JP2007061116A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安定的に放電を生起させることができる空気調和機を提供する。
【解決手段】 空気清浄機は、本体部と、ストリーマ放電ユニット63とを備える。本体部は、室内へと吹き出される空気が通る空気流路を内部に有する本体ケーシングと、電源に接続される本体側接触子とを有する。ストリーマ放電ユニット63は、放電電圧が印可されることによって放電を生じさせるストリーマ放電電極70と、ストリーマ放電電極70と接続され本体側接触子と接触して放電電圧を本体側接触子からストリーマ放電電極70に伝達する放電ユニット側接触子71とを有し、本体部に着脱自在に取り付けられ空気流路中に設けられる。そして、本体部とストリーマ放電ユニット63とには、放電ユニット側接触子71と本体側接触子との接点の周囲を覆う囲い部5が設けられる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、空気調和機に関する。
近年、空気中の有害ガスや悪臭を除去する方法として、放電を利用した脱臭方法が用いられるようになっている。この方法は、放電空間において発生する高エネルギー粒子(電子、イオン、ラジカル等)をガス分子と接触させることによって様々な化学反応を誘起させ、ガス分子を分解する方法である。例えば、汎用的で安価な直流高圧電源を用いるストリーマ放電は、放電空間の広い領域に亘って強い放電を生起させることのできる放電形態であり、他の放電形態に比べると脱臭効果も高いという特徴を有している。このような放電による脱臭機能を有する空気調和機は、放電電極と、放電電極に近接して配置されるアース部とを備え、放電電圧が放電電極に印可されることによって、放電空間に放電を生じさせている(特許文献1参照)。
また、上記のような空気調和機では、放電電極とアース部とは、空気調和機本体から取り外して洗浄する必要があるため、放電電極とアース部とがユニット化された放電ユニットが空気調和機本体に着脱自在に取り付けられる。このため、空気調和機本体と、放電ユニットとのそれぞれに接触子が設けられ、接触子の接点を介して空気調和機本体から放電ユニットへと放電電圧が供給される。
特開2003−299933号公報
しかし、放電ユニットは空気流路中に配置されるため、空気流に含まれる塵埃等によって接点周辺が汚れ易い。接点周辺が汚れると、絶縁低下が生じ易くなり、安定的に放電を生起させることが困難になる。
本発明の課題は、安定的に放電を生起させることができる空気調和機を提供することにある。
第1発明に係る空気調和機は、本体部と、放電ユニットとを備える。本体部は、室内へと吹き出される空気が通る空気流路を内部に有する本体ケーシングと、電源に接続される本体側接触子とを有する。放電ユニットは、放電電圧が印可されることによって放電を生じさせる放電電極と、放電電極と接続され本体側接触子と接触して放電電圧を本体側接触子から放電電極に伝達する放電ユニット側接触子とを有し、本体部に着脱自在に取り付けられ空気流路中に設けられる。そして、本体部と放電ユニットとには、放電ユニット側接触子と本体側接触子との接点の周囲を覆う囲い部が設けられる。
この空気調和機では、囲い部によって、放電ユニット側接触子と本体側接触子との接点の周囲が覆われる。このため、空気流路を流れる空気流中の汚れから接点を保護することができる。これにより、この空気調和機では、安定的に放電を生起させることができる。
第2発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、囲い部は、第1囲い部と、第2囲い部とを有する。第1囲い部は、放電ユニット側に設けられ、接点に対向する第1開口を有する。第2囲い部は、本体部側に設けられ、放電ユニットが本体部に取り付けられた状態で本体側接触子と共に第1開口に挿入され第1開口を閉じる凸状の形状を有する。
この空気調和機では、放電ユニットが本体部に取り付けられることによって、本体部側の第2囲い部が、第1開口に挿入され、第1開口が閉じられる。また、これと共に、本体側接触子が、第1開口に挿入され放電ユニット側接触子と接触する。これにより、本体側接触子と放電ユニット側接触子とを接触させることができると共にその接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第3発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、第1囲い部は、第1囲い部と第3囲い部とを有する。第1囲い部は、放電ユニット側に設けられ、接点に対向する第2開口を有する。第3囲い部は、本体部側に設けられ、放電ユニットが本体部に取り付けられた状態で第2開口を閉じる。
この空気調和機では、放電ユニットが本体部に取り付けられることによって、第1囲い部の第2開口が本体部側に設けられた第3囲い部によって閉じられる。これにより、接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第4発明に係る空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、本体部は、本体側接触子が設けられる第1本体部と、第1本体部に着脱自在に取り付けられる第2本体部とを有する。また、放電ユニットは、第1本体部と第2本体部との間に配置される。そして、囲い部は、第1囲い部と第2囲い部と第3囲い部とを有する。第1囲い部は、放電ユニット側に設けられ、第1本体部に面する部分に設けられ接点に対向する第1開口と、第2本体部に面する部分に設けられ接点に対向する第2開口とを有する。第2囲い部は、第1本体部側に設けられ、放電ユニットが第1本体部と第2本体部との間に取り付けられた状態で本体側接触子と共に第1開口に挿入され第1開口を閉じる凸状の形状を有する。第3囲い部は、第2本体部側に設けられ、放電ユニットが第1本体部と第2本体部との間に取り付けられた状態で第2開口を閉じる。
この空気調和機では、放電ユニットが第1本体部と第2本体部との間に取り付けられることにより、第1本体部に面する第1開口と、第2本体部に面する第2開口とが閉じられる。また、第1開口が第2囲い部によって閉じられると共に、本体側接触子が、第1開口に挿入され放電ユニット側接触子と接触する。これにより、この空気調和機では、本体側接触子と放電ユニット側接触子とを接触させることができると共にその接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第5発明に係る空気調和機は、第1発明から第4発明のいずれかの空気調和機であって、囲い部は、接点とアース部との間を仕切る仕切部材をさらに有する。
この空気調和機では、仕切部材によって、接点とアース部との間が仕切られる。このため、接点とアース部との沿面距離を長く確保することができる。これにより、接点とアース部との絶縁性を向上させることができ、放電を安定的に生起させることができる。
第6発明に係る空気調和機は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、放電電極は、ストリーマ放電を生じさせる。
この空気調和機では、放電電極は、ストリーマ放電を生じさせる。ストリーマ放電は、グロー放電やバリア放電などよりも強い放電場を作り出すことができるため、他のプラズマ生成器よりも高エネルギーレベルの活性種を生成することができる。したがって、臭気悪臭の原因となる分子、菌、およびウィルスなどを分解、死滅、あるいは不活化する速度をさらに高めることが可能になる。
第1発明に係る空気調和機では、囲い部によって、空気流路を流れる空気流中の汚れから接点を保護することができる。これにより、この空気調和機では、安定的に放電を生起させることができる。
第2発明に係る空気調和機では、本体側接触子と放電ユニット側接触子とを接触させることができると共にその接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第3発明に係る空気調和機では、放電ユニットが本体部に取り付けられることによって、第1囲い部の第2開口が本体部側に設けられた第3囲い部によって閉じられる。これにより、接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第4発明に係る空気調和機では、本体側接触子と放電ユニット側接触子とを接触させることができると共にその接点を空気流中の汚れから保護することができる。
第5発明に係る空気調和機では、仕切部材によって、接点とアース部との間が仕切られるため、接点とアース部との絶縁性を向上させることができ、放電を安定的に生起させることができる。
第6発明に係る空気調和機では、ストリーマ放電によって、高エネルギーレベルの活性種を生成することができる。したがって、臭気悪臭の原因となる分子、菌、およびウィルスなどを分解、死滅、あるいは不活化する速度をさらに高めることが可能になる。
[空気清浄機1の構成]
本発明の一実施形態にかかる空気清浄機1(空気調和機)を図1に示す。この空気清浄機1は、室内の空気を清浄に保ち室内の快適性を向上させるために、室内の床に設置される床置き型空気清浄機である。空気清浄機1は、本体部2とストリーマ放電ユニット63(図4参照)とを備える。本体部2は、前後に分割可能とされており、後側に第1本体部3が設けられ、前側に第2本体部4が設けられる。ストリーマ放電ユニット63は、本体部2の内部であって第1本体部3と第2本体部4との間に設けられる。
<第1本体部3>
第1本体部3は、図2に示すように、第1本体ケーシング11、ファンモータ30、送風ファン31、本体側接触子75、接触子カバー32(第2囲い部)、光触媒フィルタ43(図3参照)、プラズマ触媒フィルタ44(図3参照)を有する。なお、図2は、光触媒フィルタ43およびプラズマ触媒フィルタ44が取り外された状態の第1本体部3の正面図である。
〔第1本体ケーシング11〕
第1本体ケーシング11は、ファンモータ30、送風ファン31、本体側接触子75、接触子カバー32、光触媒フィルタ43、プラズマ触媒フィルタ44等を内部に収納しており、図1に示すように、吹出口12と、上面吸込口13と、側面吸込口14とを有している。吹出口12は、第1本体ケーシング11の上面部の背面側端部に設けられる。吹出口12は、清浄化された空気を空気清浄機1から上方に向かって吹き出すための開口である。上面吸込口13と側面吸込口14とは、室内の空気を空気清浄機1内に吸い込むための略矩形の開口である。上面吸込口13は、吹出口12が設けられる面と同じ第1本体ケーシング11の上面部の正面側端部に設けられる。上面吸込口13の横方向の長さは、正面パネル21の横方向の長さと略同一である。側面吸込口14は、第1本体ケーシング11の左右の側面部の正面側にそれぞれ設けられる一対の開口である。
なお、第1本体ケーシング11は、後述する前面パネル21および取付枠60と共に、本体ケーシング6を構成している。本体ケーシング6の内部には、吸込口13,14,22を通って室内から吸い込まれ、空気清浄ユニット40において清浄化され、吹出口12から室内へと吹き出される空気が通る空気流路が設けられており、この空気流路を流れる空気流が送風ファン31によって生成される。なお、送風ファン31よりも上流側においては、空気流は概ね前方から後方に向けて流れており、以下、「前方」とは「空気流の流れ方向における上流側」を意味し、「後方」とは「空気流の流れ方向における下流側」を意味する。
〔送風ファン31およびファンモータ30〕
図2に示す送風ファン31およびファンモータ30は、空気経路を流れる空気流を生成する。送風ファン31としては、遠心ファンを採用している。このため、送風ファン31は、回転軸方向から空気を吸い込み、回転中心から半径方向外側に向かって空気を吹き出す。ファンモータ30は、送風ファン31を回転駆動する。ファンモータ30としては、インバータ回路により周波数制御されるインバータモータを採用している。
また、第1本体部3は、送風ファン31の上流側の第1空間と、送風ファン31の下流側の第2空間とを仕切る第1仕切り板51を有している。送風ファン31の上流側の第1空間には、後述する空気清浄ユニット40(図3参照)が収納される。送風ファン31の下流側の第2空間には、ファンモータ30、送風ファン31および送風ファン31の側面、すなわち、送風ファンの回転軸を中心とする円周方向に沿って形成されたスクロール52が収納されている。そして、送風ファン31から吹き出される空気が、スクロール52に沿って吹出口12から室内へ送り出される。
〔光触媒フィルタ43〕
光触媒フィルタ43は、図3に示すように、プリーツ状に形成されており、静電フィルタおよびチタンアパタイト担持フィルタを張り合わせて形成されている。なお、この光触媒フィルタ43は、静電フィルタが前側に、チタンアパタイト担持フィルタが後側に面するように配置される。静電フィルタは、後述するプラズマイオン化部42を通過する際に帯電させられた塵埃などを吸着する。チタンアパタイト担持フィルタは、静電フィルタを通過した塵埃などを吸着する。このチタンアパタイト担持フィルタは、プレフィルタ41と同様に、チタンアパタイトを担持させたPPの繊維から形成されている。なお、チタンアパタイトとは、カルシウムヒドロキシアパタイトの一部のカルシウム原子がイオン交換などの手法によってチタン原子に置換されたアパタイトである。このチタンアパタイトは、塵埃などに含まれるウィルスやカビ菌、細菌などを特異的に吸着する性質を有する。そして、このチタンアパタイトは、後述するストリーマ放電ユニット63から供給される活性種により光触媒機能が活性化され、ウィルスやカビ菌、細菌などを不活化または死滅させる。
また、この光触媒フィルタ43は、プリーツ状に形成されているため、折り目に合わせて容易に折り畳むことが可能である。このため、光触媒フィルタ43は、折り畳んだ状態で、第1仕切り板51の下方に形成された交換用フィルタ収納部Aに収納される(図2参照)。
〔プラズマ触媒フィルタ44〕
プラズマ触媒フィルタ44は、送風ファン31の前方であり、且つ、光触媒フィルタ43の後方に配置されている。すなわち、プラズマ触媒フィルタ44は、送風ファン31と光触媒フィルタ43との間に配置されている。プラズマ触媒フィルタ44には、アナターゼ型の二酸化チタンが担持されている。プラズマ触媒フィルタ44では、光触媒フィルタ43に吸着されなかった空気中のウィルスや菌などを吸着する。このプラズマ触媒フィルタ44では、吸着された菌やウィルスなどが活性種により活性化された二酸化チタンによって死滅あるいは不活化される。
〔本体側接触子75および接触子カバー32〕
本体側接触子75は、金属板から形成されており、第1本体部3に収納された電源回路(図示せず)および電源コード(図示せず)を介して電源に接続される。本体側接触子75は、第1本体ケーシング11の前面から前方に突出するように設けられており、後述する放電ユニット側接触子71と接触することによって、ストリーマ放電ユニット63側に電源からの電流を伝達する。
また、本体側接触子75の周囲には、樹脂製の接触子カバー32が設けられている。接触子カバー32は、第1本体ケーシング11に取り付けられており、第1本体ケーシング11の前面から前方に突出した凸状の形状を有している。接触子カバー32の先端には、開口が設けられており、この開口を通して内部の本体側接触子75の先端が露出している。
<第2本体部4>
第2本体部4は、図1に示すように、第1本体部3の前面に着脱自在に取り付けられる。第2本体部4は、正面パネル21、プレフィルタ41(図3参照)、プラズマイオン化部42(図3参照)を有している。
〔正面パネル21〕
正面パネル21は、第2本体部4の前面に設けられている。この正面パネル21は、正面吸込口22を有する。正面吸込口22は、正面パネル21の略中央部に設けられており、室内の空気を空気清浄機1内に吸い込むための開口である。また、この正面パネル21の高さは、空気清浄機1の奥行きより長い構成となっている。
〔プレフィルタ41〕
図3に示すプレフィルタ41は、正面パネル21の後方に設けられており、比較的大きなホコリや塵を除去する。プレフィルタ41は、ポリプロピレン(以下、PPという)製の糸状の樹脂網からなるネットと、ネットを保持するフレームとから構成されている(図示せず)。プレフィルタ41のネットを構成する繊維には、可視光線型の光触媒とカテキンとが空気側に露出するように担持されている。可視光線型の光触媒は、可視光線により光触媒作用が活性化される酸化チタン等を含んでおり、プレフィルタ41に付着する塵埃などに含まれるカビ菌や細菌などの菌やウィルスを除去する。なお、カテキンは、ポリフェノールの一種であって、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートなどの総称である。このカテキンは、プレフィルタ41に付着する塵埃などに含まれるカビ菌や細菌などの菌の繁殖を抑制したりウィルスを不活化したりする。
〔プラズマイオン化部42〕
プラズマイオン化部42は、プレフィルタ41の後方に設けられ、第2本体部4の背面に設けられる。プラズマイオン化部42は、プレフィルタ41を通過した空気中に浮遊している比較的小さな塵埃を耐電させる。プラズマイオン化部42は、図4に示すように、主に、取付枠60、対向電極61、イオン化線62(図5および図6参照)を有している。なお、図4は、プラズマイオン化部42およびストリーマ放電ユニット63を後方から見た斜視図である。
(取付枠60)
取付枠60は、樹脂から形成されており、一対の対向電極61、イオン化線62およびストリーマ放電ユニット63が取り付けられる枠状の部材である。取付枠60は、図5に示すように、第1取付部64(第3囲い部)、第2取付部65、第3取付部66を有する。なお、図5は、プラズマイオン化部42を後方から見た背面図である。
第1取付部64は、取付枠60の背面の左右方向における中心部分に設けられており、取付枠60の上下に亘って設けられている。第1取付部64は、前方、両側方、上方および下方が閉じられ後方が開放された箱状の形状を有している。第1取付部64には、後方からストリーマ放電ユニット63が取り付けられる。後述するようにストリーマ放電ユニット63の放電ユニットケーシング69(図7参照)は、前面全体が開口しており、第1取付部64にストリーマ放電ユニット63が取り付けられることによって、放電ユニットケーシング69の前面が閉じられる。これにより、第1取付部64は、ストリーマ放電ユニット63の内部に収納された放電部83(図7参照)の前方を覆う。なお、第1取付部64の下面の内側には、上方に突出する係止突起64aが設けられており、ストリーマ放電ユニット63の下面に設けられた係止孔69dに係止突起64aが係止することによって、ストリーマ放電ユニット63が嵌め込みによって着脱自在に第1取付部64に取り付けられる。また、第1取付部64の上部には、ストリーマ放電ユニット63が取り付けられた状態で、後述するアース板73と接触する対向電極接続部67が設けられている。対向電極接続部67は、第1取付部64の左右方向に亘って設けられており、左右方向の中間部分でアース板73と接触する。対向電極接続部67は金属板が屈曲されて形成されている。また、対向電極接続部67の左右側端部は、第1取付部64の左右側端部において第1取付部64の外側面に沿って折り返されており、第2取付部65および第3取付部66に取り付けられた対向電極61と接触する。
第2取付部65と第3取付部66とは、第1取付部64の両側方にそれぞれ設けられており、対向電極61が取り付けられる部分である。第2取付部65と第3取付部66とは、大部分が格子状に開口しており、周囲には対向電極61に係止する係止爪(図示せず)が設けられている。第2取付部65と第3取付部66との上部と下部とには、格子状の開口を挟んでイオン化線62が係止するイオン化線取付板68がそれぞれ設けられている。
(対向電極61)
一対の対向電極61は、図6に示すように、方形波形状の断面を有する金属板であって、第2取付部65と第3取付部66とに後方からそれぞれ取り付けられている。一対の対向電極61は、実質的に電極として機能する実電極部61aとスリット部61bとから成る。なお、スリット部61bは、空気を後方に流す役割を果たす。
(イオン化線62)
イオン化線62は、対向電極61と共に、プレフィルタ41を通過した空気中に浮遊している比較的小さな塵埃を耐電させる役割を担う。イオン化線62は、対向電極61の前方に配置されており、取付枠60と対向電極61との間に位置している。なお、このとき、イオン化線62は、実電極部61a間に1つずつ配置される。なお、1本のイオン化線62の両端は、上方のイオン化線取付板68に係止しており、下方のイオン化線取付板68によって上下方向に折り返されている。このようなイオン化線62が水平方向に複数本並んで配置されている。これにより、イオン化線62は、鉛直方向に平行な直線状の部分が水平方向に複数並ぶように設けられている。このイオン化線62は、微小径のタングステン線材などによって形成され、塵埃等を帯電させるための放電電極として用いられる。
<ストリーマ放電ユニット63>
図7に示すストリーマ放電ユニット63(放電ユニット)は、第1本体部3と第2本体部4との間に配置され、空気流路中に設けられる。ストリーマ放電ユニット63は、第2本体部4の背面に、すなわち、プラズマイオン化部42の背面に着脱自在に取り付けられる。ストリーマ放電ユニット63は、対向電極61と共にストリーマ放電を生起させることにより、光触媒フィルタ43に供給する活性種を生成し、空気流中に放出する。ストリーマ放電ユニット63は、上述した第1取付部64に着脱自在に取り付けられる。ストリーマ放電ユニット63は、放電ユニットケーシング69(第1囲い部)と、放電部83と、放電ユニット側接触子71と、接触子取付部材72とを有する。
〔放電ユニットケーシング69〕
放電ユニットケーシング69には、放電部83と接触子取付部材72とが取り付けられる。放電ユニットケーシング69は、樹脂から形成された箱状の部材であり、第1取付部64に合致する外形を有している。放電ユニットケーシング69は、前面全体が開口しており、放電部83の後方、両側方、上方、下方を覆っている。以下、放電ユニットケーシング69の前面の開口を「第2開口69a」と呼ぶ。第2開口69aは、第2本体部4の背面に面しており、放電ユニットケーシング69が取付枠60に取り付けられることによって、第2開口69aが取付枠60の第1取付部64によって閉じられる。より詳細には、放電ユニットケーシング69は、第1取付部64の後方から第1取付部64の内部に挿入され、第1取付部64に着脱自在に取り付けられる。これにより、放電部83と接触子取付部材72とが、放電ユニットケーシング69と第1取付部64との間に形成される内部空間S1(図11参照)に収納される。すなわち、放電ユニットケーシング69は、第1取付部64に取り付けられることによって、第1取付部64と共に放電部83の周囲を覆い、放電部83を空気流から隔離する。
放電ユニットケーシング69の背面の下端部近傍には、本体側接触子75(図2参照)が挿入される第1開口69bが設けられている。第1開口69bは、放電ユニット側接触子71に対向して設けられた比較的小さな孔であり、第1本体部3の接触子カバー32の外形に合致する形状を有している。第1開口69bは、第1本体部3に面しており、第1本体部3と第2本体部4との間にストリーマ放電ユニット63が取り付けられることによって、接触子カバー32が第1開口69bに挿入され第1開口69bを閉じる。
また、放電ユニットケーシング69の背面の長手方向すなわち鉛直方向における中間部分には、複数の微少な孔77が設けられている。
〔放電部83〕
放電部83は、ストリーマ放電を生起させる主要部であり、ストリーマ放電電極70(放電電極)と、アース板73(アース部)と、絶縁板74とを有する。
(ストリーマ放電電極70)
ストリーマ放電電極70は、金属板から形成されており、放電電圧が印可されることによってアース板73との間にストリーマ放電を生じさせる。ストリーマ放電電極70は、図9に示すように、略長方形の外形を有する板状部78と、板状部78に垂直に立設された複数の突起部79と、各突起部79の先端に設けられた放電針80とを有する。なお、図9(a)は、ストリーマ放電電極70、アース板73および絶縁板74の側面図であり、図9(b)は、これらの部材の正面図である。突起部79は、舌状に切り欠かれた板状部78の一部が垂直に折り曲げられることによって形成されており、板状部78の長手方向に2つ並んで配置されている。ストリーマ放電電極70は、絶縁板74の長手方向における中間部分に接続されており、絶縁板74を介してアース板73に取り付けられている。
(アース板73)
アース板73は、金属板から形成されており、ストリーマ放電電極70よりも大きな略長方形の外形を有する。アース板73は、ストリーマ放電電極70に対して平行に配置されており、ストリーマ放電電極70に近接して配置されている。アース板73は、ストリーマ放電電極70と放電ユニットケーシング69の背面との間に位置している。アース板73は、放電ユニットケーシング69に固定されており、金属製のアース接触子81が取り付けられる。このアース接触子81は放電ユニットケーシング69が第1取付部64に取り付けられた状態で、対向電極接続部67と接触する。また、アース板73のうちストリーマ放電電極70の放電針80に対向する部分近傍には、微少な孔73aが設けられている。このアース板73の孔73aは、放電ユニットケーシング69の複数の微少な孔77と対向するように配置されており、放電針80から発生した活性種が、これらの孔73a,77を通ってストリーマ放電ユニット63の外部に放出されるように構成されている。
(絶縁板74)
絶縁板74は、ストリーマ放電電極70とアース板73とが取り付けられる部材であり、ストリーマ放電電極70とアース板73とを微少な距離を隔てて保持するスペーサーとして機能する。絶縁板74は、絶縁性の高い樹脂から形成されており、これにより、ストリーマ放電電極70とアース板73との間の絶縁が確保される。絶縁板74は、図9(a)に示すように、側面視において、両端がアース板73側に折り返された形状を有しており、折り返された両端においてアース板73と接続されている。より詳細には、絶縁板74は、ストリーマ放電電極70とアース板73とを最短距離で結ぶ第1方向に概ね直交する第2方向に沿ってストリーマ放電電極70から延びた後に折り返されてアース板73と接続されている。ここで、第1方向は、ストリーマ放電電極70の板状部78およびアース板73に対して垂直な方向であり、第2方向は、ストリーマ放電電極70の板状部78およびアース板73に対して平行であり、且つ、ストリーマ放電電極70の板状部78およびアース板73の長手方向に沿った方向である。絶縁板74は、第1直線部74aと、第2直線部74bと、第1U字部74cと、第3直線部74dと、第2U字部74eとを有している。
第1直線部74aは、側面視において直線形状を有しており、第2方向に平行に配置されている。第1直線部74aの長手方向における中間部分は、ストリーマ放電電極70と対向しており、ストリーマ放電電極70が接続されている。第1直線部74aは、正面視においては、3段階に屈曲した階段状の形状となっている。
第2直線部74bは、側面視において直線形状を有しており、第2方向に平行に配置されている。第2直線部74bは、側面視において第1直線部74aよりもアース板73に近接して配置されており、一端がアース板73の端部に接続されている。第2直線部74bの他端は、第1U字部74cを介して第1直線部74aに接続されている。
第1U字部74cは、U字型の形状を有し、一端が第1直線部74aと接続され他端が第2直線部74bと接続されることにより、第1直線部74aと第2直線部74bとを繋いでいる。
第3直線部74dは、側面視において直線形状を有しており、第2方向に平行に配置されている。第3直線部74dは、側面視において第1直線部74aよりもアース板73に近接して配置されており、その一端がアース板73の第2直線部74bが接続されている端部とは反対側の端部に接続されている。第3直線部74dは、第2U字部74eを介して第1直線部74aに接続されている。
第2U字部74eは、U字型の形状を有し、一端が第1直線部74aと接続され他端が第3直線部74dと接続されることにより、第1直線部74aと第3直線部74dとを繋いでいる。
なお、絶縁板74は、図10に示すように、縁部が鈍角に屈曲した略L字型の断面形状を有している。この屈曲部分は、絶縁板74の外側の縁部に設けられており、内側の縁部は平坦な断面形状となっている。
〔放電ユニット側接触子71〕
放電ユニット側接触子71は、図7および図8に示すように、接触子取付部材72に支持されており、接触子取付部材72の長手方向に沿って設けられている。放電ユニット側接触子71の下端は、本体側接触子75(図2参照)と接触する接点となっている。放電ユニット側接触子71の上端は、ストリーマ放電電極70の下端と接触している。放電ユニット側接触子71は、本体側接触子75からストリーマ放電電極70に放電電圧を伝達する。
〔接触子取付部材72〕
接触子取付部材72は、放電ユニット側接触子71が取り付けられる部材であり、鉛直方向に長い棒状部72aと、棒状部72aに垂直に交差する仕切板部72b(仕切部材)とを有している。
棒状部72aは、一端にストリーマ放電電極70が差し込まれる切り欠き72cが設けられており、他端に放電ユニット側接触子71の接点が設けられている。
仕切板部72bは、棒状部72aの一端と他端との間に設けられており、放電ユニットケーシング69の内部において、ストリーマ放電電極70、アース板73および絶縁板74が配置される空間と、放電ユニット側接触子71の接点が配置される空間との間を仕切っている。これにより、放電ユニット側接触子71の接点は、ストリーマ放電電極70、アース板73および絶縁板74が配置された空間から仕切られた空間に配置される。なお、仕切板部72bは、放電ユニットケーシング69の内側面に設けられた溝69cに差し込まれて固定される。
[空気清浄ユニットによる空気清浄作用]
この空気清浄機1は、図3に示すように、プレフィルタ41、プラズマイオン化部42、ストリーマ放電ユニット63、光触媒フィルタ43およびプラズマ触媒フィルタ44からなる空気清浄ユニット40を備えており、各吸込口(上面吸込口13、側面吸込口14、正面吸込口22)から吸い込まれた室内の空気中に含まれる異物を除去して空気流路を流れる空気を清浄化する。以下、空気清浄ユニット40による空気清浄作用について説明する。
上面吸込口13、側面吸込口14、正面吸込口22から吸い込まれた室内の空気は、まずプレフィルタ41を通る。この際、比較的大きなホコリや塵が空気中から除去される。また、プレフィルタ41に含まれる光触媒とカテキンとの作用により、プレフィルタ41に付着した塵埃などに含まれるカビ菌や細菌などの菌やウィルスの繁殖が抑制され、ウィルスが不活化される。
プレフィルタを通過した空気流は、イオン化線62と実電極部61aとの間を通過する。イオン化線62と実電極部61aとの間に高電圧が印加されると、イオン化線62と実電極部61aとの間に放電が生じる。この結果、イオン化線62と実電極部61aとの間を通過する空気流に含まれる塵埃等がプラス電荷に帯電する。
イオン化線62と実電極部61aとの間を通過した空気流は、ストリーマ放電ユニット63の後方を流れる。ストリーマ放電ユニット63においては、ストリーマ放電電極70と対向電極61との間に直流、交流、またはパルスの放電電圧が印加され、ストリーマ放電電極70と対向電極61との間にストリーマ放電が生じる。ストリーマ放電が生じると、放電場に低温プラズマが生成され、活性種が放電ユニットケーシング69に設けられた複数の微少な孔77を通って、空気流中に放出される。放出された活性種は、空気流に乗って、後方の光触媒フィルタ43に供給される。なお、これらの活性種は、エネルギーレベルが非常に高く、光触媒フィルタ43に到達する前であっても、空気に含まれるアンモニア類や、アルデヒド類、窒素酸化物など小さな有機分子を分解・消臭する能力を有する。
次に、空気流が光触媒フィルタ43を通過すると、静電フィルタによって、プラズマイオン化部42を通過する際に帯電させられた塵埃などが吸着される。また、チタンアパタイト担持フィルタによって、静電フィルタを通過した塵埃などが吸着される。この際、チタンアパタイトは、ストリーマ放電ユニット63から供給された活性種により光触媒機能が活性化されており、ウィルスやカビ菌、細菌などを不活化または死滅させる。なお、イオン化線62と実電極部61aとを通過した際に、塵埃に含まれるウィルスや菌なども帯電されているため、チタンアパタイトへのウィルスや菌の吸着効率が高まっている。
光触媒フィルタ43を通過した空気流は、プラズマ触媒フィルタ44を通過する。プラズマ触媒フィルタ44では、光触媒フィルタ43に吸着されなかった空気中のウィルスや菌などが吸着され、菌やウィルスなどが活性種により活性化された二酸化チタンによって死滅あるいは不活化される。
プラズマ触媒フィルタ44を通過した空気流は、吹出口12から室内へと吹き出される。
[空気清浄ユニットの特徴]
(1)
この空気清浄機1では、ストリーマ放電ユニット63においてストリーマ放電が発生する。これにより、グロー放電器やバリア放電器等の他のプラズマ放電よりも強い放電場が形成され、エネルギーレベルの高い活性種を生成することができる。よって、臭気分子や菌等を効率よく分解、死滅、不活化させることができる。
(2)
この空気清浄機1では、ストリーマ放電ユニット63が第1取付部64の内部に挿入されることによって、放電ユニットケーシング69の前面の第2開口69aが閉じられる。また、放電ユニットケーシング69によって、第1取付部64の開放された背面が閉じられる。これにより、放電ユニットケーシング69と第1取付部64とは、図11に示すように、放電部83を収納する内部空間S1を有する箱状部材86を構成する。なお、図11は、ストリーマ放電ユニット63が取り付けられた取付枠60の一部の断面図である。箱状部材86は、放電部83の周囲を覆っており、内部空間S1は、空気経路を通る空気流(白抜き矢印A1参照)から隔離された空間となっている。これにより、放電部83の絶縁板74を空気流中の汚れから保護することができ、絶縁板74への汚れの付着による絶縁の低下を防止することができる。
(3)
この空気清浄機1では、ストリーマ放電ユニット63の放電ユニットケーシング69、プラズマイオン化部42の第1取付部64、第1本体部3の接触子カバー32、および、接触子取付部材72の仕切板部72bによって、放電ユニット側接触子71と本体側接触子75との接点の周囲を覆う囲い部5(図8参照)が形成される。囲い部5は、空気経路に対して閉塞された接点収納空間を形成し、接点は接点収納空間に収納される。このため、空気流路を流れる空気流中の汚れから接点を保護することができ、安定的に放電を生起させることができる。
(4)
この空気清浄機1では、ストリーマ放電ユニット63が第2本体部4に取り付けられ、且つ、第2本体部4が第1本体部3に取り付けられることによって、第1本体部3側の接触子カバー32が、放電ユニットケーシング69の第1開口69bに挿入され第1開口69bを閉じる。また、これと共に、本体側接触子75が、第1開口69bに挿入され放電ユニット側接触子71と接触する。これにより、本体側接触子75と放電ユニット側接触子71とを接触させることができると共に、接点を空気流中の汚れから保護することができる。
(5)
この空気清浄機1では、第1本体部3と第2本体部4とを容易に分離させることができ、また、第2本体部からスクリーマ放電ユニット63を容易に取り外すことができる。また、放電ユニットケーシング69の前面全体が開口しているため、放電ユニットケーシング69を第2本体部4から取り外した状態では、ストリーマ放電ユニット63の内部の絶縁板74等の部品が外部に露出する。このため、ストリーマ放電ユニット63の内部の部品の掃除が容易である。
また、放電ユニットケーシング69の前面の第2開口69aは、放電ユニットケーシング69が第2本体部4に取り付けられることによって、容易に閉じられる。
(6)
この空気清浄機1では、ストリーマ放電ユニット63の内部で生成された活性種は、放電ユニットケーシング69の背面の複数の孔77から放出される。この孔77は、活性種が通過できる程度の微少な孔であるため、ストリーマ放電ユニット63の内部への汚れの侵入を極力抑えることができる。
また、ストリーマ放電ユニット63の内部においては、仕切板部72bによって、孔77を通って外部と連通しストリーマ放電電極70等が配置される空間と、接点が配置された空間とが仕切られている。このため、接点が配置された空間への汚れの侵入をより抑えることができる。
さらに、仕切板部72bによって、接点とアース板73との間が仕切られているため、接点とアース板73との沿面距離が長く確保されている。これにより、接点とアース板73との絶縁性を向上させることができ、放電を安定的に生起させることができる。
[他の実施形態]
(A)
上記の実施形態では、ストリーマ放電によって活性種が生成されているが、放電の種類はこれに限定されるものではない。例えば、グロー放電やバリア放電などの他のプラズマ放電を利用して活性種を生成してもよい。
(B)
上記の実施形態では、本発明を空気清浄機に適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、室内の冷暖房を行う空気調和機に本発明が適用されてもよい。
本発明は、安定的に放電を生起させることができる効果を有し、空気調和機として有用である。
空気清浄機の外観図。 第1本体部の正面図。 空気清浄ユニットの構成を示す概略図。 プラズマイオン化部の外観斜視図。 プラズマイオン化部の背面図。 対向電極およびイオン化線を示す図。 ストリーマ放電ユニットの斜視分解図。 ストリーマ放電ユニットの正面図。 ストリーマ放電電極、アース板および絶縁板の配置を示す図。 絶縁板の断面図。 ストリーマ放電ユニットが取り付けられた取付枠の一部の断面図。
符号の説明
1 空気清浄機(空気調和機)
2 本体部
3 第1本体部
4 第2本体部
5 囲い部
6 本体ケーシング
32 接触子カバー(第2囲い部)
63 ストリーマ放電ユニット(放電ユニット)
64 第1取付部(第3囲い部)
69 放電ユニットケーシング(第1囲い部)
69b 第1開口
69a 第2開口
70 ストリーマ放電電極(放電電極)
71 放電ユニット側接触子
72b 仕切板部(仕切部材)
73 アース板(アース部)
75 本体側接触子

Claims (6)

  1. 室内へと吹き出される空気が通る空気流路を内部に有する本体ケーシング(6)と、電源に接続される本体側接触子(75)とを有する本体部(2)と、
    放電電圧が印可されることによって放電を生じさせる放電電極(70)と、前記放電電極(70)に近接して配置されるアース部(73)と、前記放電電極(70)と接続され前記本体側接触子(75)と接触して前記放電電圧を前記本体側接触子(75)から前記放電電極(70)に伝達する放電ユニット側接触子(71)とを有し、前記本体部(2)に着脱自在に取り付けられ前記空気流路中に設けられる放電ユニット(63)と、
    を備え、
    前記本体部(2)と前記放電ユニット(63)とには、前記放電ユニット側接触子(71)と前記本体側接触子(75)との接点の周囲を覆う囲い部(5)が設けられる、
    空気調和機(1)。
  2. 前記囲い部(5)は、
    前記放電ユニット(63)側に設けられ、前記接点に対向する第1開口(69b)を有する第1囲い部(69)と、
    前記本体部(2)側に設けられ、前記放電ユニット(63)が前記本体部(2)に取り付けられた状態で前記本体側接触子(75)と共に前記第1開口(69b)に挿入され前記第1開口(69b)を閉じる凸状の形状を有する第2囲い部(32)と、
    を有する、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  3. 前記囲い部(5)は、
    前記放電ユニット(63)側に設けられ、前記接点に対向する第2開口(69a)を有する第1囲い部(69)と、
    前記本体部(2)側に設けられ、前記放電ユニット(63)が前記本体部(2)に取り付けられた状態で前記第2開口(69a)を閉じる第3囲い部(64)と、
    を有する、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  4. 前記本体部(2)は、
    前記本体側接触子(75)が設けられる第1本体部(3)と、
    前記第1本体部(3)に着脱自在に取り付けられる第2本体部(4)と、
    を有し、
    前記放電ユニット(63)は、前記第1本体部(3)と前記第2本体部(4)との間に配置され、
    前記囲い部(5)は、
    前記放電ユニット(63)側に設けられ、前記第1本体部(3)に面する部分に設けられ前記接点に対向する第1開口(69b)と前記第2本体部(4)に面する部分に設けられ前記接点に対向する第2開口(69a)とを有する第1囲い部(69)と、
    前記第1本体部(3)側に設けられ、前記放電ユニット(63)が前記第1本体部(3)と前記第2本体部(4)との間に取り付けられた状態で前記本体側接触子(75)と共に前記第1開口(69b)に挿入され前記第1開口(69b)を閉じる凸状の形状を有する第2囲い部(32)と、
    前記第2本体部(4)側に設けられ、前記放電ユニット(63)が前記第1本体部(3)と前記第2本体部(4)との間に取り付けられた状態で前記第2開口(69a)を閉じる第3囲い部(64)と、
    を有する、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  5. 前記囲い部(5)は、前記接点と前記アース部(73)との間を仕切る仕切部材(72b)をさらに有する、
    請求項1から4のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  6. 前記放電電極(70)は、ストリーマ放電を生じさせる、
    請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(1)。
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