JP2007067668A - 情報記録装置、印刷装置、情報記録方法、および印刷方法 - Google Patents

情報記録装置、印刷装置、情報記録方法、および印刷方法 Download PDF

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Abstract


【課題】 格納されている画像の内容を見ることができる記録媒体を生成し使用する技術を提供する。
【解決手段】 画像データが記録されている記録媒体500を生産する際に、以下のような処理を行う。すなわち、まず、画像データを取得する。そして、画像データに基づいて、画像データを符号化したコード504を生成し、記録媒体500上に印刷する。また、画像データに基づいて、記録媒体500上に画像502を印刷する。このような態様とすれば、格納されている画像の内容を見ることができる記録媒体500を生成することができる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、画像データを記録し、表示する技術に関する。
従来より、CDなどの記録媒体に記録した画像を印刷するための技術が開発されている。たとえば、特許文献1の画像処理装置においては、メモリ部103内の画像データを印刷する際には、まず、サムネイル画像302とプリント指定領域303とを有するインデックスプリント301を印刷する。そして、インデックスプリント301のプリント指定領域303内のマークシートにプリント枚数を記入させ、これを読み取って、画像データを印刷している。その結果、パソコンやデジタルカメラなどの機器を使用せずに画像データを特定して印刷することが可能であった。
特開2004−25576号公報
しかし、従来の技術においては、記録媒体であるCDを見ただけではどのような画像が格納されているか分からないという問題があった。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を取り扱うためのものであり、格納されている画像の内容を目で見ることができる記録物を生成し使用する技術を提供することを目的とする。
(1)画像データが記録された記録物の生産:
画像データを記録した記録物(印画物)を生産する際には、以下のような処理を行う。すなわち、まず、画像データを取得する。そして、画像データに基づいて、画像データを符号化したコードを生成し、記録物上に印刷する。また、画像データに基づいて、記録物上に画像を印刷する。このような態様とすれば、画像データとして格納されている画像の内容を見ることができる記録物を生成することができる。
なお、画像データを符号化したコードを生成する際には、コードを生成する前に画像データを圧縮することが好ましい。このような態様とすれば、コードが印刷される一定の面積内により精細な画像の画像データを格納することができる。なお、圧縮によって生成される画像データは、画像中の各画素と1対1に対応させて色の情報が保持されている画像データに比べて、情報が圧縮されて保持されている画像データとすることができる。
また、コードは、所定の領域内において複数の位置にそれぞれ形成または表示されている色によって情報を表すコードとすることができる。このような態様とすれば、色によって画像データを記録している記録物を生産することができる。なお、表示される色には、複数の有彩色が含まれることが好ましい。そのような態様とすれば、黒のみを使用するコードに比べて一定数の画素数あたりにより多くの情報を格納することができる。
また、コードは、さらに、各位置において色を有する部分の大きさによって情報を表すコードとすることができる。このような態様とすれば、同じ面積を有するコード内により多くの情報を格納することができる。
なお、記録物は、写真を印刷するための媒体であることが好ましい。写真を印刷するための媒体は、主として文字を印刷するための媒体に比べて高密度な記録を行うことができる。このため、このような態様とすれば、再現性の高い状態でコードを記録することができる。
なお、記録物には、複数のコードと、複数の画像と、を形成または表示することができる。その際、複数のコードは、それぞれのコードが記録している画像データの画像に隣接する位置に印刷されることが好ましい。なお、「隣接する」とは、対応するコードと画像との間に、複数のコードに含まれる他のコードや複数の画像に含まれる他の画像が存在しないことを意味する。
また、記録物に、複数のコードと、複数の画像と、を印刷する際には、複数のコードを、上記の複数の画像に含まれる画像が内部に印刷されていない一つの領域内に印刷することが好ましい。このような態様においては、複数のコードが記録物上にかたまって記録されているため、記録物に記録された複数の画像のコードを読み取る際に、短時間で読み取ることができる。
なお、コードが記録されている記録物の面を、外周近傍の第1の領域と、第1の領域に囲まれた第2の領域と、に分けたとき、コードは、第2の領域内に形成されていることが好ましい。このような態様とすれば、ユーザが汚れた手で記録物を取り扱っても、コードが汚される可能性が低い。このため、コードに記録された画像データが失われにくい。
なお、記録物が、第1の面と、第1の面とは同時に視認できない第2の面とを有している場合には、記録物は、第1の面に画像が形成されており、第2の面にコードが形成されている態様とすることができる。このような態様とすれば、ユーザは、画像が形成されておりコードが形成されていない第1の面を見て、コードを気にすることなく画像を楽しむことができる。
なお、以上で説明した処理は、以下のような記録物の形で実現することもできる。すなわち、画像データが記録されている記録物であって、画像データを符号化したコードと、画像データの画像と、が形成されている記録物である。
(2)画像の出力:
画像データが記録された記録物に基づいて画像を出力する際には、以下のような処理を行う。すなわち、まず、記録物のコードを読み取って画像データを生成する。そして、生成した画像データに基づいて、画像データの画像を出力する。このような態様とすれば、格納されている画像の内容を見ることができる記録物を使用して、画像データの画像を得ることができる。
記録物に、複数のコードと、複数の画像と、が形成されている場合には、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、まず、複数の画像の中の印刷すべき画像を特定できる画像特定情報が形成または表示された印刷指示媒体を生成する。そして、その印刷指示媒体を読み取って、画像特定情報を取得する。その際、他の画像データは取得しないことが好ましい。そして、画像を出力する際には、画像特定情報および画像データに基づいて、印刷すべき画像を印刷する。このような態様とすれば、簡易な手続きで、複数の画像の中から所望の画像を指定して印刷することができる。
画像特定情報を、印刷すべき画像を印刷すべき枚数を特定することができる情報とし、以下のような処理を行うことも好ましい。すなわち、画像を出力する際に、画像特定情報および画像データに基づいて、印刷すべき画像を印刷すべき枚数だけ印刷する。このような態様とすれば、簡易な手続きで、複数の画像の中から所望の画像を指定して所望の枚数だけ印刷することができる。
印刷指示媒体の読み取りは、記録物のコードの読み取りよりも先に実行されることが好ましい。そして、記録物のコードを読み取る際には、画像特定情報に基づいて、複数のコードのうち印刷すべき画像以外の画像の少なくとも一部に対応するコードを読み取らずに、印刷すべき画像に対応するコードを読み取って、画像データを生成する。このような態様とすれば、すべてのコードの読み取りを行う態様に比べて、画像の出力に要する時間を短くすることができる。
また、記録物上の領域であってコードが形成されていない領域に、印刷指示媒体を重ねて、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、記録物の読み取りと、印刷指示媒体の読み取りは、印刷指示媒体が重ねられた記録物を読み取ることによって一度に実行される。このような態様とすれば、記録物の読み取りと印刷指示媒体の読み取りとを別個に行う態様に比べて、記録物の読み取りと印刷指示媒体の読み取りに要する時間を短くすることができる。
画像特定情報の表示が、印刷すべき各画像のコードに対応する部分表示を含む場合には、記録物上に印刷指示媒体を重ねる際に、記録物上の印刷すべき画像のコードの配列の向きと、印刷指示媒体上の部分表示の配列の向きと、が同じになるように重ねることが好ましい。そして、記録物の読み取りと、印刷指示媒体の読み取りとは、部分表示が対応する印刷すべき画像のコードよりも先に、その部分表示が読み取られるように実行されることが好ましい。そして、記録物を読み取る際には、画像特定情報に基づいて、複数のコードのうち印刷すべき画像以外の画像の少なくとも一部に対応するコードを読み取らずに、印刷すべき画像に対応するコードを読み取って、画像データを生成することが好ましい。このような態様とすれば、すべてのコードを読み取る態様に比べて、記録物を読み取る際の時間を短くすることができる。
印刷指示媒体は、画像特定情報の表示が、印刷すべき画像のコードにそれぞれ対応する部分表示を含む態様とすることができる。そのような態様において、部分表示は、印刷指示媒体上において、印刷すべき画像のコードと同じ配列順序で形成されていることが好ましい。このような態様とすれば、記録物上のコードを読み取る際に、印刷指示媒体上の部分表示と同じ順番に読み取ることができる。その結果、先に読み取られた部分表示の情報に基づいて、先に読み取られるコードの読み取りの有無を制御することができる。
記録物に、複数のコードと、複数の画像と、が形成されており、複数の画像が、内部にコードが形成されていない一つの領域内に形成されている場合には、以下のような態様とすることが好ましい。すなわち、印刷指示媒体を、画像が記録されている一つの領域内に配置できる大きさとする。このような態様とすれば、画像が記録されている領域上に印刷指示媒体を重ねて、記録物上のコードと印刷指示媒体とを同時に読み込むことができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、データの記録方法およびデータ記録装置、印刷方法および印刷装置、印刷制御方法および印刷制御装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録物、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、画像データの記録装置と印刷装置とを含む画像処理システム等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
(1)装置構成:
(2)画像データシートの生成:
(3)画像データシートに記録された画像データの画像の形成:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.第5実施例:
F.第6実施例:
G.変形例:
A.第1実施例:
(1)装置構成:
図1は、本発明の一実施形態の画像記録システム1を示す説明図である。この画像記録システム1は、パーソナルコンピュータ10と、液晶ディスプレイ20と、カラープリンタ30と、を備えている。また、画像記録システム1は、パーソナルコンピュータ10に情報を入力する手段として、キーボード40と、マウス50と、スキャナ60と、メモリカードリーダ80と、を備えている。このメモリカードリーダ80は、コンパクトフラッシュカード(登録商標)81、SDカード(図示せず)、メモリスティック(図示せず)の読み出しおよび書き込みを行うことができる。さらに、パーソナルコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ10に情報を入力する手段としてDVDドライブ70を備えている。このDVDドライブ70は、CDに対する読み出しおよび書き込みも行うことができる。なお、本明細書においては、「印刷装置」とは、狭義にはプリンタ30のみをさすが、広義にはプリンタ30を含む画像記録システム1全体を表す。
パーソナルコンピュータ10は、CPU110と、RAM120と、ハードディスク130と、を備えている。パーソナルコンピュータ10では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションソフト112が動作している。また、オペレーティングシステムには、ビデオドライバ114やプリンタドライバ116が組み込まれている。図1の右側に、CPU110がRAM120とハードディスク130を使用して実行するソフトウェアの構成を示すブロック図を示す。
アプリケーションソフト112は、マウス50やキーボード40から入力されるユーザの指示に応じて、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3色の色成分からなる原画像データORGをDVDドライブ70中のDVD71やCD(図示せず)、さらに、メモリカードリーダ80中のコンパクトフラッシュカード81から読み込むことができる。また、原画像データORGは、スキャナ60を使って印刷物等から読み込んで取得することもできる。
アプリケーションソフト112は、画像データの画像を、ビデオドライバ114を介して液晶ディスプレイ20に表示することができる。また、アプリケーションソフト112は、DVDドライブ70にセットされたDVD71やCD等の記録媒体に格納された1以上の原画像データORGのファイル名を、それぞれどのような画像のデータであるかを表すサムネイルとともに、リストの形で表示できる。
アプリケーションソフト112は、ユーザに指定された複数の原画像データORGを、DVD71やコンパクトフラッシュカード81から読み込むことができる。そして、それらの原画像データORGを、ハードディスク130やDVDドライブ70にセットされたCD−ROM、あるいはメモリカードリーダ80にセットされたコンパクトフラッシュカード81等の媒体に書き込むことができる。さらに、アプリケーションソフト112は、画像データを記録した2次元コードをプリンタ30で画像データシートに印刷することによって、画像を保存することができる。この処理は、具体的には、アプリケーションソフト112がプリンタドライバ116に指示を出すことによって行われる。以下では、「画像データシートに2次元コードを印刷することによって画像を保存する」ことを「印刷保存」とも呼ぶ。
アプリケーションソフト112は、ユーザからの印刷保存の指示を受け取ると、プリンタドライバ116に印刷保存の指示を出し、複数の画像を表す複数の初期画像データPIDとしてプリンタドライバ116に出力する。なお、初期画像データPIDは、レッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3色の色成分からなる画像データである。
プリンタドライバ116は、初期画像データPIDをアプリケーションソフト112から受け取り、これに所定の画像処理を行った後、プリンタ30が処理可能な印刷画像データFNL(ここではシアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、ダークイエローの7色についての多値化された信号)に変換する。そして、印刷画像データFNLがプリンタ30に送られる。
なお、プリンタドライバ116において、初期画像データPIDをアプリケーションソフト112から受け取る機能部を、図1に画像データ入力部116aとして示す。また、マウス50やキーボード40から入力されるユーザの指示を受け取る機能部を、ユーザーインターフェイス部116bとして示す。印刷保存を行うために初期画像データPIDから2次元コードを作成する処理を行う機能部を画像処理部116dとして示す。そして、プリンタドライバ116が受け取った画像データやプリンタドライバ116で処理した画像データを、プリンタ30が処理可能な7色の色成分による印刷画像データFNLに変換する処理を行う機能部を、印刷処理部116eとして示す。
カラープリンタ30は、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、ダークイエローの7色のインクで印刷媒体上にドットを形成することにより、印刷を行うことができる。このカラープリンタ30は、各インク色について複数種類の大きさのドットを形成することができる。また、プリンタドライバ116に制御されることによって、複数の記録密度で印刷媒体上にドットを形成することができる。
(2)画像データシートの生成:
図2は、印刷媒体上に2次元コードとして画像データを記録する際のプリンタドライバにおける処理を示すフローチャートである。ステップS110では、アプリケーションソフト112から印刷媒体上に保存すべき複数の画像データPIDを受けとる。そして、ステップS120では、画像データPIDのサムネイルのデータを作成し、パーソナルコンピュータ10のRAM120またはハードディスク130内に格納する。具体的には、まず、初期画像データPIDをより少ない画素数の画像データに変換する。たとえば、初期画像データPIDは、印刷媒体上において所定の記録密度で30mm×40mmの大きさに印刷するための画素数の画像データに変換される。その後、画像データは、パーソナルコンピュータ10のRAM120等に格納される。なお、このステップS120の機能は、プリンタドライバ116の機能部であるサムネイル生成部116fによって実現される。
ステップS130では、画像データPIDを2次元コードに変換し、パーソナルコンピュータ10のRAM120またはハードディスク130内に格納する。このステップS130の機能は、プリンタドライバ116の機能部である2次元コード生成部116gによって実現される。
図3は、画像データPIDを符号化した2次元コード504の説明図である。2次元コード504は、所定の領域中の複数の画素にそれぞれ表されている色によって情報を表すコードである。2次元コード504は、たとえば、10mm×30mmの領域内に、所定の記録密度でシアン、マゼンダ、イエローまたはブラックの4色でドットを形成して、そのドットの形成または不形成、さらに、形成されるドットの大きさで情報を表すコードとすることができる。すなわち、これらの各色、各大きさのドットの記録、不記録が符号である。図3の例では、一つの画素PX内に、シアンの大ドットDbc、シアンの小ドットDsc、マゼンタの大ドットDbm、マゼンタの小ドットDsm、イエロの大ドットDby、イエロの小ドットDsy、ブラックの大ドットDbk、ブラックの小ドットDskの8種類のドットを選択的に記録することができる。なお、「画素」とは、インク滴を着弾させドットを記録する位置を規定するために、印刷媒体上に仮想的に定められた方眼状の升目である。図3においては、参考のために画素PXを破線で示す。
なお、図2のステップS130では、画像データPIDがJPEG形式のデータである場合には、画像データPIDそのものを表す2次元コード504のデータを生成する。一方、画像データPIDがBMP形式やGIF形式のデータなど、JPEGデータ以外の形式のデータである場合には、画像データPIDをいったんJPEGデータに変換して、変換後のデータを表すような2次元コード504のデータを生成する。このようにすることで、2次元コードで扱うデータ形式を統一することができ、その結果、後に行う2次元コードの読み取り処理を簡略化することができる。また、2次元コードを生成するのに先立って画像データをより圧縮率の高いフォーマットのデータに変換することで、高品質の画像を小さい領域に格納することができるようになる。
図2のステップS140では、ステップS110で受け取ったすべての画像データについてサムネイルおよび2次元コードのデータの生成を行ったかを判定する。判定結果がNoである場合は、ステップS120に戻り、まだサムネイルおよび2次元コードのデータの生成を行っていない画像データについて、S120、S130の処理を行う。一方、ステップS140において、ステップS110で受け取ったすべての画像データについてサムネイルおよび2次元コードのデータの生成を行ったと判定された場合には、処理はステップS150に移る。
図4は、画像データシート500を示す説明図である。図2のステップS150では、RAM120等に格納されているサムネイルおよび2次元コードのデータに基づいて、画像データシート500のレイアウトデータを作成し、プリンタ30で印刷を行う。なお、画像データシート500は、一定の記録密度で記録される。また、サムネイル502および2次元コード504が印刷される媒体は、A4サイズの写真用の印刷用紙である。
画像データシート500においては、ある画像のサムネイル502と、その画像の2次元コード504とは、上下に隣り合うように配置される。すなわち、対応するサムネイル502および2次元コード504との間には、他のサムネイル502や2次元コード504は記録されていない。そして、画像データシート500には、そのような一組のサムネイル502と2次元コード504とが、6行×4列配置される。なお、図2のステップ110でアプリケーションソフト112から受け取った画像データPIDが24個以上である場合は、ステップS150において、複数ページにわたって画像データシート500が印刷される。
ステップS150において、画像データシート500のレイアウトデータを作成する機能は、プリンタドライバ116の機能部であるレイアウト生成部116hによって実現される。また、画像データシート500のレイアウトデータをプリンタ30が扱うことができる印刷画像データFNLに変換する機能は、プリンタドライバ116の機能部である印刷処理部116eによって実現される。なお、これらレイアウト生成部116hと印刷処理部116eと、プリンタ30とが、特許請求の範囲にいう「印刷部」に相当する。
画像データシート500には、画像データPIDの情報を表している2次元コード504が記録される。このため、ユーザは、画像データシート500を保存することで画像データそのものを保存することができる。また、画像データシート500には、画像データPIDの図柄を表しているサムネイル502が記録されている。このため、ユーザは、画像データシート500にどのような画像のデータが記録されているのかをCDーROMドライブ、DVDドライブ、パーソナルコンピュータなどの装置を介さずに、目視で確かめることができる。
図5は、複数の画像データシート500を収容することができる保存ファイル1000を示す説明図である。保存ファイル1000は、それぞれ画像データシート500を収容することができる複数の透明な袋部1002と、表紙1004と、裏表紙1006と、背表紙1008と、を有する。複数の袋部1002と、表紙1004と、裏表紙1006とは、背表紙1008で綴じられている。複数のサムネイル502が表示された画像データシート500をこのような保存ファイル1000で保存しておけば、ユーザは、画像データシート500をアルバムとして使用することができる。また、画像データシート500は、画像データの2次元コード504を記録しているため、保存ファイル1000によって複数の画像データシート500を保存することで、別途CDやDVDを用意することなく、多数の画像データを保存することができる。
(3)画像データシートに記録された画像データの画像の形成:
図6は、本発明の一実施形態の画像再現システム2を示す説明図である。画像再現システム2のアプリケーションソフト112は、機能部としてユーザーインターフェイス部112a、画像読み取り部112b、画像認識部112c、コード抽出部112d、デコード部112eを有している。画像再現システム2の他の点は、画像記録システム1と同じである。なお、画像再現システム2と画像記録システム1とは、両者の機能を実現できる一つのシステムとすることもできるし、それぞれの機能を実現する別個のシステムとすることもできる。図6においては、図1の画像記録システム1の構成要素と同じ構成要素については、図1と同じ符号を付して示す。
図7は、画像データシート500の2次元コードに基づいて画像を印刷させる指示をアプリケーションソフト112に与えるための印刷指定シートの一例を示す説明図である。ユーザは、この印刷指定シート600によって、画像データシート500に記録された2次元コードに基づいて希望する画像を希望する枚数だけアプリケーションソフト112に印刷させることができる。この印刷指定シート600は、6行×4列の印刷枚数指定欄602を有している。印刷枚数指定欄602は、ユーザが手書きで印刷枚数を表す数字を書き込む欄である。
印刷指定シート600における印刷枚数指定欄602の配列順序と、画像データシート500におけるサムネイル502および2次元コード504の配列順序は、対応している。すなわち、印刷指定シート600内においてn行m列(n、mは正の整数)に位置する印刷枚数指定欄602が対応する画像データのサムネイル502および2次元コード504は、画像データシート500においてn行m列に位置する。たとえば、印刷指定シート600の2行目かつ3列目の欄に数字の「3」が記入されると、その手書き文字がスキャナに取り込まれ、画像認識(文字認識)されて、最終的に、画像データシート500の2行目かつ3列目の2次元コード504の画像が3枚印刷される。また、印刷枚数指定欄602が空欄である場合は、対応する画像データシート500の画像は印刷されない。この印刷枚数指定欄602に記入される情報が、特許請求の範囲にいう「画像特定情報」に相当し、各印刷枚数指定欄602が「部分表示」に相当する。
また、印刷指定シート600は、光学式コード604を2個、有している。印刷指定シート600をスキャナで読み取って画像認識をする際には、この光学式コード604を認識することで、印刷指定シート600の向きを特定することができる。
図8は、画像データシート500に記録された画像を形成する際の処理を示すフローチャートである。まず、ステップS210で、ユーザが、印刷指定シート600の印刷を希望する画像に対応する印刷枚数指定欄602に、印刷を希望する枚数を手書きで記入し(図7参照)、スキャナ60の読み取り台(図示せず)上に配置する。そして、ステップS220では、ユーザから画像データシート500に記録された画像データの印刷の指示を受け取って、アプリケーションソフト112がスキャナ60(図6参照)で印刷指定シート600を読み取る。そして、画像認識を行い、各行各列の印刷枚数指定欄602に指定された枚数を取得する。その際、印刷指定シート600に印刷された光学式コード604によって印刷指定シート600の向きおよび位置が特定され、各印刷枚数指定欄602の位置(行および列)と、指定された枚数とが対応づけられる。
なお、アプリケーションソフト112において、マウス50やキーボード40から入力されるユーザの指示を受け取る機能は、ユーザーインターフェイス部112aが実現する。また、スキャナ60によって画像を読み取る機能は、アプリケーションソフト112の画像読み取り部112bが実現し、画像認識の機能は画像認識部112cが実現する。なお、これら画像読み取り部112bおよび画像認識部112cならびにスキャナ60が、特許請求の範囲にいう「特定情報取得部」に相当する。
次に、ステップS230では、スキャナ60で画像データシート500(図4参照)を読み取って、再現画像データPID2を生成する。2次元コード504のデコードが正確に行われる限り、再現画像データPID2の内容は、画像データPIDの内容と等しい。なお、スキャナ60の読み取り台(図示せず)に画像データシート500を配置する際には、図4の上から下に向かって画像データシート500が読み取られるように画像データシート500を配置する(図4の矢印Ar参照)。
図9は、図8のステップS230における画像データシート500の読み取りの処理を示すフローチャートである。まず、ステップS232で、アプリケーションソフト112は、画像データシート500上で次に読み取るべき行の2次元コード504に、印刷すべき画像の2次元コードが存在するか否かを判定する。具体的には、ステップS220で得た印刷指定シート600の解析結果に基づいて、次に読み取るべき行の2次元コード504に対応する印刷枚数指定欄602に、印刷枚数が指定されていたか否かを判定する。たとえば、図7の例では、1行目の印刷枚数指定欄602の中の1列目の印刷枚数指定欄602に「1」が記入されている。このため、1回目の処理においては、ステップS232の判定結果はYesとなる。
次に読み取るべき行の2次元コード504のいずれかに対応する印刷枚数指定欄602に印刷枚数が指定されている場合には、アプリケーションソフト112は、ステップS234で、1行分の2次元コード504を読み取る。そして、印刷指定シート600で印刷枚数が指定されていた2次元コード504の領域を、読み取った画像中において特定する。たとえば、図7の例に従えば、1行分の2次元コード504を含む画像データ中で、1列目の印刷枚数指定欄602に対応する左端の2次元コード504の画像が特定される。その後、アプリケーションソフト112は、2次元コード504を解析して、再現画像データPID2を生成する。なお、2次元コード504は、自身の向きの情報を符号化して保持している。このため、2次元コード504そのものの解析のためには、2次元コード504が特定の向きに配されて読み取られる必要はない。
なお、印刷枚数が指定されていた2次元コード504の領域を特定する機能は、アプリケーションソフト112の機能部であるコード抽出部112dによって実現される。また、2次元コード504を解析して再現画像データPID2を生成する機能は、デコード部112eによって実現される。これら、コード抽出部112d、デコード部112e、ならびに画像読み取り部112b、スキャナ60が、特許請求の範囲にいう「画像データ生成部」に相当する。
一方、次の1行分の2次元コード504に対応する印刷枚数指定欄602に印刷枚数が指定されていなかった場合には、次の1行分の2次元コード504中に印刷すべき画像の2次元コードは存在しない。このため、次の行に印刷すべき画像が存在しない場合には、処理は、ステップS232からステップS236に進む。ステップS236では、アプリケーションソフト112は、サムネイル502および2次元コード504の1行(1組)分の距離についてスキャンを行わず、スキップする。すなわち、2次元コード504Lの読み取りを行う場合(ステップS234参照)よりも速い速度でスキャナ60の読み取り用の光学センサを送る。たとえば、図7の例では、印刷指定シート600の4行目の印刷枚数指定欄602には印刷枚数が指定されていない。このため、画像データシート500の4行目の2次元コード504の読み取りはおこなわれず、高速でセンサが送られる。このような処理を行うことで、画像データシート500の読み取りに要する時間を短くすることができる。
なお、このような処理は、画像データシート500が、定められた配置でスキャナ60の読み取り台にセットされ、所定の向き(図4の例では上から下に向かう向き)で読み取られること、そして各2次元コード504が、スキャナの読み取りの方向に対して垂直な方向(図4の矢印Ac参照)に複数個並んで配されていることにより、効率的に実行できる。
また、第1実施例では、図8のステップS230の画像データシートの読み取りに先立って、ステップS220で、印刷指定シート600の読み取りが行われる。このため、ステップS220で読み取った情報に基づいて、ステップS230(図9のステップS236)で2次元コード504の読み取りのスキップを行うことができる。
図9のステップS238では、画像データシート500のすべての行の2次元コード504について読み取りまたはスキップが行われたか否かを判定する。まだ、読み取りまたはスキップが行われていない行が存在する場合には、ステップS232に戻る。すべての行の2次元コード504について読み取りまたはスキップが行われた場合には、画像データシート500の読み取りの処理を終了する。図8のステップS230の処理は、以上のようにして行われる。
図8のステップS240では、ステップS230で生成した印刷すべき画像の再現画像データPID2と、ステップS220で読み取った各画像の指定枚数と、に基づいて、再現画像データPID2の画像を指定された枚数だけ印刷する。その後、処理は終了する。
以上で説明した画像再現システム2によれば、ユーザは、2次元コード504の形で画像データを記録している画像データシート500のサムネイル502を見て、印刷指定シート600に枚数を記入することで、印刷を希望する画像を特定し、その画像について印刷を希望する枚数を指定することができる。すなわち、画像データがCDに記録されている場合のように、画像の指定および印刷に先立ってわざわざサムネイルを印刷することなく、画像データが記録されている複数の画像の中から所望の画像を選択し、印刷枚数を指定することができる。
また、第1実施例においては、画像データシート500上においてサムネイル502と2次元コード504とが隣接して記録されている(図4参照)。このため、ユーザは、たとえばハンディスキャナを使用して個別の画像の画像データを取得する際に、どの2次元コードをハンディスキャナで読み取ればよいかを容易に判断することができる。
そして、第1実施例においては、カードリーダ80、プリンタ30、スキャナ60がローカル接続されたパーソナルコンピュータでシステムを実現している。このため、一体型プリンタでシステムを実現する場合に比べて高速に印刷を行うことができ、また、画像の加工も容易である。
B.第2実施例:
図10は、第2実施例における画像データシート500bを示す説明図である。第2実施例の画像データシート500bは、サムネイル502および2次元コード504のレイアウトが第1実施例の画像データシート500とは異なっている。また、第2実施例においては、印刷指定シート600および画像データシート500bの読み取り方法が第1実施例とは異なっている(図8のステップS220,S230参照)。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
第2実施例の画像データシート500bにおいては、サムネイル502は、画像データシート500b上のサムネイル領域512に表示されている。2次元コード504は、2次元コード領域514に表示される。そして、サムネイル領域512内には2次元コード504は表示されず、2次元コード領域514内にはサムネイル502は表示されない。また、サムネイル領域512におけるサムネイル502の配列順序と、2次元コード領域514内における2次元コード504の配列順序とは、対応している。すなわち、サムネイル領域512内においてn行m列(n、mは正の整数)に位置するサムネイル502が表している画像は、2次元コード領域514内においてn行m列に位置する2次元コード504の画像データの内容を表す画像である。
また、印刷指定シート600における印刷枚数指定欄602の配列順序と、サムネイル領域512におけるサムネイル502の配列順序も、対応している。すなわち、印刷指定シート600内においてn行m列(n、mは正の整数)に位置する印刷枚数指定欄602が対応する2次元コード504の画像データは、サムネイル領域512においてn行m列に位置するサムネイル502の画像を表す画像データである。このような態様とすることで、ユーザは、画像データシート500bに表示されているサムネイル502を見て、直感的に対応する位置にある印刷枚数指定欄602に指定枚数を記入することができる。
図11は、第2実施例における印刷指定シート600および画像データシート500bの読み取り方法を示す説明図である。第2実施例においては、画像データシート500bのサムネイル領域512内に印刷指定シート600を重ねて配置し、スキャナ60において、印刷指定シート600と画像データシート500bとを一回の走査で読み取る。
第2実施例においては、サムネイル502がサムネイル領域512内にかためて配置されており、サムネイル領域512内には2次元コード504は表示されていない。また、印刷指定シート600は、サムネイル領域512内に配置できる大きさにもうけられている。このため、サムネイル領域512内に印刷指定シート600を重ねて、印刷指定シート600の印刷枚数指定欄602と、画像データシート500bの2次元コード504とを同じ走査の中で読み取ることができる。そして、それらを1回の走査で読み取ることで、時間を要する画像の読み取り工程を1回分減らすことができ、その結果、画像の印刷に要する時間を短くすることができる。
また、第2実施例においては、印刷指定シート600上において最初に読み取りが完了する行の印刷枚数指定欄602は、画像データシート500b上において最初に読み取りが完了する行の2次元コード504の画像の枚数を指定する印刷枚数指定欄602となるように、画像データシート500b上に印刷指定シート600が配置される。すなわち、画像データシート500b上における2次元コード504の各行の読み取り順序が、印刷指定シート600上における対応する印刷枚数指定欄602の各行の読み取り順序と同じとなるように、画像データシート500b上に印刷指定シート600が配置される。このような態様とすることで、先に読み取った印刷枚数指定欄602のある行において印刷の指定がない場合には、対応する行の2次元コード504の読み取りをスキップすることができる(図9のステップS232およびS236参照)。その結果、画像データシート500bおよび印刷指定シート600の読み取りに要する時間を短くすることができる。
C.第3実施例:
図12は、第3実施例の画像データシート500cの説明図である。第3実施例の画像データシート500cは、2次元コード505の形状、ならびにサムネイル502および2次元コード505のレイアウトが第1実施例の画像データシート500とは異なっている。第3実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
第3実施例においては、画像データを表す2次元コード505は、それぞれ15mm×20mmの大きさを有し、2次元コード領域518内に6行×4列で表示される。そして、サムネイル502は、2次元コード領域518を挟んで両側に位置するサムネイル領域516,517にそれぞれ3行×4列で配置される。サムネイル領域516,517に表示されるサムネイル502は、あわせて6行×4列の配列を構成する。各位置のサムネイル502は、対応する行および列の2次元コード505の画像を表している。そして、印刷指定シート600の各位置の印刷枚数指定欄602は、対応する行および列の2次元コード505の印刷枚数を指定する指定欄である(図7参照)。
このような態様とすることで、ユーザは、直感的に印刷指定シート600の印刷枚数指定欄602に印刷枚数を指定することができる。なお、サムネイル領域516,517を含む2次元コード領域518以外の画像データシート500cの外周近傍の領域515が、特許請求の範囲にいう「第1の領域」であり、2次元コード領域518が特許請求の範囲にいう「第2の領域」である。
第3実施例の2次元コード領域518は、画像データシート500cの外周から3cm以上離れた中央近辺の領域である。このため、ユーザが汚れた手で画像データシート500cを持っても、2次元コード領域518内の2次元コード505は汚されにくい。その結果、画像データシート500cに2次元コード505の形で記録された画像データが失われる可能性は少ない。
D.第4実施例:
図13は、第4実施例の画像データシート500dの説明図である。第4実施例の画像データシート500dは、表面に1個の画像503を有し、裏面に1個の2次元コード506を有している。第4実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
画像503は、第1実施例におけるサムネイル502と同様に、アプリケーション112からプリンタドライバ116が受け取った画像データPIDに基づいて印刷される(図1参照)。また、2次元コード506も、第1実施例における2次元コード504と同様に、アプリケーション112からプリンタドライバ116が受け取った画像データPIDに基づいて印刷される。なお、第4実施例において画像データシート500dに使用される印刷用紙は、裏表とも写真印刷用の表面処理が施されたLサイズ(89mm×127mm)の印刷用紙である。
このような画像データシート500dを生成する際には、いったん印刷用紙上に画像503を記録した後、印刷用紙を反転させて、2次元コード506を印刷する。
このような態様とすることで、ユーザは、画像データシート500dの2次元コード506をスキャナ60やハンディスキャナ(図示せず)で読み取らせて画像を印刷することができる。すなわち、印刷指定シート600(図7参照)を使用せずに、A4サイズなど、画像データシート500dより大きな印刷用紙に画像を印刷することができる。また、従来の写真のプリントを収容するためのアルバムに、画像データを記録した画像データシート500dを保存することができる。
E.第5実施例:
図14は、第5実施例の画像処理装置3を示す斜視図である。画像処理装置3は、外部のコンピュータに接続されることなく、単体で、コンパクトフラッシュカードなどの記憶媒体に格納された画像データに基づいて、画像の印刷を行うことができるプリンタである。第1実施例では、画像記録システム1と画像再現システム2とは、それぞれコンピュータ10、カラープリンタ30、スキャナ60等を備えた別個のシステムであった。しかし、画像データシート500を生成し、画像データシート500の2次元コード504に基づいて画像を印刷する装置は、画像処理装置3のような単独の装置とすることができる。
この画像処理装置3は、インク滴を吐出して印刷を行う印刷ヘッド(図示せず)と、印刷用紙を供給するためのオートシードフィーダ201と、画像が印刷された印刷用紙を受ける排紙トレイ202と、液晶ディスプレイ220と、各種の操作を行うためのボタン群240と、コンパクトフラッシュカード、SDカード、メモリスティックなどのメモリカードを挿入されデータを読み取るためのカードリーダ280と、CPU231と、を備えている。さらに、画像処理装置3は、画像を光学的に読み取ることができるスキャナ部(図示せず)と、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタ、ダークイエローの7色のインクでドットを形成して印刷を行うことができる印刷部(図示せず)と、を備える。なお、図14においては、説明を分かりやすくするために、CPU231およびその機能部を画像処理装置3の外部に表示している。
CPU231の機能部である画像データ入力部231aは、カードリーダ280を介してコンパクトフラッシュカード81やSDカード(図示せず)、メモリスティック(図示せず)から画像データを受け取る機能を実現する。画像データ入力部231aは、第1実施例の画像データ入力部116a(図1参照)に相当する機能部である。ユーザーインターフェイス部231bは、ボタン群240から入力されるユーザの指示を受け取る機能を実現する。ユーザーインターフェイス部231bは、第1実施例のユーザーインターフェイス部116b(図1参照)に相当する。
CPU231の機能部である印刷処理部231eは、カードリーダ280を介して画像処理装置3が受け取った画像データやCPU231が処理した画像データを、画像処理装置3が使用するインクの色である7色の色成分による印刷画像データFNLに変換する機能を実現する。印刷処理部231eは、第1実施例の印刷処理部116e(図1参照)に相当する。画像処理部231dは、カードリーダ280を介して画像処理装置3が受け取った画像データに基づいて、2次元コードやサムネイルのデータの作成などの様々な画像処理を行う機能を実現する。画像処理部231dは、第1実施例の画像処理部116d(図1参照)に相当する。
CPU231の機能部である画像読み取り部231fは、スキャナ部による画像の読み取り機能を実現する。画像読み取り部231fは、第1実施例の画像読み取り部112b(図6参照)に相当する。画像認識部231gは、スキャナ部で読み取った画像を認識する機能を実現する。画像認識部231gは、第1実施例の画像認識部112c(図6参照)に相当する。
その他、CPU231の機能部であるサムネイル生成部231h、2次元コード生成部231i、レイアウト生成部231j、コード抽出部231k、デコード部231lは、それぞれ第1実施例のサムネイル生成部116f、2次元コード生成部116g、レイアウト生成部116h、コード抽出部112d、デコード部112eに相当する。
このような態様とすれば、コンピュータ10を使用せずに、画像処理装置3単独で画像データシート500を生成して画像データを記録し、画像データシート500に基づいて画像の印刷を行うことができる。よって、ユーザは、簡易な手続きで画像データを画像データシートに記録し、また、画像データシートを読み込んで画像を印刷することができる。
F.第6実施例:
図15は、第6実施例の画像処理システムを示す説明図である。第6実施例の画像処理システムは、インターネットINTを一部に含むネットワークで互いに接続されたパーソナルコンピュータ10と、プリンタ30と、デジタルスチルカメラ300と、ストレージサーバ400と、を備えている。図1および図6に示した第1実施例の各要素と同じ要素は、同じ符号を用いてあらわされている。なお、図15では、パーソナルコンピュータ10に接続されたキーボード40、マウス50、スキャナ60、メモリカードリーダ80は図示を省略している。
第6実施例の画像処理システムでは、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ10と、プリンタ30とは、第1実施例の画像記録システム1および画像再現システム2と同じ機能を果たす。また、パーソナルコンピュータ10は、メモリカードリーダ80やDVDドライブ70を介して画像データを読み込むほか、ネットワークを介して、デジタルスチルカメラ300内に蓄積された画像データや、ストレージサーバ400内に蓄積された画像データを読み込むことができる。
このような態様としても、第1実施例と同様、格納されている画像の内容を目で見ることができる画像データシートを生成し、また、画像データシートに基づいて、画像を画面に表示し、また、プリンタ30から印刷することができる。また、第6実施例では、ストレージサーバ400を備えるため、大量の画像データの中から画像データを選択して、画像データシートに記録することができる。
G.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)変形例1:
上記実施例では、サムネイル502のデータは、アプリケーションソフト112からプリンタドライバ116に渡された画像データPIDに基づいて作成されていた。しかし、サムネイル502のデータは、画像データPIDから変換された画像データであって、2次元コード504として記録される画像データに基づいて生成することもできる。そのような態様においては、サムネイル502は、2次元コード504として記録される画像データに基づいて生成することができる画像となる。すなわち、サムネイル502は、2次元コード504として記録される画像データの画像を表すものであれば様々な態様のものであってよい。
(2)変形例2:
上記第1実施例では、画像データを記録した2次元コードはJPEG形式の画像データを記録していた。しかし、2次元コードは、BMP形式、TIFF形式、GIF形式など、他の形式の画像データを記録するものとすることもできる。ただし、2次元コードが記録している画像データは、BMP形式のように、画像中の各画素と1対1に対応させて表示すべき色の情報が保持される形式の画像データに比べて、情報が圧縮されて保持されている画像データであることが好ましい。そのような態様とすれば、同じ記録物に表示されている画像よりも狭い領域に表された2次元コードで、その画像よりも画素数が多い画像を記録しうる。
(3)変形例3:
上記実施例では、サムネイル502と2次元コード504は、画像データシート500上において同じ記録密度で記録されていた。しかし、サムネイル502と2次元コード504は、異なる記録密度で記録することもできる。ただし、サムネイル502は2次元コード504よりも粗い記録密度で記録することが好ましい。そのような態様とすれば、単位面積当たりのサムネイル502の記録速度を、2次元コード504よりも速くすることができる。よって、2次元コード504が記録している情報量を少なくすることなく、全体として画像データシート500を記録するために要する時間を短くすることができる。
なお、サムネイル502と2次元コード504の記録密度が異なる態様において、2次元コード504の記録密度は、サムネイル502の記録密度に対して、縦方向、横方向とも整数倍であることが好ましい。そのような態様とすれば、印刷画像データFNLを生成する際、および印刷画像データFNLに基づいて印刷を行う際の処理を容易にすることができる。
(4)変形例4:
上記実施例では、2次元コード504は、長方形の領域内に、所定の記録密度でシアン、マゼンダ、イエローまたはブラックの4色でドットを形成して、それらの色のドットの形成または不形成、さらに、形成されるドットの大きさで情報を表すコードであった。しかし、画像データを記録する2次元コードは、他の態様とすることもできる。
たとえば、画像データを記録する2次元コードは、ライトシアン、ライトマゼンタなどのプリンタが有する他のインクをも使用してドットを形成して、そのドットの形成または不形成、さらに、形成されるドットの大きさで情報を表すコードとすることもできる。
また、上記実施例では、ドットの大きさの種類は、各インク色について大小2種類であったが(図3参照)、3種類以上の大きさのドットを使用することもできる。また、ドットの大きさは1種類とすることもできる。なお、いずれの態様においても、特定の位置において「色が表示されていないこと」が所定の情報を表すことができる。
また、イエロ、ライトシアン、ライトマゼンタなどのインクの記録または不記録の判別、そしてドットの大きさの判別がしにくい淡色インクについては、他のインクに比べてドットの大きさの種類を少なくすることもできる。また、イエロを含む淡色インクは、2次元コードの生成に使用しないこととしてもよい。
さらに、画像データを記録する2次元コードは、上記の実施例のように、各色のインクによるドットの形成または不形成で情報を記録する態様のほか、所定の領域に複数のインクを使用してその混色により他種類の色を表示し、その表現された色に基づいて情報を表すものとしてもよい。その際、複数のインクを使用して色をあらわす領域は、印刷における1画素であってもよいし、複数の画素で構成される領域であってもよい。
また、上記実施例では、2次元コードは、記録物にインクを付着させてドットを形成することにより記録されていた。しかし、2次元コードは、他の方法で記録物に記録することもできる。たとえば、記録物に感光材料を塗布し、その感光材料を感光させて各位置における色を表示することもできる。
また、上記実施例では、2次元コード504は、長方形の形状を有していたが、長方形以外の多角形や円、星形など、他の形状を有していてもよい。ただし、画像を表すコードは、サムネイルよりも小さい領域に記録されていることが好ましい。そのような態様とすれば、画像データシート上においてサムネイルに比べて2次元コードが目に付きにくくなり、画像データシートをアルバムとして使用する際に好ましい。
以上で説明したように、画像データを記録するコードは、所定の領域内において複数の位置にそれぞれ表示されている色によって情報を表すコードであればよい。なお、2次元コードは、人間の目で視認できない色で表示することとしてもよい。たとえば、特定の波長の光を当ててその反射光を検知することで、記録の有無を検出できるものとしてもよい。
(5)変形例5:
第1実施例では、印刷指定シート600を読み取った後、画像データシート500を読み取っていた。しかし、印刷指定シートと画像データシートの読み取りの順序はこの順番に限られるものではなく、印刷指定シートと画像データシートを並行して読み込んでもよく、また、画像データシートを先に読み込んでもよい。
ただし、印刷指定シートと画像データシートを並行して読み込む場合にも、全2次元コード中で最初に読み込まれる2次元コード504に対応する印刷枚数指定欄602は、全印刷枚数指定欄中で最初に読み込まれることが好ましい。そして、各2次元コードに対応する印刷枚数指定欄の読み込み順序は、各2次元コードの読み込み順序と一致していることが好ましい。このような態様とすれば、印刷枚数指定欄のデータに基づいて処理が終わった2次元コードのデータから順にメモリから廃棄していくことがきる。すなわち、すべての2次元コードの処理が終わるまですべての2次元コードのデータを保持している必要がない。よって、必要なメモリの容量を少なくすることができる
(6)変形例6:
画像データシートに表示される画像は、画像データシートの2次元コードが記録している画像データよりも少ない画素数で表示されてもよく、また、2次元コードが記録している画像データよりも多い画素数で表示されてもよい。すなわち、画像データシートに記録されている画像は、縮小されているか、拡大されているか、画像処理が施されているかを問わず、2次元コードが記録している画像データの絵柄を表す画像であればよい。
(7)変形例7:
第3実施例においては、2次元コード505は、画像データシート500cの外周から3cm以上離れた中央近辺の領域518に記録されていた。しかし、画像データを記録している2次元コードは、他の位置に記録することもできる。ただし、2次元コードは、画像データシートの外周から2cm以上離れた領域に記録することができる。また、2次元コードは、画像データシートの外周から4cm以上離れた領域に記録することがより好ましい。そして、画像データシートの外周から5cm以上離れた領域に記録することがさらに好ましい。
(8)変形例8:
上記第1〜第3実施例においては、画像データを記録した複数の2次元コードは、それぞれの画像データの画像の配列順序と同じ配列順序で記録されていた。しかし、記録物に表示される複数の2次元コードは、他の配列順序で記録することもできる。ただし、印刷指定シートの印刷枚数指定欄は、対応する画像の配列順序と同じ配列順序で配列されていることが好ましい。
(9)変形例9:
上記第1〜第3実施例では、印刷指定シート600には、各画像の印刷すべき枚数は手書きで記入された。しかし、印刷すべき画像を特定するための印刷指示媒体には、マークシートに記入する方法や印刷指定シートに穴を開ける方法など、他の方法で印刷すべき画像および枚数を特定する情報を表示してもよい。ただし、光学的な手段で情報を読み取ることができるように情報が表示されていることが好ましい。そのような態様とすれば、画像データを記録した記録物を読み取る際の機器と同じ機器で印刷指示媒体を読み取ることができる。
(10)変形例10:
第4実施例においては、画像データを記録している2次元コード506と画像503とは、1枚のシート状の記録物の表と裏に1個ずつ記録されていた。しかし、画像を記録しているコードとその画像とは、それぞれ異なる面に複数個ずつ記録することもできる。なお、その際、1方の面における複数のコードの配列順序と、他方の面におけるそれぞれ対応する画像の配列順序とは、いずれも、一致していることが好ましい。また、複数の画像の配列順序と、印刷指定シートにおける対応する画像の印刷枚数指定欄の配列順序も、一致していることが好ましい。
また、第4実施例においては、画像データを記録している2次元コード506と画像503とは、1枚のシート状の記録物の表と裏に記録されていた。しかし、画像データを記録している2次元コード506と画像503とは、他の態様で記録物に記録することができる。たとえば、立体形状を有する物体(記録物)のある面に画像503を記録し、2次元コードは、通常見えない底面や、ふたを開けなければ現れない面に記録することもできる。すなわち、画像データを記録するコードと画像とは、同時に視認できない面にそれぞれ記録するものであればよい。なお、「画像を記録したコードと画像とを記録物に記録する際の形状においては同時に視認できないが、その状態から記録物を変形させることによって同時に視認できるようになる面」は、「同時に視認できない面」に該当するものとする。
画像データを符号化したコードと画像データの画像とを記録する記録物は、コードと画像データの画像とを表示できるさまざまなものとすることができる。たとえば、画像を表示できるような紙や樹脂製のシートとすることができる。また、それらの紙や樹脂製のシートに表面処理を施したものとすることもできる。さらに、前述のように感光材料を塗布された紙やシートであってもよい。一方、上述のように立体形状を有する物体であってもよい。すなわち、画像データを符号化したコードと画像データの画像とを記録する「記録物」は、コードと画像データの画像とを表示または印画できるものである。
(11)変形例11:
上記実施例では、画像データシートの2次元コードに基づいて生成された再現画像データPID2は、プリンタ30で印刷されていた。しかし、記録物上のコードに基づいて生成された画像データは印刷される以外に、たとえば、ディスプレイ20に表示する、スクリーンに投射するなど、他の方法で出力されてもよい。
(12)変形例12:
上記第6実施例では、各機器はインターネットINTを含むネットワークで接続されていた(図15参照)。しかし、各機器はローカル接続することもできる。たとえば、デジタルスチルカメラ300をUSB(Universal Serial Bus)でパーソナルコンピュータ10に接続することもできる。また、USBに代えて、赤外線による通信、ブルートゥースによる通信、または無線LANによる接続を採用することもできる。
USBによってデジタルスチルカメラ300とパーソナルコンピュータ10とを接続する態様においては、安価な設備によって、数Mbps〜数百Mbpsの高速な通信で画像データの受け渡しを行うことができる。また、赤外線による通信を使用する態様においては、比較的簡易かつ安価にデジタルスチルカメラ300とパーソナルコンピュータ10とを接続することができる。ブルートゥースによる通信を使用する態様も同様である。そして、無線LANによる接続を使用する態様においては、数Mbps〜数十Mbpsの高速な通信を行うことができる。
(13)変形例13:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、アプリケーションソフト112やプリンタドライバ116(図1および図6)の機能の一部をプリンタ30の回路が実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、コンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
本発明の一実施形態の画像記録システム1を示す説明図。 印刷媒体上に2次元コードとして画像データを記録する際のプリンタドライバにおける処理を示すフローチャート。 画像データPIDを表す2次元コード504の説明図。 画像データシート500を示す説明図。 複数の画像データシート500を収容することができる保存ファイル1000を示す説明図。 本発明の一実施形態の画像再現システム2を示す説明図。 画像データシート500の2次元コードに基づいて画像を印刷させる指示をアプリケーションソフト112に与えるための印刷指定シートの一例を示す説明図。 画像データシート500に記録された画像を形成する際の処理を示すフローチャート。 画像データシート500の読み取りの処理を示すフローチャート。 第2実施例における画像データシート500bを示す説明図。 第2実施例における印刷指定シート600および画像データシート500bの読み取り方法を示す説明図。 第3実施例の画像データシート500cの説明図。 第4実施例の画像データシート500dの説明図。 第5実施例の画像処理装置3を示す斜視図。 第6実施例の画像処理システムを示す説明図。
符号の説明
1…画像記録システム
2…画像再現システム
3…画像処理装置
10…パーソナルコンピュータ
20…液晶ディスプレイ
30…カラープリンタ
40…キーボード
50…マウス
60…スキャナ
70…DVDドライブ
71…DVD
80…メモリカードリーダ
81…コンパクトフラッシュカード
110…CPU
112…アプリケーションソフト
112a…ユーザーインターフェイス部
112b…画像読み取り部
112c…画像認識部
112d…コード抽出部
112e…デコード部
114…ビデオドライバ
116…プリンタドライバ
116a…画像データ入力部
116b…ユーザーインターフェイス部
116d…画像処理部
116e…印刷処理部
116f…サムネイル生成部
116h…レイアウト生成部
120…RAM
130…ハードディスク
201…オートシードフィーダ
202…排紙トレイ
220…液晶ディスプレイ
231…CPU
231a…画像データ入力部
231b…ユーザーインターフェイス部
231d…画像処理部
231e…印刷処理部
231f…画像読み取り部
231g…画像認識部
231h…サムネイル生成部
231j…レイアウト生成部
231k…コード抽出部
231l…デコード部
240…ボタン群
280…カードリーダ
300…デジタルスチルカメラ
400…ストレージサーバ
500,500b〜500d…画像データシート
502…サムネイル
512,516,517…サムネイル領域
600…印刷指定シート
602…印刷枚数指定欄
604…光学式コード
1000…保存ファイル
1002…袋部
1004…表紙
1006…裏表紙
1008…背表紙
Ac…2次元コードの並び方向(スキャナの読み取り方向に垂直な方向)を示す矢印
Ar…スキャナの読み取り方向を示す矢印
Dbc…シアンの大ドット
Dbk…ブラックの大ドット
Dbm…マゼンタの大ドット
Dby…イエロの大ドット
Dsc…シアンの小ドット
Dsk…ブラックの小ドット
Dsm…マゼンタの小ドット
Dsy…イエロの小ドット
FNL…印刷画像データ
ORG…原画像データ
PID…初期画像データ
PID2…再現画像データ
PX…画素

Claims (13)

  1. 画像データが記録されている記録物に基づいて画像を出力する方法であって、
    前記記録物には、前記画像データを符号化したコードと、前記画像データの画像と、が形成されており、
    前記方法は、
    (a)前記記録物の前記コードを読み取って前記画像データを生成する工程と、
    (b)前記生成した画像データに基づいて、前記画像データの画像を出力する工程と、を含む方法。
  2. 請求項1記載の方法であって、
    前記記録物には、複数の前記コードと、複数の前記画像と、が形成されており、
    前記方法は、さらに、
    (c)前記複数の画像の中の印刷すべき画像を特定できる画像特定情報が形成された印刷指示媒体を読み取って、前記画像特定情報を取得する工程を備え、
    前記工程(b)は、
    前記画像特定情報および前記画像データに基づいて、前記印刷すべき画像を印刷する工程を含む、方法。
  3. 請求項2記載の方法であって、
    前記工程(c)は、前記工程(a)よりも先に実行され、
    前記工程(a)は、
    前記画像特定情報に基づいて、前記複数のコードのうち前記印刷すべき画像以外の画像の少なくとも一部に対応するコードを読み取らずに、前記印刷すべき画像に対応するコードを読み取って、前記画像データを生成する工程を含む、方法。
  4. 請求項2記載の方法であって、さらに、
    (d)前記記録物上の領域であって前記コードが形成されていない領域に、前記印刷指示媒体を重ねる工程を有し、
    前記工程(a)と(c)は、
    前記印刷指示媒体が重ねられた前記記録物を読み取ることによって実行される、方法。
  5. 請求項2記載の方法に使用される印刷指示媒体であって、
    前記画像特定情報の表示は、前記印刷すべき画像のコードにそれぞれ対応する部分表示を含み、
    前記部分表示は、前記印刷指示媒体上において、前記印刷すべき画像のコードと同じ配列順序で形成されている、印刷指示媒体。
  6. 請求項2記載の方法に使用される印刷指示媒体であって、
    前記記録物の前記複数の画像は、内部に前記コードが形成されていない一つの領域内に形成されており、
    前記印刷指示媒体は、前記一つの領域内に配置できる大きさである、印刷指示媒体。
  7. 画像データを記録した記録物に基づいて印刷を行う印刷装置であって、
    記録物には、画像データを符号化したコードと、前記画像データの画像と、が形成されており、
    前記印刷装置は、
    前記記録物の前記コードを読み取って前記画像データを生成する画像データ生成部と、
    前記生成した画像データに基づいて、前記画像データの画像を印刷する印刷部と、を備える装置。
  8. 請求項7記載の装置であって、
    前記記録物には、複数の前記コードと、複数の前記画像と、が形成されており、
    前記印刷装置は、さらに、
    前記複数の画像の中の印刷すべき画像を特定できる画像特定情報が形成された印刷指示媒体を読み取って、前記画像特定情報を取得する特定情報取得部を備え、
    前記印刷部は、前記画像特定情報および前記画像データに基づいて、前記印刷すべき画像を印刷する、装置。
  9. 請求項8記載の装置であって、
    前記画像特定情報は、前記印刷すべき画像を印刷すべき枚数を特定することができる情報であり、
    前記印刷部は、前記画像特定情報および前記画像データに基づいて、前記印刷すべき画像を前記枚数だけ印刷する、装置。
  10. 請求項8記載の装置であって、
    前記画像データ生成部は、
    前記画像特定情報に基づいて、前記複数のコードのうち前記印刷すべき画像以外の画像の少なくとも一部に対応するコードを読み取らずに、前記印刷すべき画像に対応するコードを読み取って、前記画像データを生成する、装置。
  11. 請求項8記載の装置であって、
    前記画像データ生成部と前記特定情報取得部は、前記複数のコードを隠さないように前記印刷指示媒体が重ねられた前記記録物を読み取ることによって、それぞれ前記画像データを生成し、前記画像特定情報を取得する、装置。
  12. 請求項11記載の装置であって、
    前記画像特定情報の表示は、前記印刷すべき画像のコードにそれぞれ対応する部分表示を含み、
    前記部分表示は、前記印刷指示媒体上において、前記印刷すべき画像のコードと同じ配列順序で形成されており、
    前記画像データ生成部と前記特定情報取得部は、前記記録物上の前記印刷すべき画像のコードの配列の向きと、前記各コードに対応する前記印刷指示媒体上の前記部分表示の配列の向きと、が同じになるように重ねられた前記記録物と前記印刷指示媒体を読み取ることによって、それぞれ前記画像データを生成し、前記画像特定情報を取得することができ、
    前記画像データ生成部が前記印刷すべき画像のコードを読み取るよりも先に、前記特定情報取得部が前記コードに対応する前記部分表示を読み取った場合に、前記画像データ生成部は、前記画像特定情報に基づいて、前記複数のコードのうち前記印刷すべき画像以外の画像の少なくとも一部に対応するコードを読み取らずに、前記印刷すべき画像に対応するコードを読み取って、前記画像データを生成する、装置。
  13. 画像データが記録されている記録物に基づいて画像を出力するためのコンピュータプログラムであって、
    前記記録物には、前記画像データを符号化したコードと、前記画像データの画像と、が形成されており、
    前記コンピュータプログラムは、
    前記記録物の前記コードを読み取って前記画像データを生成する機能と、
    前記生成した画像データに基づいて、前記画像データの画像を出力する機能と、をコンピュータに実現させることができるコンピュータプログラム。
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