1は装置全体の構成を示すもので、20
が装置の筺体であり、光源を配置した光源室20aと、
調整対象となるカメラを設置したカメラ室20bとの2
室構造を有する。
【0034】光源室20a内においては、白熱電球でな
るA光源22が暗箱21内に入れられて配置されるもの
で、暗箱21の一部、カメラ室20b側の面に円形の孔
21aが形成され、A光源22からの光が出射される。
【0035】しかして、筺体20内の空間は円孔板23
により光源室20aとカメラ室20bとに分けられるも
ので、この円孔板23の上記孔21aと対向する位置に
同じく円孔23aが形成され、上記A光源22からの光
はこの円孔23aを介してカメラ室20b内に入射され
る。
【0036】カメラ室20bにおいては、ホワイトバラ
ンス及び色調整の対象となるデジタルカメラ26を所定
の位置に固定設置することで、そのレンズ部がBPF円
盤24の周面を介して上記円孔板23の孔23aに対向
するようになる。
【0037】ここでBPF円盤24は、図2に示すよう
に複数、例えば7枚のそれぞれピーク波長の異なるバン
ドパスフィルタ(BPF)24a〜24gを同一円周上
に配置して構成し、モータ25の回転駆動により上記A
光源22とデジタルカメラ26のレンズ部との間の光路
上に任意のバンドパスフィルタ24a〜24gを択一的
に挿入可能とするもので、ここでは各バンドパスフィル
タ24a〜24gのピーク波長を440[nm],48
0[nm],520[nm],560[nm],600
[nm],620[nm],640[nm]、それぞれ
半値幅20[nm]であるものとする。
【0038】デジタルカメラ26のホワイトバランス調
整を行なうに際しては、デジタルカメラ26で撮影を行
なった結果をこのデジタルカメラ26にUSB等の接続
ケーブル27を介して接続したパーソナルコンピュータ
(PC)28で読出し、このパーソナルコンピュータ2
8側でこのデジタルカメラ26個体の調整値を算出し、
算出した調整値をデジタルカメラ26に設定するものと
し、モータ25の回転駆動により光路中に挿入するBP
F円盤24のバンドパスフィルタ24a〜24gの選
択、デジタルカメラ26での撮影等の動作も含めてパー
ソナルコンピュータ28側でプログラムにしたがって統
括制御するものとする。
【0039】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0040】なお、ここでは調整対象となる上記デジタ
ルカメラ26の撮像素子であるCCDが原色系RGBの
ベイヤー配列(R,Gr,Gb,Bの4ピクセル)のカ
ラーフィルタを有しており、併せてそのCCDと撮影レ
ンズとの間に上記図10でも示した、有害赤外線を除去
する光学的ローパスフィルタとしてのIrカットフィル
タを有しているものとする。
【0041】図3は上記図1に示した如くセットしたデ
ジタルカメラ26のホワイトバランス調整動作の処理内
容を示すもので、各制御動作は上述した如くこのデジタ
ルカメラ26と接続ケーブル27を介して接続されたパ
ーソナルコンピュータ28により行なうものとする。
【0042】しかるに、その動作当初には初期設定とし
てBPF円盤24のバンドパスフィルタを示す変数nに
初期値「1」を設定する(ステップS1)。
【0043】その後、この変数nにより示されるバンド
パスフィルタ24nを光路中に挿入した上でA光源22
の撮影を実行し(ステップS2)、変数nの値がこのB
PF円盤24に形成された全バンドパスフィルタの数N
(=7)ではないことを確認した上で(ステップS
3)、さらに変数nの値を「+1」更新設定し(ステッ
プS4)、再び上記ステップS2に戻り、新たなバンド
パスフィルタによる撮影を実行する、という処理を繰返
し実行する。
【0044】各バンドパスフィルタの撮影においては、
図4(1)に示すように撮影により得られた画像中央部
の縦32ピクセル×横32ピクセルのR,Gr,Gb,
Bの各色成分の平均値を計算し、特にGr,Gbに関し
てはさらに G=(Gr+Gb)/2 とすることで、結果としてR,G,Bの各色成分の平均
値を計算する。この場合、R,Bはそれぞれ256ピク
セル、Gは512ピクセルのデータの平均となる。
【0045】上記ステップS2〜S4の処理を繰返し実
行することで、BPF円盤24のすべてのバンドパスフ
ィルタ241〜247について撮影を実行して各色成分
毎の平均値を算出し、バンドパスフィルタの枚数7×3
(RGB)=21個のデータが算出されるようになる。
【0046】その後、ステップS3で変数nの値がバン
ドパスフィルタの全数Nと等しいと判断すると、次に上
記21個のデータを用いてデジタルカメラ26の撮像系
の分光感度特性を算出する(ステップA5)。
【0047】この分光感度特性の算出の第1段階とし
て、上記色成分のデータからそれぞれ上記A光源22の
分光特性と各バンドパスフィルタの透過率の影響を削除
するべく演算を実行する。
【0048】ここで、例えばピーク波長が440[n
m]である上記バンドパスフィルタ241の場合、上記
A光源22の分光特性が図5に示すようなものであった
とすると、この特性中の[nm]440[nm]を挟ん
で半値幅20[nm]であるからこれを420[nm]
〜460[nm]の範囲に渡って積分した値を「Asrc
440」とし、バンドパスフィルタ241の440[n
m]での透過率を「Tr440」(0<Tr440<
1)、上記撮影時に平均値を算出した色成分のデータを
それぞれ「R440in」「G440in」「B440i
n」、求める色成分のデータをそれぞれ「R440out」
「G440out」「B440out」とすると、演算は R440out=R440in/(Asrc440×Tr440) G440out=G440in/(Asrc440×Tr440) B440out=B440in/(Asrc440×Tr440) …(1) のように行なうこととなる。
【0049】これを、他のバンドパスフィルタ242〜
247についても同様に実行するもので、全21個のデ
ータが得られたら、次段からの演算を容易にするため
に、特にG成分のデータ7個中の最大の値が「100」
となるように全21個のデータを正規化する。
【0050】次に、分光感度特性の算出の第2段階とし
て、上記21個のデータを元に主としてスプライン補間
による補間処理を実行する。
【0051】図6はこの補間処理により得られる分光感
度特性を例示するもので、ここで上記BPF円盤24の
バンドパスフィルタ241〜247の波長7点に加え、
380[nm],410[nm],660[nm],6
80[nm],700[nm],720[nm],74
0[nm]の7点を図7に示すように固定値として与
え、全14点でスプライン曲線による補間を実行し、1
[nm]間隔の特性データを得る。
【0052】但し、600[nm]〜640[nm]の
範囲に関しては、デジタルカメラ26の撮像系に含まれ
るIrカットフィルタの影響から、スプライン曲線に依
る補間処理は不適であるものとして、直線補間を行な
う。
【0053】こうして分光感度特性を算出すると、次に
各光源毎にホワイトバランスの補正値を算出した上で
(ステップS6)、特に目標となる色についての補正値
を算出し(ステップS7)、以上でこの図3の一連の処
理を終了する。
【0054】次に上記ステップS6でのホワイトバラン
スの補正値の算出と、ステップS7での色補正値の算出
の内容について詳述する。
【0055】ホワイトバランスの補正値の算出において
は、上記図6で求めた分光感度特性におけるRGBそれ
ぞれの色成分毎の特性をR(λ),G(λ),B(λ)
とし、求めようとする光源の分光特性との積和を求めた
上で、例えばGを基準としてR,Bそれぞれのゲインを
求める。
【0056】ここで、例えば3波昼光タイプの蛍光灯
(6309K)を光源とした場合のホワイトバランスの
補正値を算出する場合には、上記図6中のR(λ),G
(λ),B(λ)と、図8に示す3波昼光タイプの蛍光
灯の分光特性S(λ)とにより、演算
【0057】
【数1】
【0058】を実行し、その上で Rゲイン=Gw/Rw Bゲイン=Gw/Bw としてRゲインとBゲインとを求めるもので、この求め
たRゲインとBゲインが光源としての3波昼光タイプの
蛍光灯(6309K)に対応したホワイトバランスの補
正値としてデジタルカメラ26にセットするものであ
る。
【0059】同様に、太陽光(快晴時)、太陽光(薄曇
り時)、3波昼白灯タイプの蛍光灯、白色蛍光灯、キセ
ノン管(ストロボ光)等についても既存のデータで与え
られているその分光特性を用いることで、容易にホワイ
トバランスの補正値を算出することができるので、得た
補正値をデジタルカメラ26にセットする。
【0060】次に、特に目標とする色に関する補正値の
算出において述べる。ここでは、特に目標とする色とし
て例えば記憶色としてのシアンをカラー1、人物の肌色
をカラー2、緑をカラー3としてそれぞれその分光反射
特性をclr1(λ),clr2(λ),clr3
(λ)とすると、演算
【0061】
【数2】
【0062】を求め、この(3)式で得た9個の値を上
記(2)式における Rw,Gw,Bw=1 となるように正規化する。この場合、Rw=1となる係
数を求めると、その係数を上記(3)式中のRclr1
(〜3)の3つの式の右辺のR(λ)に代入することに
より、相対値化する。
【0063】次いで、目標となるカラー1〜3の各色成
分RGBが図9に示すような組合わせからなるものとす
ると、マトリクス演算
【0064】
【数3】
【0065】となるような3行3列のMを演算により算
出する。
【0066】さらに、こうして得たMに対し、
【0067】
【数4】
【0068】を求め、これを新たな行列Mとし、色補正
値としてデジタルカメラ26にセットするものである。
【0069】この色補正値も必要な光源毎に算出するも
ので、例えば3波昼光タイプの蛍光灯だけでなく、太陽
光(快晴時)、太陽光(薄曇り時)、3波昼白灯タイプ
の蛍光灯、白色蛍光灯、キセノン管(ストロボ光)等に
ついても既存のデータで与えられているその分光特性を
用いることで、容易に色補正値を算出することができる
ので、得た補正値をデジタルカメラ26にセットする。
【0070】なお、上記実施の形態では光源としてA光
源22を用いたが、これはA光源22が蛍光灯等のよう
に放電により発光するタイプの光源ではなく、時間的に
連続して発光し、且つフリッカ等を生じずに、可視光範
囲でなだらかに変化する分光特性を有しているため、ノ
イズ等を生じることが少なく、標準値の計算に適性と考
えられるからである。
【0071】しかしながら、他の光源を用いても本発明
の作用効果を奏し得ることに変わりはなく、本発明は光
源の種類を限定するものではない。
【0072】また、上記実施の形態ではBPF円盤24
にそれぞれ分光特性の異なる7枚のバンドパスフィルタ
241〜247を有するものとしたが、複数枚使用する
のであればその数を限定するものではない。
【0073】しかしながら、バンドパスフィルタの数を
少なくすると、演算量は少なくなるので迅速に演算を実
行することができる反面、どのような補間処理を行なう
にしても正確な分光感度特性を得ることはできず、結果
として正確なホワイトバランスの補正値及び色補正値を
得ることはできなくなる。
【0074】また反対に、バンドパスフィルタの数を多
くすると、その補間処理を行なうことできわめて実際の
装置に則した分光感度特性を得ることができる反面、装
置の大型化や調整時間の増大を招く。
【0075】結果として、本実施の形態の如く7枚程度
の構成とすることで、演算量を適性な範囲に抑えなが
ら、スプライン曲線による補間を行なうことでほぼ正確
な分光感度特性を得ることを可能としている。
【0076】また、単にホワイトバランスの調整を行な
うのみならず、同様の演算処理によって目標となる色に
関する補正値も行なうようにしているため、特にシアン
や肌色、緑などといった記憶色に関して色補正を行なう
ものとすれば、より使用者にわかりやすい状態できれい
な色の画像を得ることができる。
【0077】さらに、本実施の形態では、デジタルカメ
ラ26の撮像素子であるCCDが原色系のカラーフィル
タを有するものとして説明したが、補色系のカラーフィ
ルタを有するものとしてもよく、その場合は撮影により
得られた補色系の色成分のデータを演算により原色系に
変換してから処理を行なってもよいし、あるいは補色系
の色成分のまま処理を実行するものとしてもよい。
【0078】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1種類の
光源を用いた調整作業を行なうのみで、その他の実際に
存在しない光源に関しても正確なホワイトバランスの調
整を行なうことができる上、構成が簡素で充分小型化が
可能となる。
【0080】請求項2記載の発明によれば、1種類の光
源を用いた調整作業を行なうのみで、その他の実際に存
在しない光源に関しても正確な色の調整を行なうことが
できる上、構成が簡素で充分小型化が可能となると共
に、例えば空や海を表現する水色や人物を撮影する場合
の肌色等、目標とする複数色を特にきれいに表現するこ
とが可能となる。
【0081】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、予め特性のわか
っている複数のバンドパスフィルタを選択的に切換えて
撮影を繰返すだけの作業となるので、より作業を簡素化
しながら正確なホワイトバランス及び色の調整を行なう
ことができる。
【0082】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、撮像系部材に分
光特性のばらつきが比較的大きいと考えられる撮影レン
ズ、光学的ローパスフィルタ、及びカラーフィルタの少
なくとも1つを有していた場合でもこれに対応して正確
なホワイトバランス及び色調整を行なうことができる。
【0083】請求項5記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、上記分光手段の
有する周波数特性以外をカバーして必要な周波数帯域全
域の分光感度特性を得ることができ、より正確な調整を
行なうことが可能となる。
【0084】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、調整時には存在
しない光源についても対処することが可能となる。
【0085】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
6記載の発明の効果に加えて、上記積和手段の出力結果
が特定の3刺激値ではない場合でもこれに対処すること
が可能となる。
【0086】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
1または2記載の発明の効果に加えて、時間的に連続し
て発光し、且つフリッカ等を生じずに、可視光範囲でな
だらかに変化する分光特性を有しているため、ノイズ等
を生じることなく、演算を迅速に実行することができ、
また他の光源を用いる場合の演算にも標準データとして
用いるのに適している。
【0087】請求項9記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、きわめて正確な補間が実
現できるために上記分光手段による測定点数を少なく設
定でき、測定の手間を簡略化しながら正確な分光感度特
性を得、より正確な調整を行なうことが可能となる。
【0088】請求項10記載の発明によれば、1種類の
光源を用いた調整作業を行なわせるのみで、その他の実
際に存在しない光源に関しても正確なホワイトバランス
の調整を行なうことができる。
【0089】請求項11記載の発明によれば、1種類の
光源を用いた調整作業を行なわせるのみで、その他の実
際に存在しない光源に関しても正確な色の調整を行なう
ことができる上、例えば空や海を表現する水色や人物を
撮影する場合の肌色等、目標とする複数色を特にきれい
に表現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る装置全体の構成を
示す図。
【図2】図1のBPF円盤の構成を示す平面図。
【図3】同実施の形態に係る調整の処理内容を示すフロ
ーチャート。
【図4】同実施の形態に係る画像中の色成分を示す図。
【図5】同実施の形態に係るA光源の分光特性を示す
図。
【図6】同実施の形態に係る補間処理で得た分光感度特
性を示す図。
【図7】上記図6で与えた固定値の内容を示す図。
【図8】求める光源の分光特性を例示する図。
【図9】同実施の形態に係る目標色のRGB各色成分を
規定する図。
【図10】デジタルカメラの一般的な撮像系部材の構成
を示す図。
【符号の説明】
11…撮像レンズ群 12…Irカットフィルタ 13…CCD部 13a…マイクロレンズアレイ 13b…カラーフィルタ 13c…CCD素子 20…筺体 20a…光源室 20b…カメラ室 21…暗箱 21a…孔 22…A光源 23…円孔板 23a…円孔 24…BPF円盤 241〜247…バンドパスフィルタ(BPF) 25…モータ 26…デジタルカメラ 27…接続ケーブル 28…パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を撮影する撮像系部材と、この撮像
    系部材で得られる信号を複数の色成分毎に分割して出力
    する色成分分割手段とを有するデジタルカメラをセット
    してそのホワイトバランスを調整するホワイトバランス
    調整装置であって、 光源と、 この光源と上記セットしたデジタルカメラの撮像系部材
    との間に配置され、光源からの光の特定波長帯のみを通
    過させて上記撮像系部材に受光させる分光手段と、 この分光手段を介して上記光源からの光を撮像系部材で
    受光させた際の分光感度特性を上記カラーフィルタの色
    成分毎に検出する分光感度検出手段と、 この分光感度検出手段で得た分光感度特性に基づいて上
    記撮像系部材のホワイトバランス係数を算出する係数算
    出手段とを具備したことを特徴とするホワイトバランス
    調整装置。
  2. 【請求項2】被写体を撮影する撮像系部材と、この撮像
    系部材で得られる信号を複数の色成分毎に分割して出力
    する色成分分割手段とを有するデジタルカメラに対し、
    その色を調整する色調整方法であって、 光源と、 この光源と上記セットしたデジタルカメラの撮像系部材
    との間に配置され、光源からの光の特定波長帯のみを通
    過させて上記撮像系部材に受光させる分光手段と、 この分光手段を介して上記光源からの光を撮像系部材で
    受光させた際の分光感度特性を上記色成分分割手段によ
    り分割された色成分毎に検出する分光感度検出手段と、 目標とする複数色それぞれの3刺激値を予め記憶し、上
    記分光感度検出手段で得た分光感度特性及び上記光源の
    分光放射輝度から上記複数色それぞれの3刺激値を算出
    し、その算出結果と上記記憶している目標とする複数色
    それぞれの3刺激値とにより上記撮像系部材の色補正係
    数を算出する係数算出手段とを具備したことを特徴とす
    る色調整装置。
  3. 【請求項3】上記分光手段は、可視光領域中の異なる通
    過波長帯を設定した複数のバンドパスフィルタから択一
    的に選択して光源と撮像系部材間の光路に挿入し、 上記分光感度検出手段は、上記光源の分光放射輝度、上
    記光路に挿入されたバンドパスフィルタの通過波長帯と
    透過率、及び上記撮像系部材の出力により分光感度特性
    を検出することを特徴とする請求項1記載のホワイトバ
    ランス調整装置または請求項2記載の色調整装置。
  4. 【請求項4】上記撮像系部材は、撮影レンズ、光学的ロ
    ーパスフィルタ、及びカラーフィルタの少なくとも1つ
    を有することを特徴とする請求項1記載のホワイトバラ
    ンス調整装置または請求項2記載の色調整装置。
  5. 【請求項5】上記分光感度検出手段は、色成分毎に上記
    分光手段で得られる複数の色信号を補間して分光感度特
    性を求める補間手段を含むことを特徴とする請求項1記
    載のホワイトバランス調整装置または請求項2記載の色
    調整装置。
  6. 【請求項6】上記係数算出手段は、目標となる光源の分
    光放射輝度データと上記撮像系部材の上記カラーフィル
    タの色成分毎の分光感度特性との積を求めてそれを積分
    する積和手段を有し、この積和手段の出力結果からホワ
    イトバランス係数または色補正係数を算出することを特
    徴とする請求項1記載のホワイトバランス調整装置また
    は請求項2記載の色調整装置。
  7. 【請求項7】上記係数算出手段は、さらに上記積和手段
    の出力結果を特定の3刺激値に変換する色変換手段を有
    し、この色変換手段で求めた特定の3刺激値からホワイ
    トバランス係数または色補正係数を算出することを特徴
    とする請求項6記載のホワイトバランス調整装置または
    色調整装置。
  8. 【請求項8】上記光源はA光源であることを特徴とする
    請求項1記載のホワイトバランス調整装置または請求項
    2記載の色調整装置。
  9. 【請求項9】上記補間処理は、スプライン補間及び直線
    補間を組合わせて行なうものであることを特徴とする請
    求項5記載のホワイトバランス調整装置または色調整装
    置。
  10. 【請求項10】被写体を撮影する撮像系部材と、この撮
    像系部材で得られる信号を複数の色成分毎に分割して出
    力する色成分分割手段とを有するデジタルカメラのホワ
    イトバランスを特定光源を用いて調整するホワイトバラ
    ンス調整方法であって、 上記光源と上記デジタルカメラの撮像系部材との間に、
    光源からの光の特定波長帯のみを通過させて上記撮像系
    部材に受光させる分光ステップと、 この分光ステップで上記光源からの光を撮像系部材で受
    光させた際の分光感度特性を色成分毎に検出する分光感
    度検出ステップと、 この分光感度検出ステップで得た分光感度特性に基づい
    て上記撮像系部材のホワイトバランス係数を算出する係
    数算出ステップとを有したことを特徴とするホワイトバ
    ランス調整方法。
  11. 【請求項11】被写体を撮影する撮像系部材と、この撮
    像系部材で得られる信号を複数の色成分毎に分割して出
    力する色成分分割手段とを有するデジタルカメラの色を
    特定光源を用いて調整する色調整方法であって、 上記光源と上記デジタルカメラの撮像系部材との間に、
    光源からの光の特定波長帯のみを通過させて上記撮像系
    部材に受光させる分光ステップと、 この分光ステップで上記光源からの光を撮像系部材で受
    光させた際の分光感度特性を色成分毎に検出する分光感
    度検出ステップと、 目標とする複数色それぞれの3刺激値を予め記憶し、上
    記分光感度検出ステップで得た分光感度特性及び上記光
    源の分光放射輝度から上記複数色それぞれの3刺激値を
    算出し、その算出結果と上記記憶している目標とする複
    数色それぞれの3刺激値とにより上記撮像系部材の色補
    正係数を算出する係数算出ステップとを有したことを特
    徴とする色調整方法。
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