JP2007061825A - レーザ照射装置、レーザスクライブ方法 - Google Patents

レーザ照射装置、レーザスクライブ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 容易にレーザスクライブの効率を高めることができるレーザ照射装置、レーザスクライブ方法を提供する。
【解決手段】 レーザ照射装置は、レーザ光を出射するレーザ光源101と、レーザ光を分岐する分岐手段130と、分岐されたレーザ光をそれぞれ集光し、集光されたそれぞれの集光点P1〜P3が、切断予定ラインL上に位置し、かつ、マザー基板Wの厚み方向の異なる位置となるように配置された複数の集光レンズ103a〜103cと、集光点P1〜P3の位置を調整可能とするZ軸スライド機構104a〜104cと、集光レンズ103a〜103cとマザー基板Wとを相対的に移動可能とするX軸,Y軸スライド部110,108と、Z軸スライド機構104a〜104cとX軸,Y軸スライド部110,108を制御するメインコンピュータ120とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レーザ照射装置、レーザスクライブ方法に関する。
従来、表示パネルのガラス基板の切断方法として、レーザ光を用いて切断するレーザスクライブ方法が知られている。このレーザスクライブ方法は、ガラス基板に設けられた切断予定ラインに沿って、レーザ光を照射し、ガラス基板の内部に改質領域を形成させ、該改質領域を起点にしてガラス基板を切断するというものである。
上記のレーザスクライブ方法には、例えば、特許文献1に示すように、1つの集光レンズに対して、互いに広がり角の異なるレーザ光をガラス基板等の内部に集光させることにより、1本の切断予定ラインに対して、異なる焦点深さの集光点を設定し、切断予定ラインに沿った1回の走査で同時期に複数本の改質領域を形成し、加工時間の短縮を図ろうとしている。
特開2004−337902号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、異なる焦点深さのレンジが小さいので、条件設定や条件変更が難しいという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、容易にレーザスクライブの効率を高めることができるレーザ照射装置、レーザスクライブ方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、加工対象物の切断予定ラインに沿ってレーザ光を照射して、加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザ照射装置であって、レーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光を分岐する分岐手段と、分岐手段によって分岐されたレーザ光をそれぞれ集光し、集光されたそれぞれの集光点の位置が、切断予定ライン上で、かつ、加工対象物の厚み方向に対して異なるように配置された複数の集光レンズと、集光点の加工対象物に対する位置を調整可能とする位置調整手段と、複数の集光レンズと加工対象物とを相対的に移動可能とする移動手段と、分岐されたレーザ光の集光点が加工対象物の厚み方向の所定の位置に配置されるように位置調整手段を制御すると共に、加工対象物の切断予定ラインに沿って集光点が相対的に移動するように移動手段を制御する制御部とを有することを要旨とする。
これによれば、レーザ光源から出射されたレーザ光は、分岐手段によって、レーザ光が分岐される。分岐されたレーザ光は、それぞれ分岐されたレーザ光に対応する集光レンズによって集光される。集光レンズは、分岐されたレーザ光の集光点が、加工対象物に設けられた切断予定ライン上で、かつ、加工対象物の厚み方向の異なる位置となるように配置されている。そして、制御部によって制御された位置調整手段と移動手段によって、集光点の加工対象物に対する位置が調整され、レーザ光の光軸と略直交する平面内で相対的に移動することにより、切断予定ラインに沿ってレーザ光が照射される。従って、切断予定ラインの加工対象物の厚み方向に同時期に複数本の改質領域が形成されるので、レーザスクライブの効率を高めることができる。
本発明のレーザ照射装置の位置調整手段では、複数の集光レンズをそれぞれ稼動させて、加工対象物の厚み方向に対する集光点の位置を調整してもよい。
これによれば、各集光レンズが稼動することにより、加工対象物の厚み方向に対して、レーザ光の集光点の位置を容易に調整することができる。
本発明のレーザ照射装置は、分岐手段に、分岐されたレーザ光のパワーを調整するパワー調整手段を備えてもよい。
これによれば、分岐されたレーザ光は、パワー調整手段によって、各集光レンズから異なるパワーのレーザ光を照射することができ、容易に加工対象物に対して、最適な条件でレーザスクライブを行うことができる。
本発明は、上記のレーザ照射装置を用い、加工対象物の切断予定ラインに沿って、集光されたレーザ光を照射して、加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザスクライブ方法であって、レーザ光の集光点が加工対象物の切断予定ライン上に位置するように複数の集光レンズと加工対象物とを相対的に位置決めする位置決め工程と、レーザ光の集光点のそれぞれ位置が、加工対象物の厚み方向に対して異なるように位置調整手段によって調整する位置調整工程と、複数の集光レンズに対して、加工対象物をレーザ光の光軸と略垂直方向に相対移動させながら、切断予定ラインに沿ってレーザ光を照射する走査工程とを有することを要旨とする。
これによれば、位置決め工程では、加工対象物の切断予定ライン上に集光点が位置するように調整される。位置調整工程では、集光点の位置が、加工対象物の厚み方向に対して異なるように調整される。そして、走査工程では、複数の集光レンズに対して、加工対象物をレーザ光の光軸と略垂直方向に相対移動させながら、レーザ光を照射する。従って、切断予定ラインの加工対象物の厚み方向に同時期に複数本の改質領域が形成されるので、レーザスクライブの効率を高めることができる。
本発明は、上記のレーザ照射装置を用い、加工対象物の切断予定ラインに沿って、集光されたレーザ光を照射して、加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザスクライブ方法であって、レーザ光の集光点が加工対象物の切断予定ライン上に位置するように複数の集光レンズと加工対象物とを相対的に位置決めする位置決め工程と、レーザ光の集光点のそれぞれ位置が、加工対象物の厚み方向に対して異なるように位置調整手段によって調整する位置調整工程と、加工対象物に対して、複数の集光レンズをレーザ光の光軸方向に相対移動させながらレーザ光を照射する第1走査工程と、複数の集光レンズに対して、加工対象物をレーザ光の光軸と略垂直方向に、複数の集光レンズ間の集光点のピッチ間の距離よりも長い距離で相対移動する移動工程と、加工対象物に対して、複数の集光レンズをレーザ光の光軸方向に相対移動させながらレーザ光を照射する第2走査工程とを有することを要旨とする。
これによれば、位置決め工程では、加工対象物の切断予定ライン上に集光点が位置するように調整される。位置調整工程では、集光点の位置が、加工対象物の厚み方向に対して異なるように調整される。そして、第1走査工程では、加工対象物に対して、複数の集光レンズをレーザ光の光軸方向に相対移動させながらレーザ光を照射することにより集光点の移動に沿って改質領域が形成される。移動工程では、集光点のピッチ間の距離よりも長い距離を前記レーザ光の光軸に対して略直交した方向に移動させ、第2走査工程で、その移動した地点で、複数の集光レンズをレーザ光の光軸方向に相対移動させながらレーザ光を照射することにより、集光点の移動に沿って改質領域が形成される。従って、改質領域が、レーザ光の光軸方向に、移動距離から集光点ピッチを差し引いた分だけずれて形成されるので、加工対象物をブレイクするとき、ずれて形成された改質領域に沿って亀裂が発生し、ブレイクをしやすくすることができる。
本発明のレーザスクライブ方法では、走査工程の後に、集光点を加工対象物の厚み方向にずらし、さらにレーザ光を照射して走査を繰り返し行ってもよい。
これによれば、集光点を加工対象物の厚み方向にずらして、レーザ照射することにより、加工対象物の異なる厚みに対応することができる。
本発明の実施形態は、液晶表示装置を構成する液晶表示パネルを製造する工程において、液晶表示パネルが区画形成されたマザー基板を切断する工程で用いられるレーザ照射装置と、このレーザ照射装置を用いたレーザスクライブ方法を例に説明する。
(加工対象物の構成)
まず、加工対象物の構成について説明する。図1は、液晶表示パネルが区画形成された加工対象物としてのマザー基板の構成を示し、同図(a)は平面図、同図(b)は、同図(a)のA−A線で切った断面図である。
図1(a)において、マザー基板Wは、1つの液晶表示パネル10に相当する複数区画形成されたウエハ状の素子基板1と、対向基板2で構成されている。図1(b)に示すように、対向基板2は、個々に区画形成された素子基板1と接着されている。1つの液晶表示パネル10は、区画領域Dx,Dyに沿った切断予定ラインLを切断して、マザー基板Wから取り出される。この場合、マザー基板Wは、厚み1.2mm、直径12インチの石英ガラス基板であり、200個分の液晶表示パネル10が区画形成されている。
尚、本実施形態では、マザー基板Wは、素子基板1に個々の対向基板2を接着した形態であるが、素子基板1と同様に、対向基板2が複数区画形成されたウエハ状の基板を素子基板1と接着し、接着された相方の基板1,2を切断して液晶表示パネル10を取り出すようにしてもよい。
(レーザ照射装置の構成)
次に、レーザ照射装置の構成について説明する。図2は、レーザ照射装置の構成を示す概略図である。
図2に示すように、レーザ照射装置100は、レーザ光を出射するレーザ光源101と、出射されたレーザ光を複数本(本実施形態では3本)に分岐する分岐手段130と、分岐された3本のレーザ光をそれぞれに集光する複数(本実施形態では3つ)の集光レンズ103a,103b,103cを備えている。また、マザー基板Wを載置するステージ107と、ステージ107を集光レンズ103a〜103cに対してX,Y軸方向に移動させる移動手段としてのX軸スライド部110およびY軸スライド部108とを備えている。また、ステージ107に載置されたマザー基板Wに対して集光レンズ103a〜103cのZ軸方向の位置を変えて、レーザ光の集光点の位置を調整する位置調整手段としてのZ軸スライド機構104a,104b,104cと、分岐手段130の集光レンズ103a〜103cの反対側に撮像装置112を備えている。
レーザ照射装置100は、上記各構成を制御するメインコンピュータ120を備えており、メインコンピュータ120には、CPUや各種メモリーの他に撮像装置112が撮像した画像情報を処理する画像処理部124を有している。撮像装置112は、同軸落射型光源とCCD(固体撮像素子)が組み込まれたものである。同軸落射型光源から出射した可視光は、集光レンズ103a〜103cを透過して焦点を結ぶ。
メインコンピュータ120には、レーザ加工の際に用いられる各種加工条件のデータを入力する入力部125とレーザ加工時の各種情報を表示する表示部126が接続されている。また、レーザ光源101の出力やパルス幅、パルス周期を制御するレーザ制御部121と、Z軸スライド機構104a〜104cをそれぞれ駆動して集光レンズ103a〜103cのZ軸方向の位置をそれぞれ制御するレンズ制御部122とが接続されている。さらに、X軸スライド部110とY軸スライド部108をそれぞれレール109,111に沿って移動させるサーボモータ(図示省略)を駆動するステージ制御部123が接続されている。
集光レンズ103a〜103cをZ軸方向に移動させるZ軸スライド機構104a〜104cには、移動距離を検出可能な位置センサが内蔵されており、レンズ制御部122は、この位置センサの出力を検出して集光レンズ103a〜103cのZ軸方向の位置を制御可能となっている。したがって、撮像装置112の同軸落射型光源から出射した可視光の焦点がマザー基板Wの表面と合うように集光レンズ103a〜103cをZ軸方向に移動させれば、マザー基板Wの厚みを計測することが可能である。
レーザ光源101は、例えばチタンサファイアを固体光源とするレーザ光をフェムト秒のパルス幅で出射するいわゆるフェムト秒レーザである。この場合、パルスレーザ光は、波長分散特性を有しており、中心波長が800nmであり、その半値幅はおよそ20nmである。またパルス幅はおよそ300fs(フェムト秒)、パルス周期は1kHz、出力はおよそ2100mWである。集光レンズ103a〜103cは、この場合、倍率が100倍、開口数(NA)が0.8、WD(Working Distance)が3mmの対物レンズである。
尚、本実施形態では、ステージ107は、Y軸スライド部108に支持されているが、X軸スライド部110とY軸スライド部108との位置関係を逆転させてX軸スライド部110に支持される形態としてもよい。また、ステージ107をθテーブルを介してY軸スライド部108に支持することが好ましい。これによれば、マザー基板Wに照射されるレーザ光がマザー基板Wに対してより垂直な状態とすることが可能である。
次に、分岐手段130の構成と、集光レンズ103a〜103cの配置について説明する。図3(a)は、分岐手段の構成と、集光レンズの配置を示す模式図であり、同図(b)は、平面図である。
図3(a)に示すように、分岐手段130は、レーザ光源101から出射されたレーザ光を複数本(本実施形態では3本)のレーザ光に分岐させるもので、3つの反射ミラー131a,131b,131cが備えられている。反射ミラー131a,131b,131cによって分岐されたレーザ光は、集光レンズ103a,103b,103cにそれぞれ出射される。反射ミラー131a,131b,131cは、反射率固定型のハーフミラーであり、例えば、反射ミラー131aは、1/3反射、反射ミラー131bは、1/2反射、反射ミラー131cは、全反射のミラーが用いられる。従って、レーザ光源101から出射されたレーザ出力:2100mWにおいては、1/3反射の反射ミラー131aでは、700mWが分岐されて集光レンズ103aに出射され、残り1400mWのレーザ光が反射ミラー131aを透過する。次に、1/2反射の反射ミラー131bでは、700mWが分岐されて集光レンズ103bに出射され、残り700mWのレーザ光が反射ミラー131bを透過する。次に、全反射の反射ミラー131cでは、700mWのレーザ光が全反射して集光レンズ103cに出射される。なお、反射ミラーの反射率を変更することにより、各集光レンズ103a,103b,103cからそれぞれ異なるレーザ光のパワーを出力させてもよい。
また、各集光レンズ103a〜103cからそれぞれ異なるレーザパワーを出力させる方法として、図4に示す分岐手段130の構成が挙げられる。図4に示すように、分岐手段130には、反射ミラー131a,131b,131cと、反射ミラー131a,131b,131cのそれぞれに対応する偏光板132が備えられている。そして、反射ミラー131a,131b,131cによって分岐されたそれぞれのレーザ光は、偏光板132を介して、集光レンズ103a,103b,103cに出射される。偏光板132は、回転可能であり、各偏光板132を任意に回転させて、分岐されたレーザ光の透過率を調整することにより、集光レンズ103a,103b,103cへ異なるレーザ光のパワーを出力することができる。
次に、集光レンズ103a〜103cの配置について説明する。図3(a),(b)に示すように、集光レンズ103a〜103cが、切断予定ラインL上に配置されている。そして、それぞれの集光レンズ103a,103b,103cが、マザー基板Wのレーザ照射面W1に対して、異なる高さに配置されている。本実施形態では、集光レンズ103aがレーザ照射面W1から最も高い位置に配置され、次いで、集光レンズ103bが配置され、レーザ照射面W1から最も低い位置に、集光レンズ103cが配置されている。
このような集光レンズ103a〜103cの配置に伴い、レーザ光113の集光点P1,P2,P3の位置が、切断予定ラインL上で、かつ、マザー基板Wの厚み方向に対して異なるように設定される。具体的には、集光レンズ103aで集光されたレーザ光113の集光点P1は、レーザ照射面W1からマザー基板Wの深さ方向に対して最も浅い位置に設定される。次いで、集光レンズ103bで集光されたレーザ光113の集光点P2が設定され、レーザ照射面W1からマザー基板Wの深さ方向に対して最も深い位置に、集光レンズ103cで集光されたレーザ光113の集光点P3が設定される。
(レーザスクライブ方法)
次に、レーザスクライブ方法について説明する。図5は、レーザスクライブ方法を示すフローチャートである。
図5のステップS1は、位置決め工程である。ステップS1では、図2に示したマザー基板Wを対向基板2側がステージ107の表面に接するように載置する。そして、区画領域DxがX軸方向に平行となるようにマザー基板Wを位置決めする。また、ステージ制御部123は、レーザ光の集光点P1,P2,P3がマザー基板Wの任意の区画領域Dx,Dyの切断予定ラインL上に位置するように、サーボモータを駆動しX軸スライド部110およびY軸スライド部108を移動させる。この場合、ウェハ状のマザー基板Wに方向を規定するオリフラ等を形成しておけば、比較的容易に位置決めすることができる。
図5のステップS2は、マザー基板Wの厚みを測定する工程である。ステップS2では、オペレータは、メインコンピュータ120を操作して、マザー基板Wの厚み測定を実施する。撮像装置112が捉えた映像を表示部126に表示させ、マザー基板Wのレーザ光の入射面W1と、もう一方の反対側の表面W2(図3参照)とに撮像装置112から出射される可視光の焦点を合わせる動作を行わせることにより、メインコンピュータ120は、Z軸スライド機構104a,104b,104cの位置センサの出力からマザー基板Wの厚みを演算する。演算結果は、メインコンピュータ120の記憶部にZ軸方向の座標として記憶される。
図5のステップS3は、レーザ光113の集光点P1,P2,P3の位置を調整する調整工程である。ステップS2で求められたマザー基板Wの厚みデータ(Z軸方向の座標)に基づいて、ステップS3では、レンズ制御部122によって、Z軸スライド機構104a,104b,104cを駆動して、図3で示したように、集光レンズ103a,103b,103cがそれぞれレーザ照射面W1から異なる高さの位置に配置されるようにそれぞれの集光レンズ103a,103b,103cをZ軸方向に移動させる。
図5のステップS4は、第1走査工程である。ステップS4では、集光レンズ103a,103b,103cに対してマザー基板Wを相対移動させながら切断予定ラインLに沿ってレーザ光を照射する。そして、図6に示すように、マザー基板Wの内部に、マザー基板Wの面と平行な直線状の改質領域Ra1,Rb1,Rc1が形成される。すなわち、切断予定ラインL上に、同時期に複数本(本実施形態では、3本)の改質領域Ra1,Rb1,Rc1が形成される。液晶表示パネル10のマザー基板Wにおける区画配置に対応して所定のピッチでX軸またはY軸方向にずらしながら各レーザスキャンを行う。切断予定ラインLは、あらかじめデータとして入力されているので、メインコンピュータ120は、このデータに基づいた制御信号をステージ制御部123に送る。ステージ制御部123は、制御信号に基づいてX軸スライド部110とY軸スライド部108とを移動させることにより、マザー基板Wを集光レンズ103a,103b,103cに対して相対移動させる。この場合、パルスレーザ光の照射に対応してマザー基板Wを移動させる速度は、およそ20mm/秒である。
図5のステップS5は、第2走査工程である。ステップS5では、レンズ制御部122は、Z軸スライド機構104a,104b,104cを駆動して、集光レンズ103a,103b,103cの位置をZ軸方向に移動させることにより、集光点P1,P2,P3をZ軸方向にずらす。そして、集光レンズ103a,103b,103cに対してマザー基板Wを相対移動させながら切断予定ラインLに沿ってレーザ光を照射する。図6に示すように、第1走査工程で形成された改質領域Ra1,Rb1,Rc1にZ軸方向において連続するように改質領域Ra2,Rb2,Rc2が形成される。なお、走査方法は、ステップS4と同じである。このように第2走査工程を行うことにより、マザー基板Wの厚み幅内に改質領域が連続して形成される。なお、走査回数は、マザー基板Wの厚みに対応して決定され、マザー基板Wの厚みが薄い場合には、ステップS4の第1走査工程のみでよく、また、マザー基板Wの厚みが厚い場合には、その厚みに応じて集光点P1,P2,P3をZ軸方向にずらし、さらに走査を繰り返せばよい。
図5のステップS6は、形成された改質領域に沿ってマザー基板Wを分割(ブレイク)する工程である。図7は、ブレイク方法を示す概略断面図である。同図(a)は外部応力の与え方を示す断面図、同図(b)はブレイク後の断面図である。ステップS6では、例えば図7(a)に示すように、ステップS4およびステップS5によって、マザー基板Wの厚み方向に連続して形成された改質領域Rに対して、CまたはD方向に外部応力を加える。これによりマザー基板Wは、図7(b)に示すように、改質領域Rで分断される。
(他のレーザスクライブ方法)
次に、他のレーザスクライブ方法について説明する。図8は、他のレーザスクライブ方法を示すフローチャートである。なお、図8のステップS10〜ステップS12は、前述図5のステップS1〜ステップS3と同様なので説明を省略する。
図8のステップS13は、第1走査工程である。ステップS13では、マザー基板Wに対して、集光レンズ103a〜103cをZ軸方向に相対移動させながら切断予定ラインLに沿ってレーザ光を照射する。そして、図9に示すように、マザー基板Wの内部に、マザー基板Wの面と垂直な直線状の改質領域Ra1,Rb1,Rc1が形成される。すなわち、1本の切断予定ラインL上に、同時期に複数本(本実施形態では、3本)の改質領域Ra1,Rb1,Rc1が形成される。
図8のステップS14は、第1移動工程である。ステップS14では、集光レンズ103a〜103cに対してマザー基板Wを相対移動させる。移動距離は、集光レンズ103a,103b,103cに対応する集光点P1,P2,P3の各ピッチよりも大きいピッチで移動させる。例えば、集光点P1,P2,P3の各ピッチP0:20μmとした場合に、移動ピッチPa:30μm(P0+1/2P0,P0:集光点ピッチ間距離(20μm))を移動させる。
図8のステップS15は、第2走査工程である。ステップS15では、マザー基板Wに対して、集光レンズ103a,103b,103cをZ軸方向に相対移動させながら切断予定ラインLに沿ってレーザ光を照射する。そして、図9に示すように、マザー基板Wの内部に、マザー基板Wの面と垂直な直線状の改質領域Ra2,Rb2,Rc2が形成される。このとき、改質領域Ra2とRb1,Rb2とRc1のずれ距離Rdは10μmである。
図8のステップS16は、第2移動工程である。ステップS16では、集光レンズ103a〜103cに対してマザー基板Wをさらに30μm相対移動させる。
図8のステップS17は、第3走査工程である。ステップS17では、マザー基板Wに対して、集光レンズ103a,103b,103cをZ軸方向に相対移動させながら切断予定ラインLに沿ってレーザ光を照射する。そして、図9に示すように、マザー基板Wの内部に、マザー基板Wの面と垂直な直線状の改質領域Ra3,Rb3,Rc3が形成される。そして、さらにマザー基板Wの移動とレーザ光の照射の走査を複数回繰り返す。
このように繰り返し行われたレーザ光の照射によって、図9(b)に示すように、マザー基板Wの内部に、レーザ光の光軸方向にずれ量Rd:10μmの改質領域Rが形成される。
図8のステップS18は、ブレイク工程である。なお、ブレイクの方法は、図5のステップS6と同じなので説明を省略する。
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果がある。
(1)レーザ光源101から出射されたレーザ光は、分岐手段130の反射ミラー131a,131b,131cによって分岐され、それぞれ分岐したレーザ光113が集光レンズ103a,103b,103cを介してそれぞれ集光される。集光レンズ103a,103b,103cによって集光されたレーザ光113の集光点P1,P2,P3の位置は、マザー基板Wに設けられた切断予定ラインL上で、かつ、マザー基板Wの厚み方向に対して異なる位置に設定される。そして、ステージ107をレーザ光113の光軸に対して略垂直方向に移動させながら、レーザ光113を照射させることにより、マザー基板Wの切断予定ラインLに沿って、マザー基板Wの厚み方向の異なる個所に3本の改質領域Ra1,Rb1,Rc1が同時期に形成されるので、レーザスクライブの作業の効率を高めることができる。
(2)分岐手段130には、レーザ光のパワー調整手段としての偏光板132が、各集光レンズ103a,103b,103cのそれぞれに対応して設けられているので、集光点P1,P2,P3ごとにレーザ光113のパワーを設定でき、マザー基板Wの厚さに対応した最適なレーザスクライブを行うことができる。
(3)集光レンズ103a,103b,103cのそれぞれにレーザ光113の集光点P1,P2,P3の位置を調整する調整手段としてのZ軸スライド機構104a,104b,104cが設けられているので、マザー基板Wの深さに対応した最適なレーザスクライブを行うことができる。
(4)集光点P1,P2,P3のピッチP0よりも長いピッチPaで、レーザ光の光軸に対して略直交した方向に移動して、その移動した地点から光軸方向にレーザ光113を照射することを繰り返し行うことにより、改質領域Rが、レーザ光113の光軸方向に形成され一定間隔でずれて形成されるので、マザー基板Wをブレイクするとき、ずれて形成された改質領域Rに沿って亀裂が発生し、ブレイクしやすくすることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものでなく、以下のような変形例が挙げられる。
(変形例1)本実施形態において、レーザ照射装置100には、3つの集光レンズ103a,103b,103cを備えたが、これに限定されない。例えば、集光レンズの数を2つ、または、4つ以上としてもよい。このようにしても、切断予定ラインLに沿って、同時期に複数本の改質領域が形成されるので、レーザスクライブの効率を高めることができる。
(変形例2)本実施形態では、偏光板132を備えてレーザ光のパワーを調整したが、これを無くし、例えば、反射ミラー131a〜131cの反射率を変えてもよい。このようにしても、それぞれの集光レンズから照射されるレーザ光のパワーを調整することができる。
(変形例3)図9において、移動工程における移動ピッチ:Paは、Pa=P0+1/2P0(P0=集光点間ピッチ)としたが、これに限定されない。例えば、Pa>P0としてもよい。このようにしても、集光点間ピッチよりも長い距離で移動し、移動した地点で改質領域が形成されるので、一定間隔でずれた改質領域Rを形成することができる。
(変形例4)本実施形態では、加工対象物として、液晶表示パネルが区画形成されたマザー基板Wを用いたが、これに限定されない。例えば、半導体基板,MEMS(Micro Electro Mechanical System)デバイス等を加工対象物として用いることができる。
加工対象物としてのマザー基板の構成を示し、(a)は平面図、(b)は断面図。 レーザ照射装置の構成を示す概略図。 分岐手段の構成と、集光レンズの配置を示す模式図。 他の分岐手段の構成と、集光レンズの配置を示す模式図。 レーザスクライブ方法を示すフローチャート。 レーザスクライブ方法による改質領域の形成を示す模式図。 ブレイク方法を示す概略図。 他のレーザスクライブ方法を示すフローチャート。 他のレーザスクライブ方法による改質領域の形成を示す模式図。
符号の説明
1…素子基板、2…対向基板、10…液晶表示パネル、100…レーザ照射装置、101…レーザ光源、103a〜103c…集光レンズ、104a〜104c…レンズ稼動手段としてのZ軸スライド機構、107…ステージ、108…Y軸スライド部、109,111…レール、110…X軸スライド部、112…撮像装置、113…レーザ光、120…メインコンピュータ、121…レーザ制御部、122…レンズ制御部、123…ステージ制御部、124…画像処理部、125…入力部、126…表示部、130…分岐手段、131a〜131c…反射ミラー、132…偏光板、W…加工対象物としてのマザー基板、W1…レーザ照射面、L…切断予定ライン、P1〜P3…集光点、R,Ra1〜Rc1,Ra2〜Rc2,Ra3〜Rc3…改質領域、P0…集光点間ピッチ、Pa…移動ピッチ。

Claims (6)

  1. 加工対象物の切断予定ラインに沿ってレーザ光を照射して、前記加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザ照射装置であって、
    前記レーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射された前記レーザ光を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段によって分岐されたレーザ光をそれぞれ集光し、集光されたそれぞれの集光点の位置が、前記切断予定ライン上で、かつ、前記加工対象物の厚み方向に対して異なるように配置された複数の集光レンズと、
    前記集光点の前記加工対象物に対する位置を調整可能とする位置調整手段と、
    前記複数の集光レンズと前記加工対象物とを相対的に移動可能とする移動手段と、
    前記分岐されたレーザ光の前記集光点が前記加工対象物の厚み方向の所定の位置に配置されるように前記位置調整手段を制御すると共に、前記加工対象物の前記切断予定ラインに沿って前記集光点が相対的に移動するように前記移動手段を制御する制御部と、を有することを特徴とするレーザ照射装置。
  2. 請求項1に記載のレーザ照射装置において、
    前記位置調整手段では、前記複数の集光レンズをそれぞれ稼動させて、前記加工対象物の厚み方向に対する前記集光点の位置を調整することを特徴とするレーザ照射装置。
  3. 請求項1または2に記載のレーザ照射装置において、
    前記分岐手段に、前記分岐されたレーザ光のパワーを調整するパワー調整手段を備えたことを特徴とするレーザ照射装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のレーザ照射装置を用い、加工対象物の切断予定ラインに沿って、集光されたレーザ光を照射して、前記加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザスクライブ方法であって、
    前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の前記切断予定ライン上に位置するように前記複数の集光レンズと前記加工対象物とを相対的に位置決めする位置決め工程と、
    前記レーザ光の前記集光点のそれぞれ位置が、前記加工対象物の厚み方向に対して異なるように前記位置調整手段によって調整する位置調整工程と、
    前記複数の集光レンズに対して、前記加工対象物を前記レーザ光の光軸と略垂直方向に相対移動させながら、前記切断予定ラインに沿って前記レーザ光を照射する走査工程と、を有することを特徴とするレーザスクライブ方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のレーザ照射装置を用い、加工対象物の切断予定ラインに沿って、集光されたレーザ光を照射して、前記加工対象物の内部に多光子吸収による改質領域を形成するレーザスクライブ方法であって、
    前記レーザ光の集光点が前記加工対象物の前記切断予定ライン上に位置するように前記複数の集光レンズと前記加工対象物とを相対的に位置決めする位置決め工程と、
    前記レーザ光の前記集光点のそれぞれ位置が、前記加工対象物の厚み方向に対して異なるように前記位置調整手段によって調整する位置調整工程と、
    前記加工対象物に対して、前記複数の集光レンズを前記レーザ光の光軸方向に相対移動させながら前記レーザ光を照射する第1走査工程と、
    前記複数の集光レンズに対して、前記加工対象物を前記レーザ光の光軸と略垂直方向に、前記複数の集光レンズ間の前記集光点のピッチ間の距離よりも長い距離で相対移動する移動工程と、
    前記加工対象物に対して、前記複数の集光レンズを前記レーザ光の光軸方向に相対移動させながら前記レーザ光を照射する第2走査工程と、を有することを特徴とするレーザスクライブ方法。
  6. 請求項4または5に記載のレーザスクライブ方法において、
    前記走査工程の後に、前記集光点を前記加工対象物の厚み方向にずらし、さらに前記レーザ光を照射して走査を繰り返し行うことを特徴とするレーザスクライブ方法。
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