JP2007067700A - 撮像装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置が外部装置との通信を行う際に必要な情報を自装置内で補うための技術を提供すること。
【解決手段】 無線接続の前段で、コンピュータ101との無線通信のための設定情報を取得し、取得した設定情報中に含まれる各項目の種別に応じて、欠損している項目の情報を作成する。そして作成した情報を欠損している項目の情報として設定情報に含めることで設定情報を更新し、更新後の設定情報をデジタルカメラ100に設定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置に対する設定技術に関するものである。
デジタルカメラに接続したい情報を入力する場合、デジタルカメラの限られたボタンや画面を用いて入力することで、設定が可能であった。しかしながら、デジタルカメラはコンピュータのキーボードやマウスのような高機能な入力インターフェースを持っていないため、接続情報を入力することは非常に面倒であり、複雑になっていた。
これらを解決するために、接続したいデバイスが持つ通信の接続情報をデジタルカメラに一度渡すことで解決できるようになった。しかしながら、Windows(登録商標)が持つWindows(登録商標)ConnectNowのApplicationのような汎用的な無線設定情報のようなものに関して、デジタルカメラに設定することは不可能であった。
例えば、特許文献1には、端末との間で有線接続経路および無線接続経路を備えるシステムにおいて、有線接続時と無線接続時のスムーズな切り替えを行なう為の技術が開示されている。
また、特許文献2には、以下の技術が開示されている。即ち、無線通信端末が有する有線通信部と他の無線通信端末が有する有線通信部を接続する。これにより先ず、無線通信端末が他の無線通信端末と無線通信を行なうにあたり必要となる通信パラメータを決定するための案内情報が、この接続において送受信される。続いて、その案内情報に基づいて通信パラメータが決定され、決定された通信パラメータがこの接続において送受信される。さらに、通信パラメータが無線通信端末および他の無線通信端末に自動的に設定される。その結果、無線通信端末のユーザは簡易に無線通信端末と他の無線通信端末との無線通信を開始できる。
また、特許文献3には、一般的に異なるコンピュータ装置間の無線データ通信に係る技術が開示されている。より詳しくは、ポータブルコンピュータ装置と他のインテリジェント装置の間に安全な無線接続を自動的に確立するドッキング・システム及びドッキング方法に関する。
特開2002-212155号公報 特開2002-359623号公報 特許第3422683号
撮像装置がホストデバイスと接続できるようにするために撮像装置が必要とする情報は、無線接続における情報、LANの構成状態、ホストデバイスの情報、ホストデバイスの固有情報、の主に4種類の情報になる。Windows(登録商標)ConnectNowでは、撮像装置が必要とする情報が不足しており、このソフトを用いた場合でも撮像装置がホストデバイスと接続できるように実現することにある。
また、これらの無線設定情報は、無線やLAN設定のみ行なうもので、ネットワーク上にデジタルカメラが存在することはできるが、デジタルカメラが通信したいデバイスのみを許可をするような排他制御できない弱点があった。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、撮像装置が外部装置との通信を行う際に必要な情報を自装置内で補うための技術を提供すること、また、デジタルカメラが接続したいデバイスのみに接続を可能とすることを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の撮像装置は以下の構成を備える。
即ち、外部デバイスとの無線接続が可能な撮像装置であって、
前記無線接続の前段で、前記外部デバイスとの無線通信のための設定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した設定情報中に含まれる各項目の種別に応じて、欠損している項目の情報を作成する作成手段と、
前記作成手段が作成した情報を前記欠損している項目の情報として前記設定情報に含めることで前記設定情報を更新し、更新後の設定情報を前記撮像装置に設定する設定手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の撮像装置の制御方法は以下の構成を備える。
即ち、外部デバイスとの無線接続が可能な撮像装置の制御方法であって、
前記無線接続の前段で、前記外部デバイスとの無線通信のための設定情報を取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した設定情報中に含まれる各項目の種別に応じて、欠損している項目の情報を作成する作成工程と、
前記作成工程で作成した情報を前記欠損している項目の情報として前記設定情報に含めることで前記設定情報を更新し、更新後の設定情報を前記撮像装置に設定する設定工程と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成により、撮像装置が外部装置との通信を行う際に必要な情報を自装置内で補うことができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る撮像装置と、この撮像装置に接続したコンピュータとで構成されているシステムの構成を示す図である。本実施形態では撮像装置としてデジタルカメラを用いる。
100はデジタルカメラで、外部装置と有線通信を行うためのインターフェースを有すると共に、無線通信を行うためのインターフェースをも有する。また、リムーバブルメディアを収納することもでき、このリムーバブルメディアに記録された情報を読み取ると共に、リムーバブルメディアに情報を記録することもできる。
コンピュータ101は、一般のPC(パーソナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)等により構成されている。
102はPTP通信可能な通信インターフェースであり、ケーブルなどの有線通信を実現するものである。
デジタルカメラ100はコンピュータ101との無線通信を行う前段では、先ず、PTPを用いたコンピュータ101との有線通信をインターフェース102を介して行う。この通信においてコンピュータ101は、デジタルカメラ100がコンピュータ101との無線通信を行う際に必要な情報(無線設定情報)をこのデジタルカメラ100に送信する。
なお、デジタルカメラ100は、自装置に対するインターフェース102の接続を検知すると、通信モードに移行する。検知しない限りは再生モードとなっている。また、コンピュータ101には、PTP通信が可能なアプリケーションソフトウェアがインストールされている。
図2は、デジタルカメラ100とコンピュータ101のそれぞれのハードウェア構成を示すブロック図である。
先ず、デジタルカメラ100について説明する。被写体からの光束は光学系201を介して撮像素子202へ電荷として保持される。撮像素子202で蓄積された電荷は撮像プロセス部203で画像信号に変換される。撮像プロセス部203で変換された画像信号は、A/Dコンバータ204によりデジタル信号に変換され、データバス205を介してRAM210に画像データとして保存される。
中央処理プロセス部213は、画像処理部207(ホワイトバランス、シャープ、ぼかし、カラーバランス、レベル補正等)、圧縮伸張部208(JPEGの伸張等)、表示制御部209(表示器217へのユーザインターフェースの描画)を有する。更に中央処理プロセス部213は、記録再生制御部211(記憶媒体218へのI/O制御)、通信制御部212(通信器219へのデータのI/O制御)、中央制御部215(各制御部の統括)を有する。
また、中央制御部215が有する不図示のメモリには、デジタルカメラ100(中央処理プロセス部207)が行う後述の各処理を中央処理プロセス部207に実行させるためのソフトウェアのプログラムやデータが格納されているものとする。
システム制御部214は、データバス205に接続されており、デジタルカメラ100の操作者が操作器216を操作することで入力される各種の指示に対する処理を制御する。表示器217は、表示制御部209により制御された表示画面(ユーザインターフェース画面)を表示する。記憶媒体218は、RAM210に一時的に格納された画像(JPEG画像等)を保存するものであり、この保存処理制御は記録再生制御部211により行われるものである。
この記憶媒体218は、デジタルカメラ100に脱着可能な媒体(例えばリムーバブルメディア)であっても良いし、デジタルカメラ100に組み込まれた記憶媒体であっても良い。何れにせよ、記憶媒体218は、デジタルカメラ100に電源が投入されていない状態であっても、情報の記憶を可能とするものである。
通信器219は、インターフェース102を介してコンピュータ101との通信(PTP通信を含む)を行うためのものであり、有線通信、無線通信を可能とするものである。なお、通信器219は必ずしも有線通信機能を有していなくても良く、その場合には、後述する無線設定情報を記憶媒体218などのメディア経由でもって取得するようにしても良い。通信器219の動作制御は通信制御部212により行われる。
次に、コンピュータ101について説明する。操作器221はキーボードやマウスなどでもって構成されており、コンピュータ101の操作者が操作することで、各種の指示を入力することができる。
表示器222は、CRTや液晶画面などにより構成されており、表示制御部228による制御に従った画面、例えば、ユーザインターフェース画面等を表示する。RAM229は、記憶媒体223からロードされたプログラムやデータや、通信器224を介して送受信するデータを一時的に記憶するためのエリアを有する。また、中央処理プロセス部227が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。
記憶媒体223は、例えば、ハードディスクドライブ装置などの情報記憶装置として機能するものである。記憶媒体223には、OS(オペレーティングシステム)や、PTPに対応したアプリケーションソフト、また、コンピュータ101が行う後述の各処理を中央制御部226に実行させるためのプログラムやデータなどを保存している。これらは記憶制御部230による制御に従って適宜RAM229にロードされる。
通信器224は、インターフェース102を介してデジタルカメラ100との通信(PTP通信を含む)を行うためのものであり、上記通信器219に対応するものである。通信器224は、通信制御部231によりその動作が制御される。
中央処理プロセス部227は、表示制御部228、記憶制御部230、通信制御部231、中央制御部226(各制御部の統括等)で構成される。データバス232は、システム制御部225、表示制御部228、RAM229、記憶制御部230、通信制御部231に接続されている。
図3は、コンピュータ101、デジタルカメラ100のそれぞれにおけるソフトウェア構成を示すブロック図である。それぞれの装置が有するアプリケーションソフトは、デジタルカメラ100がコンピュータ101と無線通信を行うために必要な情報(無線設定情報)を、有線通信にてコンピュータ101からデジタルカメラ100に送信する為に必要なものである。この情報をコンピュータ101からデジタルカメラ100に送信する処理は、デジタルカメラ100とコンピュータ101とが無線通信を行う前に行われるものである。
先ず、コンピュータ101にインストールされているソフトウェアについて説明する。同図においてWirelessInfoApplication301は、デジタルカメラ100に無線設定情報を設定する際に必要となるアプリケーションソフトである。このアプリケーションソフトは、事前にOS302によって自動起動されるものであっても良いし、Windows(登録商標)ConnectNowのようなOS標準アプリケーションであってもよい。
OS302は、コンピュータ101のオペレーティングシステムである。このOS302は、PTP通信を解釈できる機能を有するものや、PTPのDriverをインストールしてPTP通信が解釈できるようになったOSを想定している。PTPInitiatorDriver303は、OS302にインストールされているPTPのイニシエータドライバである。Filer309は、コンピュータ101にインストールされているファイルを取り扱うものである。
次に、デジタルカメラ100に格納されているソフトウェアについて説明する。
PTPResponderDriver306は、デジタルカメラ305に組み込まれているPTPのレスポンダドライバを想定している。WirelessInfoManager307は、無線設定情報を管理するモジュールであり、WirelessInfoTable308に無線設定情報を追加したり、削除したり、上書きしたり、リストを読み取ったりするモジュールである。更に、WirelessInfoManager307は、無線設定情報が不足していた場合は、情報を補ったり、エラーを返したりするモジュールである。
WirelessInfoTable308は、無線設定情報を保持するためのモジュールであり、RAM229や記憶媒体223等に書き込まれるDataTableである。相対番号で管理されていたり、RAM229の実アドレスで管理されていたりは、問わない。無線設定情報を何らかのフラグによって保持されるモジュールとする。Filer310は、デジタルカメラ100が保持するファイルを取り扱うものである。
図4は、無線設定情報の構成例を示す図である。なお、同図の構成を有する無線設定情報(項目)は上述の通り、デジタルカメラ100がコンピュータ101と無線通信を行うために必要な情報であり、有線通信にてコンピュータ101からデジタルカメラ100に送信する為に必要なものである。デジタルカメラ100に送信された無線設定情報は、デジタルカメラ100が有する記憶媒体223に記録される。
無線通信設定情報リスト400は、大きく3種類の構成から成り立っており、それぞれ無線構成情報、LAN構成情報、デバイス構成情報に区分している。
無線構成情報によって、無線ネットワークに入ることができ、LAN構成情報によって、LANに入れることができ、デバイス構成情報によって、接続相手を特定することができる。よって、無線通信設定情報リスト400の各情報を全て利用することで、接続相手を唯一のデバイスに特定して接続することができるようになる。
無線構成情報において、ESSID( Extended Service SetIdentifier )は、IEEE 802.11の無線LANネットワーク識別子の一つである。即ち、無線LANグループを識別するためのネットワーク名のようなものである。ConnectionTypeとは、同図401に示す如く、無線LANの通信方式を識別するものであり、Infrastructure ModeやAd hoc Modeなどといった通信方式を決定する。
NetworkAuthenticationTypeとは、無線LANのセキュリティレベルを決定するものである。402に示す如く、OPEN,Shared,WPA,WPAPSK,WPANone,WPA2,WPA2PSK,802.1xなどを決定することができる。
DataEncryptionTypeは、無線LANの暗号化方式を決定するものであり、403に示す如く、なし,WEP,TKIP,AES,WEP40,WEP104,AES_CCMP,AES_WRAPなどの暗号化方式を決定することができる。
NetworkKeyとは、DataEncryptionTypeで決定される暗号化方式の暗号文字列が格納されるところである。KeyProvidedAutomaticallyForDot1xとは、IEEE802.1x規格における自動的な鍵生成を許可するかどうかを指定する。このKeyProvidedAutomaticallyForDot1xは、次のIEEE802Dot2xEnabledが有効に設定されていなければ反映されないことになる。Channel2Dot4は、2.4GHz帯で使用される周波数のチャンネルを格納する場所になる。TimeToLiveは、NetworkKeyが有効になる時間の長さを設定することができるという要素である。KeyIndexは、NetworkKeyの番号を管理するインデックスを示す。
LAN構成情報において、Addressingとは、IP Addressの割り当て方についてをあらわすものであり、404に示す如く、設定なし,MANUAL(固定IP割り当て),DHCP,AutoIPなどがある。DHCPとは、DHCPサーバに割り当ててもらうことを意味している。AutoIPについて、まずDHCPサーバが存在するかどうかを調査し、存在していれば、DHCPサーバによるIP Addressの割り当てをしてもらい、存在していなければ、AutoIPで規定されるIP Addressを指定する。
IP Addressとは、IPネットワークに接続されているコンピュータに割り振られる識別番号になる。AddressingがDHCPやAutoIPなどに指定されている場合は、未入力でも構わないものとして、値が入力されいた場合は、無視されてAddressingで指定される方法を優先する。Subnetmaskとは、IPアドレスの何ビットをネットワークを識別するためのネットワークアドレスとして使用するかを定義するものである。AddressingがDHCPやAutoIPに設定されていた場合は、未入力でも構わないものとして、値が入力されいた場合は、無視されてAddressingで指定される方法を優先する。
デバイス構成情報において、DeviceTypeとは、405に示す如く、接続する機器のデバイスの種類をあらわす。Computer, Printer, Cameraなどの情報が決定される。DeviceNameとは、接続相手のDeviceの名称をあらわす。DeviceUUIDとは、接続相手が持つDevice固有の識別番号であるUUIDを示す。このUUIDは、接続相手の対して、デジタルカメラからの接続要求があった場合、接続相手が持っている自身のUUIDと、デジタルカメラからの接続用給仕に渡されるUUIDと比較することで、接続を許可するかを判断する情報である。
なお、DeviceUUIDの存在意義は、ネットワーク上に複数のComputerが存在したとしても唯一のComputerと接続することができる点が特徴である。例として、コンピュータ101からデジタルカメラ100に通信設定を書き込むときに、コンピュータ101が持つ固有のDeviceUUIDをデジタルカメラ100に書き込む。そして、デジタルカメラ100が無線接続を行なったときに、コンピュータ101は、デジタルカメラ100からのDeviceUUID情報を取得する。そして、それがコンピュータ101が持つ固有のDeviceUUIDと一致していれば、コンピュータ101がデジタルカメラ100にPTP接続を開始する。上記例の方法を用いることで、デジタルカメラ100が接続したいComputerに対して、ネットワーク上に複数Computerが存在したとしても、唯一のComputerに対して接続することが可能となる。
このような構成を有する無線通信設定情報リスト400を基にして、デジタルカメラ100は、コンピュータ101との無線通信を可能にする。
図5は、デジタルカメラ100がコンピュータ101から無線設定情報を受信し、不足情報があれば、適宜不足(欠損)分を補う処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をデジタルカメラ100を構成する各部に実行させるためのプログラムやデータは中央制御部215内のメモリに格納されている。そして、このプログラムやデータを用いてデジタルカメラ100を構成する各部が適宜処理を実行することで、デジタルカメラ100は以下説明する各処理を実行することになる。
デジタルカメラ100の通信制御部212は、コンピュータ101との物理的な接続(有線接続)を検知すると、通信モードに設定する処理を行う(ステップS601)。
一方、コンピュータ101側では、WirelessInfoApplication301が、OS302やコンピュータ101の操作者によって起動される。そして、WirelessInfoApplication301はデジタルカメラ100に対して、無線設定情報を構成する全ての要素(全リスト)要求を送信する。即ち、デジタルカメラ100がコンピュータ101との無線通信を行うために必要な項目(図4に示した各情報の項目)全ての送信要求をデジタルカメラ100に送信する。
よって、デジタルカメラ100は、通信器219によりこの要求を受信する(ステップS602)。そして、WirelessInfoManager307がWirelessInfoTable308の全リストを取得し、コンピュータ101に送信する(ステップS603)。なお、全リストの送信形態についてはこれに限定するものではない。
全リストを取得したコンピュータ101のWirelessInfoApplication301は、コンピュータ101とデジタルカメラ100との無線通信の為に更新すべき項目、及び更新内容をデジタルカメラ305へ送信する。
従って、デジタルカメラ305は、コンピュータ101から送信された更新項目、及び更新内容を通信器219でもって受信する(ステップS604)。デジタルカメラ100におけるWirelessInfoManager307は、その更新内容の情報が足りているかチェックを行う(ステップS605)。チェックの結果、情報が足りていなければ情報を補い(ステップS606)、値を完全なものにする。ステップS605,606における処理の詳細については後述する。
次に、ステップS607〜S609で構成されたステップS615における処理を行うのであるが、ステップS615における処理は、メディア(リムーバブルメディア)経由でデジタルカメラ305に無線設定を行う処理である。従って、有線通信にて無線設定を行う場合には、ステップS615における処理は省略することになる。
ステップS607では、メディア内で、無線設定ファイルが重複して存在するか否かをチェックする。例えば、Windows(登録商標)ConnectNowによってメディアに出力されたファイルと、WirelessInfoApplication301によってメディアに出力されたファイルと、が存在している場合を想定している。
上記例の場合、ステップS607では、デジタルカメラ305は、WirelessInfoApplication301によって出力されたデータを優先的に読み込む。そして、重複されたデータ(Windows(登録商標)ConnectNowによって出力されたデータ)がメディアに存在しているかをチェックする。
重複していれば、重複内容を確認し、別の無線設定だと判断できた段階で、別の無線設定ファイルと認識して、もう一つの種類の無線設定ファイルとしてユーザに設定データの保存先を問い合わせるようにする(ステップS608,S609)。
重複していない場合、1種類の無線設定ファイルと認識して、重複ファイルが存在しないものとし、その後、デジタルカメラ305は、無線設定を行う(ステップS610)。有線通信している場合は、コンピュータ300へ対して成功メッセージを応答して本処理を終了する。また、WirelessApplication301がユーザに設定成功の内容を通知する。通知形態については特に限定するものではないが、例えば、表示器217の表示画面上にメッセージを表示する。メディア経由によるものであれば、ユーザに成功メッセージを通知する。設定更新に失敗している場合は、その旨を同様にユーザへ通知する。
次に、上記ステップS605,S606における処理の詳細について、図6を用いて説明する。図6は、無線設定情報を構成する項目が欠落した場合、補いきれないものと補うことが可能なものについて示した図である。
確実に必要とするパラメータ500は、主にESSID, ConnectionType, NetworkAuthenticationType, DataEncriptionType, IEEE802Dot1xEnabledである。加えて、DeviceType, NetworkKey, KeyProvidedAutomaticallyForDot1xである。それ以外の情報は、情報欠落時に接続相手とできるかぎり接続を試みるように情報を補うことで、通信の成功確率を高めることができる。
確実に必要とする情報の中で、NetworkKeyは、DataEncryptionTypeが「なし」の設定時にはNetworkKeyが必要ないため、情報が欠落しても問題ないとする。また、KeyProvidedAutomaticallyForDot1xも、IEEE802Dot1xEnabledが「無効」に設定されているときは、情報が欠落しても問題ないとする。
次に確実に必要とする情報でない場合のパラメータ501の補い方について説明する。Channel2Dot4の値が不明だった場合、全Channelについて、スキャンする設定に保持し、接続時には、全チャンネルをスキャンし、接続を試みようとする。TimeToLiveは、NetworkKeyが利用可能である時間設定であり、この値が不明であるとき、接続先の機器から取得して利用する。
KeyIndexは、NetworkKeyを利用するためのIndexNumberであり、この値が不明であっても管理上問題ない。Addressingが不明であるとき、AutoIPを割り当てるものとする。接続時には、DHCPサーバの存在を調査し、DHCPサーバが存在しないと判断した時点で、AutoIPのIP Addressを割り当てるものとする。このとき、DHCPサーバが存在しないときと判断するまでの時間について言及しない。
IPAddrは、IP Addressを指定し、不明であるとき、AddressingがMANUALでないことを判定し、もしAddressingの値がMANUALとして割り当てていたならば、AutoIPに変更する。そうでなければ変更しない。Subnetmaskについての扱いもIPAddrと同様であり、不明であるとき、AddresssingがMANUALでないことを判定し、もしMANUALとして割り当てていたならば、AutoIPに変更する。そうでなければ変更しない。
DeviceTypeは上述の通り、接続する機器のデバイスの種類をあらわすのであるが、これが不明の場合には、「Computerと接続(DEVICE_COMPUTER=0)」に設定する。
DeviceNameは、接続する相手の名称であり、名称が不明であった場合、適宜名称を生成してデジタルカメラの表示器でユーザに表示させる。DeviceUUIDが不明だった場合は、接続する相手を唯一のデバイスとして特定できなくなるため、接続できなくなるが、Anonymousに値を設定することで、相手が特定できない場合でも接続可能を実現することができる。Anonymousを許可しない場合は、設定失敗とする。
以上のように、不明な情報については予め決められた設定でもって設定することで、不足情報を補う。
図7は、有線通信によってデジタルカメラ100がコンピュータ101から無線設定情報を取得する方法についてのシーケンスを示す図である。
デジタルカメラ100のモジュール構成として、WirelessInfoTable308、WirelessInfoManager307、PTPResponderDriver306がある。それぞれ、無線設定情報を格納するモジュール、無線設定情報を読み書き削除するなど管理するモジュール、PTPのResponderとして動作するDriverである。
また、コンピュータ101のモジュール構成として、PTPInitiatorDriver303、OS302、WirelessInfoApplication301がある。それぞれPTPのInitiatorとして動作するDriver、Windows(登録商標)やMacintoshなどといったOperation System、無線設定情報をユーザに書き込み、表示、削除などを行なわせるアプリケーションである。
ここでは、再生モードで起動させたデジタルカメラ100がコンピュータとの有線接続により通信モードに遷移し、ユーザがWirelessApplication301を操作することによって、無線設定情報を書き込む一連の操作について説明する。
再生モードで起動(701)したデジタルカメラ100は、コンピュータ101とUSBケーブルで接続されたとする。このとき、物理層の接続(710)が行なわれ、デジタルカメラ100、コンピュータ101共に接続を検知する。
デジタルカメラ100は、通信モードへとモードが遷移し、コンピュータ101は、接続されたデバイスとネゴシエーションを始める(709)。コンピュータ101がイメージングデバイスと認識したとき、OS302は、現在のデジタルカメラ100の内部のファイル構成を知るために、PTPInitiatorDriver303を利用して、PTPで通信を行なう。
コンピュータ101は、デジタルカメラ100のファイル構成を全て知ったあと認識成功と判定する。そして、WirelessApplication301を起動可能な状態にするもしくは、OS302が自動的にWirelessApplication301を起動させる。WirelessApplication301が起動後、デジタルカメラ100とPTP接続可能であれば、無線設定コマンドに対応しているかどうかの確認をPTPのGetDeviceInfoコマンドを利用して判断する。
このときGetDeviceInfoでサポートしているかの有無でもよければ、PTPのVendorExtensionコマンドでのサポートの有無でもかまわない。上記通信後、サポートしていないことがわかった場合は、WirelessApplication301は、その旨をユーザに通知し終了する。
サポートしていれば、次に無線設定されている情報のリストを取得するために、PTPのVendorExtensionコマンドなどで、無線設定リストを取得し、WirelssApplication301はユーザに表示する。リストの取得方法に関しては、指定した番号の無線設定情報を一つずつ取得する方法や、リスト全体を一度に通信して取得する方法、若しくは、GetObjectなどでリストファイル、単一ファイルを取得する方法などといった方法を想定している。
図7は、リスト全体を一度に通信して取得する方法を示している。ユーザは、WirelessApplication301によって表示器222に表示されている無線設定リストを確認する。そして、設定を更新したい情報、または新規に保存したい設定などを書き込み、設定を更新する要求をWirelessApplication301に行なう。
図7では、PTPのVendorExtensionコマンドを利用して更新を行なっている。デジタルカメラ100側で書き込みが成功すると、無線設定成功通知(PTPのResponse Phase)で終了する。データの書き込み方法として、リスト全体を一括で更新する方法や、PTPの標準コマンドで定義されるSendObjectなどを用いて追加する方法などが考えられる。PTPのPhaseとしては必ずData-Out Phaseが存在するコマンドを利用して追加を行う。情報を取得する場合は、Data-In Phaseが存在するコマンドを利用して情報を取得している。
図8は、メディア経由による無線接続情報を取得する場合についてのシーケンスを示す図である。
リムーバブル可能なメディアを挿入されたデジタルカメラ100が、無線設定情報を取得する方法について説明する。デジタルカメラ100は、WirelessInfoTable308、WirelessInfoManager803、Filer310を有する。それぞれ、無線設定情報を格納するモジュール、無線設定情報を読み書き削除するなど管理するモジュール、リムーバブルメディア内にあるファイルを読み書き削除を実行するモジュールとする。
ここでは、リムーバブルメディアを挿入し、再生モードを起動し、ユーザの操作によって、リムーバブルメディアから無線設定情報を取得して書き込む要求を行なったときに、無線設定情報を書き込む一連の操作を表す。ユーザの操作によって、デジタルカメラ100に対して設定の追加要求が行なわれると、WirelessInfoManager307は、Filer310に対し、ファイルの読み込み要求を行なう。指定されたファイル階層にファイルが存在していなければ、ファイル読み込み失敗とし、終了する。
ファイルが存在し、読み取り成功した場合、無線設定情報のデータの解析を始める。このときのデータの解析方法は、図5に示したフローチャートに従ったものとなる。情報が不足していた場合は、補ってWirelessInfoTable308へ保存する。リムーバブルメディアに2種類のファイルが存在していた場合、WirelessInfoTable308へ保存する。例えば、Windows(登録商標)ConnectNowや、WirelessApplication301によって、メディアに出力されたファイルが同時に存在していた場合において、情報が重複していれば、WirelessInfoTable308へ保存する。
また、情報が重複していなければ、2種類の無線設定情報と判定し、1種類目の情報は、ユーザが事前にしていた番号へ保存し、もう一つは、保存するかどうかをデジタルカメラ100の表示器を利用してユーザに選択させてから保存する。
以上の説明により、本実施形態によれば、無線設定情報をデジタルカメラに設定する場合、情報が欠落した場合や、多重に情報が存在する場合等、設定が複雑になっている場合であっても、情報の必要性をデジタルカメラ側で判断する。これにより、設定成功の確率を高めることができ、接続するための可能性も高めることができる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、情報が欠落していた場合では、情報の必要性をデジタルカメラで判断し、接続を試みることで接続可能になる。しかし例えば、情報の欠落により、Anonymous接続を行なうときには、複数のComputerが接続可能になってしまい、セキュリティレベルが低下していると判断することも考えられる。デジタルカメラ内で、セキュリティレベルを変化させることができるようにすることで、第1の実施形態で、接続を試みていたものを接続不可とデジタルカメラ自身で判断することにより、再度無線設定を行わせるということも考えられる。よって、本実施形態では、セキュリティレベルが高いデジタルカメラは、第1の実施形態で、接続を試みる必要がある情報欠落の場合には、すべて接続不可と判断する。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置と、この撮像装置に接続したコンピュータとで構成されているシステムの構成を示す図である。 デジタルカメラ100とコンピュータ101のそれぞれのハードウェア構成を示すブロック図である。 コンピュータ101、デジタルカメラ100のそれぞれにおけるソフトウェア構成を示すブロック図である。 無線設定情報の構成例を示す図である。 デジタルカメラ100がコンピュータ101から無線設定情報を受信し、不足情報があれば、適宜不足(欠損)分を補う処理のフローチャートである。 無線設定情報を構成する項目が欠落した場合、補いきれないものと補うことが可能なものについて示した図である。 有線通信によってデジタルカメラ100がコンピュータ101から無線設定情報を取得する方法についてのシーケンスを示す図である。 メディア経由による無線接続情報を取得する場合についてのシーケンスを示す図である。

Claims (6)

  1. 外部デバイスとの無線接続が可能な撮像装置であって、
    前記無線接続の前段で、前記外部デバイスとの無線通信のための設定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した設定情報中に含まれる各項目の種別に応じて、欠損している項目の情報を作成する作成手段と、
    前記作成手段が作成した情報を前記欠損している項目の情報として前記設定情報に含めることで前記設定情報を更新し、更新後の設定情報を前記撮像装置に設定する設定手段と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記設定情報は、無線接続に係る情報、LANの構成状態に係る情報、接続相手に係る情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記作成手段は、前記設定情報中のAddressingが欠損している場合には、AutoIPを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記作成手段は、前記設定情報中のDeviceTypeが欠損している場合には、「Computerと接続」に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記作成手段は、前記設定情報中のDeviceUUIDが欠損している場合には、Anonymousを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 外部デバイスとの無線接続が可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記無線接続の前段で、前記外部デバイスとの無線通信のための設定情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した設定情報中に含まれる各項目の種別に応じて、欠損している項目の情報を作成する作成工程と、
    前記作成工程で作成した情報を前記欠損している項目の情報として前記設定情報に含めることで前記設定情報を更新し、更新後の設定情報を前記撮像装置に設定する設定工程と
    を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
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