JP2007060886A - 磁力線を利用した発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発電とは方式、規模等に関わらず基本的にプロペラ等の回転エネルギーを電力に変えることであるが、プロペラを回転させる動力を生み出すために多くの地球資源を用いてきた。また太陽エネルギー等を用いた無燃料の自家発電装置は依然大変高額なものが多く一般家庭への普及の妨げとなっている。本発明は低価格の自然環境に優しい発電装置を提案する。
【解決手段】磁石を束ね放出され続ける磁力線によりプロペラが回転し、さらに回転したプロペラの回転力を用いて発電・蓄電し出力する真空に近い状態で外側をシールドされた発電装置であり、磁力線を用いた回転力により無燃料にも係わらず安定した電力が得られる。
【選択図】図１
【解決手段】磁石を束ね放出され続ける磁力線によりプロペラが回転し、さらに回転したプロペラの回転力を用いて発電・蓄電し出力する真空に近い状態で外側をシールドされた発電装置であり、磁力線を用いた回転力により無燃料にも係わらず安定した電力が得られる。
【選択図】図１
Description
本発明は磁力線を利用した発電装置に関するものである。
従来、発電は火力、風力、水力、原子力が大部分を占めており世界の消費電力を補っている。しかし火力や原子力のエネルギー源は地球の資源を削り使用しており、近い将来消滅すると言われている。
その為、太陽エネルギーを用いた自家発電など、無燃料・無公害の製品が多く取り沙汰されており、人々の地球環境への注目度を知ることができる。
発電とは方式、規模等に関わらず基本的にプロペラ等の回転エネルギーを電力に変えることであるが、プロペラを回転させる動力を生み出すために多くの地球資源を用いてきた。また太陽エネルギー等を用いた無燃料の自家発電装置は依然大変高額なものが多く一般家庭への普及の妨げとなっている。
本発明は上記事情を鑑みてなされたもので、一切の燃料を用いることなく、しかも低コストで提供することができる発電装置である。
プロペラを回転させ発電するという原理は風力発電等と変わらないが、本発明の基本となる所は磁力による磁力線とそれに反発すべくプロペラ本体が磁石になっていることである。
ビームマグネットとは磁石を同極方向でまとめることにより、Ｓ極に放出される磁力線が一方向にまとまっている状態のことを言う。
数枚重ね合わせた磁石のＮ極からＳ極に向かって放出される長距離の磁力線を利用し、シールドされたＳ極の同軸に取り付けたＮ極のプロペラの先にぶつけることにより反発しプロペラを回す。
磁力線の方向・距離、プロペラの角度・枚数等を調整することにより、より効率の良いプロペラの回転を生みだすことが出来る。
このプロペラの回転力によりプロペラの軸に設置されたダイナモを通し発電する。
また発電された電力を貯めるため、キャパシタを設け蓄電し必要な時に電力を供給することができる。
本発明の発電装置は磁力線を用いてプロペラを回転させるため、無燃料の継続的な発電を続けることが可能となる。
また本発明の原理は発電容量の大きさに関係なく利用することが可能である。
以下に本発明を図面にした実施例に基づいて説明する。
図１は本発明に係る発電装置の全体図で、同極方向を重ねた合わせた磁石Ａ、磁石Ａから放出される磁力線Ｂ、磁力線Ｂを受けるＮ極のプロペラＣ、プロペラＣの回転力により発電するダイナモＤ、ダイナモＤにより発電された電力を貯蓄するキャパシタＥ、キャパシタＥより出力される端子Ｆ、また磁場の影響、空気抵抗を減らすためシールドを施し真空に近い状態にしたシールドボックスＧである。
磁石Ａでは、図２のようにＳ極をシールドすることにより磁力線への影響を防ぎ、一定方向へＢを放出する。
放出された磁力線ＢはＳ極の同軸をシールドしたＮ極のプロペラにぶつかる。磁力線Ｂの磁力がプロペラＣを回転させる力となる。
プロペラＣの角度を変えることにより回転方向、回転効率を調整できる。図３のようにプロペラＣのＳ極の同軸をシールドすることが重要である。シールドしない場合、磁力の性質上磁力線ＢはＳ極の同軸向かい曲がってしまい、プロペラＣが回転しなくなってしまう。
磁力線Ｂにより回転するプロペラＣの同軸とダイナモＤは直結しており、プロペラＣの回転力がダイナモＤにより電力に変換される。
ダイナモＤにより変換された電力はキャパシタＥにより蓄電され安定した電力を供給することが出来、出力端子Ｆへとつながる。
シールドボックスＧは本装置を収納するボックスであり、外部からは出力端子Ｆしか見ることが出来ない。またＸ線を通さない特殊シールドを用いる事により磁場からの影響を阻止することが出来る。さらに本装置内を真空に近い状態にすることにより、空気抵抗、摩擦を減らすことが出来、効率の良い発電力を得られる。
本発明は以上説明したように、磁石を束ね放出され続ける磁力線によりプロペラが回転し、さらに回転したプロペラの回転力を用いて発電・蓄電し出力する真空に近い状態で外側をシールドされた発電装置の製造方法であり、磁力線を用いた回転力により無燃料にも係わらず安定した電力が得られることを確認した。
Ａ 磁石
Ｂ 磁力線
Ｃ プロペラ
Ｄ ダイナモ
Ｅ キャパシタ
Ｆ 出力端子
Ｇ シールドボックス
Ｂ 磁力線
Ｃ プロペラ
Ｄ ダイナモ
Ｅ キャパシタ
Ｆ 出力端子
Ｇ シールドボックス
Claims (3)
- 数枚重ね合わせた磁石のＮ極からＳ極に向かって放出される長距離の磁力線を、シールドされたＳ極の同軸に取り付けたＮ極のプロペラの先にぶつけることによりプロペラを回し、そのプロペラを回転力により発電することを特徴とする箱型の発電装置。
- プロペラの回転をダイナモにより発電させ、その発生電力をキャパシタに蓄電することを特徴とする請求項１記載の箱型の発電装置。
- 強力な磁力を遮断する防磁シールドを加工し、真空に近づける処理をすることにより、メカニカルな面、空気抵抗、地場の影響を防ぐことを特徴とする請求項１又は請求項２記載の箱型の発電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005276664A JP2007060886A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 磁力線を利用した発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005276664A JP2007060886A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 磁力線を利用した発電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007060886A true JP2007060886A (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=37923830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005276664A Pending JP2007060886A (ja) | 2005-08-26 | 2005-08-26 | 磁力線を利用した発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007060886A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11175331B2 (en) | 2016-02-03 | 2021-11-16 | Robert Bosch Gmbh | Aging detector for an electrical circuit component, method for monitoring an aging of a circuit component, component and control device |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS62210857A (ja) * | 1986-03-08 | 1987-09-16 | Toshio Takayama | 磁石原動機 |
| JPH0391063U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-17 | ||
| JPH1169772A (ja) * | 1993-06-08 | 1999-03-09 | Minoru Sugiyama | 磁力による自動連続浮上推力発生構造、及びその走行システ ム、動力システム、発電システムへの応用 |
| JPH11160471A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-18 | Ebara Corp | 磁気浮上ステージ |
| JPH11168873A (ja) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Hideo Okamoto | 磁力反発回転機 |
| JP2003224964A (ja) * | 2002-01-28 | 2003-08-08 | Toshiji Hanada | 磁力応用回転装置 |
-
2005
- 2005-08-26 JP JP2005276664A patent/JP2007060886A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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